JP4519767B2 - パケット通信装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、パケット通信ネットワークにおいてパケット通信のためのパスを構成し、パケットを一時的に蓄積するキューイングバッファを備えたパケット通信装置に関するものである。
放送局間を結ぶパケット通信装置からなる音声、映像通信ネットワークでは、さまざまな拠点間で帯域保障された通信が必要とされるため、パスの接続対地を時間に応じて切り替えることでネットワークの帯域を有効に活用する運用を行う場合が多い。そのため、通信ネットワークを構成するパケット通信装置はパスの設定/解除を所定の時刻に行う旨の予約を監視制御装置等から受け付け、予約された時刻になると予約内容に応じて自動的にパスの設定/解除を行う機能を備えている。
パスは複数のパケット通信装置間で設定されるものであるため、複数のパケット通信装置に予約がなされ、その予約の時刻になると各パケット通信装置はパスの設定/解除の動作を一斉に行う。各パケット通信装置はパスの設定/解除動作を同時に行うことができるよう、SDH時刻同期機能、NTP、SNTP等といった時刻同期機能を備えている。
しかしながら、高精度の時刻同期が可能なSDH時刻同期機能を用いたとしても、各パケット通信装置の時計が認識する時刻間には絶対時刻に対するずれが生じてしまう。このような時刻のずれが生じることによる問題点を図1、図2を参照して説明する。
図1(a)に示すように、パケット通信装置1〜3からなるネットワークにおいて、ユーザA装置4からユーザA装置5に実線で示す1Gb/sのパスAが設定され、ユーザB装置6からユーザB装置7に点線で示す1Gb/sのパスBが設定され、各々通信が行われているものとする。また、パケット通信装置の各インタフェース間を結ぶ伝送路の容量は2.4Gb/sであるものとする。この状態から、図1(b)に示すように、ある時刻XにおいてユーザB装置6〜ユーザB装置7のパスBを解除し、ユーザB装置8〜ユーザB装置9間の1.5Gb/sのパスCを設定するものとする。
このために、図1(a)に示す状態において、パケット通信装置3には時刻XにパスBを解除するとの予約内容が設定され、パケット通信装置1、2には時刻XにパスBを解除するとともにパスCを設定する旨の予約内容が設定される。そして、時刻Xになると各パケット通信装置は予約内容に従った動作を行い、図1(b)の状態になる。
ところが、各パケット通信装置間には時刻のずれがあるため、図1(a)から図1(b)への切り替えには過渡状態が生じる。例えば、パケット通信装置1が時刻Xであると認識する時刻がパケット通信装置2、3より早い場合、図1(c)に示すように、パケット通信装置1ではパスBの解除及びパスCの設定が行われたにも関わらず、パケット通信装置2、3ではパスBの解除が行われていない状態が発生する。
この状態では、パケット通信装置2のパケット通信装置3に対する出力インタフェースは1Gb/sのパケットと1.5Gb/sのパケットを受信することになるが、当該出力インタフェースの速度は2.4Gb/sであるため、1Gb/sのパケットと1.5Gb/sのパケットを全部送出することはできない。
パケット通信装置には一般にバーストパケット入力に対するパケットロスの防止やパケットの優先制御等を目的として、各入力インタフェースから入力され、多重されたパケットを一時的に格納するキューイングバッファ(キュー)を備えている。従って、図1(c)に示す過渡状態が極めて短時間であればバッファを用いることによりパケットロスを最小限に抑えることができる。しかしながら、何らかの事情で時刻同期精度が悪化すると、図1(c)に示す過渡状態の時間が長くなり、切り替えに関係のないパスAのパケットが廃棄される可能性があるという問題がある。つまり、図2に示すように、1Gb/s+1.5Gb/s=2.5Gb/sの入力パケットに対し、出力インタフェースの速度は2.4Gb/sであるためバッファあふれが生じ、パスA、パスBの区別なくパケットが廃棄されてしまう。
即ち、パスBのユーザの要望によりパス切り替えの予約を設定したのにも関わらず、パスAのユーザに影響を与えてしまう恐れがある。予約の有無に関係のないパスAのパケットが廃棄されるのは好ましくなく、予約を設定しているパスBのユーザのみにその影響を留める必要がある。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、“パケット”の用語は“フレーム”や“セル”等のパケット化されたデータ全般を含む意味で使用している。また、パケットの優先制御を行う従来のパケット通信装置の例として特許文献1に記載されたものがある。
特開2005−210606号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、予約情報に基づきパスの解除/設定を行う機能を備えたパケット通信装置において、解除/設定対象でないパスに影響を与えることなく解除/設定対象パスの解除/設定を行うことを可能としたパケット通信装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段とを備えたことを特徴とするパケット通信装置により達成できる。
