JP4534654B2 - トナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置 - Google Patents

トナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は画像形成装置に採用されているトナー付着量を検出するセンサの出力の処理方法及び該処理方法を実行する画像形成装置に関する。
画像形成装置では、感光体等の静電潜像担持体、使用トナー、周辺機器などが疲労、経時変化、周囲の温湿度変化などの影響を時々刻々受け、そのため、形成される画像の濃度が変化する。
そこで、画像濃度を再現性良好に安定化させるために、帯電装置による感光体の帯電電位、現像バイアス電位、画像露光装置の露光量等の画像形成条件を制御しなければならない。
例えば、色の異なる複数のトナーを用いるとともに中間転写体を用いて画像形成する電子写真方式のカラー画像形成装置についてみると、画像形成条件調整対象の各色トナーについて、例えば該中間転写体上にトナーパッチを形成し、該トナーパッチの濃度を測定した結果に基づいて画像形成条件を調整することで、各色のトナー像を適切な画像濃度で形成し、最終的に出力される画像の品位を向上させることが行われている。
このような画像形成条件調整を行うためには、前提として、該調整に供するトナーパッチの濃度、すなわち該トナーパッチにおけるトナー付着量を検出しなければならない。そのため画像形成装置には、通常、静電潜像担持体、中間転写体等の像担持体上に形成される画像形成条件調整のためのトナーパッチの濃度、すなわち、該パッチにおけるトナー付着量を検出するトナー付着量センサが搭載されている。
かかるトナー付着量センサを搭載した画像形成装置では、画像形成条件調整モード時に、像担持体(例えば中間転写ベルト)上にトナーパッチを描き、該パッチにおけるトナー付着量をトナー付着量センサで読み取り、センサ出力値からトナー付着量を推測し、それに基づき、画像形成条件調整後に適正な濃度の画像が出力されるように画像形成条件のうち少なくとも一つ(例えば現像条件)が制御される。
かかるトナー付着量センサとしては、図7に示すように、発光素子LEからトナーパッチTPに光を照射して該パッチからの反射光を受光素子LRで受光し、その受光量に基づきトナー付着量を推測する方式のものが広く用いられている。照射光、換言すればトナーパッチへの入射光は、主に赤外線や可視光が用いられる。
ところが、中間転写ベルト等の像担持体上に形成されるトナーパッチにおいては、該パッチ形成領域が完全にトナーで覆われる場合は別として、通常は、図8(A)に示すように、トナー付着部分と像担持体裸面が露出した部分が生じ、このトナーパッチに光を照射すると、トナーが付着していない像担持体裸面では図8(B)のように正反射が生じるが、トナー付着部分では図8(C)に示すようにトナーT表面の凹凸によりあらゆる方向に反射光が散乱する乱反射が生じる。
従ってセンサにおいて受光する反射光には、像担持体裸面での正反射による反射光とトナー表面での乱反射による乱反射光が混ざっているので、トナーパッチによる反射光の量を直接センサ出力とする方式では、トナーパッチからの反射光中に像担持体裸面からの正反射光が未だ支配的に存在しているトナー付着量が中程度のときの該パッチからの反射光量と、トナーパッチからの反射光中にトナー付着部分からの乱反射光が支配的に存在するトナー付着量が高付着量の場合の該パッチからの反射光量とが一致する場合には、図9に示すように、トナーの中程度付着量m1と高付着量m2とでセンサ出力が同一となり、トナーの中程度付着量と高付着量を識別できなくなる。
このような現象が生じないようにするため、特開2002−310901号公報は、図10に示すように、受光素子としてP波成分受光用の素子LRPとS波成分受光用の素子LRSとを用い、素子LRPの前にP波用偏光板PPを、素子LRSの前にS波用偏光板SPを配置し、トナーパッチTPからの反射光をP波成分とS彼成分に偏光分離させて、P波成分、S波成分をそれぞれ独立した受光素子LRP、LRSで検出する偏光分離方式のトナー付着量センサを開示している。
ここでP波とは反射面の法線に平行な偏光成分であり、S波とは該法線に直角な偏光成分である。
このように反射光をP波とS波に分離した場合、像担持体裸面、トナー付着部分それぞれからの反射光は次のように分類することができる。
反射光 像担持体裸面 トナー付着部分
P波成分 正反射によるP波 乱反射によるP波
S波成分 正反射によるS波 乱反射によるS波
トナー表面で生じる乱反射光は、あらゆる方向にランダムに反射されるため、乱反射光のP波成分の大きさと乱反射光のS波成分の大きさは、完全に同一となるわけではないがほぼ同じものとなる。よって、受光素子LRPからのP波成分出力から受光素子LRSからのS波成分出力を回路(図示省略)上で引き算することで、トナー付着部分からの乱反射光成分を低減することができる。偏光分離方式のトナー付着量センサは、トナー付着部分からの乱反射光成分を低減させることで実質上像担持体裸面からの反射光のみを検出し、トナーによる像担持体表面の隠蔽状態を読みとり、これをもってトナー付着量を検出できる、との考え方によるものである。この場合のトナー付着量検出特性曲線は図11に示すように単調減少関数曲線となる。
