JP4511634B1 - 画像読取装置における白色発光装置およびそれを用いたライン状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の白色度から外れて発光する白色LEDを組合せて構成し、その発光色を混色して所望色度を発光させるようにした白色発光装置およびライン状照明装置を提供する。
【解決手段】白色発光装置(20)は、CIE色度図の所定白色域から青色側にずれた色度を白色発光する第一の白色LED(11)および前記所定白色域から黄色側にずれた色度を白色発光する第二の白色LED(12)が光軸を略同一方向に隣接配置された光源部と、前記第一および第二の白色LEDにおける前記青色LEDチップを各々独立して駆動する電流制御手段とを含み、前記第一および第二の白色LED(11、12)からの発光の混色が前記電流制御手段を用いて前記所定白色域の色度に調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置における白色発光装置およびそれを用いたライン状照明装置に関する。特には、画像読取装置に用いられる、白色LEDを搭載した白色発光装置およびそれを用いたライン状照明装置に関する。
ファクシミリ、コピー機、ハンドスキャナ等の機器には、原稿を読み取るための装置として、イメージセンサ等の画像読取装置が用いられている。通常、このような画像読取装置としては光路長が短く、機器への組み込みが容易な密着型イメージセンサが用いられている。
密着型イメージセンサは、原稿面を主走査範囲に亘って線状に照射するライン照明装置を備えている。ライン照明装置としては、長尺の導光体を用い、その導光体の端面に配置された光源から入射した光を、内面で反射させながら伝搬させて長手方向のライン状出射面から出射させる間接照射型のものが知られている。
このようなライン照明装置における光源は、青色LEDチップとYAG系蛍光体とから構成された白色LEDが用いられることが知られている。白色LED光源は、カラー画像の読み取りに対応しており、RGB3色の発光するマルチチップLEDと対比して点灯制御が簡単であり、輝度特性の点や小型化および軽量化の点で優れていると言われ、発光効率の向上とともに密着型イメージセンサの光源として採用されている。
また、複数の発光素子からなるLEDを導光体の端面に光源として配置したライン状照明装置は、この複数チップによる発光色が導光体の中で充分に混色し色バランスをくずすことなく放出し、ライン状で均質な色調の照明としてカラー原稿を照射することが要求される。これらの課題解決のためまたは導光体の形状に特徴がある発明として特許文献1等が開示されている。
また、特許文献2では、白色LEDを量産した場合に青色LEDチップの発光波長と発光輝度とにかなりのバラツキが発生することが開示されている。また、被覆部材に混入するYAG系蛍光体の蛍光粒子の量や分散のバラツキ等によっても混合される白色光に影響を及ぼし、この結果、完成した白色LEDは色調と輝度とに大きなバラツキが生じるとされている。
ここで、図16を参照して、ある白色LEDをロット量産したとき、その発光色調のバラツキの分布を色度座標の一部を用いて説明する。なお、図16に示す分布図は、特許文献2に開示されている。図16に示すそれぞれの黒点は白色LEDの個々の色調データを示しており、その色調は図示のように右上がりの帯状に分散している。より詳しくは、JIS Z 8110の色度区分による青色から白色点を通って黄色を通るほぼ線上の白色領域に帯状に分散している。ここで、幅方向の分散(矢印線A)は主に青色発光素子の発光波長のバラツキによって生じる色調のバラツキであり、長手方向の分散(矢印線B)は主に被覆部材に混入する蛍光粒子の量や分散のバラツキによって生じる色調のバラツキである。なお、青色発光素子の発光波長はロット間のバラツキが大きいので、実際の量産では幅方向の分散(矢印線A)はさらに広がっている(特許文献2参照)。
特開2006−287923号公報 特開2004−119743号公報 特許第3990437号公報
ここで、このような白色LEDを用いて画像読取装置用のライン状照明装置の光源を構成しようとする場合、その発光色を所望の色度範囲にランク付けし選別された白色LEDのみを用いて構成することが、中心色調、色調ムラ等の点で好ましい。しかしながら、特定のランク付け品の白色LEDのみを用いた構成の場合、他のランク品が不用となり、白色LEDを入手するためのトータルコストとして割高となるという問題がある。
