JP4528601B2 - 脂環式ビニルエーテル共重合体 - Google Patents

脂環式ビニルエーテル共重合体 Download PDF

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Description

本発明は、脂環式ビニルエーテルを構成単位として含む脂環式ビニルエーテル共重合体に関する。更に詳しくは、外部刺激、特に熱に感応して、電気・電子、光学、シート、フィルム、発泡、メカノケミカル、温度センサー、分離膜、吸着剤、薬物放出剤、吸水剤、保水剤、遮光体、ディスプレイ等の各材料として利用可能な、透明性及び成型性に優れた感熱応答性脂環式ビニルエーテル共重合体に関する。
高分子化合物には、熱、pH、光等の外部刺激に感応して相転位現象を示すものが知られている。例えば、ポリメチルビニルエーテル、メチルセルロース、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルメチルオキサゾリジノンなどは、熱に感応して、特定の温度範囲内では均一な溶液状態であるが、当該温度以外の温度では組成の異なる二相に相分離する。この相転位現象を応用した温度センサー、分離膜、薬物放出剤、吸水剤、遮光体等の材料の開発が活発に行われている。しかし、これらの高分子化合物は重合やゲルの作製が困難であり、そのゲルの性能も不充分であるため、応用開発は殆ど行われていないのが実情である。
一方、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)(NIPAM)に代表されるポリアクリルアミド誘導体やオキシエチレン鎖を含有するビニルエーテル類のリビング重合体も相転移現象を示すことが知られている。特に、オキシエチレン鎖を含有するビニルエーテル類のリビング重合体ではポリマー分散度が狭いことから、NIPAMと比較して、外部刺激に対する相転位が鋭敏に発現し、感度の良好な刺激応答性材料が得られる。このようなビニルエーテル類のリビング重合体としては、ビニルエーテル類の単独重合体や相転位現象を損なわない範囲でビニルエーテル類と他のモノマーとの共重合体が知られている(特許文献1〜3)。ビニルエーテル類のリビング重合体の画像形成材料(特許文献1)や化粧料(特許文献2)への応用も開示されている。
特開2003−119342号公報 特開2003−183330号公報 特開2000−319473号公報
しかしながら、従来のオキシエチレン鎖を含有するビニルエーテル類のリビング単独重合体やその共重合体は、高粘性な油状物であるため成型性に劣るという問題点を有する。すなわち、材料としてそのまま使用できないため、水、有機溶媒又はこれらの混合溶媒に溶解して使用するか、あるいは容器に封入して使用する必要があった。また、その用途も限られていた。更に、成型性を改善したポリマーとして、高い製膜性を付与可能なアルキル基含有ビニルエーテルポリマーが提案されているが、実際にはもろく白濁した膜しか製造できない。
従って、本発明の目的は、溶液状態にしなくても成型性に優れた刺激応答性材料を提供することにある。特に、本発明の目的は、製膜性に優れた感熱応答性材料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討した結果、式(1)で表される脂環式ビニルエーテルと式(2)で表されるオキシエチレン鎖含有ビニルエーテルとからなる脂環式ビニルエーテル共重合体、又は式(1)で表される脂環式ビニルエーテルと式(3)で表される長鎖アルキル基含有ビニルエーテルとからなる脂環式ビニルエーテル共重合体が、成型性、特に製膜性に優れ、そのうえ膜表面で刺激応答性を発現可能な材料であることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、少なくとも1種の式(1):
Figure 0004528601
[式中、R1〜R12は各々独立して水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基又はハロゲン原子を示し;A1〜A4は各々独立して水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基、ハロゲン原子、又はホウ素、窒素、酸素、ケイ素、リン及び硫黄から選ばれるヘテロ原子を含有する置換基を示し;R1〜R12、A1〜A4は一緒になって脂肪族環を形成していてもよい。nは0〜3の整数、mは0〜2の整数を示す。]
で表される脂環式ビニルエーテルと、少なくとも1種の式(2):
Figure 0004528601
[式中、X1は水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基、又はホウ素、窒素、酸素、ケイ素、リン及び硫黄から選ばれるヘテロ原子を含有する置換基を示し;pは1〜10の整数を示す。]
で表されるオキシエチレン鎖含有ビニルエーテルとを主鎖に有する脂環式ビニルエーテル共重合体を提供する。
本発明はまた、少なくとも1種の式(1)で表される脂環式ビニルエーテルと、少なくとも1種の式(3):
Figure 0004528601
