JP4519521B2 - 商標サーバ装置および商標抽出方法 - Google Patents

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Description

この発明は、商標データベースから商標の抽出を行う商標サーバ装置に関する。
商標を記録したデータベースの中から、類似もしくは非類似となるボーダーライン上にあるような2つの商標を検索したいという要請がある。たとえば、登録商標データベースからそのような2商標を抽出できれば、審査官による過去の判断事例を得ることができる。
また、商標「ブランディアクト」と商標「ブランディ」との関係にあるような2商標を商標データベースから抽出して検索したいという要請がある。つまり、要素となる2つの商標(要素商標)を結合して構成される商標と、その要素商標とを組にして抽出したいという要請である。たとえば、登録商標データベースからそのような2商標を抽出できれば、審査官による過去の判断事例を得ることができる。
商標の類似を判断するためのデータをコンピュータによって抽出するシステムが、特許文献1に開示されている。これによれば、対比する商標の1文字だけが異なり他の文字は同一であるような商標組を、データベースから検索することができる。
また、特許文献2には、入力された文字列に対して、前方一致または後方一致となるような単語を辞書データベースから抽出する装置が開示されている。
特開平5−250417
特開平11−143894
しかしながら、特許文献1の技術では、対比する商標の1文字だけが異なり他の文字は同一であるような商標組を多数出力することはできるが、称呼の1音のみが異なる結果、併存して登録されたような商標を抽出することはできない。つまり、データベース中から、非類似であると審査官によって判断された1音違いの登録商標を抽出することができなかった。
また、抽出条件を与えてから結果を得るまでの処理に時間を要するという問題もあった。
特許文献2の装置では、入力された文字列に前方又は後方一致する単語を抽出できる。これを、商標に適用したとしても、要素となる2つの商標(要素商標)を結合して構成される商標と、その要素商標とを組にして、データベース中から抽出することはできない。
そこで、この発明は上記の問題点を解決して、称呼の1音のみが異なるような商標を迅速に得ることのできる装置を提供することを目的とする。また、データベースの量が膨大であっても、非類似であると審査官によって判断された1音違いの登録商標を迅速に得ることのできる装置を提供することを目的とする。
さらに、要素となる2つの商標(要素商標)を結合して構成される商標と、その要素商標とを組にして抽出することのできる装置を提供することを目的とする。
(1)この発明に係る商標サーバ装置は、商標データベースと一音相違商標データベースを記録する記録部と、前記商標データベースに、各商標について、商標データ、商標の称呼データ、類似群データを記録する商標記録手段と、商標データベースに記録された商標のうち、少なくとも一つ同一の類似群データを有し、商標の称呼データが一音のみ相違する商標組を抽出するとともに、当該商標組の商標の双方について前記相違する称呼データの一音を抽出する第1の抽出手段と、第1の抽出手段によって抽出した商標組の各データおよび前記相違する称呼データの一音を一音相違商標データベースに記録する一音相違商標記録手段と、抽出を希望する商標組の相違する称呼データの一音の組を含む抽出条件を、ユーザ端末装置から受信する抽出条件受信手段と、当該抽出条件に示された相違する称呼データの一音の組と同じものを有する商標組を、一音相違商標データベースから抽出する第2の抽出手段と、第2の抽出手段によって抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する商標組送信手段とを備えている。
ユーザ端末装置から抽出条件を受ける前に、予め、一音相違商標データベースを生成しているので、抽出条件に合致する商標組を迅速に送信することができる。
(3)この発明に係るサーバ装置は、商標データベースに記録された商標が、登録商標であることを特徴としている。
したがって、抽出条件に合致して併存登録された商標を抽出することができる。
(4)この発明に係るサーバ装置は、商標記録手段は、商標登録データベースに、登録期間データ、権利者データも記録するものであり、第1の抽出手段は、抽出した登録商標組から、登録期間データの少なくとも一部が重複し、権利者データが異なるものをさらに抽出するものであることを特徴とする。
したがって、権利者が異なり、権利期間が重複して登録された登録商標を抽出することができる。
(5)この発明に係るサーバ装置は、第1の抽出手段は、一方の商標の称呼データの全てが他方の商標の称呼データに含まれており、他方の商標の称呼音数が一方の商標の称呼音数よりも一音少ないような2つの商標も、称呼が一音のみ相違する商標組として抽出することを特徴とする。
(6)この発明に係るサーバ装置は、第1の抽出手段が、各商標につき、その称呼データを構成する複数音のうちの一音をダミーに置き換えた抽出用称呼データを複数個生成し、商標と関連付けて記録する抽出用称呼生成手段と、記録した抽出用称呼データから、同一の抽出用称呼データを有する商標組を、称呼が一音のみ相違する商標組として検索する称呼検索手段とを備えていることを特徴とする。
したがって、迅速に、称呼が一音のみ相違する商標組を検索することができる。
(7)この発明に係るサーバ装置は、称呼検索手段は、一方の商標の称呼データと、他方の商標の抽出用称呼データのダミーを除くものとが同一であるような商標組も、称呼が一音のみ相違する商標組として検索することを特徴とする。
(8)この発明に係るサーバ装置は、第1の抽出手段が、複数の類似群をグループ化した類似群グループに基づいて、各商標をグループ化するグループ化手段と、同一グループ内において、称呼が一音のみ相違する商標組を検索するグループ内検索手段と、グループ内検索手段によって検索された商標組のうち、類似群データが同じものを検索する類似群検索手段とを備えていることを特徴とする。
類似群によってグループ化し、グループ内で検索した後、類似群データが同じものを検索するようにしているので、迅速に商標組を検索することができる。
