JP2002263763A - 缶 体 - Google Patents

缶 体

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JP2002263763A
JP2002263763A JP2001070195A JP2001070195A JP2002263763A JP 2002263763 A JP2002263763 A JP 2002263763A JP 2001070195 A JP2001070195 A JP 2001070195A JP 2001070195 A JP2001070195 A JP 2001070195A JP 2002263763 A JP2002263763 A JP 2002263763A
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ink
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Motohiko Kamata
元彦 鎌田
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字やデザインに対して、凹部や凸部の加工
位置が正確に位置合わせされた缶体を提供する。 【解決手段】 缶胴の外面に、凹部や凸部の加工位置を
位置合わせするためのマークを印刷し、そのマークの周
囲に、マークに隣接して未印刷部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶胴の外面に印刷
された文字やデザインに位置合わせして凹部や凸部の加
工(エンボス加工)が施された缶体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料缶などにおいて、その意匠性
の向上を目的として、缶胴の外周面に凹部や凸部を形成
して、その缶胴に印刷された文字やデザインを浮き上が
らせたり窪ませたりする、いわゆるエンボス加工を缶体
に施す技術の開発が進められている。
【0003】缶体にエンボス加工を施す場合、缶胴に印
刷された文字やデザインに位置合わせして、凹部や凸部
を形成する必要がある。この位置合わせは、通常、文字
やデザインの位置を示すマークを用いて行われる。
【0004】つまり、図9に示す缶体50のように、缶
胴50bの外面に、文字やデザイン51とともにマーク
53を印刷しておき、印刷されたマーク53の位置をセ
ンサ等の検出手段で検出し、その検出結果に基づいて、
文字やデザイン51に対する凹部や凸部(図9に示す符
号52)の加工位置を決定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した位
置合わせ用のマークを印刷する際、マークの縁の部分で
は、隣接する印刷部との間で混色やにじみが生じやす
い。マークの縁に混色やにじみが生じると、エンボス加
工を施す際に、マークの位置が正確に検出できず、文字
やデザインに対して凹部や凸部の加工位置がずれる恐れ
がある。
【0006】本発明は、上述する事情に鑑みてなされた
ものであり、文字やデザインに対して、凹部や凸部の加
工位置が正確に位置合わせされた缶体を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の缶体は、缶胴の外面に文字やデザインが印
刷され、該印刷された文字やデザインに位置合わせして
凹部及び凸部のうちの少なくとも一方の加工が施された
缶体であって、前記缶胴の外面には、前記位置合わせの
ためのマークが印刷され、該マークの周囲には、該マー
クに隣接して未印刷部が形成されていることを特徴とす
る。この缶体では、マークの周囲に、マークに隣接して
未印刷部が形成されていることから、マークと他の印刷
部との間で混色やにじみが生じにくく、凹部や凸部の加
工に際してマークの位置が正確に検出される。そのた
め、文字やデザインに対して凹部や凸部の加工位置が正
確に位置合わせされる。
【0008】この場合において、前記マークの周囲に
は、前記未印刷部に代えて、メジウムが塗装されていて
もよい。さらに、前記マークには、ビヒクルに対して3
0重量%以上かつ70重量%以下の顔料を配合して製造
したインキが塗装され、前記マークの周囲には、前記未
印刷部に代えて、ビヒクルに対して0重量%を超えて2
0重量%以下の顔料を配合して製造したインキが塗装さ
れていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る缶
