JP4527695B2 - 警備システム、電話交換装置および多機能電話機 - Google Patents

警備システム、電話交換装置および多機能電話機 Download PDF

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Description

本発明は、警備システム、電話交換装置および多機能電話機に関し、特に、多機能電話機に備えられるファンクションボタンインタフェースを利用した警備情報の通報を可能とする警備システム、電話交換装置および多機能電話機に関する。
近年、侵入者や出火などの異常事態を検出して、電話回線を介してあらかじめ設定されている警察や消防署などに自動的に通報するようなセキュリティシステムや防災システムが盛んになってきている。
このような警備システムを構築する場合、通常の電話システムに対して、警備情報を通報するための別個の通報装置を付加して、センサが検知した異常情報を別個に設置した該通報装置、専用の回線を介して、あらかじめ設定した接続先に通報するようにしている。例えば、特許文献1の特開平11−112694号公報「ISDN回線中継装置」では、ISDN回線中継装置として、火災などの非常事態の発生時に、警察や消防署などの所定の通報先に通報メッセージを送出することが可能なアナログ回線用の通報装置を、ISDN回線に対しても接続することができるターミナルアダプタ機能を、通常の機能とは別個に備えるようにしている。
特開平11−112694号公報(第4−5頁)
しかしながら、前述のように、従来の電話システムを利用した警備システムの場合、センサ情報を通報するための特別な通報装置が必要であり、かつ、専用の回線も必要であり、さらに、平常時には使用しない回線インタフェースを必要とするため、装置コストや配線コスト上、負担が大きくなるという欠点があり、電話システムに警備システムを本格的に組み込んだ実用製品が普及しにくいという環境にあった。
また、個人情報の保護などの目的で、各人個別の机の引き出しの中等も含むより詳細な監視を行うためには、さらに配線が必要になってしまうという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、多機能電話機のファンクションボタン機能を利用したセンサ情報の通報動作を行うとともに、ファンクションボタン用の配線をセンサ情報にも利用可能とすることにより、新たな専用の通報装置の設置や新たな配線を行うことなく、センサによる警備情報の監視が可能な警備システム、電話交換装置および多機能電話機を提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明による警備システム、電話交換装置および多機能電話機は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)特定の機能の実行を指示するためのファンクションボタンと警備用の情報を監視するセンサとを少なくとも備えた多機能電話機と、1ないし複数の前記多機能電話機と接続して、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信結果に基づく接続動作を行うとともに、当該ファンクションボタンの操作状態の受信結果を他の多機能電話機へ送信する動作を行い、かつ、前記多機能電話機からの前記センサの監視結果の受信結果に基づく通報動作を行う電話交換装置とからなる警備システムであって、前記多機能電話機は、前記ファンクションボタンと前記センサとを並列接続して、前記センサの異常検知結果の前記電話交換装置への送信を、前記ファンクションボタンの操作状態の送信と同一の動作によって行い、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した前記電話交換装置は、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置に接続されている他の多機能電話機に対して、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果を送信する警備システム。
(2)上記(1)の警備システムにおいて、前記電話交換装置から前記多機能電話機の前記センサの異常検知結果を受信した他の前記多機能電話機は、前記電話交換装置から前記多機能電話機の前記ファンクションボタンの操作状態を受信した場合と同一の動作によって、受信した前記センサの異常検知結果を画面またはランプによって表示する警備システム。
(3)上記(1)または(2)の警備システムにおいて、前記電話交換装置は、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した際に、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置と接続しているセンサ表示板の表示内容を、受信した前記センサの異常検知結果によって更新する警備システム。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかの警備システムにおいて、前記多機能電話機は、前記ファンクションボタンとして複数のボタンを備えている場合、複数の前記ファンクションボタンのうち、任意に選択した1ないし複数のファンクションボタンそれぞれに前記センサを並列接続して備える警備システム。
(5)上記(4)の警備システムにおいて、前記多機能電話機は、前記センサを並列接続した1ないし複数の前記ファンクションボタンが、当該警備システムにおいては利用しないかあるいは利用頻度が少ないファンクションボタンである警備システム。
