JP4519351B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチキャリア変復調方式を採用する通信装置に関するものであり、特に、DMT(Discrete Multi Tone)変復調方式やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変復調方式等により、既存の通信回線を用いたデータ通信を行う通信装置、および当該通信装置におけるサンプルクロック調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の通信装置について説明する。近年、コスト削減や既存設備の有効利用のため、新たな通信線を増設することなく、既存の電力線(電灯線)を利用して通信を行う「電力線モデム」が注目されている。この電力線モデムは、電力線により接続されている家庭内外、ビル、工場、および店舗等の電気製品をネットワーク化することにより、その製品の制御やデータ通信等のさまざまな処理を行う。
【0003】
現在、このような電力線モデムとしては、SS(Spread Spectrum)方式を用いたものが考えられている。たとえば、電力線モデムとして、SS方式を用いた場合、送信側では、所定の情報を変調後、さらに「拡散符号」を用いて拡散変調を行うことにより、信号の帯域を数十〜数千倍に広げて送信する。一方、受信側では、送信側と同一の拡散符号を用いて拡散復調(逆拡散)を行い、その後、逆拡散後の信号を上記所定の情報に復調する。
【0004】
この場合、SS方式に望ましい拡散符号としては、一般的に、自己相関特性に鋭いピークを持ち、かつ相互相関特性が小さいM系列(Maximum-length linear shift-register sequence)が用いられる。
【0005】
一方、上記SS方式を採用する通信装置と異なる変復調方式を採用する通信装置としては、たとえば、マルチキャリア変復調方式を採用する通信装置がある。ここで、マルチキャリア変復調方式を採用する従来の通信装置の動作について説明する。
【0006】
まず、マルチキャリア変復調方式として、OFDM変復調方式を採用する従来の通信装置の、送信系の動作を簡単に説明する。たとえば、OFDM変復調方式によるデータ通信を行う場合、送信系では、トーンオーダリング処理、すなわち、予め設定された周波数帯の複数のトーン(マルチキャリア)に、伝送可能なビット数の伝送データを割り振る処理を行う。具体的にいうと、たとえば、各周波数のtone0〜toneX(Xはトーン数を示す整数)に、予め決められたビット数の伝送データを割り振っている。そして、上記トーンオーダリング処理、および符号化処理が行われることにより、1フレーム毎に伝送データが多重化される。
【0007】
さらに、送信系では、多重化された伝送データに対して逆高速フーリエ変換(IFFT)を行い、逆高速フーリエ変換後のパラレルデータをシリアルデータに変換し、その後、D/Aコンバータを通してディジタル波形をアナログ波形に変換し、最後にローパスフィルタをかけて伝送データを伝送路上に送信する。
【0008】
つぎに、マルチキャリア変復調方式として、OFDM変復調方式を採用する従来の通信装置の、受信系の動作を簡単に説明する。上記と同様に、OFDM変復調方式によるデータ通信を行う場合、受信系では、受信データ(前述の伝送データ)に対し、ローパスフィルタをかけ、その後、A/Dコンバータを通してアナログ波形をディジタル波形に変換し、タイムドメインイコライザにて時間領域の適応等化処理を行う。
【0009】
さらに、受信系では、時間領域の適応等化処理後のデータをシリアルデータからパラレルデータに変換し、当該パラレルデータに対して高速フーリエ変換を行い、その後、周波数ドメインイコライザにて周波数領域の適応等化処理を行う。
【0010】
そして、周波数領域の適応等化処理後のデータは、複合処理(最尤複合法)およびトーンオーダリング処理によりシリアルデータに変換され、その後、レートコンバート処理、FEC(forward error correction:前方誤り訂正)、デスクランブル処理、CRC(cyclic redundancy check:巡回冗長検査)等の処理が行われ、最終的に伝送データが再生される。
