JP4519491B2 - 粉末成形プレス装置 - Google Patents

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Description

この発明は、粉末成形プレス装置に係り、特に、粉末を用いて非点対称の成形品を得るのに好適な粉末成形プレス装置に関する。
従来のこの種の粉末成形プレス装置にあっては、ダイの充填部に粉末(例えば冶金用等の金属粉末)が充填されると、上パンチがダイの充填部に向かって降下して粉末を下方に押圧する一方、その上パンチとダイとが更に降下すると、充填部内でコアロッドがダイと相対移動することで粉末の底部を上方に押圧し、これによって粉末が上下方向から圧縮される圧縮工程を行うことで、成形品が得られるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような粉末成形プレス装置の従来例としては、例えば図13に示すように、充填部Aが形成されたダイ70と、上第1パンチ71と、下第1パンチ72と、下第2パンチ73とから構成されている。
上第1パンチ71は、上パンチプレート74に固定されており、上パンチプレート74は、上ラム75に連設されている。
下第2パンチ73は、ボルスタ76に固定されたベースプレート77に固定されており、下第1パンチ72は、下第2パンチ73の外周側に位置させられて、下第1パンチプレート78に固定されている。
下第1パンチプレート78は、充填シリンダ79により上下動させられ、下第1パンチプレート78の下面には、スライディングブロック90が設けられている。
スライディングブロック90は、下第1パンチプレート78の下面において、互いに対向するように二箇所設けられている。
また、各スライディングブロック90の下方には、ベースプレート77に設けられたストッパーブロック91が設けられている。
ダイ70は、ダイプレート92に設けられ、ダイプレート92の下面には、スライディングブロック90に対応するスライディングブロック開放用ウェッジ93が設けられている。
下第2パンチ73には、コアロッド94が嵌挿されており、コアロッド94は、ダイプレート92を上下動させるヨークプレート95に固定されている。
ダイプレート92は、ロッド96を介してヨークプレート95に連結されており、ヨークプレート95は下ラム98とT継ぎ手97で連設されており、ダイプレート92は、下ラム98により変位させられる。
このように構成された従来の粉末プレス装置80においては、充填工程において、図13に示されるように、充填部Aに粉末Pが充填される。
加圧工程においては、図14に示されるように、上第1パンチ71及びダイプレート92が下降して粉末Pの上面を押圧する。
上第1パンチ71が粉末Pの上面を押圧すると、下第1パンチプレート78が上第1パンチの下降速度より遅い速度で下降する。
このため、粉末Pの上面と下面とは、上第1パンチ71と下第1パンチ72とによって、同時に押圧される。
そして、下第1パンチプレート78が第1の位置Lに位置すると、スライディングブロック90がストッパーブロック91に係合して、下第1パンチプレート78が停止する。
上第1パンチ71が所定の位置にまで下降すると、充填部Aに成形品Sが成形される。
抜出工程においては、上第1パンチ71が上昇すると共に、ダイプレート92がさらに下降する。
ダイプレート92が下降すると、スライディングブロック開放用ウェッジ93がスライデンリングブロック90を側方に水平移動させた後、抜出ナット93aが下第1パンチプレート78を第1の位置Lより下方に押し下げる。
そして、下第1パンチ72の上面と、下第1パンチ73と、ダイプレート92の上面と、コアロッド94の上面とが同位置に位置すると、成形品Sが充填部Aから抜き出される。
このようにして抜き出された成形品Sは、その後、焼結炉にて熱処理が行われることとなる。
特開2002−115003号公報
ところで、上記に示す従来例においては、成形品Sとして、点対称の形状を成形する場合には、上第1パンチ71による押圧力が下第1パンチ72を介してストッパーブロック91に均等に作用するので、問題ないものの、例えば図15に示すように、非点対称の形状をなす成形品Sを成形する場合には以下の問題があった。
すなわち、非点対称の成形品Sを成形する際には、上第1パンチ71が充填部A内の粉末Pを押圧すると、下第1パンチ72及び下第1パンチプレート78には応力分布が非点対称の偏向荷重が生じ、スライディングブロック90とストッパーブロック91とが支持することとなるが、スライディングブロック90及びストッパーブロック91とは共に2箇所ずつ対称に設けられているため、応力分布が非点対称の偏向荷重を良好に支持することができず、下第1パンチプレート78及び下第1パンチ72が傾き、平行度を維持することができなくなり、良好な成形品Sを得ることができないという問題があった。
