JP4515288B2 - 容器の口筒部 - Google Patents

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Description

本発明は、簡単な操作で開封できるようにした容器の口筒部に関するものである。
口筒部と、該口筒部の閉塞部材を一体化したチューブ容器は、従来より知られている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
上記特許文献1記載のチューブ容器は、シール材を容器のヘッドピースの形に成形し、該成形品をヘッドピース成形用金型にインサートし、ポリプロピレン樹脂を射出成形するようにして、シール材を密着したヘッドピースを成形してチューブ容器としており、容器の口部に、頂壁部に開封用突起を設けたキャップを被蓋している。
チューブ容器の使用にあたって、キャップを開蓋して、開封用突起で口部のシール材を開封して注出口を形成するようにしており、容器から取外したキャップを反転させ、突起を突き刺すようにしているので、注出口の形成が簡単でないという問題があった。
また、使用中に、開封用突起に触れて怪我をしないように、キャップの内周壁を高くしなければならないという構造的な問題があった。
上記特許文献2記載のチューブ容器は、ヘッドピース(ネック部)と、倒立状態としたキャップとを薄肉架橋部を介して一体成形し、チューブ容器を成形している。
使用にあたっては、薄肉架橋部をちぎって蓋体をチューブ容器から分離して、注出口を形成するようにしている。
しかしながら、薄肉架橋部は、ヘッドピースと同じ樹脂を用い、全周に成形されるため、樹脂の種類、構造によっては、蓋体の分離にあたって、薄肉架橋部が簡単にちぎれない場合があった。
特開2002−2739号公報 実開平7−26353号公報
本発明は、上記の問題点を解決することを課題とし、アルミ箔積層シート等をシート部材として口筒部に装着し、注出筒部と、該注出筒部に破断容易なブリッジを介して連設した除去頭部によって口筒部を形成した容器の口筒部であって、除去頭部を切離してブリッジの破断とともにシート部材を切断し、注出筒を簡単に開封できるようにした容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、容器の口筒部として、注出筒部と、該注出筒部にブリッジにより連結された除去頭部とからなる口筒部を具えた容器であって、除去頭部の内周面とブリッジの内周面にシート部材が装着され、シート部材は、インサート成形によって注出筒部とブリッジ、除去頭部と一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
容器の口筒部の別実施例として、注出筒部と、該注出筒部にブリッジを介して連設された除去頭部とからなる口筒部を具えた容器であって、除去頭部の外周面とブリッジのの外周面にシート部材が装着され、シート部材は、インサート成形によって注出筒部とブリッジ、除去頭部と一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
シート部材の実施例として、 シート部材が、アルミ積層樹脂フィルム、または合成樹脂フィルムによって成形されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の容器の口筒部は、口筒部に切断可能なシート部材をインサート成形によって装着し、口筒部は、注出筒部と、該注出筒部の所定の位置に複数のブリッジによって連設した除去頭部によって形成しているので、キャップを開いて、除去頭部に一定の力を加えることによって、ブリッジを破断するとともに、シート部材を切断して除去頭部を切離すことができ、注出筒を開封することが簡単にできるようになった。
次に、本発明の容器の口筒部を具備したチューブ容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aはチューブ容器、Bはキャップである。
チューブ容器Aは、口筒部1と肩部2とからなるヘッドピース3と、肩部2の下端周縁に連設された胴部4によって構成されている。
口筒部1は、注出口を形成する注出筒部5と、該注出筒部5に複数のブリッジ6によって連設された除去頭部7とから構成され、口筒部1と肩部2の内周面には、帽子状のシート部材8がインサート成形により融着されている。
注出筒部5の外周にはねじ9が螺設され、その下方に係止突条10が突設されている。
内周の所定の位置に、段部11が設けられ、その内周縁に沿って、前記ブリッジ6が立設されている。
除去頭部7は、下端をブリッジ6に接続した側周壁12と、上壁13とを具えており、側周壁12の上半部分は、ローレット14が刻設されている。
シート部材8は、アルミ積層フィルム、PET、ポリエチレンその他切断可能な薄肉シート15によって帽子状に形成され、ヘッドピース3の射出成形時に、金型にインサートし、除去頭部7、ブリッジ6,注出筒部5、肩部2の内周面に融着されている。
胴部4は、押出し成形等の公知の方法によって円筒形に成形され、公知の方法によってヘッドピース3に接合され、チューブ容器が成形される。
キャップBは、頂壁20と側周壁21とを具えており、側周壁21には、注出筒部5の上端に接合する段部22が設けられ、その下方内周面には、注出筒部5上端部外周に係合する膨出突条23が設けられ、該膨出突条23の下方に注出筒部5のねじ9に螺合するねじ24が設けられている。
側周壁21の下端には、複数の連結片25を介して、内周に、注出筒部5の係止突条10に係合する膨出突条を設けた係止リング26が接続され、ピルファープルーフ機構が形成されている。