特開2002−310901号公報
しかしながら、P波出力からS波出力を引き算すると、P−S出力(P波成分−S波成分出力)が実際には負の値になることがある。この場合、偏光分離方式によるトナー付着量センサではセンサの回路上、負の値が出力されない。この問題を解決するために、センサの電源電圧を入れると、センサが発光していない状態でも、P波出力からS波出力を引き算したP−S出力として少量のセンサ出力(オフセット出力)が得られるようにすることが考えられる。
ところが、既述のとおり、トナー表面での乱反射光のP波成分の大きさとS波成分の大きさは全く同一な値ではないので、実際には、P波出力からS波出力を引き算させても、トナー表面での乱反射光を完全には消去することはできない。
また、トナー付着量検出対象のトナーパッチの色(使用トナーの色)によって、該パッチの入射光の波長に対する分光反射率が異なるために(図12参照)、異なる色のトナーパッチについてそれらのトナー付着量を検出するときには、それらの色の異なるパッチ相互においてトナー付着量が同一、トナーによる像担持体表面の隠蔽状態も同一であったとしても、トナー付着部分での乱反射光のP波成分からS波成分を引き算した値が色によって異なる。
このため、トナー付着量とセンサ出力の関係を示すP−Sセンサ出力特件曲線に色によって違いが生じる。図13はトナーパッチへの入射光に可視光を採用する偏光分離方式のセンサを採用した場合のトナー付着量とセンサ出力の関係を示すP−Sセンサ出力特件曲線を示しており、且つ、色によって該特性曲線に違いが生じることを示している。
一方、トナー付着量センサを搭載した画像形成装置では、センサの出力をアナログ−デジタル変換(A/D変換)によりデジタル値に変換し、このデジタル値を画像形成条件調整に供するのが一般的である。例えば、8bitデジタル化の場合、像担持体裸面からの反射光に基づくセンサ出力を255とし、センサ出力の0値を0とするデジタル値(0−255)を用いる。この処理は規格化処理と称され、規格化処理して変換して得られる値は規格化センサ出力値と称されている。
前記の偏光分離方式のトナー付着量センサの出力を規格化処理する場合、センサの発光素子の発光波長に対する分光反射率の低い色のトナーパッチでは、トナー表面における乱反射光のP波成分とS波成分が微小でほぼ等しくなるため、像担持体裸面の大部分をトナーが覆うトナー高付着量のパッチになると、P−Sセンサ出力特性曲線はオフセット出力値に収束していくと考えられる。よって、分光反射率の低い色のトナーパッチでは、センサ出力値を規格化センサ出力値に変換する際に、例えば8bitデジタル変換するとすれば、像担持体裸面でのセンサ出力の規格化センサ出力値を255、オフセット出力値の規格化センサ出力値を0とする規格化処理を行えばよい。
ところが、いずれの色のトナーパッチについても、像担持体裸面でのセンサ出力の規格化センサ出力値を255、オフセット出力値を0とする規格化処理を行うと、前述のようにトナーパッチの色によってP−Sセンサ出力特性曲線が異なるため、パッチの色によってはセンサ出力がオフセット出力値より低い値になるようなトナー高付着量のパッチがあり得るところ、そのようなトナー高付着量のパッチについてのトナー付着量を検出できなくなる。
また、いずれの色のトナーパッチについても、像担持体裸面でのセンサ出力の規格化センサ出力値を255、センサ出力の0(V)を0とする規格化処理を行うと、色によってはセンサ出力特性曲線が0(V)まで下がることがないことがあり得るところ、その場合、規格化センサ出力値の低い方の部分を使用することがなくなり、トナーパッチにおけるトナー付着量の大小がセンサ出力の大きい違いとなって明瞭にあらわれ難くなる。
そこで本発明は、画像形成装置における像担持体上に描かれる画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量を検出するために該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射し、該入射光に起因する反射光から偏光分離方式によりトナー付着量を検出するトナー付着量センサの出力の処理方法であって、トナーパッチの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よくトナー付着量を把握することを可能にする画像形成装置におけるトナー付着量センサ出力処理方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、像担持体上に描かれる画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量を検出するトナー付着量検出装置を有する画像形成装置であって、該トナー付着量検出装置によるトナーパッチのトナー付着量の検出が、トナーパッチの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よく行われ、ひいては該検出トナー付着量に基づいて画像形成条件の調整を適切に行える画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は次のトナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置を提供する。