前記パケット通信装置は絶対時刻と同期をとるための時刻同期機能を備え、前記予め定めた時間は、前記パスを構成する他のパケット通信装置と前記パケット通信装置との間での時刻のずれの時間よりも大きな時間であるように設定する。
また、本発明は、入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段とを備えたことを特徴とするパケット通信装置として構成することも可能である。
この場合、前記予約情報は所定の管理装置から送信される情報であり、前記予め定めた時間は、前記パスを構成する他のパケット通信装置と前記パケット通信装置との間での前記予約情報を受信する時刻の差よりも大きな時間として設定する。
また、本発明は、入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段と、前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段とを備えたことを特徴とするパケット通信装置として構成してもよい。
更に本発明は、入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段と、前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段とを備えたことを特徴とするパケット通信装置として構成してもよい。また、本発明は一般的なパケット通信装置を上記パケット通信装置の各手段として機能させるためのプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、予約情報に基づきパスの切り替えを行う機能を備えたパケット通信装置において、切り替え対象でないパスに影響を与えることなく切り替え対象パスの切り替えを行うことを可能としたパケット通信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(構成概要)
図3は本発明の実施の形態に係るパケット通信装置10の原理構成を示す図である。図3に示すように、本実施の形態のパケット通信装置10では、通常の通信で使用するキュー(以下、優先キューと呼ぶ)の他に、パス解除/設定時に使用するキュー(以下、非優先キューと呼ぶ)を備えた構成とする。優先キューは1つだけでもよいし、WRR: Weighted Round Robin (重み付けラウンドロビン)や WFQ : Weighted Fair Queuing (均等化キューイング)といった優先制御を行うために複数の優先キューを備える構成でもよい。いずれの場合でも非優先キューを別に備える。
また、非優先キューは優先キューよりパケット読み出しの優先度が低い。つまり、入力パケットの速度が出力側の伝送路速度より小さい場合には優先キュー、非優先キューともに全てのパケットが読み出されて伝送路に送出されるが、入力パケットの速度が出力側の伝送路速度より大きい場合には、優先キューではパケット廃棄が起こらないように優先してパケットを読み出し、非優先キューでパケット廃棄を許容する。
なお、複数の優先キューを備えた構成では、新たに非優先キューを備えることなく、優先度の最も低いパケットをキューイングするキューを非優先キューとして使用することも可能である。
図3に示す構成では、パス切り替えを行わない通常の状態で非優先キューを使用しないが、ある時刻におけるパス解除を含むパス設定の予約が設定された場合にそのパスの解除指示時刻のT秒前に、解除対象パスが使用するキューを優先キューから非優先キューに変更し、非優先キューを解除対象パスのために使用する。Tの値はパケット通信装置間の時刻のずれよりも大きい値であればよい。
図3に示すパケット通信装置10における解除対象パスのキューの切り替え動作は図4(a)〜図4(c)に示す通りである。図4(a)に示す通常時には解除対象パスに対して優先キューのみが使用される。解除対象パスの解除予約がなされ、予約された解除時刻のT秒前になると、解除対象パスが使用するキューが非優先キューに切り替えられ(図4(b))、パス解除時刻になると解除対象パスは解除される(図4(c))。
(切り替え動作)
次に、図1に示したパスの切り替えを行う場合において、本実施の形態のパケット通信装置を適用した場合の切り替え動作を図5〜図9を参照して説明する。以下の説明において、パケット通信装置1はパケット通信装置2よりΔ秒時計が進んでいるものとする。つまり、パケット通信装置1とパケット通信装置2に同じ時刻Xが予約時刻として与えられた場合に、パケット通信装置1はパケット通信装置2よりもΔ秒だけ早く時刻Xになると認識する。
