JP4513891B2 - 映像信号処理装置、撮像装置、映像信号処理方法及びプログラム - Google Patents

映像信号処理装置、撮像装置、映像信号処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、映像信号処理装置、撮像装置、映像信号処理方法及びプログラムに関し、特にガンマ補正時に用いるガンマカーブを調整する技術に関する。
CRT(Cathode Ray Tube)やLCD等の表示装置は、入力された映像信号に応じて画像を表示するものであるが、同じ画像を表示する場合でも、表示装置によって画面上に表示される画像の明度や彩度が変わってくる。これは、光電変換時の輝度再現特性を示すガンマ特性が、表示装置の画面を構成する素子の種類等によって異なるためである。そこで、入力画像の各階調値をガンマ特性に応じたものに調整するガンマ補正を行うことにより、原画像の持つ輝度を表示装置上で再現させることが行われている。
ガンマ特性は、入力される映像の信号レベルと出力される映像の明るさとの比率を示すガンマカーブにより表現される。よってガンマ補正では、まず、ガンマカーブのカーブの度合いを、表示装置の入出力特性を考慮したものに予め調整しておき、入力映像信号における各階調値を、調整済みのガンマカーブに従って変換する処理を行う。
また近年では、画像によって表現されるシーンの種類等に応じて、表示装置の画面上に表示される画像の階調表現を異なるものにしたいという要求も出てきている。このような場合にも、ガンマカーブを調整することで、意図する色再現を実現することが行われている。
例えば特許文献1には、ガンマカーブを構成するいくつかの点の位置を、スライダを移動させることによって変更可能とし、調整済みのガンマカーブを用いてガンマ補正を行う技術が記載されている。
特開2007−60393号公報
ところで、上述したガンマカーブは、入力映像信号における信号レベルをx、出力映像信号における輝度をy、ガンマ特性を数値化したガンマ値をγとした場合、y=xγの式で表現される。つまり、ガンマカーブは指数関数により構成されている。ところが、例えば特許文献1に記載の技術のように、ユーザによるガンマカーブの調整を許す場合には、調整作業が行われることによって、ガンマカーブの形状が変化するようになる。このような場合は、変化した点と、ガンマカーブを構成するその他の点とを滑らかに繋ぐ補間処理が行われるのが通常である。そして、補間処理が行われることによりガンマカーブを形成する数式が変化し、その結果、ガンマカーブが、指数関数で表せるカーブからは外れてしまうということが起きていた。
ガンマカーブが指数関数に乗らない場合には、補正後の映像信号による画像において、隣り合う階調の輝度差が必要以上に大きくなる階調飛びや、原画像が有さない色が新たに付いてしまう色つき等が起きてしまい、画像が劣化してしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、映像信号の画質を劣化させることなく、ガンマカーブを調整できるようにすることを目的とする。
本発明の映像信号処理装置は、映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるユーザインタフェース部を備えたものである。そして、ユーザインタフェース部を介して指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、各係数をパラメータとして用いる指数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部を備えた。さらに、ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値を蓄積し、ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、ガンマ補正値を、ガンマ補正の処理を行うガンマ補正部に出力するガンマ補正値蓄積部とを備えたものである。ユーザインタフェース部は、映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である。
このようにしたことで、映像信号のガンマ補正に用いられるガンマカーブが、指数関数に沿ったものとなる。
本発明によると、映像信号のガンマ補正に用いられるガンマカーブが、指数関数に沿ったものとなるため、ガンマ補正後の映像信号における画質が劣化してしまうことがなくなる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における撮像装置の内部構成例を示す図である。図1に示した撮像装置100は、被写体光を撮像装置内部に取り込む光学系と、取り込まれた被写体光を電変換して映像信号を得る撮像素子とで構成される撮像部1を備える。そして、撮像部1で得られた映像信号に信号処理を施す映像信号処理部2と、映像信号処理部2で信号処理された映像信号にガンマ補正を施すガンマ補正部3とを備える。
また撮像装置100は、ガンマ補正部3によりガンマ補正が施された映像信号を圧縮処理する圧縮処理部4と、圧縮処理部4で圧縮された映像信号を記録媒体に記憶させるための処理を行う記録処理部5と、外部記憶媒体6とを有する。
撮像装置100はさらに、ユーザからガンマカーブを構成する設定パラメータPm等の入力を受け付けるユーザインタフェース部8と、ユーザインタフェース部8を介して入力された設定パラメータPmを蓄積する設定パラメータ蓄積部9を備える。また、設定パラメータ蓄積部9に蓄積された設定パラメータPmを用いてガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部10と、ガンマ補正値算出部10で算出されたガンマ補正値を蓄積するガンマ補正値蓄積部11を備える。
映像信号処理部2は、暗電流のむらや電源回路(図示略)の特性に起因して発生する黒むらを補正するブラックシェーディング補正や、撮像素子(図示略)での光電変換処理に起因する色むらを補正するホワイトシェーディング補正を行う。また、被写体光が有する色温度を調整するホワイトバランスや、光学系における光の乱反射等に起因して発生するフレアを補正するフレア補正を行う。
映像信号処理部2はさらに、表示部(図示略)の画面上に表示する画像における輪郭部分を強調するための輪郭強調処理や、映像規格で定められた色度点と撮像装置における色度点との差を埋めるためのマトリクス処理を行う。また、高レベルの映像信号をレベル方向に圧縮して映像規格内に収めるニー補正を行う。
ガンマ補正部3は、ガンマ補正値蓄積部11から出力されたガンマ補正値を用いて、映像信号処理部2から出力された映像信号にガンマ補正を施す。圧縮処理部4は、ガンマ補正が施された映像信号を、例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group2)やMPEG4等の規格に基づいて圧縮する。
