JP4530222B2 - 高周波ノイズ解析装置、高周波ノイズ解析方法及び高周波ノイズ解析プログラム - Google Patents

高周波ノイズ解析装置、高周波ノイズ解析方法及び高周波ノイズ解析プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタルICの高周波ノイズの解析装置、高周波のノイズの解析方法及び高周波ノイズ解析プログラムに関する。
近年、電子機器の高速・高性能化の進展に伴い、電子機器に使用されるLSIの動作周波数が高まり、LSIからボードの電源分配回路に漏れ出る高周波電流(ノイズ発生源)が増加している。このノイズは近隣のLSIに高周波電流を伝えると電磁干渉や高周波電源変動に起因するLSIの信頼性不安を及ぼす要因ともなっている。ここで、EMI(Electro−Magnetic Interference)の規格は、装置からの放射ノイズ規制として遠方電界レベルで定義されている。LSIの高性能化等に伴い、装置からのEMIノイズが増加し、装置レベルの対策だけでは、規格を満足できないため、LSIに対してのEMI低減が求められている。
LSIに起因する要因としては、クロックに同期した電源ラインノイズ、信号ラインノイズが考えられるが、一般に装置レベルで問題となるのは、LSIのクロックに同期した電源電流ノイズが支配的な場合が多い傾向にある。そこで電源電流ノイズの見積もりを設計段階で行うことにより、設計段階でどの程度の対策が必要かを知ることが可能となる。
回路設計において、高周波ノイズの見積もりを行う従来技術として以下の技術が開示されている。
特開2003−030273に、電源電流情報を算出せずにフロアプラン段階でEMI解析を行う不要輻射解析方法及び不要輻射解析装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−030273では、LSIチップの回路情報とLSIチップのパッケージ情報とに基づいて等価インピーダンス情報不要輻射量を算出する等価インピーダンス情報算出工程と、等価インピーダンス情報に基づいて、不要輻射ノイズを算出する不要輻射ノイズ算出工程とにより不要輻射ノイズの見積もりを行っている。
特開2003−030273号公報
半導体プロセスの微細化に伴い,システムLSIの設計において,電源ノイズ対策のための設計が重要な課題となってきている。従来例による高周波ノイズの解析方法では、主に共振解析やインピーダンス解析を用いているため、共振周波数が問題となった場合は、推定によりノイズ量の傾向は予測可能ではあるが、動作周波数に起因する高調波が問題となった場合、推定は困難である。
又、パッケージ情報やLSIチップの等価インピーダンス情報を算出する工程や、算出に必要な情報が多いため、解析時間が必要となる問題がある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
以上のような課題を解決するため、本発明による高周波ノイズ解析装置は、設計対象となる回路全体の容量である全容量(13)を算出する全容量算出部(1、1’、1”)と、回路中において、クロック信号が入力される回路部分であるクロック系回路の容量をクロック系容量(14)として算出するクロック系容量算出部(2、2’)と、全容量(13)とクロック系容量(14)とを用いて回路において発生する高周波ノイズの予想値(18)を出力するノイズ見積もり部(4、4’、4”)とを備える。
全容量(13)とクロック系容量(14、14’)とから、全容量(13、13’)に対するクロック系容量(14、14’)の比率を表すクロック占有率(15)を算出するクロック占有率算出部(3)とを更に具備することが好ましい。ノイズ見積もり部(4、4’、4”)は、クロック占有率(15)に基づき高周波ノイズ見積値(18)を出力する。
又、本発明による高周波ノイズ解析装置は、回路における動作周波数(16)毎の高周波ノイズ(18)と、クロック占有率(15)とを対応付けて記憶する見積もり情報記憶部(9)を更に具備する。ノイズ見積もり部(4、4’、4”)は、見積もり情報記憶部(9)を参照して、クロック占有率(15)に対応する高周波ノイズ(18)を算出する。
クロック占有率(15)と動作周波数(16)に対応する高周波ノイズ(18)とは、ある相関関係が成り立ち、この相関関係を表す関数又は、クロック占有率(15)と高周波ノイズ(18)とを対応付けたデータベースを見積情報(17)として保持、使用することで、クロック占有率(15)に基づく高周波ノイズ見積値(18)を出力することができる。
全容量算出部(1)は、好ましくは、回路のネットリスト(11、11’)及びプロセスデータ(12)を参照して、全容量(13)を算出し、クロック系容量算出部(2)は、回路のネットリスト(11、11’)及びプロセスデータ(12)を参照してクロック系容量(14)を算出する。
又、ネットリスト(11)は、回路のレイアウト設計において作成され、回路の回路情報、配線間容量及び電源間容量を含むことが好ましい。