(10)この発明に係る一音相違商標抽出方法は、商標データベースと一音相違商標データベースを記録する記録部を有するコンピュータを用いて一音相違商標の抽出を行う一音相違商標抽出方法であって、コンピュータが、前記商標データベースに、各登録商標について、登録商標データ、登録商標の称呼データ、類似群データ、登録期間データ、権利者データを記録し、コンピュータが、ユーザから、抽出を希望する登録商標組の相違する称呼データの一音の組を含む抽出条件を受け、コンピュータが、商標データベースに記録された登録商標のうち、少なくとも一つ同一の類似群データを有し、録期間データの少なくとも一部が重複し、権利者データが異なるとともに、前記抽出条件に合致し登録商標の称呼データが一音のみ相違する登録商標組を抽出することを特徴とする。
したがって、ユーザの希望する抽出条件に合致した商標組を抽出することができる。
(11)この発明に係る商標サーバ装置は、商標データベースを記録する記録部と、前記商標データベースに、各商標について、商標データまたは商標の称呼データの少なくともいずれか一方、類似群データを記録する商標記録手段と、抽出を希望する商標組の一方の商標の称呼データのみに含まれる差分音または抽出を希望する商標組の一方の商標データのみに含まれる差分文字を含む抽出条件を、ユーザ端末装置から受信する抽出条件受信手段と、商標データベースから、前記差分音に前方一致または後方一致する称呼データを有する商標または前記差分文字に前方一致または後方一致する商標データを結合商標として抽出する結合商標抽出手段と、抽出された各結合商標の称呼データから前記差分音を除いた要素称呼データまたは抽出された各結合商標の商標データから前記差分文字を除いた要素商標データを生成する要素データ生成手段と、商標データベースから、要素称呼データと同一の称呼データを有する商標または要素商標データと同一の商標データを有する商標を要素商標として抽出し、対応する結合商標と当該要素商標とを商標組とする要素商標抽出手段と、要素商標抽出手段によって抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する商標組送信手段とを備えている。
したがって、ユーザ端末装置から、抽出を希望する商標組の一方の商標の称呼データのみに含まれる差分音または抽出を希望する商標組の一方の商標の商標データのみに含まれる差分文字を送信することにより、結合商標と要素商標の組を得ることができる。
(13)この発明に係る商標サーバ装置は、商標データベースに記録された商標が、登録商標であることを特徴とする。
したがって、抽出条件に合致して併存登録された商標を抽出することができる。
(14)この発明に係る商標サーバ装置は、商標記録手段が、商標登録データベースに、登録期間データ、権利者データも記録するものであり、要素商標抽出手段が、抽出した登録商標組から、登録期間データの少なくとも一部が重複し、権利者データが異なるものをさらに抽出するものであることを特徴とする。
したがって、権利者が異なり、権利期間が重複して登録された登録商標を抽出することができる。
(15)この発明に係る商標サーバ装置は、商標記録手段が、商標データベースに、称呼データ(商標データ)の各音(各文字)を逆に並び替えた逆順称呼データ(逆商標データ)も記録するものであり、結合商標抽出手段が、前記差分音(差分文字)を逆に並び替えた逆順差分音(逆差分文字)を、前記逆順称呼データ(逆商標データ)の前方に含む商標を抽出することにより、差分音(差分文字)を称呼データの後方に含む商標を抽出することを特徴とする。
したがって、迅速に、差分音(差分文字)を称呼データ(商標データ)の後方に含む商標を抽出することができる。
(16)この発明に係る商標抽出方法は、商標データベースを記録する記録部を有するコンピュータを用いて結合商標と要素商標の組を抽出する商標抽出方法であって、コンピュータが、前記商標データベースに、各商標について、商標データまたは商標の称呼データの少なくともいずれか一方、類似群データを記録し、コンピュータが、ユーザから、抽出を希望する商標組の一方の商標の称呼データのみに含まれる差分音または抽出を希望する商標組の一方の商標の商標データのみに含まれる差分文字を含む抽出条件を受け、コンピュータが、商標データベースから、前記差分音を称呼データの前方または後方に含む商標または前記差分文字を商標データの前方または後方に含む商標を結合商標として抽出し、コンピュータが、抽出された各結合商標の称呼データから前記差分音を除いた要素称呼データまたは抽出された各結合商標の商標データから前記差分文字を除いた要素商標データを生成し、コンピュータが、商標データベースから、要素称呼データと同一の称呼データを有する商標または要素商標データと同一の商標データを有する商標を要素商標として抽出し、対応する結合商標と当該要素商標とを商標組とすることを特徴としている。
したがって、ユーザの希望する抽出条件に合致した結合商標と要素商標の組を抽出することができる。
この発明において「商標記録手段」とは、少なくとも、商標データベースにデータを記録する機能を有する手段をいい、実施形態では、図5のステップS3、S4がこれに対応する。
「第1の抽出手段」とは、商標の称呼データが1音異なる商標組を抽出する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図6のステップS12および図7のステップS16、S17がこれに対応する。
「抽出用称呼生成手段」とは、抽出処理に用いるための称呼を生成する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図6のステップS12がこれに対応する。
「称呼検索手段」とは、複数の称呼データから所定の条件を満たすデータを検索する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図7のステップS16、S17がこれに対応する。
「グループ化手段」とは、何らかの基準に基づいて、データを複数の固まりに分類する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図6のステップS14がこれに対応する。
「グループ内検索手段」とは、グループ内において検索を行う機能を少なくとも有する手段をいい、図7のステップS16、S17がこれに対応する。
「類似群検索手段」とは、類似群が同一のものを検索する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図7のステップS18がこれに対応する。
「一音相違商標記録手段」とは、少なくとも、一音相違商標データベースにデータを記録する機能を有する手段をいい、実施形態では、図8のステップS31がこれに対応する。
「抽出条件受信手段」とは、少なくとも、キーボード、マウスまたは通信回線などを介して抽出条件を受け取る機能を有する手段をいい、実施形態では、図14のステップS41がこれに対応する。
