JP4512487B2 - 流体作動式ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、流体作動式ポンプに関し、特に、そのようなポンプを組み入れたポンプ装置に関するものである。
本発明は、必ずしもそれだけではないが、特に、坑内採鉱施設を排水するために考え出されたものである。本発明は、多量の汚れた流体をポンプ送りもしくは圧送するのに非常に高い圧力が必要とされる用途に適応している。代表的には、2500mの水頭程度の圧力及び200m3/hr程度の流量が達成されることになる。
坑内採鉱施設を排水する際、水は、固形物で必ず汚染されている。典型的には、差動プランジャーポンプ又はピストンダイヤフラムポンプが圧送プロセスのために使用されている。ピストンポンプは、作業をするのに効果的ではあるが、高い資本コストと、高い保守コストとを必要としている。高い保守コストは高摩耗率のために生じており、高摩耗率は、ポンプ吸込行程及び吐出行程を制御するポンプバルブ調節システムの厳しい作動条件に起因している。かかるシステムは、およそ毎分60〜80回のポンプ運転速度を必要としている。差動プランジャーポンプの高い保守コストの更なる要因は、往復動するピストン及びそれらのシールに対する汚水の攻撃的作用である。
ダイヤフラムポンプは、ピストン及びシールに対するのと同じ摩耗率の作用を受けないが、それにもかかわらずバルブ調節システムは、ダイヤフラムポンプにおいてもおよそ毎分60〜80回で作動するときに、同じ厳しい条件にさらされる。
少ない圧送量で作動でき、従って、ポンプに関連したバルブ調節に対してより厳しくないポンプの必要性が存在している。この必要性は、蠕動ポンプの変形であるコラプシブルチャンバ(collapsible chamber)ポンプにより満たすことが可能である。かかるポンプは、供給端及び吐出端を有する可撓性の管を利用しており、該供給端及び吐出端の間の管内にポンピングチャンバもしくはポンプ室が画成されている。流体圧力は、管を圧縮し、それによりポンピングチャンバ内の1回分の流体を吐出端に向かい駆動するのに使用されている。このようなポンプについての種々の提案は、ショーンブルク(Schomburg)の米国特許第3,406,633号明細書、ヴァン・オース(van Os)の米国特許第4,515,536号明細書、サッター(Sutter)の米国特許第6,345,962号明細書、エスビー・サーヴィス(空気圧技術)リミテッド(SB Services (Pneumatics) Ltd.)の英国特許第2195149号明細書、リーハ(RICH)の国際公開第82/01738号パンフレット、コファール(Kofahl)の米国特許第4,257,751号明細書及びキンバリン(Kimberlin)の米国特許第4,886,432号明細書に開示されている。
これら提案の各々は、弾性のある可撓性の管を利用しているので、該管は、その内部の1回の量の流体を押し出すように圧縮可能であると共に、更なる1回の量の流体をこの可撓性の管内に受け入れるように拡張可能である。これら提案の各々は、装置が作動できる最大圧力に限界を有している。この限界は、管が圧送流体により過剰に圧縮された場合に可撓性の管が耐えることができる最大差圧の結果である。過剰に圧縮されると、管は出口ポートでの破断により損傷することになる。
このような背景があり、それと関連した種々の欠点及び問題点があることから、本発明が開発されたものである。
前述した先行技術の引用は、背景としてのためだけであり、先行技術がオーストラリアにおける一般的知識の一部を形成することの承認又は如何なる形の示唆でもなく、また、その承認又は如何なる形の示唆であると解釈されるべきでもない。
本発明の第1の形態によると、作動流体を使用して圧送流体を搬送するためのポンプであって、内部スペースを画定する剛な外側ケーシングと、前記内部スペース内に収容される管構造とを備え、該管構造は可撓性であると共に実質的に非弾性であり、該管構造の内部は圧送流体を受け入れるためのポンプ室を画成しており、該管構造は、前記ポンプ室の体積を変え、それにより吐出行程及び吸込行程を行うべく前記管構造の長手方向と直交する方向に拡張された状態及び収縮された状態の間に可動であり、記管構造を囲む前記内部スペースの領域は、作動流体を受け入れて収容するための作動領域を画成しており、前記ポンプ室は、前記管構造を前記拡張された状態に向かって移動させるべく圧送流体を受け入れるように構成され、それにより前記ポンプ室が吸込行程を行い、前記ポンプ室は、前記作動領域における作動流体の動作に呼応して前記管構造の収縮時に吐出行程を行うようになっており前記管構造の一端は閉じられており、他端はポートに接続されており、圧送流体は、前記ポンプ室が吸込行程及び吐出行程を行うときに前記ポートを介して前記ポンプ室に流入したり、前記ポンプ室から排送したりすることが可能となっており、前記管構造の前記閉じた一端は、該管構造の長手方向の伸張及び収縮に適応するように可動に支持されている。
