JP4519720B2 - ハンドオーバ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モバイルIP(Internet Protocol)ネットワークにおいて用いられるハンドオーバ方法に関するものであり、特に、モバイルIPネットワークにおいて、移動端末が、特定の基地局の配下から他の基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法に関するものである。
近年、オフィスや自宅以外の場所において、いわゆるノート型PCなどの端末を無線LAN(Local Area Network)の利用によりインターネットに接続する機会が増えてきており、そのようなサービス(無線LANによるインターネット接続サービス)を提供する事業者が増えてきている。そして、上記無線LANによるインターネット接続サービスが提供されるエリア(アクセスポイント)は、従来のスポット的なサービス(エリアが相互に重なり合うことなく、利用者はエリア内のみでの移動が可能なサービス)から複数のエリアが相互に重なり合うように提供されるようになってきている。そのため、利用者は、異なるエリア間を移動しながら無線LANを利用することが可能となっている。なお、移動しながら無線LANを利用するために、無線端末(移動局)は、エリアを移動しハンドオーバを行う毎に(アクセスポイントが変更となる毎に)位置登録を行い、ホームエージェント(Home Agent、以下、HAと記述する)に登録されている現在位置の情報を更新する必要がある。
ここで、移動しながら無線LANを利用する場合における従来のハンドオーバ方法としては、たとえば、下記特許文献1に記載されているような処理が開示されている。下記特許文献1の記載によれば、無線LANに接続中の移動局は、新しい(それまで接続していたものと異なる)エリアであるフォーリンエージェント(Foreign Agent、以下、FAと記述する)に移動すると、自身のMAC(Media Access Control)アドレスを含んだ位置登録メッセージを新しい(移動先の)FA宛に送信し、位置登録メッセージを受信したFAが、当該位置登録メッセージをさらにその上の階層のゲートウェイFAに転送する。
ゲートウェイFAは、受信した位置登録メッセージに含まれる移動局のホームアドレス、気付けアドレスおよびMACアドレスを管理テーブルに格納する。その後、ゲートウェイFAは、上記移動局が収容されている(移動先の)基地局からバイキャスト送信要求メッセージを受信すると、移動先のFAおよび移動前のFAに宛ててパケットの同報送信(バイキャスト送信)を開始し、さらに、移動局のMACアドレスを含むバイキャスト送信応答メッセージを移動先のFA宛に送信する。移動先のFAは、移動局のMACアドレスをMACフレームの宛先アドレスに設定したバイキャストパケットを送信する。なお、FAには基地局が接続されており、この基地局を介して移動局はFAと通信を行う。
特開2002−344479号公報
しかしながら、上記従来のハンドオーバ方法によれば、移動局は、移動先のFAを検出後、自己のMACアドレスをFAに通知する。そのため、ハンドオーバ処理が終了する前に、パケットをバイキャスト送信することができない、また、移動局と基地局との間に無線レイヤアドレスを付与している場合、その無線レイヤアドレスとIP(Internet Protocol)アドレスあるいはMACアドレスとの対応がとれない、という問題点があった。
さらに、上記従来のハンドオーバ方法は、ハンドオーバの前後においてバイキャストパケットの重複あるいは欠落を検出する機構を備えていない。そのため、ハンドオーバ前後でデータの継続性が保証できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動局が、移動先のフォーリンエージェントに接続した後、直ちに自局宛のパケットを受信することが可能なハンドオーバ方法を得ることを目的とする。
また、ハンドオーバ前後のデータの継続性を保証することが可能なハンドオーバ方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるハンドオーバ方法は、ホームエージェント(HA)、フォーリンエージェント(FA)、移動端末またはルータ(MN)を含むモバイルIPネットワークにおいて、MNが、特定のFAに接続された基地局の配下から他のFAに接続された基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法であって、たとえば、MNが、ホームアドレス(HoA)および無線レイヤアドレス(無線ID)を含む位置登録メッセージを、基地局を介して接続中のFA(第1のFA)宛に送信する位置登録工程と、前記第1のFAが、前記MNのMACアドレス、HoAおよび無線IDの対応関係を、前記MNのハンドオーバ先の候補となる基地局に接続されたFA(第2のFA)に対して通知するアドレス通知工程と、前記MNが前記第1のFAに接続された基地局の配下から前記第2のFAに接続された基地局の配下へ移動し、かつ前記第2のFAがL2トリガーメッセージを受信した場合に、当該第2のFAが、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、前記MNのMACアドレスおよびHoAを取得し、以降、前記HAから前記MNのHoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送するハンドオーバ工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、MNが、HoA、基地局を介して接続中のFAで使用するCoA、隣接する基地局に接続されたFAで使用するCoA、および移動局の無線IDを含んだ位置登録メッセージを上記接続中のFA宛に送信し、当該接続中のFAが、たとえば、HoA、MACアドレスおよび無線IDの対応表を隣接FAに通知するようにしたので、当該隣接FAは、MNが配下に移動してきた場合、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、当該MNのMACアドレスおよびHoAを知ることができる。これにより、前記隣接FAは、MNが配下に移動してきた場合、その直後から当該MN宛のデータパケットを転送することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実現するモバイルIP(Internet Protocol)ネットワークの実施の形態1の構成例を示す図である。このモバイルIPネットワークは、モバイルノード(Mobile Node:移動端末またはルータを指す、以下、MNと記述する)1のホームエージェント(Home Agent、以下、HAと記述する)20、フォーリンエージェント(Foreign Agent、以下、FAと記述する)21および22、により構成され、FA21およびFA22はHA20に接続されている。また、FA21およびFA22は、それぞれ無線基地局(以下、基地局と記述する)11および基地局12を収容し、MN1のアクセスポイントとして機能している。そして、MN1は、無線移動局(以下、移動局と記述する)2に接続され、移動局2を介して基地局11または基地局12と無線接続による通信を行う。また、図1は、MN1が移動局2とともに基地局11の配下から基地局12の配下へ移動する様子を示している。