(6)上記(1)ないし(5)のいずれかの警備システムにおいて、前記電話交換装置は、前記多機能電話機に備えられた前記センサが監視する対象とする警備種別を、任意に指定して、当該センサと並列接続した前記ファンクションボタンに対応付けて登録するファンクションボタン設定テーブルを備えている警備システム。
(7)上記(6)の警備システムにおいて、前記電話交換装置に備えられる前記ファンクションボタン設定テーブルに、前記センサの警備種別を登録する他に、当該センサが異常状態を検知した際の警備用の表示方法および/または警備用の警備音出力方法を登録する警備システム。
(8)上記(1)ないし(7)のいずれかの警備システムにおいて、前記電話交換装置は、前記多機能電話機の前記センサの異常検知結果に応じた異常状態の発生を通報する通報用音声メッセージを作成して、あらかじめ設定されている外部の接続先に対して、作成した前記通報用音声メッセージを送信する警備システム。
(9)特定の機能の実行を指示するためのファンクションボタンに並列接続して警備用の情報を監視するセンサを少なくとも備えた1ないし複数の多機能電話機と接続して、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信結果に基づく接続動作を行うとともに、当該ファンクションボタンの操作状態の受信結果を他の多機能電話機へ送信する動作を行い、かつ、前記多機能電話機からの前記センサの監視結果の受信結果に基づく通報動作を行う電話交換装置であって、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した場合、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置に接続されている他の多機能電話機に対して、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果を送信する電話交換装置。
(10)上記(9)の電話交換装置において、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した際に、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置と接続しているセンサ表示板の表示内容を、受信した前記センサの異常検知結果によって更新する電話交換装置。
(11)上記(9)または(10)の電話交換装置において、前記多機能電話機が前記ファンクションボタンとして複数のボタンを備え、複数の前記ファンクションボタンのうち、任意に選択した1ないし複数のファンクションボタンそれぞれに並列接続して前記センサを複数備えている場合、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した際に、当該センサと並列接続した前記ファンクションボタンの受信時と同一の動作によって、受信した当該センサの異常検知結果を、当該電話交換装置に接続されている他の多機能電話機に対して送信する電話交換装置。
(12)上記(9)ないし(11)のいずれかの電話交換装置において、前記多機能電話機に備えられた前記センサが監視する対象とする警備種別を、任意に指定して、当該センサと並列接続した前記ファンクションボタンに対応付けて登録するファンクションボタン設定テーブルを備えている電話交換装置。
(13)上記(12)の電話交換装置において、前記ファンクションボタン設定テーブルに、前記センサの警備種別を登録する他に、当該センサが異常状態を検知した際の警備用の表示方法および/または警備用の警備音出力方法を登録する電話交換装置。
(14)上記(9)ないし(13)のいずれかの電話交換装置において、前記多機能電話機の前記センサの異常検知結果に応じた異常状態の発生を通報する通報用音声メッセージを作成して、あらかじめ設定されている外部の接続先に対して、作成した前記通報用音声メッセージを送信する電話交換装置。
(15)特定の機能の実行を指示するためのファンクションボタンと警備用の情報を監視するセンサとを少なくとも備え、前記ファンクションボタンの操作状態と前記センサの監視結果とを送信する送信先の電話交換装置と接続する多機能電話機において、前記ファンクションボタンと前記センサとを並列接続して、前記センサの異常検知結果の前記電話交換装置への送信を、前記ファンクションボタンの操作状態の送信と同一の動作によって行う多機能電話機。
(16)上記(15)の多機能電話機において、前記電話交換装置から他の多機能電話機の前記センサの異常検知結果を受信した場合、前記電話交換装置から他の前記多機能電話機の前記ファンクションボタンの操作状態を受信した場合と同一の動作によって、受信した前記センサの異常検知結果を画面またはランプによって表示する多機能電話機。
(17)上記(15)または(16)の多機能電話機において、前記ファンクションボタンとして複数のボタンを備えている場合、複数の前記ファンクションボタンのうち、任意に選択した1ないし複数のファンクションボタンそれぞれに前記センサを並列接続して備える警備システム。
(18)上記(17)の多機能電話機において、前記センサを並列接続した1ないし複数の前記ファンクションボタンが、当該警備システムにおいては利用しないかあるいは利用頻度が少ないファンクションボタンである多機能電話機。