チューブ容器の使用にあたって、キャップBを開蓋し、口筒部1の除去頭部7を手で摘み、廻動もしくは折曲すると、ブリッジ6が破断されるとともに、除去頭部7と注出筒部5との間のシート部材8が切断される。
そのことによって、除去頭部7は、注出筒部5から切離され、注出孔が開口される。
その際、ブリッジ6は簡単に破断されるので、除去頭部7の切離しは極めて簡単に行われる。
また、除去頭部7の側周壁12に、ローレット14が刻設されているので、廻動操作は確実に行われる。
内容液の注出後には、注出筒部5にキャップBを被嵌して、チューブ容器をしまっておくが、閉蓋時には、注出筒部5の上端にキャップBの段部22が接合し、上端外周面がキャップBの膨出突条23によって締着されるので、注出筒部5が密封され、外部から大気中の塵埃や、雑菌が入ることが阻止される。
上記実施例では、ブリッジ6を注出筒部5の段部11の内周縁に沿って立設し、その上部に除去頭部7を連設したが、ブリッジ6は、注出筒部5と除去頭部7との間に架設してあればよく、注出筒部5上端から水平に延び、除去頭部7と接続するようにしたものでもよい。
次に、シート部材の変形実施例について説明する。
前記実施例では、シート部材をヘッドピースの内周面の全域に装着するようにしたが、除去頭部をブリッジ、注出筒の上端部だけに装着させるようにしてもよい。
図3において、1aは、注出筒部5aと、該注出筒部5aに複数のブリッジ6aを介して連設された除去頭部7aとからなる口筒部である。
注出筒部5aの所定位置には、内方に突出する突条30が設けられ、突条30の上面内周縁に沿って前記ブリッジ6aが立設され、その上端は、除去頭部7aに接続している。
シート部材8aは、帽子状に成形され、除去頭部7aの内周面と、ブリッジ6aの内面、および突条30の内周面と下面30aにインサート成形により融着されている。
口筒部1aのその他の部分の構造、およびキャップB、容器の肩部、胴部の構成は、第1実施例と同一であり、本実施例は、前記第1実施例と同一の作用効果を得ることができる。
次に、シート部材を除去頭部の外周面に装着した実施例について説明する。
図4において、1bは口筒部で、注出筒部5bと、該注出筒部5bに複数のブリッジ6bを介して連設された除去頭部7bとからなっている。
注出筒部5bの所定位置には、内方に突出する突条35が設けられ、突条35の内周面35aには、ブリッジ6bが突設されている。
ブリッジ6bの上端は、除去頭部7bの下面36に接続しており、ブリッジ6bの外周面、除去頭部7bの側周壁下部37の外周面は面一となっている。
シート部材8bは、下端をフランジ38とした円筒形に成形され、除去頭部7bの側周壁下部37の外周面と、ブリッジ6bの外周面、突条35の上面35bにインサート成形により融着されている。
口筒部1bのその他の部分の構造、およびキャップB、容器の肩部、胴部の構成は、前記各実施例と同一であり、本実施例は、前記各実施例と同様の作用効果を得ることができる。
前記各実施例では、チューブ容器について説明したが、本発明の口筒部の構成は、ブローボトルやパウチ等種々な容器に応用することができる。
本発明は、口筒部に、アルミ積層シート等をシート部材として装着し、注出筒部と、該注出筒部に破断容易なブリッジを介して連設した除去頭部によって口筒部を形成し、口筒部の除去頭部を切離して、ブリッジの破断とともにシート部材を切断して、注出筒を簡単に開封できるようにしたので、チューブ容器、パウチなど、各種の容器に適用できる。
本発明の第1実施例のチューブ容器の一部断面立面図である。 チューブ容器のブリッジ部分を拡大した斜視図である。 チューブ容器の第2実施例の一部断面立面図である。 チューブ容器の第3実施例の一部断面立面図である。
符号の説明
A チューブ容器
B キャップ
1、1a、1b 口筒部
2 肩部
3 ヘッドピース
4 胴部
5、5a、5b 注出筒部
6、6a、6b ブリッジ
7、7a、7b 除去頭部
8、8a、8b シート部材
9、24 ねじ
10 係止突条
11、22 段部
12 側周壁
13 上壁
14 ローレット
15 薄肉シート
20 頂壁
21 側周壁
23 膨出突条
25 連結片
26 係止リング
30、35 突条
36 下面
37 側周壁下部
38 フランジ

Claims (3)

  1. 注出筒部と、該注出筒部にブリッジにより連結された除去頭部とからなる口筒部を具えた容器であって、
    除去頭部の内周面とブリッジの内周面にシート部材が装着され、
    シート部材は、インサート成形によって注出筒部とブリッジ、除去頭部と一体化されていることを特徴とする容器の口筒部。
  2. 注出筒部と、該注出筒部にブリッジを介して連設された除去頭部とからなる口筒部を具えた容器であって、
    除去頭部の外周面とブリッジの外周面にシート部材が装着され、
    シート部材は、インサート成形によって注出筒部とブリッジ、除去頭部と一体化されていることを特徴とする容器の口筒部。
  3. シート部材が、アルミ積層樹脂フィルム、または合成樹脂フィルムによって成形されていることを特徴とする請求項1〜2記載の容器の口筒部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1024942A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Daiwa Can Co Ltd レトルト殺菌可能な容器
JP2000229631A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Toppan Printing Co Ltd ガスバリア性注出口栓

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