図2は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、FA21、FA22、およびHA20間の実施の形態1の制御シーケンスを示す図であり、MN1が、基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、本実施の形態は、「Mobile IPv4(Internet Protocol Version4)」に対応したモバイルIPネットワークを利用する。
ここで、MN1が、基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御動作を、図1および図2に基づいて説明する。移動局2は、MN1が基地局11を介してFA21と通信を行うにあたり、自己の無線レイヤアドレス(以下、無線IDと記述する)をあらかじめMN1に通知しておく。この状態で、移動局2は、基地局11と無線リンクを確立する(ステップS1)。つぎに、MN1は、基地局11および移動局2を介してFA21から周期的に送信されるルータ広告メッセージを受信し、当該ルータ広告メッセージに含まれる移動先候補のFA22のルータアドレスおよびFA22に接続した場合に使用する気付けアドレス(Care-of Address、以下、CoAと記述する)を取得する(ステップS2)。
つぎに、MN1は、FA21で使用するCoA#21、FA22で使用するCoA#22、MN1の本来のアドレスであるホームアドレス(Home Address、以下、HoAと記述する)、および無線IDを含んだ位置登録メッセージを(移動局2および基地局11を介して)FA21宛に送信する(ステップS3)。位置登録メッセージを受信したFA21は、当該メッセージから無線IDを取り除いた後の位置登録メッセージをHA20宛に転送する(ステップS4)。なお、FA21は、上記位置登録メッセージを送信する際、MACフレームに含まれるMN1のMAC(Media Access Control)アドレスを取得しておく。
さらに、FA21は、前記位置登録メッセージを転送するMACフレームに含まれるMN1のMACアドレス、HoAおよび移動局2の無線IDの対応表を含んだアドレス通知メッセージをFA22宛に送信する(ステップS6)。当該アドレス通知メッセージを受信したFA22は、上記MACアドレス、無線IDおよびHoAの対応表を保持しておく。なお、FA21は、上記位置登録メッセージの送信に対する応答(位置登録応答)メッセージを受信した場合(ステップS5)、当該応答メッセージをMN1宛に転送する(ステップS7)。また、FA21は、上記位置登録応答メッセージを受信する前に、上記ステップS6に示したアドレス通知メッセージを送信してもよい。
つぎに、HA20は、上記位置登録メッセージの受信により取得したMN1のHoAに対応するCoA#21およびCoA#22をアドレスバインディングリストに登録する。以後、HA20は、MN1宛のデータパケットを受信した場合、宛先アドレスCoA#21を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケットおよび宛先アドレスCoA#22を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケットを、それぞれFA21およびFA22宛にマルチキャスト送信(同報送信)する(ステップS8、ステップS9)。なお、FA22は、配下の基地局12と(データパケットの宛先であるMN1が接続されている)移動局2との無線接続が完了する前は、受信した上記データパケットを廃棄する。
MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、上述したFA21との通信時と同様に、移動局2は、基地局12と無線リンクを確立する(ステップS10)。移動局2と無線リンクを確立した基地局12は、移動局2の無線IDを含んだL2トリガーメッセージをFA22宛に送信する(ステップS11)。
FA22は、受け取ったL2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、MN1が配下に移動してきたと判断し、当該無線IDと、上記ステップS6において受信したMACアドレス、HoA、および無線IDの対応表と、に基づいて、MN1のMACアドレスおよびHoAを取得する。なお、ひとつの無線IDから、複数MNのMACアドレスとHoAの組み合わせを取得する場合もある。
つぎに、MN1のMACアドレスおよびHoAを取得したFA22は、以後、HA20からデータパケットを受信した場合、カプセルヘッダを除去し、IPパケットのIPヘッダに設定されている宛先アドレスと上記MN1のHoAとを比較する。そして、それらが一致した場合には、MACフレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットを、基地局12を介してMN1宛に転送する(ステップS13)。
なお、FA21は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると、MN1宛のパケット転送を停止する(ステップS12、ステップS14)。
つぎに、MN1は、FA22から送信されるルータ広告メッセージを受信し(ステップS15)、当該ルータ広告メッセージに移動先候補FAの情報(移動先候補FAのルータアドレスおよび当該FAに接続した場合に使用するCoA)が含まれていない場合は、CoA#22、HoA、および移動局2の無線IDを含んだ位置登録メッセージをFA22宛に送信する(ステップS16)。位置登録メッセージを受信したFA22は、HoAおよびCoA#22を含んだ位置登録メッセージをHA20宛に送信し、それに対する位置登録応答メッセージをHA20から受信すると、当該位置登録応答メッセージをMN1に転送する(ステップS17、S18、S19)。また、HA20は、MN1のHoAに対応するCoA#22をアドレスバインディングリストに登録し、MN1宛のデータパケットを受信した場合、宛先アドレスCoA#22を含むカプセルヘッダを付加してデータパケットをFA22宛に送信する(ステップS20)。
なお、上記ステップS15で受信したルータ広告メッセージに移動先候補FAの情報が含まれている場合、MN1は、上記ステップS3〜ステップS7と同様の処理を実行する。具体的には、MN1は、FA22で使用するCoA#22、HoA、および移動局2の無線IDに加えて、移動先候補FAで使用するCoAを含んだ位置登録メッセージをFA22宛に送信する。そして、FA22は、MN1から受信したHoA、CoA#22および移動先候補FAで使用するCoAのみを含む位置登録メッセージをHA20宛に送信する。
また、上記はMN1が端末の場合の制御シーケンスであるが、MN1がルータの場合には、ステップS3およびステップS4において、位置登録要求にMN1が収容する1つあるいは複数のサブネットワークアドレスを含めるとともに、ステップS6において、FA21はFA22に送信するアドレス通知に前記サブネットワークアドレスを含める。さらに、FA22は、ステップS8において、HA20からデータパケットを受信した場合、カプセルヘッダを除去し、IPパケットのIPヘッダに設定されている宛先アドレスのネットワークアドレス部分とステップS6にて通知されたサブネットワークアドレスとを比較し、該当するネットワークアドレスに対応するL2トリガーメッセージ(ステップS11)を受信していない場合には、廃棄する。これに対して、L2トリガーメッセージを受信していた場合には、MACフレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットを、基地局12を介してMN1宛に転送する(ステップS13)。
