JP4514980B2 - 缶体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶胴の外面に印刷された模様と、この模様に位置合わせして加工される凹凸部とを有する缶体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、意匠性の向上を目的として、缶胴の外周面に印刷された模様(文字やデザイン)に位置合わせして凹部や凸部を形成することによって、この模様を浮き上がらせたり窪ませたりする缶体が開発されている。凹部や凸部(以下、「凹凸部」と称する)を形成する際には、模様に対する位置合わせをするために、模様とともに位置合わせ用マークを印刷しておき、印刷されたマークの位置を検出し、この検出結果に基づいて、模様に対する凹凸部の加工位置が決定される。従来、マークは缶胴のボトム部近傍に印刷されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、位置合わせ用マークが印刷される缶胴のボトム部近傍は、各加工工程において缶胴を搬送する際に凹んだり傷付いたりする場合があった。例えば、いわゆる2ピース缶を構成する缶胴は、印刷・乾燥工程から次の工程に搬送される際、エアフローコンベヤによって複数同時に搬送されるが、搬送中にコンベヤの側壁に衝突したり、隣り合う缶胴と衝突したりして、主にボトム部近傍が凹まされたり傷付けられたりする。特に、エアフローコンベヤが何らかの理由で一定時間停止してから再び搬送開始する場合においては、エアフローコンベヤ上に缶胴が少ない状態で搬送開始するので、缶胴はエアフローによって勢い良く搬送され出し、側壁や他の缶胴と衝突した際、大きな衝撃を受ける。
さらに、ボトム部近傍には静電気の影響で外周面にリング状の汚れが付着するといった現象も生じていた。
このように、缶胴のボトム部近傍は凹みや傷付き、あるいは汚れを生じやすく、したがって、マークの印刷位置を缶胴のボトム部近傍に設定すると、マーク検出が精度良く行えない場合があり、これに伴って、模様と凹凸部との位置合わせが精度良く行えないといった問題があった。
【0004】
一方、マークの印刷位置を缶胴の上部に設定することによって、搬送時に受ける凹みや傷付きを回避することが考えられる。しかしながら、缶胴の上部はネッキング加工や缶蓋との巻き締め加工等の際、引張り加工を受けるので、この引張り部分にマークが設けられると、引張り加工とともに伸びて乱れた形状となる。缶胴の上部は飲み口に近いため、形状の乱れたマークが缶胴の上部に配置されると、飲用の際、不快感を与える。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、模様が印刷された缶胴の外面に凹凸部を形成する際、模様と凹凸部とを精度良く位置合わせできるとともに、飲用の際、不快感を与えない缶体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の缶体は、缶胴の外面に印刷された模様と、前記模様に位置合わせして加工される凹部及び凸部の少なくとも一方とを有する缶体であって、前記缶胴は、アルミ板から絞り・しごき加工により製造され、エアフローコンベアにて移送される構成とされており、前記外面に前記位置合わせ用のマークを備え、前記マークは、前記缶胴の接地部を基準として15mmより高い位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、位置合わせ用のマークを缶胴の接地部を基準として15mmより高い位置に設けたことにより、たとえ缶胴のボトム部近傍が凹んだり傷付いたり汚れたりしても、マークには影響が及ばない。したがって、このマークを検出することによって精度良くマーク検出を行うことができるので、模様が印刷された缶胴の外面に凹凸部を形成する際、模様と凹凸部とを精度良く位置合わせできる。
ここで、模様とは、缶胴の外面に印刷された文字やデザインである。
【0007】
請求項2に記載の缶体は、請求項1に記載の缶体において、前記缶胴の上部にネッキング部を備え、前記マークは、前記ネッキング開始位置より低い位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、缶胴のネッキング開始位置より低い位置にマークを設けることによって、缶胴のうち、ネッキング加工や缶蓋との巻き締め加工など引張り加工によって引っ張られない位置にマークを設けることができる。したがって、マークは上記加工に起因する形状の乱れを生じないので、飲用の際、不快感を与えない。
【0008】
