JP4515992B2 - 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム - Google Patents

加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム Download PDF

Info

Publication number
JP4515992B2
JP4515992B2 JP2005292312A JP2005292312A JP4515992B2 JP 4515992 B2 JP4515992 B2 JP 4515992B2 JP 2005292312 A JP2005292312 A JP 2005292312A JP 2005292312 A JP2005292312 A JP 2005292312A JP 4515992 B2 JP4515992 B2 JP 4515992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pressure processing
pressure
arm portion
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005292312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007099347A (ja
Inventor
修 別府
勇次 山口
篤 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005292312A priority Critical patent/JP4515992B2/ja
Publication of JP2007099347A publication Critical patent/JP2007099347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4515992B2 publication Critical patent/JP4515992B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing Of Containers (AREA)

Description

本発明は、第1部材と第2部材との間でワークを挟んで加圧加工する加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システムに関する。
プレス装置などワークを一対の部材で挟んで加圧加工する加工装置は公知である。
特許文献1には、少なくとも上型及び下型を備えており、両型の間に被プレス材を入れ、これを加圧成型するプレス装置において、上型及び下型のうち少なくとも一方に圧力センサを設け、この圧力センサの受圧面が被プレス材に接するように配置したものが開示されている。そして、これによれば、実際に被プレス材に印加された圧力を検出することができ、高い精度で品質管理を行うことができる、と記載されている。
また、特許文献2には、プレス成形に際して、被成形素材に対して実圧力が加わるまでは、衝撃力が加わらない程度の加圧制御で流体の供給制御をなし、その後、実圧力を検知して、フィードバック制御する成形装置の圧力制御システムが開示されている。
特開平9−220697号公報 特開平7−33455号公報
ところで、ハミガキなどのチューブ製品は、一般に、円筒状の樹脂製チューブに注入剤を充填した後、高周波加熱によって樹脂製チューブの端部を熱融着により封止して製造される。そして、このとき、高周波加熱機構を備えたチューブシール装置が用いられる。
但し、注入剤の種類によっては、酸素との接触を遮断する必要があり、そのようなチューブ製品は、窒素置換された円筒状のアルミニウム製チューブに注入剤を充填した後、アルミニウム製チューブの開口した端部を挟んで、エアーを排出するように加圧加工して封止し、その端部を所定回数折り返すことにより製造される。そして、このとき、アルミニウム製チューブの端部を加圧加工するための第1及び第2部材を備えたチューブシール装置(加圧加工装置)が用いられる。
ところが、第1及び第2部材のそれぞれが中間部で軸支された構成のチューブシール装置の場合、加圧加工を繰り返し継続していると軸支部分に弛みが生じ、最終的には、所定の圧力で加圧加工がなされなくなってチューブ製品の端部の封止が不十分となってしまう虞があるという問題がある。また、チューブの肉厚のばらつきや形状に不具合があると、チューブの端部に過剰な圧力が負荷され、それによってチューブ製品の端部の封止が不十分となってしまう虞があるという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定の圧力で加圧加工がなされているか否かを確認することができる加圧加工装置を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明は、中間部で軸支されたアーム部と、該アーム部の一端に設けられた第1加圧加工部と、該アーム部の軸支された中間部よりも他端側に設けられた動力源結合部と、を有する第1部材と、