あるいは、ネットリスト(11’)は、回路の論理設計において作成され、回路における素子のディメンジョン情報を含むことが好ましい
高周波ノイズ解析装置。
全容量(13)と回路に使用されるトランジスタ数(19)とを関連付けて格納する全容量情報記憶部(10)を更に具備することが好ましい。全容量算出部(1’)は、全容量情報記憶部(10)を参照して、入力されるトランジスタ数(19)に対応する全容量(13)を算出する。
高周波ノイズ見積もり部(4’)は、入力される全容量(13)と、クロック占有率(15)と、追加容量(21)とを用いて容量追加後の回路における高周波ノイズ量(18)を算出することが好ましい。
又、高周波ノイズ見積もり部(4”)は、入力される全容量(13)とクロック占有率(15)と所望のノイズ量(22)とを用いて、回路における高周波ノイズ量が所望のノイズ量(22)となるために必要な追加容量(21)を算出することが好ましい。
見積情報(17)に使用される高周波ノイズは、回路中の共振の影響を考慮したノイズ量であることが好ましい。
以上のように、共振を含んだ高周波電流の結果と、全体の容量とクロック系回路における容量の比の相関関係から共振を含んだ高周波ノイズ(18)を見積もることができる。LSIチップの等価インピーダンス情報の一部である容量のみの抽出により、高周波ノイズ(18)を見積もるため、解析時間を短くすることができる。
本発明による高周波ノイズ解析装置、高周波ノイズ解析方法及び高周波ノイズプログラムによれば、フロアプラン段階でEMI解析を行うことができる。
又、動作周波数の影響を考慮した高周波ノイズを見積もることができる。
更に、共振による影響を考慮した高周波ノイズを見積もることができる。
更に、デジタルICの設計において短時間で高周波ノイズを見積もることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による高周波ノイズ解析装置の実施の形態が説明される。本実施の形態における高周波ノイズ解析装置は、デジタルICの回路設計に用いられ、設計対象の回路における高周波ノイズ、特に装置レベルで影響を与える電源電流ノイズの見積もりを実施する。以下では、同一及び相当部分には同一符号を付して説明される。又、高周波ノイズは、高周波電流、EMI(Electro−Magnetic Interference)ノイズ、電源電流ノイズ等と同等の意味で使用する。
(第1の実施の形態)
(構成)
図1は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第1の実施の形態におけるブロック図である。
本発明による高周波ノイズ解析装置は、CPUによって実行され、メモリやハードディスク等の記憶装置に格納されたプログラムである全容量算出部1、クロック系容量算出部(CLK系容量算出部)2、クロック占有率算出部3、高周波ノイズ見積もり部4を備える。又、メモリやハードディスク等の記憶装置で構成されるレイアウト後ネットリスト記憶部7、プロセスデータ記憶部8、見積もり情報記憶部9とを備える。更に、キーボードやマウス等のマンインターフェースである入力装置5と、モニタ等の表示装置やプリンタ等の印字装置、あるいは、他の装置とネットワークや通信回線で接続されたインターフェースである出力装置6とを備える。
レイアウト後ネットリスト記憶部7は、設計対象の回路のレイアウト後(配線設計後)に作成され、ネットの配線間容量、電源間容量、回路情報を含むネットリストであるレイアウト後ネットリスト11を格納する。プロセスデータ記憶部8は、設計対象のネットのプロセスに関する各種パラメータ(例えば、膜厚から計算されたゲート容量係数等)のプロセスデータ12を格納する。
見積もり情報記憶部9は、図2に示されるような設計対象の回路におけるクロック占有率15と、高周波ノイズ18との相関関係を見積情報17として記憶する。ここで、クロック占有率15とは、設計対象の回路全体に対する動作部分の割合であり、回路全体の容量に対するクロック系の回路(クロック発振器やPLL等の出力からドライバ等を介してFFまでの回路)の容量との比率である。以下、回路全体の容量を全容量13と呼び、クロック系の回路の容量をクロック系容量14と呼ぶ。
見積情報17に用いられる高周波ノイズは、共振による影響を含む高周波電流の実測値又はシミュレーション値であり、所定の動作周波数(例えば、動作周波数が100MHz)における高周波ノイズの換算値が用いられる。図2に示される高周波ノイズ(100MHz換算値)は、所定の動作周波数(ここでは30MHz)において、クロック占有率15の異なる複数のゲートアレイに対応する高周波ノイズ量の実測値、又はシミュレーション値の100MHz換算値である。本実施の形態では、このクロック占有率15に対応する高周波ノイズ(100MHz換算値)を補間するように回帰分析して相関関数を算出し、換算前の動作周波数毎に対応付けて見積情報17として見積もり情報記憶部9に記憶される。尚、クロック占有率15と対応する高周波ノイズの実測値又はシミュレーション値のデータベースを、換算前の動作周波数毎に見積情報17として記憶しても構わない。