体10を示す斜視図である。この缶体10は、金属板を
DI(深絞り、しごき)加工することにより缶底10a
と缶胴10bとを一体に成形したものであり、缶蓋を装
着することによりいわゆる2ピース缶として製造され
る。
【0010】缶胴10bの外周面には、「M」なるデザ
イン(文字)11が印刷されるとともに、このデザイン
11に合わせて凹部12の成形加工(エンボス加工)が
施されている。また、缶胴10bの外周面は、全体が所
定の背景色に印刷されるとともに、上記デザイン11と
は離間した位置に、マーク13が形成されている。
【0011】図2は、凹部12を示す部分断面図であ
り、凹部12は、後述する成形加工により所定の形状及
び深さに形成される。本例では、先の図1に示したデザ
イン「M」11の縁の部分が凹部12の縁部(傾斜部
分)にほぼ一致するように、デザイン11と凹部12と
が位置合わせされている。
【0012】図3は、マーク13及びその周囲を示す平
面図である。マーク13は、先の図1に示したデザイン
11と凹部12とを位置合わせするために用いられるも
のであり、後述する缶印刷装置を用いたオフセット印刷
時にインキが塗装されることにより形成される。また、
本例では、マーク13は、缶胴10bの円周方向に長い
矩形状に形成されている。ここで、マーク13の形状を
缶胴10bの円周方向に長くするのは、デザインと凹部
との位置合わせ(周方向の位置合わせ)の際に、他のデ
ザインをマーク13と誤って検出するのを避けるととも
に、微小な汚れによるマーク13の検出不良を防止する
ためである。なお、マーク13の形状は、この図3に示
す矩形状に限定されることなく、様々な形状が適用され
うる。すなわち、マーク13の形状は、缶胴のデザイ
ン、マークを検出するセンサや位置合わせする機構の特
性、あるいは要求される位置合わせ精度などに応じて適
宜定められる。
【0013】また、マーク13の周囲には、マーク13
に隣接して未印刷部14が形成されている。すなわち、
マーク13の縁の外側に、インキが塗装されない領域と
して未印刷部14が設けられている。本例では、未印刷
部14は、マーク13の縁に沿って全周にわたって所定
の幅に形成されている。
【0014】図4は、先の図1に示したデザイン11や
マーク13、それに缶胴10bの背景色を印刷する缶印
刷装置20の要部構成例を概略的に示している。缶印刷
装置20は、主としてインキ付着機構20Aと、缶移動
機構20Bとからなる。インキ付着機構20Aは、イン
キを供給するインカーユニット21と、このインカーユ
ニット21に接触してインキを写し取った後、缶体10
に接触してインキを印刷するブランケット胴28とから
構成される。インカーユニット21は、インキ源22
と、ダクティングロール23と、中間ローラ24と、ゴ
ムローラ25と、プレートシリンダ(版胴)26とから
なり、これらはインキ源22からのインキを順に受け取
るように各々が互いに接触している。また、ブランケッ
ト胴28の外周面には、ブランケット27が複数枚備え
られている。このブランケット27は、プレートシリン
ダ26の外周面に形成された版(図示せず)に転接する
とともに、缶体10に転接する構成になっている。缶移
動機構20Bは、缶体10を取り入れる缶シュータ29
と、この缶シュータ29から供給された缶体10を順
次、インキ付着機構20A方向に回転移動させるマンド
レルターレット32からなっている。なお、マンドレル
ターレット32には、転写が終了した缶体10の表面に
透明なオーバーバニッシュを塗布する塗布機構20Cが
併設されている。
【0015】上記缶印刷装置20では、各々のインキ源
22から各々異なった色のインキが、それぞれ、前記ダ
クティングロール23、中間ローラ24及びゴムローラ
25を介して、各プレートシリンダ26の版に付着し、
これら各色のインキがブランケット27に画像としての
せられ、この画像がマンドレル31に保持された缶体1
0に接触しながら印刷される。
【0016】これにより、缶体10に、先の図1に示し
たデザイン11やマーク13、背景部分が印刷される。
本例では、マーク13の周囲に、マーク13に隣接して
未印刷部14が形成されることから、マーク13と他の
印刷部(デザイン11や缶胴10bの背景部分など)と
の間で混色やにじみが生じることが極めて少ない。した
がって、マーク13は、所望の形状及び大きさで、縁の
部分も鮮明に印刷される。
【0017】また、図5は、先の図1に示したデザイン
