JP4525287B2 - 発光素子駆動装置および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED等、流れる電流に応じた輝度で発光する発光素子駆動装置、およびそれを用いた、たとえば非発光の透過型の表示部を有する表示装置に関するものである。
液晶パネルのバックライトは、蛍光管を使ったCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)タイプが主流であるが、環境的に水銀レスが要求されてきている。
このことから、近年、CCFLに変わる光源として発光ダイオード(LED)が有望視されている。
特に、赤色LED、緑色LED、青色LEDの各原色を個別に使用し、光学的に合成加法混色して白色を得る方法は、色のバランスがとりやすいため、テレビジョン用途として用いることが盛んに検討されている。
LEDは、基本的に電流に応じて輝度が変化する特性を持ち、また順方向電圧は個体差のバラツキや温度で変動する。
したがって、LEDを液晶パネル(LCD等)のバックライトとして使う際には、一定の均一な輝度を得るため、その駆動装置には定電流特性が求められる。
簡易的には、図1に示すように、定電圧電源1の出力にLED2と抵抗素子3を直列に接続することによって電流を制限する方法が知られている。
しかし、図1の装置では、大電流の流れる高輝度LEDではこの抵抗素子3による損失が問題となる。
この問題を解決する方法として、図2に示すように、駆動装置として定電流電源4を用いる方法がある。
この駆動装置においては、LED2の輝度の調整は、電流値を絞る(小さくする)ことによって可能ではある。電流値の可変は、LED2に直列に抵抗素子5を挿入し、その両端の電位差で電流値を検出しフィードバック制御をかけて電流値を目的値に制御する方法が一般的である。
しかし、電流が小さくなるほど電位差も小さくなるため精度も悪くなり、ノイズ等の影響も受けやすくなる。また小電流でも十分な電圧が得られる様に抵抗値を大きくすると、大電流の際には損失が大きくなるという不利益がある。
そこで、広いダイナミックレンジで安定して輝度を調整するため、LEDに流れる電流を一定のタイミングでオン/オフし、そのオン/オフ期間の比率によって輝度を調整するPWM制御方式を採用した駆動装置が知られている。
この方式を実現する方法の一つとして、図3に示すように、LED2と直列にスイッチ素子6を挿入して、ある決められたタイミングでオン/オフする方法が採用される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−272938号公報 特開2001−166278号公報
LCDのバックライトや照明等の駆動装置において、輝度を調整するために発光素子を時間的にオン/オフし、このオン/オフの比率によって輝度調整をおこなうPWM制御方式は、安定して広い範囲で輝度を調整することが可能である。
このPWM制御の周波数は通常、フリッカーを避けるために60Hz以上の周波数が選ばれる。
しかし、電源に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタは、原理的に印加される電流・電圧の周波数で振動する性質があり、60Hz以上の周波数は人間の可聴域になるので、人間の聞こえる異音がしばしば発生するという不利益がある。
この異音の問題を解消するように構成したCCFLの駆動装置が提案されている(上記特許文献2参照)。
このCCFLの駆動装置は、PWM発生部より出力される調光用のPWMパルスのオン期間に発振部で発生する可聴音領域側のパルスを重畳して可聴音を軽減するように構成されている。
すなわち、特許文献2に記載された駆動装置は、あくまでもCCFL用であり、基本的にPWM制御は可聴音領域の周波数で行い、そのPWM制御を行うスイッチ素子を駆動する信号を、可聴音領域外の周波数で変調することによって、発生する可聴音を軽減するものである。
そして、特許文献2に記載された駆動装置においては、CCFLに流れる電流は従来どおり可聴音領域の周波数でPWM制御されることになる。
したがって、特許文献2に記載されたCCFLの駆動装置を、図3に示すようなLED駆動装置に適用したとしても、電源に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタは、印加される電流・電圧の周波数で振動し、人間の聞こえる異音がしばしば発生するという不利益がある。
また、PWM制御方式を採用した駆動装置として定電流電源を用いた場合、オフ期間は電流が流れないにもかかわらず定電流電源としては一定の電流を流そうとするため、制御が異常状態となってしまい、正しく定電流制御ができなくなるおそれがある。その結果、安定した輝度調整を行うことができないという不利益がある。