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、所望の白色度から外れて広範な白色度で発光する白色LEDを組合せて構成し、その発光色を混色して所望色度を発光させるようにした白色発光装置およびそれを用いたライン状照明装置を提供する。さらに広範な色度の白色LEDの利用性を増やすことにより、白色LEDの歩留りを向上させて、白色発光装置の製造コストを下げることを目的とする。
第1の発明に係る画像読取装置における白色発光装置では、青色LEDチップと蛍光体とを有する白色LEDを用いた、画像読取装置における白色発光装置において、CIE色度図の所定白色域から青色側にずれた色度を白色発光する第一の白色LEDおよび前記所定白色域から黄色側にずれた色度を白色発光する第二の白色LEDが光軸を略同一方向に隣接配置された光源部と、前記第一および第二の白色LEDにおける前記青色LEDチップを各々独立して駆動する電流制御手段とを備え、前記電流制御手段は、前記第一および第二の白色LEDのうち少なくとも一方の駆動電流をPWM制御するものであり、CIE色度図における目標色度点から前記第一の白色LEDの発光する色度点までの距離と前記目標色度点から前記第二の白色LEDの発光する色度点までの距離とに反比例して前記第一および第二の白色LEDを駆動するためのそれぞれのパルス幅を設定することにより、前記第一および第二の白色LEDからの発光の混色を前記所定白色域の色度に調整することを特徴とする。
第2の発明に係るライン状照明装置は、透明部材からなる棒状導光体の長さ方向の端面に設けた入射面に向けて配置した光源から入射した光を棒状導光体の内面で反射させながら長さ方向に沿って設けた出光面から出光せしめるようにし、前記光源は第1の発明の白色発光装置であることを特徴とする。
第3の発明に係るライン状照明装置では、前記白色発光装置の光を放射する放射面の外形が、導光体の入射面の外形に収まる寸法であることを特徴とする。
本発明に係る白色発光装置によれば、製品として提供されているランク付白色域のなかで所定白色域から外れた色度の発光色の白色LEDを組合せて使用することにより、広範な色度の白色LEDを利用することができる。すなわち、従来、青色LEDチップとYAG系蛍光体とからなる白色LEDが固有する色調の偏りのため不用としていた製品の数を削減させることによって、白色LEDの製品コストを低下させるものである。
また、本発明に係る白色発光装置によれば、白色LEDの欠点である色度バラツキを補償するために、新たに異波長を発光するLEDチップや異種の蛍光物質の追加や蛍光体組成を変更する等の従来技術で行なっていた煩雑な構成にすることなく、目標とする所定白色域の発光を行うことを可能とするものである。
また、例えば本発明に係る白色発光装置をライン状照明装置の光源として用いることによって、経済的で所定の白色の色度で照明する明るいライン状照明装置を製造できる。
本発明に係る実施例1の白色発光装置の光源部を示す斜視図である。 本発明に係る実施例1の白色発光装置を駆動する電気回路図の一例を表す図である。 本発明に係る実施例1の2つ白色LEDの点灯時間の制御を説明するための図である。 JIS Z 8110による色度座標を用いて典型的な白色の領域を説明するための図である。 一メーカによる白色LEDの発光領域を4ランク分けしCIE色度図上に表した例を示す図である。 図5Aのランク分けによる各エリアの角の座標値を示す図である。 一メーカによる白色LEDの発光領域を7ランク分けしCIE色度図上に表した例を示す図である。 図6Aのランク分けによる各エリアの角の座標値を示す図である。 白色LED市販製品における発光色度をA、B、C域に再ランク付けしCIE色度図上に表した図である。 図7Aの再ランク付けしたA、B、C域の各角の座標値を示す図である。 本発明に係る実施例1の白色発光装置の2つの白色LEDからの発光を混色する制御を説明する色度図である。 ランク付白色域から外側の帯状域の色度を発光する第一または第二の白色LEDとして用いる白色発光装置を説明するための図である。 