[式中、X2は置換基を有していてもよい炭素数10〜30のアルキル基を示す。]
で表される長鎖アルキル基含有ビニルエーテルとを主鎖に含む脂環式ビニルエーテル共重合体を提供する。
本発明はさらに、上記脂環式ビニルエーテル共重合体を含む電気・電子材料;上記脂環式ビニルエーテル共重合体を含む光学材料;上記脂環式ビニルエーテル共重合体を含むシート材料又はフィルム材料;上記脂環式ビニルエーテル共重合体を含む温度センサー材料;上記脂環式ビニルエーテル共重合体を含む吸水材料又は保水材料を提供する。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体によれば、溶液状態でなくても成型性、特にフィルム状に成型可能でかつ透明性の高い材料が得られる。
従って、刺激、特に熱に感応する本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、電気・電子、光学、シート、フィルム、発泡、メカノケミカル、温度センサー、分離膜、吸着剤、薬物放出剤、吸水剤、保水剤、遮光体、ディスプレイ等の各刺激応答性材料に有効に利用され得る。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、式(1)で表される脂環式ビニルエーテル(以下、「脂環式ビニルエーテル(1)」)とオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)とを主鎖に含む共重合体である。
脂環式ビニルエーテル(1)において、R1〜R12で示される重水素原子としてはジュウテリウム(2D)が挙げられ、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。炭素数1〜15の炭化水素基は、好ましくは炭素数1〜10の炭化水素基、特に好ましくは炭素数1〜12の炭化水素基である。このような炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロぺンチル基、シクロへキシル基等の直鎖、分岐鎖又は環状のアルキル基;ビニル基、プロペニル基等のアルケニル基;フェニル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基などが挙げられる。
1〜A4で示されるホウ素を含有する置換基としては、ジメチルボリル基、ジエチルボリル基等のアルキルボリル基;ジフェニルボリル基、ジトリルボリル基等のアリールボリル基;ボロン酸エステル基などが挙げられる。窒素を含有する置換基としては、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチルメチルアミノ基等のアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基等のアリールアミノ基;N−メチルアセトアミド基、N−メチルベンズアミド基等のアミド基などが挙げられる。酸素を含有する置換基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基;フェノキシ基、ナフトキシ基等のアリールオキシ基;メチルエステル基、エチルエステル基、プロピルエステル基、ブチルエステル基等のアルキルエステル基などが挙げられる。ケイ素を含有する置換基としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ブチルジメチルシリル基、トリシクロヘキシルシリル基等のアルキルシリル基;トリフェニルシリル基、トリトリルシリル基等のアリールシリル基;シロキシ基などが挙げられる。リンを含有する置換基としては、ジメチルホスフィノ基、ジエチルホスフィノ基、ジシクロヘキシルホスフィノ基等のアルキルホスフィノ基;ジフェニルホスフィノ基、ジトリルホスフィノ基等のアリールホスフィノ基;リン酸エステル基などが挙げられる。硫黄を含有する置換基としては、メチルスルホネート基、フェニルスルホネート基、ベンジルスルホネート基、p−トルエンスルホネート基、トリフルオロメタンスルホネート基等のスルホネート基;スルホキシド基などが挙げられる。
1〜A4で示される重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基、ハロゲン原子としては、R1〜R12で説明したものと同様なものが挙げられる。
1〜R12、A1〜A4は一緒になって脂肪族環を形成していてもよい。その脂肪族環は3〜8員環であることが好ましく、脂肪族環は単環でも又は二以上の環でもよい。更に、単環は橋かけ構造を形成していてもよく、二以上の環は縮合していてもよい。
脂環式ビニルエーテル(1)は、式(4):
Figure 0004528601
(式中、R1〜R12は各々独立して水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基又はハロゲン原子を示し;A1〜A4は各々独立して水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基、ハロゲン原子、又はホウ素、窒素、酸素、ケイ素、リン及び硫黄から選ばれるヘテロ原子を含有する置換基を示し;R1〜R12、A2とA3は一緒になって脂肪族環を形成していてもよい。nは0〜3の整数、mは0〜2の整数を示す。)
