JP4525632B2 - 外形点作図方法および装置 - Google Patents

外形点作図方法および装置 Download PDF

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本発明は、外形点を作図する技術に関する。
投影方法には、平行光線による平行投影と放射光線による透視投影がある。3次元形状の対象物の外形点を求める場合、透視投影では、対象物の断面を作成する。そして、手作業で対象物の外形点(外形を表す点)を求めている。ここで、外形点とは、アイポイントから無限に延伸される直線が対象物に対して一点で接する点をいう。対象物上の外形点は複数あり、複数の外形点を結んだ線は、対象物と対象物以外との境界線となる。
図1から図4は、対象物1の外形点を求める動作を示す図である。まず、図1に示すように、アイポイント2を基準として方向1を決定する。そして、アイポイント2から方向1に向けて直線Aを作成する。次に、図2に示すように、アイポイント2を基準として方向2を決定する。そして、直線Aを方向2に向けて平行移動させることにより押出し面3を作成する。そして、図3に示すように、押出し面3と対象物1の外周面とが重なる部分に交差4を作成する。次に、アイポイント2から延伸される直線5を交差4と接するように作成する。この場合、図4では、方向1に向かってアイポイント2から最も遠い位置で交差4と直線5とが接するように直線5を作成する。例えば、Z軸方向において最も大きい値を示す座標点で交差4と直線5とが接するように直線5を作成する。
そして、直線5と交差4とが接する接点6を求める。この接点6を透視投影における対象物1の外形点と決定する。次に、図1から図4の動作を再度行い、新たな接点6を求める。そして、対象物1に対して新たな外形点を決定する。この場合、図1の方向1を変更して、新たな方向1を決定する。また、図2の方向2変更して、新たな方向2を決定する。そして、押出し面3、交差4、直線5及び接点6を新たに作成する。そして、新たに作成した接点6を新たな外形点として決定する。このように、図1の方向1及び図2の方向2の変更を繰り返すことにより、対象物1の外形点を繰り返し作成する。
特開2003−58911号公報 特開2004−252873号公報
しかし、上記技術では、対象物1が複雑な形状の場合、パラメトリックな作図を行うことは困難である。すなわち、対象物1が複雑な形状の場合、交差4が複数箇所にまたがる。そのため、いずれの交差4に接点6を作成すればよいかの判断が困難となる。また、交差4が複数箇所にまたがらないようにするためには、図1の方向1及び図2の方向2の作成方法を考慮する必要がある。また、所望の外形点の全部を手作業で作成しなければならない。本発明では、対象物の外形点の作成を自動化する技術の提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明の外形点作図方法は、3次元CADデータに基づいて対象物に外形点を作成する外形点作図方法であって、前記対象物の外周面に基準点を設けるステップと、前記基準点を通過する第1の直線を中心線とする第1の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第1の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に外形点を設ける第1外形点設立ステップと、前記外形点を通過する第2の直線を中心線とする第2の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第2の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に新たな外形
点を設ける第2外形点設立ステップと、を有し、前記第2外形点設立ステップを繰り返すことにより前記対象物に外形点を作成する。本発明によれば、対象物の外周面に基準点を設け、その基準点に基づいて対象物の外周面に外形点を設ける。そして、外形点に基づいて対象物の外周面に新たな外形点を設けることを繰り返すことにより、対象物に外形点を連続して作成することができる。また、対象物に作成された外形点を結ぶことにより、対象物の境界線を作成することができる。
また、上記外形点作図方法は、前記外形点に基づいて視認範囲を求めるステップと、前記視認範囲に基づいて視界を判定するステップとを有するものであってもよい。本発明によれば、対象物の外形点に基づいた視認範囲により、視界を評価することが可能となる。
また、本発明は、上記いずれかの方法を実行するコンピュータその他の装置、機械等であってもよい。また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等に、以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。
本発明によれば、対象物に対する外形点の作成を自動化することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る設計装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
図5に示すように、本設計装置は、制御部501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、磁気ディスク装置504、操作部505、表示部506及び通信インターフェース部507で構成されている。これらは、相互にバスを介して接続されている。本設計装置は、例えば、CADプログラムを格納したパーソナルコンピュータやワークステーション等によって実現される。