上記第1部材の上記動力源結合部に結合され、上記第1加圧加工部が加工位置と非加工位置との間で可動となるように上記アーム部を回動させる回動動力源と、
上記回動動力源により上記アーム部が回動されて上記第1加圧加工部が加工位置に位置付けられたときに、該第1加圧加工部との間でワークを挟んで加圧加工する第2加圧加工部を有する第2部材と、
を備えた加圧加工装置であって、
上記第1部材の上記アーム部における軸支された中間部と上記第1加圧加工部との間に歪み検知手段が取り付けられている。
上記加圧加工装置は、加工済みワーク搬送装置、加工済みワーク排除装置及び制御装置との組み合わせにより、歪み量が一定の下限値よりも小さい、若しくは、一定の下限値以下の場合、及び/又は、歪み量が一定の上限値よりも大きい、若しくは、一定の上限値以上の場合に、加工済みワーク排除装置により、そのときの加工済みワークを加工済みワーク搬送装置から排除する製品製造システムを構成することができる。
上記の構成によれば、アーム部に取り付けられた歪み検知手段で検知される歪み量は、ワークに作用する圧力が高ければ高い程大きくなり、アーム部の歪み量からワークに作用する圧力を1対1対応で換算できるので、この歪み検知手段により、ワークに作用する圧力を間接的に知ることができると共に、所定の圧力で加圧加工がなされているか否かを確認することができる。
また、第1加圧加工部や第2加圧加工部に圧力検知部材が取り付けられた構成ではなく、歪み検知手段が第1部材のアーム部に取り付けられた構成であるので、歪み検知手段が加圧加工によって損傷を受けることもない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び2は、本実施形態に係るチューブ製品製造システム(製品製造システム)Sを示す。
このチューブ製品製造システムSは、チューブ送り装置11を備えている。このチューブ送り装置11は、間隔をおいて環状に設けられた複数(図2では14個)の袴部材11aを有する。これらの複数の袴部材11aは、反時計回りに、チューブセット位置、エアークリーニング位置、マーク位置合わせ位置、注入剤充填位置、チューブシール位置、かしめ位置、及び、チューブ取り外し位置の順にステップ式に順送りされるように構成されている。各袴部材11aは、円柱状の土台の上に円筒状のチューブホルダーが同軸で一体に設けられた形状に形成されている。製品加工前のチューブ(ワーク)50は、円筒状のチューブ本体51の一端に蓋52が取り付けられて封じられ、他端が開口しており、本体の外側にマーク等が印刷された構成のものであるが、各袴部材11aは、蓋52がチューブホルダーに嵌め入れられて上方に開口した状態でチューブ50を保持する。
チューブセット位置には、チューブセット装置12が設けられている。チューブセット装置12は、順次送られてくる空の袴部材11aに蓋52がチューブホルダーに嵌合するようにチューブ50をセットする。
エアークリーニング位置には、エアークリーニング装置13が設けられている。エアークリーニング装置13は、順次送られてくる袴部材11aにセットされたチューブ50の開口から圧縮空気を吹き入れてチューブ本体51内部をクリーニングする。
マーク位置合わせ位置には、マーク位置合わせ装置14が設けられている。マーク位置合わせ装置14は、順次送られてくる袴部材11aにセットされたチューブ50を軸回転させてマークの位置合わせを行うと共に、チューブ50の開口から窒素ガスを吹き入れてチューブ本体51内部を窒素置換する
注入剤充填位置には、注入剤充填装置15が設けられている。注入剤充填装置15は、順次送られてくる袴部材11aにセットされたチューブ50の開口から窒素ガスと共に注入剤を注入充填する。
チューブシール位置には、チューブシール装置(加圧加工装置)20が設けられている。チューブシール装置20は、順次送られてくる袴部材11aにセットされチューブ本体51に注入剤が注入充填されたチューブ50の開口した端部を挟んで、エアーを排出するように加圧加工する。なお、チューブ本体51の開口した端部の内側には予め樹脂接着剤が塗布されており、加圧加工の際にチューブ本体51の端部がそれを介して圧着されて封止される。
図3及び4は、そのチューブシール装置20を示す。
このチューブシール装置20は、加圧加工を行う第1及び第2部材21,22を有する。これらの第1及び第2部材21,22は、各々がくの字形に形成されて開口が横外向きになるように配置され、中間部の屈曲部で重ね合わされて固定ピン23で供留めされるように回動可能に軸支されている。また、第1及び第2部材21,22は、いずれも本体がアーム部21a,22aに構成されており、一端である下端に第1加圧加工板(第1加圧加工部)21b或いは第2加圧加工板(第2加圧加工部)22bが相互に向かい合うように設けられ、他端である上端に動力源結合部21c,22cが設けられている。第1及び第2部材21,22のそれぞれの動力源結合部21c,22cには、短尺ロッド状の連結部材24の一端が回動可能に軸支されている。
第1及び第2部材21,22に軸支された一対の連結部材24は、それらの他端が重ね合わされて長尺ロッド状の第1動力伝達部材25の一端に供留めされるように回動可能に軸支されている。