本発明に係る実施例2の白色発光装置の発光の色度を説明するための図である。 本発明に係る実施例2の2つ白色LEDの点灯時間の制御を説明するための図である。 本発明に係る実施例3のライン状照明装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施例3のライン状照明装置の光源に用いる白色発光装置の放射面を説明するための図である。 本発明に係る実施例3のライン状照明装置を組み込んだCISユニットの断面を示す図である。 本発明に係る実施例3のライン状照明装置における照明光をRGBに分光した長手方向の照度分布を説明するための図である。 白色LEDの色度のバラツキを示す分布図である。
本発明は、発明者が青色LEDチップおよび蛍光物質を有する白色LEDの特性を検討し、均一な白色度で高出力の光を発する白色発光装置および白色発光の照明装置を検討し、容易な構成により完成に至ったものである。
なお、本実施例における照明光源としての白色とは、典型的には図4に示すようにJIS規格においてJIS Z 8110の参考付図1『系統色名の一般的な色度区分』として定められており、このなかで白、(青みの)白、(紫みの)白、(黄みの)白、(緑みの)白、(うすい)ピンクに区分される色であり、本発明においては典型的な『白色』と呼ぶ。
光の混合比を調整して照明光源の色が目標の白色になるように調整することをホワイトバランスという。この調整は測定センサ冶具を用いて行なうが、本実施例では、分光光度計を用い、白色LEDの明度、輝度、色度およびCIE色度図上のxy座標等を測定または算出した。ただし、分光光度計以外の測定センサ冶具を用いてホワイトバランスを調整したとしても、本発明を実施するに際し、全く問題はない。
白色LEDの製造メーカ各社は、CIE色度図上の白色点(x=0.33、y=0.33)を含んで、上述の典型的な白色の領域の中である一定の幅と長さの領域を白色LEDの発光領域としてランクして提供している。例えば日亜化学工業株式会社(以下N社と略す)の製品カタログ(2008年度版)では、図5Aに示すようにa0、b1、b2、c0の4つの領域にランク分けしている。各領域の角の座標値を図5Bに示す。また豊田合成株式会社(以下T社と略す)の青色LED+蛍光体型の白色LEDの製品カタログ(2008年版)では、発光領域を図6Aに示すようにAA、AB、B3〜B6、C0の7つの領域にランク分けしている。各領域の角の座標値を図6Bに示す。両社のランク付けした総領域はCIE色度図上において、同一で重なり、細分化した領域レベルで相違するだけである。
ここでは、本実施例の説明のために、これらのランク付領域をA、B、C域の3つに再ランク付した。つまり、N社のa0領域とT社の(AA+AB)領域が同じ領域(以下A域と呼ぶ)であり、N社のc0領域とT社のC0領域が同じ領域(以下C域と呼ぶ)であり、N社の(b1+b2)領域とT社の(B3+B4+B5+B6)領域が同じ領域(以下B域と呼ぶ)であり、それぞれ重なる領域である。このように再ランク付した発光領域を図7Aに示す。図7Aに示すA域、B域およびC域が、白色LED市販製品における発光色度がランク付けされる領域である。なお、各域の角の座標値を図7Bに示す。図7Aでは、B域とC域との境界上に白色点(x=0.33、y=0.33)が存在しており、図7Aに示すようにB域は白色点から青色よりの領域である。
以下、この(A+B+C)域はランク付白色域と呼ぶ。またB域は所定白色域(所望の色調)と呼び、実施例の中での白色発光装置の発光色の目標色調である。このように、メーカが白色LEDの白色発光をランク付けしたランク付白色域は、所定白色域(B域)がその中央に位置し、その所定白色域から青色側にずれてA域が、黄色側にずれてC域がつながっているCIE色度図上の領域である。なお、図7Bに示すように、CIE色度図上での座標値(x,y)は、所定白色域(B域)が(0.296,0.276)、(0.283,0.305)、(0.330,0.360)、(0.330,0.318)の4点で囲まれる範囲内の色度である。またA域が(0.280,0.248)、(0.264,0.267)、(0.283,0.305)、(0.296,0.276)の4点で囲まれる範囲内の色度であり、C域が(0.330,0.318)、(0.330,0.360)、(0.361,0.385)、(0.356,0.351)の4点で囲まれる範囲内の色度である。