図5に示すように、通常状態ではパスA、パスBのパケットが合流するパケット通信装置2において優先キューのみが使用されている。ここで、図6に示すように、パスBのユーザであるユーザBが予約申し込みサーバ等を用いてパス設定を変更するための予約情報をアウトチャネル等で各パケット通信装置の制御部に送信する。具体的には、パケット通信装置1に対しては“時刻XにパスBを解除する”、“時刻Xに別のパスCを設定する”との予約情報を送信する。また、パケット通信装置2に対しても“時刻XにパスBを解除する”、“時刻Xに別のパスCを設定する”との予約情報を送信する。
図7に示すように、各パケット通信装置は予約情報として受信した時刻XのT(>Δ)秒前になったことを認識すると、制御部の機能により解除対象パスであるパスBのパケットが使用するキューを優先キューから非優先キューに切り替える。なお、パケット通信装置1、2ともに同じようにキューの切り替えが行われるが、パケット通信装置2のみキューを図示している。
次に、図8に示すように、パケット通信装置1は時刻Xになったと認識すると、パスBを解除し、入力IF11と出力IF12を結ぶ1.5Gb/sの帯域を有するパスCを設定する。これにより、パケット通信装置1の出力IF12から送出され、パケット通信装置2の入力IF21が受信するパケットの速度は1Gb/sから1.5Gb/sに増加する。
ここで、パケット通信装置1の時計はパケット通信装置2の時計よりもΔ秒だけ進んでいるため、パケット通信装置1が時刻Xであると認識した時点ではパケット通信装置2の時計は時刻XのΔ秒前を示しており、まだ時刻Xに到っていない。従って、この時点ではパケット通信装置2においてパスBの設定が残っている。つまり、入力IF21から受信したパケットは出力IF22に接続されるように動作するが、この時点ではパスBが使用するキューは非優先キューに切り替えられているため、1.5Gb/sのパケットは非優先キューに蓄積される。
出力IF22は2.4Gb/sの送信能力しかないので、1Gb/sのパケットと1.5Gb/sのパケットの全部を送出することはできない。従って、優先的に送出を行う優先キューのパケットは全部送出されるが、優先キューよりも優先度が低い非優先キューではオーバーフローの発生を許容する。よって、パスAに対する影響は発生しない。
次にパケット通信装置2が時刻Xになったと認識すると、図9に示すように、パケット通信装置2は予約情報に基づきパスBの設定を解除し、パスCの設定を行う。つまり、入力IF21から受信したパケットを出力IF23に送るように設定をする。また、パスCに対しては通常の運用どおり優先キューを使用する。
(パケット通信装置の詳細構成)
次に、本実施の形態のパケット通信装置の詳細構成例について、図10、図11を参照して説明する。図10に示すように、本実施の形態のパケット通信装置は、伝送路から受信したパケットを入力する入力IF部31、伝送路にパケットを送出する出力IF部32、入力パケットの出力IFへの振り分けやパケットの優先制御等を行うSW部33、パス予約設定やその他の動作制御を行う制御部34を備えている。
SW部33は、各入力IFから受信するパケットを多重する多重部35と、優先キューと非優先キューを構成するメモリ36と、キューからパケットを読み出し、パケットの方路に応じた出力IFにパケットを振り分ける分離部37と、優先キューもしくは非優先キューへの振り分けを行う振り分け部38を備えている。また、制御部34は、時計、時刻同期機能、予約情報に従った指示を行う機能、本発明に係るキューの切り替え指示機能等を備えている。
なお、図10は、各IFの通信速度が2.4Gb/sであり、分離部37の各ポートから送信できる帯域が2.4Gb/sである場合、すなわち、出力IFと分離部出力ポートの速度が等しい場合の構成を示している。
各IFの通信速度が2.4Gb/sであるが分離部37の各ポートから送信できる帯域が2.4Gb/s以上の場合、すなわち、出力IFの速度よりも分離部37の出力ポート速度のほうが大きい場合には、図11に示すように分離部37の後段にキュー39を備える構成とすることが好ましい。なお、このキュー39は各出力IF内に備えてもよい。また、図11の例でも、1つの出力IFに10Gb/s以上パケットが合流した場合を考慮してメモリ36を配備しておく。図10、11に示したパケット通信装置は例えばATM交換装置であり、ATMセルの交換処理に必要な機能、帯域制御のために必要な機能等を備えている。
次に、図10に示すパケット通信装置が優先キューと非優先キューの切り替えを行う場合の制御部34の動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。この動作は図5〜図9に示したパケット通信装置2の動作に対応するものである。
まず、ある入力IFと出力IFとを結ぶパスがパスA(1Gb/s)として設定され、他の入力IFと出力IFを結ぶパスがパスB(1Gb/s)として設定されており、これらのパスに関する設定変更等の予約はなされていないものとする。
