JP4533140B2 - ポリデキストロースにより誘導される二相性組成物 - Google Patents

ポリデキストロースにより誘導される二相性組成物 Download PDF

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Description

本発明は、性状が二相性である水性液体洗浄組成物に関する。より具体的には、かかる組成物は、(振盪後、十分に長時間放置したと仮定した場合)、上方の水層とその下の分離した水層とをともに有することを特徴とする。本発明において、凡その分子量の範囲内にあるポリデキストロースの十分な量を使用することにより、二相性液体の生成が誘導される。若干の塩を使用すれば、二相性の生成を誘導するために必要とされるポリデキストロースの量は減少させることができる。
一般に液体が二相に分離することと定義される二相性液体は新規なものではない。これらの液体の殆どは、水層である1つの層と、水と混和されない油性物質を含有する第2の層をともに備える。
Weimerへの米国特許第3,718,609号には、例えば、水層と、液状水と混和できない油性物質の層とを有する液体洗浄剤組成物が開示されている。振盪すると、液体は、一時的に水中油型エマルジョンを形成する。
同様に、Olson Jr.らへの米国特許第3,810,478号には、シャンプー組成物の実質的に極性な部分と親油性の部分とを調製することによって製造される二相性シャンプー組成物が開示されている。
上下2層の水層を備える二相性組成物もこの分野で開示されている。Williamsらによる、「A Separating Multi−Phase Personal Wash Composition in a Transparent or Translucent Package」という名称の米国特許出願第09/643,142号には、
(a)5%−35%の界面活性剤と、
(b)1%−12%の増粘剤と、
(c)4%−20%のポリアルキレングリコールと、
(d)相分離を誘導するのに十分な非キレート形成性の無機塩と、を含有する、二相性組成物が開示されている。
上記の明細書では、塩/電解質の総量が具体的に論述されていないが、二相性の層の形成を誘導するのに十分な量は、少なくとも4%、5%、6%以上のオーダーであることがその実施例から明らかである。これに対して、本発明においては、二相形成に塩は全く必要ではなく、塩を使用した場合、その含量は、通常3重量%未満、好ましくは約2重量%以下、より好ましくは約1重量%以下である。本明細書中に後述されているように、少量の塩(つまり、約0.5%−3%、好ましくは0.5%−1%)を使用することにより、二相形成を誘導するために使用すべきポリデキストロース量を減らすことができる。
さらに、Williamsらの明細書における組成物とは異なり、本発明の組成物は、ポリデキストロースにより誘導され、安定であり、Williamsの組成物によって必要とされているような増粘剤又はポリアルキレングリコールは何れも不要である。
Reckett及びColemanに対するEP−A−0,116,422号においても、2種類の液体を分散させることができ且つ放置しておくと分離する、多層性組成物が開示されている。これらの組成物においても、少なくとも6%の塩/電解質(例えば、ヘキサメタリン酸ナトリウム)が必要である(4頁、17−19行目参照)。本発明の二相性液体は、塩ではなくポリデキストロースにより誘導されるものであり、少量の塩(例えば、最大約3%、好ましくは約2%以下、より好ましくは約1.5%以下、さらに好ましくは約1%以下)を使用してもよいが、塩は必要でない。
さらに、本発明の組成物は、半透明又は透明な組成物中で使用されることが(つまり、感覚的な面で利点を得るために)好ましいが、このようなことは、EP 0116,422号には教示又は示唆されていない。
思いがけず、本出願人らは、明確に規定されたポリデキストロースの十分量を添加するだけで、二相性の液体(例えば、上部及び下部の水溶液に分離する液体)が、誘導され得るということを見出した。
より具体的には、本発明は、
(1)陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの混合物からなる群から選択される、5重量%−75重量%、好ましくは6重量%−40重量%の界面活性剤と、
(2)重合度(例えば、グルコース単位の結合数)が4−22である(これは、分子量約600−約3600に相当する)、少なくとも約15重量%、より好ましくは少なくとも20重量%のポリデキストロース又はポリデキストロース分子の混合物と、
(3)バランス用の水及び副次的成分)と、を含有する、個人用液体洗浄組成物を含む。
本発明の第2の実施形態において、本発明は、少なくとも1%の塩が使用され、ポリデキストロースのレベルを10%とすることができる組成物を含む。さらなる実施形態において、本発明は、少なくとも2%の塩が使用され、ポリデキストロースのレベルを5%まで低下させることができる組成物を含む。
本発明は、重合度(結合しているグルコース基の数として定義される)が4−22であるポリデキストロースの十分量を添加することにより二相性液体の形成が誘導される二相性の液体洗浄組成物に関する。これは、分子量約600−3600に相当する。
より具体的には、本発明は、
(1)陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの混合物からなる群から選択される、5%−75重量%の界面活性剤と、
(2)重合度(すなわち、結合しているグルコース単位の数)が4−22であるか、又は、分子量が600−3600、好ましくは分子量が700−1800、より好ましくは900−1500、さらに好ましくは900−1200である、少なくとも15重量%のポリデキストロースと、