本発明の目的は、PWM制御を異音を発生させることなく行うことが可能で、また、定電流制御とPWM制御を同時に行うことが可能で、広いダイナミックレンジで安定した輝度調整が可能な発光素子駆動回路および表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点は、流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部と、出力電圧が調整可能で、出力電圧を上記発光部の発光素子に供給する定電圧電源と、上記定電圧電源の出力をPWM信号に従ったタイミングでオン/オフし、当該オン/オフの比率によって上記発光素子の発光輝度の調整を行うスイッチ手段と、上記発光素子に流れる電流値を検出する電流検出手段と、上記スイッチ手段がオンのときの上記電流検出手段の出力の値を維持するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段の出力値が決められた値になるように上記定電圧電源の出力電圧を調整する制御手段と、を有し、上記制御手段は、定電流用基準電圧源と、上記サンプルホールド手段の出力と上記定電流用基準電圧源による定電流用基準電圧とを比較する定電流制御用エラーアンプと、上記定電流制御用エラーアンプの出力に応じて定電圧用基準電圧を変更して出力する可変電圧源である定電圧用基準電圧源と、上記定電圧電源の出力電圧と上記定電圧用基準電圧源による定電圧用基準電圧とを比較する定電圧制御用エラーアンプと、を含み、上記定電圧制御用エラーアンプの比較結果に応じて、上記定電圧電源の出力を定電圧用基準電圧で定められた値になるように制御する
好適には、上記PWM信号の周波数が人間の可聴帯域の上限以上に設定されている。
好適には、上記PWM信号の周波数が20kHz以上に設定されている。
好適には、上記定電流用基準電圧源は、外部からの電流調整信号に応じて出力基準電圧を調整可能である。
好適には、上記定電圧電源は、チョークコイル、キャパシタ、およびスイッチ素子を含み、当該スイッチ素子をオン/オフすることにより出力電圧が調整されるスイッチング電源により構成され、上記制御手段は、上記スイッチング電源の出力電圧が、上記定電圧用基準電圧源が定める値になるように上記スイッチ素子のオン/オフ制御を行う。
本発明の第2の観点の表示装置は、非発光の透過型の表示部と、上記表示部の背面側に設けられ、流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部を有する照明ユニットと、上記発光部における発光素子を駆動する発光素子駆動装置と、を有し、上記発光素子駆動装置は、流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部と、出力電圧が調整可能で、出力電圧を上記発光部の発光素子に供給する定電圧電源と、上記定電圧電源の出力をPWM信号に従ったタイミングでオン/オフし、当該オン/オフの比率によって上記発光素子の発光輝度の調整を行うスイッチ手段と、上記発光素子に流れる電流値を検出する電流検出手段と、上記スイッチ手段がオンのときの上記電流検出手段の出力の値を維持するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段の出力値が決められた値になるように上記定電圧電源の出力電圧を調整する制御手段と、を有し、上記制御手段は、定電流用基準電圧源と、上記サンプルホールド手段の出力と上記定電流用基準電圧源による定電流用基準電圧とを比較する定電流制御用エラーアンプと、上記定電流制御用エラーアンプの出力に応じて定電圧用基準電圧を変更して出力する可変電圧源である定電圧用基準電圧源と、上記定電圧電源の出力電圧と上記定電圧用基準電圧源による定電圧用基準電圧とを比較する定電圧制御用エラーアンプと、を含み、上記定電圧制御用エラーアンプの比較結果に応じて、上記定電圧電源の出力を定電圧用基準電圧で定められた値になるように制御する
好適には、上記発光部は、複数の発光素子が直列に接続されている。
本発明によれば、たとえば定電圧電源が電圧を出力し、スイッチ手段により、定電圧電源の出力を、周波数が人間の可聴帯域の上限以上に設定されているPWM信号に従ったタイミングでオン/オフする。スイッチ手段がオン/オフすると発光素子にたとえば方形波状の電流が流れ、発光素子が点灯する。
このとき、発光素子に流れる電流が電流検出手段によって検出され、検出結果がサンプルホールド手段に供給される。
サンプルホールド手段において、スイッチ手段がオンのときの値だけが制御手段に入力される。
そして、制御手段によって、スイッチ手段がオンのときに発光素子に流れる電流はあらかじめ定められた設定値と同じ値になるように出力電圧が安定に制御される。
この出力電圧調整によって発光素子に流れる電流が一定に保たれる。
また、PWM制御において、電源に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタに発生する振動が、人間の可聴帯域の上限以上たとえば20kHz以上となり、その結果人間に聞こえる異音が取り除かれる。
本発明によれば、PWM制御を異音を発生させることなく行うことが可能となる。
また、定電流制御とPWM制御が同時に可能になり、広いダイナミックレンジで安定した輝度調整が可能になる。
さらに定電流制御の際の電流値を可変することで、さらに広いダイナミックレンジの輝度調整が可能になる。