(1)トナー付着量センサ出力の処理方法
画像形成装置における像担持体上に描かれるトナーパッチのトナー付着量を検出するために該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射し、該入射光に起因する反射光から偏光分離方式によりトナー付着量を検出するトナー付着量センサからの出力の処理方法であり、該トナー付着量センサ出力をトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換する規格化処理を行い、該規格化処理にあたり、トナー付着量検出対象トナーパッチの前記入射光の波長に対する分光反射率の大きさに応じて規格化処理のために採用する該トナー付着量センサ出力の最小レベルを切り換える画像形成装置におけるトナー付着量センサ出力処理方法。
このトナー付着量センサ出力処理方法によると、偏光分離方式によるトナー付着量センサの出力が、トナーパッチにおける実際のトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換され、且つ、その規格化処理にあたっては、トナー付着量検出対象トナーパッチへのセンサ入射光の波長に対応する該トナーパッチの色の違いによる分光反射率の大きさに応じて規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルが切り換えられる。
さらに言えば、前記規格化処理にあたり、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを予め定めた低い第1のレベルに設定して規格化処理を行い、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い色のトナーパッチよりも該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを前記第1のレベルより高い予め定めた第2のレベルに設定して規格化処理を行う。
従って、トナーパッチのトナーの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よく該パッチのトナー付着量を把握することを可能にする規格化センサ出力値が得られ、ひいては、該規格化センサ出力値が示すトナー付着量に基づいて画像形成条件を適切に調整することができる。
トナー付着量センサで採用するトナーパッチへの入射光は赤外線光でもよいが、センサを安価なものにするうえでは、偏光板が安価に入手できる可視光の方が好ましい。
(2)画像形成装置
像担持体上に描かれるトナーパッチのトナー付着量を検出するトナー付着量検出装置を有する画像形成装置であり、該トナー付着量検出装置は、該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射し、該入射光に起因する反射光から偏光分離方式によりトナー付着量を検出するトナー付着量センサと、該トナー付着量センサからの出力をトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換する規格化処理を行う規格化処理部とを含んでおり、該規格化処理部は該規格化処理にあたり、トナー付着量検出対象トナーパッチの前記入射光の波長に対する分光反射率の大きさに応じて規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを切り換える画像形成装置。
この画像形成装置によると、それに備えられているトナー付着量検出装置は、偏光分離方式によるトナー付着量センサの出力を規格化処理部において規格化処理して規格化センサ出力値に変換する。そして、規格化処理部は規格化処理にあたり、トナー付着量検出対象トナーパッチへのセンサ入射光の波長に対する該パッチの色の違いによる分光反射率の大きさに応じて規格化処理のためのトナー付着量センサ出力の最小レベルを切り換える。