特に、偏向荷重の応力分布がストッパーブロック91の配置された方向と直交する方向に延びる場合には、下第1パンチプレート78が傾き、下第1パンチ72、下第1パンチ73が下第1パンチプレート78と共に傾き、形成される成形品Sの平行度が悪くなるという問題があった。
さらに、下第1パンチ72が傾くと、充填部A内にて下第1パンチ72が良好に摺動することができず、ダイ70及び下第1パンチ73との間において、過大な摩擦が生じ、ダイ70、下第1パンチ72、下第1パンチ73等の早期摩耗や変形生じるという問題があった。
さらに、この問題を解消するため、スライディングブロック90、ストッパーブロック91、下第1パンチプレート78をより大型のものにより構成し、剛性を上げることにより、解消する手段が考えられるものの、元々スペース上の制約を受けていることから、大型化することができないという不具合もあった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、点対称の成形品は勿論、非点対称の成形品であっても、良好な成形品を確実に得ることができ、しかもスペース上の制約があっても、構成要素が早期摩耗したり変形したりすることがなく成形することができる粉末成形プレス装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設された環状体と、該環状体に回転自在に設けられ、前記環状体を回動させるコロ部とを備えてなり、前記突出部が前記係合部を構成していることを特徴とする。
この発明に係る粉末成形プレス装置によれば、下パンチに生じる偏向荷重は、環状に設置された係合部が均等に受け止めるため、下パンチは、粉末を成形する際に傾くことがなく、良好な粉末成形がなされる。
さらに、成形品を成形する際には、偏向荷重を受けた部分においても、下パンチが傾斜することがないため、ダイと下パンチとの間に極圧状態となる部分が生じることを防止することができる。
この発明に係る粉末成形プレス装置によれば、環状体が、周方向に回転することにより、ストッパーブロックに当接していた突出部が周方向に外れ、ストッパーブロックに凹み部が位置することになり、ストッパーブロックと環状体との間に、下パンチとダイとが下降する空間が形成される。
請求項2に記載の発明は、中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設されたヘリカルギアと、前記ヘリカルギアと噛合する連動部材とを備えてなり、前記突出部が係合部を構成していることを特徴とする。
この発明に係る粉末成形プレス装置によれば、ヘリカルギアが、周方向に回転すると突出部がストッパーブロックから外れ、凹み部がストッパーブロックに位置することになり、ダイと下パンチとが下降する空間が形成され、下パンチとダイとが下降することにより、充填部から成形品が押し出される。
請求項3に記載の発明は、中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、前記係合部が中心回りに回動可能に支持される一方、前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設された環状体と、前記環状体の側方に設置され前記環状体を回動させるシリンダ部とを備えてなることを特徴とする。
この発明に係る粉末成形プレス装置によれば、シリンダ部は、係合部の側方に位置すればよく、下パンチやダイが設けられる部分に設置する必要がなく、容易にシリンダ部の設置空間が確保される。
請求項1に係る発明によれば、上パンチ及びダイによって偏向荷重が発生しても、三個の係合部によって偏向荷重を支持することができるので、成形品の形状の如何に拘わることなく、良好な品質の成形品を確実に成形することができ、しかも係合部、下パンチ及びコアロッドなど周辺部の構成要素が早期摩耗を起こしたり変形したりすることを防止できる。
また、ストッパーブロックに対する係合部の係合及びその解除を良好に行うことができると共に、省スペース化を実現でき、しかも係合部が回動されることで圧縮時の偏向荷重に対しても有効となる効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、ヘリカリギヤを利用することでダイ及び下パンチを第1の位置より降下させることができるので、これによっても、ストッパーブロックに対する係合部の係合及びその解除を良好に行うことができると共に、省スペース化を実現できる。
請求項3に係る発明によれば、係合部の側方の任意の場所に設置されたシリンダにより、ストッパーブロックに対する係合部の係合及びその解除を行うように構成したので、これによっても下パンチ等の金型及びツールセットの部材等が密集する空間に、開放ウェッジ等の掛け外し機構を設ける必要がなく省スペース化を実現できる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1から図5はこの発明の第1の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示す図である。