【0011】
以上、OFDM変復調方式を採用する従来の通信装置では、CDMAやシングルキャリア変復調方式では得ることのできない、たとえば、伝送効率の良さおよび機能のフレキシビリティを利用して、高レートの通信を可能としている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、SS方式を用いた従来の電力線モデムにおいては、たとえば、与えられた帯域を埋め尽くすスペクトラムを送出してしまうため、すなわち、法規制上使用可能な周波数帯域:10KHz〜450KHzを埋め尽くすスペクトラムを送出してしまうため、他の通信方式との共存が難しく、さらに、使用帯域に対する転送レートが低い(拡張性も低い)、という問題があった。
【0013】
また、上記、OFDM変復調方式を採用する従来の通信装置においては、たとえば、キャリア検出およびシンボル同期用の領域であるプリアンブルと、物理層ヘッダと、データフィールドと、で構成されたフレーム単位に、データ通信を行っている。具体的にいうと、送信側の通信装置と受信側の通信装置との間で、図11に示すように、送信データとACKのやり取りを行うことで、データ通信を行う。しかしながら、従来の通信装置では、送信データ部分の伝送レートを向上させた場合(同一データ量のデータ長を短くした場合)においても、1フレーム内で大きな割合をしめるプリアンブルの信号長が変わらないため、送信データ部分の伝送レートの向上ほど、トータルの伝送レートが向上しない、という問題があった。
【0014】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリアンブルの信号長を短くすることにより、伝送レートを大幅に向上可能な通信装置、およびその通信方法を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通信装置にあっては、クロックマスターとして動作する装置が間欠的に送信するパイロットトーンを用いてシンボル同期を確立する構成とし、キャリア検出用の信号の領域であるプリアンブルフィールドと、物理層ヘッダフィールドと、送信データまたは応答データ記載用の領域である物理層ペイロードフィールドと、を含むデータ通信用フレームを生成し、当該フレームに対して所定の変調処理を施した信号を伝送路上に出力する送信手段と、自装置宛の伝送路上の信号に対して所定の復調処理を施す受信手段と、を備え、パイロットトーンが送信されていない一定期間を利用して、前記データ通信用フレームの送受信を行うことを特徴とする。
【0016】
つぎの発明にかかる通信装置にあっては、クロックマスターが間欠的に送信するパイロットトーンフレームによりシンボル同期が確立された通信装置間で、キャリア検出用の信号の領域であるプリアンブルフィールドと、物理層ヘッダフィールドと、送信データまたは応答データ記載用の領域である物理層ペイロードフィールドと、を含むデータ通信用フレームの送受信を行うこととし、たとえば、パイロットトーンフレームが送信されていない一定期間を利用して、送信側の通信装置が、送信データを記載したデータ通信用フレームを送信し、受信側の通信装置が、受け取った送信データに対する応答データを記載したデータ通信用フレームを送信することを特徴とする。
【0017】
つぎの発明にかかる通信装置にあっては、前記データ通信用フレームと次のパイロットトーンフレームとの間に、データ通信用フレーム長よりも短い無通信期間ができてしまうような場合、前記クロックマスターが、当該無通信期間にデータ通信用フレームを送信できるように、パイロットトーンフレームの送信を遅らせることを特徴とする。
【0018】
つぎの発明にかかる通信装置にあっては、前記応答データを、送信データを正常に受け取ったことを示す相関パターンとすることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる通信方法およびサンプルクロック生成方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0020】
実施の形態1.