この状態(通常状態)では、パスAのパケットとパスBのパケットは多重部35で多重され、優先キューを介して分離部37からそれぞれ該当する出力IFに振り分けられ、該当の出力IFから送出される(ステップ1)。次に、時刻XになったらパスBを解除し、1.5Gb/sのパスCを設定する旨の予約情報を制御部34が受信する(ステップ2)。制御部34は、時計が予約情報に記載されている時刻XのT秒前になるまで待ち(ステップ3)、T秒前になったら振り分け部38に対してパスBのパケットを非優先キューに振り分けるよう指示する(ステップ4)。具体的には例えばATMの場合であればパスBのパケットのVPI/VCIを振り分け部38に対して指示し、指定されたVPI/VCIを持つパケットを非優先キューに格納させるようにする。指示を受けた振分け部38は、多重部35から出力されるパケットのヘッダから非優先キューに格納するパスBのパケットを識別し、当該パケットを非優先キューに格納し、それ以外のパケットを優先キューに格納する。
また、制御部34からの指示に基づき解除対象パスのパケットの優先度情報を非優先を示す値に書き換え、優先度情報を参照して非優先を示すパケットを非優先キューに格納するようにしてもよい。この方式では、後述するうように、上流のエッジノードのみが優先度情報を書き換えることにより、下流の他のノードは優先度情報を参照するだけで非優先キューに蓄積すべきパケットを識別できる。
そして制御部34は時計が時刻Xになるまで待ち(ステップ5)、時計が時刻Xになったことを検出すると、予約情報に従った動作を行う(ステップ6)。つまり、パスBを解除し、パスCを設定する。また、パスCのパケットは通常通り優先キューを使用するように設定する。なお、パスBを解除するとは、例えばパスBに係るクロスコネクト情報を削除することであり、パスCを設定するとはパスCに係るクロスコネクト情報を設定することである。
図11の構成でも基本的な動作は図10の場合と同様であるが、分離部37の出力側に配備されたキュー39に対しても同様の動作が行われる。
なお、制御部34における動作はパケット通信装置上で実行されるプログラムとして実現することが可能である。当該プログラムはメモリ等の記録媒体に格納してパケット通信装置にインストールすることが可能である。また、当該プログラムをネットワーク上のサーバからダウンロードすることによりパケット通信装置にインストールすることも可能である。
(時刻同期機能を使用しない例)
これまでに説明したパケット通信装置は時刻同期機能を備え、予約情報の中で指定された時刻になったらパス解除/設定動作を行うものである。このような方式の他、パケット通信装置が時刻同期機能を備えず、絶対時刻を管理する予約申し込みサーバから各パケット通信装置に対して一斉にパス解除/設定命令を送出し、各パケット通信装置はその命令に従ってパス解除/設定を行うような方式をとることも可能である。
この場合、予約申し込みサーバが同時に各パケット通信装置に対してパス解除/設定命令を送出したとしても、命令の送出経路には遅延時間差があるため、命令が届く時刻はパケット通信装置間で異なる。従ってこの場合次のようにして命令の送出を行うこととしている。以下、予約申し込みサーバから各パケット通信装置までのデータ伝搬遅延のばらつきの幅をΔとし、R>T>Δであるものとする。また、各パケット通信装置は時刻同期機能を持たないが、ある時刻からの経過時間を計ることができる時計を備えているものとする。
図13に示すように、予約申し込みサーバ40がユーザから予約情報(時刻Xにおけるパス解除/設定)を受け付ける。そして、予約申し込みサーバ40は、時刻XのR秒前になると、“R秒後にパスを解除する”及び“R秒後に別のパスを設定する”ことを指示する予約情報を各パケット通信装置に送信する。
次に、図14に示すように、予約情報を受けた各パケット通信装置は予約情報を受けてから(R−T)秒が経過した時点、すなわちパスの解除/設定を行う時刻のT秒前の時点で解除対象パスが使用するキューを優先キューから非優先キューに切り替える。
各パケット通信装置間でパス切り替えを行う時刻にΔ秒の時間差があり、図2に示した過渡状態がΔ秒継続したとしても、T>Δであるので、過渡状態に入る前には解除対象パスは非優先キューを使用しており、切り替えにより解除対象外のパスに影響を与えることはない。
図14に示した各パケット通信装置の構成は図10、11に示したものと基本的に同様であるが、図14に示した各パケット通信装置では、予約情報を受信した時刻から所定時間(R−T)が経過した時点を検知したときにキューの切り替え動作を行う点が、絶対時刻XのT秒前に切り替えを行う図10、11に示したパケット通信装置と異なる。
(エッジノードでパケットの優先度を変更する例)
これまでに説明したように各パケット通信装置が所定の時刻(時刻XのT秒前、予約情報受信からR−T秒経過時点等)にキューの切り替えを行う他、パスを構成するネットワークにおけるパケットの入り口のノードであるエッジノードに相当するパケット通信装置が所定の時刻に解除対象パスのパケットの優先度を下げるようにしてもよい。