また、本発明に係る白色発光装置またはライン状照明装置が用いられる画像読取装置においては、光源またはその反射光を人間の目が直接認識するべき対象ではなく、光電変換センサが受光して認識する機構である。したがって、発光色の中心色調は必ずしもCIE色度図上の白色点(x=0.33、y=0.33)である必要はなく、画像読取装置の調整できる範囲で光源コストの経済性を考慮して光源の色調を選定することとなる。
なお、B域の中央の座標として、図6Aに示すB3〜B6領域の共通する角の座標値(x=0.307、y=0.315)を採用し、本実施例における色度の到達すべき目標座標値(目標色度点)とした。したがって、本発明の対象である画像読取装置における光源は、B域の白色LEDだけを用いて構成すれば色調ムラが容易に抑えられる点で好ましいが、A域とC域とが不用となり、コストの観点からは考慮すべき課題である。
本発明は、メーカから提供されるランク付白色域の色度を発光する白色LEDにおいて、所定白色域(B域)から外れたA域またはC域を発光色とする白色LEDを用いて発光色の色調を整えて発光する白色発光装置またはライン状照明装置を提供するものである。その結果、不用となる白色LEDの数を削減するものである。以下、発明の具体的例示を説明する。
実施例1の画像読取装置に用いられる白色発光装置には、2個の白色LEDが設けられている。いずれの白色LEDにも、青色LEDチップと、この青色LEDチップから発光される放射光に励起されて黄色を発光する蛍光体層とが含まれている。なお、黄色は青色の補色である。ここでは、2個の白色LEDが設けられた白色発光装置20について、図1〜図4および図9を参照しながら説明する。
本実施例の白色発光装置20は、光源部10と電流制御部33とを含んで構成される。図1は、白色発光装置20の光源部10を図示している。この光源部10には、上述したランク付白色域(A域+B域+C域)のうち所定白色域(B域)から青色側にずれたA域の白色光を発光する第一の白色LED11および所定白色域(B域)から黄色側にずれたC域の白色光を発光する第二の白色LED12が、隣接してプリント基板15上に実装されている。また、第一および第二の白色LED11、12は、その主たる発光方向つまり光軸が、互いに平行で、且つ略同一方向になるようにして隣接配置されている。プリント基板15上には、給電するための配線16として、2つの白色LED11、12に共通のアノードラインと、各白色LED11、12に接続されている2つのカソードラインとが設けられている。これらのアノードラインおよび2つのカソードラインは、それぞれ端子A、K1、K2から外部に設けた電流制御部33(図2参照)に接続されている。この電流制御部33により、白色発光装置20の光源部10を構成する第一および第二の白色LED11、12が各々独立して駆動される。なお、図1では、青色LEDチップを覆っている蛍光体層を省略して図示している。
この実施例で用いられる白色LEDとしては、例えば、縦横寸法が約2.0×1.2mmの市販されている表面実装型LEDパッケージ(日亜化学工業株式会社製;NESW007A)であり、発光色調がA域およびC域である白色LEDを指定して入手する。または、上述した品番の白色LEDを入手して、その中から定格の順方向電流10mAでの点灯状態でA域を発光するものおよびC域を発光しているものを上述した測定センサ冶具によって識別して用いることができる。
本発明に係る白色発光装置は、2つの白色LEDの白色光を混色してB域の色度を得ようとするものであり、この関係について図8に示すCIE色度図を参照して説明する。なお、各域の角の座標値は、図7Bと同一である。ここでは、第一の白色LEDが図8に示すCIE色度図上でA域の色度点PA1の白色光LA1を発光し、第二の白色LEDが図8に示すC域の色度点PC1の白色光LC1を発光するもので構成した。
第一と第二の白色LEDの発光色による混色を図8に示す点PD0に合せるためには、点PA1の白色光LA1の明度と点PC1の白色光LC1の明度とで重み付けして、点PA1の色度座標と点PC1の色度座標とを加重平均した値が所定の色度座標になるように、明度を調整すれば良い。なお、点PD0は混色の到達すべき目標点であり座標値は(x=0.307、y=0.315)とし、上述したB域の中央の座標である。