「第2の抽出手段」とは、抽出条件に基づいて商標組を抽出する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図14のステップS44がこれに対応する。
「商標組送信手段」とは、商標組を出力する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図14のステップS45がこれに対応する。
「結合商標抽出手段」とは、差分音を含む商標を抽出する機能を有する手段をいい、実施形態では、図21のステップS54がこれに対応する。
「要素データ生成手段」とは、2つのデータから称呼または商標を生成する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図21のステップS55がこれに対応する。
「要素商標抽出手段」とは、要素称呼に基づいて商標を抽出する機能を少なくとも有する手段をいい、実施形態では、図22のステップS56がこれに対応する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
発明の実施するための形態
1.第1の実施形態
(1)全体の概要
図1に、この発明の商標サーバ装置を用いた商標抽出システムを示す。ユーザ端末装置6、8、10は、インターネット4を介して、商標サーバ装置2に接続されている。ユーザ端末装置6、8、10は、格納されたブラウザプログラムによって、商標サーバ装置2に対して抽出条件を送信し、商標サーバ装置2からの抽出結果を閲覧することができる。これにより、ユーザは、称呼が一音だけ異なる商標組を得ることができる。
図2に、図1に示す商標サーバ装置2の機能ブロック図を示す。商標記録手段12は、商標データベース16に、登録商標データ、登録商標の称呼データ、類似群データ、登録期間データ、権利者データなどを記録する。
抽出用称呼生成手段16は、前記称呼データのうちの一音をダミーに置き換えて、抽出用称呼データを生成し、登録商標と関連付けて記録する。称呼検索手段18は、抽出用称呼データの中から、同一の抽出用称呼データを有する商標組を抽出するとともに、両商標について相違する一音の組を抽出する。この実施形態では、抽出用称呼生成手段16と称呼検索手段18によって第一の抽出手段20が構成されている。一音相違商標記録手段22は、前記商標組と前記相違する一音の組を、一音相違商標データベース24に記録する。
抽出条件受信手段30は、ユーザ端末装置より送られてきた抽出条件を受信する。この抽出条件には、抽出を希望する商標組の相違する一音の組が含まれる。
第2の抽出手段26は、抽出条件中の相違する一音の組と同一のものを有する商標組を、一音相違商標データベース24から抽出する。商標組送信手段28は、このようにして抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する。
このシステムによれば、一音のみ称呼が異なった結果、類似しないと判断されて登録された登録商標組を得ることができる。
(2)ハードウエア構成
図3に、図2の商標サーバ装置2を、CPUを用いて実現した場合のハードウエア構成を示す。CPU32には、ディスプレイ34、メモリ36、マウス/キーボード38、ハードディスク40、CD−ROMドライブ42、通信回路44が接続されている。なお、ユーザ端末装置も同様の構成であるが、ハードディスク40に格納されるプログラムが異なっている。
メモリ36は、CPU32のワーク領域(一時記憶領域)として利用される。ハードディスク40には、オペレーティングシステム(LINAX(商標)など)50、処理プログラム52、商標データベース54、一音相違商標データベース56などが記録される。処理プログラム52は、CD−ROMドライブ42を介して、CD−ROM46に記録された処理プログラムをインストールしたものである。ハードディスク40には、さらに、商標データベース54、一音相違商標データベース56が記録される。
商標データベース54は、所定の期間ごとに、CD−ROM48に記録された最新データによって更新される。CD−ROM48により、新たに登録された商標の追加や、登録商標の権利終了などの情報が更新される。
通信回路44は、インターネットなどを介して、ユーザ端末装置と通信を行うための回路である。
(3)プログラムの処理
以下、処理プログラムの動作について説明する。まず、図4に、商標データベースのデータ例を示す。「登録商標」の欄には、登録商標の文字が記録される。「称呼」の欄には、登録商標の称呼(読み方、発音)が記録される。なお、一つの登録商標に付き二以上の称呼がある場合には、全ての称呼が記録される。「権利者」の欄には、権利者名が記録される。「登録番号」の欄には、登録番号が記録される。「類似群」の欄には、登録商標の指定商品、指定役務に付された類似群コードが記録される。類似群コードが同じであれば、指定商品または指定役務は類似するものとして扱われる。「登録日」には、登録商標が登録された日が記録される。「消滅日」には、登録商標が消滅した日が記録される。なお、現在も存続している権利の場合には、「消滅日」の欄は空欄とされる。
なお、この商標データベースには、1つだけの称呼を有するものだけを記録するようにしている。これは、称呼の特定性が明確なものだけを基礎として抽出を行うためである。しかし、複数の称呼を有する商標も対象としてもよい。
(3-1)商標データベース更新処理
図5に、処理プログラム52のフロチャート(商標データベース更新処理の部分)を示す。CPU36は、CD−ROM48から1レコード分の更新データを読み込む(ステップS1)。更新データのデータ構成は、図4に示すものと同じ構造である。
CPU36は、読み込んだ更新データが、新規の登録商標に関するデータであるか否かを、登録番号によって判断する(ステップS2)。新規の登録商標であれば、商標データベースにレコードを追加することによって更新する(ステップS4)。
既に記録されている登録商標に関するデータであれば、変更部分を修正する(ステップS3)。たとえば、消滅日のデータが追加された場合には、当該消滅日を記録する。
CPU36は、CD−ROM48の更新データ中に未処理データがあるかどうかを判断する(ステップS5)。あれば、次の更新データに付き、ステップS1以下を繰り返して実行する。
CD−ROM48の更新データの全てについて処理を終えると、商標データベース更新処理を終了する。
(3-2)一音相違データベース生成処理
次に、CPU36は、上記の商標データベース54に基づいて、一音相違データベース56の生成処理を行う。図6〜図8に、処理プログラム(一音相違データベース生成処理の部分)のフローチャートを示す。