一方、FA21は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると(ステップS12)、ステップS14において、HA20からデータパケットのカプセルヘッダ除去後のIPヘッダに設定されている宛先アドレスのネットワークアドレス部分が、L2トリガーメッセージで通知された無線IDに対応するサブネットワークアドレスに一致するものについてMN1への転送を停止する。
このように、本実施の形態においては、MNが、HoA、現在のFAで使用するCoA、隣接する(移動先候補の)FAで使用するCoA、および移動局の無線IDを含んだ位置登録メッセージを現在のFA宛に送信し、現在のFAが、HoA、MACアドレスおよび無線IDの対応表を隣接するFAに通知するようにしたので、隣接FAは、上記MNが配下に移動してきた場合、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、当該MNのMACアドレスおよびHoAを知ることができる。これにより、移動先のFAは、MNが配下に移動してきた直後から当該MN宛のデータパケットを転送することができる。また、基地局に複数のMNが収容される場合、FAは移動局の無線IDに基づいて複数のMNのMACアドレスおよびHoAの組み合わせを一度に取得でき、複数のMNに対して移動直後からデータパケットを送信することが可能になる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2の動作について説明する。本実施の形態は、「Mobile IPv6」を利用するものであり、図3は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実現するモバイルIPネットワークの実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態にかかるモバイルIPネットワークは、上述した実施の形態1のモバイルIPネットワークのFA21およびFA22に代えて、アクセスルータ(Access Router、以下、ARと記述する)23および24を備えている。また、図3では、MN1が、移動局2とともに基地局11の配下から基地局12の配下へ移動する様子を示している。
図4は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、AR23、AR24およびHA20間の実施の形態2の制御シーケンスを示す図であり、MN1が基地局11を介してAR23に接続後、AR24に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、上述した実施の形態1の動作と同様の処理については、図2に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
ここで、MN1が基地局11を介してAR23に接続後、AR24に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御動作を図3および図4に基づいて説明する。本実施の形態の制御シーケンスは、上述した実施の形態1の制御シーケンスを示す図2のステップS2、S3、S4およびS6に代えて、ステップS2a、S3a、S4aおよびS6aを含み、また、ステップS21およびS22が追加されたものとなる。以下、詳細について説明する。
移動局2は、上記実施の形態1の動作と同様に、MN1に対して無線IDを通知し、基地局11と無線リンクを確立する(ステップS1)。MN1は、AR23から周期的に送信されるルータ広告メッセージを受信し、当該ルータ広告メッセージに含まれる移動先候補のAR24のルータアドレスおよびネットワークプレフィックスと、AR23のネットワークプレフィックスと、を取得する(ステップS2a)。
つぎに、MN1は、AR23で使用するCoA#23、AR24で使用するCoA#24およびHoAを含んだ位置登録メッセージをHA20宛に送信する(ステップS3a、ステップS4a)。さらに、MN1は、MACアドレス、無線IDおよびHoAを含んだアドレス情報メッセージをAR23宛に送信する(ステップS21)。そして、アドレス情報メッセージを受信したAR23は、上記MACアドレス、無線IDおよびHoAの対応表を含んだアドレス通知メッセージをAR24宛に送信する(ステップS6a)。
つぎに、アドレス通知メッセージを受信したAR24は、当該メッセージに含まれる対応表を保持し、さらに、HoAのネットワークプレフィックス部分をAR24のネットワークプレフィックスに置き換え、AR24の配下でMN1が使用する気付けアドレスCoA#24を生成する。なお、AR23は、上記ステップS4aにて送信した位置登録メッセージに対する位置登録応答メッセージを受信した場合(ステップS5)、当該応答メッセージをMN1宛に転送する(ステップS7)。また、MN1は、上記位置登録応答メッセージを受信する前に、上記ステップS21に示したアドレス情報メッセージを送信してもよい。
つぎに、HA20は、位置登録メッセージの受信により取得したMN1のHoAに対応するCoA#23およびCoA#24をアドレスバインディングリストに登録する。以後、HA20は、MN1宛のデータパケットを受信した場合、宛先アドレスCoA#23を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケットおよび宛先アドレスCoA#24を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケットを、それぞれAR23およびAR24宛にマルチキャスト送信する(ステップS8、ステップS9)。なお、AR24は、配下の基地局12と移動局2との無線接続が完了する前は、受信した上記データパケットを廃棄する。
その後、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、上述した実施の形態1と同様に、移動局2と基地局12との無線リンク確立動作、および移動局2と基地局12との無線リンク確立を示すAR24宛のL2トリガーメッセージの送信処理が行われ(ステップS10、ステップS11)、L2トリガーメッセージを受信したAR24は、当該L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、MN1が配下に移動してきたと判断し、MN1のMACアドレス、HoAおよびCoA#24を取得する。なお、ひとつの無線IDから、複数のMNのMACアドレス、HoAおよびCoAの組み合わせを取得する場合もある。
AR24は、以後、HA20からデータパケットを受信した場合、カプセルヘッダを除去し、IPパケットのIPヘッダに設定されている宛先アドレスとCoA#24とを比較する。そして、それらが一致した場合には、MACフレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットをMN1宛に転送する(ステップS13)。また、AR24は、MN1の通信相手である相手端末(Correspondent Node、以下、CNと記述する)からHA20を経由せずに直接データパケットを受信した場合、宛先アドレスとCoA#24、あるいはルーティングヘッダに含まれるアドレスとMN1のHoAを比較する。そして、それらが一致している場合には、MACフレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットをMN1宛に転送する(ステップS22)。
なお、AR23は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると、MN1宛のパケット転送を停止する(ステップS12、ステップS14)。