記録処理部5は、外部記憶媒体6から映像信号を読み出して再生する場合に、映像信号へのアクセスが容易となるような配置や形式で、映像信号を外部記憶媒体6に記録させる。表示処理部7は、ガンマ補正部3によりガンマ補正が施された映像信号を、例えばSDI(Serial Digital Interface)等の映像規格に基づくデータ形式に変換して、図示せぬ表示部に出力する。
ユーザインタフェース部8は、タッチパネルの機能を備えた表示部や、ボタン等で構成される(いずれも図示略)。そして、ユーザより、映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付ける。また、マスタゲインの値の設定や、ガンマカーブのベースカーブを、指数関数で算出するか、対数関数で算出するかの選択も受け付ける。なお、ユーザインタフェース部の詳細については後述する。
設定パラメータ蓄積部9は、ユーザインタフェース部8を介して入力された、上述したような各設定値を、設定パラメータPmとして蓄積する。ガンマ補正値算出部10は、設定パラメータ蓄積部9に蓄積された各種設定パラメータPmを用いて、ガンマ補正値を算出する。ガンマ補正値蓄積部11は、ユーザより、ガンマ補正値の値を確定させる「ガンマ補正値設定指令信号Cm1」の入力を受け付けるまでの間は、ガンマ補正値算出部10で算出されたガンマ補正値を蓄積しておく。そして、ガンマ補正値設定指令信号Cm1が入力された時点で、蓄積していたガンマ補正値をガンマ補正部3に出力する。
次に、ユーザインタフェース部8における設定パラメータ受け付け画面の構成例を、図2〜図4を参照して説明する。図2に示した画面の左側は、各種設定パラメータの入力又は選択を受け付ける領域であり、右側は、GUI(Graphical User Interface)を通してガンマカーブの調整操作を受け付ける領域である。右側の領域に示されたグラフにおいて、横軸は入力(%)、縦軸は出力(%)を示す。グラフ内に描かれたカーブはガンマカーブGcであり、グラフ内に設けられたいくつかの調整点の位置を移動させることにより、カーブの形状を変化させることができるようにしてある。
グラフ上の各調整点は、左側の領域に示された各種設定パラメータとそれぞれ対応している。つまり、左側の領域に設定パラメータの値が入力された場合には、それに伴って、右側のグラフ領域においてその項目に対応する調整点の位置が移動する。また、右側のグラフ領域における特定の調整点の位置が変更された場合には、それに追従して、左側の領域においてその調整点と対応する項目の設定パラメータの値が変化する。
左側の領域に示された項目を上から順に説明すると、一番上には、ベースカーブの種類を選択可能なリストボックスSv1が配置されている。ベースカーブの種類としては、指数関数で示されるカーブと、対数関数で示されるカーブとの2種類があり、リストを表示させていずれの種類がユーザにより選択されることにより、ベースカーブの生成に用いられる数式が定まる。なお、本例ではベースカーブの種類が「指数関数」と「対数関数」の2種類である場合を例に挙げているが、種類はこの2つに限定されるものではない。例えば、これらに加えて、異なる指数関数同士の組み合わせによるベースカーブ等を採用するようにしてもよい。
図2(a)には、ベースカーブとして、指数関数で示されるカーブ(リストボックスSv1内では「指数」と表示)が選択された場合の、初期設定値としてのガンマカーブGcを示してある。また図2(b)には、ベースカーブとして、対数関数で示されるカーブ(リストボックスSv1内では「対数」と表示)が選択された場合の、初期設定値としてのガンマカーブGcを示してある。それぞれの関数を用いた式については後述するが、ベースカーブを生成する関数が異なっているために、図2(a)に示されたガンマカーブGcと図2(b)に示されたガンマカーブGcとでは、カーブの形状が違っている。
ガンマカーブGcは、第1のカーブとしてのガンマ曲線Gc1と直線Ln1とに基づいて生成される。ガンマ曲線Gc1は、黒レベルの設定値と、18%グレーの出力レベルの設定値と、ホワイトリミットの設定値と、ダイナミックレンジの設定値に基づいて算出されるカーブである。図2(a)と図2(b)においては、ガンマ曲線Gc1のカーブとガンマカーブGcのカーブとが同一であるため、二つの曲線が一本で示されている。直線Ln1は、ガンマカーブGcの立ち上がり部分の傾きを規定するものであり、直線Ln1の傾きは、後述する「イニシャルゲイン」として設定された値に基づいて決定される。
図2(a)及び図2(b)の左側の領域の上から2番目のテキストボックスSv2では、入力の何%まで再現させるかを規定するダイナミックレンジの設定値の入力を受け付ける。その下のテキストボックスSv3では、ホワイトリミット(ホワイトクリップレベル)の値の入力を受け付ける。入力ダイナミックレンジの設定値により、ガンマカーブGcの最大点の横軸における座標が定まり、ホワイトリミットの設定値により、ガンマカーブGcの最大点の縦軸における座標が求まる。
右側のグラフ領域において、ダイナミックレンジの設定値を調節するための調整点P1は丸印で示してあり、図中に矢印A1で示した水平方向に移動可能に構成してある。その可動範囲は100%から1000%までの範囲としてある。ホワイトリミットの設定値を調整するための調整点P2は四角印で示してあり、矢印A2で示した垂直方向に移動可能としてある。可動範囲は、0%から109%までに設定してある。
上から4番目の「18%グレー」と記されたテキストボックスSv4では、18%の反射率を有する中間階調の映像信号の出力を何%にするかを定める設定値の入力を受け付ける。その下の「ブラックレベル」と記されたテキストボックスSv5では、黒レベルの映像信号の出力を何%にするかを定める設定値の入力を受け付ける。「18%グレー」の設定値により、入力が18%である場合のガンマ補正値が定まり、「ブラックレベル」の設定値により、入力が0%である場合のガンマ補正値が定まる。なお、本例では「ブラックレベル」として、入力が0%のときの出力を指定させる構成としてあるが、5%等、他の値を適用するようにしてもよい。
右側のグラフ領域において、「18%グレー」の設定値調整用の調整点P3は、菱形で示してあり、グラフ上を、矢印A3で示される垂直方向に移動可能としてある。可動範囲は、ブラックレベルの設定値以上、ホワイトリミットの設定値以下としてある。「ブラックレベル」の設定値を調整するための調整点P4はバツ印で示してあり、グラフ上を、矢印A4で示した垂直方向に移動可能に構成してある。可動範囲は、0%から10%までの間に設定してある。なお、本例では映像信号の中間階調部分に適用するガンマ補正値を算出する設定パラメータとして、18%グレーを用いているが、70%(肌色)等の他の値を適用するようにしてもよい。