図1に示す、第1の実施形態にかかる粉末成形プレス装置10は、充填部Aが形成されたダイ11と、上第1パンチ12と、下第1パンチ13と、下第2パンチ14と、コアロッド15とから構成されている。
ダイ11は、ダイプレート16に固定されており、ダイプレート16の下面には、開放用ウェッジ17と、ロッド18とが設けられている。
ロッド18の下端部には、ヨークプレート19が設けられており、ヨークプレート19の下面には、ヨークプレート19を上下動させる下ラム30が固定されている。
上第1パンチ12は、上パンチ押え31により上パンチプレート32に固定されており、上パンチプレート32は、上パンチプレート32を上下動させる上ラム33に固定されている。
下第1パンチ13は、下第1パンチプレート34に固定されており、下第1パンチプレート34の下面には、下第1パンチプレート34上下動させる充填シリンダ35が設けられている。
また、下第1パンチ13には、下第2パンチ14が嵌挿される貫通孔13aが形成されており、貫通孔13aは、下第1パンチ13の中心よりも偏心した位置に形成されている。
すなわち、下第1パンチ13のうち一部において、薄肉に形成された部分と厚肉に形成された部分とが形成されている。
したがって、下第1パンチ13、下第2パンチ14及びコアロッド15により画成される充填部Aの一部が一方に突出した形状とされている。
また、ダイ11と、下第1パンチ13と、下第2パンチ14と、下第1パンチプレート34と、上第1パンチ12と、上パンチプレート32と、ロッド18と、ヨークプレート19とからツールセットが構成されている。
下第1パンチプレート34には、スライディングブロック開放用ウェッジ17が摺動する貫通孔が形成されおり、下第1パンチプレート34の下面には、図5に示されるように、装置本体に装着されたツールセットの中心軸線Oを中心としてスライディングブロック36が同一平面上に三箇所設けられている。
すなわち、スライディングブロック36は、ツールセットの中心軸線Oを中心として、同一円周上に略120度間隔で配置されている。
ツールセットの中心軸線Oは、充填部Aを上面視した際に、下第2パンチ14と下第1パンチ13との上端面により形成された充填部Aの底面の重心に位置している。
また、図1に示されるように、スライディングブロック36には、スライディングブロック開放用ウェッジ17が入り込む穴部37が形成されており、穴部37には、コロ部38が設けられている。
下第2パンチ14は、ボルスタ39に固定されたベースプレート40に固定されており、下第1パンチ13の内周側に位置させられている。
ベースプレート40には、各スライディングブロック36に対応するストッパーブロック41が設けられている。
すなわち、ストッパーブロック41はツールセットの中心軸線Oを中心として、同一円周上に略120度間隔で配置されている。
スライディングブロック36のうち、下第2パンチ14側の先端部は、ストッパーブロック41と当接、係合する係合部43が形成されている。
スライディングブロック開放用ウェッジ17は、各スライディングブロック36に対応して、ダイプレート16の下面おいて、同一円周上に略120度間隔に三箇所設けられている。
また、スライディングブロック開放用ウェッジ17の下端部には、下端部側から上端部側に向うに従って、漸次外方に傾斜するテーパ面42が形成され、上端部には、拡径された抜出ナット17a設けられている。
さらに、このスライディングブロック開放用ウェッジ17は、スライディングブロック36のコロ部38を押圧して、スライディングブロック36とストッパーブロック41との係合状態を解除する掛け外し機構20を構成する。
このように構成された粉末成形プレス装置10は、充填工程において、ダイ11、下第1パンチ13及び下第2パンチ14が所定の位置に配置されて、充填部Aに粉末Pが充填される。
図2に示されるように、充填工程の後の加圧工程においては、まず、上第1パンチ12が粉末Pの上面を押圧する。
上第1パンチ12が粉末Pの上面を押圧すると、ダイ11は、上第1パンチ12と同期して下降する。その一方で、下第1パンチ13は、上第1パンチ12の下降速度よりも遅い下降速度で下降し、下第2パンチ14は、定位置に固定されている。
このため、粉末Pの下面と上面とは、上第1パンチ12と下第1パンチ13とにより同時に圧縮される。
下第1パンチプレート34が第1の位置Lに位置すると、スライディングブロック36に形成された係合部43がストッパーブロック41に当接、係合して、下第1パンチプレート34の下降が停止する。