前記管構造は、その前記閉じた一端で支持されていることが好ましい。
好ましくは、前記管構造の前記閉じた一端は、スプリング機構のような任意の適切な方式で可動に支持されていてもよい
好ましいのは、前記作動領域が、前記管構造を実質的に取り囲んでいる作動環状域と、前記ポンプの前記閉じた一端に位置付けられた作動室とから構成されていることである。前記作動環状域は前記作動室と流体連通していることが好ましい。
好ましくは、ポンプは、空気のような流体を前記ポンプから逃すための手段を備えている。
好ましくは、ポンプは、前記ポンプ室及び前記作動領域から空気を逃すための別のポートを備えており、その場合、空気は、前記吸込行程中に前記ポンプ室から第1ポートを介して逃され、かつ空気は、前記吐出行程中に前記作動領域から第2ポートを介して逃されるようになっている。
ポンプはまた、前記吸込行程及び前記吐出行程中、前記ポンプを監視するための監視手段も備えていてもよい。
前記監視手段は前記管構造の状態を監視することが好ましい。
本発明の一実施形態によると、前記監視手段は前記管構造の前記閉じた一端の位置を直接又は間接的に監視するようになっている。ここで、管構造が充填されるにつれて、長手方向の長さが縮小させられ、結果として可動の閉じた一端が管構造の固定された開口端に向かい移動することになる。
本発明の別の実施形態によると、前記監視手段は前記ポンプの構成要素間の圧力差を監視するようになっている。
前記監視手段は、いつ前記吐出行程及び吸込行程が完了したかを少なくとも指示することが好ましい。
本発明の第2の実施形態によると、本発明の第1の形態に基づくポンプと、前記ポンプ室に吸込行程を行わせるために時系列順序で圧送流体を前記ポンプ室に給送する給送手段と、前記管構造を横方向に圧平させ、それにより前記ポンプ室に吐出行程を行わせるために時系列順序で作動流体を前記作動領域に供給する手段とを備えるポンプ装置が提供されている。
前記給送手段は給送ポンプから構成されていてもよい。
典型的には、給送手段は、圧送流体を管構造の内部に搬送して、その横方向の拡張を生じさせ、それによりポンプ室の吸込行程を行うことのみが必要とされる意味で、比較的に低圧で作動することが要求されているに過ぎない。
前記作動流体は例えば油圧オイル又は水のような任意の形態のものでよい。
前記作動流体が油圧オイルである場合、前記供給手段は、油圧オイル用のタンクと液圧ポンプとを組み込んだ液圧回路を備えていることが好ましい。前記液圧回路はまた、時系列順序で前記作動領域内への油圧オイルの給送と前記作動領域からの油圧オイルの排送とを調節するため吸込及び出口側弁装置を備えている。
前記作動流体が水である場合、前記供給手段は、前記水を適切な圧力水頭で供給するために高所位置にある水タンクから構成されていてもよい。
好ましくは、前記作動領域への前記作動流体の給送は、圧送流体が前記ポンプ室に入ったり、該ポンプ室から排送する際に通るポートに対して反対の端で行われている。前記作動領域からの前記作動流体の出口は、圧送流体が前記ポンプ室に入ったり、該ポンプ室から排送する際に通るポートに対して反対の端であってもよい。
ポンプ装置は、本発明の第1の形態に基づく2台のポンプを備えていてもよく、該2台のポンプは、一方のポンプのポンプ室が吸込行程を行っている間に他方のポンプのポンプ室が吐出行程を行っており、逆の場合も同様である。
好ましくは、前記2台のポンプの順次運転は、ほぼ中断されることのない圧送流体供給が前記ポンプ装置から出されるようになっている。これは、所定量の流体を可撓性の管から排送し、その後、続く押し退けの前に管に再充填することを必要とする先行技術のポンプ装置とは異なっている。これは、一般に望ましくない装置の間欠的な出力流れという結果になる。極端な高圧の適用例において使用された場合、間欠的な出力流れは、出口配管系統に起こる衝撃波(液圧ハンマーとしても知られている)を発生させることになる。出口配管系統における間欠的な流れは、繰返し加速及び減速することを必要とするであろうから、エネルギの消費になり、従って、ポンプ装置が非能率になる。