第1動力伝達部材25は、他端が一対の軸受け部材26により回動可能に支持された軸部材27の一端に回動不能に取付固定されており、軸部材27の他端には、長尺ロッド状の第2動力伝達部材28の一端が回動不能に取付固定されている。
第2動力伝達部材28は、他端にベアリング29が軸支されており、そのベアリング29と外周同士が当接するようにカム30が設けられている。また、第2動力伝達部材28には、ベアリング29をカム30に当接させる方向に付勢するコイルスプリング31が取り付けられている。
また、このチューブシール装置20は、図5に示すように、第1部材21のアーム部21aにおける軸支された中間部の屈曲部と第1加圧加工板21bとの間の部分の内側に歪みゲージ(例えば、ミネベア株式会社製 歪みゲージ FABシリーズ)(歪み検知手段)32が取り付けられている。この歪みゲージ32は、チューブ50が第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとの間に挟まれて加圧加工されるときに生じる第1部材21のアーム部21aの歪み量を検知する。アーム部21aに取り付けられた歪みゲージ32で検知される歪み量は、チューブ50に作用する圧力が高ければ高い程大きくなり、アーム部21aの歪み量からチューブ50に作用する圧力を1対1対応で換算できるので、この歪みゲージ32により、チューブ50に作用する圧力を間接的に知ることができると共に、歪み量、或いは、換算した圧力を表示等するように構成することで所定の圧力で加圧加工がなされているか否かを確認することができる。しかも、第1加圧加工板21bや第2加圧加工板22bに圧力検知手段が取り付けられた構成ではなく、歪みゲージ32が第1部材21のアーム部21aに取り付けられた構成であるので、歪みゲージ32が加圧加工によって損傷を受けるということもない。
以上の構成のチューブシール装置20では、カム30の回転に伴ってベアリング29がカム30の外周の軌跡に連動して上下動し、これによって第2動力伝達部材28が軸部材27の取付部を中心に回動する。この第2動力伝達部材28の回動によって軸部材27が軸回転し、これによって軸部材27への取付部を中心に第1動力伝達部材25が回動する。そして、この第1動力伝達部材25の回動によって第1動力伝達部材25の連結部材24との結合部が上下動し、これによって連結部材24を介して第1及び第2部材21,22が回動する。具体的には、カム30が回転して、図3に示すように、第2動力伝達部材28の他端に設けられたベアリング29が最上位置に位置付けられると、第1動力伝達部材25の連結部材24との結合部が最下位置に位置付けられ、第1及び第2部材21,22は、動力源結合部21c,22c同士が最も離間すると共に第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとが近接して合わさる。つまり、第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとが加工位置に位置付けられる。そして、カム30がさらに回転し、図4に示すように、第2動力伝達部材28の他端に設けられたベアリング29が最下位置に位置付けられると、第1動力伝達部材25の連結部材24との結合部が最上位置に位置付けられ、第1及び第2部材21,22は、動力源結合部21c,22c同士が最近接すると共に第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとが最も離間する。つまり、第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとが非加工位置に位置付けられる。従って、カム30及びカム駆動源(モーター)、並びに、第1及び第2動力伝達部材28、軸部材27、連結部材24等が第1及び第2加圧加工板21b,22bが加工位置と非加工位置との間で可動となるようにアーム部21a,22aを回動させる回動動力源を構成している。なお、回動動力源は、アーム部21a,22aを回動させるものであれば、かかるカム機構に限定されるものではなく、クランク機構や油圧機構等であってもよい。
カム30が連続して回転すると、第1及び第2加圧加工板21b,22bが加工位置と非加工位置との間を繰り返し往復し、それらが加工位置に位置付けられていない各インターバルのタイミングでチューブ50が加工位置に送られ、第1及び第2加圧加工板21b,22bが次回に加工位置に位置付けられるときに、第1及び第2加圧加工板21b,22bがチューブ50の端部を挟んで、エアーを排出するように加圧加工する。
また、チューブ50は第1加圧加工板21bと第2加圧加工板22bとの間に挟まれて加圧加工されるが、そのときチューブ50に作用する圧力に比例してアーム部21aが変形し、歪みゲージ32は、その歪み量を検知する。
かしめ位置には、かしめ装置16が設けられている。かしめ装置16は、チューブシール装置20により端部が封止された加圧加工済みチューブ50の封止端部を所定幅で複数回折り返すと共にかしめ加工する。
チューブ取り外し位置には、チューブ取り出し装置17が設けられている。チューブ取り外し装置は、加工済みチューブ50を袴部材11aから取り外して移動させる。
