JP4526148B2 - 過酸化水素含有液体用の容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体分野や医療分野、食品分野に使用される過酸化水素を含有する液体を充填、収納し、その輸送、貯蔵に用いられる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体の製造等に使用される高純度過酸化水素を含有する液体には、例えばアンモニア水/過酸化水素/水の混合液、塩酸/過酸化水素/水の混合液、硫酸/過酸化水素混合液などがある。これらの混合液の運送にあたっては、輸送危険物薬品の運送に関する国際基準(危険物の運送に関する国連勧告United Nations,Recommendations on the Transport Dangerous Goods)に定められた容器、またはそれに準拠した国内自主規制に合格した容器(UN基準合格容器)でなければ使用することができない。
【0003】
過酸化水素含有混合液の容器は、重量や取り扱いやすさの面からプラスチックが好ましいが、プラスチック構成する高分子が酸化劣化して低分子化が促進され、容器の強度が低下し、低分子化した成分が液体中に浸出して、液体のクリーン度が悪化するという問題がある。この点を配慮し、一般に容器の材質としてポリエチレン樹脂またはエチレン・α−オレフィン共重合樹脂が多用されている。また、高純度薬液中に浸出する可能性のある酸化防止剤などの添加剤は、極力配合せずに処方されているのが常である。
【0004】
ポリエチレン樹脂またはエチレン・α−オレフィン共重合樹脂成形された容器は、例えば特開平9−95565号公報、特開平10−45961号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの公報に記載されたポリエチレンまたはエチレン・α−オレフィン共重合体は過酸化水素水に対する耐性が十分とはいえず、この樹脂で成形した容器は、過酸化水素含有液体を長期間貯蔵すると容器の機械的強度が低下することがある。一方、特開平10−45961号公報には、フィリップス触媒により重合されたポリエチレンまたはエチレン・α−オレフィン共重合体では残存金属触媒が多く、これが過酸化水素に溶出しやすい旨が記載されている。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、長期間、過酸化水素を含有する液体を充填貯蔵しても、それによる酸化劣化がなく、容器の機械的強度を維持し、また液体中に不純微粒子の浸出を低減させることができる容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の発明者は、容器を構成するポリエチレンまたはエチレン・α−オレフィン共重合体の重合履歴と重合体の特性に着目して過酸化水素水に対する耐性を究明した。その結果、ポリエチレンまたはエチレン・α−オレフィン共重合体は、特定の重合触媒で重合した重合体が特定の密度、分子量分布にあるとき、過酸化水素水により酸化劣化されにくいことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち前記の目的を達成するための本発明を適用する過酸化水素含有液体からなる危険物を輸送及び貯蔵する容器は、シリカ・アルミナキャリア又はγ−Al 2 O 3 にCrO 3 を担持して活性を向上させたフィリップス触媒と、有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物及びシクロペンタジエニル又は置換シクロペンタジエニル基とη結合したチタン化合物から選ばれる少なくとも一種類を担体に担持して活性を向上させたメタロセン触媒とのいずれかで重合される密度0.940〜0.970g/cm3のエチレン重合体またはエチレン・α−オレフィン共重合体の樹脂からなり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定される該重合体の重量平均分子量が12〜35×104で、かつ分子量1×103以下の該重合体を0.01〜5wt%の範囲で含む該樹脂で成形されている。
【0009】
前記の活性を向上させたフィリップス触媒がシリカ・アルミナキャリアに担持された酸化クロムであることが好ましい。
【0010】
また前記のメタロセン触媒が有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物、シクロペンタジエニル又はシクロペンタジエニル基とη結合したチタン化合物から選ばれる少なくとも一種類の担持触媒であることが好ましい。
【0011】
重合時に混入するこれらの触媒は、その無機質の量にして全モノマーの0.1〜5wt%の範囲内である。これ以下の量であると、所望の特性の重合体が得られない。また、これ以上の量であると、合成された重合体に含まれる無機質の量が0.5wt%以上になり、過酸化水素含有液と接触したときにその溶出量が著しく多くなってしまう。
【0012】
前記フィリップス触媒とメタロセン触媒とが、夫々その担体の粒子径を5〜2000μmとすることが好ましい。触媒の活性を向上させる方法としては担体に担持させる触媒の表面積を大きくする方法が挙げられ、それによって、担体の粒子径を5〜2000μmにそろえ、触媒を均一に担持させたものが好ましい。
【0013】
エチレンと共重合するα−オレフィンは、プロピレン、ブテン−1、4−メチル−ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1が使用されることが好ましい。前記エチレン・α−オレフィン共重合体が、エチレンと、このα−オレフィンとの共重合体であることが好ましい。その共重合体中のα−オレフィンの含有量は15wt%以下が好ましい。共重合体の分子構造はアタクチック、アイソタクチックあるいはシンジオタクチックのいずれでもよい。
【0014】
本発明の容器に使用される樹脂の重合体は、密度が0.970g/cm3以下であると過酸化水素水による酸化劣化がなく、成形された容器の耐ストレスクラッキング性が優れているが、密度が小さすぎると、すなわち0.940g/cm3以下であると容器の剛性が不足し、外圧により容器が座屈してしまう。
【0015】