制御部501は、CPU(Central Processing Unit)等であり、ROM502に格納
されているプログラムに従って各種の処理を実行する。また、制御部501は、対象物1に基準点を作成する基準点作成部508、対象物1に外形点を作成する外形点作成部509及び3次元モデルを作成する形状データ作成部510を有している。
ROM502は、本設計装置が機能する上で必要なプログラムやパラメータなどが格納されている。RAM503は、制御部501に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの一部が一時的に格納される。磁気ディスク装置504は、RAM503の外部記憶として用いられる。
また、磁気ディスク装置504は、記録部511を有している。操作部505は、例えば、キーボードやマウスなどであり、所定のコマンドや必要なデータを入力するときなどに操作される。表示部506は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどによる表示装置や、スピーカなどの音声出力装置、プリンタ装置などの出力装置を備えている。通信インターフェース部507は、インターネットやイントラネット等のネットワークを介して、必要なデータの授受を行う。
本実施形態における外形点作成動作を説明する。まず、操作部505が操作され、所定のデータや所定の指示が入力される。そして、制御部501がその指示に従いROM502に格納されているCADプログラムを読み出して、そのCADプログラム命令を実行す
る。このようにして、本実施形態における外形点作成動作が行われる。そして、制御部501は、外形点作成動作の結果を記録部511に記録し、または表示部506に出力する。
次に、図6から図29を参照して、本設計装置が対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作について説明する。なお、外形点PT1から外形点PTn+1を総称する場合には、外形点PTという。また、図6、図7、図10、図12、図14、図16から図18及び図20から図29は、3次元の形状データからなる対象物1を便宜的に2次元で示したものであり、アイポイント2から見た正面図である。
まず、図6に示すように、本設計装置は、対象物1に外形点PT0を作成する。本設計装置が、図6に示す外形点PT0を対象物1に作成する動作は、図1から図4で説明した動作により行う。具体的には、操作部505が操作され、外形点PTを作成する対象物1の3次元形状データ、アイポイント2の位置、図1に示す方向1、直線Aの長さ、図2に示す方向2、直線Aが方向2に向けて平行移動する長さ等が入力される。そして、形状データ作成部510が入力されたデータに基づいて対象物1の3次元モデルを作成する。ここで、3次元モデルとは、線、面(サーフェースモデル)または立体(ソリッドモデル)等によって3次元物体の形状を表したモデルをいう。また、操作部505が操作され、外形点PT0を作成する指示が入力される。そして、本設計装置は、対象物1に外形点PT0を作成する。
次に、本設計装置は、図7に示すように、対象物1に外形点PT1を作成する。ここで、図8から図24を参照して、本設計装置が外形点PT1を対象物1に作成する動作について説明する。
まず、本設計装置は、図8に示すように、アイポイント2と外形点PT0とを通過する直線100を中心軸とし、アイポイント2を頂点とする円錐101を作成する。この場合、半頂角αをX度とする円錐101を作成する。対象物1に作成する外形点PTごとの間隔は、X度により決定される。なお、作成する外形点PTごとの間隔とX度との関係は、実測又はシミュレーションにより求めておけばよい。また、図8に示す半頂角αのX度は、対象物1に外形点PT0を作成する際に、所定の値を設定しておいてもよい。
そして、本設計装置は、図8に示すように、円錐101の外周面と対象物1の外周面とが重なる部分に交差4を作成する。次に、本設計装置は、交差4上に基準点102を作成する。この場合、所定範囲内であって、Z軸方向において最も大きい値を示す座標点に基準点102を作成する。この所定範囲は、本設計装置を使用するオペレーターが指定する。例えば、本設計装置は、図8に示すように、指定された所定範囲103内の交差4上であって、Z軸方向において最も大きい値を示す座標点に基準点102を作成する。
そして、本設計装置は、図9に示すように、直線100に直交し、基準点102を通る断面104を作成する。次に、本設計装置は、図10に示すように、円錐101の外周面と断面104とが交わる部分に円105を作成する。図10は、円錐101の外周面と断面104とが交わる部分に円105を作成した場合においてアイポイント2から見た正面図である。また、図12、14、16から18、20から24も図10と同様に、円錐101の外周面と断面104とが交わる部分に円105を作成した場合においてアイポイント2から見た正面図である。
そして、本設計装置は、図10に示すように、円105に対する接線106を基準点102で接するように作成する。
次に、本設計装置は、図10に示すように、接線106に沿って基準点102を開始点とする所定方向A(本例では、PT0を中心点として円105を左回転させた方向であって、基準点102を開始点とする円の接線方向)を決定する。