また、チューブ取り外し位置の近接位置には、コンベア式の製品搬送装置(加工済みワーク搬送装置)18が設けられている。製品搬送装置18は、チューブ取り出し装置17によって袴部材11aから取り外した加工済みチューブ50、つまり、チューブ製品(加工済みワーク)が載せられ、それを図示しないパッキング装置まで搬送する。
さらに、製品搬送装置18の搬送路途上には、製品搬送装置18に近接して不良品排除装置(加工済みワーク排除装置)19が設けられている。不良品排除装置19は、製品搬送装置18で搬送されるチューブ製品を選択的に排除する。この不良品排除装置19は、具体的には、圧縮空気で製品搬送装置18で搬送されるチューブ製品を搬送路から吹き落とす構成のものである。なお、この不良品排除装置19は、はね板で製品搬送装置18で搬送されるチューブ製品を搬送路から払い落とす構成のものであってもよい。
このチューブ製品製造システムSは、以上の装置群に加えて制御装置40を備えている。制御装置40は、上記装置群のそれぞれに電気的に接続されており、内蔵された中央処理装置にインストールされたプログラムに従って、各加工位置でそれぞれの装置が所定の動作をするように動作制御を行う。
具体的には、制御装置40は、チューブ送り装置11に対して、環状に配設された複数の袴部材11aを反時計回りにステップ式に順送りする動作を実施させる。チューブセット装置12に対して、順次送られてくる空の袴部材11aにチューブ50をセットする動作を実施させる。エアークリーニング装置13に対して、順次送られてくるチューブ50の開口に圧縮空気を吹き出す動作を実施させる。マーク位置合わせ装置14に対して、順次送られてくるチューブ50をマーク位置合わせのために軸回転させると共にチューブ50の開口に窒素ガスを吹き出す動作を実施させる。注入剤充填装置15に対して、順次送られてくるチューブ50の開口に窒素ガスと共に注入剤を注入する動作を実施させる。チューブシール装置20に対して、順次送られてくるチューブ50の開口した端部を挟んでエアーを排出するように加圧加工する動作を実施させる。かしめ装置16に対して、加圧加工済みチューブ50の封止端を所定幅で複数回折り返すと共にかしめ加工する動作を実施させる。チューブ取り外し装置に対して、加工済みのチューブ製品を袴部材11aから取り外して製品搬送装置18に載せる動作を実施させる。製品搬送装置18には、チューブ製品をパッキング装置まで搬送する動作を実施させる。
ところで、チューブシール装置20における加圧加工では、加圧加工を繰り返し継続していると第1及び第2部材21,22の軸支部分に弛みが生じ、最終的には、所定の圧力で加圧加工がなされなくなって端部の封止が不十分となってしまう虞がある。そこで、このチューブ製品製造システムSでは、制御装置40は、チューブシール装置20の第1部材21に取り付けられた歪みゲージ32が電気的に接続されて、歪みゲージ32によって検知されたチューブ50の加圧加工毎のアーム部21aの歪み量の情報が入力されるように構成されており、チューブ50の加圧加工時に歪みゲージ32で検知したアーム部21aの歪み量が一定の下限値Lよりも小さい(又は一定の下限値L以下である)場合に、一定以上の圧力で加圧加工がなされていないと判断して、当該チューブ製品を排除する不良品排除制御を行う。なお、上記下限値Lは、チューブ50の端部を加圧加工で所定の封止状態にするのに必要な最低圧力をアーム部21aの歪み量に換算したものである。
また、チューブ50の肉厚のばらつきや形状に不具合があると、チューブ50の端部に過剰な圧力が負荷され、それによってチューブ製品の端部の封止が不十分となってしまう虞がある。そこで、このチューブ製品製造システムSでは、制御装置40は、チューブ50の加圧加工時に歪みゲージ32で検知したアーム部21aの歪み量が一定の上限値Hよりも大きい(又は一定の上限値H以上である)場合に、過剰な圧力が負荷されて正常な加圧加工がなされていないと判断して、当該チューブ製品を排除する不良品排除制御を行う。なお、上記上限値Hは、正常な製品加工においてチューブ50の端部に負荷されうる最高圧力をアーム部21aの歪み量に換算したものである。
次に、その不良品排除制御について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
スタート後のステップS1では、チューブ50の加圧加工が行われた際に歪みゲージ32で検知したアーム部21aの歪み量を読み取り、続くステップS2に進む。
ステップS2では、アーム部21aの歪み量が一定の下限値Lよりも小さい(又は一定の下限値L以下である)か否かを判断し、YESの場合にはステップS4に進み、NOの場合にはステップS3に進む。
ステップS3では、アーム部21aの歪み量が一定の上限値Hよりも大きい(又は一定の上限値H以上である)か否かを判断し、YESの場合にはステップS4に進み、NOの場合にはステップS1に戻って次のチューブ50の加圧加工まで待機する。
ステップS4では、アラームを発し、続くステップS5に進む。
ステップS5では、上記チューブ50が加圧加工されてチューブ製品となったものが製品搬送装置18で不良品排除装置19の前まで搬送されたときに、不良品排除装置19に対して、製品搬送装置18で搬送されるチューブ製品を搬送路から落とす動作を実施させ、ステップS1に戻って次のチューブ50の加圧加工まで待機する。