(3)バランス用の水及び副次的成分と、を含む。
本発明の背景にある一般的概念とは、特定のポリデキストロースを十分量加えると、相分離が起こるということである。例えば、これは、20%のポリデキストロースMD180(分子量1000)を添加すると分離が起こるという実施例において見られる。様々な界面活性剤系を使用することが可能であり、特定のタイプの界面活性剤に限定されない。
液体が見えるようにするために透明なパッケージと組み合わせて、本発明の組成物を使用してもよい。従って、ある実施形態において、本発明は、前記液体と組み合わせた、前記透明又は半透明パッケージを備えるシステムも含む。
一般的に、二相性組成物が形成されている(例えば、振盪後に本組成物が「安定している」)場合、下層の粘度は、上層の粘度よりも低い。
また、下層の密度は通常、上層の密度より大きい。
一般的に、このような二相性液体において、組成物を室温で6ヶ月間放置した後に再結晶は見られない。
最終製品は、Haake RV20 Rotovisco Rheometerを用いて25℃、せん断速度10s−1の条件下で粘度を測定した場合、100−5000mPasというシャワージェルと同程度の粘度を有し、200−4000であることが好ましい。
本発明の第2の実施形態では、少量の塩を使用して、二相性液体の誘導に必要とされるポリデキストロース量を減少させる。より具体的には、この実施形態において、前記組成物は、少なくとも1%の塩と、少なくとも10%のポリデキストロースと、を包む。
第3の実施形態において、前記組成物は、少なくとも2%の塩と、少なくとも5%のポリデキストロースと、を含む。
前記組成物の様々な成分について、以下でさらに詳しく検討する。
界面活性剤は、通常、組成物全体の5重量%−75重量%を占める。
前記界面活性剤は、陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの混合物からなる群から選択されうる界面活性剤である。少なくとも1種類の陰イオン界面活性剤が選択されることが好ましい。
陰イオン界面活性剤の非限定的な例は、Allured Publishing Corporation刊の、McCutcheonの「Detergents and Emulsifiers」、North American Edition(1986)、McCutcheonの「Functional materials」、North American Edition(1992)に開示されており、両文献とも本願に参照により組込まれる。
陰イオン界面活性剤の例には、サルコシン塩、硫酸塩、イセチオン酸塩、タウリン塩、リン酸塩、乳酸塩、グルタミン酸塩及びそれらの混合物が含まれる。イセチオン酸塩のうち、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム及びその混合物等のアルコキシルイセチオン酸塩が好ましい。
アルキル及びアルキルエーテル硫酸塩は、通常、それぞれ、ROSOM及びRO(CO)SOMという式で表される(式中、Rは、約10−約30個の炭素原子のアルキル又はアルケニル基であり、xは約1−約10であり、Mは、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム及びトリエタノールアミン等の水溶性陽イオンである。)。別の適切な陰イオン界面活性剤のクラスは、一般式、
−SO−M
(式中、Rは、約8−約24個、好ましくは約10−約16個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の、飽和脂肪族炭化水素基からなる群から選択され、Mは陽イオンである。)で表される有機硫酸反応産物の水溶性塩である。さらに他の陰イオン合成界面活性剤には、スクシンアミド酸塩、約12−約24個の炭素原子を有するオレフィンスルホン酸塩、及び、β−アルキルオキシアルカンスルホン酸塩と呼ばれるクラスが含まれる。これらの物質の例は、ラウリル硫酸ナトリウムおよびラウリル硫酸アンモニウムである。
本発明で有用な他の陰イオン性物質は、通常、約8−約24個の炭素原子、好ましくは約10−約20個の炭素原子を有する脂肪酸の石鹸(すなわち、例えばナトリウム塩もしくはカリウム塩等のアルカリ金属塩、又は、アンモニウム塩、又はトリエタノールアミン塩)である。石鹸を製造するのに使用する脂肪酸は、例えば植物又は動物由来のグリセリド(例えば、パーム油、ヤシ油、大豆油、ヒマシ油、獣脂、ラード等)等の天然源から入手できる。脂肪酸は、合成により調製することもできる。石鹸類に関しては、米国特許第4,557,853号中にさらに詳細に記載されている。
他の有用な陰イオン性物質には、モノアルキル、ジアルキル、及びトリアルキルリン酸塩等のリン酸塩が含まれる。
他の陰イオン性物質には、式、RCON(CH)CHCHCOM(式中、Rは約10−約20個の炭素原子を有するアルキル又はアルケニルであり、Mはアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びアルカノールアミン(例えばトリエタノールアミン)等の水溶性陽イオンである。)に相当する、アルカノイルサルコシン塩が含まれるが、好ましい例としては、ラウロイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシンアンモニウム、ミリストイルサルコシンナトリウムが挙げられる。サルコシンのTEA塩もまた有用である。