11に合わせて凹部12の成形加工(エンボス加工)を
施すエンボス加工装置35の要部構成例を概略的に示し
ている。エンボス加工装置35は、成形加工用の型が形
成されたインナローラ36及びアウタローラ37を備え
ており、これらは駆動系38及び歯車39,40を介し
て同期回転(回転方向は逆方向)するように構成されて
いる。また、インナローラ36の外周面には、缶胴10
bに印刷されるデザイン11に対応する成形用凹部が形
成されており、アウタローラ37の外周面には、インナ
ローラ36の成形用凹部とほぼ同一形状の成形用凸部が
形成されている。さらに、アウタローラ37の外周面の
一部は、径を小さく形成されており、この小径部がイン
ナローラ36に向いたとき、インナローラ36に対して
缶体10が装脱自在な状態となる。また、インナローラ
36から軸方向に離間した位置に缶体10を保持するチ
ャック38が配置されている。このチャック38は、ガ
イド機構39を介してインナローラ36の軸方向に駆動
自在に配設されるとともに、サーボモータ40により保
持した缶体10の回転制御が可能な構成となっている。
さらに、このチャック38には、缶胴10bに形成され
たマーク13を検出するための検出手段としてのセンサ
41が設けられている。このセンサ41からの検出信号
は制御系42に送られ、制御系42はこの検出信号に基
づいてサーボモータ40を駆動制御するようになってい
る。さらに、制御系42は、上述したインナローラ36
及びアウタローラ37用の駆動系38を含み、装置全体
を統括制御するように構成されている。
【0018】上記エンボス加工装置35では、チャック
38に保持された缶体10がガイド機構39を介してイ
ンナローラ36に向けて移動することにより、缶胴10
bの内部にインナローラ36が挿入される。そして、イ
ンナローラ36とアウタローラ37とが同期回転し、イ
ンナローラ36に形成された成形用凹部とアウタローラ
37に形成された成形用凸部との間に缶胴10bが挟ま
れて押圧されることにより、缶胴10bの外周面に凹部
12が成形加工される。
【0019】この成形加工において、缶胴10bの外周
面に印刷されたデザイン11と凹部12の加工位置との
位置合わせは、センサ41によってマーク13の位置を
検出することにより行われる。すなわち、制御系42の
制御のもとで、缶胴10bに形成されたマーク13がセ
ンサ41で検出されるまで、チャック38に保持された
缶体10をサーボモータ40を介して回転させ、マーク
13が検出された時点で缶体10の回転を停止させる。
このとき、制御系42は、缶胴10bに印刷されたデザ
イン11が所定の向きとなるように、マーク13が検出
されてから所定の時間(例えば数msec)を経過した
後に缶体10の回転を停止させたり、マーク13の始端
を検出してからマーク13の終端を検出した時点で缶体
10の回転を停止させたりするなど、所定の回転制御を
行う。また、この缶体10に対する回転制御に先立っ
て、制御系42は、インナローラ36及びアウタローラ
37に形成された型がそれぞれ所定の向きとなるよう
に、駆動系38を介してインナローラ36及びアウタロ
ーラ37の回転位置を制御しておく。これにより、イン
ナローラ36及びアウタローラ37に形成された型に対
して、缶胴10bに印刷されたデザイン11が位置合わ
せされる。なお、この位置合わせ動作は、缶胴10bの
内部にインナローラ36が挿入される前に行ってもよい
し、缶胴10bの内部にインナローラ36が挿入された
後に行ってもよい。
【0020】前述したように、本例では、マーク13の
周囲に未印刷部14が形成されることにより、マーク1
3と他の印刷部との間で混色やにじみがなく、マーク1
3の縁の部分も鮮明に印刷されることから、上述した位
置合わせ動作に際して、マーク13の位置が正確に検出
される。したがって、缶胴10bに印刷されたデザイン
11に対して凹部12が正確に位置合わせされて成形加
工される。
【0021】ここで、上述した実施例では、先の図3に
示したように、マーク13の周囲に、インキが塗装され
ない領域として未印刷部14を設けているが、図6に示
すように、未印刷部の代わりにマーク13の周囲に、メ
ジウムを塗装した領域45を設けてもよい。マーク13
の周囲にメジウムを塗装することにより、マーク13の
縁にメジウムが少し重なって塗装されるような場合に
も、その部分で混色やにじみが生じない。したがって、
上述した実施例と同様に、マーク13の位置を正確に検
出することができる。