CPU36は、ハードディスク40に記録されている商標データベース54の先頭レコードを読み出し、その称呼データの各音をそれぞれ音コードに変換する(ステップS11)。この実施形態において用いた音コードの体系を図9に示す。音コードは、6桁(バイト)のデータにて構成される。
1桁目には、必ず半角スペースが記述される。2桁目には、清音、濁音、半濁音の区分が0,1,2によって記述される。3桁目には、子音を表す区分が記述される。ア行が0、カ行が1・・・ワ行が9、ンがA、ー(長音)がB、ッ(促音)がCと記述される。
4桁目には、拗音("ャ"や"ィ"など)の子音の区分が記述される。ア行が0、ヤ行が7と記述される。5桁目には、拗音の母音の区分が記述される。アが1、イが2、ウが3、エが4、オが5と記述される。たとえば、"ャ"は、4桁目が7、5桁目が1と記述される。6桁目には、母音の区分が記述される。アが1、イが2、ウが3、エが4、オが5と記述される。
このコード体系によれば、"ア"、"パ"、"ギャ"などの1音の長さが異なる称呼であっても、同一の固定バイト長の音コードに変換することができる。
図4の商標データベースの先頭レコードの"アイ"という称呼の場合には、△00001、△00002という音コードに変換されることになる。
次に、CPU36は、上記の音コードに付き、一音欠落称呼データを作成する(ステップS12)。ここで、一部欠落称呼データとは、音コードの1つの音をダミーコード(音コードを△00000とする)にて置き換えたものをいう。CPU36は、音コードの先頭音から順次、ダミーコードに置き換えた一部欠落称呼データを生成してメモリ36のテーブルに記録する。また、音を欠落させないそのままの称呼もテーブルに含める。
図10に、称呼"アイ"について生成された一部欠落称呼テーブルを示す。なお、図においては、一部欠落称呼データはカナ文字で示しているが、実際には上記の音コードにて記録される。また、このテーブルには、商標の登録番号も記録される。つまり、一部欠落称呼テーブルは、商標データベースの商標と、登録番号などによって紐付けされる。
次に、CPU36は、商標データベース54の全ての商標について処理を行ったか否かを判断する(ステップS13)。未処理の商標があれば、次のレコードの商標を対象として、ステップS11以下を繰り返す。
全ての商標についての処理を終えると、CPU36は、商標データベースに54おいて、類似群コードの上2桁が同一の商標をグループ化する(ステップS14)。図4の登録商標"AQUA"と"白亜"は、ともに類似群コードの上2桁が"04"であるから、同じグループに分けられる。なお、2以上の類似群コードを有する場合には、それぞれの類似群コードについて、グループ化が行われる。たとえば、図4の商標データベース中の"ハクト"は、上2桁が"19"のグループと、上2桁が"13"のグループの双方に分類される。
CPU36は、上記のようにして、グループ化した各商標について、一音欠落称呼テーブルを、メモリ36またはハードディスク40に記録する。たとえば、01のグループ(類似群の上位2桁が01のもの)から42のグループまで、42グループに分類される。図11に、01グループとしてまとめられた一音欠落称呼テーブルを示す。
次に、CPU36は、上記の最初のグループ(01グループ)を対象グループに設定する(ステップS15)。図11の01グループの一音欠落称呼テーブルに記録された一部欠落称呼データ(音コード)から2つを、総当たりで選択し、2つの一部欠落称呼データ(音コード)が同一かどうかを判断する(ステップS16、S17)。たとえば、図11の、一部欠落データ100と102は同一である。
また、一方の一部欠落称呼データが「欠落音無し」であり、他方の一部欠落称呼データからダミー音を除くと、一方の一部欠落称呼データと等しくなるかどうかを判断する(ステップS16、S17)。つまり、ダミー音を除くと、双方の一部欠落称呼データが等しくなるかどうかを判断する。これにより、一方の商標の称呼データの全てが他方の商標の称呼データに含まれており、一方の商標の称呼音数が他方の商標の称呼音数よりも一音少ないような2つの商標を抽出することができる。たとえば、図11の、一部欠落データ104と106はこのような関係(欠落相違)にある。この実施形態では、欠落相違も、一音相違に含めて抽出するようにしている。
CPU36は、選択した2つの一部欠落称呼データが上記のいずれかに該当すると判断すると、ステップS18において、両商標が同一の類似群を持つかどうかを判断する。
図11のデータと図4の商標データベースは、登録商標によって紐付けされているので、CPU36は、両登録商標の類似群コードに同一のものが含まれているかどうかを判断することができる。両登録商標の類似群コードに同一のものが含まれていなければ、抽出対象とせず、ステップS21に進む。類似群コードに同一のものが含まれていない場合、両商標の称呼が類似するかどうかが判断されることなく、登録されている可能性が高いからである。
上記のケースの場合、登録商標”アイマン”と”Hi-man”は、共通の類似群コード"01A01"を有する(図4参照)。したがって、ステップS19に進む。
ステップS19において、CPU36は、上記両登録商標が異なる権利者を有するかどうかを判断する。権利者が同一であれば、抽出対象とせず、ステップS21に進む。権利者が同一であれば、両商標の称呼が類似していても、登録されている可能性があるからである。
上記のケースの場合、登録商標”アイマン”と”Hi-man”は、異なる権利者によって保有されている。したがって、ステップS20に進む。
ステップS20において、CPU36は、両商標の登録番号、欠落音、称呼を商標組としてメモリ36またはハードディスク40に記録する。図12に、このようにして記録された商標組を示す。図において、最初のレコードに、上記登録商標”アイマン”の登録番号が「登録番号A」の欄に記録され、”Hi-man”の登録番号が「登録番号B」の欄に記録されている。「欠落音A」の欄には、図11のテーブルから抽出した登録商標”アイマン”に対応する欠落音が記録されている。同様に、「欠落音B」の欄には、図11のテーブルから抽出した登録商標”Hi-man”に対応する欠落音が記録されている。「称呼A」「称呼B」の欄には、それぞれ、登録商標”アイマン”の称呼、登録商標”Hi-man”の称呼が記録されている。また、図12の第2レコードには、欠落相違の関係にある商標組が記録されている。
次に、ステップS21において、一部欠落称呼データの総当たりによる検索は全て終了したかどうかを判断する。終了していなければ、次の組み合わせにて、一部欠落称呼データの比較を行い、同一かどうかを判断する(ステップS16以下)。