さらに言えば、前記規格化処理部は、規格化処理にあたり、前記トナーパッチへの入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを予め定めた低い第1のレベルに設定して規格化処理を行い、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い色のトナーパッチよりも該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを前記第1のレベルより高い予め定めた第2のレベルに設定して規格化処理を行う。
従って、トナーパッチのトナーの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よく該パッチのトナー付着量を把握することを可能にする規格化センサ出力値が得られ、ひいては、該規格化センサ出力値が示すトナー付着量に基づいて画像形成条件を適切に調整することができる。
本発明に係る画像形成装置においても、トナー付着量センサで採用するトナーパッチへの入射光は赤外線光でもよいが、センサを安価なものにするうえでは、偏光板が安価に入手できる可視光の方が好ましい。
以上説明したトナー付着量センサ出力の処理方法、画像形成装置のいずれにおいても、トナー付着量センサとして、該センサに電源電圧を印加すると、トナーパッチへ光を照射(入射)するためのトナー付着量センサにおける発光がなされていない状態でも、センサ出力(P−S出力)として所定の小さい出力(オフセット出力)が得られるものを例示できる。
このようなトナー付着量センサを採用する場合、前記の分光反射率が低い色のトナーパッチ(例えばセンサ発光が可視光であればシアントナーパッチや黒トナーパッチ)についての規格化処理にはトナー付着量センサ出力の最小レベルとして該オフセット出力を採用し、分光反射率が高い色のトナーパッチ(例えば例えばセンサ発光が可視光であればマゼンタトナーパッチやイエロートナーパッチ)についての規格化処理にはトナー付着量センサ出力の最小レベルとして0〔V〕を採用することができる。
そして、例えば、分光反射率が低い色のトナーパッチについての規格化センサ出力値として、センサ出力がオフセット出力のとき「0」、像担持体裸面からの反射光によるセンサ出力を255(8bitの場合)とするデジタル値(0−255)を用い、分光反射率が高い色のトナーパッチについての規格化センサ出力値として、センサ出力が0〔V〕のとき「0」、像担持体裸面からの反射光によるセンサ出力を255(8bitの場合)とするデジタル値(0−255)を用いることができる。
以上説明したトナー付着量センサ出力の処理方法、画像形成装置のいずれにおいても、前記像担持体としては、現像により可視トナー像に変換可能の静電潜像を担持するための静電潜像担持体(例えば感光体ドラム、感光体ベルトのような感光体)、記録材へのトナー像2次転写に先立って該トナー像が感光体等から1次転写される中間転写体(例えば中間転写ベルト、中間転写ドラム)及び記録材を保持して該記録材にトナー像を直接転写するための転写体(例えば転写ベルト、転写ドラム)のうちのいずれかを挙げることができる。
以上説明したように本発明によると、画像形成装置における像担持体上に描かれる画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量を検出するために該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射し、該入射光に起因する反射光から偏光分離方式によりトナー付着量を検出するトナー付着量センサの出力の処理方法であって、トナーパッチの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よくトナー付着量を把握することを可能にする画像形成装置におけるトナー付着量センサ出力処理方法を提供することができる。
また、本発明によると、像担持体上に描かれる画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量を検出するトナー付着量検出装置を有する画像形成装置であって、該トナー付着量検出装置によるトナーパッチのトナー付着量の検出が、トナーパッチの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチまで精度よく行われ、ひいては該検出トナー付着量に基づいて画像形成条件の調整を適切に行える画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の1例の概略構成を示している。図2は図1の画像形成装置における制御回路の概略ブロック図である。
図1に示す画像形成装置は電子写真方式の画像形成装置であり、タンデム型のフルカラー画像形成装置である。
この画像形成装置は、プーリ71、72、73に巻き掛けられて図中反時計方向(図中矢印方向)に回転駆動される無端ベルトの形態の中間転写体8を備えている。図中左下のプーリ72には中間転写体8上の残留トナー等を除去するクリーナCLが臨んでおり、図中右側のプーリ71には2次転写ローラ10が臨んでいる。2次転写ローラ10の上方には定着装置11が設置されている。