また、定電流制御に電流制限抵抗素子を用いておらず、電流検出抵抗素子も低抵抗のものを使用することができることから、高効率なLED駆動が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に関連付けて説明する。
本実施形態においては、駆動対象である、流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子である発光素子としてLED(light Emitting Diode: 発光ダイオード)を採用している。
また、本実施形態の駆動装置においては、LEDの輝度調整をPWM制御方式で行っている。そして、PWM信号の周波数を人間の可聴域の上限である20kHz以上に設定することによって、駆動装置の電源に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタに発生する振動を20kHz以上にし、その結果人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能に構成される。
第1実施形態
図4は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第1の実施形態を示す回路図である。
図4のLED駆動装置10は、定電圧電源11、発光部を形成するLED12、スイッチ手段としてのスイッチ回路13、電流検出部14、およびサンプルホールド回路15を有する。
定電圧電源11は、制御手段としての出力電圧調整部111を有し、外部からの信号によって出力電圧を変化させることが可能である。
出力電圧調整部111は、サンプルホールド回路15の出力、つまりスイッチ回路13がオン時の電流値が入力され、この値があらかじめ定められた設定値になるように定電圧電源11の出力を調整する。具体的には、出力電圧調整部111は、電流値が設定値よりも小さい場合は電圧を上げる方向、設定値よりも大きい場合は電圧を下げる方向に働くようになっている。
定電圧電源11の正極(+)端子がLED12のアノードに接続されている。
スイッチ回路13は、作動接点aがLED12のカソードに接続され、固定接点bが電流検出部14の入力に接続されており、外部からのPWM信号に応じてオン/オフ制御される。
本実施形態においては、定電圧電源11と、駆動対象するLED12と、外部からのPWM信号に合わせてオン/オフするスイッチ回路13を主構成素子として有している。上述したように、定電圧電源11によって発生した電圧をLED12に印加して発光させるが、LED12に直列に挿入されたスイッチ回路13を外部からのPWM信号に合わせてオン/オフすることにより、PWM制御を行って輝度の調整している。
そして、PWM信号の周波数は人間の可聴域の上限である20kHz以上の周波数になっており、定電圧電源11に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタに発生する振動も20kHz以上の周波数になるため、人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能になっている。
電流検出部14は、回路に流れる電流を検出し、検出電流値を定電圧電源11の−端子、およびサンプルホールド回路15に供給する。
サンプルホールド回路15は、電流検出部14による電流入力値を一定期間維持する。
サンプルホールド回路15は、スイッチ回路13に入力されるPWM信号も入力されており、このPWM信号がオンのときの入力値をPWM信号がオフのときにも維持して出力し続けるように構成されている。
このような構成において、定電圧電源11が電圧を出力し、PWM信号によってスイッチ回路13がオン/オフすると、LED12に方形波状の電流が流れ、LE12が点灯する。
このとき、LED12に流れる電流が電流検出部14によって検出され、検出結果がサンプルホールド回路15および定電圧電源11の負極(−)端子に供給される。
サンプルホールド回路15において、PWM信号がオンのときの値だけが定電圧電源11の出力電圧調整部111に入力される。
その結果、PWM信号がオンのときにLED12に流れる電流はあらかじめ定められた設定値と同じ値になるように出力電圧が安定に制御される。
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、定電圧電源11と、駆動対象するLED12と、外部からのPWM信号に合わせてオン/オフするスイッチ回路13を主構成素子として有し、定電圧電源11によって発生した電圧をLED12に印加して発光させるが、LED12に直列に挿入されたスイッチ回路13を外部からのPWM信号に合わせてオン/オフすることにより、PWM制御を行って輝度の調整し、かつ、PWM信号の周波数を人間の可聴域の上限である20kHz以上の周波数に設定したことから、定電圧電源11に使われているトランスやチョークコイル等の磁性部品やキャパシタに発生する振動も20kHz以上の周波数になるため、人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能である。