本実施の形態では、既存の電力線を利用した通信装置として、たとえば、マルチキャリア変復調方式を採用する電力線モデムについて説明する。電力線モデムにおいては、たとえば、128トーンのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を送受信する場合、256個の複素IFFTを用いて、128個のDQPSKデータまたはM−QAMデータを時間軸データに変換する。したがって、キャリア間隔をΔf=4.3125KHzとした場合には、0〜552KHzまでの帯域が使用されることになる。
【0021】
図1は、本発明にかかる通信装置の構成例を示す図である。図1において、1はフレーミング回路であり、2はマッパであり、4は逆高速フーリエ変換回路(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)であり、5はパラレル/シリアル変換回路(P/S)であり、6はディジタル/アナログ変換回路(D/A)であり、7は伝送路(電力線)であり、8は結合回路であり、10は制御回路であり、11はデフレーミング回路であり、12はデマッパであり、13は相関検出回路であり、14は高速フーリエ変換回路(FFT:Fast Fourier Transform)であり、15はシリアル/パラレル変換回路(S/P)であり、16はアナログ/ディジタル変換回路(A/D)であり、17はキャリア検出器であり、21はシンボル境界判定値算出器であり、22はシンボル境界判定器であり、23は同期トーン選択器、31はサンプル同期回路である。
【0022】
そして、フレーミング回路1、マッパ2、IFFT4、P/S5、D/A6で送信系を構成し、A/D16、S/P15、FFT14、相関検出回路13、デマッパ12、デフレーミング回路11、シンボル境界判定値算出器21、シンボル境界判定器22、同期トーン選択器23、サンプル同期回路31で受信系を構成する。なお、図1では、送受信両方の構成を備えているが、これに限らず、送信系および受信系のいずれか一方を備える構成であってもよい。
【0023】
ここで、上記通信装置における送信系および受信系の基本的な動作を図面にしたがって説明する。まず、送信系の動作について説明する。たとえば、上記通信装置(電力線モデム)に接続されたデータ処理装置(図示せず)から送信データが入力されると、フレーミング回路1では、後述の図2に示すフレーミング処理を行い、そのフレームをマッパ2に出力する。そして、マッパ2では、受け取ったフレームを、制御回路10からの「トーンオーダリング選択情報」「ターボ符号長選択情報」「ビットマップ選択情報」「電力配分選択情報」等を用いてマッピング(DQPSK変調、M−QAM変調、ターボ符号化、電力配分制御等を含む)し、その結果をIFFT4へ出力する。
【0024】
そして、IFFT4では、受け取ったすべてのトーンを逆フーリエ変換することで周波数軸データを時間軸データに変換してP/S5へ出力する。
【0025】
P/S5では、IFFT4から出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換し、さらに、そのシリアルデータをD/A6へ出力し、最後に、D/A6では、そのシリアルデータに対してディジタル/アナログ変換を行い、そのアナログ信号を、結合回路8および電力線7を介して、電力線7に接続された他の通信装置(図示せず)へ送信する。
【0026】
つぎに、受信系の動作について説明する。なお、ここでは、説明の便宜上、伝送路7に通信装置が1台しか接続されていないので、図1の受信系の構成を用いて説明を行う。また、受信系の動作は、シンボル同期が確立されていることを前提として説明する。
【0027】
まず、上述のように送信系からマルチキャリアデータが送信されると、他の通信装置の受信系では、送信系の動作とは逆の動作を行い、データを復調する。具体的にいうと、送信側の通信装置から送られてきたすべてのマルチキャリアデータを、結合回路8を介して取り込み、A/D16が、アナログ/ディジタル変換を行う。続いて、キャリア検出器17が、キャリアセンスおよびトーン検定によりキャリア検出用フィールド(プリアンブル)を検出する。
【0028】
その後、S/P15では、同期が確立されたシンボルタイミングに基づいて、ディジタルデータに変換されたシリアルデータをパラレルデータに変換し、そのデータをFFT14へ出力する。
【0029】