本発明の警備システム、電話交換装置および多機能電話機によれば、多機能電話機のファンクションボタン機能を利用したセンサ情報の通報動作を行うとともに、ファンクションボタン用の配線(内線回線)をセンサ情報にも利用可能とすることにより、新たな通報装置を設置する必要もなく、また、新たな配線を行うこともなく、センサ監視結果を通報する仕組みを構築することができ、電話システムと警備システムとの連携システムを構築する際の装置コストや配線コストを大幅に低減することができる。
さらに、多機能電話機のファンクションボタン機能を利用することにより、多機能電話機に備えられた複数のファンクションボタンのうち、利用しないかまたは利用頻度が少ないファンクションボタンの個数分、場合によっては、最大、ファンクションボタンの設置個数分だけ、各種の警備種別に対応する複数のセンサを容易に割り付けることができ、監視精度が高い警備システムを安価に構築することもできる。
さらには、多機能電話機のファンクションボタンを接続する内線回線を警備情報の監視用センサの接続用としても利用することにより、多機能電話機が設置されている机の各自の引き出し等の監視も容易に行うことが可能となるので、各自が引き出し等に収納している書類や電子機器などに記録されている個人情報の第三者への漏洩防止に利用することも容易に可能になる。
以下、本発明による警備システム、電話交換装置および多機能電話機の好適実施形態例について添付図を参照して説明する。
(実施例の構成)
図1は、本発明による警備システムのシステム構成の一例を示す構成図であり、警備システム100は、多機能電話機のファンクションボタンのインタフェースを警備情報の通報用として利用するシステムであり、構内交換機などの電話交換装置10に1ないし複数の多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20を接続する形態で構成されている。
図1において、一般に、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20が1ないし複数内線接続された電話交換装置10では、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に備えられているファンクションボタン(すなわち特定の機能の実行を指示するボタン)の押下状態を受け取って、ファンクションボタンにより指示された接続動作を行うとともに、他の多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20の対応するLEDランプを点灯したりLCD上に画面表示したりする動作を行っている。
例えば、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20のファンクションボタンAが外線Aへの接続指示ボタンであれば、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20のうち、いずれかの多機能電話機i 20のファンクションボタンAが押下されると、電話交換装置10は、外線Aを多機能電話機i 20による外線接続のための使用中状態に設定すると同時に、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に備えられているLEDランプのうち、外線Aに対応するLEDランプを点灯するように、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20を制御する指示を送信する。この結果、多機能電話機i 20のLEDのみならず、他の各多機能電話機j 20(j≠i)のLEDも、外線Aが使用中の旨を示す点灯状態に設定される。
したがって、この状態で、多機能電話機i 20以外の他の多機能電話機j 20のユーザが外線接続したい場合は、外線A以外の外線接続用のファンクションボタンを押下する必要があることを認識することができる。
かくのごとき電話交換装置10は、内線接続している多機能電話機1 20〜 N 20のラインを監視するライン監視部11、構外の外線との接続インタフェースを提供する外線インタフェース12、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20からのファンクションボタンの押下情報やセンサからの警備情報を監視するセンサ監視部13、各種情報を記憶するメモリ14、各種メッセージの編集を行い、編集したメッセージの出力を行うメッセージ出力部15、電話交換装置10全体の動作を制御するCPU16を少なくとも備えている。
メモリ14には、例えば、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に関する接続情報を格納する内線接続テーブル14a、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に備えた各ファンクションボタンに割り付けた機能または各センサに割り付けた機能を登録するファンクションボタン設定テーブル14b、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20それぞれのセンサ情報のセンサ監視部13による監視結果を記憶するセンサ監視状態テーブル14c、電話交換装置10の操作者(または警備担当者)に対して通知する各種メッセージを格納するメッセージテーブル14dなどの情報を記憶している。
また、電話交換装置10は、センサ監視部13の各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に関するセンサの監視結果やファンクションボタンの押下状態をライン監視部11を経由して表示するセンサ表示板30を接続している。