また、本第1の実施形態によれば、出力電圧調整部111を有し、外部からの信号によって出力電圧を変化させることが可能である定電圧電源11と、LEDのカソード側に接続され、外部からのPWM信号に応じてオン/オフ制御されるスイッチ回路13と、回路に流れる電流を検出する電流検出部14と、電流検出部14による電流入力値を一定期間維持するサンプルホールド回路15と、を有し、出力電圧調整部111は、サンプルホールド回路15の出力、つまりスイッチ回路13がオン時の電流値が入力され、この値があらかじめ定められた設定値になるように定電圧電源11の出力を調整するので、PWM制御と定電流制御が同時に行われ、広いダイナミックレンジで安定した輝度調整が可能になる利点がある。
また定電流制御に電流制限抵抗素子を用いておらず、電流検出抵抗素子も低抵抗のものを使用することができるので、高効率なLED駆動が可能になる。
第2実施形態
図5は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第2の実施形態を示す回路図である。
図5のLED駆動装置20は、図4のLED駆動装置をより具体的な回路とした構成を有する。
具体的には、定電圧電源として降圧チョッパータイプのスイッチング電源(スイッチングレギュレータ)21を、スイッチ回路としてnチャンネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MOS−FET:以下、単にFET)23を、電圧検出部として抵抗素子24を、サンプルホールド回路としてピークホールド回路25を、制御部(出力電圧調整部を含む)として定電流用基準電圧源26と定電流制御用エラーアンプ27、および外部より出力電圧を可変する機能を持った定電圧用基準電圧源28と定電圧制御用エラーアンプ29を用いた実施形態である。
スイッチング電源21は、図5に示すように、入力キャパシタ211、スイッチ素子212、チョークコイル213、出力キャパシタ214、ダイオード215、および制御回路216を有する。
入力キャパシタ211の第1電極、出力キャパシタ214の第1電極、およびダイオード215のアノードが共通の−端子に接続されている。
スイッチ素子212の作動接点aが入力キャパシタ211の第2電極に接続され、固定接点bがチョークコイル213の一端に接続されている。
チョークコイル213の他端がダイオード215のカソード、出力キャパシタ214の第2電極214、および正極(+)端子に接続されている。
制御回路216は、定電圧制御用エラーアンプ29の出力がフィードバックされ、この信号に基づいて、スイッチ素子212のオン/オフを制御することによって、出力電圧を変化させて出力電圧を定電圧用基準電圧源28が定める値になるように制御する。
FET23のドレインがLED22のカソードに接続され、ソースが電流検出抵抗素子24の一端およびピークホールド回路25の入力に接続されている。
そして、FET23のゲートに、周波数を人間の可聴域の上限である20kHz以上に設定したPWM信号が外部から供給される。
したがって、本第2の実施形態においても、定電圧電源21に使われているチョークコイル213等の磁性部品やキャパシタ211,214に発生する振動も20kHz以上の周波数になるため、人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能である。
電流検出抵抗素子24の他端、定電流用基準電圧源26の負極、および定電圧用基準電圧源28の負極がスイッチング電源21の負極(−)端子に共通に接続されている。
ピークホールド回路25は、あらかじめ決められたPWM周期の期間、入力された電圧値のピーク値を定電流制御用エラーアンプ27に出力する。
定電流制御用エラーアンプ27は、ピークホールド回路25の出力S25と定電流用基準電圧源26の出力基準電圧Vref1とを比較し、その結果を信号S27として定電圧用基準電圧源28に供給する。
具体的には、定電流制御用エラーアンプ27は、ピークホールド回路25の出力信号S25が定電流用基準電圧源26の出力基準電圧Vref1よりも小さい場合は定電圧用基準電圧源28の出力基準電圧Vref2を上げる方向、ピークホールド回路25の出力信号S25が定電流用基準電圧源26の出力基準電圧Vref1よりも大きい場合は定電圧用基準電圧源28の出力基準電圧Vref2を下げる方向に作用するように構成されている。
定電圧用基準電圧源28は、可変電圧源であり、定電流制御用エラーアンプ27の出力信号S27に応じた基準電圧Vref2を定電圧制御用エラーアンプ29に供給する。
定電圧制御用エラーアンプ29は、スイッチング電源21の+出力の電圧と定電圧用基準電圧源28の出力基準電圧Vref2を比較し、その結果をスイッチング電源21の制御回路216にフィードバックし、スイッチング電源21のスイッチ素子212のオン/オフを制御することによって、その出力電圧を変化させて出力電圧を定電圧用基準電圧源28が定める値になるように制御する。
次に、上記構成による動作を、図6(A)〜(D)の波形図に関連付けて説明する。
図6(A)はPWM信号を示し、図6(B)はLED23に流れるLED電流ILED を示し、図6(C)は電流検出抵抗素子24の電流検出出力S24を示し、図6(D)は定電圧用基準電圧源28による基準電圧Vref2を示している。