つぎに、MN1は、AR24から送信されるルータ広告メッセージを受信し(ステップS15)、当該ルータ広告メッセージに移動先候補ARの情報(移動先候補ARのルータアドレスおよびネットワークプレフィックス)が含まれていない場合は、CoA#24およびHoAを含んだ位置登録メッセージをAR24宛に送信し(ステップS16a)、さらに、上記ステップS17〜ステップS20と同様の処理を実行する(ステップS17、S18、S19、S20)。
また、上記ステップS15で受信したルータ広告メッセージに移動先候補ARの情報が含まれている場合、MN1は、上記ステップS3a〜ステップS6aと同様の処理を実行する(ステップS3a、S4a、S5、S7、S21、S6a)。
このように、本実施の形態においては、MNが、HoA、MACアドレスおよび無線IDを含んだアドレス情報メッセージをAR宛に送信し、ARが、HoA、MACアドレスおよび無線IDの対応表を隣接する(移動先候補の)ARに通知するようにしたので、隣接ARは、当該MNに対するCoAを自動生成することができ、さらに、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、MNのMACアドレス、HoAおよびCoAを取得することができる。これにより、移動先のARは、「HAを介したデータパケット受信」および「HAを介さないデータパケット受信」のいずれの動作を行う場合であっても、MNが配下に移動してきた直後から当該MN宛のデータパケットを転送することができる。また、基地局に複数のMNが収容される場合、ARは、移動局の無線IDに基づいて複数のMNのMACアドレス、HoAおよびCoAの組み合わせを一度に取得でき、複数のMNに対して移動直後からパケットを送信することが可能になる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3の動作について説明する。本実施の形態は、上述した実施の形態1のハンドオーバ方法において、無線ID情報に基づいて移動局を識別することに代えて、MACアドレス情報に基づいて移動局を識別することとしたものである。なお、本実施の形態のモバイルIPネットワークの構成は、上述した実施の形態1の図1と同様である。
図5は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、FA21、FA22およびHA20間の実施の形態3の制御シーケンスを示す図であり、MN1が、基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、上述した実施の形態1の動作と同様の処理については、図2に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
ここで、MN1が基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御動作を図1および図5に基づいて説明する。本実施の形態の制御シーケンスは、上述した実施の形態1の制御シーケンスを示す図2のステップS3、S6、S11、およびS12に代えて、ステップS3b、S6b、S11bおよびS12bを含んでいる。なお、本実施の形態においては、MN1が、あらかじめ移動局2の無線IDを取得しておく必要はない。
MN1および移動局2は、上記実施の形態1と同様に、ステップS1およびS2の処理を実行し、FA21で使用するCoA#21、FA22で使用するCoA#22およびMN1のHoAを含んだ位置登録メッセージをFA21宛に送信する(ステップS3b)。位置登録メッセージを受信したFA21は、ステップS4を実行し、さらに、前記位置登録メッセージを転送するMACフレームに含まれるMN1のMACアドレスおよびHoAの対応表を含んだアドレス通知メッセージをFA22宛に送信する(ステップS6b)。当該アドレス通知メッセージを受信したFA22は、上記対応表を保持しておく。なお、FA21は、上記ステップS4に対する応答(位置登録応答)メッセージを受信した場合(ステップS5)、当該応答メッセージをMN1宛に転送する(ステップS7)。
つぎに、HA20は、上記ステップS4において取得したCoA#21およびCoA#22をアドレスバインディングリストに登録し、以後、MN1宛のデータパケットを受信すると、上記実施の形態1におけるデータパケット受信時と同様の処理を行い、上記データパケットをそれぞれFA21およびFA22宛にバイキャスト送信する(ステップS8、ステップS9)。
その後、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、移動局2と無線リンクを確立した基地局12は、MN1のMACアドレスを含んだL2トリガーメッセージを送信する(ステップS11b)。
FA22は、受け取ったL2トリガーメッセージに含まれるMACアドレスに基づいて、MN1が配下に移動してきたと判断し、当該MACアドレスと、上記ステップS6bにおいて受信したMN1のMACアドレスおよびHoAの対応表と、に基づいて、MN1のHoAを取得する。FA22は、以後、HA20からデータパケットを受信した場合、カプセルヘッダを除去し、IPパケットのIPヘッダに設定されている宛先アドレスと上記MN1のHoAとを比較する。そして、それらが一致した場合には、イーサネット(登録商標)フレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットをMN1宛に転送する(ステップS13)。
なお、FA21は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると、MN1宛のパケット転送を停止する(ステップS12b、ステップS14)。
つぎに、MN1は、FA22から送信されるルータ広告メッセージを受信し(ステップS15)、移動先候補FAの情報が含まれていない場合は、FA22で使用するCoA#22およびMN1のHoAを含んだ位置登録メッセージをFA22宛に送信する(ステップS16b)。
また、上記はMN1が端末の場合の制御シーケンスであるが、MN1がルータの場合には、ステップS3b、およびステップS4において、位置登録要求にMN1が収容する1つあるいは複数のサブネットワークアドレスを含めるとともに、ステップS6bにおいて、FA21はFA22に送信するアドレス通知に前記サブネットワークアドレスを含める。さらに、FA22は、ステップ8において、HA20からデータパケットを受信した場合、カプセルヘッダを除去し、IPパケットのIPヘッダに設定されている宛先アドレスのネットワークアドレス部分とステップS6にて通知されたサブネットワークアドレスとを比較し、該当するネットワークアドレスに対応するL2トリガーメッセージ(ステップS11b)を受信していない場合には、廃棄する。これに対して、L2トリガーメッセージを受信していた場合には、MACフレームの宛先アドレスにMN1のMACアドレスを設定したデータパケットを、基地局12を介してMN1宛に転送する(ステップS13)。
一方、FA21は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると(ステップS12)、ステップS14において、HA20からデータパケットのカプセルヘッダ除去後のIPヘッダに設定されている宛先アドレスのネットワークアドレス部分が、L2トリガーメッセージで通知されたMACアドレスに対応付けられているサブネットワークアドレスに一致するものについてMN1への転送を停止する。