FFT14では、前記パラレルデータに対してフーリエ変換を行うことにより、時間軸のマルチキャリア信号を周波数軸上のデータに変換し、その周波数軸データをデマッパ12へ出力する。なお、相関検出回路13では、受信フレーム内の伝達経路を識別するためのコードである「ID(図3参照)」から、受信中のフレームが自装置に対するものであるかどうかを判断する。その後、デマッパ12では、受信中のフレームが自装置に対するものであれば、制御回路10によって指定された「FEQ係数情報」「ターボ復号に関する情報」「ビットマップ情報」「トーンオーダリング選択情報」等を用いて、受け取った周波数データを復調する。
【0030】
最後に、デフレーミング回路11では、復調後のデータから、送信フレーム内のデータ(図2参照)のみを切り出すデフレーミング処理を行うことで、受信データを生成し、この通信装置に接続された機器(図示せず)にその受信データを出力する。なお、デフレーミング処理とは、フレーミング回路1によるフレーミング処理とは逆の処理であり、一次復調されたデータのフレームから、後述のプリアンブルおよび物理層ヘッダを分離して、物理層ペイロードのみを合成する処理、すなわち、受信データをもとの送信データの形に再構成する処理のことをいう。
【0031】
図2は、上記フレーミング回路1によるフレーミング処理で生成されるフレームの構成例を示す図である。図2に示すフレームは、キャリア検出用の信号の領域であるプリアンブルフィールド(AGC:1シンボル)と、伝達経路を示すコード(ID:1シンボル),サンプルクロック/シンボルクロック同期用信号(PT1,PT2:各1シンボル)等を含む物理層ヘッダフィールドと、論理データの境界識別用コード,ビットマップ一致/不一致検出用コード,コマンドフィールド,グループコード等の制御情報、や送信データを含む物理層ペイロードフィールドと、フレームの終端を示すEOF(1シンボル)、から構成され、このフレームがフレーミング回路1にて生成され、前述の処理で変調後、伝送路7に出力される。本実施の形態では、シンボル同期の確立処理を、従来のようにプリアンブル(たとえば32シンボル)を用いて行うのではなく、クロックマスターとなる通信装置が間欠的に送信するパイロットトーンフレームを用いて行う構成とすることで、プリアンブルフィールドの信号長を大幅に短くする。
【0032】
また、伝送路上のフレームは、伝送路に接続されたすべての通信装置で受け取られ、制御回路10では、受け取った信号の識別を行った上で自分の持つコードと一致した場合にのみ、伝送路上に送信されているデータが自分宛であると判断し、後続のペイロード部分の内容を理解する。また、自分宛でないと判断した場合は、動作を行わない。
【0033】
図3は、パイロットトーンと、通信装置がデータ通信に用いるトーンと、を示す図である。たとえば、4.3125kHz間隔の128本(#0〜#127)のトーンを想定した場合、シンボル周波数のM倍のトーン(M=24,40,56,72,88)をパイロットトーンとして使用し、それ以外のトーンを用いてデータ通信を行う。
【0034】
また、図4は、上記フレームの伝送路上の状態と、FFTに入力されるシンボルの単位と、を示す図である。たとえば、本実施の形態において、上記フレームを構成するシンボルは、図4に示すとおり、16サンプルのサイクリックプレフィックス(CP)と、256サンプルのデータ部分で構成され、1シンボルが272サンプルとなる。したがって、受信側では、既知のタイミングで挿入されたCPを削除した状態(図4の“復調FFTへ”に相当)でデータの復調を行う。なお、上記データ部分とは、通信の最小単位であり、送信するすべてのトーンの合成波を、256点サンプルで表現したものである。また、CPとは、シンボル間干渉を防ぐためにシンボル間に挿入されるものであり、データ部分の終端16サンプルを複製して貼り付けたものであり、これにより、CPとデータ部分が連続的な波形となる。
【0035】
つぎに、上記通信装置におけるシンボル同期の確立方法について説明する。なお、本実施の形態では、シンボル周波数FをF=4.3125kHzとし、D/A6およびA/D16のサンプリング周波数SをS=1.104MHzとする。この場合、1シンボル時間の信号は、S/F(256サンプル)+CP(16サンプル)=272サンプルで構成されることになる。また、ここでいうシンボルとは、通信の最小単位であり、たとえば、通信に使用する複数トーンの合成波を、272個のサンプルデータで表現したものである。また、IFFT4およびFFT14が256サンプルに対応する場合、生成可能なトーン周波数は、F×x(x=1〜128)となり、128本のトーンが利用可能となる。