総当たりによる比較が終了すれば、CPU36は、全てのグループについて処理を終了したかどうかを判断する(ステップS22)。未処理のグループが残っていれば、次のグループを対象グループとし(ステップS23)、ステップS16以下を実行する。これにより、図12の商標組のテーブルには、一部欠落称呼データが同じであり、同一の類似群を持ち、権利者が異なるような商標の登録番号が記録されていく。
この実施形態では、類似群コードの上位2桁(商品・役務区分)によって商標をグループ化した後に、各グループ内で一部欠落称呼データが同じものを検索するようにしている。したがって、検索処理を迅速に行うことができる。
全てのグループについての処理を終えると、CPU36は、登録期間重複などの確認を行う。まず、ステップS24において、図12の商標組のテーブルに記録された最初の商標組を対象に設定する。
次に、この両商標について、商標データベースを参照し、登録期間に重なりがあるかどうかを判断する。その判断は、以下のようにして行う。まず、消滅日の欄が空欄であれば、現在も存続しているので現在の日にちを挿入する。消滅日が記録されているものはそのままとする。登録日から消滅日までを登録期間とし、両商標の登録期間において重複期間があるかどうかを判断する。
たとえば、登録日が1965.1.15、消滅日が1975.1.5である商標と、登録日が1976.2.3、消滅日が1986.2.3である商標とは、重複期間はないことになる。また、登録日が1967.1.15、消滅日が1977.1.5である商標と、登録日が1976.2.3、消滅日が1986.2.3である商標とは、重複期間があることになる。
重複期間がない場合には、両商標の抵触関係は判断されずに登録されているので、図12の商標組のテーブルから削除する(ステップS28)。上記の例では、”アイマン”と”Hi-man”(登録番号181××××と129××××)の登録期間には、重複があるので、削除されない。この場合、ステップS26に進む。
ステップS26において、CPU36は、商標組の少なくとも一方の登録商標が特例出願によって登録されたものであるか否かを判断する。特例出願であるか否かは、図4の商標データベースの項目として記録されている。特例出願である場合には、当該商標組を、図12の商標組のテーブルから削除する(ステップS28)。
上記の例では、”アイマン”と”Hi-man”(登録番号181××××と129××××)は、いずれも特例出願ではないので(図示せず)、削除されない。この場合、ステップS27に進む。
ステップS27において、CPU36は、商標組のいずれか一方について「権利者」の欄が空白であるか否かを判断する。権利者が判明していない場合、権利者の欄は空白とされる。したがって、権利者の欄が空白である場合には、両商標の権利者が同一である可能性を否定できないからである。商標組のいずれか一方について「権利者」の欄が空白であれば、当該商標組を図12のテーブルから削除する(ステップS28)。
次に、CPU29は、図12のテーブルの全ての商標組について処理を行ったかどうかを判断する(ステップS29)。未処理の商標組があれば、図12のテーブル中の次の商標組を対象とし(ステップS30)、ステップS24以下を繰り返して実行する。
上記のようにして、抽出の目的に合致しない商標組をテーブルから削除していく。
全ての商標組について処理を終えると、CPU36は、削除後の商標組テーブルに基づいて、商標データベース54を参照し、図13に示すような一音相違商標データベース56を生成する。そして、ハードディスク40に記録する。
この一音相違商標データベースは、組となる2つの商標Aと商標Bについて、次のようなデータを記録している。「音A」の欄には、図12のテーブルにおける欠落音Aが記録されている。つまり、商標Aの称呼の音のうち、商標Bの称呼と異なる音が記録されている。「音B」の欄には、図12のテーブルにおける欠落音Bが記録されている。つまり、商標Bの称呼の音のうち、商標Aの称呼と異なる音が記録されている。
「称呼A」「登録番号A」「商標A」「年A」には、それぞれ、商標Aの称呼、登録番号、商標、登録年が記録される。また、現在権利が存続しているか否かの情報も「権利失効A」の欄(図示せず)に記録される。同様に、「称呼B」「登録番号B」「商標B」「年B」には、それぞれ、商標Bの称呼、登録番号、商標、登録年が記録される。また、現在権利が存続しているか否かの情報も「権利失効B」の欄(図示せず)に記録される。
上記のようにして、一音相違データベース56を予め作成して準備しておく。これにより、以下に述べる、ユーザ端末装置からの要求に迅速に応答することができる。なお、商標データベース54は、定期的に更新されるので、これにあわせて、一音相違データベース56を作成し直すことが好ましい。
(3-3)ユーザ端末装置に対する処理
次に、ユーザ端末装置6(ユーザ端末装置8、10についても同じである)から一音相違商標を抽出する場合の処理について説明する。図14に、この場合の商標サーバ装置2の処理プログラム(ユーザ端末装置に対する処理の部分)のフローチャートを示す。
まず、CPU36は、ユーザ端末装置6からのアクセス要求を受けると、IDやパスワードを確認してアクセスを認める。次に、CPU36は、図15に示すようなメニュー画面を、ユーザ端末装置6に送信する。ユーザ端末装置6において、ユーザがこの画面から「1音相違検索」のラジオボタンR1をマウスによって選択したとする。これにより、ユーザ端末装置6から、商標サーバ装置2に対して「1音相違検索」のための抽出条件画面要求が送信される。
CPU36は、この要求を受けると(ステップS41)、図16に示すような抽出条件画面を、ユーザ端末装置6に送信する(ステップS42)。図16において、入力ボックス(1)は、抽出を希望する商標組の商標Aにおける相違音を入力するためのものである。入力ボックス(2)は、抽出を希望する商標組の商標Bにおける相違音を入力するためのものである。入力ボックス(3)は、商標Aの称呼数が商標Bの称呼数よりも一音多く、商標Aの入力ボックス(3)において入力した相違音が商標Bの称呼から欠落している場合(欠落相違)を含めた抽出を行いたい場合にチェックするためのものである。
入力ボックス(5)は、入力ボックス(1)(2)において入力した相違音が、商標Aおよび商標Bの称呼の何番目にあるかを指定するためのものである。全ての場合を抽出する場合には、「指定せず」を選択する。入力ボックス(6)は、商標Aまたは商標Bに含まれる称呼を指定するためのものである。入力ボックス(7)は、入力ボックス(6)にて入力した称呼が、商標Aまたは商標Bに完全一致することを条件とする場合にチェックするものである。