請求項3に記載の缶体は、請求項1に記載の缶体において、前記マークは、前記缶胴の開口端であって缶蓋との巻締め部に相当する位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、缶胴の開口端であって缶蓋との巻締め部に相当する位置にマークを設けることによって、缶胴に内容物(飲料)を充填した後、缶胴と缶蓋とを巻き締めることにより、マークは巻き締め部に隠れて見えなくなる。したがって、飲用の際、不快感を与えない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の缶体について図1を参照しながら説明する。図1は本発明の缶体を示す外観図、図2は凹部を示す断面図である。
図1において、缶体Cは、有底筒状に形成された缶胴1と、缶胴1の開口端部に装着された缶蓋2とを備えており、いわゆる2ピース缶として構成されている。缶胴1は、外周面(外面)に印刷された模様11と、この模様11に位置合わせした加工される凹部12とを備えている。本実施形態において、模様11は「M」の文字(デザイン)によって構成されている。
【0010】
缶胴1の外周面のうち、模様11と離間した所定の位置には、缶胴1の外周面に凹部12を形成する際、凹部12と模様11との位置合わせに用いられるマーク4が設けられている。マーク4は、平面視略長方形状に設定されており、缶胴1の接地部6を基準として少なくとも15mmより高い位置に設けられている。すなわち、略長方形状のマーク4の下辺が、接地部Bから少なくとも15mm以上の高さに配置されるように設定されている。
【0011】
缶胴1の上部にはネッキング部7が形成されている。そして、マーク4は、ネッキング部7のネッキング開始位置7aより低い位置に設けられている。すなわち、略長方形状のマーク4の上辺が、ネッキング部7のネッキング開始位置7aより少なくとも下方に配置されるように設定されている。
【0012】
つまり、マーク4は、ネッキング部7のネッキング開始位置7aより下方で、接地部6を基準として上方側に15mmの位置6aより上方である領域ARの範囲において設けられるように設定される。
【0013】
なお、接地部6は、缶胴1のボトム部3のうち、缶軸方向に突出したリム部8の下端面である。マーク4はボトム部3以外の缶胴1の外周面に設けられるように設定される。
【0014】
平面視略長方形状のマーク4は缶胴1の円周方向に長く形成されている。マーク4を缶胴1の円周方向に長くするのは、模様と凹部との位置合わせ(周方向の位置合わせ)の際に、他の模様をマーク4と誤って検出するのを避けるとともに、微小な汚れによるマーク4の検出不良を防止するためである。なお、マーク4の形状は、図1に示す長方形状に限定されることなく、様々な形状が適用可能である。すなわち、マーク4の形状は、缶胴のマークを検出するセンサや位置合わせする機構の特性、あるいは要求される位置合わせ精度などに応じて適宜設定される。
【0015】
図2に示すように、凹部12は、後述する成形加工により所定の形状及び深さに形成される。本実施形態においては、図1に示した模様11の縁の部分が凹部12の縁部(傾斜部分)とほぼ一致するように、模様11と凹部12とが位置合わせされている。
【0016】
図3は、缶胴1に模様11及びマーク4、さらに缶胴1の背景色を印刷する缶印刷装置20の概略構成図である。
図3に示すように、缶印刷装置20は、インキ付着機構20Aと、缶移動機構20Bとを備えている。インキ付着機構20Aは、インキを供給するインカーユニット21と、このインカーユニット21に接触してインキを写し取った後、缶体Cに接触してインキを印刷するブランケット胴28とを備えている。インカーユニット21は、インキ源22と、ダクティングロール23と、中間ロール24と、ゴムローラ25と、プレートシリンダ(版胴)26とを備えており、これらはインキ源22からのインキを順に受け取るように各々が互いに接触している。また、ブランケット胴28の外周面には、ブランケット27が複数枚設けられている。このブランケット27は、プレートシリンダ26の外周面に形成された版(図示せず)に転接するとともに、缶体Cに転接する構成になっている。缶移動機構20Bは、缶体Cを取り入れる缶シュータ29と、この缶シュータ29から供給された缶体Cを順次、インキ付着機構20A方向に回転移動させるマンドレルターレット32とを備えている。なお、マンドレルターレット32には、転写が終了された缶体Cの表面に透明なオーバーバニッシュを塗布する塗布機構20Cが併設されている。
【0017】
缶印刷装置20では、インキ源22のそれぞれから異なる色のインキが、それぞれ、ダクティングロール23、中間ローラ24及びゴムローラ25を介して、各プレートシリンダ26の版に付着し、これら各色のインキがブランケット27に画像としてのり、この画像がマンドレル31に保持された缶体Cに接触しながら印刷される。
これにより、図1に示したように、缶体Cに模様11やマーク4、背景部分が印刷される。
【0018】
図4は、模様11に合わせて凹部12の成形加工(エンボス加工)を施すエンボス加工装置35の構成図であって、(a)は側面図、(b)はインナローラ36及びアウタローラ37を上方から見た図である。