プーリ72、71の間には中間転写体8に対し、プーリ72から71に向けて、イエロー画像形成部Y、シアン画像形成部C、マゼンタ画像形成部M及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。図1中74は中間転写体8の張設用ローラである。
各画像形成部は、ドラム型の感光体1を備えており、該感光体の周囲に帯電装置2、画像露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ6及び感光体上の残留トナー等を除去するクリーナ5がこの順序で配置されている。一次転写ローラ6は中間転写ベルト8を間にして感光体1に対向している。
各画像形成部の帯電装置2には、図2に示すように、制御部CONTの指示のもとに、その画像形成部用の出力可変帯電用電源YPW2、CPW2、MPW2又はKPW2から感光体帯電用の所定の高電圧が所定のタイミングで印加される。各画像形成部の現像装置4の現像ローラ41には、制御部CONTの指示のもとに、その画像形成部用の現像バイアス電源YPW4、CPW4、MPW4又はKPW4から所定の現像バイアスが所定のタイミングで印加される。
各画像形成部の1次転写ローラ6や2次転写ローラ10に対しても制御部CONTの指示のもとに図示省略の各転写ローラ用電源から所定の転写電圧が所定タイミングで印加される。
さらに、各画像形成部における画像露光装置3や、感光体1、現像装置4、一次転写ローラ6の各駆動モータ(図示省略)等、また、中間転写体を巻き掛けたプーリを駆動するモータや2次転写ローラ駆動モータ(いずれも図示省略)、定着装置11等も制御部CONTの指示のもとに所定タイミングで動作するようになっている。
この画像形成装置は、図1に示すように、中間転写ベルト8に臨むトナー付着量センサ9も有している。図3は該センサ9と規格化処理部90とからなるトナー付着量検出装置900の回路構成を示している。
トナー付着量センサ9は、後述するように中間転写ベルト8上に形成される画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量を検出するためのもので、図10に示すセンサと同じく偏光分離方式によるトナー付着量センサであり、トナーパッチに光照射するための発光素子LE、P波成分受光用の素子LRP、S波成分受光用の素子LRS、素子LRPの前に配置されたP波用偏光板PP及び素子LRSの前に配置されたS波用偏光板SPを含んでいる。
図3に示すように、発光素子LEは本例では発光量一定化回路の制御のもとに一定光量の、略660nm〜670nmの間に中心波長を有する可視光(図12参照)をトナーパッチに照射するものである。発光素子LEからの可視光照射によりトナーパッチから反射される反射光は、偏光板PP、SPによりP波成分とS波成分に偏光分離され、P波成分は受光素子LRPに、S波成分は受光素子LRSに検出される。各受光素子の出力は増幅回路により増幅され、演算回路に入力される。該演算回路はP波成分からS波成分を引き算し、それにオフセット出力を付加したものをセンサ出力(P−S出力)としてを規格化処理部90へ入力する。
ここでのオフセット出力は、トナー付着量センサ9に電源電圧Vccを印加したとき、発光素子LEが発光していない状態でも、センサ出力(P−S出力)として演算回路から出力される小さい出力値である。P波成分からS波成分を引き算すると負の値が得られる場合があり得るが、回路構成上、負の値は出力されないので、センサ9の電源電圧Vccを入れると、発光素子LEが発光していない状態でも、P波成分からS波成分を引き算したときに少量の出力(オフセット出力)が得られるようにし、これにより、トナー高付着量のトナーパッチについてトナー付着量を検出する場合でも、演算回路出力(P−S出力)が正の値になるようにしている(図4参照)。
規格化処理部90は本例では制御部CONTに組み込まれている(図2参照)。規格化処理部90はセンサ9のP−S出力をトナーパッチにおけるトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換し、画像形成条件調整に供する。
さらに説明すると、図4に示すように、発光素子LEの発光波長(ここでは発光素子LEからの可視光の中心波長)に対する分光反射率の高い、マゼンタやイエローのトナーパッチのトナー付着量検出においては、センサ出力特性曲線が、トナー高付着量パッチになると0〔V〕に収束していき、分光反射率の低い、シアンやクロ(黒)のトナーパッチのトナー付着量検出においては、センサ出力特性曲線が、トナー高付着量パッチになるとオフセット値に収束していく。
そこで、規格化処理部90はセンサ9の演算回路から入力されてくるセンサ出力(P−S出力)をA/D変換し、センサ出力デジタル表示値として読み取る。センサ出力は、センサ9の電源電圧Vcc以上の値は出力されないので、センサ出力デジタル表示値の最大値をセンサ電源電圧とする。例えばVcc=5.0〔V〕のとき、8bit表示を採用する場合、センサ出力の0〔V〕を「0」、センサ出力の5.0〔V〕を「255」とするセンサ出力デジタル表示値(0−255)を用いる。