以上の不良品排除制御によれば、端部の封止が不十分であるチューブ製品の流出を防止することができる。なお、不良品排出頻度が増加してきた場合には不良品発生の原因として、第1及び第2部材21,22の軸支部分の弛みが考えられるので、チューブ製品製造システムSを停止して、第1及び第2部材21,22の軸支部分の点検や部品交換等の補修を行う。
なお、上記実施形態では、チューブ製品を製造するチューブ製品製造システムSを製品製造システムとしたが、特にこれに限定されるものではなく、その他の製品を製造する製品製造システムであってもよい。
また、上記実施形態では、チューブ50の端部を挟んで加圧加工するチューブシール装置20を加圧加工装置としたが、特にこれに限定されるものではなく、その他の用途の加圧加工装置であってもよい。
また、上記実施形態では、歪みゲージ32を第1部材21のみに取り付けたが、特にこれに限定されるものではなく、第2部材22にも取り付けてもよく、また、第1部材21に複数取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、歪みゲージ32を第1部材21のアーム部21aの内側に取り付けたが、特にこれに限定されるものではなく、外側、表側、或いは、裏側のどこに取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、第2部材22も可動な部材としたが、特にこれに限定されるものではなく、可動な第1部材と不動の第2部材とで加圧加工するものであってもよい。
また、上記実施形態では、複数の装置によりチューブ製品製造システムSを構成したが、特にこれに限定されるものではなく、複数の装置がユニットとして一つの装置を構成するものであってもよい。
また、上記実施形態では、構成されていないが、歪みゲージ32での検知結果に基づいて、加圧加工の圧力をフィードバック制御するものであってもよい。
また、上記実施形態では、歪み量の上限値及び下限値のそれぞれに基づいた両側制御する構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、歪み量の上限値及び下限値のいずれか一方に基づいた片側制御する構成であってもよい。
本発明は、第1部材と第2部材との間でワークを挟んで加圧加工する加圧加工装置について有用である。
実施形態に係るチューブ製品製造システムを示すブロック図である。 実施形態に係るチューブ製品製造システムの構成を示す模式的な斜視図である。 第1加圧加工板と第2加圧加工板とが加工位置に位置付けられたときのチューブシール装置を示す斜視図である。 第1加圧加工板と第2加圧加工板とが非加工位置に位置付けられたときのチューブシール装置を示す斜視図である。 チューブシール装置の要部の正面図である。 不良品排除制御を示すフローチャートである。
符号の説明
S チューブ製品製造システム(製品製造システム)
18 製品搬送装置(加工済みワーク搬送装置)
19 不良品排除装置(加工済みワーク排除装置)
20 チューブシール装置(加圧加工装置)
21 第1部材
21a,22a アーム部
21b 第1加圧加工板(第1加圧加工部)
21c,22c 動力源結合部
22 第2部材
22b 第2加圧加工板(第2加圧加工部)
32 歪みゲージ(歪み検知手段)
40 制御装置
50 チューブ(ワーク)

Claims (1)

  1. 中間部で軸支されたアーム部と、該アーム部の一端に設けられた第1加圧加工部と、該アーム部の軸支された中間部よりも他端側に設けられた動力源結合部と、を有する第1部材と、
    上記第1部材の上記動力源結合部に結合され、上記第1加圧加工部が加工位置と非加工位置との間で可動となるように上記アーム部を回動させる回動動力源と、
    上記回動動力源により上記アーム部が回動されて上記第1加圧加工部が加工位置に位置付けられたときに、該第1加圧加工部との間でワークを挟んで加圧加工する第2加圧加工部を有する第2部材と、
    を備えた加圧加工装置であって、
    上記第1部材の上記アーム部における軸支された中間部と上記第1加圧加工部との間に歪み検知手段が取り付けられた加圧加工装置と、
    上記加圧加工装置により加圧加工された加工済みワークを搬送する加工済みワーク搬送装置と、
    上記加工済みワーク搬送装置で搬送される加工済みワークを選択的に排除する加工済みワーク排除装置と、
    上記加圧加工装置の上記第1部材の上記アーム部に取り付けられた歪み検知手段によって検知されたワークの加圧加工毎の該アーム部の歪み量の情報が入力され、歪み量が一定の下限値よりも小さい、若しくは、一定の下限値以下の場合、及び/又は、歪み量が一定の上限値よりも大きい、若しくは、一定の上限値以上の場合に、上記加工済みワーク排除装置に、そのときの加工済みワークを上記加工済みワーク搬送装置から排除させる制御装置と、
    を備えた製品製造システム。