図3は、高周波ノイズの100MHz換算値の算出方法の一例である。図3を参照して、クロック占有率15(2%)のゲートアレイにおいて所定の周波数(例えば60MHz)における高周波ノイズ100MHz換算値の算出法について説明される。図3において、30MHzで80dBμAの点Aと1GHzで50dBμAの点Bを通る基準直線を縦軸(高周波ノイズ量(dBμA))方向に、60MHzにおける高周波ノイズ量の最大値と接するまで移動させる。この時の動作周波数100MHzにおける基準直線のノイズ量(60dBμA)を、動作周波数16(30MHz)、クロック占有率15(2%)のゲートアレイに対応する高周波ノイズの100MHz換算値とする。尚、ここで使用した高周波ノイズの値は実測値を用いたが、シミュレーション値でも構わない。この際、回路の端子数を増やすとノイズ量は減る可能性はあるが、共振周波数は大きくなるため、100MHz換算ノイズは増える可能性がある。従って、高周波ノイズを簡易に見積もるために、回路の端子数、パッケージの影響を含めないで高周波ノイズを計算する。以上のように、動作周波数16(60MHz)における高周波ノイズの100MHz換算値を求め、図2に示されるようなクロック占有率15と高周波ノイズ18の100MHz換算値との相関関係を得ることができる。
発明者は、マイコン、CBIC等を対象に、電源電圧、動作周波数、複数クロック、共振等を考慮して、数十製品のシミュレーション又は実測により図2に示されるようなクロック占有率15と高周波ノイズ18との相関関係を求め、クロック占有率15から高周波ノイズ18を推測できることを確認した。
全容量算出部1は、レイアウト後ネットリスト記憶部7から設計対象回路に使用する全てのレイアウト後ネットリスト11を抽出する。又、プロセスデータ記憶部8から設計対象回路に使用する全てのプロセスデータ12を抽出する。全容量算出部1は、抽出したレイアウト後ネットリスト11と、プロセスデータ12から設計対象回路全体の全容量13を算出する。CLK系容量算出部2は、ネットを参照して、レイアウト後ネットリスト記憶部7からクロック系回路のレイアウト後ネットリスト11を抽出する。又、ネットを参照して、プロセスデータ記憶部8からクロック系回路のプロセスデータ12を抽出する。CLK系容量算出部2は、抽出したクロック系回路のレイアウト後ネットリスト11とプロセスデータ12からクロック系容量14を算出する。
クロック占有率算出部3は、全容量算出部1によって算出された全容量13と、CLK系容量算出部2によって算出されたクロック系容量14とを用いて、クロック占有率15を作成する。高周波ノイズ見積もり部4は、クロック占有率算出部3が算出したクロック占有率15に基づき、見積もり情報記憶部9を参照して、高周波ノイズを見積もり出力装置6に出力する。
(動作)
図面を参照して、本発明による高周波ノイズ解析装置の第1の実施の形態における動作が説明される。
図9は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第1の実施の形態における高周波ノイズ見積もり動作のフロー図である。
ICの設計工程において、入力装置5から入力される高周波ノイズ見積もり要求に応じ、全容量算出部1は、レイアウト後ネットリスト記憶部7から設計対象回路に使用する全てのレイアウト後ネットリスト11を抽出する。又、プロセスデータ記憶部8から設計対象回路に使用する全てのプロセスデータ12を抽出する。全容量算出部1は、抽出したレイアウト後ネットリスト11に含まれる回路情報とプロセスデータ12とを用いて回路全体におけるMOSのゲート容量を算出する。算出したゲート容量と、レイアウト後ネットリスト11に含まれる配線間容量及び電源間容量とから回路全体の全容量13を算出する(ステップS202)。
CLK系容量算出部2は、レイアウト後ネットリスト記憶部7からクロック系回路のレイアウト後ネットリスト11’を抽出する。又、プロセスデータ記憶部8からクロック系回路のプロセスデータ12’を抽出する。CLK系容量算出部2は、抽出したクロック系回路のレイアウト後ネットリスト11’に含まれる回路情報から、クロック系回路におけるトランジスタの幅Wを算出し、クロック系回路におけるゲート容量をクロック系容量14として算出して、クロック占有率算出部3に送信する(ステップS204)。
ここで、全容量1は、算出したゲート容量、配線間容量及び電源間容量の1/2を用いて全容量13を算出することが好ましく、CLK系容量算出部2は、算出したクロック系回路のゲート容量を1/2にしてクロック系容量14を算出することが好ましい。理由として、回路における信号線の状態レベルは、「Hi」、「Low」の状態があり、通常のLSIでは、インバータ構成をとるため、「Hi」、「Low」の割合は同等と考えてよい。そのため、電源側につく容量、GND側につく容量が容量として働くのは全体でみると1/2と考えられるからである。デカップリング用の容量はその構成に応じて全容量13に付加される。