このセンサ出力デジタル表示値を用いて、センサ出力をトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換する。まず、トナーパッチの付着量を検出する前に、センサ9のオフセット値を検出する。センサ9のオフセット値はセンサ9の発光素子LEを発光させずに電源電圧のみを入れた状態でセンサ出力値を読み取ることで検出する。次に、中間転写ベルト8のベルト裸面でのセンサ出力値を読み取る。
そして、規格化処理部90は、トナー付着量検出対象トナーパッチにおけるトナー付着量を検出する場合のセンサ出力を規格化センサ出力値に変換するにあたっては、該検出対象トナーパッチの色に応じて規格化処理のために採用するセンサ出力の最小レベルを切り換えて、すなわち、マゼンタ、イエローのパッチについては最小レベルを0〔V〕とし、シアン、クロのパッチについては最小レベルをオフセット値としてセンサ出力を規格化センサ出力値に変換する。その変換のために次の規格化式を用いてセンサ出力を規格化センサ出力値に変換する。なお、以下の規格化式において、「トナーパッチ検出値」とは、トナーパッチからの反射光中のP波成分からS波成分を引き算した出力値であり、「ベルト裸面検出値」とは、中間転写ベルト8のベルト裸面からの反射光中のP波成分からS波成分を引き算した出力値である。
クロ、シアンのトナーパッチについては、
規格化センサ出力値=〔(トナーパッチ検出値−オフセット値)/(ベルト裸面検出値− オフセット値)〕×255
マゼンタ、イエローのトナーパッチについては、
規格化センサ出力値=(トナーパッチ検出値/ベルト裸面検出値)×255 である。
このようにして計算された規格化センサ出力値から、あらかじめ実験等による測定により求めておいた規格化センサ出力値−トナー付着量テーブル(図5参照)で、トナー付着量を求めることができる。
以上説明した画像形成装置によると、次のように画像形成がなされる。
画像形成にあたっては、最終的に形成されるべき画像に応じて、画像形成部Y、C、M及びKのうち少なくとも一つにおいて画像形成される。
画像形成部Y、C、M及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像が形成され、中間転写ベルト8に一次転写される。
すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体1が図中時計方向に回転駆動され、電源YPW2(図2参照)から帯電用高電圧を印加された帯電装置2にて感光体1表面が一様に所定電位に帯電せしめられ、該帯電域に画像露光装置3からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体1上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像装置4の現像バイアスを印加された現像ローラ41にて現像されて可視イエロートナー像となり、該トナー像が一次転写電圧を印加された一次転写ローラ6にて中間転写ベルト8上に転写される。
同様にして、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写され、マゼンタ画像形成部においてマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。
これらイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト8上に重ねて転写されるタイミングで形成される。
かくして中間転写ベルト8上に形成された多重トナー像は中間転写ベルト8の回動により2次転写ローラ10へ向け移動する。
一方、図示省略の記録材供給部から、中間転写ベルト8上の多重トナー像と同期をとって記録材Sが中間転写ベルト8と2次転写ローラ10との間に供給され、2次転写電圧を印加された2次転写ローラ10にて多重トナー像が記録材S上に転写れる。その後記録材Sは定着装置11に通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録材Sに定着され、所定のカラー画像が形成される。
以上説明した画像形成装置では画像濃度を適切なものとするための画像形成条件を次のように調整することができる。
すなわち、制御部CONT内に予め設定されたタイミング、例えば画像形成装置本体電源投入のタイミングや、所定枚の画像形成毎、所定時間経過のタイミング等で画像形成条件調整モードに入ると、制御部CONTの指示のもとに、制御部CONT内に予め設定された色順序で各色トナーについて、複数個ずつ矩形のトナーパッチが中間転写ベルト8上に中間転写ベルト表面進行方向に沿って形成される。