JP2005292312A 2005-10-05 2005-10-05 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム Active JP4515992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292312A JP4515992B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292312A JP4515992B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007099347A JP2007099347A (ja) 2007-04-19
JP4515992B2 true JP4515992B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=38026666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005292312A Active JP4515992B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4515992B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04239431A (ja) * 1990-07-26 1992-08-27 Farmomac Srl 液体あるいは粘性溶液であらかじめ満たされた単位服用量容器の開放端を密封する装置
JPH1129110A (ja) * 1997-07-09 1999-02-02 Shikoku Kakoki Co Ltd ウェブのシール方法と装置および包装容器製造方法と包装容器製造装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04239431A (ja) * 1990-07-26 1992-08-27 Farmomac Srl 液体あるいは粘性溶液であらかじめ満たされた単位服用量容器の開放端を密封する装置
JPH1129110A (ja) * 1997-07-09 1999-02-02 Shikoku Kakoki Co Ltd ウェブのシール方法と装置および包装容器製造方法と包装容器製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007099347A (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4402253B2 (ja) 締め付けバンドの製造装置及び製造方法
US7213382B2 (en) Heat seal apparatus for lens packages
KR20110066839A (ko) 포대충전포장방법 및 포대충전포장기
JP4515992B2 (ja) 加圧加工装置及びそれを備えた製品製造システム
AU2010214674B2 (en) Apparatus for packaging contact lenses
US11447281B2 (en) Modular stand-alone ultrasonic sealing system
US20020095909A1 (en) Heat seal apparatus for lens packages
JP2001113335A (ja) ドラム缶溶接部押圧装置及び方法、並びにドラム缶製造装置
US20070023478A1 (en) Thermocompression bonding module and method of using the same
CN103754407B (zh) 一种电能表自动装箱装置
KR101897265B1 (ko) 배터리 셀용 라벨 부착장치
JP6950029B2 (ja) ブリスタ包装機
CA2260461C (en) Machine and method for manufacturing thermoplastic tubes
CN212122114U (zh) 一种轴承激光打标机
CN111989220B (zh) 压印箔的驱动装置,压印站和压印机及控制压印箔的驱动的方法
US20010048953A1 (en) Machine for manufacturing thermoplastic tubes
CN110977212A (zh) 轴承激光打标机
JP5832860B2 (ja) 包装用フィルムの溶断装置及び溶断方法
KR100827205B1 (ko) 렌즈 포장용 봉투의 자동 봉인 장치
JP6378891B2 (ja) 印字装置
JP5436055B2 (ja) リード線の接続装置及び接続方法
JP7383294B2 (ja) キャリアテープの熱圧着装置、キャリアテープの熱圧着装置システムおよびキャリアテープの熱圧着方法
JPH05294311A (ja) 円筒状体の外装装置
KR200389581Y1 (ko) 초음파를 이용한 카드제작용 가접착장치
JP3030599B2 (ja) 電子部品の形状加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100513

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4515992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250