左側の領域における上から6番目のテキストボックスSv6では、ガンマカーブGcの立ち上がり部分(暗部)の傾斜率を規定するイニシャルゲインの値の入力を受け付ける。右側のグラフ領域において、イニシャルゲインの値調整用の調整点P5は三角印で示してあり、グラフ上を矢印A5で示した水平方向に移動可能としてある。その可動範囲は1倍〜9倍としてある。なお、上述した各可動範囲(設定値の範囲)はこれらの値に限定されるものではなく、他の値を設定するようにしてもよい。
直線Ln1の傾きより、ガンマ曲線Gc1の傾きの方が立つ場合に、ガンマカーブGcの立ち上がり部分のカーブとしてどのようなカーブを採用するかも、ユーザが設定できるようにしてある。この設定は、画面の左側の領域の一番下の「補間レベル」と示されたリストボックスSv8を用いて行うことができる。
「補間レベル」の選択肢としては、「オフ」、「小」、「中」、「大」を用意してあり、「オフ」が選択された場合には、直線Ln1の開始地点である調整点P4から、直線Ln1とガンマ曲線Gc1との交点Pまでの範囲において、直線Ln1が採用される。「オフ」以外の設定値が選択された場合には、ガンマカーブGcの立ち上がり部分のカーブが、直線Ln1の傾きからガンマ曲線Gc1の傾きに徐々に移行するようなものに調整される。つまり、直線Ln1からガンマ曲線Gc1への切り替わり部分において、補間処理が行われるようになる。この補間処理を適用する範囲は、「補間レベル」において選択されたレベルによって決定される。
図3(a)〜図3(c)に、補間レベルの各レベルにおける補間処理の例を示してある。図3(a)は、「補間レベル」において「オフ」が選択された場合の例を示すものである。「補間レベル」が「オフ」、つまり、補間を行わない設定がされた場合には、調整点P4から、直線Ln1とガンマ曲線Gc1との交点Pまでの間は直線Ln1が採用され、交点P以降については、ガンマ曲線Gc1が採用されている。つまりこの場合は、直線Ln1とガンマ曲線Gc1とで、ガンマ補正時に用いられるガンマカーブGcが構成される。
図3(b)は、「補間レベル」の「小」が選択された場合の補間処理の例を示したものである。補間レベルが「小」、つまり、補間範囲を狭くする設定が行われた場合には、調整点P4を始点とする直線Ln1が、交点Pの手前の地点から曲線となり、ガンマ曲線Gc1に緩やかに接続されるようになる。図3(c)は、「補間レベル」の「大」が選択された場合の補間処理の例を示したものである。補間レベルが「大」、つまり、補間範囲を広くする設定が行われた場合には、調整点P4を始点とする直線Ln1が、交点Pのかなり手前の地点から曲線となり、ガンマ曲線Gc1に緩やかに接続されるようになる。つまり、図3(b)と図3(c)に示した例においては、ガンマカーブGcが、直線Ln1と、補間処理により生成された曲線と、ガンマ曲線Gc1とで構成されるようになる。なお、補間処理の詳細については後述する。
画面の左側の領域において、下から2番目には、「マスタゲイン」を設定するリストボックスSv7を設けてある。この項目は、ガンマカーブにおけるカーブの減衰の程度を規定するものであり、選択肢として、「0dB」,「−6dB」,「−12dB」,「−18dB」の4つを設けてある。
図4に、「マスタゲイン」の設定例として、「マスタゲイン」が「−6dB」に設定された場合のガンマカーブGcの例を示してある。図4の右側のグラフ領域では、ホワイトリミットを設定する調整点Pの位置が80%近辺まで下がっており、ガンマカーブGcの傾きが全体的に抑えられている様子が示されている。すなわち、「マスタゲイン」に設定される値によって、ガンマカーブGcの減衰の程度が調整されるようになる。
次に、上述したようなユーザインタフェースを介して設定された設定値から、ガンマカーブGcが生成され、ガンマカーブGcを用いたガンマ補正が行われるまでの処理について、図5のグラフと図6のフローチャートを参照して説明する。図5は、ユーザにより設定された各設定値と、ガンマ曲線Gc1を構成する各設定パラメータPmとの対応を示す図である。図5に示したグラフは、図2〜図4に示したグラフと同一のものであり、横軸(x軸)に入力、縦軸(y軸)に出力をとってある。
本実施の形態では、ガンマ曲線Gc1を生成する数式として下記を用いている。
y=d(a×x+c) ・・・式1
y=d{a×log(x+b)+c} ・・・式2
式1は、「ベースカーブ」の種類として「指数」が選択された場合に使用される式であり、式2は、「ベースカーブ」の種類として「対数」が選択された場合に使用される式である。
これらの式において、パラメータaは、「ブラックレベル」の項目の設定値(図5の点Aの値)を近似計算することにより求められ、パラメータbは、「18%グレー」の項目の設定値(図5の点Bの値)を近似計算することにより求められる。また、パラメータcは、「ダイナミックレンジ」の設定値と「ホワイトリミット」の設定値との交点(図5の点C)の値を近似計算することにより求められる。パラメータdは、「マスタゲイン」として設定された値の大きさに応じて決まる係数である。「マスタゲイン」において「0dB」が選択された場合には、係数d=1となる。
点A,点B,点Cの値から、パラメータa,b,cを導き出す計算は、例えば下記のような手順で行うようにする。以下の説明においては、dは1であるものと想定する。
まず、式1における算出方法から説明すると、「ブラックレベル」として設定される点Aは、グラフ中のy軸との交点であるため、下記の3点で表せる。
(0,y1),(x2,y2),(x3,y3)
これらの定数値を式1に代入すると、
y1=c …式3
y2=a×x2+c …式4
y3=a×x3+c …式5
となり、cが求まる。
式3を式4に代入すると、
y2=a×x2+y1
y2−y1=a×x2
となり、両辺の対数をとると下記のようになる。
log(y2−y1)=log(a×x2
=loga+log(x2
=loga+b×logx2 …式6
同様に、式3を式5に代入して両辺の対数をとると、
log(y3−y1)=loga+b×logx3 …式7
が求まる。
そして、式6から式7を減算すると、
log(y2−y1)−log(y3−y1)=b×(logx2−logx3)
b={log(y2−y1)−log(y3−y1)}/(logx2−logx3)…式8
となり、bが求まる。
最後に、式6を利用して
loga=log(y2−y1)−b×logx2
とし、両辺の指数をとると、
Figure 0004513891
となる。式8で求まった係数を式9に代入することで、aが求まる。