【0036】
まず、上記通信装置の受信系では、起動時およびデータ通信を行っていないときに、マスタ装置(クロックマスター)が送信するパイロットトーンを用いて、シンボル同期を確立し、いつでもデータ通信を開始できるように準備しておく。具体的にいうと、まず、A/D16が、伝送路上の信号を、272点サンプリングを行うことにより取り込む。そして、シンボル境界判定値算出部21が、A/D変換後のパイロットトーンのサンプリングデータを用いて、他の通信装置とのシンボル同期を確立するための演算を行う。
【0037】
シンボル境界判定値算出器21では、上記パイロットトーンのサンプリングデータを用いて、シンボル境界の判定に必要な判定値を算出する。なお、同期トーン選択器23では、制御回路10の指示で、複数のトーンの中から少なくともいずれか1本のパイロットトーンを選択する。選択されたパイロットトーンの周波数が、たとえば、シンボル周波数のM倍のトーン(M=24,40,56,72,88)であった場合、シンボル境界判定値算出器21では、過去S/F+CP=272個のサンプルデータをバッファリングし、後述するシンボル境界判定値を算出する。ただし、ここでは、バッファの先頭の内容をD0とし、さらに、最後の内容をD(S/F+CP)-1とする。シンボル境界判定値は、新しいサンプルデータが得られる度に、最新のS/F+CP=272個のサンプルデータを用いて算出する。
【0038】
つぎに、シンボル境界判定器22では、たとえば、過去S/F+CP=272回分のシンボル境界判定値の最大値が、どのタイミングで発生したかを検索し、検索されたタイミングを用いてシンボル同期を確立する。
【0039】
図5は、スレーブ装置におけるシンボル同期の確立方法の具体例を示す図である。ここでは、パイロットトーンとして、たとえば、24倍トーン(トーン24)が選択された場合(M=24)について説明する。なお、パイロットトーンは、前述したように、シンボル周期単位に同相の信号である。
【0040】
図5(a)は、複数トーンの合成波から、パイロットトーンだけを表現したものである。図5(a)において、パイロットトーンは、1シンボル期間内に25.5周期分(CP含む)の正弦波信号を含むため、1シンボルをS/F+CP=272点でサンプリングしている場合、16サンプルで1.5周期となり、16サンプル毎に符号が反転した値を持つ。
【0041】
まず、シンボル境界判定値算出器21では、新しいサンプルデータが得られる度に、最新のS/F+CP=272個のサンプルデータを用い、かつ16サンプル単位に値を反転させて、同期加算を行う。すなわち、図示のとおり、16サンプル単位にサンプル値を反転させ、かつ1シンボル長の範囲で同期加算を行う。
【0042】
図5(b)は、シンボル境界判定値の算出範囲の一例を示す図であり、図5(c)は、同期加算結果の一例を示す図であり、図5(d)は、同期加算結果におけるサンプルデータの絶対値の加算結果、すなわち、シンボル境界判定値を示す図である。図示のように、シンボル境界判定値の算出範囲がAの場合(図5(b)参照)は、パイロットトーンの信号が強調され、振幅が17倍となる1.5周期分の同期加算結果を得ることができる(図5(c)A´参照)。また、この場合、シンボル境界判定値が最大となる(図5(d)参照)。そして、シンボル境界判定値の算出範囲がAからずれる程に、シンボル境界判定値が段階的に減少する。なお、選択されたパイロットトーン(M=24)以外のトーンの信号成分については、上記同期加算により打ち消され、その値が0となる。
【0043】
一方、シンボル境界判定値の算出範囲がBの場合(図5(b)参照)は、272点の信号の前半(D0〜D135)と後半(D136〜D272)とが同相信号となるため、上記同期加算(16サンプル単位に反転)によりパイロットトーンの信号が相殺され、振幅が0となる1.5周期分の同期加算結果を得ることができる(図5(c)B´参照)。また、この場合、シンボル境界判定値が最小となる(図5(d)参照)。
【0044】
そして、シンボル境界判定値算出器21からの出力を受け取ったシンボル境界判定器22では、1シンボル期間にわたるシンボル境界判定値が最大となるタイミングを検出し、これを、各通信装置間のシンボルタイミングとして使用する。
【0045】