本実施例の白色LEDによる発光色の明度(明るさ)の調整は、色調変化が少ないことで推奨されている、各LEDチップを駆動する順方向電流を一定にし、パルス幅を変更するPWM制御で行なった。
次に、本実施例の白色発光装置20における混色の調整方法について説明する。図2は白色発光装置20を駆動するための電気回路の一例を示す図である。この電気回路には、光源部10および電流制御手段である電流制御部33が含まれている。光源部10は図1に示す部分に相当する。電流制御部33には、第一および第二の白色LED11、12に流れる電流を制御する電流制御部が各々独立して設けられている。例えば、第一および第二の白色LED11、12毎に、光源部10の2つのカソード端子K1、K2に電流調整回路21、22が互いに並列に接続されている。また、各白色LED11、12をON・OFFするトランジスタT1、T2が電流調整回路21、22にそれぞれ接続されている。トランジスタT1、T2は、グランドGNDに接続されている。
電流調整回路21、22には、例えば、オペレーションアンプ、トランジスタおよび電流制限抵抗R1または電流制限抵抗R2が設けられている。電流制御部33により白色LED11、12にはそれぞれに定めた順方向電流が流され、PWM制御の方式でトランジスタT1、T2がそれぞれON・OFFして白色LED11、12の点灯が制御される。このような電流制御部33は電流制御手段として機能する。
次に、本実施例の白色発光装置20が混色した発光色を、実質的に色度図上で到達すべき目標点にさせるための電流制御について説明する。図3は、第一および第二の白色LED11、12の点灯時間についてPWM制御を行うタイミングチャートである。
まず、パルスの周期Tを10m秒とし、第一および第二の白色LED11、12を駆動する電流を電流調整回路21、22を用いて定格10mAとし、第一の白色LED11の点灯時間t1を一周期当たり5m秒間として、白色発光装置20を動作させる。なお、白色LED11、12の駆動電流はそれぞれ電流調整回路21、22により設定し、点灯時間t1はトランジスタT1により調整する。
次に、白色発光装置20の発光面上方の、2つの白色LED11、12からの発光が充分混ざり合う距離をとった位置、または散乱板を置いたその上方に測定センサ冶具を設置し、白色発光装置20の発光色の色度測定を開始する。ここでは、周期Tの数10倍以上を測定時間として色度測定を開始する。
その後、白色LED12の一周期当たりの点灯時間t2をトランジスタT2で調整し、白色発光装置20による発光の色度測定値が図8に示すB域の中央の点PD0(x=0.307、y=0.315)とほぼ合致する点灯時間t2を見出す。
ここで、白色発光装置20により混色された発光色の色度を、CIE色度図上で目標とするB域のほぼ中央の座標値の点PD0にほぼ合致させるためには、電流制御部33によるPWM制御により、第一の白色LED11をデューティ比D1=t1/Tで点灯させ、第二の白色LED12をデューティ比D2=t2/Tで点灯させればよい。
なお、選択した第一の白色LEDの発光色に対応するA域内での座標位置や、第二の白色LEDの発光色に対応するC域内での座標位置によっては、その混色を点PD0に合せることができない場合がある。しかし、B域内の色度には合せることができるので、充分に本発明の課題を解決するのに満足できるものである。また、全ランク付白色域がA域+B域+C域と弓形に繋がっているのでA域とC域で弓形の極端に内側となる色度を発光する白色LEDを選択した場合には、極まれに混色の色度座標がB域から僅かに外れることがある。この場合はこの混色の色度が許容できるか否かを判断すればいい。
比較的狭い所定白色域を発光する白色LEDだけを選択して色むらを抑えた従来の白色発光装置に対し、本発明に係る白色発光装置は、製品として提供されているランク付白色域の中で所定白色域から外れた色度の発光色の白色LEDをも組合せて使用するものである。したがって、本発明によれば、青色LEDチップとYAG系蛍光体とからなる白色LEDが固有する色調の偏りのために従来選別し不用としていた白色LEDの数を削減させることによって、製品コストを低下させることができる。