そして、本設計装置は、図11に示すように、接線106と直交する平面107を作成する。そして、本設計装置は、図12に示すように、基準点102から所定方向Aへ最も離れた位置で平面107と交差4とが接する点を極値201として作成する。ここで、極値とは、外形点PTを決定するために交差4上に設けられる点をいう。次に、本設計装置は、図12に示すように、円105に対する接線108を極値201で接するように作成する。ここでは、図12の接線108は、図11で示す平面107上に作成される。
そして、本設計装置は、図12に示すように、接線108に沿って極値201を開始点とする所定方向B(本例では、PT0を中心点として円105を左回転させた方向であって、極値201を開始点とする接線方向)を決定する。
次に、本設計装置は、図13に示すように、接線108と直交する平面109を作成する。そして、本設計装置は、図14に示すように、極値201から所定方向Bへ最も離れた位置で平面109と交差4とが接する点を極値202として作成する。
次に、本設計装置は、図14に示すように、円105に対する接線110を極値202で接するように作成する。ここでは、図14の接線110は、図13で示す平面109上に作成される。
そして、本設計装置は、図14に示すように、接線110に沿って極値202を開始点とする所定方向C(本例では、PT0を中心点として円105を左回転させた方向であって、極値202を開始点する接線方向)を決定する。
次に、本設計装置は、図15に示すように、接線110と直交する平面111を作成する。そして、本設計装置は、図16に示すように、極値202から所定方向Cへ最も離れた位置で平面111と交差4とが接する点を極値203として作成する。
次に、本設計装置は、対象物1に極値203まで作成した場合、極値203を外形点PT1と決定する。本設計装置に対しては、対象物1に極値203まで作成した場合、極値203を外形点PT1と決定するように設定しておけばよい。そして、本設計装置は、図7に示すように、決定した外形点PT1を対象物1に作成する。
また、図17では、対象物1に極値201及び極値202が作成されている。この場合、本設計装置は、対象物1に対して、極値202の位置に極値203を作成する。すなわち、図17のように対象物1に極値201及び極値202が作成されている場合、本設計装置は、図18に示すように、円105に対する接線110を極値202で接するように作成する。そして、本設計装置は、図18に示すように、接線110に沿って極値202を開始点とする所定方向D(本例では、PT0を中心点として円105を左回転させた方向であって、極値202を開始点とする接線方向)を決定する。
次に、本設計装置は、図19に示すように、接線110と直交する平面111を作成する。そして、本設計装置は、図20に示すように、極値202から所定方向Dへ最も離れた位置で平面111と交差4とが接する点を極値203として作成する。図20に示すように、極値202から所定方向Cへ最も離れた位置で平面111と交差とが接する点は、極値202と同一の位置になる。したがって、本設計装置は、対象物1に対して、極値203を極値202と同一の位置に作成する。そして、本設計装置は、極値203を外形点
PT1と決定する。
また、図21では、対象物1に極値201が作成されている。この場合、本設計装置は、対象物1に対して、極値201の位置に極値202及び極値203を作成する。すなわち、図22に示すように、円105に対する接線108を極値201で接するように作成する。そして、本設計装置は、図22に示すように、接線108に沿って極値201を開始点とする所定方向E(本例では、PT0を中心点として円105を左回転させた方向であって、極値201を開始点とする接線方向)を決定する。次に、本設計装置は、接線108と直交する平面109を作成する。
そして、本設計装置は、図23に示すように、極値201から所定方向Eへ最も離れた位置で平面109と交差4とが接する点を極値202として作成する。図23に示すように、極値201から所定方向Eへ最も離れた位置で平面109と交差4とが接する点は、極値201と同一の位置になる。したがって、本設計装置は、対象物1に対して、極値202を極値201と同一の位置に作成する。そして、本設計装置は、図22及び図23で示す動作と同様の動作にて、対象物1に極値203を極値201と同一の位置に作成する。そして、本設計装置は、極値203を外形点PT1と決定する。
また、図24には、対象物1に極値203が作成されている。本設計装置は、対象物1に極値203を作成した場合、極値203を外形点PT1と決定する。そのため、対象物1の本来の外形点である図24のFの位置と誤差が生じている。これは、対象物1に外形点PT1を作成するのに精度上問題とならない範囲の誤差であるので、図24の極値203の位置で図24のFの位置を近似させてもよい。また、本設計装置が作成する円錐101の半頂角αのX度を小さくし、図24の極値203の位置で図24のFの位置を近似させる処理を行わないようにしてもよい。さらに、本設計装置は、図24のFの位置に新たな極値を作成し、図24のFの位置を外形点PT1と決定してもよい。
次に、本設計装置が、対象物1に外形点PT2を作成する動作について説明する。本設計装置は、図25に示すように、アイポイント2と外形点PT1とを通過する直線を中心軸とし、アイポイント2を頂点とする円錐101を作成する。そして、本設計装置は、対象物1に外形点PT2を作成する。本設計装置が対象物1に外形点PT2を作成する動作は、対象物1に外形点PT1を作成する動作と同様の動作にて行う。