このように、シンボル同期を確立する場合は、16n(nは自然数)+8を満たすパイロットトーン(トーン24,40,56,72,88)を用いてシンボル同期処理を行う。具体的にいうと、上記パイロットトーンに対して、1/17シンボル長(16サンプル)単位に値を反転させかつ1シンボル長範囲で、サンプリングデータの同期加算を行い、その同期加算結果におけるサンプリングポイントの絶対値の総和(シンボル境界判定値)が最大となるタイミングを、各通信装置間のシンボルタイミング(後述するシンボル同期信号の出力タイミング)と定義する。
【0046】
つぎに、上記通信装置におけるサンプルクロック調整方法について説明する。図6は、サンプル同期回路31の構成を示す図である。図6において、41はFFTモジュールであり、42は位相算出回路であり、43は位相調整回路であり、44はサンプルクロック生成部であり、45はカウンタであり、46はサンプルクロック生成用制御回路である。
【0047】
ここで、上記サンプル同期回路31によるサンプルクロック調整処理について説明する。図7および図8は、サンプルクロック生成処理を示す図である。まず、受信シンボル判定後(ステップS1)、A/D16では、伝送路上のアナログ信号を現在のサンプルクロックを用いてサンプルする(ステップS1)。
【0048】
つぎに、FFTモジュール41内のメモリでは、シンボル同期信号の受信タイミング(図8参照)で、すなわち、サンプルクロック生成用制御回路46がカウンタ45の出力値を参照して生成した書き込み制御信号に基づいて、各A/Dサンプルデータの書き込みを開始する(ステップS2)。そして、それぞれ1シンボル分(272サンプル)のA/Dサンプルデータが書き込まれた段階で(つぎのシンボル同期信号の受信タイミング)、FFTモジュール41内のFFTが、FFT処理を開始する(ステップS3)。なお、各A/Dサンプルデータは上記処理以降も継続的に書き込まれており、シンボル単位にFFT処理が実行される。
【0049】
つぎに、位相算出回路42では、サンプルクロック生成用制御回路46が生成した制御信号のタイミングで、すべてのパイロットトーンのレベル測定処理および位相算出処理を実行する(ステップS4)。たとえば、レベル測定処理では、パイロットトーン単位に、上記FFT処理結果の実数部および虚数部のレベルを測定する。また、位相算出処理では、パイロットトーン単位に、上記FFT結果から角度値(0〜360°)を算出する。
【0050】
つぎに、位相調整回路43では、上記個々のレベル測定結果を受け取り、サンプルクロック生成用制御回路46が生成した制御信号のタイミングで、最も受信レベルの高い(信頼性の高い)パイロットトーンを選択する(ステップS5)。そして、選択されたパイロットトーンの予め規定された目標位相と実際の受信位相(上記角度値)とを比較し(ステップS6)、その位相差に応じてサンプルクロックの位相調整量を算出する(ステップS7)。たとえば、パイロットトーンの受信を開始後、1回目の位相調整時には、迅速にサンプル同期を確立する必要があるため、当該位相差をそのまま位相調整量とし、一方、2回目の位相調整時には、ノイズ等の影響を考慮して当該位相差に対して重み付け処理(たとえば「×50%」等とする)を行い、その結果を位相調整量とする。
【0051】
最後に、サンプルクロック生成回路44では、つぎのシンボル同期信号の受信タイミング(図9参照)で、すなわち、サンプルクロック生成用制御回路46が生成したロード信号のタイミングで、上記位相調整量を取り込み、現在のサンプルクロックの位相を補正する(ステップS8)。
【0052】
なお、ここでは、FFTモジュール41内のメモリに、1シンボル分のA/Dサンプルデータが書き込まれる毎に、上記ステップS3〜S8の処理を繰り返し実行する。
【0053】
また、上記図8においては、複数のパイロットトーンの中からいずれか1本を選択したが、これに限らず、予め決められている特定のパイロットトーン(たとえばトーン56)を用いることとしてもよい。この場合、位相調整回路43ではサンプルクロック生成用制御回路46が生成した制御信号のタイミングで、受け取ったレベル測定結果と予め規定されたしきい値とを比較する。そして、レベル測定結果がしきい値よりも高い場合に、サンプルクロックの位相調整量を算出する。ただし、レベル測定結果がしきい値よりも低い場合には、位相調整量算出処理を行わない。
【0054】
以上、ここまでの説明では、通信装置の基本的な動作、シンボル同期の確立方法、およびサンプルクロック調整方法について説明してきた。以降の説明では、上記図2に示すフレームを用いてデータ通信を行う場合の、本実施の形態の通信方法について説明する。