図2に、ファンクションボタン設定テーブル14bのテーブル構成の一例を示している。図2に示すように、ファンクションボタン設定テーブル14bは、内線接続している多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に備えられている各センサの警備種別と異常検知の際の警備表示・警備表示音を各ファンクションボタン1,2,3,…それぞれに対応して割り付けた様子を登録しているテーブルであり、電話交換装置10の操作者(あるいは警備担当者)によって、任意の割り付け状態に設定することができる。
ここに、詳細は、図4において後述するが、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20に備えられる各センサは、それぞれの多機能電話機に備えられている各ファンクションボタン1,2,3,…と同一のインタフェースとなるように、対応するファンクションボタン1,2,3,…と並列に接続されており、電話交換装置10は、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20から、ファンクションボタン1,2,3,…の押下状態を受け取る場合とまったく同一またはほぼ同一のインタフェースで各センサのセンサ情報を受け取ることができる。
また、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20から受け取ったセンサ情報を、他の多機能電話機に対しても、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20のファンクションボタン1,2,3,…の押下状態を通報する場合とまったく同一またはほぼ同一のインタフェースで通報することができる。さらに、電話交換装置10から各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20のセンサ情報を受け取った他の多機能電話機も、ファンクションボタン1,2,3,…の押下状態を受け取る場合とまったく同一またはほぼ同一のインタフェースで、LEDやLCDに表示することにより、ユーザに各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20のセンサが検知した異常状態を通報することができる。
なお、各多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20において各センサと並列に接続される各ファンクションボタン1,2,3,…は、警備システム100として利用する場合、通常は、ファンクションボタンとしては利用しないまたは利用頻度が少ないファンクションボタンとして扱われ、電話交換装置10の操作者(または警備担当者)は、当該ファンクションボタン番号に対応する位置に並列に取り付けたセンサについて、それぞれの監視対象とする警備種別を任意に指定して、そのセンサの警備種別や異常検知の際の警備表示方法・警備表示音出力方法をファンクションボタン設定テーブル14bに登録する。
すなわち、本警備システム100を構成するための多機能電話機としては、センサの警備種別を登録したファンクションボタン番号は、ファンクションボタン1,2,3,…としては利用しないかあるいは利用頻度が少ないものであり、ファンクションボタンの押下状態の出力端子として利用されるわけではなく、警備情報を監視した結果を示すセンサ情報の出力端子として利用される。図2に示す電話交換装置10のファンクションボタン設定テーブル14bにおいては、ファンクションボタン番号14bごとに、割り付けた警備種別14b、表示種別14b、音声種別14bが登録されている。
例えば、図2において、ファンクションボタン1,2,3,…は、前述のように、警備システム100として利用する場合、ファンクションボタンとしての利用はないかまたは利用頻度が少ないファンクションボタン番号であり、ファンクションボタン1に対応した警備種別14bに関しては、ドアや窓や金庫などの重要な場所に取り付けられて、防犯用の警備を行う旨が登録され、異常を示す警備の表示種別14bとしては、あらかじめ定めた表示情報からなる侵入警報が、異常を示す警備の音声種別14bとしては、あらかじめ定めた音声情報からなる侵入警報音が、それぞれ登録されている。
また、ファンクションボタン2に対応した警備種別14bに関しては、炊事場や給湯所などに取り付けられて、火災発生検知を行う旨が登録され、異常を示す警備の表示種別14bとしては、あらかじめ定めた表示情報からなる火災警報が、異常を示す警備の音声種別14bとしては、あらかじめ定めた音声情報からなる火災警報音が、それぞれ登録されている。また、ファンクションボタン3に対応した警備種別14bに関しては、炊事場や給湯所や浴室などに取り付けられて、ガス漏れ検知を行う旨が登録され、異常を示す警備の表示種別14bとしては、あらかじめ定めた表示情報からなるガス警報が、異常を示す警備の音声種別14bとしては、あらかじめ定めた音声情報からなるガス警報音が、それぞれ登録されている。
また、図3に、センサ監視状態テーブル14cのテーブル構成の一例を示している。図3に示すように、センサ監視状態テーブル14cは、内線接続している多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20それぞれに各ファンクションボタン1,2,3,…に対応して備えられているセンサ1,2,3,…のセンサ情報を、センサ監視部13にて検知した監視結果を記憶するものであり、多機能電話機1 20〜多機能電話機N 20それぞれごとに対応付けて記憶している。図3に示すセンサ監視状態テーブル14cにおいては、ファンクションボタン番号14cごとに対応して割り付けたセンサの監視結果を示すセンサ監視状態14cが、多機能電話機1 20,…,多機能電話機i 20,…,多機能電話機N 20ごとに記憶されている。