入力ボックス(8)(9)は、商標Aおよび商標Bの称呼音数の下限と上限を指定するためのものである。入力ボックス(10)(11)は、商標Aおよび商標Bの登録年の範囲を指定するためのものである。入力ボックス(10)において始期年を指定し、入力ボックス(11)において終期年を指定する。入力ボックス(12)は、現在権利が存続しているものだけを対象とするか、権利失効のものも含めて対象とするかを入力するためのものである。入力ボックス(13)は、抽出対象とする類似群を入力するためのものである。複数個の類似群を入力することができる。
ユーザは、ユーザ端末装置6において図16の画面を見て、マウス/キーボード38を用いて、希望する抽出条件を各入力ボックスに入力し、検索ボタン(21)をクリックする。
この抽出条件は、商標サーバ装置2に送信され、受信される(ステップS43)。CPU36は、一音相違データベース56から、この抽出条件に合致する商標組を抽出する(ステップS44)。さらに、抽出した商標組を、ユーザ端末装置6に送信する(ステップS45)。
たとえば、抽出条件として、図17に示すように、音Aとして「ア」、音Bとして「ハ」を与えた場合、同図に示すように、ユーザ端末装置6において商標組が表示される。
なお、この実施形態では、予め一音相違商標データベース54を用意しているので、ユーザ端末装置6から要求を受けた際に、抽出結果を返信するまでの処理を迅速に行うことができる。
なお、図17の画面において、ユーザが詳細ボタン200をクリックすると、ユーザ端末装置6から、詳細情報要求(登録番号を含む)が商標サーバ装置2に向けて送信される。これを受けた商標サーバ装置2のCPU36は、登録番号に基づいて、商標データベース54を検索して詳細情報を取得し、ユーザ端末装置6に送信する。これにより、ユーザ端末装置6では、図18に示すような、詳細情報が表示される。
(4)他の実施形態
上記実施形態では、1台のコンピュータによって商標サーバ装置2を構成しているが、複数台のコンピュータによって商標サーバ装置2を構築してもよい。たとえば、図19に示すように、第1のコンピュータ2aと第2のコンピュータ2bによって、商標サーバ装置2を構築してもよい。
第1のコンピュータ2aは、更新データ48を受けて、商標データベース54を更新する処理を行う。第2のコンピュータ2bは、商標データベース54に基づいて、一音相違データベース56を生成する処理と、ユーザ端末装置に対する処理を行う。この実施形態の場合、処理プログラム52は、第1のコンピュータ2aと第2のコンピュータ2bに分散して記録されることになる。
なお、上記において、第1のコンピュータ2aが、一音相違データベース56を生成する処理を行うようにしてもよい。
さらに、3台のコンピュータを設け、第1のコンピュータ2aが商標データベース54の更新を行い、第2のコンピュータ2bが一音相違データベース56の生成を行い、第3のコンピュータ2cがユーザ端末装置に対する処理を行うようにしてもよい。
上記実施形態では、予め一音相違データベース56を生成しているが、ユーザ端末装置から抽出条件が与えられるごとに、商標データベース54から当該抽出条件に合致する商標組を見いだすようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、清音、濁音、半濁音に対しては異なる音コードを与えている。したがって、「フ(音コード:△05003)」「ブ(音コード:△15003)」「プ(音コード:△25003)」などは、異なる音であると扱われている。しかし、これら清音、濁音、半濁音を、同一の音であると扱って上記の抽出処理を行ってもよい。この場合、音コードの2桁目を無視して一致不一致を判断するようにすればよい。つまり、△?5003として一致を見るようにすればよい。ここで、?は任意の1バイトである。
2.第2の実施形態
(1)全体の概要
第2の実施形態における商標サーバ装置2を用いたシステムは、図1に示すものと同じである。ただし、この実施形態では、一方の商標の称呼が、他方の商標の称呼の一部として完全に前方一致または後方一致するような商標組を抽出するようにしている。
図20に、この実施形態による商標サーバ装置2の機能ブロック図を示す。商標記録手段12は、商標データベース16に、登録商標データ、登録商標の称呼データ、類似群データ、登録期間データ、権利者データなどを記録する。
抽出条件受信手段30は、ユーザ端末装置より送られてきた抽出条件を受信する。この抽出条件には、抽出を希望する商標組の一方の商標の称呼データにのみ含まれる差分音が含まれる。
結合商標抽出手段70は、商標データベースに記録された商標のうち、称呼データが抽出条件の差分音に前方一致または後方一致する商標を、商標データベースから結合商標として抽出する。
要素データ生成手段72は、抽出した結合商標の称呼データから前記差分音を除いた要素称呼データを生成する。要素商標抽出手段74は、要素称呼データと一致する称呼データを有する商標を要素商標として抽出し、要素称呼データの元となった結合商標と対応づけて、商標組とする。商標組送信手段28は、このようにして抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する。
このシステムによれば、要素商標と結合商標が類似しないと判断されて登録された登録商標組を得ることができる。
(2)ハードウエア構成
上記のシステムを、CPUを用いて実現した場合のハードウエア構成は、図3と同様である。ただし、この実施形態においては、ハードディスク40に、一音相違商標データベース56を記録する必要はない。
(3)プログラムの処理
以下、処理プログラム52の動作について説明する。なお、商標データベースのデータの構成およびその更新処理は、第1の実施形態と同じである。ただし、登録商標および称呼について、順序を逆にしたものをCPU36が算出し、逆登録商標、逆称呼の欄を設けて記録するようにしている。たとえば、商標「ACT」に対しては、逆商標「TCA」が記録され、称呼「アクト」に対しては、逆称呼「トクア」が記録される。
図21に、処理プログラム52(ユーザ装置に対する処理の部分)のフローチャートを示す。
まず、CPU36は、ユーザ端末装置6からのアクセス要求を受けると、IDやパスワードを確認してアクセスを認める。次に、CPU36は、図15に示すようなメニュー画面を、ユーザ端末装置6に送信する。ユーザ端末装置6において、ユーザがこの画面から「結合商標検索」のラジオボタンR2をマウスによって選択したとする。これにより、ユーザ端末装置6から、商標サーバ装置2に対して「結合商標検索」のための抽出条件画面要求が送信される。