そして、加圧過程の最終工程においては、下第1パンチ12が所定の位置にまで下降し、充填部Aにおいて、成形品Sが形成される。
成形品Sは、図2に示されるように、一方に突出した非対称の形状に形成される。
この最終工程においては、上第1パンチ12は粉末Pに過大な押圧力を加えるため、下第1パンチ13及び下第2パンチにも過大な荷重がかかる。
下第1パンチ13において、厚肉に形成された部分の上面には、薄肉に形成された部分の上面にかかる荷重よりも大きな荷重がかかり、下第1パンチプレート34においては、下第1パンチ13の下面の形状に沿った応力分布の偏向荷重が及ぼされる。
この際、スライディングブロック36の係合部43とストッパーブロック41とが三箇所にて環状配置された状態で係合し、下第1パンチプレート34を支持しているため、下第1パンチプレート34に生じる偏向荷重を分散して支持する。
すなわち、スライディングブロック36及びストッパーブロック21は、共に、充填部Aの重心を中心として環状配置されているため、下第1パンチプレート34に生じる偏向荷重の応力分布に合わせて、この偏向荷重を打ち消すように下第1パンチプレート34を支持することになり、下第1パンチプレート34には、過大な曲げモーメントが生じることが防止され、下第1パンチプレート34が傾斜することが防止される。
また、スライディングブロック36の係合部43とストッパーブロック41とが三箇所にて環状配置された状態で係合しているため、下第1パンチプレート34がいずれの方向にも傾き難く、下第1パンチプレート34に設けられた下第1パンチ13が傾斜することも防止される。
さらに、スライディングブロック36及びストッパーブロック41は、下第1パンチプレート34に生じる荷重を分散して支持するため、いずれのストッパーブロック41及びスライディングブロック36にも過大な荷重がかかることがなく、スライディングブロック36が撓むことなく、良好に下第1パンチプレート34が支持される。
加圧工程の最終工程後の抜出工程においては、図3に示されるように、ダイプレート16がさらに下降する。
ダイプレート16がさらに下降すると、スライディングブロック開放用ウェッジ17の先端部に形成されたテーパ面42がスライディングブロック36のコロ部38に当接して、スライディングブロック36を水平方向に変位させる。
スライディングブロック36が水平移動すると、スライディングブロック36の係合部43とストッパーブロック41との係合状態が解除される。
スライディングブロック36の係合部41とストッパーブロック41との係合状態が解除されると、抜出ナット17aが下第1パンチプレート34の上面を押圧することにより、下第1パンチプレート34をさらに下方に変位させる。
図4に示されるように、ダイプレート16がさらに下方に変位すると、下第1パンチ13と、下第2パンチ14と、コアロッド15と、ダイプレート16との上面とが同位置に位置することになり、成形品Sが充填部Aから押し出される。
この成形粉末プレス装置10によれば、加圧工程の最終工程において、下第1パンチプレート34がいずれの方向にも傾き難いため、下第1パンチプレート34に固定された下第1パンチ13が傾斜することを防止することができ、充填部A内で形成される成形品Sの形状が撓んだり、変形することを防止することができる。
また、下第1パンチ13が傾斜することが防止されるため、下第1パンチ13とダイ11との間、下第1パンチ13と下第2パンチ14との間において、それぞれ良好に摺動することができ、下第1パンチ13と、下第2パンチと、ダイ11との早期摩耗を防止することができる。
さらに、スライディングブロック36の係合部43とストッパーブロック41とが三箇所にて環状配置された状態で係合し、下第1パンチプレート34に生じる偏向荷重を分散して支持するため、ストッパーブロック36及びストッパーブロック41に過大な荷重がかかることが防止され、ストッパーブロック36が撓むことを防止することができる。
このため、下第1パンチプレート34が撓むことを防止することができ、下第1パンチ13が傾斜することを確実に防止することができる。
図6〜図8は、この発明の第2の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示している。
なお、図6〜図8については、図1〜図5と同一の構成には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図6に示されるように、この粉末成形装置10の下第1パンチプレート34の下面には、環状に形成された環状体50が設けられている。
この環状体50は、ツールセットの中心軸線Oが中心となるように配置されており、図7(a)、(b)に示されるように、環状体50の下部には下方に向かって突出する突出部50a(係合部)と、上方に凹んで形成された凹み部50bとが設けられている。これら突出部50aと凹み部50bとは環状体50の周方向に沿い交互にそれぞれ3箇所づつ設けられている。また、この環状体50には、軸部50dを介してコロ部50cが、対向する位置に2箇所設けられている。