前記吐出行程の持続期間は前記吸込行程の持続期間よりも長くすることが可能である。好ましいのは、一方のポンプがその吸込行程を完了しその吐出行程を開始すると同時に、他方のポンプがその吐出行程を完了しつつあることである。一方のポンプの前記吐出行程は、他方のポンプからの吐出の量が前記ポンプ装置からの圧送流体の所望量に等しくなるようになるまでに完了されることが好ましい。
好ましくは、前記2台のポンプは、運転の順序を制御する適切な弁装置と共に、共通の給送手段及び共通の供給手段を有している。
好ましくは、前記又は各ポンプは、前記管構造の閉じた一端がその他端に対して高所にあるように方向付けられている。前記作動領域への前記作動流体の吐出及び出口は、前記閉じた一端の近くであることが好ましい。
本発明の第の形態によると、本発明の第の形態に基づくポンプ装置を運転するための方法が提供されており、この方法において、一方のポンプの前記吐出行程の持続期間は他方のポンプの前記吸込行程の持続期間よりも長く、逆の場合も同様であり、そのために順次運転されたときに、前記ポンプ装置はほぼ中断されない流体の供給を吐き出すようになっている。
本発明の更なる形態によると、脈動流を別個に供給する少なくとも2台のポンプを備えるポンプ装置を運転する方法が提供されており、この方法において、前記少なくとも2台のポンプは時系列順序で運転され、前記ポンプ装置からほぼ中断されない排送を供給している。
前記少なくとも2台のポンプの一方の吐出行程の持続期間は、前記少なくとも2台のポンプの他方の吸込行程の持続期間よりも長く、逆の場合も同様であることが好ましい。
本発明は、添付図面に示されたようなその特定実施形態に関する以下の記載を参照することにより一層良く理解されるであろう。
図1〜図13を参照すると、連続流の汚染水を高圧で且つ大流量で搬送するのに適するポンプ装置1が示されている。汚染水は、固形物を含んでおり、そのためスラリーを構成しているのが一般的である。従って、今後は、該汚染水をスラリーと呼ぶことにする。
ポンプ装置1は、排送パイプライン56を経由してスラリーを排送するために、(説明されるように)所定の時系列順序で作動可能である2台のポンプ21,22を備えている。
図2を参照すると、各ポンプ21,22は、円筒形の構造であると共に内部スペース26を画定する剛な外側ケーシング25を備えている。各ケーシング25は、その一端が他端に対して高所にあるように、水平に対して傾斜した長手方向軸線を有している。第1の端板34はケーシング25の上端に装着されており、第2の端板23はその下端に装着されている。
可撓性の管構造27は、外側ケーシング25内の内部スペース26に収容されていると共に、長手方向に緊張した状態で支持されている。この可撓性の管構造27は、可撓性ではあるが実質的に非弾性である。該管構造は、特定の状態から撓んだ後に該管構造をその状態に戻そうとする傾向のある記憶装置を有していない点で、実質的に非弾性であると共に、引張り強度を有しており、それにより管の弾性伸びを制限している。
管構造27の内部は、ポンプ室28を画成している。管構造27は、その可撓性の性質のため、ポンプ室28の体積を変えるべく横方向の圧平(collapsed)状態と拡張状態との間に可動である。このような構成では、ポンプ室28は、吸込行程及び吐出行程を遂行することが可能である。
横方向の圧平状態において、管構造27は、後から説明される方法で支持されるその両端を除いて、弛緩されており、基本的にそれ自体に圧平されるようになっている。横方向の拡張状態において、管構造27は膨らまされており、応力が管壁に発生することになる。後からより詳細に説明されるように、これは管構造に幾分かの長手方向の収縮もしくは短縮が生ずる結果になる。
管構造27の一端は、下側の端板23上に支持されている。特に、下側の端板23はポート42を画定する開口を採用しており、ポンプ送りを受けているスラリーは、このポートを介して、管構造27内に画成されたポンプ室28内に入ったり、出たりすることが可能となっている。端板23はスリーブ部24を合体させており、該スリーブ部の上に管構造27の一端が封止状態で係合している。