スイッチング電源21が電圧を出力し、図6(A)に示すようなPWM信号によってFET23がオン/オフすると、LED22に、図6(B)に示すような、方形波状の電流が流れ、LED22が点灯する。
このとき、LED22に流れる電流が電流検出抵抗素子24によって検出され、そのFET23が接続された側の端子の電圧が信号S24としてピークホールド回路25に入力される。
ピークホールド回路25はPWM周期の期間、その入力電圧のピーク値を維持するので、ピークホールド回路25の出力はPWM信号がオンのときにLED22に流れる電流値と等しくなる。ピークホールド回路25の出力は、定電流制御用エラーアンプ27に入力される。
定電流制御用エラーアンプ27においては、ピークホールド回路25の出力S25と、定電流用基準電圧源26の出力基準電圧Vref1と比較され、その比較結果が信号27として定電圧用基準電圧源28に供給される。
定電圧用基準電圧源28においては、定電流制御用エラーアンプ27の出力信号S27に応じて出力基準電圧Vref2を変化させる。
定電圧制御用エラーアンプ29においては、定電圧用基準電圧源28の出力基準電圧Vref2とスイッチング電源21の出力電圧とが比較されて、その比較結果がスイッチング電源21の制御回路216にフィードバックされる。制御回路216は、スイッチング電源21の出力電圧が定電圧用基準電圧源28が定める値になるようにスイッチ素子212のオン/オフ制御を行う。
その結果、PWM信号がオンのときにLED22に流れる電流は定電流用基準電圧源26と電流検出抵抗素子24によってあらかじめ決められた値に安定に制御され、PWM制御と定電流制御が同時に行われる。
その結果、広いダイナミックレンジで安定した輝度調整が可能になる。
なお、定電流用基準電圧源26は、図5の構成に限定されるものではなく、たとえば外部から基準電圧Vref1の値を調整可能に構成し、FET23がオンのときの電流値を変更することによってLED22に流れる電流値を変更可能で、LED22の発光輝度を調整可能に構成することも可能である。
図7は、調整機能を備えた定電流用基準電圧源の構成例を示す回路図である。
この定電流用基準電圧源26Aは、図7に示すように、基準電圧源261、および抵抗素子262〜264を有する。
基準電圧源261の負極および抵抗素子262に一端がスイッチング電源21の−端子に接続され、基準電圧源261の正極が抵抗素子263の一端に接続されている。抵抗素子262と263の他端同士が接続されてノードND26が構成されている。そして、抵抗素子264の一端がノードND26に接続され、抵抗素子264の他端が外部からの電流調整信号SIAの入力ラインに接続されている。
このような構成を有する定電流用基準電圧源26Aは、外部から電流調整信号SIAに応じて基準電圧源261の出力電圧を所望の値に調整してノードND26から所望の値の基準電圧Vref1を定電流制御用エラーアンプ27に供給する。
このように、図7の定電流用基準電圧源26Aは、外部からの電流調整信号SIAにより出力基準電圧Vref1を調整可能であることから、PWM信号がオンのときにLED22に流れる電流は、調整後の定電流用基準電圧源26の基準電圧Vref1と電流検出抵抗素子24によってあらかじめ決められた値に安定に制御され、PWM制御と定電流制御が同時に行われる。
すなわち、外部からの電流調整信号SIAにより定電流用基準電圧源26Aの出力基準電圧Vref1を任意の値に調整することにより、LED22に流れる電流値を調整でき、その結果、LED22の発光輝度を調整できる。したがって、さらに広いダイナミックレンジの輝度調整が可能になる。
なお、上述した実施形態において、スイッチング電源21の負極(−)端子とLED22のカソードとの間のラインにスイッチ手段としてnチャネルのMOS−FETを用いたが、たとえばnpn型バイポーラトランジスタにより置換することも可能である。
また、nチャネルのMOS−FETに代えてpチャネルのMOS−FETを用いる場合には、スイッチング電源21の正極(+)端子とLED22のアノードとの間に接続される。この場合も、pnp型バイポーラトランジスタにより置換することも可能である。
第3実施形態
図8は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第3の実施形態を示す回路図である。
本第3の実施形態のLED駆動装置20Aは、図5に示す第2の実施形態のピークホールド回路25、定電流制御用エラーアンプ27、定電流用基準電圧源26、および定電圧用基準電圧源28をマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)30によって置き換えた例である。
また、本第3の実施形態では、PWM信号も同じマイコン30から出力するようになっている。
この場合も、FET23のゲートに、周波数を人間の可聴域の上限である20kHz以上に設定したPWM信号がマイコン30から供給される。
したがって、本第3の実施形態においても、定電圧電源21に使われているチョークコイル213等の磁性部品やキャパシタ211,214に発生する振動も20kHz以上の周波数になるため、人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能である。