図6に示されるように、コロ部50cの上方には、スライディングブロック開放用ウェッジ17が設けられており、スライディングブロック開放用ウェッジ17の下端部には、コロ部50cの周面に沿うようにテーパ面42aが形成されている。
このように構成された粉末成形プレス装置10においては、加圧工程の最終工程において、図6に示す環状体50の突出部50aとストッパーブロック41とが当接、係合した状態とされ、下第1パンチプレート34を支持しており、図2に示す下第1パンチプレート34は、第1の位置Lに位置している。
抜出工程においては、ダイプレート16は下降し、スライディングブロック開放用ウェッジ17に形成されたテーパ面42aが、環状体50のコロ部50cの周面を押圧する。
コロ部50cがテーパ面42aにより押圧されると、環状体50は、周方向に向けて回転させられ、図8(a)に示されるように、環状体50が矢印Aの方向に回動されて突出部50aから凹み部50bの位置に移動することで、凹み部50bがストッパーブロック41の上方に位置する。
また、図6において、ダイプレート16が下降することにより、ダイ11の上面と下第1パンチ13の上面とが同位置となる。
さらに、ダイプレート16が下降することにより、ダイプレート16の下面に設けられた抜出ナット17aによって第1パンチプレート34を下方に変化させられて、ダイ16と下第1パンチ13と下第2パンチ14の上面とが同位置となり、成形品Sが充填部Aから抜き出される。
この実施形態によれば、環状体50が、突出部50aと凹み部50bとを周方向に交互にそれぞれ3箇所づつ設けられ環状に形成されて構成したので、ストッパーブロック41に対する環状体50の掛け外しを良好に行うことができる。
つまり、突出部50aとストッパーブロック41とが当接することによって、下第1パンチ13に生じる荷重を支持する一方で、環状体50が回転させられることによりストッパーブロック41に凹み部50bが位置することになり、下第1パンチプレート34とダイプレート16とが下降する空間が形成され、下第1パンチプレート34とダイプレート16とが下降することにより、成形品Sが充填部Aから押し出されることができる。
また、2箇所に設けられたスライディングブロック開放用ウェッジ17が、三箇所に設けられた突出部50aとストッパーブロック41との係合状態を解除しており、各突出部50aとストッパーブロック41とに対応するスライディングブロック開放用ウェッジ17を設ける必要がなく、省スペース化を図ることができる。
すなわち、環状体50は、突出部50aと凹み部50bとが連設されているため、環状体50を周方向に変位させる掛け外し機構20が少なくとも一箇所設けられておれば、各突出部50aとストッパーブロック41との係合状態を解除することができ、確実に省スペース化を図ることができる。
さらに、環状体50は、ツールセットの中心軸線Oを中心として環状に形成されている一方で、成形品Sを押し出す際には、環状体50はツールセットの中心軸線Oを中心として回動するので、成形品Sを押し出す前後において、環状体50が新たな空間を占めることがなく、省スペース化を図ることができる。
従って、この実施形態では、スペース上の制約が生じている場合には、極めて有益となる。
なお、本実施形態において、スライディングブロック開放用ウェッジ17の先端がコロ部50cと当接することにより、環状体50を回動させることにしているが、これに限らない。
たとえば、コロ部50cにかえて、図8(b)に示されるように、球面軸受け50dを用いてもよい。
この球面軸受け50dは、先端部が球面状に形成された軸部50fと、軸部50fの先端部に設けられた受板50eとから構成されている。
スライディングブロック開放用ウェッジ17が垂直に受板50eに当接せず、傾斜する方向からスライディングブロック開放用ウェッジ17が受板50eに当接する場合においても、受板50eが傾斜することにより、スライディングブロック開放用ウェッジ17の先端部を良好に受け止めることができる。
このため、スライディングブロック開放用ウェッジ17が、傾斜した場合においても、良好に環状体50を回動させることができる。
また、本実施形態においては、突出部50aと凹み部50bとがそれぞれ3箇所づつ設けられているが、それぞれ3箇所以上づつ設けられてもよい。
さらに、本実施形態においては、突出部50aが3箇所設けられており、ストッパーブロック41も3箇所づつ設けられているため、第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