【0022】また、マーク13の周囲に、図7に示すよ
うに、所定の配合で製造されたインキを塗装した領域4
6を設けてもよい。この領域46に塗装されるインキ
は、マーク13に用いられるインキに対応してその配合
が定められる。例えば、マーク13に用いられるインキ
が、ビヒクルに対して30重量%以上かつ70重量%以
下の顔料を配合して製造したものである場合、マーク1
3の周囲の領域46に塗装するインキとして、ビヒクル
に対して0重量%を超えて20重量%以下(より好まし
くは5%重量以下)の顔料を配合して製造したものを用
いるとよい。この場合、マーク13の周囲にインキを塗
装しているにもかかわらず、マーク13とその周囲の領
域46との間で混色やにじみは生じにくい。また、マー
ク13に用いるインキの顔料をビヒクルに対して30重
量%以上とするので、マーク13とその周囲の領域46
とのコントラストの低下が防げる。さらに、マーク13
に用いるインキの顔料をビヒクルに対して70重量%以
下とするので、オフセット印刷時における転移(転接)
不良も生じにくい。しかも、マーク13の周囲の領域4
6に用いるインキの顔料をビヒクルに対して0重量%を
超えて20重量%以下(より好ましくは5%重量以下)
とするので、オフセット印刷時の見当ずれなどによりマ
ーク13の縁に領域46のインキが重なるような場合に
も、領域46のインキの顔料濃度が低いので、センサ4
1による検出不良は生じにくい。したがって、この場
合、上述した実施例と同様に、マーク13の位置を正確
に検出できるとともに、マーク13の周囲も所定の色に
印刷してデザイン性の向上を図ることができる。
【0023】なお、上述した実施例において示した各構
成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明
の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき
種々変更可能である。また、2ピース缶は、カッピング
プレス工程、DIプレス工程、缶高さを整えるトリミン
グ工程、缶洗浄、及び缶表面処理及び乾燥を行うための
ウォッシャー工程、缶の外周面に文字やデザインを印刷
するための印刷工程、印刷面を保護するための外面塗料
を塗布するオーバーコート工程、外面塗料を焼き付ける
工程、缶内面に塗装を施す缶内面塗装工程、内面塗料を
焼き付ける工程、缶胴外周面の文字やデザインに沿っ
て、凸部や凹部を形成して、デザインを浮き上がらせた
り、窪ませたりするエンボス加工工程、缶の開口部を縮
径するネッキング工程及びフランジング工程等を経て製
造される。また、上述した実施例では、2ピース缶に本
発明を適用したものについて説明したが、本発明はこれ
に限定されることなく、いわゆる3ピース缶など、他の
形態の缶体にも適用することが可能である。
【0024】次に、上記各実施例に基づいてマークとそ
の周囲の領域とに対する印刷条件を変化させ、缶胴に印
刷されたデザイン(文字)に合わせてエンボス加工を施
し、デザイン(文字)に対するエンボスのずれと、オフ
セット印刷時のインキの転移性とについて調べた。図8
にその結果を示す。この図8に示すように、従来の印刷
条件でマークとその周囲の領域とを印刷した場合(比較
例1及び比較例2)、文字に対するエンボスのずれが生
じ、オフセット印刷時のインキの転移に不良が生じやす
かった。これに対して、マークの周囲に未印刷部を設け
た場合(実施例1)や、マークの周囲の領域にメジウム
を塗装した場合(実施例2)、文字に対するエンボスの
ずれはほとんど生じず、文字に対して正確にエンボスの
加工位置が位置合わせされた。また、ビヒクルに対して
30重量%以上かつ70重量%以下の顔料を配合して製
造したインキをマークに用い、ビヒクルに対して0重量
%を超えて20重量%以下の顔料を配合して製造したイ
ンキをマークの周囲の領域に塗装するインキとして用い
た場合(実施例3)、文字に対して正確にエンボスの加
工位置が位置合わせされるとともに、インキの転移不良
も生じなかった。この場合、ビヒクルに対して0重量%
を超えて5重量%以下の顔料を配合して製造したインキ
をマークの周囲の領域に塗装するインキとして用いたほ
うが、より位置合わせが確実に行えることが分かった。
また、ビヒクルに対して30重量%以上かつ70重量%
以下の顔料を配合して製造したインキをマークに用いる
場合において、そのマークの周囲の領域に塗装するイン
キに含まれる顔料がビヒクルに対して20重量%を超え