この場合、電流検出抵抗素子24による検出電圧がマイコン30に入力される。マイコン30は、図示しないアナログ・デジタルコンバータでアナログからデジタルへの変換処理を行い、マイコン30自身で発生させているPWM信号に合わせてサンプルホールドし、ソフトウェアによってあらかじめ定められた電流設定値と比較してその結果に応じた出力を図示しないデジタル・アナログコンバータを通じてアナログ値に変換して定電圧制御用エラーアンプ29に出力することで、図6の第2の実施形態と同様の動作が可能になる。
またさらには、電流設定値をソフトウェアで変化させることで、PWM制御だけの場合よりさらに広いダイナミックレンジの輝度調整が可能になる。
第4実施形態
図9は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第4の実施形態を示す回路図である。
本第4の実施形態のLED駆動装置10Aは、図4に示す第1の実施形態のLED駆動装置10の発光部をLEDアレイ12Aに置き換えた例である。
LEDアレイ12Aは、複数個のLEDを直列に接続したものであり、その分印加する電圧が大きくなる。
たとえば、n個のLED12−1〜12−nを直列に接続したLEDアレイ12Aの場合は、n倍の電圧が必要になるので、定電圧電源11やスイッチ回路13もその電圧に応じた出力電圧、遮断電圧のもが必要になるが、この条件を満たせば、図4とLED駆動装置10と同じ構成で同様の動作が可能となる。
たとえば、LEDを液晶パネルのバックライトの光源として用いる場合、現実的なコストの観点から1つの1つのLEDを個別に駆動するようなことはできない。
そのために、LEDをバックラインとの光源として用いる場合には、あるまとまった数のLEDを直列接続して一括して駆動する方式が採用される。
したがって、図9のLED駆動装置10Aは、バックライト装置を有する透過型液晶表示装置に好適である。
第5実施形態
図10は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第5の実施形態を示す回路図である。
本第5の実施形態のLED駆動装置20Bは、図5に示す第2の実施形態のLED駆動装置20の発光部を、LEDアレイ22Aに置き換えた例である。
LEDアレイ22Aは、複数個のLEDを直列に接続したものであり、その分印加する電圧が大きくなる。
たとえば、n個のLED22−1〜22−nを直列に接続したLEDアレイ22Aの場合は、n倍の電圧が必要になるので、定電圧電源21やFET23もその電圧に応じた出力電圧、遮断電圧のもが必要になるが、この条件を満たせば、図5とLED駆動装置20と同じ構成で同様の動作が可能となる。
図10のLED駆動装置20Bは、バックライト装置を有する透過型液晶表示装置に好適である。
第6実施形態
図11は、本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第6の実施形態を示す回路図である。
本第6の実施形態のLED駆動装置20Cは、図8に示す第3の実施形態のLED駆動装置20Aの発光部を、LEDアレイ22Bに置き換えた例である。
LEDアレイ22Bは、複数個のLEDを直列に接続したものであり、その分印加する電圧が大きくなる。
たとえば、n個のLED22−1〜22−nを直列に接続したLEDアレイ22Cの場合は、n倍の電圧が必要になるので、定電圧電源21やFET23もその電圧に応じた出力電圧、遮断電圧のもが必要になるが、この条件を満たせば、図5とLED駆動装置20と同じ構成で同様の動作が可能となる。
図11のLED駆動装置20Cは、バックライト装置を有する透過型液晶表示装置に好適である。
第7実施形態
以下、本発明の第7の実施形態として、図9〜図11のLED駆動装置が適用可能なLEDバックライトを用いた液晶表示装置について説明する。
図12は、本発明に係る第7の実施形態の液晶表示装置の構成例を示すブロック図である。
液晶表示装置100は、図12に示すように、透過型液晶表示パネル(LCDパネル)110、LCDパネル110の背面側に設けられた照明ユニットとしてのバックライト装置120、LED駆動装置130、パネル駆動回路140、信号処理回路150、および電源回路160を有する。
図13は、透過型LCDパネル110の構成例を示す図である。
この透過型LCDパネル110は、TFT基板111と対向電極基板112とを互いに対向配置させ、その間隙に、たとえばツイステッドネマチック(TN)液晶を封入した液晶層113を設けた構成となっている。TFT基板111にはマトリクス状に配置された信号線114と走査線115、並びにこれらの交点に配置されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ116と画素電極117が形成されている。薄膜トランジスタ116は走査線115により順次選択されると共に、信号線114から供給される映像信号を対応する画素電極117に書き込む。一方、対向電極基板112の内表面には対向電極18およびカラーフィルタ119が形成されている。