管構造27の他端は、可動の支持体に取り付けられている。この可動の支持体は、円筒形の剛な末端継手29と、端壁部31と、円錐形の内側輪郭部30とから構成されている。管構造27の端は、円筒形の剛な末端継手29の上に封止状態で嵌め込まれている。端壁部31は、上側の端板34にある開口38を通って延在する管状ロッド32に支持されている。管状ロッド32は、端板34中に封止状態で滑動自在に支持されている。管状ロッド32の外側端部分には、カラー36が嵌合されており、このカラー36と端板34の外面との間に圧縮ばね35が作用するようになっている。このように構成すると、圧縮ばね35は管状ロッド32を外方に駆動し、従って、末端継手29は端板34に向かって駆動されることになる。この配置は、管構造27の上側端を可動に支持すると共に、後から説明されるように管構造の長手方向の伸縮することになる。更に、それは管構造27を長手方向に緊張状態に維持するのを支援するものである。
管構造27を囲む内部スペース26の領域及び剛な外側ケーシング25の内部の領域は、作動流体を受け入れるための作動環状域41を画成している。円形端壁31の外側の領域及び端板34の内側の領域は、作動流体を受け入れるための作動室40を画成しており、該作動室40は作動環状域41と流体連通して作動領域を提供している。
開始と同時に、そして吐出行程の間、作動流体は、作動環状域41に流入する前に、ポート39を経由して作動室40に入ることになる。ポート39は、作動室40に入ったときの作動流体の流れが管構造27と直接に一直線に並ばず、従って、それに衝突しないように、外側ケーシング25の上端部に接続されている。
開始と同時に、そして吸込行程の間、作動流体は、ポート33を経由して出る前に、作動環状域41を通り作動室40に流入することになる。ポート33は、最高所位置において外側ケーシング25の上端部に接続されている。この構成は、同伴空気が作動流体の吐出のときに作動室40から追い出されることを可能にするものである。
図1を参照すると、ポンプ装置1は更に、後述するように時系列順序で複数のポンプ室28にスラリーを給送するための給送手段50を備えている。この給送手段50は、スラリータンク51に連絡すると共に、プライミングポンプ52と、該プライミングポンプ52から延在する給送ライン53とを備えており、該給送ラインは2つの給送分岐ライン54,55に分岐している。特に、各給送分岐ライン54,55は、ポート42を介してそれぞれのポンプのポンプ室28に連絡している。各給送分岐ライン54,55にある入口側逆止弁61,63は分岐ラインに沿ったスラリーの流れ方向を制御するものである。
各ポート42はまた、各排送分岐ライン57,58を経由して排送パイプライン56と連絡している。各排送分岐ライン57,58は、分岐ラインに沿ってスラリーを吐き出す流れ方向を制御するため、出口側逆止弁62,64を備えている。
また、作動流体を各作動室40に時系列順序で供給するために、供給手段70も設けられている。
この実施形態において、作動流体は油圧オイルであり、供給手段70は、各ポンプ21,22の作動室40と連絡する液圧回路を備えている。供給手段70は、油圧オイルのためのタンク71と、圧力を受けている油圧オイルを分岐ライン75,76に沿って作動室40に給送するための電気モータ駆動の液圧ポンプ72とを備えている。液圧弁73,74は、各分岐ライン75,76における圧力リリーフ流れがタンク71に戻るのを可能にするものである。
各ポンプ21,22の作動室40は、各分岐ライン75,76とポート39との間に接続された搬送ライン77,78を経由して分岐ライン75,76と連絡している。
分岐ライン76には、ポンプ22に関連したプレチャージ入口弁81と、ポンプ21に関連したプレチャージ入口弁84とが組み込まれている。分岐ライン75には、ポンプ22に関連した供給入口弁82と、ポンプ21に関連した供給入口弁85とが組み込まれている。
供給手段70はまた、戻しパイプライン95を備えている。
戻しパイプライン95は、各ポンプ21,22にあるポート33と連通関係にあると共に、ポンプ21に関連した吐出弁86及びポンプ22に関連した吐出弁83を組み込んでいる。
弁81〜86は、制御システム(図示せず)の制御を受けて時系列順序で作動するように構成されている。典型的には、弁81〜86は、該制御システムからの電気信号に応答して作動可能である。
弁81〜86の作動は、該制御システムにより時系列順序で制御されているが、ポンプ室28内へのスラリー吸込み及びポンプ室28からのスラリー排送に関係した弁61〜64は、流体圧力に応答する単なる逆止弁であることに留意すべきである。