図9、図10は、この発明の第3の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示している。
この実施形態においては、下第1パンチプレート34の下面には、環状に形成されたヘリカルギア51が設けられている。
図9において、この場合のヘリカルギア51の下面には、周方向に沿って、下方に向けて突出する突出部51aと、上方に向けてへこむ凹み部51bとが交互にそれぞれ三箇所づつ形成されている。
また、ヘリカルギア51の外周面には、上面側から下面側に向うに従って、漸次周方向に沿うように形成された歯部51cが形成されている。
このように構成されたヘリカルギア51は、ツールセットの中心軸線Oが中心となるように配置されている。
ヘリカルギア51の側方には、ヘリカルギア51の歯部51cに対応する連動部材17bが設けられている。連動部材17bの下端部には、ヘリカルギア51の歯部51cに噛合う歯部17dが形成された連動部17cが設けられており、連動部材17bの上端部には、抜出ナット17aが設けられている。
ダイプレート16の下面には、連動部材17bの上面を押圧する押圧部17eが設けられている。
連動部材17bの下方には、連動部17cが下方に変位した際に、連動部17cを支持する支持部材52が設けられている。
支持部材52は、支持部材45に設けられたバネ等の弾性部材45により支持されている。
このように構成された粉末成形プレス装置10においては、加圧工程の最終工程において、ヘリカルギア51の突出部51aとストッパーブロック41とが当接、係合されており、下第1パンチプレート34を第1の位置Lにて支持している。
そして、抜出工程においては、図10に示されるように、上パンチ12が上方に変位すると共に、ダイプレート16は下方に変位する。
ダイプレート16が下方に変位すると、押圧部17eが連動部材17bの上面を押圧し、連動部材17bは、下方に変位する。連動部材17bが下方に変位すると、連動部17cに形成された歯部17dがヘリカルギア51に形成された歯部51cを押圧することになり、ヘリカルギア51を周方向に回動させる。
ヘリカルギア51が周方向に回転すると、ヘリカルギア51の突出部51aとストッパーブロック41との係合状態が解除され、ストッパーブロック41の上面側には、凹み部51bが位置する。
そして、ダイプレート16が下降し、押圧部17eが連動部材17bを介して下パンチプレート34を下方に変位させ、成形品Sが充填部Aから抜き出される。
従って、この実施形態によれば、確実にヘリカルギア51を回動させることができ、成形品Sの抜出を確実に行うことができる。
なお、本実施形態においても、第2の実施形態と同様にヘリカルギア51が環状に形成されているため、第2の実施形態と同様の作用・効果を得ることができ、さらに、ヘリカルギア51の下面には、周方向に沿って突出部51aが3箇所に形成されているため、第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
図11、図12は、この発明の第4の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示した図である。なお、図1から図10に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
この場合の環状体50は、図12に示されるように、第2の実施形態と同様に形成されており、環状をなしており、下部には、突出部50a(係合部)と凹み部50bとが周方向に交互に設けられている。
そして、この環状体50の外周部には対向して連結部材27、27がそれぞれ設けられている。シリンダ25としては、エア式のもの、或いは油圧式のいずれでもよい。
この実施形態では、図11に示されるように、ダイ11の降下時、シリンダ25の駆動によって環状体50の突出部15aとストッパーブロック16との係合が解除され、ストッパーブロック16と凹み部15bとが係合されることで、下第1パンチプレート34が第1の位置Lから更に下方に至るようになっている。
その場合、各シリンダ25は、同期して駆動される場合、互いに環状体50の回転方向が同一となるよう予め設定されているのは勿論であるが、いずれか一方が単独で駆動されるようにしてもよい。この実施形態においても、基本的には前述した第2及び第3の実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、シリンダ25は、環状体50の側方に設けられるので、下第1パンチ13やコアロッド15等が密集する装置本体の中央部に設ける必要がなく、装置本体の中央部のスペースを確保することができる。
なお、図示実施形態では、下パンチが一個だけ用いられた構成のものを示したが、例えば2本等のように複数本用いる金型構造を採用することがある。そのような場合、各下パンチ14毎に環状体50、及び掛け外し機構を用い、しかも高さを変えることで容易に設けることができるので、本発明においては、図示例に限定されるものではない。