次に、本設計装置が、対象物1に外形点PT3を作成する動作について説明する。図26に示すように、本設計装置は、アイポイント2と外形点PT2とを通過する直線を中心軸とし、アイポイント2を頂点とする円錐101を作成する。そして、本設計装置は、対象物1に外形点PT3を作成する。本設計装置が、対象物1に外形点PT3を作成する動作は、対象物1に外形点PT1を作成する動作と同様の動作にて行う。
本設計装置は、基準点102及び外形点PT0を用いて、対象物1に外形点PT1を作成する。そして、本設計装置は、外形点PT0及び外形点PT1を用いて、対象物1に外形点PT2を作成する。さらに、本設計装置は、外形点PT1及び外形点PT2を用いて、対象物1に外形点PT3を作成する。すなわち、図27に示すように、本設計装置は、外形点PTn−1及び外形点PTnを用いて、外形点PTn+1を決定する動作を繰り返す。そして、本設計装置は、対象物1に外形点PTを作成する。
具体的には、基準点作成部508が対象物1に基準点102を作成し、外形点作成部509が対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する。
また、本設計装置は、図28に示すように、対象物1に対して図7の外形点PT1とは
反対方向に外形点PT1を設けてもよい。そして、本設計装置は、図29に示すように、対象物1に対して図27に示す外形点PTとは反対方向に外形点PTを作成してもよい。
また、必要に応じて、対象物1に外形点PTを作成する範囲を本設計装置に指定しておいてもよい。具体的には、操作部505が操作され、対象物1に外形点PTを作成する範囲が入力される。
本実施形態では、基準点102及び外形点PT0を対象物1に作成すれば、対象物1の形状とは無関係に外形点PTを作成することができる。すなわち、対象物1の形状によっては手作業で外形点PTを作成することが困難な場合がある。その場合であっても、本実施形態によれば、基準点102及び外形点PT0を対象物1に作成することにより外形点PTを作成することができる。
また、本設計装置の利用者は、対象物1に基準点102及び外形点PT0を作成する指示を本設計装置に対して行うのみで、対象物1の外形点PTを連続して作成することができる。その結果、対象物1に対して外形点PTの作成が自動化される。また、対象物に作成された外形点PTを結ぶことにより、対象物の境界線を作成することができる。
次に、本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルの応用例について説明する。まず、本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルのデータに基づいて図30に示す視認性のハードエリアを作図する。図30に示す斜線部は、1mポール可視エリア301である。1mポール可視エリア301に1mポール302が接触していれば、アイポイント2から1mポール302の一部を視認することができる。すなわち、図31に示すように、アイポイント2から車両303の先に存在する1mポール302の一部を視認することができる。
本実施形態によれば、1mポール302の視認性をチェックする際に、視認性のハードエリアを作図し、不可視エリアの大きさを測定することができる。例えば、図30に示すピラー部死角長さ304は、一定の大きさ以下でなくてはならない。そこで、本実施形態の外形点作図方法により作図された視認性のハードエリアに1mポール302を重ね合わせる。その結果、容易にピラー部死角長さ304が一定の大きさ以下であるかのチェックが可能となる。具体的には、操作部505が操作され、必要なデータが入力されることにより、チェック結果が記録部511に記録され、または表示部506に出力される。
また、図32に示すように、本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルのデータに基づいて半径10mの球面に視認範囲を投影する。図32に示す斜線部401は、車両402からの可視範囲である。このように、可視範囲を半径10mの球面403に投影することにより、投影した面積で視界を評価することが可能となる。
図33は、可視範囲を半径10mの球面403に投影する動作を説明するフローである。まず、本設計装置は、車両402の外形点を作成する(S1)。車両402の外形点を作成する動作は、本設計装置が対象物1に対して外形点PTを作成する動作と同様の動作にて行う。そして、本設計装置は、アイポイント2から延伸され、車両402の外形点を通る直線と球面403との交点を求める。求めた該交点に基づいて、図示しない投影機が、車両402の外形点を球面403に投影する(S2)。
また、本設計装置は、球面403に投影した車両402の外形点を結ぶことにより作成した車両402からの視認範囲の面積を計算する。そして、本設計装置は、車両402からの視認範囲の面積を記録し、または表示する(S3)。具体的には、制御部501は、車両402からの視認範囲の面積を記録部511に記録し、または表示部506に出力す
る。本設計装置を使用するオペレーターは、表示部506に出力された車両402からの視認範囲の面積を知ることにより、アイポイント2からの視界を評価することができる。
さらに、本設計装置は、球面403に投影された車両402の外形点の座標を平面座標に変換して表示する(S4)。具体的には、制御部501は、球面403に投影された車両402の外形点の座標を平面座標に変換して記録部511に記録し、または表示部506に出力する。本設計装置を使用するオペレーターは、平面座標に変換された車両402の外形点を視認することにより、アイポイント2からの視界を評価することができる。