次に、対数関数としての式2の係数の解き方を説明する。以下の式において、特に断りのない場合にはlogの底は10とする。式2に(0,y1),(x2,y2),(x3,y3)の定数値を代入すると、
y1=a×logb+c …式10
y2=a×log(x2+b)+c …式11
y3=a×log(x3+b)+c …式12
となる。ここで、式11から式10を減算すると、
y2−y1=a×logb−a×log(x2+b)
=a×{logb−log(x2+b)} …式13
となる。
また、式12から式10を減算すると、
y3−y1=a×logb−a×log(x3+b)
=a×{logb−log(x3+b)} …式14
となる。そして、式13の両辺を式14の両辺で除算すると、aが約分されて消える。
(y2−y1)/(y3−y1)={logb−log(x2+b)}/{logb−log(x3+b)}
logの公式から、logA−logB=log(A/B)となるので、上記式は下記のようにまとめられる。
(y2−y1)/(y3−y1)=log{b/(x2+b)}/log{b/(x3+b)}
またlogの公式から、下記のようにlogの割り算を底に組み入れて1つにできる。
logA/logB=log[B]A
従って、上記式を下記のようにまとめることができる。
(y2−y1)/(y3−y1)=log[b/(x3+b)]{b/(x2+b)}…式15
この式をbについて解くことはできないが、logの式であるため、正の方向に単調増加する関数であることは明らかである。従って、この式を満たすbは1つに定まる。以下、数値計算の漸近法を用いてbを計算する。まず、非常に小さいb1と、非常に大きいb3を仮定し、その2つの値の中点をb2とする。(b1<b2<b3)
b1とb3とを式15に代入したとき、
(b1を代入したときの右辺)<(b3を代入したときの右辺) …式16
となる場合は、式15はbについて単調増加であるといえる。この場合、中点のb2を入れたときに、
左辺<右辺
となるならば、真のbはb2とb3との間の区間にあるといえる。(b1<b2<b<b3)
左辺>右辺となる場合には、真のbはb1とb2の間の区間にあるといえる。(b1<b<b2<b3)
このように、区間を半分に狭めながら徐々に漸近する手順を繰り返すことで、bが真の値に近づいていく。そして十分に誤差が小さくなった段階で、求めた値をbの値として採用するようにする。式16が逆の不等号を取るようであれば、式15はbについて単調減少となるので、不等号を逆にして漸近法を用いるようにすればよい。
次にaを求める。式11から式10を減算すると、
y2−y1=a×{log(x2+b)−logb}
a=(y2−y1)/{log(x2+b)−logb} …式17
となる。bは既に求まっているので、式17にbを代入することでaが求まる。
最後にcを求める。式10より、
c=y1−a×logb …式18
となるため、この式18にaとbを代入することでcが求まる。
なお、係数a,b,cを上述したような手法でその都度算出するのではなく、予め用意しておいたlogテーブル等を用いて係数a,b,cを求めるようにしてもよい。
図5に戻って説明を続けると、図5に示した点Qは、交点Pと点Aとの間における任意の位置に設定されるものであり、その位置は、「補間レベル」として設定された値の大きさによって決定される。そして、交点Pを軸にして点Qをx方向に反転させた位置に、点Rを設けてある。本実施の形態では、点Qを補間範囲の開始地点とし、点Rを補間範囲の終了地点としており、点Qと点Rの間を滑らかな曲線でつないである。この曲線は、例えばスプライン補間のアルゴリズムを用いて生成するようにする。
つまり、図5においてはガンマカーブGcは、点Aから点Qまでを接続する直線Ln1と、点Qから点Rまでを接続するスプライン曲線C1と、点Bから点Cまでをつなぐガンマ曲線Gc1とにより構成されていることになる。
次に、図6のフローチャートを参照して、ガンマ補正値の算出から実際にガンマ補正が行われるまでの処理の例を説明する。まず、ガンマ補正値算出部10(図1参照)において、点A,点B,点C(図5参照)の値が算出され(ステップS1)、点A,点B,点Cの値を基に算出した係数a,b,cを用いて、ガンマ曲線Gc1が算出される。ここでガンマ曲線Gc1の算出に用いられる式は、ユーザによってベースカーブの種類が「指数」に設定されているときには式1となり、「対数」が設定されているときには、式2となる。
次に、点Aを通り、その傾きが「イニシャルゲイン」として設定された傾きと一致する直線Ln1が算出され(ステップS3)、その直線Ln1とガンマ曲線Gc1との交点Pが算出される(ステップS4)。そして、交点Pが存在するか否かの判定が行われる(ステップS5)。直線Ln1の傾きが、ガンマ曲線Gc1の傾きよりも立っている場合には、直線Ln1とガンマ曲線Gc1とは接触しないことになる。従って、交点Pも存在しなくなる。この場合は、ガンマ曲線Gc1がそのままガンマカーブGcとして採用される(ステップS6)。
交点Pが存在する場合には、ユーザより補間範囲の指示を受け付け(ステップS7)、その範囲の広さに応じて、補間開始点としての点Qの位置が算出される(ステップS8)。ユーザにより、「補間レベル」を「オフ」する設定がされた場合には、点Q=交点Pとなる。また、「補間レベル」が「小」に設定された場合には、交点Pの入力値(点Aから交点Pまでのx軸上の距離)の1/4の値だけ、交点Pより減算した値が点Qとなる。「補間レベル」が「中」に設定された場合には、交点Pの入力値の1/3の値だけ交点Pより減少した値が点Qとなり、「大」が選択された場合には、交点Pの入力値の1/2の値だけ交点Pより減少した値が点Qとなる。なお、補間のレベルはこの4つに限定されるものではなく、2つや5つ等に設定するようにしてもよい。
次に、交点Pに対してx軸上で点Qと対称の位置にある点Rが算出され(ステップS9)、点Qと点R間を繋ぐスプライン曲線C1が算出される(ステップS10)。そして、直線Ln1とスプライン曲線C1とガンマ曲線Gc1によるガンマカーブGcが構築される(ステップS11)。ガンマカーブGcは、ガンマ補正値蓄積部11に蓄積されてから表示処理部7に出力され、表示処理部7による処理によって、ガンマカーブGcが表示部に表示される(ステップS12)。また、生成されたガンマカーブGc(ガンマ補正値)は、ガンマ補正部3(図1参照)にも出力される。
このようにして生成されたガンマカーブGcを、確定する操作がユーザよりなされた場合には、ガンマ補正値設定指令信号Cm1がガンマ補正値蓄積部11に入力される。このため次のステップS13では、ガンマ補正値設定指令信号Cm1を受信したか否かの判断が行われる。ガンマ補正値設定指令信号Cm1を受信した場合には、ガンマ補正値蓄積部11に蓄積されたガンマ補正値がガンマ補正部3に出力され、ガンマ補正部3によって、ガンマカーブGcを用いたガンマ補正が行われる(ステップS14)。ガンマ補正が施された映像信号は、圧縮処理部4(図1参照)に出力されるとともに、表示処理部7にも出力される。