クロック占有率算出部3は、全容量算出部1によって算出された全容量13と、CLK系容量算出部2によって算出されたクロック系容量14とを用いて、クロック占有率15を作成する(ステップS206)。高周波ノイズ見積もり部4は、クロック占有率算出部3が算出したクロック占有率15と、入力装置5から入力される動作周波数16に基づき、見積もり情報記憶部9を参照して、高周波ノイズ見積値18を出力装置6に出力する(ステップS208)。図2を参照して、例えば、入力される動作周波数16が60MHz、クロック占有率15が6%の場合、高周波ノイズ見積もり部4は、動作周波数16(60MHz)に対応する見積情報17を抽出し、その見積情報17とクロック占有率15(6%)とから高周波ノイズ見積値18(75.6dBμA:100MHz換算)を算出する。
(第2の実施の形態)
(構成)
図4は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第2の実施の形態におけるブロック図である。
第2の実施の形態における高周波ノイズ解析装置は、第1の実施の形態における構成において、レイアウト後ネットリスト記憶部7に換えて回路設計後ネットリスト記憶部7’を備え、全容量算出部1に換えて全容量算出部1’を備え、CLK系容量算出部2に換えてCLK系容量算出部2’を備える。その他の同一符号の構成は第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
回路設計後ネットリスト記憶部7’は、設計対象の回路の論理設計後に作成され、ネットの素子サイズの情報(ディメンジョン情報)を含むネットリストである回線設計後ネットリスト19を格納する。
全容量算出部1’は、回路設計後ネットリスト記憶部7’から、論理設計後の回路に使用する全ての回路設計後ネットリスト19を抽出する。又、プロセスデータ記憶部8から論理設計後における回路の全てのプロセスデータ12を抽出する。全容量算出部1’は、抽出した回路設計後ネットリスト11と、プロセスデータ12から論理設計後の回路全体の全容量13’を算出する。CLK系容量算出部2’は、回路設計後ネットリスト記憶部7’からクロック系回路の回路設計後ネットリスト11’を抽出する。又、プロセスデータ記憶部8からクロック系回路のプロセスデータ12を抽出する。CLK系容量算出部2は、抽出したクロック系回路のレイアウト後ネットリスト11’とプロセスデータ12からクロック系容量14’として算出する。
クロック占有率算出部3は、全容量算出部1’によって算出された全容量13’と、CLK系容量算出部2によって算出されたクロック系容量14’とを用いて、クロック占有率15を作成する。高周波ノイズ見積もり部4は、クロック占有率算出部3が算出したクロック占有率15に基づき、見積もり情報記憶部9を参照して、高周波ノイズを見積もり出力装置6に出力する。
(動作)
図9を参照して、本発明による高周波ノイズ解析装置の第2の実施の形態における高周波ノイズ見積もり動作が説明される。第2の実施の形態におけるステップS202及びステップS204の動作以外の動作は、第1の実施の形態と同じであるのでその説明は省略される。ステップS202において、全容量算出部1’は、回路設計後ネットリスト記憶部7’から回路設計後ネットリスト11’を抽出し、プロセスデータ記憶部8から抽出したプロセスデータ12とを用いて論理設計後の全容量13’を算出する。ステップS204においてCLK容量算出部2’は、回路設計後ネットリスト記憶部7’から回路設計後ネットリスト11’を抽出し、プロセスデータ記憶部8から抽出したプロセスデータ12とを用いて論理設計後のCLK系容量14’を算出する。
クロック占有率算出部3は、論理設計後における回路の全容量13’とCLK容量14’とを用いてクロック占有率15を算出し(ステップS206)、高周波ノイズ見積もり部4は、クロック占有率算出部3’が算出したクロック占有率15と、入力装置5から入力される動作周波数16に基づき、見積もり情報記憶部9を参照して、高周波ノイズ見積値18を出力装置6に出力する(ステップS208)。
発明者は、論理設計後の容量を使用して計算した高周波ノイズの見積もり値と、レイアウト後の段階における容量を使用して計算した高周波ノイズの見積もり値はほぼ変わらないことをシミュレーションにより確認した。第2の実施の形態における高周波ノイズ解析装置は、論理設計段階における回路全体の容量と、クロック系の容量の比により、高周波ノイズの見積もりを行うため、第1の実施の形態に比して、早い段階で高周波ノイズを見積もることができる。
(第3の実施の形態)
(構成)