CPU36は、この要求を受けると(ステップS51)、図24に示すような抽出条件画面を、ユーザ端末装置6に送信する(ステップS52)。図24において、ラジオボタン(1)は、称呼に基づく抽出を行うか、商標に基づく抽出を行うかを選択するためのものである。入力ボックス(2)は、差分音(または差分商標)を入力するためのものである。入力ボックス(3)は、前方一致によるか後方一致によるかを選択するためのものである。双方を抽出する場合には、「指定無し」を選択する。
入力ボックス(4)(5)は、抽出する商標の称呼音数(または商標の文字数)の下限と上限を指定するためのものである。入力ボックス(6)(7)は、抽出する商標の登録年の範囲を指定するためのものである。入力ボックス(6)において始期年を指定し、入力ボックス(7)において終期年を指定する。少なくとも、この期間範囲の一部において、権利が存続している商標だけを抽出する。
入力ボックス(8)は、現在権利が存続しているものだけを対象とするか、権利失効のものも含めて対象とするかを入力するためのものである。入力ボックス(9)は、抽出対象とする類似群を入力するためのものである。複数個の類似群を入力することができる。
ユーザは、ユーザ端末装置6において図24の画面を見て、マウス/キーボード38を用いて、希望する抽出条件を各入力ボックスに入力し、検索ボタン(21)をクリックする。この抽出条件は、商標サーバ装置2に送信され、受信される(ステップS53)。
たとえば、ユーザが、図24に示すようにラジオボタン(1)にて「称呼」を選択し、入力ボックス(2)において「ピュア」を入力し、入力ボックス(3)において「前方一致」を選択したものとする。
CPU63は、この抽出条件を受けて、まず、差分音である「ピュア」と前方一致する称呼データを持つ商標を、商標データベースから抽出する(ステップS54)。つまり、ピュアから始まる称呼データを持つ商標を結合商標として抽出してハードディスク40などに記録する。
なお、後方一致が指定されていれば、ピュアによって終わる称呼データを持つ商標を抽出する。後方一致の際には、CPU36は、差分音の順序を逆にした逆差分音「アュピ」を作成する。次に、CPU36は、逆差分音「アュピ」から始まる逆称呼データを持つ商標を抽出する。このようにすることによって、後方一致検索の処理速度を速くすることができる。
図25Aに抽出された結合商標を示す。この図では、称呼データのみを示しているが、商標データベース54に記録されている登録番号などの他のデータも抽出される。
次に、CPU36は、各結合商標から差分音「ピュア」を除いた要素称呼データを生成する(ステップS55)。各結合商標に基づいて生成された要素称呼データを、図25Bに示す。
CPU36は、商標データベース54から、要素称呼データと完全に一致する称呼データを有する商標を抽出して要素商標とする(ステップS56)。さらに、それぞれの要素商標と、元になった結合商標とを商標組として、ハードディスク40などに記録する(ステップS57)。記録された商標組を図25Cに示す。
次に、CPU36は、同一類似群を有し、権利者が異なり、登録期間に重なりがあり、特例出願でなく、権利者データが空白でない商標組を残して、他の商標組を削除する(ステップS58〜S62)。これらの処理は、第1の実施形態と同様である。
次に、CPU36は、上記商標組の中から、ユーザからの抽出条件に合致しないものを削除する。たとえば、抽出条件において指定されていた類似群のいずれかを含まない商標組は削除する。CPU36は、このようにして抽出された商標組を、ユーザ端末装置6に送信する。図26に、ユーザ端末装置6における表示画面を示す。第1の実施形態と同じように、詳細ボタン200をクリックすることにより、詳細情報を表示することができる。
なお、図24の画面において、「商標」のラジオボタン(1)が選択された場合には、上記の称呼データに代えて、商標データについて同様の処理が行われる。
(4)他の実施形態
上記実施形態では、1台のコンピュータによって商標サーバ装置2を構成しているが、複数台のコンピュータによって商標サーバ装置2を構築してもよい。たとえば、図27に示すように、第1のコンピュータ2aと第2のコンピュータ2bによって、商標サーバ装置2を構築してもよい。
第1のコンピュータ2aは、更新データ48を受けて、商標データベース54を更新する処理を行う。第2のコンピュータ2bは、ユーザ端末装置に対する処理を行う。この実施形態の場合、処理プログラム52は、第1のコンピュータ2aと第2のコンピュータ2bに分散して記録されることになる。
3.その他
上記第1および第2の実施形態では、登録商標だけが記録された商標データベースを対象としているが、登録商標および出願商標(未登録)が記録された商標データベース中から、登録商標だけを抽出して上記の処理を行ってもよい。また、登録商標だけでなく、出願商標も含めて抽出対象としてもよい。あるいは、出願商標だけが記録された商標データベースを対象として抽出を行うようにしてもよい。
上記第1および第2の実施形態では、商標サーバ装置2として構成した場合を示したが、スタンドアローンのコンピュータによって実現するようにしてもよい。この場合、ユーザは、当該コンピュータのキーボードやマウスから抽出条件を入力する。
一実施形態による商標サーバ装置2を用いたシステムの全体構成図である。 商標サーバ装置2の機能ブロック図である。 ハードウエア構成を示す図である。 商標データベースを示す図である。 処理プログラム(商標データベース更新処理)のフローチャートである。 処理プログラム(一音相違商標データベース作成処理)のフローチャートである。 処理プログラム(一音相違商標データベース作成処理)のフローチャートである。 処理プログラム(一音相違商標データベース作成処理)のフローチャートである。 音コードの体系を示す図である。 一部欠落称呼テーブルを示す図である。 グループとしてまとめられた一音欠落称呼テーブルを示す図である。 商標組テーブルを示す図である。 一音相違商標データベースを示す図である。 処理プログラム(ユーザ端末に対する処理)のフローチャートである。 メニュー画面を示す図である。 抽出条件画面を示す図である。 抽出結果を示す図である。 抽出結果を示す図である。 複数のコンピュータによってサーバ装置2を構築した例を示す図である。 第2の実施形態によるサーバ装置の機能ブロック図である。 処理プログラム(ユーザ端末に対する処理)のフローチャートである。 処理プログラム(ユーザ端末に対する処理)のフローチャートである。 処理プログラム(ユーザ端末に対する処理)のフローチャートである。 抽出条件画面を示す図である。 要素称呼の生成、要素商標と結合商標の組の作成を示す図である。 抽出結果画面を示す図である。 複数のコンピュータによってサーバ装置2を構築した例を示す図である。