このように、本実施の形態においては、FAが、MNからHoAおよびMACアドレスを取得し、それらを隣接する(移動先候補の)FAに通知するようにしたので、隣接FAは、上記MNが配下に移動してきた場合、L2トリガーメッセージに含まれるMACアドレスに基づいて、当該MNのHoAを取得することができる。これにより、移動先のFAは、MNが配下に移動してきた直後から当該MN宛のデータパケットを転送することができる。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4の動作について説明する。本実施の形態は、上述した実施の形態2のハンドオーバ方法において、無線ID情報に基づいて移動局を識別することに代えて、MACアドレス情報に基づいて移動局を識別することとしたものである。なお、本実施の形態のモバイルIPネットワークの構成は、上述した実施の形態2の図3と同様である。
図6は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、AR23、AR24およびHA20間の実施の形態4の制御シーケンスを示す図であり、MN1が、基地局11を介してAR23に接続後、AR24に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、上述した実施の形態2の動作と同様の処理については、上記図4に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
ここで、MN1が基地局11を介してAR23に接続後、AR24に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御動作を図3および図6に基づいて説明する。本実施の形態の制御シーケンスは、上述した実施の形態2の制御シーケンスを示す図4のステップS21、S6a、S11およびS12に代えて、ステップS21c、S6c、S11c、およびS12cを含んでいる。なお、本実施の形態においては、MN1が、あらかじめ移動局2の無線IDを取得しておく必要はない。
MN1または移動局2は、上記実施の形態2と同様に、ステップS1、S2a、S3a、S4a、S5およびS7の処理を実行し、さらに、MN1のMACアドレスおよびHoAを含んだアドレス情報メッセージをAR23宛に送信する(ステップS21c)。アドレス情報メッセージを受信したAR23は、上記MACアドレスおよびHoAの対応表を含んだアドレス通知メッセージをAR24宛に送信する(ステップS6c)。
つぎに、上記アドレス通知メッセージを受信したAR24は、当該メッセージに含まれる対応表を保持し、さらに、HoAのネットワークプレフィックス部分をAR24のネットワークプレフィックスに置き換え、AR24の配下でMN1が使用する気付けアドレスCoA#24を生成する。
その後、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、移動局2と基地局12との無線リンク確立動作、および移動局2と基地局12との無線リンク確立を示すAR24宛のL2トリガーメッセージの送信処理が行われ(ステップS10、ステップS11c)、L2トリガーメッセージを受信したAR24は、L2トリガーメッセージに含まれるMACアドレスに基づいて、MN1が配下に移動してきたと判断し、MN1のHoAおよびCoA#24を取得する。以降、前述した実施の形態2と同様に動作する。
なお、AR23は、基地局11から、移動局2との無線リンク切断を検出したことを知らせるためのL2トリガーメッセージを受信すると、MN1宛のパケット転送を停止する(ステップS12c、ステップS14)。
このように、本実施の形態においては、基地局を介してMNと接続中のARが、MNのHoAおよびMACアドレスを隣接する(MNの移動先候補の)ARに通知するようにしたので、隣接ARは、当該MNに対するCoAを自動生成することができ、さらに、L2トリガーメッセージに含まれる当該MNのMACアドレスに基づいて、当該MNのHoAおよびCoAを取得することができる。これにより、移動先のARは、「HAを経由したデータパケット受信」または「HAを経由しないデータパケット受信」のいずれの動作を行う場合であっても、MNが配下に移動してきた直後から当該MN宛のデータパケットを転送することができる。
実施の形態5.
つづいて、実施の形態5の動作について説明する。本実施の形態は、上述した実施の形態1または実施の形態3に記載のハンドオーバ方法におけるルータ広告メッセージの取得処理に特徴を有する。なお、本実施の形態のモバイルIPネットワークの構成は、上述した実施の形態1の図1と同様である。
図7は、本発明にかかるハンドオーバ方法に含まれる実施の形態5のルータ広告メッセージ取得処理、すなわち、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、FA11、FA12およびHA20間の実施の形態5の制御シーケンスを示す図である。なお、上述した実施の形態1の動作と同様の処理については、図2に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。また、図7に示した制御シーケンス以外の部分の制御動作は、上述した実施の形態1または3に含まれる各動作と同様である。
ここで、MN1が基地局12を介してFA22に接続後、HA20に対して位置登録を行う制御動作を、図1および図7に基づいて説明する。なお、以下の制御動作を行うにあたり、FA22は、前述した実施の形態1または実施の形態3の対応表の取得動作(図2のステップS6およびこれに関連する処理または図5のステップS6bおよびこれに関連する処理)を実施済みであることを前提とする。
たとえば、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、基地局12は、移動局2と無線リンクを確立後、FA22宛にL2トリガーメッセージを送信する(ステップS10、S11d)。FA22は、L2トリガーメッセージを受信すると、当該メッセージに含まれる無線ID(実施の形態1に適用した場合)またはMACアドレス(実施の形態3に適用した場合)を検出し、MN1が配下に移動してきたと判断した場合、直ちにMN1のHoAを宛先アドレスに設定したルータ広告メッセージをMN1宛てに送信する(ステップS15d)。MN1は、当該ルータ広告メッセージを受信すると、上述の実施の形態1および3と同様に、位置登録メッセージをHA20宛に送信し(ステップS16、S17)、HA20は、当該位置登録メッセージを受信すると、位置登録処理を実行後、位置登録応答メッセージをMN1宛に返送する(ステップS18、S19)。
なお、本実施の形態のルータ広告メッセージ取得処理は、上述した「Mobile IPv4」を利用する実施の形態1および3に限らず、「Mobile IPv6」を利用する実施の形態2および4に対して適用することも可能である。
このように、本実施の形態においては、FAが、MNが配下に移動してきたことを示すL2トリガーメッセージを受信後、直ちに当該MNに対してのみルータ広告メッセージを送信することとした。これにより、MNは、ルータ広告メッセージがFAから一定周期で送信されてくるのを待つ必要が無くなり、移動先で使用するCoAを移動直後に取得でき、移動先のFAに接続後、直ちに位置登録を開始することが可能となる。また、MNは、移動先のFAに対して、ルータ広告メッセージの送信を要請するルータ要請メッセージの送信を省略することが可能となり、通信リソースを必要以上に消費することを防止できる。さらに、FAがルータ広告メッセージの受信が必要なMNに対してのみルータ広告メッセージを送信するので、他のMNは、無効なデータパケットの受信を回避できる。
実施の形態6.