上記で暗に指摘したように、1回分のスラリーは、周囲の作動環状域41及び作動室40に入る1回分の油圧オイルの影響下で各ポンプ室28から追い出されるようになっている。1回分の油圧オイルは、吐出行程の完了時に使い果たされることになる。使われた1回分の油圧オイルは、続いて、ポンプ室28の次の吸込行程中に管構造27の膨張により作動環状域41及び作動室40から追い出されることになる。この順序は、勿論、制御弁81〜86の時系列作動により制御されている。特に、各ポンプ21,22についての吐出行程は、各入口弁82,85が開き、各出口弁83,86が閉じるときに行われている。同様に、吸込行程は、各出口弁83,86が開き、各入口弁82,85が閉じるときに行われている。各出口弁83,86は、作動流体の追出しを可能とするため、及びスラリーの吸込み時に管構造27がその拡張状態に移動するだけのスペースを可能とするために開かれている。
ポンプの満足できる運転を確実にするため、空気は、ポンプ室28は勿論のこと、作動環状域41及び作動室40の双方から逃さねばならない。ポート33は、作動室40の最上方部位に配置されており、各制御弁83,86が前述したように開いたときに各ポンプ21,22における作動環状域41及び作動室40内に同伴された空気を排出することになる。しかるに、各ポンプ室28内の同伴空気は、ポート37を通って出されることになる。
図2から分かるように、ポート37は、中空の管状ロッド32によりポンプ室28に接続されている。円錐形の内側輪郭部30は、ポンプ室28中の同伴空気を当該中空の管状ロッド32へと案内するものである。管状ロッド32と連通関係にある出口弁65が開くと共にポンプ室28が吸込行程中にスラリーで充填されるときに、スラリーは、中空の管状ロッド32を通って流出し、同伴空気をポンプ室28から強制的に追い出されることになる。
ポンプ室28からの同伴空気の追出しは、管構造27の最高所位置にある抽気管位置を経由するような種々の他の手段を通じてもよいことが分かる。
第1の実施形態に基づくポンプ装置1の運転について次に説明する。作動順序は、図18において表形式にされている。
ポンプ装置1を使用する圧送運転の開始時に、図3及び図4に示すように、各ポンプのポンプ室28が十分にスラリーを充填するように、双方のポンプ21,22に呼び水を差すことが必要である。
次に、油圧オイルをポンプ22の作動室40に送り出すように制御システムが作動される。油圧オイルがポンプ22の作動室40及び作動環状域41を満たすときに、図5及び図6に示すように、それにより、作動流体の作用を受ける管構造27がその内部のスラリーを排送分岐ライン57に沿ってパイプライン56へと追い出す。ポンプ22の吐出行程の完了近くに、図7に示すように、ポンプ21がその吐出行程を開始する。瞬時の間、双方のポンプ22,21から同時に吐き出すことによって一定圧力が達成され、それにより、排送パイプライン56を通るスラリーの流量が、ポンプ21,22間の移行中、一定に維持されることを確実にする。ポンプ21,22間の円滑な移行を確認したら、ポンプ22の吐出行程は終り、図8に示すように、その吸込行程の開始が続く。
吸込行程の間、スラリーは給送手段50によりポンプ22に給送される。次いで、図9〜図13に示すように、サイクルが繰り返されて、スラリーが時系列順序で作動する2台のポンプ21,22により排送パイプライン56を通り連続的に圧送もしくはポンプ送りされるので、一定の流量がポンプ装置1により排送される。
排送パイプライン56への圧送スラリーの実質的に中断されない給送があるようにするには、吸込行程を行うのに要する時間が吐出行程のために許された時間よりも短時間であることが必要である。これは、一方から他方へのポンプの切換え順序における種々の制御弁の作動に必要な時間を与えるものである。
各ポンプの行程の開始時に、一方のポンプの作動環状域41及び作動室40は、他方のポンプ(これはその吐出行程の終期近くにある)の作動環状域41及び作動室40と同じ圧力まで加圧されている。吐出行程を開始しているポンプの作動環状域41及び作動室40がその吐出行程の開始前にそのように加圧されていなければ、排送パイプライン56への連続的な給送を途絶させることになる圧力損失が生じるであろう。
ポンプ装置1の運転中、最も重要であるのは、各ポンプ室28がその圧送行程の開始前にスラリーで十分に満たされていることを確実にすることである。この要件が満たされていないと、管構造27は、各ポンプ室28内での吐出行程の繰返し後に、最終的に損傷する可能性がある。これは、例えば、管構造27がポート42に強引に通されることになりうる。