タウリンを基にした、2−アミノエタンスルホン酸としても知られているタウリン塩も有用である。C−C16の炭素鎖を有するタウリン塩は特に有用である。タウリン塩の例には、その全文を本明細書に参照により組込む米国特許第2,658,072号の教示に従って、ドデシルアミンをイセチオン酸ナトリウムと反応させることにより調製される、N−アルキルタウリンが含まれる。他の非限定的な例には、ラウロイルメチルタウリン、ミリストイルメチルタウリン、及びココイルメチルタウリンのアンモニウム、ナトリウム、カリウムおよびアルカノールアミン(例えば、トリエタノールアミン)塩が含まれる。
乳酸塩、特に、C−C16の炭素鎖を有する乳酸塩も有用である。乳酸塩の非限定的な例には、ラウロイル乳酸、ココイル乳酸、ラウロイル乳酸、およびカプロイル乳酸の、アンモニウム、ナトリウム、カリウム及びアルカノールアミン(例えば、トリエタノールアミン)塩が含まれる。
グルタミン酸塩等のアルキルアミノカルボン酸塩、特にC−C16の炭素鎖を有するものも、陰イオン界面活性剤として本発明において有用である。グルタミン酸塩の非限定的な例には、ラウロイルグルタミン酸、ミリストイルグルタミン酸、及びココイルグルタミン酸のアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びアルカノールアミン(例えば、トリエタノールアミン)塩が含まれる。
本発明において有用な陰イオン起泡性界面活性剤の好ましい非限定的な例には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウム、トリデセス硫酸ナトリウム、セチル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイル乳酸ナトリウム、ラウロイル乳酸トリエタノールアミン、カプロイル乳酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム及びそれらの混合物からなる群から選択されるものが含まれる。
本発明での使用に特に好ましいのは、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、ラウロイル乳酸ナトリウム、及びラウロイル乳酸トリエタノールアミンである。
本発明の組成物に使用する、非イオン起泡性界面活性剤の非限定的な例については、Allured Published Corporation刊の、McCutcheonの「Detergents and Emulsifiers」、North American Edition(1986)、McCutcheonの「Functional materials」、North Americas Edition(1992)に開示されており、両文献ともその全文を本明細書に参照により組込む。
本発明において有用な非イオン起泡性界面活性剤には、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルコキシル化脂肪酸エステル、アルコールエトキシレート、起泡性スクロースエステル、アミンオキシド、及びそれらの混合物からなる群から選択されるものが含まれる。
アルキルグルコシド及びアルキルポリグルコシド(alkylipolyglucosides)は、本発明において有用であり、長鎖アルコール、例えばC8−30のアルコールと、糖類もしくはデンプン類、又は、糖もしくはデンプンの重合体(すなわち、グリコシド又はポリグリコシド)との縮合物として広く定義することができる。これらの化合物は、式、(S)−O−Rで表すことができる(式中、Sはグルコース、フルクトース、マンノース及びガラクトース等の糖部分であり、約1−約1000の整数であり、RはC8−30のアルキル基である。)。アルキル基を誘導しうる長鎖アルコールの例には、デシルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール等が含まれる。
これらの界面活性剤の好ましい例には、Sがグルコース部分であり、RがC8−20のアルキル基であり、nが約1−約9の整数であるものが含まれる。これらの界面活性剤のうち、市販されている製品の例には、デシルポリグルコシド(Henkelより、APG 325 CSとして販売)及びラウリルポリグルコシド(Henkelより、APG600 CS及び625 CSとして販売)が含まれる。スクロースココエートおよびスクロースラウレート等のスクロースエステルの界面活性剤も有用である。
他の有用な非イオン性界面活性剤には、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤が含まれ、より具体的な例として、下記の構造式に対応するグルコースアミドが含まれる。
Figure 0004533140
(式中、Rは、H、C−Cアルキル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、好ましくはC−Cアルキル、さらに好ましくはメチル又はエチル、最も好ましくはメチルであり、Rは、C−C31アルキル又はアルケニル、好ましくはC−C19アルキル又はアルケニル、より好ましくはC−C17アルキル又はアルケニル、最も好ましくはC11−C15アルキル又はアルケニルであり、Zは、少なくとも3個の水酸基が鎖に直接結合している直鎖状のヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分、又はそのアルコキシ化誘導体(好ましくは、エトキシ化、又はプロポキシ化)である。Zは、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース、キシロース及びそれらの混合物からなる群から選択される糖部分であることが好ましい。)