【0055】
図9は、実施の形態1の通信方法を示す図である。なお、ここでは、クロックマスターとして動作する通信装置が、間欠的にパイロットトーンフレーム(PTF)を出力する。また、図示のデータおよびACK(送信データを正常に受け取ったことを示す複数シンボルのデータ)は、図2における物理層ペイロードフィールドに相当する。
【0056】
たとえば、データ通信を行う通信装置間では、PTFが送信されていない期間を用いて、送信データとそのデータに対する応答(ACK)のやり取りを行う。このとき、送信側の通信装置と受信側の通信装置との間では、送信データを含むデータ通信用フレーム(図2参照)と、それに対する応答(ACK)を含むデータ通信用フレーム(図2参照)のやり取りを、PTFが送信されていない一定期間を利用して、繰り返し実行する。
【0057】
このように、本実施の形態では、パイロットトーンフレームを用いてシンボル同期を確立することで、データ通信用フレームを構成するプリアンブルフィールドを短縮した。そして、パイロットトーンフレームが送信されていない一定期間を利用して、送信データおよびその応答のやり取りを行うこととした。これにより、データ通信フレームにおけるプリアンブルフィールドの割合を小さくすることができるため、伝送レートを大幅に向上させることができる。
【0058】
なお、本実施の形態では、ACKとして、送信データを正常に受け取ったことを示すデータを複数シンボルにわたって送信する構成としているが、これに限らず、たとえば、ACKを、送信データを正常に受け取ったことを示す1シンボルの相関パターンとしてもよい。すなわち、データ通信用フィールド内の物理層ペイロードフィールドを大幅に短縮する。これにより、さらに、伝送レートを大幅に向上させることができる。
【0059】
実施の形態2.
図10は、実施の形態2の通信方法を示す図である。なお、前述同様、クロックマスターとして動作する通信装置が、間欠的にパイロットトーンフレーム(PTF)を出力する。ここでは、前述の実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。
【0060】
たとえば、データ通信を行う通信装置間では、PTFが送信されていない期間を用いて、送信データとそのデータに対する応答(ACK)のやり取りを行う。このとき、送信側の通信装置と受信側の通信装置との間では、送信データを含むデータ通信用フレーム(図2参照)と、それに対する応答(ACK)を含むデータ通信用フレーム(図2参照)のやり取りを、PTFが送信されていない一定期間を利用して、繰り返し実行する。さらに、図10(a)にように、データ通信用フレームと次のPTFとの間に、データ通信用フレーム長よりも短い無通信期間ができてしまうような場合、クロックマスターでは、当該無通信期間にデータ通信用フレームを送信できるよう、PTFの送信を遅らせる(図10(b)参照)。
【0061】
このように、本実施の形態においては、PTFを遅らせることで無駄な無通信期間をなくすことができるため、前述の実施の形態1よりもさらに伝送効率を向上させることができる。なお、本実施の形態では、前述の実施の形態1と同様、ACKを、送信データを正常に受け取ったことを示す1シンボルの相関パターンとしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、パイロットトーンフレームを用いてシンボル同期を確立することで、データ通信用フレームを構成するプリアンブルフィールドを短縮した。そして、パイロットトーンフレームが送信されていない一定期間を利用して、送信データおよびその応答データのやり取りを行う構成とした。これにより、データ通信フレームにおけるプリアンブルフィールドの割合を小さくすることができるため、伝送レートを大幅に向上させることが可能な通信装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0063】
つぎの発明によれば、パイロットトーンフレームを用いてシンボル同期を確立することで、データ通信用フレームを構成するプリアンブルフィールドを短縮した。そして、パイロットトーンフレームが送信されていない一定期間を利用して、送信データおよびその応答データのやり取りを行うこととした。これにより、データ通信フレームにおけるプリアンブルフィールドの割合を小さくすることができるため、伝送レートを大幅に向上させることが可能な通信方法を得ることができる、という効果を奏する。