例えば、図3では、ファンクションボタン番号14cごとのセンサ監視状態14cに示すように、図2に示すファンクションボタン1に対応した防犯警報については、多機能電話機1 20,…,多機能電話機i 20,…,多機能電話機N 20は、センサ監視結果が、それぞれ、異常、…、正常、…、正常であり、ファンクションボタン2に対応した火災警報については、多機能電話機1 20,…,多機能電話機i 20,…,多機能電話機N 20は、センサ監視結果が、それぞれ、正常、…、異常、…、正常であり、また、ファンクションボタン3に対応したガス警報については、多機能電話機1 20,…,多機能電話機i 20,…,多機能電話機N 20は、センサ監視結果が、それぞれ、正常、…、正常、…、正常である旨が記憶されている例を示している。
また、図4は、本発明による警備システムを構成する多機能電話機の一例を示すブロック構成図であり、図1の警備システム100に示した多機能電話機1 20,…,多機能電話機N 20のうち、いずれか1つの多機能電話機i 20のブロック構成の一例を示している。なお、かかるブロック構成は、多機能電話機1 20,…,多機能電話機N 20のすべてについて、まったく同一またはほぼ同一に適用されるものである。図4のブロック構成に示すように、多機能電話機i 20は、図1の電話交換装置10に接続する内線との接続インタフェースを提供する回線インタフェース21、多機能電話機i 20に備えられている各ファンクションボタン22または各センサ23との接続を行うキーインタフェース24、液晶画面に画面表示を行うLCD25の表示制御やランプ表示となるLED26の点灯・滅灯の制御を行うLCD/LED表示監視部27、多機能電話機i 20の全体の動作を制御するCPU28を少なくとも備えている。
ここで、ファンクションボタン22は、当該多機能電話機i 20のユーザの状況やユーザの操作結果を電話交換装置10側へ通報するためのボタンであり、例えば、前述したように、外線接続を行うために対応するファンクションボタンの押下操作をしたり、あるいは、ユーザが在席しているか離席しているかを示す在席ボタンとして割り当てたファンショションボタンの押下操作をしたりするなど、特定の機能の実行を指示するボタンとして、必要に応じて、1ないし複数個備えられている。ファンクションボタン22が複数個備えられている場合、それらのファンクションボタンのうち、1ないし複数個のファンクションボタンあるいはすべてのファンクションボタンそれぞれに並列に接続されるセンサを警備目的に応じて備えることができる。
在席ボタンとしてのファンクションボタンの場合、ユーザが在席した際に、当該ファンクションボタンを押下すると、在席中になったことを示す情報を電話交換装置10側へ通報する。この通報を受け取った電話交換装置10側では、当該多機能電話機i 20のユーザが在席中になった旨を、表示板(図1におけるセンサ表示板30に相当する表示板)に表示するとともに、他の多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)にも通報する。他の多機能電話機j 20は、電話交換装置10から、多機能電話機i 20のユーザが在席中になった旨の通知を受け取ると、LCD/LED表示監視部27を介してLCD25やLED26に、当該多機能電話機i 20のユーザが在席している旨を表示する。
而して、電話交換装置10から例えば多機能電話機i 20に対する着信があって、他の多機能電話機j 20が応答したような場合には、他の多機能電話機j 20のユーザは、多機能電話機i 20のユーザが在席中か否かをLCD25やLED26を参照することによって確認し、在席中であれば、着信呼を、多機能電話機i 20へ転送する操作を行い、一方、不在時には、着信呼に対して不在である旨を通知することができる。
また、図4に示すように、キーインタフェース24には、ファンクションボタン22と並列にセンサ23が接続されている。したがって、センサ23が検出したセンサ情報を、ファンクションボタン22の押下状態を通報する場合とまったく同じ回線(内線回線)を用いて、電話交換装置10側に通報することができ、さらに、電話交換装置10から他の多機能電話機j 20に対しても、ファンクションボタン22の押下状態を通報する場合と同一の回線インタフェースを介して通報することができるように構成されている。ここで、センサ23は、警備システムとしてセキュリティや防災用の情報を監視するために、前述したように、例えば、防犯用の侵入監視、防災用の火災監視や、ガス監視などの警備情報を監視する目的で設けるようにしても良いし、さらには、個人情報の保護を目的として、当該センサ23を備えている多機能電話機i 20が設置されている机の引き出し内部の収納状況(書類や電子機器などへのアクセス状況)を監視するようにしても良い。
ファンクションボタン22と並列にセンサ23をキーインタフェース24に接続することによって、多機能電話機i 20から電話交換装置10へのセンサ情報(センサ23が検出した監視結果)の通報は、ファンクションボタン22の押下状態の通報とまったく同一またはほぼ同一の動作によって行うことが可能である。