上記構造に対応する特に好ましい界面活性剤は、ヤシのアルキルN−メチルグルコシドアミド(つまり、式中、RCO−部分がヤシ油脂肪酸に由来)である。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含有する組成物の製造法は、例えば、1959年2月18日に公開されたThomas Hedley & Co.,Ltdの英国特許明細書第809,060号、1960年12月20日に付与されたE.R.Wilsonの米国特許第2,965,576号、1955年3月8日に付与されたA.M.Schwartzの米国特許第2,703,798号、及び、1934年12月25日に付与されたPiggottの米国特許第1,985,424号に開示されており、これらを全て本明細書中に参照により組込む。
非イオン性界面活性剤の他の例には、アミンオキシドが含まれる。アミンオキシドは、一般式、RNOに対応する(式中、Rは、炭素原子約8−約18個のアルキル、アルケニル又はモノヒドロキシルアルキル基、0−約10個のエチレンオキシド部分、及び0−約1個のグリセリル部分を含有し、R及びRは、例えば、メチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピル基等、約1−約3個の炭素原子及び0−約1個の水酸基を含有し、式中の矢印は、半極性結合の慣用表示である。)。
本発明での使用に適切なアミンオキシドの例には、ジメチルドデシルアミンオキシド、オレイルジ(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジメチル−デシルアミンオキシド、ジメチル−テトラデシルアミンオキシド、3,6,9−トリオキサヘプタデシルジエチルアミンオキシド、ジ(2−ヒドロキシエチル)−テトラデシルアミンオキシド、2−ドデコキシエチルジメチルアミンオキシド、3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルジ(3−ヒドロキシプロピル)アミンオキシド、ジメチルヘキサデシクルアミンオキシドが含まれる。
本発明で使用される好ましい非イオン性界面活性剤の非限定的な例は、C8−C14の グルコースアミド、C8−C14のアルキルポリグルコシド、スクロースココエート、ラウリン酸スクロース、ラウラミンオキシド、ココアミンオキシド、及びそれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤である。
本明細書中で使用される「両性起泡性界面活性剤」という語は、両性界面活性剤の一要素として当業者により周知の双性イオン界面活性剤を包含するものである。
本発明の組成物中に、広範な両性起泡性界面活性剤を使用することができる。とりわけ有用なものは、脂肪族第2級アミン及び第3級アミンの誘導体として広義に記載されるものであって、好ましくはその中で窒素が陽イオン状態にあり、脂肪族基が直鎖又は分枝鎖とすることが可能であり、基のうち1個は、例えばカルボキシル基、スルホン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、又はホスホン酸塩等、イオン化可能な水溶性の基が含まれるものである。
本発明の組成物に有用な両性界面活性剤の非限定的な例は、Allured
Publishing Corporationから刊行された、McCutcheonの、Detergents and Emulsifiers,North American Edition(1986)、及びMcCutcheonの「Functional materials」、North American Edition(1992)に開示されており、両文献ともその全文を本明細書に参照により組込む。
両性又は双性界面活性剤の非限定的な例は、ベタイン、スルタイン(sultaine)、ヒドロキシスルタイン、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエート、アミノアルカノエート、及びそれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤である。
ベタインの例には、ココジメチルカルボキメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルαカルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、セチルジメチルベタイン(Lonza Corp.より、Lonaine 16SPとして入手可能)、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルγ−カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス−(ヒドロキシプロピル)α−カルボキシエチルベタイン、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタイン、アミドベタイン及びアミドスルホベタイン(RCONH(CH基がベタインの窒素原子に結合している)、オレイルベタイン(Henkelより、両イオン性Velvetex OLB−50として入手可能)、及びコカミドプロピルベタイン(Henkelより、Velvetex BK−35及びBA−35として入手可能)等の高級アルキルベタインが含まれる。
スルタイン及びヒドロキシスルタインの例には、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン(Rhone−Poulencより、Mirataine CBSとして入手可能)等の物質が含まれる。