液晶表示装置100においては、このような構成の透過型LCDパネル110を2枚の偏光板で挟み、バックライト装置120により背面側から白色光を照射した状態で、アクティブマトリクス方式で駆動することによって、所望のフルカラー映像表示が得られる。
バックライト装置120は、光源121と波長選択フィルタ22とを備えている。バックライト装置120は、光源121から発光された光を、波長選択フィルタ122を介してLCDパネル110を背面側から照明する。
バックライト装置120は、透過型LCDパネル110を背面に配設され、LCDパネル110の背面直下から照明する直下型タイプである。
バックライト装置120の光源(発光部)121は、直列接続した複数のLEDを発光源としている。
バックライト装置120の光源121は、画面水平方向に並んだ発光ダイオードが直列接続され、水平方向に直列接続された複数の発光ダイオード群が、複数個形成される。
このような構成を有するバックライト装置120は、LED駆動装置130により駆動される。
LED駆動装置130としては、前述した図9〜図11のLED駆動装置が適用可能である。
図12においては、LED駆動装置130により光源121全体が駆動されるように示されているが、実際には、水平方向に直列接続した発光ダイオード群30の一つ一つに独立したLED駆動装置が設けられている。
また、LED駆動装置130は、前述したように、PWM制御方式を採用しているが、そのPWM信号はたとえば信号処理回路150により供給される。
パネル駆動回路140は、Xドライバ回路、Yドライバ回路等を含み、信号処理回路150によりXドライバ回路およびYドライバ回路供給されるたとえばRGBセパレート信号でLCDパネル110を駆動することにより、RGBセパレート信号に応じた映像を表示する。
信号処理回路150は、入力された映像信号に対してクロマ処理等の信号処理を行い、さらに、コンポジット信号からLCDパネル110の駆動に適したRGBセパレート信号に変換して、パネル駆動回路140に供給する。
また、信号処理回路150は、LED駆動装置130に対して所定のタイミングでPWM信号を供給する。
この場合も、信号処理回路150は、周波数を人間の可聴域の上限である20kHz以上の設定したPWM信号をLED駆動装置130に供給する。
したがって、本第7の実施形態においても、電源に使われているチョークコイル等の磁性部品やキャパシタに発生する振動も20kHz以上の周波数になるため、人間に聞こえる異音を完全に取り除くことが可能である。
このような構成を有する液晶表示装置100は、図9〜図11のLED駆動装置が適用されることから、環境の優しいLEDを用いたバックラインと用いたとして、定電流制御とPWM制御が同時に可能になり、広いダイナミックレンジで安定した輝度調整が可能になる。
さらに定電流制御の際の電流値を可変することで、さらに広いダイナミックレンジの輝度調整が可能になる。
また、定電流制御に電流制限抵抗素子を用いておらず、電流検出抵抗素子も低抵抗のものを使用することができることから、高効率なLED駆動が可能になる利点がある。
発光素子(LED)駆動装置の第1の関連技術を説明するための図である。 発光素子(LED)駆動装置の第2の関連技術を説明するための図である。 発光素子(LED)駆動装置の第3の関連技術を説明するための図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第1の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第2の実施形態を示す回路図である。 図5のLED駆動装置の要部波形を示す図である。 調整機能を備えた定電流用基準電圧源の構成例を示す回路図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第3の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第4の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第5の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る発光素子(LED)駆動装置の第6の実施形態を示す回路図である。 本発明に係る第7の実施形態の液晶表示装置の構成例を示すブロック図である。 透過型LCDパネルの構成例を示す図である。
符号の説明
10,10A…LED駆動装置、11…定電圧電源、111…出力電圧調整部、12…LED、13…スイッチ回路、14…電流検出部、15…サンプルホールド回路、20,20A〜20C…LED(発光素子)駆動装置、21…スイッチング電源、211…入力側キャパシタ、212…スイッチ素子、213…チョークコイル、214…出力キャパシタ、215…ダイオード、216…制御回路、22,21−1〜22−n…LED、22A…LEDアレイ、23…MOS−FET、24…電流検出抵抗素子、25…ピークホールド回路、26,26A…定電流用基準電圧源、261…基準電圧源、262〜264…抵抗素子、27…定電流制御用エラーアンプ、28…定電圧用基準電圧源、29…定電圧制御用エラーアンプ。