この場合の動作は時刻同期機能を持たない例で示せば図15、図16に示すようになる。つまり、予約申し込みサーバ40は、予約時刻XのR秒前になると、“R秒後にパスを解除する”及び“R秒後に別のパスを設定する”ことを指示する予約情報を各パケット通信装置に送信する。そして、解除対象パスの入り口のエッジノードであるパケット通信装置は、予約情報を受信してから(R−(T+D))秒後に解除対象パスのパケットの優先度ヘッダを非優先を示す値に書き換え、当該パケットの優先度を下げる。例えば、ATMパケットであればCLP(Cell Loss Priority)を書き換え、IPパケットであればToS(Type Of Service)を書き換え、タグVLANパケットであればCoS(Class Of Service)を書き換える。なお、(R−(T+D))におけるDは入り口のエッジノードにユーザのパケットが入力してから、出口のエッジノードからパケットが出力されるまでのパケット転送時間に相当する時間である。
また、エッジノードの下流に存在する各パケット通信装置では受信したパケットの優先度ヘッダを参照し、上記の値であれば当該パケットのキューとして非優先キューを使用し、それ以外であれば通常の優先キューを使用する。なお、時刻同期機能を持つパケット通信装置の場合でも同様にして時刻Xの(T+D)秒前に入り口のエッジノードが解除対象パスのパケットの優先度ヘッダを非優先を示す値に書き換えればよい。
このような方式では、エッジノードとして使用するパケット通信装置にのみ所定の時刻における切り替え機能を備えればよく、エッジノード以外のノードとして使用するパケット通信装置はパケットの優先度に応じたキューへのパケット振分け機能のみを備えていればよい。
なお、本発明は、パケット通信装置が適用されるネットワークの種類や用途に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
従来技術の問題点を説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るパケット通信装置10の原理構成を示す図である。 解除対象パスのキューの切り替え動作を説明するための図である。 パスの解除/設定時のパケット通信装置の動作を説明するための図(その1)である。 パスの解除/設定時のパケット通信装置の動作を説明するための図(その2)である。 パスの解除/設定時のパケット通信装置の動作を説明するための図(その3)である。 パスの解除/設定時のパケット通信装置の動作を説明するための図(その4)である。 パスの解除/設定時のパケット通信装置の動作を説明するための図(その5)である。 本発明の実施の形態のパケット通信装置の詳細構成例を示す図である。 本発明の実施の形態のパケット通信装置の詳細構成例を示す図である。 パケット通信装置の動作を説明するためのフローチャートである。 時刻同期機能を使用しない場合の動作例を説明するための図である。 時刻同期機能を使用しない場合の動作例を説明するための図である。 エッジノードでパケットの優先度を変更する場合の動作例を説明するための図である。 エッジノードでパケットの優先度を変更する場合の動作例を説明するための図である。
符号の説明
1〜3、10 パケット通信装置
4、5 ユーザA装置
6〜9 ユーザB装置
31 入力IF
32 出力IF
33 SW部
34 制御部
35 多重部
36、39 キューメモリ
37 分離部
38 振り分け部
40 予約申し込みサーバ

Claims (10)

  1. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、
    前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、
    あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、
    前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、
    前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段と
    を備えたことを特徴とするパケット通信装置。
  2. 前記パケット通信装置は絶対時刻と同期をとるための時刻同期機能を備え、前記予め定めた時間は、前記パスを構成する他のパケット通信装置と前記パケット通信装置との間での時刻のずれの時間よりも大きな時間である請求項1に記載のパケット通信装置。
  3. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、
    前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、
    あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段と