《コンピュータ読み取り可能な記録媒体》
コンピュータに上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
対象物1の外形点を求める動作を示す図である。 対象物1の外形点を求める動作を示す図である。 対象物1の外形点を求める動作を示す図である。 対象物1の外形点を求める動作を示す図である。 本設計装置のハードウェア構成を示した図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 対象物1に外形点PT0及び外形点PTを作成する動作の説明図である。 本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルの応用例の説明図である。 本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルの応用例の説明図である。 本実施形態の外形点作図方法を用いて作成した3次元モデルの応用例の説明図である。 可視範囲を半径10mの球面403に投影する動作を説明するフローである。
符号の説明
1 対象物
2 アイポイント
3 押出し面
4 交差
101 円錐
501 制御部
502 ROM
503 RAM
504 磁気ディスク装置
505 操作部
506 表示部
507 通信インターフェース部
508 基準点作成部
509 外形点作成部
510 形状データ作成部
511 記録部

Claims (4)

  1. 3次元CADデータに基づいて対象物の外形点を作成する外形点作図方法において、
    コンピュータに、
    前記対象物の外周面に基準点を設けるステップと、
    アイポイントと前記基準点を通過する第1の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第1の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第1の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に外形点を設ける第1外形点設立ステップと、
    前記アイポイントと前記外形点を通過する第2の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第2の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第2の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に新たな外形点を設ける第2外形点設立ステップと、を実行させ
    前記第2外形点設立ステップを繰り返し実行させることにより前記対象物に外形点を作成する外形点作図方法。
  2. 前記コンピュータに、
    前記外形点に基づいて視認範囲を求めるステップと、
    前記視認範囲に基づいて視界を判定するステップと、を更に実行させる請求項1に記載の外形点作図方法。
  3. 3次元CADデータに基づいて対象物の外形点を作成する外形点作図装置において、
    前記対象物の外周面に基準点を設ける手段と、
    アイポイントと前記基準点を通過する第1の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第1の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第1の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に外形点を設ける第1外形点設立手段と、
    前記アイポイントと前記外形点を通過する第2の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第2の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第2の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に新たな外形点を設ける第2外形点設立手段と、を有し、
    前記第2外形点設立手段による処理を繰り返すことにより前記対象物に外形点を作成する外形点作図装置。
  4. 3次元CADデータに基づいて対象物の外形点を作成する外形点作図プログラムにおいて、
    前記対象物の外周面に基準点を設けるステップと、
    アイポイントと前記基準点を通過する第1の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第1の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第1の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に外形点を設ける第1外形点設立ステップと、
    前記アイポイントと前記外形点を通過する第2の直線を中心線とし、前記アイポイントを頂点とする第2の円錐を前記対象物に設けた場合において、前記第2の円錐の外周面と前記対象物の外周面とが交わる部分に新たな外形点を設ける第2外形点設立ステップと、を有し、
    前記第2外形点設立ステップを繰り返すことにより前記対象物に外形点を作成するようにコンピュータを制御する外形点作図プログラム。
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