つづいて、実施の形態6の動作について説明する。本実施の形態は、MNが移動することにより接続するFAが変更となった場合に、FAが変更となる前後でのデータパケットの損失を回復する誤り回復手順を含むことを特徴とする。なお、本実施の形態のモバイルIPネットワークの構成は、上述した実施の形態1の図1と同様である。
図8は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、FA21、FA22およびHA20間の実施の形態6の制御シーケンスを示す図であり、MN1が、基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、上述した実施の形態1の動作と同様の処理については、図2に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
ここで、MN1が基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合における、データパケットの損失を回復する制御動作(誤り回復手順)を、図1および図8に基づいて説明する。本実施の形態の制御シーケンスは、上述した実施の形態1の制御シーケンスを示す図2のステップS8、S9、S13、S14およびS20に代えて、ステップS31〜S40を含んだものとなる。
たとえば、MN1、移動局2、FA21およびHA20は、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S7の処理を実行する。そして、HA20は、位置登録メッセージの受信により取得したMN1のHoAに対応するCoA#21およびCoA#22をアドレスバインディングリストに登録する。以後、HA20は、MN1宛のデータパケットを受信した場合、宛先アドレスCoA#21とシーケンス番号を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケット、および宛先アドレスCoA#22とシーケンス番号を含むカプセルヘッダを付加した上記データパケットを、それぞれFA21およびFA22宛にマルチキャスト送信する(ステップS31、S32、S33、S34、S35、S36)。
FA22は、配下の基地局12と(データパケットの宛先であるMN1が接続されている)移動局2との無線接続が完了する前は受信したMN1宛のデータパケットを一定個数にわたって蓄積し、蓄積数がしきい値を越えた場合には、古いシーケンス番号のデータパケットを廃棄し、最新のシーケンス番号の(最後に受信した)データパケットを蓄積することにより一定個数の最新の受信パケットを蓄積する。また、FA22は、一定時間以上にわたって蓄積されたパケットを廃棄する。なお、MN1以外のMN宛のデータパケットを受信し、かつ当該MNが配下に移動してくる前の場合は、それらのデータパケットについても同様に、しきい値を超えるまで、または蓄積後一定時間が経過するまで、蓄積する。
つぎに、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、移動局2と無線リンクを確立した基地局12は、たとえば、MN1の無線IDを含んだL2トリガーメッセージを送信する(ステップS11)。FA22は、当該L2トリガーメッセージに含まれる無線IDを受信することにより、MN1が配下に移動してきたことを認識する。このとき、FA22は、上記データパケットの廃棄処理を一時的に停止する。
つぎに、MN1は、移動局2が基地局12と無線リンク確立後、次に受信を期待するデータパケットのシーケンス番号情報を含んだ送達確認通知メッセージを、FA22宛に送信する(ステップS37)。たとえば、図8では、MN1はシーケンス番号4のパケットが受信できなかったため、シーケンス番号4が次に受信を期待する番号となる。シーケンス番号4の通知を受けたFA22は、MN1宛の情報として受信し蓄積しておいたデータパケットの中からシーケンス番号4のデータパケットを抽出してMN1宛に送信する(ステップS38)。そして、それに対する送達確認通知メッセージを受信後、シーケンス番号5以降のパケットをMN1宛に送信する(ステップS39、S40)。また、MN1は、上記ステップS37において、FA22に通知したシーケンス番号と異なるシーケンス番号のデータパケットを受信した場合や、一定時間を経過してもデータパケットが送信されてこない場合など、期待するデータパケットを受信できない場合は、再度送達確認通知メッセージを送信し、同じシーケンス番号のデータパケットの送信を要求する。
なお、本実施の形態におけるデータパケットの損失を回復する誤り回復処理は、上述した「Mobile IPv4」を利用する実施の形態1に対する適用に限らず、「Mobile IPv4」を利用する実施の形態3に対して適用することも可能である。また、「Mobile IPv6」を利用する実施の形態2および4に対して適用することも可能である。また、実施の形態5に対して適用することも可能である。
このように、本実施の形態においては、HAがデータパケットをマルチキャスト送信する場合に、データパケットにシーケンス番号を付与して送信することとし、MNは、次に受信を期待するシーケンス番号をFAに通知することとした。これにより、たとえば、ハンドオーバにより接続先が切り替わった場合のデータパケットの損失を防止することが可能になる。
実施の形態7.