本発明での使用に好ましいものは、次の構造を有する両イオン性界面活性剤である。
Figure 0004533140
(式中、Rは、非置換の飽和もしくは不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖の約9−約22個の炭素原子を有するアルキルである。好ましくは、Rは約11−約18個の炭素原子を有するが、約12−約18個の炭素原子であればなお好ましく、約14−約18個の炭素原子であればさらに好ましい。mは1−約3の整数であるが、より好ましくは約2−約3であり、さらに好ましくは約3である。nは、0又は1のいずれかであるが、好ましくは1であり、R及びRは、1−約3個の炭素原子を有する、非置換の、又は水酸基でモノ置換されたアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択されるが、好ましいR及びRは、CHである。Xは、CO、SO及びSOからなる群から選択される。Rは、飽和又は不飽和の、直鎖又は分枝鎖の、1−約5個の炭素原子を有する、非置換又は水酸基によるモノ置換アルキルからなる群から選択される。XがCOである場合、Rは1−3個の炭素原子を有することが好ましく、1個の炭素原子を有することがさらに好ましい。XがSO又はSOである場合、Rが約2−約4個の炭素原子を有することが好ましく、3個の炭素原子数を有することがさらに好ましい。)。
本発明の両イオン性界面活性剤の例には、次の化合物が含まれる。
セチルジメチルベタイン(この物質は、また、セチルベタインというCTFA名も有する。);
Figure 0004533140
コカミドプロピルベタイン
Figure 0004533140
コカミドプロピルヒドロキシスルタイン
(式中、Rは、約9−約13個の炭素原子を有する。)
Figure 0004533140
(式中、Rは、約9−約13個の炭素原子を有する。)
陽イオン界面活性剤は、助剤として使用することができる別の有用な界面活性剤のクラスである。これらは、肌触りを良くする添加物として特に有用であり、肌のコンディショニングという利点が得られる。あるクラスの陽イオン界面活性剤は、塩化セチル又は塩化ステアリルピリジニウム、アルキルアミドエチルピリリノジウムメチルスルフェート、塩化ラピリウム等の複素環式アンモニウム塩である。
テトラアルキルアンモニウム塩は、別の有用な陽イオン界面活性剤のクラスである。その例には、塩化セチル又は塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチル又は臭化ステアリルトリメチルアンモニウム;硬化ヤシ油又は獣脂のハロゲン化トリメチルアンモニウム;ハロゲン化ベヘニルトリメチルアンモニウム又はベヘニルトリメチルアンモニウムメチルスルフェート;ハロゲン化デシルイソノニルジメチルアンモニウム;ハロゲン化二獣脂(又はジステアリル)ジメチルアンモニウム;塩化ベヘニルジメチルアンモニウムが含まれる。
使用できる他のタイプの陽イオン界面活性剤は、様々なエトキシ化第4級アミン及び4級化エステル(ester quats)である。例としては、PEG−5ステアリル乳酸アンモニウム(例えば、Clarionにより製造されている、Genamin KSL)、PEG−2ココアンモニウムクロリド、PEG−15硬化獣脂アンモニウムクロリド、PEG 15ステアリルアンモニウムクロリド、ジアルミトイルエチルメチルアンモニウムクロリド、ジパルミトイルヒドロキシエチルメチルスルフェート、ステアリルアミドプロピルジメチルアミンラクテートが挙げられる。
さらに他の有用な陽イオン界面活性剤は、第4級化された、絹、小麦、及びケラチンタンパク質加水分解物である。
二相性(多相性)液体の形成を誘導する調合物に添加される化合物は、ポリデキストロースである。一般に、ポリデキストロースは、次の式で表される。
Figure 0004533140
(式中、n(グルコース単位を結合する数を規定する)は、約4−約22である。)
本発明の二相誘導性ポリデキストロース化合物は、分子量が600−約3600の範囲にあるものとして定義することができ、700−3000であればより好ましく、700−1800であればさらに好ましく、900−1500であればさらに好ましい。
グルコースの単位により定義されるものであれ、又は分子量によって定義されるものであれ、その構造は、二相性液体を規定する(例えば、二相性の状態での粘度及び安定性)特性によって規定される多相性/二相性調合物の形成を誘導するようにすべきことが重要な点であることを理解しなければならない。
二相性の状態を誘導するために使用するポリデキストロースの量は、塩/電解質を使用するか否かに応じて、変動し得る。
従って、例えば、塩を使用しない場合(本発明では塩を全く使用しないか、又は少量しか使用しないという点で、本発明は、二相性液体を誘導するために例えば3重量%を超える量など比較的大量の塩を必要とする本分野の他の二相性液体とは異なる。)、二相の分離を誘導するために少なくとも15重量%のポリデキストロースが必要である。ある程度の塩を添加すると(例えば、少なくとも0.5%、好ましくは少なくとも1.0%)、必要なポリデキストロースの量を10重量%まで減少させることができる。少なくとも2%の塩を使用すれば、ポリデキストロースの量は5%とすることができる。
一般に、使用する界面活性剤の量とポリデキストロース量との間にはバランスが存在する。通常、界面活性剤の量が減少するほど、より多くのポリデキストロースが必要であり、逆に、界面活性剤を増量すれば、ポリデキストロースの必要量は減少する。従って、例えば、5−10重量%の界面活性剤には、約40%以上のポリデキストロースが必要であり得るが、界面活性剤が35%の場合は、塩を添加しない条件下でも、デキストロースは約10−15%のみでよい。