Claims (10)

  1. 流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部と、
    出力電圧が調整可能で、出力電圧を上記発光部の発光素子に供給する定電圧電源と、
    上記定電圧電源の出力をPWM信号に従ったタイミングでオン/オフし、当該オン/オフの比率によって上記発光素子の発光輝度の調整を行うスイッチ手段と、
    上記発光素子に流れる電流値を検出する電流検出手段と、
    上記スイッチ手段がオンのときの上記電流検出手段の出力の値を維持するサンプルホールド手段と、
    上記サンプルホールド手段の出力値が決められた値になるように上記定電圧電源の出力電圧を調整する制御手段と、を有し、
    上記制御手段は、
    定電流用基準電圧源と、
    上記サンプルホールド手段の出力と上記定電流用基準電圧源による定電流用基準電圧とを比較する定電流制御用エラーアンプと、
    上記定電流制御用エラーアンプの出力に応じて定電圧用基準電圧を変更して出力する可変電圧源である定電圧用基準電圧源と、
    上記定電圧電源の出力電圧と上記定電圧用基準電圧源によ定電圧用基準電圧とを比較する定電圧制御用エラーアンプと、を含み、
    上記定電圧制御用エラーアンプの比較結果に応じて、上記定電圧電源の出力を定電圧用基準電圧で定められた値になるように制御する
    発光素子駆動装置。
  2. 上記定電流用基準電圧源は、
    外部からの電流調整信号に応じて出力基準電圧を調整可能である
    請求項1記載の発光素子駆動装置。
  3. 上記定電圧電源は、
    チョークコイル、キャパシタ、およびスイッチ素子を含み、当該スイッチ素子をオン/オフすることにより出力電圧が調整されるスイッチング電源により構成され、
    上記制御手段は、
    上記スイッチング電源の出力電圧が、上記定電圧用基準電圧源が定める値になるように上記スイッチ素子のオン/オフ制御を行う
    請求項1または2記載の発光素子駆動装置。
  4. 上記PWM信号の周波数が人間の可聴帯域の上限以上に設定されている
    請求項1から3のいずれか一に記載の発光素子駆動装置。
  5. 上記発光部は、複数の発光素子が直列に接続されている
    請求項1から4のいずれか一に記載の発光素子駆動装置。
  6. 非発光の透過型の表示部と、
    上記表示部の背面側に設けられ、流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部を有する照明ユニットと、
    上記発光部における発光素子を駆動する発光素子駆動装置と、を有し、
    上記発光素子駆動装置は、
    流れる電流に応じた輝度で発光する少なくとも一つの発光素子を含む発光部と、
    出力電圧が調整可能で、出力電圧を上記発光部の発光素子に供給する定電圧電源と、
    上記定電圧電源の出力をPWM信号に従ったタイミングでオン/オフし、当該オン/オフの比率によって上記発光素子の発光輝度の調整を行うスイッチ手段と、
    上記発光素子に流れる電流値を検出する電流検出手段と、
    上記スイッチ手段がオンのときの上記電流検出手段の出力の値を維持するサンプルホールド手段と、
    上記サンプルホールド手段の出力値が決められた値になるように上記定電圧電源の出力電圧を調整する制御手段と、を有し、
    上記制御手段は、
    定電流用基準電圧源と、
    上記サンプルホールド手段の出力と上記定電流用基準電圧源による定電流用基準電圧とを比較する定電流制御用エラーアンプと、
    上記定電流制御用エラーアンプの出力に応じて定電圧用基準電圧を変更して出力する可変電圧源である定電圧用基準電圧源と、
    上記定電圧電源の出力電圧と上記定電圧用基準電圧源による定電圧用基準電圧とを比較する定電圧制御用エラーアンプと、を含み、
    上記定電圧制御用エラーアンプの比較結果に応じて、上記定電圧電源の出力を定電圧用基準電圧で定められた値になるように制御する
    表示装置。
  7. 上記定電流用基準電圧源は、
    外部からの電流調整信号に応じて出力基準電圧を調整可能である
    請求項6記載の表示装置。
  8. 上記定電圧電源は、
    チョークコイル、キャパシタ、およびスイッチ素子を含み、当該スイッチ素子をオン/オフすることにより出力電圧が調整されるスイッチング電源により構成され、
    上記制御手段は、
    上記スイッチング電源の出力電圧が、上記定電圧用基準電圧源が定める値になるように上記スイッチ素子のオン/オフ制御を行う
    請求項6または7記載の表示装置。
  9. 上記PWM信号の周波数が人間の可聴帯域の上限以上に設定されている
    請求項6から8のいずれか一に記載の表示装置。
  10. 上記発光部は、複数の発光素子が直列に接続されている
    請求項6から9のいずれか一に記載の表示装置。
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