また、本発明によれば、白色LEDの欠点である色度バラツキを補償するために、新たに異波長を発光するLEDチップや異種の蛍光物質の追加や蛍光体組成を変更する等の従来技術で行なっていた煩雑な構成にすることなく、目標とする所定白色域の発光ができる白色発光装置の製作を可能とするものである。
なお、白色発光装置20における電流制御として、PWM方式の制御に代えて、白色LED11、12を駆動する電流の大きさの制御を行ってもよい。電流の大きさの制御は、電流調整回路21、22により行うことが可能である。また、PWM方式の制御と電流の大きさの制御とを組合せてもよい。
また、上述の実施例では、白色LEDの発光する色度をメーカが提供するランク付白色域に基づいて説明した。しかし、青色LEDチップとYAG系蛍光体からなる白色LEDが発光する色度の分布は、CIE色度図上で青色LEDチップの青色の発光域と蛍光体が発光する黄色域との間の白色域を図9に示す帯状域66にも分布し得るものである。先に定義した規格JIS Z 8110の参考付図1(図9参照)による典型的な白色域67は、ランク付白色域(A域+B域+C域)65の外側まで広がり、CIE色度図で白色点より青色側の点(x=0.23,y=0.21)から黄色側の点(x=0.41,y=0.41)までをほぼ長径とする楕円状の領域である。本発明は、この典型的な白色域67内で白色LEDの発光色が分布する色度の帯状域66の白色LEDにも用いることが可能である。
このランク付白色域の外側の帯状域66で所望白色域(B域)から青色側にずれた色度の白色発光する白色LEDを第一の白色LEDとし、同様にランク付白色域の外側の帯状域66で所望色度域(B域)から黄色側にずれた色度の白色発光する白色LEDを第二の白色LEDとして、上述した実施例と同様に適応して白色発光装置を製作する。そして、第一の白色LEDの発光色がA域より更に青色側にずれた白色域の色度である場合、または第二の白色LEDの発光色がC域より更に黄色側にずれた白色域の色度である場合であっても、電流制御部33のPWM制御によって、同様に白色発光装置20としてその発光色度をB域内の色度に合せることが可能である。
このように第一または第二の白色LEDの発光する色度を帯状域66の中の広い領域で広く選択した場合、2つ白色LEDからの発光の混色の目標色度点または所定白色域は、必ずしもB域内に限定する必要はなく、2つの白色LEDが発光する色度点の間の中央域であればよいし、この混色の色度点がB域より青色側や黄色側に移動してもよい。
このようにランク付白色域から外側の広いエリアの色度を第一または第二の白色LEDの発光色として選択可能にすることにより、一層白色LEDの利用性が増し製品コストを低下できる。
実施例2では、実施例1の白色発光装置で用いた2個の白色LEDを有効に駆動して両者の発光色を混色した白色発光装置の明度をより高くする駆動電流のPWM制御に関するものである。さらに本実施例のPWM制御によって、発光する色度が広い領域に分布している白色LEDを選択して用いることを可能にする白色発光装置に関するものである。なお、実施例2の第一および第二の白色LEDの発光色は、実施例1と同様にそれぞれA域、C域内の色度で説明する。
まず、CIE色度図において、用いる2個の白色LED11、12が発光するそれぞれの色度の座標点から混色後の色度の目標点PD0までの距離に差がある場合、これら2つの白色LEDで構成される白色発光装置の色度を調整する電流制御について説明する。このとき、第一の白色LED11と第二の白色LED12との定格電流での発光光度がほぼ同じであるものを選択することが好ましい。光度を揃えるには、光度ランクを指定してメーカから入手するか個々に駆動して光度を測定して選択すれば良い。
例えば、図10のCIE色度図に示すように、第一の白色LED11による発光色の色度LA2がA域のPA2に位置し、第二の白色LED12による発光色LC2の色度がC域のPC2に位置する。この2つの点PA2、PC2を結ぶ線分上で且つB域のほぼ中央に位置する点PD0の色調に調整する場合を説明する。そのためには、PA2、PC2の座標にその発光色LA2、LC2の明度を重み付けした加重平均がPD0の座標値になるようにそれぞれの発光色の明度を調整すれば良い。本実施例の場合、図10に示すように距離(PA2−PD0)間と距離(PC2−PD0)間との距離比が1対2であるので、発光色LA2とLC2の明度の比を距離比に反比例する2対1に調整することで白色発光装置からの混色の発光色は点PD0の色度になる。