通常、ポリデキストロース使用量の上限値は、約75%である。これは、二相性液体の誘導という点での上限値ではない。
電解質/塩を使用する場合、通常、全組成の0.5%から4%を超えない範囲の量を使用し得るが、約3重量%を超えないことが好ましい。
前記電解質は、キレート形成性の電解質でないことが好ましい(このような電解質は、通常生物分解性に乏しい)。
通常、前記電解質は、硫酸塩、重硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、塩化物等の塩を用いるべきである。その例には、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、及び塩化マグネシウムが含まれる。硫酸マグネシウム及び塩化ナトリウムが特に好ましい。
最後に、組成のバランス調整を行うものは、水及び副次的成分である。
本発明の多相/二相性組成物には、必要に応じて、次の成分を使用してもよい。
本組成物には、ポリアルキレングリコールを含有させてもよい。ポリアルキレングリコールは、肌に刺激を与えない最小分子量のアルコール、グリコール又はポリエーテルとすべきである。
そのような物質の例には、アルコール、特に分子量が200−6000のポリアルキレンオキシド、好ましくは分子量が200−3000のポリアルキレンオキシドが含まれる。ポリアルキレングリコールは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、又はその混合物から、重合体もしくは共重合体として構成されうる。具体的な例には、PEG 400等のポリエチレングリコールが含まれる。記載のとおり、このようなアルコールは必ずしも使用する必要はない。
本組成物には、さらに、増粘剤が含まれてもよい。通常、増粘剤/粘度調整剤は、上層及び/又は下層に粘度が与える役割を果たす。
使用してよい増粘剤には、疎水的に修飾されたポリエーテル類が含まれる。使用できるこのクラスの増粘剤の例には、PEG(160)ソルビタントリイソステアレート(Rheodol TWS−399C、花王製)又はPEG120 ペンタエリスリチルテトラステアレート(Croda製)等の糖エステルが含まれるが、これらに限定されない。その他の例には、Glucam DOE 120(PEG120メチルグルコースジオレエート)、Rewo Chemicals製のReoderm(R)(PEGで修飾されたグリセリルココエート、パルメート(palmate)又はタロエート(tallowate)、Antil(R)141(Goldschmidt製)、及びNoveon製のCarbopol(R)重合体が含まれる。
別のクラスの適切な重合体は、疎水的に修飾されたセルロースエーテルであり、これには、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及び、ノンオキシニルヒドロキシエチルセルロース(Amerchol Polymer HM 1500)等の長い懸垂鎖を有するセルロースエーテルが含まれる、がこれらに限定されない。
別のクラスの適切な重合体は、Antil 208(R)(Goldschmidt製)(アクリレート/ステアレス−50 アクリレート共重合体)等の、疎水的に修飾されたアクリル酸共重合体である。
別のクラスの適切な重合体は、Rhom and Haas製のAcrysolシリーズ(例えば、Acrysol RM−2020)等の、疎水的に修飾されたポリウレタンである。
別のクラスの適切な増粘剤は、キサンタンガム、グアールガム、及び化学的修飾が施されたグアールガムである。
上記の成分に加えて、本発明の組成物には、短鎖の1価アルコール又は2価アルコール、キシレンスルホン酸及びヘキシレングリコールなどの(これらに限定されない)ヒドロトロープが含有されてもよい。これらの目的は、界面活性物質の上相への分離により上相の見かけの濃度が上昇することから生じる液晶層の形成を防ぐことである。
本組成物は、有用物質(benefit agent)を含有することができる。有用物質は、例えば、肌への効果を発揮する可能性を有する任意の物質であり得る。
この有用物質は、本発明の組成物から沈殿したときに肌を保護、保湿、又は整えることができる、水に不溶性の物質でもよい。これらには、シリコーン油(silicon oil)及びガム類、脂質及び油類、ワックス類、炭化水素類(例えばワセリン)、高級脂肪酸及びエステル類、ビタミン類、日焼け止め剤が含まれうる。これらには、例えば、本願に参考文献として援用される米国特許第5,759,969号の第8欄31行目から第9欄13行目に記載されているもの等、一切の物質が含まれ得る。
前記有用物質は、グリセリン、ポリオール類(例えば、糖類)、酵素、及び、α−又はβ−ヒドロキシ酸等の水溶性物質であってもよく、それらの物質単独又はそれらの物質が油性の有用物質に取り込まれた形のいずれでもよい。
前記有用物質は、その溶解性及び分配係数に応じて、上層に存在することも又は下層に存在することもある。例えば、油類は上層に分配され得るのに対し、水への溶解度がより高い作用物質(例えば、α−ヒドロキシ酸)は下層に分配され得る。
前記組成物には、香料、0.01−1%、好ましくは0.01−0.05%の量のEDTA EHDP等の金属イオン封鎖剤(sequestering agent)、及び、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、二酸化チタン(TiO)、雲母、EGMS(エチレングリコールモノステアレート)又はスチレン/アクリル酸共重合体等の、着色剤、乳白剤及びパール光沢剤が含有されうる。