管構造27からの過剰の排送の場合、同管構造は、該管構造27が実質的に非弾性であるならば、ポンプ室28の体積がスラリーの排送によって減少されるので、長さが短くなるであろう。可動の支持アセンブリ、管状ロッド32及びスプリング35は、管構造27の短縮に適応するようになっている。短縮の度合いは、例えば管状ロッド32の動きを参照して、測定することができる。次いで、これを使用して、管構造が十分に排出されたこと、即ち、管状ロッド32がその最内方位置にあるときに吐出行程が完了したことを指示する信号を発生させることができる。
吐出行程の開始前に各ポンプ室28が正しく充填されていることを確実にすべく、ポンプ装置の運転を監視できる種々の方法がある。1つの方法は、作動室40及びポンプ室28の間に存在する圧力差を監視することを含んでいる。説明として、スラリーがそれぞれのポート42を通りポンプ室28の1つに入りつつあるときに、作動流体は作動室40から排送されつつある。換言すれば、特定の作動室40と関連した液圧回路におけるそれぞれの出口制御弁83,86は、作動流体の排除を可能とすべく開いている。作動室40には最小の背圧があるので(何故なら出口弁83,86は開いている)、スラリーは、作動流体が排除されるにつれて管構造27を膨張させることができる。管構造27が十分に充填されたときに、給送手段50は管構造27に圧力を加え続けており、この圧力は管構造27の引張り特性により吸収される。管構造27内の内圧により管構造27は固く張ったようになり、従って、その最大可能膨張状態になる。管構造27がこの状態にあるときに、作動室40の後の出口弁83,86は依然として開いているので、作動室40に残っている作動流体に働く圧力はないであろう(何故なら管構造27はもう膨張できない)。その結果、検出されることができ、そのためポンプ室28が十分に充填されていることの指示を与えるのに使用できる、圧力差がある。
別の検出システムでは、管構造27が力の抜けた状態から十分に充填された状態に移るときの各管構造の短縮効果を利用している。短縮効果は、図14〜図17を参照すると見ることができる。図14及び図15は、管構造27が十分に充填された場合のその閉端部を例示している。図16及び図17を参照すると分かるように、管構造27が力の抜けた状態にあるとき、管構造の符号91で示された半径方向の膨張は、符号90で示すように長手方向の収縮をもたらし、その結果、管構造27の全体にわたる短縮になる。管構造27の短縮は、可動の支持アセンブリ、管状ロッド32及びスプリング35により吸収される。短縮の度合いは、例えば、管状ロッド32の動きを参照することにより測定することができる。次にこれを使用して、ポンプ室28が十分に充填されたこと、すなわち、管状ロッド32がその最内方位置にある時期であることを指示する信号を発生させることができる。
管構造27の端部は、任意の適当な方法で閉じられることが理解されるべきである。
ポンプ21,22の傾斜は、スラリー内の固体粒子の沈降がスラリーがポンプ室28内にある間に起こると仮定した場合、沈降粒子がポート42に近いポンプ室28の下端に溜まるよう、選択されている。その後、沈降粒子は集められ、次の吐出行程中に、出口ポート42に存在する高速の流れの結果として、出て行く1回分のスラリーによって排送される。
前述したことから、本発明は、等流の方式で流体を高圧で圧送することができる簡単ではあるが非常に効果的なポンプ装置を提供していることが明らかである。このポンプ装置1は、従来の往復動型ピストンポンプの高運転サイクルと比較して相対的に低い圧送サイクルで運転することができ、従って、ポンプ装置において使用される弁装置は、そんなに厳しくない条件下で作動することができる。一例として、ポンプ装置1内の各ポンプ21,22は、毎分約2〜4サイクルの速度で運転することができ、これは、産業環境において使用される従来のピストンポンプについての毎分60〜80サイクルの通常速度よりも著しく低い。
本発明の範囲は、説明されてきた実施形態の範囲に限定されるものではないことが理解されるべきである。この点に関し、本発明によるポンプ装置は、流体の圧送もしくはポンプ送りが必要とされる種々の分野に用途を有することが理解されるべきである。