さらに、かかるセンサ情報を受け取った電話交換装置10においても、ファンクションボタン22の押下状態の監視とまったく同一またはほぼ同一の動作で、センサ監視部13によって、ファンクションボタン設定テーブル14bを参照しながら、多機能電話機i 20からのセンサ情報を解析して、センサ表示板30に、各多機能電話機i 20からの監視結果として表示することができるし、また、他の多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)への多機能電話機i 20の監視結果の通報動作も、当該多機能電話機i 20のファンクションボタン22の押下状態の通報動作とまったく同一またはほぼ同一の動作で行うことができる。
多機能電話機i 20の監視結果の通報を受け取った他の各多機能電話機j 20は、多機能電話機i 20のファンクションボタン22の押下状態の場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、その旨を、LCD25上に画面表示したり、LED26にランプ表示したりすることによって、多機能電話機i 20の異常状態の発生の有無を、他の各多機能電話機j 20でも監視することができる。
なお、図4に示すように、ファンクションボタン22の押下状態とセンサ23のセンサ情報との出力は、論理和が取られた形態で、キーインタフェース24を介してCPU28に送信されることになっており、ファンクションボタン22が押下されたか、あるいは、センサ23が異常を検出したか、のいずれかの場合に、その旨をCPU28にて検出することができる。
ここで、図2、図3にて前述したように、当該警備システム100を構成している場合は、センサ23と並列接続するファンクションボタン22が、ファンクションボタンとしては利用されないものか、あるいは、利用頻度が少ないものかのいずれかを用いるようにすれば、当該ファンクションボタン22またはセンサ23から、キーインタフェース24を介して、CPU28が、何らかの出力を受信した場合、通常、センサ23からの異常検知の信号を受信したものとして扱うことができるようになる。
なお、多機能電話機i 20それぞれには、通常、複数のファンクションボタンを備えるように構成されており、それぞれのファンクションボタンすべて(あるいは、それらのファンクションボタンのうち、利用頻度が少ないかまたは利用しないファンクションボタン)に対応して複数のセンサをそれぞれに並列に接続するように構成することができる。この結果、図2のファンクションボタン設定テーブル14bに示すように、例えば、ファンクションボタン1,2,3,・・・それぞれに対応して、防犯用や防災用などの警備目的に応じたセンサを、必要に応じて、1ないし複数、多機能電話機i 20に装備することができる。
(実施例の動作の説明)
以上に説明したように、警備システム100を構成する多機能電話機1 20,…,多機能電話機N 20のうち、例えば、多機能電話機i 20のファンクションボタン1に並列接続されたセンサ1が異常状態を検知した際に、センサ1が検知した異常状態の発生を示すセンサ情報は、ファンクションボタン1の押下状態の表示の場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、LCD/LED表示監視部27を介してLCD25やLED26に点灯表示または点滅表示されるとともに、ファンクションボタン1の押下状態を電話交換装置10へ通報する場合とまったく同一またはほぼ同一のインタフェースを用いて、多機能電話機i 20のCPU28から回線インタフェース21を介して、電話交換装置10へ通報される。
多機能電話機i 20からのセンサ1のセンサ情報をライン監視部11を介して受け取った電話交換装置10のCPU16は、ファンクションボタン1の押下状態を受信した場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、センサ監視部13を駆動することによって、ファンクションボタン設定テーブル14bを参照して、ファンクションボタン1に対応するセンサ1のセンサ情報を受信したものと判断して、センサ監視状態テーブル14cに、受信したセンサ1のセンサ情報を記憶させるとともに、センサ表示板30および他の各多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)にも、多機能電話機i 20から受信したセンサ1のセンサ情報を表示させるために、ライン監視部11を介して内線インタフェースで送信する。ここで、センサ表示板30および他の各多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)に送信する情報として、多機能電話機i 20から受信したセンサ1のセンサ情報によって更新した後のセンサ監視状態テーブル14cの情報を送信するようにしても良い。
さらには、場合によっては、多機能電話機i 20から受信したセンサ情報が示す異常状態の発生を、あらかじめ設定した外部の接続先(例えば、警察や消防署など)に通報するために、メッセージ出力部15を駆動して、外部への通報用音声メッセージを作成し、外線インタフェース12を介して、作成した通報用音声メッセージをあらかじめ設定した外部の接続先に送信する。
電話交換装置10から多機能電話機i 20のセンサ1のセンサ情報またはセンサ監視状態テーブル14cの情報を、センサ表示板30が受信すると、多機能電話機i 20のファンクションボタン1の押下状態に関する受信の場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、受信したセンサ1のセンサ情報またはセンサ監視状態テーブル14cの情報によって、表示内容を更新する。