ると(実施例4)、文字に対するエンボスのずれが若干
生じやすくなることが分かった。さらに、マークに用い
るインキに含まれる顔料がビヒクルに対して70重量%
を超えると(実施例5)、オフセット印刷時にインキの
転移不良が生じやすくなることが分かった。上記結果か
ら、上記実施例で説明した各印刷条件に基づいて、マー
クとその周囲の領域とを缶胴に設けることにより、デザ
イン(文字)に対して正確にエンボスの加工位置を位置
合わせできることが分かった。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の缶体によ
れば、エンボス加工の位置合わせ用のマークの周囲に、
マークに隣接して未印刷部が形成されていることから、
マークと他の印刷部との間で混色やにじみが生じにく
く、凹部や凸部の加工に際してマークの位置が正確に検
出される。したがって、文字やデザインに対して凹部や
凸部の加工位置が正確に位置合わせされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る缶体の一実施形態を示す斜視図
である。
【図2】 図1の缶体に形成された凹部を示す部分断面
図である。
【図3】 図1の缶体に形成されたマーク及びその周囲
を示す平面図である。
【図4】 缶印刷装置の要部構成例を概略的に示す図で
ある。
【図5】 エンボス加工装置の要部構成例を概略的に示
す図である。
【図6】 マークの周囲にメジウムを塗装した例を示す
図である。
【図7】 マークの周囲に所定の配合で製造されたイン
キを塗装した例を示す図である。
【図8】 マークとその周囲の領域とに対する印刷条件
を変化させて、デザイン(文字)に対するエンボスのず
れを調べた結果を示す図である。
【図9】 エンボス加工が施された従来の缶体を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 缶体 10a 缶底 10b 缶胴 11 デザイン(文字) 12 凹部(エンボス) 13 マーク 14 未印刷部 35 エンボス加工装置 41 センサ 42 制御系 45 メジウムが塗布された領域 46 所定配合のインキが塗布された領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴の外面に文字やデザインが印刷さ
    れ、該印刷された文字やデザインに位置合わせして凹部
    及び凸部のうちの少なくとも一方の加工が施された缶体
    であって、 前記缶胴の外面には、前記位置合わせのためのマークが
    印刷され、 該マークの周囲には、該マークに隣接して未印刷部が形
    成されていることを特徴とする缶体。
  2. 【請求項2】 前記マークの周囲には、前記未印刷部に
    代えて、メジウムが塗装されていることを特徴とする請
    求項1に記載の缶体。
  3. 【請求項3】 前記マークには、ビヒクルに対して30
    重量%以上かつ70重量%以下の顔料を配合して製造し
    たインキが塗装され、前記マークの周囲には、前記未印
    刷部に代えて、ビヒクルに対して0重量%を超えて20
    重量%以下の顔料を配合して製造したインキが塗装され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の缶体。
JP2001070195A 2001-03-13 2001-03-13 缶 体 Withdrawn JP2002263763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028792A (ja) * 2008-09-26 2009-02-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd 缶胴の加工方法
JP2019069454A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 株式会社三友機械製作所 缶胴の位置合わせ方法

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JP2009028792A (ja) * 2008-09-26 2009-02-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd 缶胴の加工方法
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