更に、実施形態に基づくポンプ装置1は、時系列順序で運転する2台のポンプ21,22を利用しているが、1台のポンプのみが必要とされる(その場合、間欠的な吐出流れが容認できる)用途が存在しており、或いは順に運転する2台以上の一連のポンプを使用することが可能な用途が存在していることが理解されるべきである。
本発明の範囲から逸脱することなく種々の改善及び改変が具体化されてもよい。
明細書全体を通じて、文脈が他の意味を必要としているのでなければ、“備える”という用語或いは“備えている”というような変形は、記載の完全体(integer)又は完全体群の包含を意味しており、任意のその他の完全体又は完全体群の除外を意味しているのではない。
本発明の実施形態に基づくポンプ装置の概略立面図である。 図1に示されたポンプ装置のポンプの部分図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 図1に示された実施形態によるポンプ装置の運転についての経時的な図である。 充填(横方向に拡張)状態で示された、ポンプ装置の一部を形成する管構造の閉止端の側面図である。 図14の端面図である。 緩んだ(横方向に潰れた)状態で示された、管構造の閉止端の側面図である。 図16の端面図である。 図3〜図13に関連してポンプ装置の経時的な運転を表わす表である。

Claims (30)

  1. 作動流体を使用して圧送流体を搬送するためのポンプであって、内部スペースを画定する剛な外側ケーシングと、前記内部スペース内に収容される管構造とを備え、該管構造は可撓性であると共に実質的に非弾性であり、該管構造の内部は圧送流体を受け入れるためのポンプ室を画成しており、該管構造は、前記ポンプ室の体積を変え、それにより吐出行程及び吸込行程を行うべく前記管構造の長手方向と直交する方向に拡張された状態及び収縮された状態の間に可動であり、前記管構造を囲む前記内部スペースの領域は、作動流体を受け入れて収容するための作動領域を画成しており、前記ポンプ室は、前記管構造を前記拡張された状態に向かって移動させるべく圧送流体を受け入れるように構成され、それにより前記ポンプ室が吸込行程を行い、前記ポンプ室は、前記作動領域における作動流体の動作に呼応して前記管構造の収縮時に吐出行程を行うようになっており、
    前記管構造の一端は閉じられており、他端はポートに接続されており、圧送流体は、前記ポンプ室が吸込行程及び吐出行程を行うときに前記ポートを介して前記ポンプ室に流入したり、前記ポンプ室から排送したりすることが可能となっており、前記管構造の前記閉じた一端は、該管構造の長手方向の伸張及び収縮に適応するように可動に支持されていることを特徴とする、
    ポンプ。
  2. 前記管構造は、その前記閉じた一端で支持されている、請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記管構造の前記閉じた一端は、スプリング機構のような任意の適切な方式で可動に支持されている、請求項1又は2に記載のポンプ。
  4. 前記作動領域は、前記管構造を実質的に取り囲んでいる作動環状域と、前記ポンプの前記閉じた一端に配置された作動室とから構成されており、前記作動環状域は前記作動室と流体連通している、請求項1〜3のいずれか1項に記載のポンプ。
  5. 前記圧送流体とは異なる流体を前記ポンプ室から逃すための手段を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプ。
  6. 前記手段は、前記吸込行程中に前記ポンプ室から前記圧送流体とは異なる前記流体を逃すためのポートと、前記吐出行程中に前記作動領域から前記圧送流体とは異なる前記流体を逃すためのもう1つのポートとを備えている、請求項に記載のポンプ。
  7. 前記吸込行程及び前記吐出行程中に前記ポンプを監視するための監視手段を備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のポンプ。
  8. 前記監視手段は前記管構造の状態を監視するものである、請求項に記載のポンプ。
  9. 前記監視手段は前記管構造の前記閉じた一端の位置を直接又は間接的に監視するものである、請求項7又は8に記載のポンプ。
  10. 前記監視手段は前記ポンプの構成要素間の圧力差を監視するものである、請求項に記載のポンプ。