で表わされるモノマーが好ましい。式(4)中、R1〜R12で示される各原子及び各基は式(1)で説明したものと同様である。また、R1〜R12、A1〜A4は一緒になって脂肪族環を形成していてもよい。その脂肪族環は3〜8員環であることが好ましい。脂肪族環は単環でも又は二以上の環でもよく、二以上の環は縮合していてもよい。脂肪族環は、更に橋かけ構造を形成していてもよい。
以下に化合物(4)の具体例を示す。
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
Figure 0004528601
上記の脂環式ビニルエーテル(1)、特にモノマー(4)を繰り返し単位として使用することにより、透明で機械物性に優れ、かつ高い耐熱性を有する脂環式ビニルエーテル共重合体が得られる。モノマー(4)は少なくとも1種を使用すれば上記の物性を有する共重合体が得られるが、必要に応じて物性を損なわない範囲で2種以上を組み合わせて使用してもよい。
成型性に優れ、かつ感熱応答性を効率的に発現するためには、脂環式ビニルエーテル(1)をオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)との共重合体とすることが必須である。オキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)において、X1で示される各原子及び各基は式(1)で説明したものと同様である。オキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)においては、X1が水素原子又は重水素原子であっても好適に感熱応答性材料として使用することができる。
オキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)は、式(5):
Figure 0004528601
(式中、X3は炭素数1〜15の炭化水素基又はホウ素、窒素、酸素、ケイ素、リン及び硫黄から選ばれるヘテロ原子を含有する置換基を示し;pは1〜10の整数を示す。)
で表わされるモノマーが好ましい。式(5)中、X3で示される各基は式(1)で説明したものと同様である。モノマー(5)は少なくとも1種を使用すれば成型性及び感熱応答性を発現できるが、必要に応じて物性を損なわない範囲であれば2種以上を組み合わせて使用してもよい。
モノマー(5)としては、例えば2−メトキシエチルビニルエーテル、2−エトキシエチルビニルエーテル、2−n−プロポキシエチルビニルエーテル、2−イソプロポキシエチルビニルエーテル、2−n−ブトキシエチルビニルエーテル、2−イソブトキシエチルビニルエーテル、2−メトキシエトキシエチルビニルエーテル、2−エトキシエトキシエチルビニルエーテル、2−メトキシ−2−エトキシエトキシエチルビニルエーテル、2−エトキシ−2−エトキシエトキシエチルビニルエーテル、2−フェノキシエチルビニルエーテル等のオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル類が挙げられ、いずれも感熱応答性を発現するために好適に使用できる。
モノマー(5)においては、X3が仮に水素原子又は重水素原子の場合には、重合を阻害して所望する共重合体を製造できない。そのため、X3が水素原子又は重水素原子であるモノマー(5)を、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等の炭素数1〜6のアルキル基;フェニル基等の炭素数6〜10のアルール基;トリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等の炭素数4〜20のアルキルシリル基などで保護してから、共重合反応を行う必要がある。得られた共重合体の保護基を脱保護することにより、式(2)で示されるX1が水素原子又は重水素原子である共重合体が製造できる。
上記アルキル基、上記シリル基で保護したモノマー(5)としては、例えば2−メトキシエチルビニルエーテル、2−エトキシエチルビニルエーテル、2−n−プロポキシエチルビニルエーテル、2−イソプロポキシエチルビニルエーテル、2−n−ブトキシエチルビニルエーテル、2−イソブトキシエチルビニルエーテル、2−フェノキシエチルビニルエーテル、2−トリメチルシロキシエチルビニルエーテル、2−tert−ブチルジメチルシロキシエチルビニルエーテル等が挙げられ、いずれも感熱応答性を発現するために好適に使用できる。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、脂環式ビニルエーテル(1)と長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)とを主鎖に含む共重合体とすることもできる。長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)は、式(6):