符号の説明
2・・・サーバ装置
4・・・インターネット
6、8、10・・・ユーザ端末装置

Claims (7)

  1. 商標データベースと一音相違商標データベースを記録する記録部と、
    前記商標データベースに、各商標について、商標データ、商標の称呼データ、類似群データを記録する商標記録手段と、
    商標データベースに記録された商標のうち、少なくとも一つ同一の類似群データを有し、商標の称呼データが一音のみ相違する商標組を抽出するとともに、当該商標組の商標の双方について前記相違する称呼データの一音を抽出する第1の抽出手段と、
    第1の抽出手段によって抽出した商標組の少なくとも称呼データ、商標データおよび前記相違する称呼データの一音を一音相違商標データベースに記録する一音相違商標記録手段と、
    抽出を希望する商標組の相違する称呼データの一音の組を含む抽出条件を、ユーザ端末装置から受信する抽出条件受信手段と、
    当該抽出条件に示された相違する称呼データの一音の組と同じものを有する商標組を、一音相違商標データベースから抽出する第2の抽出手段と、
    第2の抽出手段によって抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する商標組送信手段と、
    を備えた商標サーバ装置において、
    前記第1の抽出手段は、
    各商標につき、その称呼データを構成する複数音のうちの一音をダミーに置き換えた抽出用称呼データを複数個生成し、商標と関連付けて記録する抽出用称呼生成手段と、
    記録した複数の抽出用称呼データから、同一の抽出用称呼データを有する商標組を、称呼が一音のみ相違する商標組として検索する称呼検索手段とを備えていることを特徴とする商標サーバ装置。
  2. コンピュータによって商標抽出装置を実現するためのプログラムであって、当該プログラムは、コンピュータを
    商標データ、商標の称呼データ、類似群データを記述した商標データベースに記録された商標のうち、少なくとも一つ同一の類似群データを有し、商標の称呼データが一音のみ相違する商標組を抽出するとともに、当該商標組の商標の双方について前記相違する称呼データの一音を抽出する第1の抽出手段と、
    第1の抽出手段によって抽出した商標組の少なくとも称呼データ、商標データおよび前記相違する称呼データの一音を一音相違商標データベースに記録する一音相違商標記録手段と、
    抽出を希望する商標組の相違する称呼データの一音の組を含む抽出条件を受け取る抽出条件受信手段と、
    当該抽出条件に示された相違する称呼データの一音の組と同じものを有する商標組を、一音相違商標データベースから抽出する第2の抽出手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記第1の抽出手段は、
    各商標につき、その称呼データを構成する複数音のうちの一音をダミーに置き換えた抽出用称呼データを複数個生成し、商標と関連付けて記録する抽出用称呼生成手段と、
    記録した複数の抽出用称呼データから、同一の抽出用称呼データを有する商標組を、称呼が一音のみ相違する商標組として検索する称呼検索手段とを備えていることを特徴とするプログラム。
  3. 請求項2のプログラムにおいて、
    前記商標データベースに記録された商標は、登録商標であることを特徴とするもの。
  4. 請求項3のプログラムにおいて、
    前記商標データベースには、登録期間データ、権利者データも記述されており、
    前記第1の抽出手段は、抽出した登録商標組から、登録期間データの少なくとも一部が重複し、権利者データが異なるものをさらに抽出するものであること
    を特徴とするもの。
  5. 請求項2〜4のプログラムにおいて、
    前記称呼検索手段は、一方の商標の称呼データと、他方の商標の抽出用称呼データのダミーを除くものとが同一であるような商標組も、称呼が一音のみ相違する商標組として検索することを特徴とするもの。
  6. 請求項2〜5のいずれかのプログラムにおいて、
    第1の抽出手段は、
    複数の類似群をグループ化した類似群グループに基づいて、各商標をグループ化するグループ化手段と、
    同一グループ内において、称呼が一音のみ相違する商標組を検索するグループ内検索手段と、
    グループ内検索手段によって検索された商標組のうち、類似群データが同じものを検索する類似群検索手段と、
    を備えていることを特徴とするもの。
  7. 商標データベースと一音相違商標データベースを記録する記録部を有するコンピュータを用いて一音相違商標の抽出を行う一音相違商標抽出方法であって、
    コンピュータが、前記商標データベースに、各商標について、商標データ商標の称呼データ、類似群データ、登録期間データ、権利者データを記録しておき、
    コンピュータが、商標データベースに記録された商標のうち、少なくとも一つ同一の類似群データを有し、商標の称呼データが一音のみ相違する商標組を抽出するとともに、当該商標組の商標の双方について前記相違する称呼データの一音を抽出する第1の抽出処理と、
    コンピュータが、前記抽出した商標組の少なくとも称呼データ、商標データおよび前記相違する称呼データの一音を一音相違商標データベースに記録する記録処理と、
    コンピュータが、抽出を希望する商標組の相違する称呼データの一音の組を含む抽出条件を、ユーザ端末装置から受信する受信処理と、
    コンピュータが、当該抽出条件に示された相違する称呼データの一音の組と同じものを有する商標組を、一音相違商標データベースから抽出する第2の抽出処理と、
    コンピュータが、前記抽出した商標組を、前記ユーザ端末装置に送信する送信処理と、
    を行う一音相違商標抽出方法において、
    前記第1の抽出処理は、
    各商標につき、その称呼データを構成する複数音のうちの一音をダミーに置き換えた抽出用称呼データを複数個生成し、商標と関連付けて記録する抽出用称呼生成処理と、
    記録した複数の抽出用称呼データから、同一の抽出用称呼データを有する商標組を、称呼が一音のみ相違する商標組として検索する称呼検索処理とを備えていることを特徴とする一音相違商標抽出方法。
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