【0064】
つぎの発明によれば、PTFを遅らせることで無駄な無通信期間をなくすことができるため、さらに伝送効率を向上させることが可能な通信方法を得ることができる、という効果を奏する。
【0065】
つぎの発明によれば、応答データを、送信データを正常に受け取ったことを示す1シンボルの相関パターンとし、データ通信用フィールド内の物理層ペイロードフィールドを大幅に短縮する構成とした。これにより、さらに、伝送レートを大幅に向上させることが可能な通信方法を得ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通信装置の構成を示す図である。
【図2】 フレーミング処理で生成されるフレームの構成を示す図である。
【図3】 パイロットトーンと通信装置がデータ通信に用いるトーンとを示す図である。
【図4】 フレームの伝送路上の状態とFFTに入力されるシンボルの単位とを示す図である。
【図5】 シンボル同期の確立方法の具体例を示す図である。
【図6】 サンプル同期回路31の構成を示す図である。
【図7】 サンプルクロック調整処理を示すフローチャートである。
【図8】 サンプルクロック調整処理を示す図である。
【図9】 実施の形態1の通信方法を示す図である。
【図10】 実施の形態2の通信方法を示す図である。
【図11】 従来の通信方法を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーミング回路、2 マッパ、4 逆高速フーリエ変換回路(IFFT)、5 パラレル/シリアル変換回路(P/S)、6 ディジタル/アナログ変換回路(D/A)、7 伝送路(電力線)、8 結合回路、10 制御回路、11 デフレーミング回路、12 デマッパ、13 相関検出回路、14 高速フーリエ変換回路(FFT)、15 シリアル/パラレル変換回路(S/P)、16 アナログ/ディジタル変換回路(A/D)、17 キャリア検出器、21 シンボル境界判定値算出器、22 シンボル境界判定器、23 同期トーン選択器、31 サンプル同期回路、41 FFTモジュール、42 位相算出回路、43 位相調整回路、44 サンプルクロック生成部、45 カウンタ、46 サンプルクロック生成用制御回路。

Claims (4)

  1. クロックマスターとして動作する装置が間欠的に送信するパイロットトーンを用いてシンボル同期を確立する通信装置において、
    キャリア検出用の信号の領域であるプリアンブルフィールドと、物理層ヘッダフィールドと、送信データまたは応答データ記載用の領域である物理層ペイロードフィールドと、を含むデータ通信用フレームを生成し、当該フレームに対して所定の変調処理を施した信号を伝送路上に出力する送信手段と、
    自装置宛の伝送路上の信号に対して所定の復調処理を施す受信手段と、
    を備え、
    パイロットトーンが送信されていない一定期間を利用して、前記データ通信用フレームの送受信を行うことを特徴とする通信装置。
  2. クロックマスターが間欠的に送信するパイロットトーンフレームによりシンボル同期が確立された通信装置間で、キャリア検出用の信号の領域であるプリアンブルフィールドと、物理層ヘッダフィールドと、送信データまたは応答データ記載用の領域である物理層ペイロードフィールドと、を含むデータ通信用フレームの送受信を行う通信方法において、
    パイロットトーンフレームが送信されていない一定期間を利用して、
    送信側の通信装置が、送信データを記載したデータ通信用フレームを送信し、
    受信側の通信装置が、受け取った送信データに対する応答データを記載したデータ通信用フレームを送信することを特徴とする通信方法。
  3. 前記データ通信用フレームと次のパイロットトーンフレームとの間に、データ通信用フレーム長よりも短い無通信期間ができてしまうような場合、
    前記クロックマスターが、当該無通信期間にデータ通信用フレームを送信できるように、パイロットトーンフレームの送信を遅らせることを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記応答データを、送信データを正常に受け取ったことを示す相関パターンとすることを特徴とする請求項2または3に記載の通信方法。
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