図面を参照して、本発明による高周波ノイズ解析装置の第3の実施の形態が説明される。
図5は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第3の実施の形態におけるブロック図である。第3の実施の形態における高周波ノイズ解析装置は、第1の実施の形態における構成において、全容量算出部1に換えて全容量算出部1”を備え、高周波ノイズ見積もり部4に換えて高周波ノイズ見積もり部4’を備え、入力装置5に換えて入力装置5’を備える。又、設計対象回路におけるトランジスタ数(Tr数)19と全容量13とを対応付けて記憶する全容量情報記憶部10を更に備える。その他の同一符号の構成は第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
図6を参照して、全容量情報記憶部10に記憶されるTr数19と全容量13との対応関係が示される。全容量記憶部10には、Tr数19と全容量13との相関関数が全容量情報20として記憶される。尚、Tr数19に対応する全容量13をデータベースとして格納しても構わない。
入力装置5’は、ユーザからの操作によって全容量算出部1”に対しトランジスタ数(Tr数)19を入力する。又、高周波ノイズ見積もり部4’に対しクロック占有率15、動作周波数16及び必要追加容量21を入力する。ここで、必要追加容量21とは、設計対象回路の全容量に追加したい容量である。
全容量算出部1”は、入力されるTr数19と全容量情報20とから全容量13を算出し(又はTr数に対応する全容量13を抽出し)、高周波ノイズ見積もり部4’に出力する。
高周波ノイズ見積もり部4’は、入力される全容量13とクロック占有率15とからクロック系容量14を算出し、このクロック系容量14、全容量13及び必要追加容量21とから容量追加後のクロック占有率15を算出する。入力される動作周波数16に対応する見積情報17を参照して、容量追加後の高周波ノイズを算出して追加後ノイズ量22として出力装置6に出力する。
図7は、第3及び第4の実施の形態における出力装置6の出力例である。高周波ノイズ解析装置は、入力される動作周波数16、Tr数19、クロック占有率15に対応付けて、それらに基づき計算される高周波ノイズ見積値18、必要追加容量21、追加後ノイズ量22のいずれかをそれぞれ出力する。
(動作)
図10は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第3の実施の形態における容量追加後ノイズ算出動作のフロー図である。
図7を参照して、ユーザは、入力装置5’を操作して動作周波数16、CLK系占有率15、Tr数19及び必要追加容量21を入力する。例えば、動作周波数16(30MHz)、CLK系占有率15(6%)、Tr数19(753000個)及び必要追加容量21(15616.2PF)が入力される。全容量算出部1”は、全容量記憶部10から抽出した全容量情報20と、入力装置5’から入力されるTr数19とを用いて全容量13を算出する(ステップS212)。図6を参照して、Tr数19(753000個)に対応する全容量13(7808.1PF)が算出される。
高周波ノイズ見積もり部4’は、入力されるクロック占有率15(6%)と全容量13(7808PF)からクロック系容量14(468.5PF)を算出する。次に、入力される必要追加容量21(15616.2PF)と全容量13(7808.1PF)との和(23424.3PF)とクロック系容量14(468.5PF)から、容量追加後のクロック占有率(2%)を算出する(ステップS214)。高周波見積もり部4’は、入力される動作周波数(30MHz)に対応する見積情報17(図2参照)に基づき、容量追加後のクロック占有率(2%)から追加後ノイズ量22(60dBμA 100MHz換算)を算出し、出力装置6に出力する(ステップS216)。
(第4の実施の形態)
(構成)
図面を参照して、本発明による高周波ノイズ解析装置の第4の実施の形態が説明される。
図8は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第4の実施の形態におけるブロック図である。第4の実施の形態における高周波ノイズ解析装置は、第3の実施の形態における構成において、全容量算出部1’に換えて全容量算出部1”を備え、高周波ノイズ見積もり部4’に換えて高周波ノイズ見積もり部4”を備え、入力装置5’に換えて入力装置5”を備える。その他の同一符号の構成は第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
入力装置5”は、ユーザからの操作によって全容量算出部1”に対しトランジスタ数(Tr数)19を入力する。又、高周波ノイズ見積もり部4’に対しクロック占有率15、動作周波数16及び追加後ノイズ量22を入力する。ここで、追加後ノイズ量22とは、設計対象回路の設定のノイズ量である。
