JP4527502B2 - エコーキャンセラ、回線交換システム及びエコーキャンセリング方法 - Google Patents
エコーキャンセラ、回線交換システム及びエコーキャンセリング方法 Download PDFInfo
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Description
101 中央処理装置(CPU)
102 記憶装置(メモリ)
103 アナログ2線トランク(COT)
104 アナログ4線トランク
105 IP用トランク
106 アナログ・ラインカード(LC)
107 デジタル・ラインカード(DLC)
108 公衆網回線
109 専用回線
110 VoIP網回線
111 アナログ電話機
112 デジタル電話機
113−1、113−2 ハイブリッド回路
114−1、114−2、400 エコーキャンセラ
201、401 適応フィルタ
202、402 減算器
203、403 ノンリニアプロセッサ
204、404 背景雑音発生器
205、405 ハイブリッド回路
211 制御情報受信部
206、406 Rin
207、407 Rout
208、408 Sin
209、409 Sout
210、410 エコーリターンパス
Claims (18)
- 電話網又はインターネットからの受信信号から時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセラであって、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成する適応フィルタと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算する減算器と、
前記減算器の出力信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算器の出力信号と同一の信号を出力し、前記減算器の出力信号のレベルが前記閾値未満である場合に、ゼロレベル信号を出力するノンリニアプロセッサと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記閾値を変化後の通信経路に対応する値に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とするエコーキャンセラ。 - 電話網又はインターネットからの受信信号から時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセラであって、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成する適応フィルタと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算する減算器と、
背景雑音を発生する背景雑音発生器と、
前記減算器の出力信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算器の出力信号と同一の信号を出力し、前記減算器の出力信号のレベルが前記閾値未満である場合に、前記背景雑音を出力するノンリニアプロセッサと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記背景雑音のレベルと前記閾値を変化後の通信経路に対応するレベル及び値に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とするエコーキャンセラ。 - 請求項1又は2に記載のエコーキャンセラにおいて、
通信経路に対応する閾値の値は、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とするエコーキャンセラ。 - 請求項2に記載のエコーキャンセラにおいて、
通信経路に対応する背景雑音のレベルは、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とするエコーキャンセラ。 - 請求項1に記載のエコーキャンセラにおいて、
通信経路毎の前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応する閾値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 請求項2に記載のエコーキャンセラにおいて、
通信経路毎の前記背景雑音のレベルと前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応するレベル及び閾値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 時分割多重スイッチと、
前記時分割スイッチに接続され、電話機を収容する1以上のラインカードと、
前記時分割スイッチに接続され、電話網又はインターネットに接続されるトランクとを備える通信経路交換システムにおいて、
1以上のトランクは、前記電話網又はインターネットからの受信信号から前記時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセラを備え、
前記エコーキャンセラは、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成する適応フィルタと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算する減算器と、
前記減算器の出力信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算器の出力信号と同一の信号を出力し、前記減算器の出力信号のレベルが前記閾値未満である場合に、ゼロレベル信号を出力するノンリニアプロセッサと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記閾値を変化後の通信経路に対応する値に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする通信経路交換システム。 - 時分割多重スイッチと、
前記時分割スイッチに接続され、電話機を収容する1以上のラインカードと、
前記時分割スイッチに接続され、電話網又はインターネットに接続されるトランクとを備える通信経路交換システムにおいて、
1以上のトランクは、前記電話網又はインターネットからの受信信号から前記時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセラを備え、
前記エコーキャンセラは、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成する適応フィルタと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算する減算器と、
背景雑音を発生する背景雑音発生器と、
前記減算器の出力信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算器の出力信号と同一の信号を出力し、前記減算器の出力信号のレベルが前記閾値未満である場合に、前記背景雑音を出力するノンリニアプロセッサと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記背景雑音のレベルと前記閾値を変化後の通信経路に対応するレベル及び値に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする通信経路交換システム。 - 請求項7又は8に記載の通信経路交換システムにおいて、
通信経路に対応する閾値は、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とする通信経路交換システム。 - 請求項8に記載の通信経路交換システムにおいて、
通信経路に対応する背景雑音のレベルは、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とする通信経路交換システム。 - 請求項7に記載の通信経路交換システムにおいて、
通信経路毎の前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応する閾値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とする通信経路交換システム。 - 請求項8に記載の通信経路交換システムにおいて、
通信経路毎の前記背景雑音のレベルと前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応するレベル及び閾値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とする通信経路交換システム。 - 電話網又はインターネットからの受信信号から時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセリング方法であって、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成するステップと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算するステップと、
前記減算後の送信信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算後の送信信号を出力し、前記減算後の送信信号のレベルが前記閾値未満である場合に、ゼロレベル信号を出力するステップと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記閾値を変化後の通信経路に対応する値に更新するステップと、
を備えることを特徴とするエコーキャンセリング方法。 - 前記電話網又はインターネットからの受信信号から前記時分割多重スイッチへの送信信号に回り込んできたエコー信号をキャンセルするためのエコーキャンセリング方法であって、
エコーパスの信号伝達特性を推定することにより、擬似エコー信号を生成するステップと、
前記エコー信号が含まれている送信信号から前記擬似エコー信号を減算するステップと、
背景雑音を発生するステップと、
前記減算後の送信信号のレベルが閾値以上である場合に、前記減算後の送信信号を出力し、前記減算後の送信信号のレベルが前記閾値未満である場合に、前記背景雑音を出力するステップと、
前記電話網又はインターネットにおける通信経路が変化した時に、前記背景雑音のレベルと前記閾値を変化後の通信経路に対応するレベル及び値に更新するステップと、
を備えることを特徴とするエコーキャンセリング方法。 - 請求項13又は14に記載のエコーキャンセリング方法において、
通信経路に対応する閾値の値は、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とするエコーキャンセリング方法。 - 請求項14に記載のエコーキャンセリング方法、
通信経路に対応する背景雑音のレベルは、当該通信経路に対応して前記適応フィルタが正常に動作している時の前記ノンリニアプロセッサの入力端におけるエコーレベルを基に設定されたものであることを特徴とするエコーキャンセリング方法。 - 請求項13に記載のエコーキャンセリング方法において、
通信経路毎の前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応する閾値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とするエコーキャンセリング方法。 - 請求項14に記載のエコーキャンセリング方法において、
通信経路毎の前記背景雑音のレベルと前記閾値を保持する記憶手段を備え、
前記更新手段は、前記変化後の通信経路に対応するレベル及び値を前記記憶手段から読み出すことを特徴とするエコーキャンセリング方法。
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JP2004333232A JP4527502B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | エコーキャンセラ、回線交換システム及びエコーキャンセリング方法 |
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JP2004333232A Active JP4527502B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | エコーキャンセラ、回線交換システム及びエコーキャンセリング方法 |
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JP6338728B1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-06-06 | 日本電信電話株式会社 | エコーキャンセラ装置 |
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JPH04185023A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-01 | Nec Corp | エコーキャンセラ装置 |
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2004
- 2004-11-17 JP JP2004333232A patent/JP4527502B2/ja active Active
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