ユーザより、ガンマカーブGcを確定する操作が行われるまでの間は、ガンマ補正値設定指令信号Cm1は出力されないため、ステップS1に戻って処理が行われる。
つまり、ユーザによるガンマカーブGcの調整が行われている間は、本線の映像信号に対しては調整前のガンマカーブGcが適用されていることになる。そして、ガンマカーブGcを確定する指示を受け付けた段階で初めて、調整が行われたガンマカーブGcを用いが本線の映像信号に対するガンマ補正が行われるようになる。
また、ユーザから入力される設定値が変わる度に、ガンマ補正値算出部10でガンマカーブGcが算出され、生成されたガンマカーブGcが表示部上に表示されるようになる。そして、ガンマカーブGcを確定する操作が行われた時点で、実際のガンマ補正が行われるようになる。ガンマカーブGcを確定する指示は、例えばプッシュボタン等の押下操作によって行えるようにしておく。
図7に、上述した処理によって設定されたガンマカーブGcの例を示してある。図7(a)は、「ベースカーブ」の種類として「指数」が選択された場合の設定例であり、図7(b)は、「ベースカーブ」の種類として「対数」が選択された場合の設定例である。
図7(a)に示した設定例では、ダイナミックレンジが800%、ホワイトリミットが109%、18%グレーの出力比率が50%、ブラックレベルの出力比率が3%、イニシャルゲインが5倍に設定されている。そして、設定されたこれらの値に基づいて生成されたガンマカーブGcがグラフ上に表示されている。
また、図7(b)に示した設定例では、ダイナミックレンジが460%、ホワイトリミットが100%、18%グレーの出力比率が22.39%、ブラックレベルの出力比率が5%、イニシャルゲインが9倍に設定されている。そして、設定されたこれらの値に基づいて生成されたガンマカーブGcがグラフ上に表示されている。
上述した実施の形態によれば、ユーザよりガンマカーブGcの形状を変更する操作を受け付けた場合や、設定パラメータの値が変更された場合にも、ガンマカーブGcを構成するガンマ曲線Gc1が、指数関数又は対数関数に基づいて算出されるようになる。これにより、表示画面に表示される画像において、自然な階調が再現されるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、対数関数によるガンマカーブGcの調整も行うことができるようになる。これにより、log特性のガンマカーブを有する撮像装置においても、ガンマカーブGcの調整を容易に行えるようになる。従って、ネガフィルムにおいて、低輝度に強いフィルムやコントラストに強いフィルム等、フィルムの種類が用途毎に設けられているのと同様に、デジタルの撮像装置においても、このような用途に応じた様々なガンマカーブGcを生成することができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、ダイナミックレンジやホワイトリミット等の、ユーザにとって扱いやすい項目を設定することで、自動的にガンマ曲線Gc1が生成されるため、ユーザの操作性を向上させることができる。
またこの場合、ダイナミックレンジやホワイトリミット等の設定パラメータの値を変更したり、ガンマカーブGc上に設けた調整点Pを移動させる操作を行う毎に、ガンマカーブGcの形状がリアルタイムで変わるようになる。これによりユーザは、実際のガンマ補正に用いられるガンマカーブGcの形状を確認しつつ、ガンマ補正値の設定を行うことができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、ガンマカーブGcの立ち上がり部分の傾斜角度もユーザが自由に設定することができる。つまり、ガンマカーブGcの形状を変更させたことで、立ち上がり部分の傾斜がきつくなってしまうような場合にも、その部分は直線Ln1を適用させる選択も行えるようになる。従って、ガンマカーブGcの形状を図形的に変更した際に、各調整点間を補間曲線によって自動的に接続する処理を行う従来の場合と比べて、暗部におけるS/Nを向上させることができる。
また、上述した実施の形態によれば、直線Ln1と、ガンマカーブGcを構成するガンマ曲線Gc1との接続部分に適用する補間の範囲を、ユーザが選択できるようになる。これにより、映像信号の暗部において、S/Nの改善と階調表現の向上のどちらをどのくらい優先させるかを、選択的に設定することができるようになる。
なお、上述した実施の形態では、設定画面上にガンマカーブGcも表示させ、ガンマカーブGc上に設けた調整点Pを移動させることによっても、ガンマカーブGcの形状を変えられる構成を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、画面上に設定パラメータPmの値のみを表示させる形態に適用してもよい。
この場合の表示画面の構成例を図8に示してある。図8に示した画面の上部には、この画面が、ガンマ補正に用いるパラメータの設定画面であることを示す「GAMMA MODIFICATION PARAMETERS」の表記がされている。そしてその下に、ベースカーブの算出に用いられる数式として、指数関数が選択されていることを示す「BASE CURVE y=xγ」の表記がされている。さらにその下に、設定パラメータPmの項目名と設定値との組み合わせが、設定項目の種類毎に記載されている。例えば設定項目(A)には「CAMERA D-RANGE」「800%」のように記載されており、左側が設定項目名、右側が設定値を示している。設定値は、例えばジョグダイヤルやつまみ等により変更可能としてある。すなわち、ジョグダイヤルやつまみの回転数と回転方向に応じて設定の値が変化するようにしてある。
このような構成とすることで、撮像装置100のビューファインダ(図示略)等の画面のサイズが小さいところにも、設定画面を表示させることができる。また、他の設定項目を設定する画面と似たインタフェースとしてあるため、ユーザは、自分が慣れ親しんだ操作でガンマ補正値の設定を行うことができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザによりガンマカーブGcを確定する操作を受け付けるまでは、実際のガンマ補正を行わない構成を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、ガンマカーブGcの調整中にも、調整中のガンマカーブGcを用いてガンマ補正が行われた結果の画像を、随時確認できるような構成としてもよい。