上記重合体の樹脂は過酸化水素水に長期間浸漬した後においてもメルトフローレート(MFR)値が小さく安定しており、この樹脂で成形された本発明の容器は、落下等の衝撃に対する頑丈さを維持でき、耐久性に優れている。具体的には、当初のメルトフローレート値と比較し、樹脂を6ヶ月間過酸化水素水に浸漬した後のメルトフローレート値が0.5〜2倍の範囲内になり、安定した性能を維持する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の容器は以下のようにして得られる。容器の成形に使用される樹脂は、活性を向上させたフィリップス触媒またはメタロセン触媒を使用し、中圧法によりエチレンまたはエチレンとα−オレフィンを重合したものである。この重合体の密度を測定し、0.940〜0.970g/cm3の範囲にあり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより分子量を測定し、重量平均分子量が12〜35×104で分子量1×103以下の該重合体を0.01〜5wt%の範囲で含むものを選別する。この樹脂をブロー成形機によりボトル形状に成形して過酸化水素を含有する液体の保存、収納に適した容器が得られる。
【0017】
本発明を適用する容器を製造し、その試験を行った実施例と、本発明を適用外の容器を製造した比較例を、詳細に記載する。
【0018】
実施例1
容器の成形に先立ち、成形用樹脂の適否のテストを行った。γ−Al2O3にCrO3を担持して微粉砕化したフィリップス触媒で重合した密度0.951g/cm3、重量平均分子量15×104、分子量1×103以下の重合体が0.5wt%であるポリエチレン樹脂により試験片を成形した。この試験片の破断点応力およびメルトフローレート(MFR)を測定した。さらにこの試験片を、ガラス製のサンプル瓶に充填した過酸化水素水中に浸漬し、23℃条件下で6ヶ月間放置したのち、試験片を取り出し、破断点応力およびメルトフローレート(MFR)を測定した。
【0019】
同一ロットのポリエチレン樹脂を用いてブロー成形機で容量が20Lのボトル容器を成形した。この容器に、過酸化水素水を満タンに充填し、23℃で6ヶ月間放置した後、過酸化水素水を抜いて水を充填した。水を充填してそのまま蓋を密栓したものと、水を充填してから0.2MPa、40分間の加圧を施して蓋を密栓したものとを、1.2mの高さからコンクリート地上面に、底面落下と側面落下を行い、容器の割れを確認した。
【0020】
さらに過酸化水素水を抜き、水を充填した容器の上に250kgの荷重をかけ、40℃条件下で1ヶ月間放置した。これらの容器を2個積み重ね、さらにその上に成形後水を充填した容器を積み重ねて1時間放置し、容器の荷崩れの有無を確認した。
【0021】
また成形された容器に過酸化水素水を充填し、パーティクルカウンター(リオン社製KL−26、検出レベル0.1μm以上)を用いて容器のクリーン度を測定した。過酸化水素水を充填した状態のまま、容器を23℃条件下で6ヶ月間放置したのち、再びクリーン度を測定した。
【0022】
なおクリーン度とは、容器に一定期間貯蔵した超純水1ml中に0.1μm以上の微粒子がいくつ存在するかであり、次式で定義される。
【0023】
クリーン度(個/ml)={c(個)×a/2(ml)}/{b(ml)×a(ml)}
式中、aは検査対象の容器の容量、bは検査対象の容器からサンプリングした超純水の量、cはサンプリング水全量中に含まれる粒径0.1μm以上の微粒子をパーティクルカウンターで数えた値である。サンプリング水は次のようにして採取される。容量a(ml)の検査対象容器に容積の半分、a/2(ml)の超純水を入れ、その都度15秒間振とうして排出し、容器内を洗浄する。振とう洗浄を5回繰り返した後、あらためてそのa(ml)の容器に超純水をa/2(ml)入れ、15秒間振とうした後、20分間静置する。サンプリング水はその20分間静置した水から採取される。
これらの測定結果は表1に示されている。
【0024】
実施例2
容器の成形用樹脂として、メタロセン触媒:トリヘキシルアルミニウムとトリエチルアンモニウムトリス(ペンタフルオロフェニル)(4−ヒドロキシフェニル)ボレートを反応後、チタニウム(N−1,1−ジメチルエチル)ジメチル(1−(1,2,3,4,5−eta)−2,3,4,5−テトラメチル−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)シラナミナート((2−)N)−(η4−1,3−ペンタジエン)溶液を加えシリカに担持した触媒:で重合した密度0.959g/cm3、重量平均分子量15×104、分子量1×103以下の重合体が0.5wt%であるポリエチレン樹脂を使用した以外は、実施例1と同一の試験を行った。その結果は表1に示されている。
【0025】
比較例
容器の成形用樹脂として、チグラー触媒で重合した密度0.957g/cm3、重量平均分子量17×104 、分子量1×103以下の重合体が2.0wt%以下であるポリエチレン樹脂を使用した以外は、実施例1と同一の試験を行った。その結果は表1に示されている。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明を適用する過酸化水素含有液体用の容器は、長期間、過酸化水素を含有する液体を充填貯蔵しても、それによる酸化劣化がなく、容器の機械的強度を維持し、また液体中に不純微粒子の浸出を低減させることができる。
Claims (3)
- シリカ・アルミナキャリア又はγ−Al 2 O 3 にCrO 3 を担持して活性を向上させたフィリップス触媒と、有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物及びシクロペンタジエニル又は置換シクロペンタジエニル基とη結合したチタン化合物から選ばれる少なくとも一種類を担体に担持して活性を向上させたメタロセン触媒とのいずれかで重合される密度0.940〜0.970g/cm3のエチレン重合体またはエチレン・α−オレフィン共重合体の樹脂からなり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定される該重合体の重量平均分子量が12〜35×104で、かつ分子量1×103以下の該重合体を0.01〜5wt%の範囲で含む該樹脂で成形されていることを特徴とする過酸化水素含有液体からなる危険物を輸送及び貯蔵する容器。
- 前記フィリップス触媒とメタロセン触媒とが、夫々その担体の粒子径を5〜2000μmとすることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 前記エチレン・α−オレフィン共重合体が、エチレンと、プロピレン、ブテン−1、4−メチル−ペンテン−1、ヘキセン−1、及びオクテン−1から選ばれるα−オレフィンとの共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
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