図4に示すように、エンボス加工装置35は、成形加工用の型が形成されたインナローラ36及びアウタローラ37を備えており、これらは駆動系38及び歯車39,40を介して同期回転(回転方向は逆方向)するように構成されている。また、インナローラ36の外周面には、缶胴1に印刷される模様11に対応する成型用凹部が形成されており、アウタローラ37の外周面には、インナローラ36の成型用凹部とほぼ同一形状の成型用凸部が形成されている。さらに、アウタローラ37の外周面の一部は、径を小さく形成されており、この小径部がインナローラ36に向いたとき、インナローラ36に対して缶体Cが装脱自在な状態となる。また、インナローラ36から軸方向に離間した位置に缶体Cを保持するチャック38が配置されている。このチャック38は、ガイド機構39を介してインナローラ36の軸方向に駆動自在に配設されるとともに、サーボモータ40により保持した缶体Cの回転制御が可能な構成となっている。さらに、このチャック38には、缶胴1に形成されたマーク4を検出するセンサ41が設けられている。このセンサ41からの検出信号は制御装置42に出力され、制御装置42はこの検出信号に基づいてサーボモータ40を駆動制御する。さらに、制御装置42は、インナローラ36及びアウタローラ37用の駆動系38を含み、装置全体統括制御するように構成されている。
【0019】
エンボス加工装置35では、チャック38に保持された缶体Cがガイド機構39を介してインナローラ36に向けて移動することにより、缶胴10bの内部にインナローラ36が挿入される。そして、インナローラ36とアウタローラ37とが同期回転し、インナローラ36に形成された成型用凹部とアウタローラ37に形成された成型用凸部との間に缶胴Cが挟まれて押圧されることにより、缶胴Cの外周面に凹部12が成形加工される。
【0020】
この成形加工において、缶胴Cの外周面に印刷された模様11と凹部12との加工位置の位置合わせは、センサ41によってマーク4の位置を検出することにより行われる。
すなわち、制御装置42のもとで、缶胴Cに設けられたマーク4がセンサ41で検出されるまで、チャック38に保持された缶体Cをサーボモータ40を介して回転させ、マーク4が検出された時点で缶体Cの回転を停止させる。このとき、制御装置Cは、缶胴1に印刷された模様11が所定の向きとなるように、マーク4が検出されてから所定時間(例えば数msec)を経過した後に缶体Cの回転を停止させたり、マーク4の始端を検出してからマーク4の終端を検出した時点で缶体Cの回転を停止させたりするなど、所定の回転制御を行う。また、この缶体Cに対する回転制御に先立って、制御装置Cは、インナローラ36及びアウタローラ37に形成された型がそれぞれ所定の向きとなるように、駆動系38を介してインナローラ36及びアウタローラ37の回転位置を制御しておく。これにより、インナローラ36及びアウタローラ37に形成された型に対して、缶胴Cに印刷された模様11が位置合わせされる。なお、この位置合わせ動作は、缶胴1の内部にインナローラ36が挿入される前に行ってもよいし、缶胴Cの内部にインナローラ36が挿入された後に行ってもよい。
【0021】
ところで、有底円筒状の缶胴1と缶蓋2とからなる2ピース缶において、缶胴1は、アルミ板などの金属板から缶胴の概形を形成するカッピングプレス工程、絞り・しごき加工工程、缶胴の高さを整えるトリミング工程、缶胴の洗浄処理、表面処理及び乾燥処理を行うウォッシャー工程、缶胴の外周面に模様を印刷する印刷工程、印刷面を乾燥する乾燥工程、印刷面を保護するための外面塗料を塗布するオーバーコート工程、外面塗料を焼き付ける焼き付け工程、缶胴内面に塗装を施す内面塗装工程、内面塗料を焼き付ける焼き付け工程、缶胴の外周面に印刷された模様に沿って凹凸部を形成して模様を浮き上がらせたり窪ませたりするエンボス加工工程、缶胴の開口端部を縮径するネッキング工程、フランジを形成するフランジング工程、などを経て製造される。
【0022】
マーク4は、上述した缶印刷装置20により、模様11とともに缶胴1のマーク形成領域AR(図1参照)に印刷される。マーク4の印刷工程及び乾燥工程を経た缶胴1は、次の工程(オーバーコート工程、焼き付け工程など)に搬送される際、図5に示すようなエアフローコンベヤ60によって搬送される。図5に示すように、エアフローコンベヤ60は、コンベヤ部61と、このコンベヤ部61の面に複数設けられ、エアーを噴出するエアフロー部62と、コンベヤ部61の両側に設けられたガイド壁63とを備えている。そして、印刷工程を経た缶胴1は、コンベヤ部61に複数起立状態で配置され、エアフロー部62からの噴流に基づいて搬送される。
【0023】
このとき、エアフローコンベヤ60によって搬送される缶胴1は、搬送中にガイド壁63に衝突したり、隣り合う缶胴と衝突したりして、主にボトム部3近傍を凹まされたり、傷つけられたりする。特に、エアフローコンベヤ60が何らかの理由で一定時間停止してから再び搬送開始した場合においては、エアフローコンベヤ60上に缶胴が少ない状態で搬送開始するので、缶胴はエアフロー部62からの噴流によって勢い良く搬送され出すこととなり、ガイド壁63や他の缶胴と衝突した際、大きな衝撃を受ける。