Figure 0004528601
(式中、X4は置換基を有していてもよい炭素数10〜30のアルキル基を示す。)
で表わされるモノマーが好ましい。
感熱応答性材料の成型性及び透明性の点から、モノマー(6)のアルキル基X4の炭素数は10以上である。炭素数が10未満ではもろく、濁りのある共重合体しか得られない。炭素数10〜30のアルキル基としては、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基等が挙げられる。
当該アルキル基の置換基としては、例えば、メチル基、エチル基等の炭素数1〜6のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基;ホルミル基、アセチル基等のアシル基;水酸基、アミノ基、カルボキシ基等が挙げられる。
モノマー(6)としては、例えばデシルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等が挙げられる。
上記の長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)、特にモノマー(6)を繰り返し単位として使用することにより、透明で機械物性に優れ、かつ高い耐熱性を有する脂環式ビニルエーテル共重合体が得られる。モノマー(6)は少なくとも1種を使用すればいいが、必要に応じて物性を損なわない範囲であれば2種以上のモノマーを使用してもよい。
脂環式ビニルエーテル(1)の繰り返し単位数は2〜3,000であり、特に好ましくは10〜1,500である。オキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)又は長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)の繰り返し単位数は2〜4,000であり、特に好ましくは10〜2,000である。本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体の分子量は500〜2,000,000であり、特に好ましくは1,000〜500,000である。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体には、脂環式ビニルエーテル(1)とオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)又は長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)以外に、所望する物性を損なわない範囲でカチオン重合性を有する他の共重合性モノマーを1種以上共重合させてもよい。このような他の共重合性モノマーとしては、例えばスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノマー;酢酸ビニル等のビニル系モノマー;1,3−ブタジエン等のブタジエン系モノマー;プロピレン等のプロピレン系モノマー;n−ブチルエーテル、イソブチルエーテル、tert−ブチルエーテル等の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を含有するビニルエーテルなどが挙げられる。また、共重合体を更に共重合させてもよい。そのような共重合体としては、ランダム共重合又はブロック共重合体が挙げられるが、外部刺激、特に熱刺激に対する感度の点から、ブロック共重合体が好ましい。
脂環式ビニルエーテル(1)とオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)又は長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)の組成比は、それぞれモル比で95/5〜5/95が好ましく、より好ましくは90/10〜10/90、特に75/25〜25/75が好ましい。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体の重合法としては、刺激応答性を感度よく発現させるために分散度の狭いポリマーが必須であることから、特にリビングカチオン重合が好ましい。リビングカチオン重合法において、脂環式ビニルエーテル共重合体の分子量はモノマーと重合開始剤とのモル比によってほぼ一義的に決まるため、モノマーと重合開始剤の使用量を変えることにより、脂環式ビニルエーテル重合体の分子量を広い範囲にわたって任意に制御可能である。重合開始剤は、カチオン重合をリビング的に進行させるものであれば特に制限されないが、例えばアルケニルエーテル類のリビングカチオン重合開始剤としてはHI/I2系開始剤(特開昭60−228509号公報)、重合開始剤と有機アルミニウム化合物/エーテル、有機アルミニウム化合物/エステル等の添加剤とを組み合わせた重合開始剤(特許第3096494号明細書、特公平7−2805号公報、特開昭62−257910号公報、特開平1−108202号公報及び特開平1−108203号公報)が好ましい。特に工業的には、装置の腐食対策等のコスト低減が可能な点から、重合開始剤と有機アルミニウム化合物/エーテル、有機アルミニウム化合物/エステル等の添加剤とを組み合わせた重合開始剤がより好ましい。重合開始剤の使用量は、原料モノマーの総量に対して0.001〜20モル%が好ましく、より好ましくは0.01〜10モル%、特に1モル%以下が好ましい。