図9に、この場合の撮像装置100Aの構成例を示してある。図9において、図1と対応する箇所には同一の符号を付してあり、適宜説明は省略する。撮像装置100Aは、撮像部1と映像処理部2を備え、映像信号処理部2で信号処理が行われた映像信号を、第1のガンマ補正部3Aと第2のガンマ補正部3Bとの両方に出力する構成としてある。そして、第1のガンマ補正部3Aに、本線の映像信号に対するガンマ補正を行わせ、第2のガンマ補正部3Bに、表示用の映像信号に対するガンマ補正を行わせるようにしてある。
具体的には、第1のガンマ補正部3Aでガンマ補正処理された映像信号は圧縮処理部4に出力させ、第2のガンマ補正部3Bでガンマ補正処理された映像信号は、表示処理部7を介して表示部に出力させる構成としてある。
第2のガンマ補正部3Bと表示処理部7との間には、2つの固定接点を有するスイッチSw1を設けてあり、スイッチSw1の一方の固定接点は第1のガンマ補正部3Aに接続させてあり、もう一方の固定接点は、第2のガンマ補正部3Bに接続させてある。そして、ユーザから入力される操作内容に応じて生成される表示映像切替信号Cm2に基づいて、接続先が切り替わるようにしてある。
ユーザより、ユーザインタフェース部8に対して入力された設定パラメータPmは、設定パラメータ蓄積部9に一度蓄積されてからガンマ補正値算出部10に出力される。そして、ガンマ補正値算出部10において、設定パラメータPmに基づいてガンマ補正値が算出され、算出された値はガンマ補正値蓄積部11に蓄積される。
ガンマ補正値蓄積部11には、2つの固定接点を有するスイッチSw2を接続させてあり、スイッチSw2の一方の固定接点は第1のガンマ補正部3Aに接続させてあり、もう一方の固定接点は、第2のガンマ補正部3Bに接続させてある。そして、ユーザから入力される操作内容に応じて生成されるガンマ補正値設定指令信号Cm1に基づいて、接続先が切り替わるようにしてある。また、ガンマ補正値蓄積部11は表示処理部7にも接続させてあり、ガンマ補正値蓄積部11に蓄積されたガンマ補正値を示すガンマカーブGcが、表示処理部7の処理に基づいて表示部に表示される。
このように構成された撮像装置100Aにおいて、ガンマ補正値を確定させるためのガンマ補正値設定指令信号Cm1が入力されるまでの間は、スイッチSw1及びスイッチSw2の固定接点は、第2のガンマ補正部3B側に接続される。これにより、ユーザがガンマカーブGcを調整している段階でも、調整中のガンマカーブGcを用いてガンマ補正が行われた結果の画像を、表示部を通してユーザが随時確認することができるようになる。
そして、ガンマ補正値を確定する操作が行われた段階で、スイッチSw1とスイッチSw2の接続先が第1のガンマ補正部3Aに切り替わるようにしてある。これによって、第1のガンマ補正部3Aによって、本線の映像信号にガンマ補正が施され、ガンマ補正後の映像信号が外部記憶媒体6に記録されるとともに、表示部にも表示されるようになる。
また、上述した実施の形態では、本発明の映像信号処理装置を撮像装置に適用した場合の例を挙げたが、ガンマ補正値の算出まではパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)に行わせ、撮像装置で、PCから出力されたガンマ補正値を用いてガンマ補正を行う構成に適用してもよい。
図10に、この場合のシステムの構成例を示してある。図10に示したシステムは、撮像装置100BとPC200よりなる。撮像装置100Bは、撮像部1、映像信号処理部2、ガンマ補正部3、圧縮処理部4、記録処理部5、外部記憶媒体6、表示処理部7とで構成される。PC200は、キーボードやマウス等よりなり、設定パラメータPmの入力を受け付ける操作入力部21と、操作入力部21を介して入力された設定パラメータPmを蓄積する設定パラメータ蓄積部22とを備える。また、設定パラメータPmを用いてガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部23と、ガンマ補正値算出部23が算出した補正値を蓄積するガンマ補正値蓄積部24を備える。
表示処理部25は、ガンマ補正値蓄積部24に蓄積されたガンマ補正値を、ガンマカーブGcとして表示させるための処理を行い、処理後の画像を表示部26に出力する。またガンマ補正値蓄積部24は、ガンマ補正値設定指令信号Cm1が入力された場合には、蓄積されているガンマ補正値を読み出して、撮像装置100Bのガンマ補正部3に出力する。
このように構成されたシステムにおいて、ガンマ補正値が確定されるまでの間、つまり、ガンマカーブGcの調整が行われている間は、PC200の表示部26に調整中のガンマカーブGcが表示されるようになる。そして、ユーザから入力される設定パラメータPmの値が変更される度に、表示部26に表示されるガンマカーブGcの形状も、追従して変更される。また、ガンマカーブGcの調整が完了した段階で、ユーザからの操作入力に基づいてガンマ補正値設定指令信号Cm1が生成され、この信号Cm1によってガンマ補正値が撮像装置100Bのガンマ補正部3に出力される。
このような構成及び処理を行うことで、ガンマ補正値の算出処理がPC200で行われるため、ガンマ補正の算出を高速に行えるようになる。また、PC200に接続された、画面サイズの大きい表示部において、ガンマカーブGcの調整を行うことができるようになる。
なお、図10に示した構成では、調整後のガンマ補正値を用いて行うガンマ補正は、撮像装置100B側で行う構成としたが、ガンマ補正をPC200側で行い、補正後の映像信号を撮像装置100Bに出力する構成に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、ガンマカーブGcの立ち上がり部分において直線Ln1とガンマ曲線Gc1とが交差する場合の処理として、直線Ln1とガンマ曲線Gc1とをスプライン曲線で繋ぐ処理を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、直線Ln1とガンマ曲線Gc1との傾きが同一となる位置まで、ガンマ曲線Gc1をグラフ上の右方向にずらすような処理を行ってもよい。
また、上述した映像信号処理装置で行われる一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。また、これらの処理を実行する機能はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現できることは言うまでもない。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