上述した説明は、図10に示すように、第一の白色LEDの色度PA2、混色の目標色度点PD0および第二の白色LEDの色度PC2が、CIE色度図上でほぼ同一直線にある場合である。しかし、これらが同一直線上になくても、距離(PA2−PD0)間と距離(PC2−PD0)間との距離に反比例して発光色LA2とLC2の明度を設定すれば、両者の発光色の混色は概ね所定白色域(B域)の色度となり好適である。
この混色の調整法を別に表現すると、混色後の色度の目標点PD0に近い色度で発光する白色LEDの明度を目標点PD0から遠い位置の色度で発光するもう一方の白色LEDより高くすることである。この2つの白色LEDに光度のほぼ同じものを選択した本実施例の白色発光装置では、電流制御部33を用いて、目標点PD0により近いほうの白色LED11の駆動電流として図2の電流調整回路21により定電流(パルス電流ではなく)を持続供給した。この状態でもう一方の白色LED12の駆動電流だけをPWM制御で供給し、そのパルス幅t2を実施例1と同様の方法で2つの白色LEDの混色が目標色度に合うように決定した(図11参照)。
この図11に示す電流制御の他に、電流制御部33を用いて、周期Tを100m秒、t1(白色LED11の駆動電流でPWM制御したパルス幅)を90m秒、t2を45m秒に設定したところ、混色はほぼ目標色度であるが、その明度は図11の電流制御した方が高くなることを確認した。勿論、t1を周期と同じにして白色LED11を連続駆動させ、t2をt1の半分に設定して白色LED12を駆動する設定も好適である。
以上のPWM制御におけるパルス幅の設定方法をまとめると、第一および第二の白色LEDの2個について、各々発光の色度を測定センサ冶具で予め測定し、CIE色度図上における混色後の目標色度点PD0までのそれぞれの距離を算出する。この距離が短い方の白色LEDの駆動電流は定電流で供給する。または、PWM制御で電流供給する場合は、そのパルス幅Pのデューティ比が極大になるように設定する。他方、この距離が長い方の白色LEDを駆動するためのパルス幅pは、パルス幅Pに対しこの距離比に反比例する値に設定するのが好適である。勿論、実施例1のように測定センサ冶具で混色をモニターしながら目標色度点までの距離が長い方の白色LEDを駆動するパルス幅を調整しても良い。
本実施例では、点PD0から近い白色LED11のパルス幅t1と遠い方の白色LED12のパルス幅t2との比(t1/t2)は、t1が極大であることからより大きく設定できる。このことは、距離(PA2−PD0)に対する距離(PC2−PD0)を長くとることができ、混色の目標点PD0からより遠くの色度を発光する白色LEDの利用を可能とするものである。このことは所定白色域(B域)から外れた色度を発光する白色LEDの利用性を向上させて、白色LEDを入手する際のトータルコストを下げることができる。
実施例3は、実施例1の白色発光装置20を用いたライン状照明装置50に関するものである。このライン状照明装置50について図12〜図15を参照して詳細に説明する。
本実施例のライン状照明装置50は、例えば、画像読取装置における紙面等の原稿面を照明するために用いられる。このライン状照明装置50には、図12に示すように、透明材料から構成された棒状の導光体51およびその一方の端部に設けられた入射面54に向けて配置された光源部10が設けられている。光源部10には、端子リード62を介して、実施例1のように電流制御部33が接続されている(図12では図示せず)。そして、導光体51には、入射面54から入射された光を導光体51の内面で反射させながら長手方向に導く導光部52および導光部52からの光を長手方向のライン状に亘って出光させるための出光面を有する出光部53が設けられている。
また、光源部10からの光が無駄なく導光体51の入射面54から入射できるように、図13に示すように、光源部10の光を放射する放射面63の外形寸法は、導光体51の入射面54の外形内に余裕をもって収まるように設計されている。例えば、光源部10の光を放射する面側には、1個のサイズが1.2mm×2mmの白色LEDを、図13に示すように2個並べ、光源部10の光を放射する面側の外形寸法は2.5mm(横方向)×2mm(縦方向)である。一方、図12に示す導光体51の入射面54の外形サイズは、3.5mm(W方向)×2.5mm(H方向)に形成している。また、光源部10の放射面63を導光体51の入射面54のできるだけ近くに配置することにより、白色発光装置20からの光を無駄なく導光体51に入射させる設計である。