電話交換装置10から多機能電話機i 20のセンサ1のセンサ情報またはセンサ監視状態テーブル14cの情報を、他の各多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)が回線インタフェース(図4の場合の回線インタフェース21)を介して受信すると、多機能電話機i 20のファンクションボタン1の押下状態に関する受信の場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、LCD/LED表示監視部を介してLCDおよび/またはLED(図4の場合のLCD/LED表示監視部27を介してLCD25および/またはLED26)を点灯または点滅させて、多機能電話機i 20において異常を検知した旨を表示する。
この結果、多機能電話機i 20が検知した異常状態を、当該多機能電話機i 20のユーザのみならず、電話交換装置10の操作者(または警備担当者)や他の各多機能電話機j 20(j≠i、1≦j≦N)のユーザも認識することが可能となる。さらには、場合によっては、あらかじめ設定されている外部の接続先(例えば、警察や消防署など)に対しても通報することができる。
なお、図2のファンクションボタン設定テーブル14bの表示種別14b、音声種別14bに登録されている警備情報の出力方法に準拠して、警備表示や警備音出力を行うことができ、警備音を出力する際には、ブザーやアラーム音のみならず、外部の接続先に通報用音声メッセージを送信する場合と同様に、電話交換装置10のメッセージ出力部15によって作成した警備用音声メッセージとして出力することも可能である。
図4において前述したように、並列接続されたファンクションボタン1(図4の場合ファンクションボタン22)の押下状態とセンサ(図4の場合センサ23)のセンサ情報との出力は、論理和が取られた形態で、キーインタフェース24を介してCPU28に送信されるものであり、センサが異常を検知した場合のみならず、並列接続されたファンクションボタン1の押下操作がなされた際にも、前述した異常の通報動作とまったく同一またはほぼ同一の動作がなされる。したがって、前述したように、警備システム100を構築する場合において、警備用の情報を監視する各センサと並列に接続される各ファンクションボタンは、通常は、ファンクションボタンとしては利用しないまたは利用頻度が少ないファンクションボタンであることが望ましい。あるいは、センサをファンクションボタンと並列接続した多機能電話機を、警備専用の多機能電話機として、警備情報を監視するセンサのみを有効とする防犯や防災専用の多機能電話機とするようにしても良い。
あるいは、並列接続されたファンクションボタン1(図4の場合ファンクションボタン22)の押下状態とセンサ(図4の場合センサ23)の異常検知情報との識別を可能とするために、例えば、図4のファンクションボタン22あるいはセンサ23のいずれか一方に負荷抵抗を直列接続して、ファンクションボタン22、センサ23の両者のキーインタフェース24への出力レベルに差を設けるようにして、ファンクションボタン22の押下操作かセンサ23の異常状態検知のいずれかをCPU28で識別可能なようにしても良い。かかる場合においては、電話交換装置10への通報や他の多機能電話機への通報の際に、両者を識別する情報を新たに付加することにすれば良い。
(本発明の実施例における効果)
多機能電話機のファンクションボタンと同じインタフェースに警備用情報を監視するセンサを接続して、センサが検知した監視結果を、ファンクションボタンの押下状態の検出の場合とまったく同一またはほぼ同一の動作で、当該多機能電話機のLCDやLEDに表示するとともに、電話交換装置10やセンサ表示板30や他の多機能電話機のLCDやLEDに表示することにより、当該多機能電話機のセンサが検知した異常状態の発生を、電話交換装置10の操作者(または警備担当者)や他の多機能電話機のユーザも認識することができる。
もって、例えば、オフィスのドアや窓や金庫などの重要な場所あるいは炊事場や給湯所などの火災やガス漏れが発生する危険性がある場所に設置したセンサからの監視結果を、例えば、或る1つの多機能電話機に接続しておくように構成するだけで、電話交換装置10の操作者(または警備担当者)のみならず、オフィスに設置されている多数の多機能電話機の各ユーザによって、オフィスにおける盗難などの被害の発生の有無を監視することができ、防犯上や防災上、大きな効果を得ることができる。
すなわち、本実施例のような警備システム100、電話交換装置10および多機能電話機i 20によれば、多機能電話機i 20のファンクションボタン機能を利用したセンサ情報の通報動作を行うとともに、ファンクションボタン用の配線(内線回線)をセンサ情報にも利用可能とすることにより、新たな通報装置を設置する必要もなく、また、新たな配線を行うこともなく、センサ監視結果を通報する仕組みを構築することができ、電話システムと警備システムとの連携システムを構築する際の装置コストや配線コストを大幅に低減することができる。
さらに、多機能電話機i 20のファンクションボタン機能を利用することにより、多機能電話機i 20に備えられたファンクションボタンのうち、利用しないかまたは利用頻度が少ないファンクションボタンの個数分、場合によっては、最大、ファンクションボタンの設置個数分だけ、各種の警備種別に対応する複数のセンサを容易に割り付けることができ、監視精度が高い警備システムを安価に構築することもできる。