  11. 前記監視手段は、いつ前記吐出行程及び吸込行程が完了したかを少なくとも指示するようになっている、請求項7〜10のいずれか1項に記載のポンプ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のポンプと、前記ポンプ室に吸込行程を行わせるために時系列順序で圧送流体を前記ポンプ室に給送する給送手段と、前記管構造を、前記管構造の長手方向と直交する方向に収縮させ、それにより前記ポンプ室に吐出行程を行わせるために時系列順序で作動流体を前記作動領域に供給する手段とを備えている、ンプ装置
  13. 前記給送手段は給送ポンプから構成されている、請求項12に記載のポンプ装置。
  14. 前記作動流体は、油圧オイル又は水のような任意の形態のものである、請求項12又は13に記載のポンプ装置。
  15. 前記作動流体は油圧オイルである、請求項14に記載のポンプ装置。
  16. 前記供給手段は、油圧オイル用のタンクと液圧ポンプとを組み込んだ液圧回路を有している、請求項15に記載のポンプ装置。
  17. 前記液圧回路はまた、時系列順序で前記作動領域内への油圧オイルの給送と前記作動領域からの油圧オイルの排送とを調節するための吸込及び出口側弁装置を有している、請求項16に記載のポンプ装置。
  18. 前記作動流体は水である、請求項14に記載のポンプ装置。
  19. 前記供給手段は、前記水を適切な圧力水頭で供給するために、高所位置にある水タンクから構成されている、請求項18に記載のポンプ装置。
  20. 前記作動領域への前記作動流体の給送は、圧送流体が前記ポンプ室に入ったり、該ポンプ室から排送する際に通るポートに対して反対の端で行われている、請求項12〜19のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  21. 前記作動領域からの前記作動流体の出口は、圧送流体が前記ポンプ室に入ったり、該ポンプ室から排送する際に通るポートに対して反対の端にある、請求項12〜20のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  22. 2台のポンプであって、各ポンプは請求項1〜11に記載のものである2台のポンプを備えており、該2台のポンプは、一方のポンプのポンプ室が吸込行程を行っている間に他方のポンプのポンプ室が吐出行程を行い、逆の場合も同様に行うべく順次運転されるようになっている、請求項12〜21のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  23. 前記2台のポンプの順次運転は、ほぼ中断されることのない圧送流体の供給が前記ポンプ装置から吐き出されるようになっている、請求項22に記載のポンプ装置。
  24. 前記吐出行程の持続期間は前記吸込行程の持続期間よりも長い、請求項22又は23に記載のポンプ装置。
  25. 一方のポンプがその吸込行程を完了しその吐出行程を開始すると同時に、他方のポンプがその吐出行程を完了しつつある、請求項22、23又は24のいずれかに記載のポンプ装置。
  26. 一方のポンプの前記吐出行程は、他方のポンプからの吐出の量が前記ポンプ装置からの圧送流体の所望量に等しくなるようになるまでに完了されている、請求項22〜25のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  27. 前記2台のポンプは、運転の順序を制御する適切な弁装置と共に、共通の給送手段及び共通の供給手段を有している、請求項22〜26のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  28. 少なくとも1つのポンプは、前記管構造の閉じた一端がその他端に対して高所にあるように方向付けられている、請求項22〜27のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  29. 前記管構造の前記閉じた一端の近くに、使用中に前記作動流体を給送し且つ出すための吐出口を備えた前記作動領域が設けられている、請求項22〜28のいずれか1項に記載のポンプ装置。
  30. 請求項12〜29のいずれか1項に記載のポンプ装置を運転するための方法であって、一方のポンプの前記吐出行程の持続期間は他方のポンプの前記吸込行程の持続期間よりも長く、逆の場合も同様であり、そのために順次運転されたときに、前記ポンプ装置はほぼ中断されない流体の供給を吐き出す、方法
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