つづいて、実施の形態7の動作について説明する。本実施の形態は、MNが移動し、接続するFAが変更となった場合に、移動先のFAがMNからの位置登録メッセージを受信することなく位置登録処理を開始することを特徴とする。なお、本実施の形態のモバイルIPネットワークの構成は、上述した実施の形態1の図1と同様である。
図9は、本発明にかかるハンドオーバ方法を実行する場合の、MN1、移動局2、基地局11、基地局12、FA21、FA22およびHA20間の実施の形態7の制御シーケンスを示す図であり、MN1が、基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の制御シーケンスを示している。なお、上述した実施の形態1の動作と同様の処理については、図2に示した処理と同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
ここで、MN1が基地局11を介してFA21に接続後、FA22に接続された基地局12の配下へと移動する場合の位置登録制御動作を、図1および図9に基づいて説明する。本実施の形態の制御シーケンスは、上述した実施の形態1の制御シーケンスを示す図2のステップS6に代えて、ステップS6fを含んだものとなる。
MN1、移動局2、FA21およびHA20は、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S5の処理を実行する。その後、FA21は、MN1のMACアドレス、HoA、移動局2の無線IDおよびHA20のHAアドレス(IPアドレス)の対応表を含んだアドレス通知メッセージをFA22宛に送信する(ステップS6f)。当該アドレス通知メッセージを受信したFA22は、上記MN1のMACアドレス、HoA、移動局2の無線IDおよびHA20のHAアドレスの対応表を保持しておく。
つぎに、MN1および移動局2が基地局12の配下に移動した場合、移動局2と無線リンクを確立した基地局12は、無線IDを含んだL2トリガーメッセージをFA22宛に送信する(ステップS11)。FA22は、受け取ったL2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、MN1が配下に移動してきたと判断し、当該無線IDと、上記ステップS6fにおいて受信したMACアドレス、HoA、無線IDおよびHAアドレスの対応表と、に基づいて、MN1のMACアドレスおよびHoAを取得し、それらの情報を用いて位置登録処理を行う(ステップS17、S18)。なお、FA22は、MN1の次の移動先候補FAについての情報を保持している場合、上記ステップS4〜S6fの処理と同様に、当該移動先候補FAにて使用する気付けアドレスCoAを含んだ位置登録メッセージをHA20宛に送信し、さらに、移動先候補FA宛に、MN1のMACアドレス、HoA、HA20のHAアドレスおよび無線IDを含んだアドレス通知メッセージを送信する。
また、移動局2は、無線リンクの確立処理(ステップS10に相当)を実行後、基地局12との無線リンクが確立されたことをMN1に対して通知する。当該通知を受けたMN1は、気付けアドレスが、上記ステップS2で取得したFA22の配下で使用する気付けアドレスCoA#22に変更されたと判断する。
なお、本実施の形態における、「MNからの位置登録メッセージを受信することなくFAが位置登録メッセージをHA宛に送信する処理(ステップS17に相当)」は、上述した「Mobile IPv4」を利用する実施の形態1に限らず、「Mobile IPv4」を利用する実施の形態3に対して適用することも可能である。また、「Mobile IPv6」を利用する実施の形態2および4に対して適用することも可能である。また、実施の形態5または6の処理と同時に適用すること、さらに、実施の形態5および6の処理と同時に適用することも可能である。
このように、本実施の形態においては、FAが、MNが移動してきたことを通知するL2トリガーメッセージの受信を契機に、MNに代わってHA宛に位置登録メッセージを送信するようにし、MNは、位置登録メッセージの送信を省略することとした。これにより、位置登録処理を単純化することができ、さらに、通信リソースを必要以上に消費することを防止できる。
以上のように、本発明にかかるハンドオーバ方法は、モバイルIPネットワークに有用であり、特に、モバイルIPネットワークにおいて、移動端末またはルータが特定の基地局の配下から他の基地局の配下へ移動する場合に採用するハンドオーバ方法として適している。
本発明にかかるハンドオーバ方法を実現するモバイルIPネットワークの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態1の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法を実現するモバイルIPネットワークの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態2の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態3の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態4の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態5の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態6の制御シーケンスを示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ方法の実施の形態7の制御シーケンスを示す図である。
符号の説明
1 モバイルノード(MN)
2 無線移動局
11,12 無線基地局
20 ホームエージェント(HA)
21,22 フォーリンエージェント(FA)
23,24 アクセスルータ(AR)

Claims (11)

  1. ホームエージェント(HA:Home Agent)、フォーリンエージェント(FA:Foreign Agent)、移動端末またはルータ(MN:Mobile Node)を含むモバイルIP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、MNが、特定のFAに接続された基地局の配下から他のFAに接続された基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法であって、
    MNが、ホームアドレス(HoA:Home Address)および無線レイヤアドレス(無線ID)を含む位置登録メッセージを、基地局を介して接続中のFA(第1のFA)宛に送信する位置登録工程と、
    前記第1のFAが、前記MNのMACアドレス、HoAおよび無線IDの対応関係を、前記MNのハンドオーバ先の候補となる基地局に接続されたFA(第2のFA)に対して通知するアドレス通知工程と、
    前記MNが前記第1のFAに接続された基地局の配下から前記第2のFAに接続された基地局の配下へ移動し、かつ前記第2のFAがL2トリガーメッセージを受信した場合に、当該第2のFAが、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、前記MNのMACアドレスおよびHoAを取得し、以降、前記HAから前記MNのHoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送するハンドオーバ工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  2. ホームエージェント(HA:Home Agent)、フォーリンエージェント(FA:Foreign Agent)、移動端末またはルータ(MN:Mobile Node)を含むモバイルIP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、MNが、特定のFAに接続された基地局の配下から他のFAに接続された基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法であって、