全容量算出部1”は、入力されるTr数19と全容量情報20とから全容量13を算出し(又はTr数に対応する全容量13を抽出し)、高周波ノイズ見積もり部4”に出力する。
高周波ノイズ見積もり部4”は、入力される全容量13とクロック占有率15とからクロック系容量14を算出する。次に、入力される動作周波数16に対応する見積情報17を参照して、入力される追加後ノイズ量22に対応するクロック占有率15を容量追加後のクロック占有率15として算出する。次に、入力される全容量13とクロック占有率と、追加後ノイズ量22に対応するクロック占有率とから必要追加容量21を算出し出力装置6に出力する。
(動作)
図11は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第4の実施の形態における必要追加容量算出動作のフロー図である。
図8を参照して、ユーザは、入力装置5”を操作して動作周波数16、CLK系占有率15、Tr数19及び追加後ノイズ量22を入力する。例えば、動作周波数16(30MHz)、CLK系占有率15(6%)、Tr数19(753000個)及び追加後ノイズ量(60.0dBμA 100MHz換算)が入力される。全容量算出部1”は、全容量記憶部10から抽出した全容量情報20と、入力装置5’から入力されるTr数19とを用いて全容量13を算出する(ステップS222)。図6を参照して、Tr数19(753000個)に対応する全容量13(7808.1PF)が算出される。
高周波ノイズ見積もり部4”は、入力される動作周波数(30MHz)に対応する見積情報17(図2参照)に基づき、追加後ノイズ量22(60.0dBμA 100MHz換算)に対応するクロック占有率を、容量追加後のクロック占有率(2.0%)として算出する(ステップS224)。入力されるクロック占有率15(6%)と全容量13(7808PF)と算出された容量追加後の占有率(2.0%)とから必要追加容量21(15616.2PF)を算出し、出力装置6に出力する(ステップS226)。
第3及び第4の実施の形態のように、図6で示されるようなTr数と全容量の関係を全容量情報20として使用することで、入力条件(動作周波数16、Tr数19、クロック占有率15等)に従い、所定の設定基準(ノイズ量)を満足する必要追加容量や、所定の設定容量を追加後のノイズ量を得ることができる。このように、必要追加容量、追加後ノイズ量を求めることができるため、設計に対するノイズ対策の指針を容易に得ることができる。又、入力条件として、動作周波数16、Tr数19を加えることにより、これらの影響の確認が容易となる。
以上のように、本発明による高周波ノイズ解析装置は、共振を含む高調波ノイズ量と、クロック占有率15との関係相関関係から、100MHz換算のノイズ量を求めているため、クロック占有率15を求めることで容易に共振を含む高調波ノイズ量を見積もることが可能となる。
又、従来技術ではパッケージのインダクタンス(L)、内部容量(C)、抵抗(R)等それぞれ情報がそろって、算出推定するが、本発明は容量の比(クロック占有率15)によりノイズを見積もるため、解析時間が短縮できる。
更に、パッケージ情報、共振情報がなくとも、LSIが動作する、動作周波数16、Tr数19、クロック占有率15がわかれば、ノイズ量、必要追加容量、追加後のノイズ量を見積もることができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。本発明で見積もった高周波ノイズ18は100MHz換算値として出力した。これは、ラジオノイズとして100MHz近辺のノイズが問題になる場合が多いことや、ノイズ量を比べるとき、異なった周波数のノイズ量で比較するより、100MHz換算ノイズで比較した方が、比較が容易であるためである。従って、100MHz換算以外の周波数で換算した高周波ノイズ18を出力してもその限りではない。又、電源電圧や複数クロック系の回路等の条件を考慮して、それぞれのクロック占有率15がわかれば、見積情報17及び各種演算によりノイズ量を求めることができる。
図1は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第1の実施の形態におけるブロック図である。 図2は、回路におけるクロック占有率と、高周波ノイズとの相関関係の一例である。 図3は、本発明に係る高周波ノイズ見積値の100MHz換算値の算出方法の一例である。 図4は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第2の実施の形態におけるブロック図である。 図5は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第3の実施の形態におけるブロック図である。 図6は、本発明に係るTr数と全容量の相関関係の一例である。 図7は、第3及び第4の実施の形態における出力装置の出力例である。 図8は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第4の実施の形態におけるブロック図である。 図9は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第1及び2の実施の形態における高周波ノイズ見積もり動作のフロー図である。 図10は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第3の実施の形態における高周波ノイズ見積もり動作のフロー図である。 図11は、本発明による高周波ノイズ解析装置の第4の実施の形態における高周波ノイズ見積もり動作のフロー図である。