各色トナーについての複数個のトナーパッチは、例えば、制御部CONTの指示のもとに、それらパッチを形成する画像形成部において感光体帯電用電源の電圧を切り替えて感光体ドラムの帯電電位を切り替えることで、画像濃度(トナー付着量)を変えて形成される。
このようにして中間転写ベルト8上に形成される各色毎に複数のトナーパッチのそれぞれにおけるトナー付着量が前記のトナー付着量センサ9により検出され、該センサ出力(P−S出力)が制御部CONTに内蔵された規格化処理部90に入力され、規格化センサ出力値を算出し、さらに該規格化センサ出力値をトナー付着量に変換する。そして、複数個のトナーパッチに対するトナー付着量の結果から、制御部CONT内に予め設定されたトナー付着量になるような、感光体帯電電位を得る帯電用電源出力を設定する。かくして、所定の画像濃度を得ることができる画像形成条件の調整がなされる。
以上説明したトナー付着量センサ9では、発光素子LEとして可視光を発するものを採用したが、赤外線光を発するものを採用することもできる。その場合、トナーパッチの色の違いによる分光反射率の相違によるセンサ出力特性曲線はトナーパッチの色に応じて図6に例示するようになる。この場合、規格化処理部90は、センサ出力の規格化処理にあたり、クロトナーパッチについてはセンサ出力の最小レベルとしてオフセット出力を採用し、シアン、マゼンタ、イエローの各色トナーパッチについては、センサ出力の最小レベルとして0〔V〕を採用するように構成すればよい。
以上説明した画像形成装置では、各色トナーについての画像濃度の異なる複数のトナーパッチの形成を感光体帯電用電源の出力を切り替えること、換言すれば、感光体帯電電位を切り替えることで行ったが、現像バイアス電位の切り替え、画像露光装置の露光量の切り替え、感光体と現像ローラの周速比の切り替え等で行うことも可能である。
また、以上説明した画像形成装置はタンデム型のカラー画像形成装置であったが、本発明に係るトナー付着量センサ出力の処理方法を実行できる画像形成装置はこれに限定されるものではなく、所謂4サイクル型のカラー画像形成装置やモノカラー画像形成装置であってもよい。
本発明はカラー画像形成装置等の画像形成装置において、画像形成条件調整のためのトナーパッチのトナー付着量検出を該トナーパッチの色の違いに拘らず、また、トナー高付着量のトナーパッチについても精度よく行って、適切な濃度の画像を形成することに利用できる。
本発明に係る画像形成装置の1例の概略構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御回路を示す概略ブロック図である。 トナー付着量検出装置の回路構成を示す図である。 トナーパッチの分光反射率の違いによるセンサ出力特性曲線の違い等を示す図である。 規格化センサ出力値とトナー付着量の関係を示すテーブルである。 センサ発光に赤外線光を使用する場合のトナーパッチの分光反射率の違いによるセンサ出力特性曲線の違いを示す図である。 トナー付着量センサの従来例を示す図である。 図8(A)はトナーパッチを例示する図であり、図8(B)は該パッチにおける像担持体裸面からの正反射光を、図8(C)は該パッチにおけるトナー付着部分からの乱反射光を示す図である。 トナーパッチからの反射光量を直接センサ出力とする場合のセンサ出力とトナー付着量の関係を示す図である。 偏光分離方式のトナー付着量センサの原理を示す図である。 図10に示すセンサによるセンサ出力とトナー付着量の関係を示す図である。 センサ発光波長に対するトナーパッチの分光反射率の違いを示す図である。 トナーパッチの分光反射率の違いによるセンサ出力特性曲線の違いを示す図である。
符号の説明
Y イエロー画像形成部
C シアン画像形成部
M マゼンタ画像形成部
K ブラック画像形成部
1 感光体
2 帯電装置
3 画像露光装置
4 現像装置
41 現像ローラ
5 クリーナ
6 1次転写ローラ
71、72、73 プーリ
8 中間転写ベルト
900 トナー付着量検出装置
9 トナー付着量センサ
90 規格化処理部
LE 発光素子
LRP P波成分受光用の素子
LRS S波成分受光用の素子
PP P波用偏光板
PS S波用偏光板
10 2次転写ローラ
11 定着装置
YPW2、CPW2、MPW2、KPW2
感光体帯電用電源
YPW4、CPW4、MPW4、KPW4
現像バイアス電源
CONT 制御部

Claims (6)

  1. 画像形成装置における像担持体上に描かれるトナーパッチのトナー付着量を検出するために該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を発光素子から入射し、該入射光に起因する反射光のP波成分をP波成分受光素子で、S波成分をS波成分受光素子でそれぞれ受光し、該P波成分受光素子の出力から該S波成分受光素子の出力を差し引いて得られる出力に基づいてトナー付着量を検出する偏光分離方式のトナー付着量センサからの出力の処理方法であり、