また、上述した実施の形態では、インタフェース画面を表示部で構成した例を挙げたが、プロジェクタ等による投射光によって設定画面をスクリーン上等に表示させるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるガンマカーブの設定画面の構成例を示す図であり、(a)はベースカーブが指数で計算される場合の画面の例を示し、(b)はベースカーブが数で計算される場合の画面の例を示す。 本発明の一実施の形態による補間範囲の選択例を示す説明図であり、(a)が補間処理を行わない場合の例を示し、(b)が、補間範囲が「小」に設定された場合の例を示し、(c)が、補間範囲が「大」に設定された場合の例を示す。 本発明の一実施の形態によるマスタゲイン調整時の画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による各種設定パラメータとガンマカーブとの関係を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるガンマ補正値算出からガンマ補正までの処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるガンマカーブの設定例を示す説明図であり、(a)が指数ベースのガンマカーブを示し、(b)が対数ベースのガンマカーブを示す。 本発明の一実施の形態の他の例によるユーザインタフェース画面の構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態の他の例による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態の他の例によるシステムの内部構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…撮像部、2…映像信号処理部、3…ガンマ補正部、4…圧縮処理部、5…記録処理部、6…外部記憶媒体、7…表示処理部、8…ユーザインタフェース部、9…設定パラメータ蓄積部、10…ガンマ補正値算出部、11…ガンマ補正値蓄積部、Gc…ガンマカーブ、Gc1…ガンマ曲線、Ln1…直線、P…交点、P1〜P5…調整点

Claims (18)

  1. 映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるユーザインタフェース部と、
    前記ユーザインタフェース部を介して指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる指数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部と、
    前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を、ガンマ補正の処理を行うガンマ補正部に出力するガンマ補正値蓄積部とを備え、
    前記ユーザインタフェース部は、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、前記入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と前記出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    映像信号処理装置。
  2. 前記ガンマ補正値算出部は、前記ユーザインタフェース部を介して、前記ガンマ補正値の算出に用いる関数として対数関数が指定された場合には、前記係数をパラメータとして用いる対数関数に前記係数を代入する
    請求項記載の映像信号処理装置。
  3. 前記ユーザインタフェース部は、前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値よりなるガンマカーブを表示する表示部を有する
    請求項記載の映像信号処理装置。
  4. 前記ガンマカーブは、前記各係数を前記指数関数又は前記対数関数に代入することによって求まる第1のカーブと、前記第1の点を起点とし、前記ユーザインタフェース部を介して入力される前記ガンマカーブの立ち上がり部分の傾きを決めるイニシャルゲインの値により規定される角度を有する直線に基づいて定まる
    請求項記載の映像信号処理装置。
  5. 前記ガンマ補正値算出部は、前記第1のカーブと前記直線との交点と、前記第1の点との中点を算出するとともに、前記交点を軸にして前記中点と対称にある第4の点を算出し、前記中点と前記第4の点との間を接続する補間曲線を算出する
    請求項記載の映像信号処理装置。
  6. 前記曲線は、スプライン曲線である
    請求項記載の映像信号処理装置。
  7. 前記第2の点は、18%の反射率を有する中間階調の映像信号出力比率の設定値により求まる
    請求項記載の映像信号処理装置。
  8. 前記ガンマ補正値算出部は、前記ユーザインタフェース部を介して入力された補間範囲の広さを示すレベルに応じて、前記補間値算出の開始地点を、前記中点と前記第4の点との間で変化させる
    請求項記載の映像信号処理装置。
  9. 前記ガンマ補正値算出部は、前記中点を算出できなかった場合は、前記第1のカーブで示されるガンマ補正値を前記ガンマ値蓄積部に出力する
    請求項記載の映像信号処理装置。
  10. 前記ガンマ補正値算出部は、前記ユーザより前記ガンマ補正値の算出に用いる関数として指数関数が指定された場合には、前記指数関数としてy=a×x+cの式を用い、前記第1の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をaに代入し、前記第2の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をbに代入し、前記第1の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をcに代入する
    請求項記載の映像信号処理装置。
  11. 前記ガンマ補正値算出部は、前記ユーザより前記ガンマ補正値の算出に用いる関数として対数関数が指定された場合には、前記対数関数としてy=a×log(x+b)+cの式を用い、前記第1の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をaに代入し、前記第2の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をbに代入し、前記第1の点として指定された値を近似計算することにより得られる値をcに代入する
    請求項10記載の映像信号処理装置。
  12. 前記ガンマ補正値算出部は、前記ユーザよりマスタゲインの設定値が入力された場合には、前記式にマスタゲインの設定値に基づく係数を乗算する
    請求項11記載の映像信号処理装置。