符号の説明
100 : 表示装置
1、1’、1” : 全容量算出部
2、2’ : クロック系容量算出部
3 : クロック占有率算出部
4、4’、4” : 高周波ノイズ見積もり部
5、5’、5” : 入力装置
6、6’、6” : 出力装置
11 : レイアウト後ネットリスト
11’ : 回路設計後ネットリスト
12 : プロセスデータ
13、13’ : 全容量
14、14’ : クロック系容量
15 : クロック占有率
16 : 動作周波数
17 : 見積情報
18 : 高周波ノイズ見積値、高周波ノイズ
19 : Tr数
20 : 全容量情報
21 : 必要追加容量
19 : 追加後ノイズ量

Claims (19)

  1. 回路全体の容量である全容量を算出する全容量算出部と、
    前記回路中において、クロック信号が入力される回路部分であるクロック系回路の容量をクロック系容量として算出するクロック系容量算出部と、
    前記全容量と前記クロック系容量とから、前記全容量に対する前記クロック系容量の比率を表すクロック占有率を算出するクロック占有率算出部と、
    回路に発生し得る高周波ノイズと前記クロック占有率との相関関係を見積情報として記憶する見積もり情報記憶部と、
    前記見積情報に基づいて、前記算出されたクロック占有率に対応する高周波ノイズを算出し、前記回路において発生する高周波ノイズの予想値として出力するノイズ見積もり部と
    を具備する
    高周波ノイズ解析装置。
  2. 請求項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記見積もり情報記憶部は、動作周波数毎の高周波ノイズと、前記クロック占有率とを対応付けた情報を前記見積情報として記憶し、
    前記ノイズ見積もり部は、前記見積情報に基づき、前記算出されたクロック占有率と入力された動作周波数とに対応する高周波ノイズを前記予想値として算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  3. 請求項2に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記見積もり情報記憶部は、電源電圧毎の高周波ノイズと、前記クロック占有率とを対応付けた情報を前記見積情報として記憶し、
    前記ノイズ見積もり部は、前記見積情報に基づき、前記算出されたクロック占有率と入力装置から入力された電源電圧とに対応する高周波ノイズを前記予想値として算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記全容量算出部は、前記回路のネットリスト及びプロセスデータを参照して、前記全容量を算出し、
    前記クロック系容量算出部は、前記回路のネットリスト及びプロセスデータを参照して前記クロック系容量を算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  5. 請求項4に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記ネットリストは、前記回路のレイアウト設計において作成され、前記回路の回路情報、配線間容量及び電源間容量を含む
    高周波ノイズ解析装置。
  6. 請求項4に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記ネットリストは、前記回路の論理設計において作成され、前記回路における素子のディメンジョン情報を含む
    高周波ノイズ解析装置。
  7. 請求項1から3いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記全容量と前記回路に使用されるトランジスタ数とを関連付けて格納する全容量情報記憶部を更に具備し、