リビングカチオン重合反応は適当な有機溶媒の存在下で行うことが好ましいが、非存在下で行ってもよい。有機溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒;プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、デカン、ヘキサデカン等の脂肪族炭化水素系溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、エチレングリコールジエチルエーテル等のエーテル系溶媒が挙げられる。これらの有機溶媒の中でも、特にトルエン、塩化メチレン又はTHFが好ましい。これらの有機溶媒は必要に応じて単独又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
重合温度は使用する重合開始剤、モノマー、溶媒の種類等により異なるが、通常−80〜150℃であり、好ましくは−50〜100℃、特に好ましくは−20〜80℃である。重合時間は使用する重合開始剤、モノマー、溶媒、反応温度等により異なるが、通常10分〜100時間程度である。重合反応はバッチ式、連続式のいずれの方法でも好適に行うことができる。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、良好な刺激応答性の発現の点から、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により標準ポリスチレン検量線から求めた重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1.0〜3.0であることが好ましく、より好ましくは1.0〜2.0、特に1.0〜1.5であることが好ましい。
相転位温度は、脂環式ビニルエーテル(1)と共重合するオキシエチレン鎖含有ビニルエーテル(2)又は長鎖アルキル基含有ビニルエーテル(3)との組み合わせ、分子量の制御により任意に調整可能である。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、単独でも刺激応答性材料として使用することが可能である。例えば、トリシクロデカンモノメチルロールビニルエーテル(TMMVE、式(4)の(4-f))とエトキシエチルビニルエーテル(EOVE)とのブロック共重合体は、製膜性に優れ、温度変化により親水性、撥水性をそれぞれ発現することが可能である。これは該重合体の感熱応答性によるミセル形成に起因している。
更に、本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、ブレンド、混錬等の機械的手法、表面グラフト等の化学的手法を用いることにより他の材料(例えば、ポリオレフィン類、ポリエステル類、ポリイミド類等)とのハイブリッド化も可能である。
本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、成型性に優れ、製膜が可能なことから、例えばシート材料、フィルム材料への利用が可能である。更に脂環骨格を含有していることから絶縁性が期待でき、同時にビニルエーテル骨格に起因する密着性も期待できることから、電気・電子材料への利用も可能である。また、透明性に優れることから、例えば光学材料への利用も可能である。この他、本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は、熱刺激に感応して親水性、疎水性の変化が可逆的に達成できることから、例えば吸水材料、保水材料、温度センサーへの利用も可能である。
また、上記の利用可能な材料の作製方法としては、通常使用されるフィルム製造法を適用することができる。例えばキャスティング法、スピンコーティング法、ディッピング法のようなポリマー溶液を使用する製造法、溶融押出法のようにポリマーを加熱溶融する製造法が挙げられる。
以下に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
窒素気流下、30mLフラスコに乾燥トルエン 3mL、乾燥酢酸エチル 0.5mL、40mM 1-ブトキシエチルアセテート(IBEA)トルエン溶液 0.5mL、トリシクロデカンモノメチロールビニルエーテル(TMMVE) 0.77g(4.0mmol)を添加して、0℃に冷却した後、200mM Et1.5AlCl1.5トルエン溶液 0.5mLを添加して0℃で撹拌した。2時間後、反応液にエトキシエチルビニルエーテル(EOVE) 0.70g(6.0mmol)を添加して、更に、2時間撹拌した。反応停止後、反応液を希釈して水洗し、有機相から溶媒を留去して、Mwが30,200、Mw/Mnが1.18のブロック共重合体TMMVE-b-EOVEを得た。