この発明は、環状に配置された係合部が、成形時に下第1パンチ及び下第1パンチプレートに生じる偏向荷重を均等に支持することができ、下第1パンチの上面がいずれの方向に傾斜することがなく、良好な成形品を成形することができるため、産業上の利用可能性が認められる。
この発明の第1の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示す、粉末が充填されたときの断面図である。 圧縮工程における断面図である。 成形品の抜き出し工程における断面図である。 成形品をダイの上に抜き出した状態を示す断面図である。 スライディングブロックの配置を示す上面図である。 この発明の第2の実施形態に係る粉末成形プレス装置を示す図面である。 (a)は環状体の断面図、(b)は環状体の底面図である。 (a)は環状体と掛け外し機構との関係を示す説明用斜視図、(b)は、球面軸受けとされた軸部の断面図である。 この発明の第3の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示す図であって、環状体と掛け外し機構との拡大説明図である。 この発明の第4の実施の形態に係る粉末成形プレス装置を示す断面図である。 図4に示された粉末成形プレス装置の抜出工程における断面図である。 (a)は環状体の断面図、(b)は環状体の底面図である。 従来の粉末成形プレス装置を示す図であって、粉末が充填されたときの断面図である。 従来の粉末成形プレス装置における圧縮工程を示す断面図である。 非点対称形状の成形品を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
符号の説明
10 粉末成形プレス装置
11 ダイ
12 上第1パンチ
13 下第1パンチ
14 下第2パンチ
15 コアロッド
16 ストッパーブロック
20 掛け外し機構
50 環状体
51 ヘリカルギア



Claims (3)

  1. 中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、
    前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、
    前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、
    前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設された環状体と、該環状体に回転自在に設けられ、前記環状体を回動させるコロ部とを備えてなり、前記突出部が前記係合部を構成していることを特徴とする粉末成形プレス装置。
  2. 中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、
    前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、
    前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、
    前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設されたヘリカルギアと、前記ヘリカルギアと噛合する連動部材とを備えてなり、前記突出部が係合部を構成していることを特徴とする粉末成形プレス装置。
  3. 中心に充填部が形成され上下動可能に支持されたダイと、該ダイの上方位置に設けられ、前記充填部に向かい進退可能に支持された上パンチと、前記充填部と上下方向に相対移動可能に取り付けられ、前記ダイと共に前記充填部を画成する下パンチと、該下パンチを支持する係合部と、前記下パンチが設けられた下パンチプレートと、前記充填部に充填された粉末の圧縮時、前記係合部と係合して前記下パンチプレートを第1の位置に支持するストッパーブロックとを備え、
    前記充填部内に粉末が充填されたとき、前記上パンチが粉末の上部を下方に押圧する一方、前記上パンチと前記ダイとの降下に伴い相対移動する前記下パンチとが、粉末の下部を上方に押圧して粉末を圧縮し、成形品を得る粉末成形プレス装置であって、
    前記係合部が同一円周上に等間隔に少なくとも三個配設されており、
    前記係合部が中心回りに回動可能に支持される一方、前記中心の延長線を中心軸として回動可能な環状をなし、かつその底面に、下方へ突出する突出部と上方へ凹んで形成された凹み部とが周方向に交互に配設された環状体と、前記環状体の側方に設置され前記環状体を回動させるシリンダ部とを備えてなることを特徴とする粉末成形プレス装置。
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