前記組成物には、2−ヒドロキシ4,2'4'トリクロロジフェニルエーテル(DP300)、3,4,4'−トリクロロカルバニリド等の抗菌剤、精油、及びジメチルヒダントイン(Glydant XL 1000)、パラベン、ソルビン酸等の防腐剤がさらに含有されてもよい。
前記組成物には、石鹸泡促進剤としてヤシ油アシルモノアミド又はヤシ油アシルジエタノールアミドが含有されてもよく、塩化ナトリウム及び硫酸ナトリウム等の電離度の高い塩もまた効果的に使用できる。
例えば、適切な場合は、約0.01%以上の量でブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)等の抗酸化剤も有効に使用することができる。
使用可能なカチオンコンディショナーには、Quatrisoft LM−200 Polyquaternium−24、Merquat Plus 3330−Polyquaternium39、及びJaguar(R)タイプのコンディショナーが含まれる。
組成物には、Bentonite(R)等の粘土、ならびに研磨剤、グリッター剤(glitter)、及びシマー剤(shimmer)等の粒状物が含有されてもよい。
本発明の組成物は、混合しない場合、上層の粘度よりも下層の粘度が低く、上層の密度よりも下層の密度が大きいのが通常である。
本発明の組成物は、分離した状態で、0℃の温度で6ヶ月より長期間放置した場合でも、再結晶化(例えば、下層中に)は起こらず、安定である。
混合し、しばらくしてから再び分離する前に(約数秒から約24時間を超えない任意の時点で)目に見える単一相を形成させるために消費者によって攪拌されることが予定されているという点で、本発明の組成物には、経験的な要素がある。
混合した場合、本組成物は通常、Haake RV20 Rotivisco Rheometerを用いて、せん断速度が10s−1、25℃の条件下で粘度測定を行った場合、粘度が100−5000、好ましくは200−400mPasの範囲である。
最後に、本組成物を封入するパッケージは、半透明又は透明であることが好ましい。これは、標準的な分光法により、460nmの波長で測定した場合に、その材質(例えばプラスチック)の光線透過率が、50%を超える、好ましくは75%を超える、より好ましくは85%を超えるということを意味する。実際的な言葉で表すと、本パッケージは、2層以上に分離している状態が裸眼で見える程度に十分に透明であるべきことが好ましい。
操作例及び比較例を除き、又は、特に明示しない限り、物質又は条件又は反応の量
又は比率、物質の物理的特性及び/又は使用法を指示する本記述における数字は全て、「約」という語により修飾されるものとして理解されるべきである。
本明細書中で使用される、「備える、含む、含有する(comprising)」という語は、記述されている特性、整数、工程、成分の存在を含むが、1種類又は複数の特徴、整数、工程、成分又はそれらの集まりの存在又は付加を排除しないものとする。
以下の実施例は、本発明をさらに説明することを意図したものであり、いかなる意味においても本発明を限定することを意図するものではない。
特に言及しない限り、パーセンテージは全て、重量%を意味する。
方法
粘度の測定
説明
小スケールで、様々なせん断速度において、液体及び半固体の個人用洗浄製品の粘度を測定するために、Haake Rheometerを使用した。
装置
機器は、スタンド及び試料温度制御ユニットと、試料を添加するカップ及びボブと、25℃に維持された水槽と、操作及びデータの記録を行うためのコンピュータ及びプロッタとを有する、RV 20 Rotovisco RC 20 レオメーターを用いた。
操作手順
Haake レオメーター、コンピュータ、モニタ及びプリンタのスイッチをオンにした。
水槽:水槽に必要なレベルまで水を満たし、適切な温度に設定して水槽のスイッチをオンにした。
測定系:試料をレオメーターに添加し、試料が25℃の平衡状態に達するようにした。
a)本製品に適切なカップ及びボブを下記のようにして選択する。
i)NVは、例えば、希釈溶液や果汁等、粘度の低い製品の粘度測定に使用する。
ii)SV1は、回転子(ボブ)付きのSVカップからなり、低−中度の範囲で機能する粘度の高い液体の粘度測定に使用する。これは、通常、シャワージェル製品の測定に使用されるカップ及びボブである。
b)回転子(ボブ)を測定系の一番上の部分に固定した。
c)ゼロボタンを用いて、RV 20レオメーターを調整した。
d)ほぼ4分の3程度まで、前記試料をカップに注ぎ(約20g)、注意深く温度制御部を通してカップをスライドさせて、そのカップが製品に浸り、試料がボブの縁の少し上に達するような位置で、レオメーターの主要部に螺子で取り付けた。
e)試料添加後、5−10分間待って、試料が確実に設定温度と平衡になるようにした(温度が平衡状態になるのを待っている間、コンピュータのパラメータを設定した)。
コンピュータ
a)フロッピーディスクを挿入し、既にディスクに保存されているものがある場合は、以前の標準ファイルを読み込ませた。保存されているものが無い場合は、コンピュータに次の詳細情報を読み込ませた。
i)測定:使用するスピンドルに応じて、SV1、NV1、SV2Pを選択する。
ii)25℃、10ステップにおいて、4種類のせん断速度、1、10、100、40に対する4個の区分を選択する。
b)コンピュータ画面上で、下記のステップに従い、上記の詳細情報を読み込ませる。
測定−試料確認(試料の詳細を記録)、
測定−パラメータ−SV1を選択、
測定−すぐに実行(試料が平衡状態になった後)、
c)これは、約10分間の測定を開始する。
d)測定が終了したら、結果をフロッピーディスクに保存した。結果を印刷するか、又はグラフ表示として設定した。
結果
