JP4515795B2 - 創傷部用繊維綿、その製造方法及び装置 - Google Patents
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Description
熱処理は熱融着性繊維綿を溶融させて、剥離性繊維及び制菌性繊維を融着してネットワーク化するためのもので、従って、熱融着繊維綿が溶融する温度で1〜5分間程度熱処理される。
また、カッティング装置でカッティングされて得られる液透過性繊維綿のサイズは特に制限されないが、巾50〜200mm、長さ50〜200mm、厚さ10〜30mm程度が好ましい。
また、塗布はできるだけ均一に塗布することが好ましく、浸漬法、噴霧法等が挙げられるが、連続的に且つ均一に所定の量の抽出物を塗布するためには噴霧による塗布が好ましい。
上記装置を用いることにより、繊維綿に所望の量の抽出物を均一に且つ自動的に塗布することができる。
この製造装置は、図示のように、2台のカード1A、Bと、2個の稀釈液貯留タンク22A、22Bとを具備している。カード1Aでカーディングされてそのシート状繊維綿送出し部5Aから送り出されたシート状繊維綿46Aと、カード1Bでカーディングされてそのシート状繊維綿送出し部5Bから送り出されたシート状繊維綿46Bとは、抽出物塗布繊維綿送出しローラ13の直前でスプレーノズル装置21から稀釈液44を噴霧され、塗布面どうしが重ね合わされて積層され、所定の特性を付与された抽出物塗布繊維綿45となる。また、貯留タンク22A、22Bは片方ずつ使用し、一方の貯留タンク22Aが空になると切り換えバルブ39A、39Bを操作して他方の貯留タンク22Bに切り換える。
尚、カーディングを使用しない場合は、上記カーディングからのシート状繊維綿送り出しローラや送り出し部を、フィーダ、コンベア等のシート状繊維綿を供給できる装置に置き換えればよい。
剥離性繊維として、シリコーン加工を施したポリエステル繊維「ウオォシャブル」(帝人株式会社製)40重量%、制菌性繊維として、制菌加工を施したポリエステル繊維「ケミタックΣ」50重量%、及び熱融着性繊維綿として、ポリエステル繊維を芯とし、ポリエチレンを鞘とする芯鞘構造繊維「TBS」(帝人株式会社製)10重量%をミキシングし、解綿した後、第1ミキシングタンクに風送し、該ミキシングタンクを通過させた後第2ミキシングタンクに供給した。
次いで、カード機でカーディングしてシート状繊維綿とし、成型機で巾2m×長さ1.5m×厚さ20mmのサイズに成型した後、熱処理機で150℃で2分間熱処理し、その後、トムソンバーにより巾100mm×長さ100mm×厚さ20mmにプレスカットし、図5に示す如き創傷部用繊維綿101を得た。102は融着部を示す。
実施例1において、熱融着性繊維綿としてポリエチレン繊維を用い、創傷部用繊維綿のサイズを巾200mm×長さ200mm×厚さ30mmとした他は実施例1と同様にして、図6に示す如き創傷部用繊維綿101を得た。102は融着部を示す。
実施例1において、カード機でカーディングしたシート状繊維綿の互いの対向する面にシート状繊維綿1m2 当たりヒノキチオール0.02g(500倍希釈液10ml)を塗布した後乾燥し、塗布面同士を重ね合わせて、図7に示す如き創傷部用繊維綿101を得た。101A、101Bはシート状繊維綿、102は融着部、103は抽出物塗布層である。
上記実施例1で得た創傷部用繊維綿101を液透過性繊維綿層Xとし、この上に、乾熱滅菌したガーゼを巾100mm×長さ100mm×厚さ40mmに折り重ねた液吸収性繊維綿層Yを積層して、図8に示す如き創傷部用パッドを製造した。
上記実施例2で得た創傷部用繊維綿101を液透過性繊維綿層Xとし、この上に、乾熱滅菌したガーゼを巾200mm×長さ200mm×厚さ30mmに折り重ねた液吸収性繊維綿層Yを積層して、図9に示す如き創傷部用パッドを製造した。
上記実施例3で得た創傷部用繊維綿101を液透過性繊維綿層Xとした他は応用例1と同様にして、図10に示す如き創傷部用パッドを製造した。
上記応用例1において、乾熱滅菌したポリエステル綿104を液透過性繊維綿層Xとして用いた他は応用例1と同様にして、図11に示す如き創傷部用パッドを得た。
狭心症と無酸素脳症でベッド上に寝たきりの72才の男性患者の仙骨部の褥瘡(13cm×16cm)部の壊死組織を切除した後、イソジン生食水500mlにて1日1回洗浄、創傷部にイソジンゲルを塗布した。
上記イソジンゲル塗布面に、図8に示した応用例1の創傷部用パッド4個を用い、各液透過性繊維綿層Xを創傷部に当接させ、液透過性繊維綿層Xは1日に1回交換し、液吸収性繊維綿層Yは1日に2回交換した。
液透過性繊維綿層Xは創傷部からの滲出液を良く吸い上げ透過させるとともに、創傷部に付着することもなく、6日後には良性の肉芽の増殖が確認され、褥瘡の縮小回復が認められた。
慢性吸収不全でベッド上に寝たきりの80才の男性患者の仙骨部の褥瘡(15cm×17cm)部の壊死組織を切除した後、イソジン生食水500mlにて1日1日1回洗浄、創傷部にイソジンゲルを塗布した。
上記イソジンゲル塗布面に、図9に示した応用例2の創傷部用パッド1個を用い、その液透過性繊維綿層Xを創傷部に当接させ、液透過性繊維綿層Xは1日に1回交換し、液吸収性繊維綿層Yは1日に2回交換した。
液透過性繊維綿層Xは創傷部からの滲出液を良く吸い上げ透過させるとともに、創傷部に付着することもなく、6日後には良性の肉芽の増殖が確認され、褥瘡の縮小回復が認められた。
治験例1の患者の他の仙骨部の褥瘡(11cm×12cm)部に、図10に示した応用例3の創傷部用パッドを使用した他は治験例1と同様とした。治験例1と略同様の結果が得られた。
治験例2の患者の他の仙骨部の他の褥瘡(12cm×13cm)に、図11に示した比較応用例1の創傷部用パッド4個を当接した他は治験例2と同様とした。
治験例2の場合と比べ、滲出液の吸い上げ透過性が若干劣り、また透過性組織綿層の創傷部への付着が若干認められたが、1週間後には良性の肉芽の増殖が確認され、褥瘡の縮小回復が認められた。