    前記全容量算出部は、前記全容量情報記憶部を参照して、入力されるトランジスタ数に対応する全容量を算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  8. 請求項から7いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記イズ見積もり部は、入力される全容量と、クロック占有率と、追加容量とを用いて容量追加後の前記回路における高周波ノイズ量を算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  9. 請求項から8いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記イズ見積もり部は、入力される全容量とクロック占有率と所望のノイズ量とを用いて、前記回路における高周波ノイズ量が所望のノイズ量となるために必要な追加容量を算出する
    高周波ノイズ解析装置。
  10. 請求項1から9いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析装置において、
    前記高周波ノイズは、前記回路中の共振の影響を考慮したノイズ量である
    高周波ノイズ解析装置。
  11. 演算処理装置が、回路全体の容量である全容量を算出するステップと、
    前記演算処理装置が、前記回路においてクロックが入力される回路部分の容量であるクロック系容量を算出するステップと、
    前記演算処理装置が、前記全容量と前記クロック系容量とから、前記全容量に対する前記クロック系容量の比率を表すクロック占有率を算出するステップと、
    記憶装置が、回路に発生し得る高周波ノイズと前記クロック占有率との相関関係を見積情報として記憶するステップと、
    前記演算処理装置が、前記見積情報に基づいて、前記算出されたクロック占有率に対応する高周波ノイズを算出し、前記回路において発生する高周波ノイズの予想値として出力するステップと
    を具備する
    高周波ノイズ解析方法。
  12. 請求項11に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記予想値を出力するステップは、
    前記演算処理装置が、高周波ノイズとクロック占有率との相関関係に基づいて、前記算出したクロック占有率に対応する高周波ノイズを前記予想値として算出するステップを備える
    高周波ノイズ解析方法。
  13. 請求項11又は12に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記全容量を算出するステップは、前記演算処理装置が、前記回路のネットリスト及びプロセスデータに基づき前記全容量を算出するステップを含み、
    前記クロック系容量を算出するステップは、前記演算処理装置が、前記回路のネットリスト及びプロセスデータを参照して前記クロック系容量を算出するステップを含む
    高周波ノイズ解析方法。
  14. 請求項13に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記記憶装置が、前記回路のレイアウト設計において、前記回路の回路情報、配線間容量及び電源間容量を含めて作成された前記ネットリストを記憶するステップを更に備える
    高周波ノイズ解析方法。
  15. 請求項13に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記記憶装置が、前記回路の論理回路設計において、前記回路における素子のディメンジョン情報を含めて作成された前記ネットリストを記憶するステップを更に備える
    高周波ノイズ解析方法。
  16. 請求項11又は12に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記記憶装置が、前記全容量と前記回路に使用されるトランジスタ数とを関連付けて納するステップを更に備え、
    前記全容量を算出するステップは、前記演算装置が、前記全容量情報記憶部を参照して、入力されるトランジスタ数に対応する全容量を算出するステップ備える
    高周波ノイズ解析方法。
  17. 請求項12から16いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記演算装置が、入力される全容量と、クロック占有率と、追加容量とを用いて容量追加後の前記回路における高周波ノイズ量を算出するステップを更に備える
    高周波ノイズ解析方法。
  18. 請求項12から17いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析方法において、
    前記演算装置が、入力される全容量とクロック占有率と所望のノイズ量とを用いて、前記回路における高周波ノイズ量が所望のノイズ量となるために必要な追加容量を算出するステップを更に備える
    高周波ノイズ解析方法。
  19. 請求項11から18いずれか1項に記載の高周波ノイズ解析方法をコンピュータに実行させる
    高周波ノイズ解析プログラム。
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