せん断速度:1s−1、10s−1、100s−1において、mPas(cps)の単位の粘度として結果を記録した。温度及びスピンドル(ボブ)サイズを各試料測定値とともに記録した。
材料及び方法
材料
Figure 0004533140
調合物の調製
糖類を添加せずに、約5−約35.0重量%の単純な界面活性剤溶液を調製した。次に、必要なレベルになるように糖類を添加した。糖類添加後、試料を60℃にて1時間加熱し、固形物質を全て溶解させ、その後室温まで冷却した。試料が室温と平衡状態になったら、振り混ぜ、観察を行う。
粘度及び製品の外観
上記方法の部に記載されている標準的なPW法を用いて、調合物の粘度のスクリーニングを行った。室温にて、変色及び糖類の再結晶化の有無について上記調合物を観察した。
実施例1−6及び比較例1−
ポリデキストロース(即ち、ポリデキストロースM180)の、二相性シャワージェル調合物生成促進能を調べ、スクロース、ソルビトール及びグルコースと比較した。結果は、下の表1及び2に記載されている。
表1:スクロース、ソルビトール、グルコース及びポリデキストロースの比較
Figure 0004533140
表1から分かるように、15−16%の界面活性剤(SLES/CAPB)を使用すると、塩を添加しない条件下で相分離を促進できたのはポリデキストロースのみであった(実施例1及び2)。
表2において、下に示すように、出願人らは、必要なポリデキストロース量に対する、塩(例えば、MgSO)の効果と界面活性剤レベルの効果について試験を行う。
Figure 0004533140
この表は、様々な点も示している。第一に、この表は、少量の塩(例えば、MgSO)を用いれば、界面活性剤レベルを上げなくてもポリデキストロースレベルを下げることができることを示している(実施例4参照)。また、表2は、ポリデキストロースのレベルを上げると、界面活性剤のレベルを大幅に下げることができること(実施例5)、逆に、界面活性剤のレベルを上げるとポリデキストロースの使用レベルを下げることができること(実施例6)を示している。
実施例7−10
適切なレベルのポリデキストロース及び塩を組み合わせると、他の界面活性剤系でも二相性調合物を生成させることができる。SLES/CAPBを用いた場合のように、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム及びココイルモノエタノールアミドの混合物も、相分離を促進すると考えられる(下表3参照)。
Figure 0004533140
実施例11
下の表4は、下の表で示すような二相性製品調合物をもたらす様々な調合パラメータを示す。
Figure 0004533140
Figure 0004533140
Figure 0004533140

Claims (10)

  1. (a)陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの混合物から選択される、5重量%から75重量%の界面活性剤と、
    (b)重合度が4ら22である(分子量600から3600に相当)少なくとも1重量%のポリデキストロース分子(1個又は複数)と、
    (c)バランス用の水及び副次的成分と、を含有し、
    振盪又は撹拌せずに放置したときに、組成物が少なくとも2層の視認可能に分離した水性の層を含む、液体洗浄組成物。
  2. 重量%から40重量%の界面活性剤を含有する、請求項1に記載の組成物。
  3. ポリデキストロースの分子量が700から1800である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 分子量が900から1500である、請求項3に記載の組成物。
  5. 分子量が900から1200である、請求項4に記載の組成物。
  6. 5重量%から10重量%の界面活性剤と4重量%を超えるポリデキストロースとを含有する、前記請求項の何れか一項に記載の組成物。
  7. 重量%を超える界面活性剤と、1重量%以上のポリデキストロースとを有する、請求項1から5の何れか1項に記載の組成物。
  8. (a)陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤及びそれらの混合物から選択される、5重量%から75重量%の界面活性剤と、
    (b)重合度が4ら22である(分子量600から3600に相当)少なくとも1重量%のポリデキストロース分子(1個又は複数)と、
    (c)少なくとも0.5重量%から3重量%の塩と、
    (d)バランス用の水及び副次的成分と、を含有し、
    振盪又は撹拌せずに放置したときに、組成物が少なくとも2層の視認可能に分離した水性の層を含む、液体洗浄組成物。
  9. 少なくとも1重量%から3重量%の塩を含有する、請求項8に記載の組成物。
  10. (a)陰イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性/双性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの混合物から選択した、5重量%から75重量%の界面活性剤と、
    (b)重合度が4ら22である(分子量600から3600に相当)少なくとも5重量%のポリデキストロース分子(1個又は複数)と、
    (c)少なくとも2重量%の塩と、
    (d)バランス用の水及び副次的成分と、を含有し、
    振盪又は撹拌せずに放置したときに、組成物が少なくとも2層の視認可能に分離した水性の層を含む、液体洗浄組成物。
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