    を備えたことを特徴とするパケット通信装置。
  4. 前記予約情報は所定の管理装置から送信される情報であり、前記予め定めた時間は、前記パスを構成する他のパケット通信装置と前記パケット通信装置との間での前記予約情報を受信する時刻の差よりも大きな時間である請求項3に記載のパケット通信装置。
  5. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、
    前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、
    あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、
    前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段と、
    前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、
    前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段と
    を備えたことを特徴とするパケット通信装置。
  6. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部とを備えたパケット通信装置であって、
    前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューと、
    あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段と、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段と、
    前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段と、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段と
    を備えたことを特徴とするパケット通信装置。
  7. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部と、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューとを備えたパケット通信装置を、
    あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段、
    前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段、
    前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部と、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューとを備えたパケット通信装置を、
    あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部と、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューとを備えたパケット通信装置を、
    あるパスを所定の時刻に解除する指示を含む予約情報を受信する手段、
    前記所定の時刻から予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段、
    前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段、
    前記所定の時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 入力インタフェース部と、入力インタフェース部から入力されたパケットを一時的に蓄積するキューと、キューから読み出したパケットを出力する出力インタフェース部と、前記キューよりパケット読み出しの優先度が低い非優先キューとを備えたパケット通信装置を、
    あるパスを所定の時間後に解除する指示を含む予約情報を受信する手段、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過する時刻より予め定めた時間前の時刻になったことを検知した場合に、解除の対象となる前記パス上のパケットの優先度を非優先を示す値に書き替える手段、
    前記非優先を示す値を参照することにより、前記パス上のパケットが蓄積されるキューを前記キューから前記非優先キューに切り替える手段、
    前記予約情報を受信してから前記所定の時間が経過した時刻になったことを検知した場合に前記パスの解除を行う手段、
    として機能させるためのプログラム。
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