共重合体を塩化メチレン/エタノール混合溶媒で希釈してガラス板にキャストした後、減圧乾燥して溶媒を留去して該共重合体の透明な膜を得た。室温下、該膜上に水滴を滴下しても水滴は粒状のままであったが、膜を20℃以下に冷却すると水滴が膜上で広がり、接触角の著しい変化が認められた。復温すると水滴は元の粒状に戻ることが確認された。該共重合体は膜状態で熱刺激により親水性、撥水性の変化を可逆的に達成できることが明らかになった。
実施例2
窒素気流下、50mLフラスコに乾燥トルエン 12mL、乾燥酢酸エチル 2mL、40mM 1-ブトキシエチルアセテート(IBEA)トルエン溶液 2mL、トリシクロデカンメタノールビニルエーテル(TCDVE) 2.85g(16.0mmol)を添加して0℃に冷却した後、200mM Et1.5AlCl1.5トルエン溶液 2mLを添加して0℃で撹拌した。2時間後、反応液にエトキシエチルビニルエーテル(EOVE) 2.79g(24.0mmol)を添加して、更に3時間撹拌した。反応停止後、反応液を希釈して水洗し、有機相から溶媒を留去して、Mwが59,500、Mw/Mnが1.13のブロック共重合体TCDVE-b-EOVEを得た。
共重合体を塩化メチレン/エタノール混合溶媒で希釈してガラス板にキャストした後、減圧乾燥して溶媒を留去して該共重合体の透明な膜を得た。室温下、該膜上に水滴を滴下しても水滴は粒状のままであったが、膜を20℃以下に冷却すると水滴が膜上で広がり、接触角の著しい変化が認められた。復温すると水滴は元の粒状に戻ることが確認された。該共重合体は膜状態で熱刺激により親水性、撥水性の変化を可逆的に達成できることが明らかになった。
実施例3
窒素気流下、50mLフラスコに乾燥トルエン 12mL、乾燥酢酸エチル 2mL、40mM 1-ブトキシエチルアセテート(IBEA)トルエン溶液 2mL、トリシクロデカンメタノールビニルエーテル(TCDVE) 2.85g(16.0mmol)を添加して30℃に保持した後、200mM Et1.5AlCl1.5トルエン溶液 2mLを添加して30℃で撹拌した。30分後、反応液にn−オクタデシルビニルエーテル(ODVE)の50%トルエン溶液 11mL(16.1mmol)を添加して、更に2時間撹拌した。反応停止後、反応液を希釈して水洗し、有機相から溶媒を留去して、Mwが79,000、Mw/Mnが1.20のブロック共重合体TCDVE-b-ODVEを得た。
共重合体を塩化メチレン/エタノール混合溶媒で希釈してガラス板にキャストした後、減圧乾燥して溶媒を留去して該共重合体の透明な膜を得た。該膜上にテトラリン液滴を滴下したところ、膜を20℃以上に加温すると接触角の変化が認められた。該共重合体は膜状態で熱刺激により親油性、撥油性の変化を可逆的に達成できることが明らかになった。
比較例1
窒素気流下、50mLフラスコに乾燥トルエン 12mL、乾燥酢酸エチル 2mL、40mM IBEA/トルエン溶液 2mL、エトキシエチルビニルエーテル(EOVE) 1.86g(16.0mmol)を添加して、0℃に冷却した後、200mM Et1.5AlCl1.5トルエン溶液 2mLを添加して、0℃で3時間撹拌した。反応停止後、反応液を希釈して水洗し、有機相から溶媒を留去してMwが22,000、Mw/Mnが1.12の高粘性油状化合物poly-EOVEを得た。該重合体を塩化メチレン/エタノール混合溶媒で希釈してガラス板にキャストした後、減圧乾燥して溶媒を留去したが、膜は得られなかった。
以上の結果から、本発明の脂環式ビニルエーテル共重合体は成型性、特に製膜性に優れかつ感熱応答性を示す材料であることが明らかになった。

Claims (5)

  1. 少なくとも1種の式(1):
    Figure 0004528601

    [式中、R1〜R12は各々独立して水素原子、重水素原子、又は炭素数1〜15の炭化水素基を示し;Al〜A4は各々独立して水素原子、重水素原子、又は炭素数1〜15の炭化水素基を示し;R1〜R12、Al〜A4は一緒になって脂肪族環を形成していてもよい。nは0〜3の整数、mは0〜2の整数を示す。]
    で表される脂環式ビニルエーテルと、少なくとも1種の式(2):
    Figure 0004528601

    [式中、Xlは水素原子、重水素原子、炭素数1〜15の炭化水素基、又は炭素数4〜20のアルキルシリル基を示し;pは1〜10の整数を示す。]
    で表されるオキシエチレン鎖含有ビニルエーテルとを主鎖に有する脂環式ビニルエーテル共重合体。
  2. 重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1.0〜1.5のリビング共重合体である請求項1記載の脂環式ビニルエーテル共重合体。
  3. 外部刺激に感応して可逆的又は不可逆的に相転位を示すものである請求項1又は2記載の脂環式ビニルエーテル共重合体。
  4. 外部刺激が熱刺激である請求項1〜のいずれか1項記載の脂環式ビニルエーテル共重合体。
  5. 請求項1〜のいずれか1項記載の脂環式ビニルエーテル共重合体を含むシート材料又はフィルム材料。
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