    MNが基地局を介して接続中のFA(第1のFA)が、当該MNのMACアドレスおよびホームアドレス(HoA:Home Address)の対応関係を、当該MNのハンドオーバ先の候補となる基地局に接続されたFA(第2のFA)に対して通知するアドレス通知工程と、
    前記MNが前記第1のFAに接続された基地局の配下から前記第2のFAに接続された基地局の配下へ移動し、かつ前記第2のFAがL2トリガーメッセージを受信した場合に、当該第2のFAが、L2トリガーメッセージに含まれるMACアドレスに基づいて前記HoAを取得し、以降、前記HAから前記MNのHoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送するハンドオーバ工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  3. 前記各FAは、MNが配下に移動してきたことを示すL2トリガーメッセージを受信した場合、直ちに当該MNのHoAを宛先アドレスに設定したルータ広告メッセージを送信することを特徴とする請求項1または2に記載のハンドオーバ方法。
  4. さらに、前記HAが、前記MN宛のデータパケットを受信した場合に、前記第1のFAおよび前記第2のFAに対して、シーケンス番号を付与したデータパケットをマルチキャスト送信するマルチキャスト送信工程と、
    前記第2のFAが、前記MN宛のデータパケットを蓄積するデータ蓄積工程と、
    を含み、
    前記MNは、前記第1のFAに接続された基地局の配下から前記第2のFAに接続された基地局の配下へ移動し、無線リンクを確立後、次に受信したいデータパケットのシーケンス番号を前記第2のFA宛に通知し、
    前記第2のFAは、蓄積しておいたデータパケットの中から該当するシーケンス番号のデータパケットをMN宛に転送し、以降、シーケンス番号順にデータパケットを転送することを特徴とする請求項1、2または3に記載のハンドオーバ方法。
  5. 前記第1のFAは、前記対応関係にさらにHAアドレスとの対応を含めて前記第2のFAに通知し、
    前記第2のFAが、前記L2トリガーメッセージの受信を契機に、前記HAアドレスを含む対応関係に基づいて、前記HAに対して位置登録処理(前記HoA、各FAで使用する気付けアドレスを登録する処理)を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のハンドオーバ方法。
  6. ホームエージェント(HA:Home Agent)、アクセスルータ(AR:Access Router)、移動端末またはルータ(MN:Mobile Node)を含むモバイルIP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、MNが、特定のARに接続された基地局の配下から他のARに接続された基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法であって、
    MNが、MACアドレスおよび無線レイヤアドレス(無線ID)を含むアドレス情報メッセージを、基地局を介して接続中のAR(第1のAR)に対して送信し、さらに、当該第1のARが、当該アドレス情報メッセージに含まれたMACアドレスおよび無線IDの対応関係を、前記MNのハンドオーバ先の候補となる基地局に接続されたAR(第2のAR)に対して通知するアドレス通知工程と、
    前記第2のARが、前記対応関係に基づいて前記MNに対応する気付けアドレス(CoA:Care-of Address)を生成するCoA生成ステップと、
    前記MNが前記第1のARに接続された基地局の配下から前記第2のARに接続された基地局の配下へ移動し、かつ前記第2のARがL2トリガーメッセージを受信した場合に、前記第2のARが、L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいて、前記MNのMACアドレスおよびCoAを取得し、以降、前記CoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送するハンドオーバ工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  7. 前記アドレス通知工程では、MNが、前記アドレス情報メッセージにさらにホームアドレス(HoA:Home Address)を含めて送信し、当該第1のARが、MACアドレス、HoAおよび無線IDの対応関係を前記第2のARに対して通知し、
    前記ハンドオーバ工程では、前記第2のARが、前記L2トリガーメッセージに含まれる無線IDに基づいてさらにHoAを取得し、以降、前記HoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送することを特徴とする請求項6に記載のハンドオーバ方法。
  8. ホームエージェント(HA:Home Agent)、アクセスルータ(AR:Access Router)、移動端末またはルータ(MN:Mobile Node)を含むモバイルIP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、MNが、特定のARに接続された基地局の配下から他のARに接続された基地局の配下へ移動する場合のハンドオーバ方法であって、
    MNが、MACアドレスおよびホームアドレス(HoA:Home Address)を含むアドレス情報メッセージを、基地局を介して接続中のAR(第1のAR)に対して送信し、さらに、当該第1のARが、当該アドレス情報メッセージに含まれたMACアドレスおよびHoAの対応関係を、前記MNのハンドオーバ先の候補となる基地局に接続されたAR(第2のAR)に対して通知するアドレス通知工程と、
    前記第2のARが、前記対応関係に基づいて前記MNに対応する気付けアドレス(CoA:Care-of Address)を生成するCoA生成ステップと、
    前記MNが前記第1のARに接続された基地局の配下から前記第2のARに接続された基地局の配下へ移動し、かつ前記第2のARがL2トリガーメッセージを受信した場合に、前記第2のARが、L2トリガーメッセージに含まれるMACアドレスに基づいて、前記MNのHoAおよびCoAを取得し、以降、前記HoAまたはCoAが設定されたデータパケットを受信した場合に、MACフレームの宛先アドレスに前記MNのMACアドレスを設定したデータパケットを転送するハンドオーバ工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  9. 前記各ARは、MNが配下に移動してきたことを示すL2トリガーメッセージを受信した場合、直ちに当該MNのHoAを宛先アドレスに設定したルータ広告メッセージを送信することを特徴とする請求項6、7または8に記載のハンドオーバ方法。
  10. さらに、前記HAが、前記MN宛のデータパケットを受信した場合に、前記第1のARおよび前記第2のARに対して、シーケンス番号を付与したデータパケットをマルチキャスト送信するマルチキャスト送信工程と、
    前記第2のARが、前記MN宛のデータパケットを蓄積するデータ蓄積工程と、
    を含み、
    前記MNは、前記第1のARに接続された基地局の配下から前記第2のARに接続された基地局の配下へ移動し、無線リンクを確立後、次に受信したいデータパケットのシーケンス番号を前記第2のAR宛に通知し、
    前記第2のARは、蓄積しておいたデータパケットの中から該当するシーケンス番号のデータパケットを前記MN宛に転送し、以降、シーケンス番号順にデータパケットを転送することを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載のハンドオーバ方法。
  11. 前記第1のARは、前記対応関係にさらにHAアドレスとの対応を含めて前記第2のARに通知し、
    前記第2のARが、前記L2トリガーメッセージの受信を契機に、前記HAアドレスを含む対応関係に基づいて、前記HAに対して位置登録処理(前記HoA、各ARで使用する気付けアドレスを登録する処理)を行うことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ方法。
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