従って、本発明の創傷部用繊維綿はそのまま創傷部用パッドとしても有用であるが、特に、本発明の創傷部用繊維綿を液透過性繊維綿層として用い、この上に液吸収性繊維綿層を積層したパッドは、液透過性繊維綿層により滲出液を吸い上げ透過させ、滲出液を液吸収性繊維綿層に導いて該吸収性繊維綿層に吸収させるので創傷部の治癒が促進され、極めて有用である。
21 スプレーノズル装置
22、22A、22B 貯留タンク
23 圧縮空気源
24、25 電磁弁
26 制御装置
28 スプレーノズル
34 給液管
36 空気管
42、43、46A、46B シート状繊維綿
44 稀釈液
45 抽出物塗布繊維綿
101 創傷部用繊維綿
101A、101B シート状繊維綿
102 融着部
103 抽出物塗布層
104 創傷部用繊維綿(ポリエステル綿)
X 液透過性繊維綿層
Y 液吸収性繊維綿層
Claims (15)
- 剥離性繊維綿と、制菌性繊維綿と、熱融着性繊維綿との混合繊維綿からなり、剥離性繊維綿が、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリスチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維から選ばれる少なくとも1種にシリコーン加工を施したものであり、該混合繊維綿が部分的に該熱融着性繊維綿により融着されていることを特徴とする創傷部用繊維綿。
- 制菌性繊維綿が、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリスチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維から選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1に記載の創傷部用繊維綿。
- 熱融着性繊維綿が、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリスチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維から選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の創傷部用繊維綿。
- 熱融着性繊維綿が、芯鞘構造からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の創傷部用繊維綿。
- 剥離性繊維綿が、シリコーン加工を施したポリエステル繊維からなり、制菌性繊維綿が制菌処理を施したポリエステル繊維からなり、熱融着性繊維綿がポリエステル繊維を芯とし、ポリエチレンを鞘とする芯鞘構造からなることを特徴とする請求項1記載の創傷部用繊維綿。
- 剥離性繊維綿が30〜50重量%、制菌性繊維綿が40〜60重量%、熱融着性繊維綿が5〜15重量%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の創傷部用繊維綿。
- 混合繊維綿にヒノキ科の木からの抽出物を塗布してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の創傷部用繊維綿。
- 抽出物がヒノキチオールを主成分とすることを特徴とする請求項7記載の創傷部用繊維綿。
- 抽出物の塗布量が混合繊維綿1m2 当たり0.003〜0.1gであることを特徴とする請求項7又は8記載の創傷部用繊維綿。
- ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリスチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維から選ばれる少なくとも1種にシリコーン加工を施した剥離性繊維綿、制菌性繊維綿及び熱融着性繊維綿を混合し、解綿し、ミキシングタンクでミキシングし、カーディングし、成型し、熱処理し、カッティングすることを特徴とする創傷部用繊維綿の製造方法。
- 剥離性繊維綿が30〜50重量%、制菌性繊維綿が40〜60重量%、熱融着性繊維綿が5〜15重量%であることを特徴とする請求項10記載の創傷部用繊維綿の製造方法。
- 巾1〜2m、長さ1〜2m、厚さ10〜40mmに成型することを特徴とする請求項10又は11記載の創傷部用繊維綿の製造方法。
- 巾50〜200mm、長さ50〜200mm、厚さ10〜30mmにカッティングすることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の創傷部用繊維綿の製造方法。
- カーディングして得られる2層のシート状繊維綿の互いに対向する面にヒノキ科の木からの抽出物を塗布した後、塗布面同士を重ね合わせることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の創傷部用繊維綿の製造方法。
- ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリスチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維から選ばれる少なくとも1種にシリコーン加工を施した剥離性繊維綿、制菌性繊維綿及び熱融着性繊維綿からなり、連続的に供給されるシート状繊維綿の近傍に圧縮空気によりヒノキ科の木からの抽出物の稀釈液を噴霧するスプレーノズルを配置し、該スプレーノズルに前記稀釈液の貯留タンクを流量制御用電磁弁を備えた給液管により接続するとともに、前記スプレーノズルに圧縮空気源を流量制御用電磁弁を備えた空気管により接続し、さらに前記圧縮空気源を空気管により前記貯留タンクに接続し、前記連続的に供給されるシート状繊維綿に連動して前記電磁弁の開閉を自動制御する制御装置を設けてなることを特徴とする創傷部用繊維綿の製造装置。
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