    該トナー付着量センサ出力をトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換する規格化処理を行い、該規格化処理にあたり、トナー付着量検出対象トナーパッチの前記入射光の波長に対する分光反射率の大きさに応じて規格化処理のために採用する該トナー付着量センサ出力の最小レベルを切り換え、
    該トナー付着量センサ出力の最小レベルの切り換えは、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを予め定めた低い第1のレベルに設定し、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い色のトナーパッチよりも該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを前記第1のレベルより高い予め定めた第2のレベルに設定することで行い、
    前記第1のレベルとして0〔V〕を採用し、前記第2のレベルとして前記発光素子が発光していない状態での前記トナー付着量センサのオフセット出力(>0〔V〕)を採用することを特徴とするトナー付着量センサ出力処理方法。
  2. 前記トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射するにあたっての該入射光が可視光であり、該入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチはイエロートナーパッチ又はマゼンタトナーパッチであり、該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチは黒トナーパッチ又はシアントナーパッチである請求項1記載のトナー付着量センサ出力処理方法。
  3. 前記像担持体は、現像により可視トナー像に変換可能の静電潜像を担持するための静電潜像担持体、記録材へのトナー像2次転写に先立って該トナー像が1次転写される中間転写体及び記録材を保持して該記録材にトナー像を直接転写するための転写体のうちのいずれかである請求項1又は2記載のトナー付着量センサ出力処理方法。
  4. 像担持体上に描かれるトナーパッチのトナー付着量を検出するトナー付着量検出装置を有する画像形成装置であり、該トナー付着量検出装置は、該トナーパッチへトナー付着量検出用の光を発光素子から入射し、該入射光に起因する反射光のP波成分をP波成分受光素子で、S波成分をS波成分受光素子でそれぞれ受光し、該P波成分受光素子の出力から該S波成分受光素子の出力を差し引いて得られる出力に基づいてトナー付着量を検出する偏光分離方式のトナー付着量センサと、該トナー付着量センサからの出力をトナー付着量に対応する規格化センサ出力値に変換する規格化処理を行う規格化処理部とを含んでおり、
    該規格化処理部は該規格化処理にあたり、トナー付着量検出対象トナーパッチの前記入射光の波長に対する分光反射率の大きさに応じて規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを切り換え、
    該規格化処理部は該トナー付着量センサ出力の最小レベルの切り換えを、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを予め定めた低い第1のレベルに設定し、前記入射光の波長に対する分光反射率が高い色のトナーパッチよりも該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチについては規格化処理のために採用するトナー付着量センサ出力の最小レベルを前記第1のレベルより高い予め定めた第2のレベルに設定することで行い、前記第1のレベルとして0〔V〕を採用し、前記第2のレベルとして前記発光素子が発光していない状態での前記トナー付着量センサのオフセット出力(>0〔V〕)を採用することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記トナーパッチへトナー付着量検出用の光を入射するにあたっての該入射光が可視光であり、該入射光の波長に対する分光反射率が高い予め定めた色のトナーパッチはイエロートナーパッチ又はマゼンタトナーパッチであり、該入射光の波長に対する分光反射率が低い予め定めた色のトナーパッチは黒トナーパッチ又はシアントナーパッチである請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は、現像により可視トナー像に変換可能の静電潜像を担持するための静電潜像担持体、記録材へのトナー像2次転写に先立って該トナー像が1次転写される中間転写体及び記録材を保持して該記録材にトナー像を直接転写するための転写体のうちのいずれかである像担持体である請求項4又は5記載の画像形成装置。
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