さらに、静電気の影響でボトム部3近傍の外周面にリング状の汚れが付着する場合もある。
【0024】
しかしながら、位置合わせ用のマーク4を缶胴1の接地部6を基準として少なくとも15mmより高い位置に設けたことにより、たとえ、缶胴1のボトム部3付近が凹んだり傷付いたり汚れたりしても、マーク4には影響が及ばない。したがって、エンボス加工装置35で缶胴1に対してエンボス加工を行う際、センサ41はマーク4を精度良く検出することができるので、模様11が印刷された缶胴1の外周面に凹部12を形成する際、模様11と凹部12とを精度良く位置合わせすることができる。
【0025】
また、缶胴1のネッキング開始位置7aより低い位置にマークを設けることによって、缶胴1のうち、ネッキング工程やフランジング工程、あるいは缶蓋2との巻き締め工程など引張り加工によって引っ張られない位置にマーク4を設けることができる。したがって、マーク4は上記引張り加工に起因する形状の乱れを生じないので、飲用の際、不快感を与えない。
【0026】
図6は本発明の他の実施形態を示す図である。図6に示すように、マーク4は、缶胴1の開口端部に設けられている。缶胴1の開口端部近傍にマーク4を設けることによって、缶胴1に内容物(飲料)を充填した後、缶胴1と缶蓋2とを巻き締めた際、マーク4は巻き締め部に隠れて見えなくなる。したがって、飲用の際、不快感を与えない。
【0027】
なお、上記各実施形態においては、有底筒状の缶胴1とこの缶胴1の開口端部に装着される缶蓋2とを備える2ピース缶に対してマーク4を設け、このマーク4を用いて模様11と凹部12との位置合わせをするように説明したが、例えば、いわゆる3ピース缶など、他の形態の缶体にも本発明のマーク及びこのマークを用いた模様と凹凸部との位置合わせ動作を適用することができる。
【0028】
また、上記各実施形態においては、マーク4を用いて、模様11と缶胴1の内側に凹む凹部12との位置合わせをしているが、缶胴の外側に突出する凸部と模様とを位置合わせすることももちろん可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位置合わせ用のマークを缶胴の接地部を基準として15mmより高い位置に設けたことにより、たとえ缶胴のボトム部近傍が凹んだり傷付いたり汚れたりしても、マークには影響が及ばない。そして、そしてこのマークを検出することによって精度良くマーク検出を行うことができるので、模様が印刷された缶胴の外面に凹凸部を形成する際、模様と凹凸部とを精度良く位置合わせできる。
また、缶胴のネッキング開始位置より低い位置にマークを設けることによって、缶胴のうち、ネッキング加工や缶蓋との巻き締め加工など引張り加工によって引っ張られない位置にマークを設けることができる。したがって、マークは上記加工に起因する形状の乱れを生じないので、飲用の際、不快感を与えない。
同様に、缶胴の開口端部近傍にマークを設けることによって、缶胴に内容物(飲料)を充填した後、缶胴と缶蓋とを巻き締めた際、マークは巻き締め部に隠れて見えなくなるので、飲用の際、不快感を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶体の一実施形態を示す外観図である。
【図2】凹部を示す断面図である。
【図3】缶印刷装置を示す概略構成図である。
【図4】エンボス加工装置を示す概略構成図であって、(a)は側面図、(b)はインナローラ及びアウタローラを上方から見た図である。
【図5】缶搬送装置を示す概略構成図である。
【図6】本発明の缶体の他の実施形態を示す外観図である。
【符号の説明】
1 缶胴
2 缶蓋
3 ボトム部
4 マーク
6 接地部
7 ネッキング部
7a ネッキング開始位置
8 リム部
11 模様(文字、デザイン)
12 凹部(凹凸部)
C 缶体

Claims (3)

  1. 缶胴の外面に印刷された模様と、前記模様に位置合わせして加工される凹部及び凸部の少なくとも一方とを有する缶体であって、
    前記缶胴は、アルミ板から絞り・しごき加工により製造され、エアフローコンベアにて移送される構成とされており、
    前記外面に前記位置合わせ用のマークを備え、
    前記マークは、前記缶胴の接地部を基準として15mmより高い位置に設けられていることを特徴とする缶体。
  2. 請求項1に記載の缶体において、
    前記缶胴の上部にネッキング部を備え、
    前記マークは、前記ネッキング開始位置より低い位置に設けられていることを特徴とする缶体。
  3. 請求項1に記載の缶体において、
    前記マークは、前記缶胴の開口端であって缶蓋との巻締め部に相当する位置に設けられていることを特徴とする缶体。
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