さらには、多機能電話機のファンクションボタンを接続する内線回線を警備情報の監視用のセンサの接続用としても利用することにより、多機能電話機が設置されている机の各自の引き出し等の監視も容易に行うことが可能となるので、各自が引き出し等に収納している書類や電子機器などに記録されている個人情報の第三者への漏洩防止に利用することも容易に可能になる。
(他の実施例)
以上の実施例においては、電話端末として、有線接続の多機能電話機の場合について説明したが、本発明は、かかる場合に限るものではなく、無線接続を行う無線電話子機に事業所用として備えられているファンクションボタン機能を利用して警備用のセンサ情報を通報する仕組みを構築するようにしても良い。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることは、当業者には容易に理解できよう。
本発明による警備システムのシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明による警備システムにおけるファンクションボタン設定テーブルのテーブル構成の一例を示すテーブル構成図である。 本発明による警備システムにおけるセンサ監視状態テーブルのテーブル構成の一例を示すテーブル構成図である。 本発明による警備システムを構成する多機能電話機の一例を示すブロック構成図である。
符号の説明
10 電話交換装置
11 ライン監視部
12 外線インタフェース
13 センサ監視部
14 メモリ
14a 内線接続テーブル
14b ファンクションボタン設定テーブル
14b ファンクションボタン番号
14b 割り付けた警備種別
14b 表示種別
14b 音声種別
14c センサ監視状態テーブル
14c ファンクションボタン番号
14c センサ監視状態
14d メッセージテーブル
15 メッセージ出力部
16、28 CPU
20 多機能電話機1
20 多機能電話機i
20 多機能電話機N
21 回線インタフェース
22 ファンクションボタン
23 センサ
24 キーインタフェース
25 LCD
26 LED
27 LCD/LED表示監視部
30 センサ表示板
100 警備システム

Claims (4)

  1. 特定の機能の実行を指示するためのファンクションボタンと警備用の情報を監視するセンサとを少なくとも備えた多機能電話機と、1ないし複数の前記多機能電話機と接続して、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信結果に基づく接続動作を行うとともに、当該ファンクションボタンの操作状態の受信結果を他の多機能電話機へ送信する動作を行い、かつ、前記多機能電話機からの前記センサの監視結果の受信結果に基づく通報動作を行う電話交換装置とからなる警備システムであって、
    前記多機能電話機は、前記ファンクションボタンと前記センサとを並列接続して、前記センサの異常検知結果の前記電話交換装置への送信を、前記ファンクションボタンの操作状態の送信と同一の動作によって行い、
    前記電話交換装置は、前記センサが監視する対象とする警備種別を、任意に指定して、当該センサと並列接続した前記ファンクションボタンに対応付けて登録するファンクションボタン設定テーブルを備え、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した場合、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置に接続されている他の多機能電話機に対して、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果を送信することを特徴とする警備システム。
  2. 請求項に記載の警備システムにおいて、前記電話交換装置に備えられる前記ファンクションボタン設定テーブルに、前記センサの警備種別を登録する他に、当該センサが異常状態を検知した際の警備用の表示方法および/または警備用の警備音出力方法を登録することを特徴とする警備システム。
  3. 特定の機能の実行を指示するためのファンクションボタンに並列接続して警備用の情報を監視するセンサを少なくとも備えた1ないし複数の多機能電話機と接続して、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信結果に基づく接続動作を行うとともに、当該ファンクションボタンの操作状態の受信結果を他の多機能電話機へ送信する動作を行い、かつ、前記多機能電話機からの前記センサの監視結果の受信結果に基づく通報動作を行う電話交換装置であって、
    前記センサが監視する対象とする警備種別を、任意に指定して、当該センサと並列接続した前記ファンクションボタンに対応付けて登録するファンクションボタン設定テーブルを備え、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果の通報を受信した場合、前記多機能電話機からの前記ファンクションボタンの操作状態の受信時と同一の動作によって、当該電話交換装置に接続されている他の多機能電話機に対して、前記多機能電話機からの前記センサの異常検知結果を送信することを特徴とする電話交換装置。
  4. 請求項に記載の電話交換装置において、前記ファンクションボタン設定テーブルに、前記センサの警備種別を登録する他に、当該センサが異常状態を検知した際の警備用の表示方法および/または警備用の警備音出力方法を登録することを特徴とする電話交換装置。
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