  13. 映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるユーザインタフェース部と、
    前記ユーザインタフェース部を介して指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる対数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部と、
    前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を、ガンマ補正の処理を行うガンマ補正部に出力するガンマ値蓄積部とを備え、
    前記ユーザインタフェース部は、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、前記入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と前記出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    映像信号処理装置。
  14. 被写体光を光電変換して映像信号を生成する撮像部と、
    前記映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるユーザインタフェース部と、
    前記ユーザインタフェース部を介して指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる指数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部と、
    前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を出力するガンマ補正値蓄積部と、
    前記ガンマ補正値蓄積部から出力されたガンマ補正値を用いて前記映像信号にガンマ補正を行うガンマ補正部とを備え、
    前記ユーザインタフェース部は、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、前記入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と前記出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    撮像装置。
  15. 被写体光を光電変換して映像信号を生成する撮像部と、
    前記映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるユーザインタフェース部と、
    前記ユーザインタフェース部を介して指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる対数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するガンマ補正値算出部と、
    前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を出力するガンマ補正値蓄積部と、
    前記ガンマ補正値蓄積部から出力されたガンマ補正値を用いて前記映像信号にガンマ補正を行うガンマ補正部とを備え、
    前記ユーザインタフェース部は、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、前記入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と前記出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    撮像装置。
  16. 前記ユーザインタフェース部は、前記ガンマ補正値算出部で算出されたガンマ補正値よりなるガンマカーブを表示する表示部を備え、
    前記ガンマ補正部は、前記映像信号を記録する外部記録媒体に対して、ガンマ補正済みの映像信号を出力する第1のガンマ補正部と、前記表示部に対してガンマ補正済みの映像信号を出力する第2のガンマ補正部とを備え、
    前記ガンマ補正値蓄積部の出力先を、前記第1のガンマ補正部と前記第2のガンマ補正部とで切り替える切り替え部を備え、
    前記スイッチは、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記第1のガンマ補正部に接続される
    請求項14又請求項15記載の撮像装置。
  17. 映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる対数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するステップと、
    前記算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を、ガンマ補正の処理を行うガンマ補正部に出力するステップとを有し、
    前記受け付けるステップは、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    映像信号処理方法。
  18. 映像信号のガンマ補正時に用いられるガンマカーブを構成する、少なくとも3点の値の指定を受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた少なくとも3点の値を、近似計算することにより得られる各係数を、前記各係数をパラメータとして用いる対数関数に代入することによりガンマ補正値を算出するステップと、
    前記算出されたガンマ補正値を蓄積し、前記ガンマ補正値を確定する指示をユーザより受け付けた場合に、前記ガンマ補正値を、ガンマ補正の処理を行うガンマ補正部に出力するステップとをコンピュータに実行させるプログラムであり、
    前記受け付けるステップは、前記映像信号の黒レベル部分の出力比率の設定と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定と、出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定を受け付け、
    前記ガンマカーブを構成する少なくとも3点は、前記黒レベル部分の出力比率の設定値により求まる第1の点と、前記映像信号の中間階調部分の出力比率の設定値により求まる第2の点と、入力映像信号におけるダイナミックレンジの設定値と出力映像信号におけるホワイトクリップレベルの設定値とにより求まる第3の点である
    プログラム。
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