なお、導光体51としては、例えば、3種類の波長(例えば赤、緑、青)のLEDを並べて配置(配置位置が異なる)した三原色カラー光源用に対応した導光体を用いることができる。つまり、波長の違う複数の光源から光を入射面から入光させ、各波長に対して導光体内で適切な反射および散乱が行われて、長手方向に亘って各波長の出力が均等に分布して出光するライン状照明用として設計したものを用いることができる。このような機能を有する導光体の詳細は、例えば特許文献1に開示されている。
したがって、光源として用いた白色発光装置20の光源部10の2つの白色LED11、12の間に、発光色の色調の差があり、且つ2つの発光中心点が同位置でない場合であっても、更には白色発光装置20から入射面54までの距離が短くこの間で充分な混色が取れない場合であっても、導光体51は、入射面54からの入射光を充分に混色して均一な白度分布のライン照明光を出射させることができる。
本発明者らは、本実施例のライン状照明装置50の上述の効果を、以下の手順で確認した。まず、図14に示すように、ライン状照明装置50を、画像読取装置を構成する密着型イメージセンサユニット(以下CISユニットと略す)60に組み込んだ。なお、図示しないが、白色発光装置20の電流制御部33はコネクタ61を経由して接続した。
このCISユニット60では、紙面原稿59からの反射光をレンズアレー55でラインセンサ56に結像させた。ラインセンサ56としては、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色を受光して光電変換するための直線で3列の画素列から構成されたものを用いた(図示を略す)。このラインセンサ56では、各画素列上に、RGBに対応した透過波長域をもつ3種類のカラーフィルタが配置されている。したがって、各画素列はそれぞれRBGの各色に対応した分光感度で機能する。このようなセンサアレイは、例えば特許文献3等に記載されている。
したがって、このCISユニット60は、紙面原稿59からの白色の反射光をRGBの各色に分光し、画素列の長手方向に並んだ画素毎に照度を測定することが可能である。この画素毎の照度測定値は、導光体51における長手方向の一方の端面である入射面側から他方の端面までに対応する照度分布として表せる。
次に、紙面原稿59を取決めた基準用白色紙面に取換えてから、実施例1と同様に、電流制御部33を用いて第一および第二の白色LED11、12の両方を駆動させた。そして、ライン状照明装置50の照明光をRGB各色の相対照度をライン方向の照度分布として測定した。このとき、両白色LED11、12に流れる電流はそれぞれ10mAに設定した。この照度分布の測定結果では、図15に示すように、赤色および緑色の相対照度はほぼ同じ値で長手方向の分布は略均一分布であった。また、青色は長手方向の分布がほぼ均一な分布であり、赤色および緑色に比べ高い相対照度を示していた。
実施例3のライン状照明装置50に用いた白色発光装置20の発光色は、実施例1において図7AのB域の色度になるように調整した光源であり、青色の相対照度がやや大きくなっている。しかし、赤、緑、青の相対照度の大小差は、CISユニットをコントロールする画像読取装置にあるデータ処理部で調整可能としている。実施例1の白色発光装置20からの発光を導光体51に取込んでライン状に紙面を照明するライン状照明装置のメリットは、導光体51の中で2つ白色LEDからの色調の違う発光色の充分な混色がされることである。青色LEDチップとYAG系蛍光体とからなる白色LEDの欠点は、発光の光束周辺では黄色が強い等、光束の中央と周辺とで色ムラがあることである。第一および第二の白色LEDからの各発光色を導光体51の中で充分散乱し混色してからライン状の光束で原稿面を照明しており、その反射光をレンズアレー55を経由してラインセンサ56で受光し光電変換した出力が図15である。図15に示すように、RGB各色の相対照度に差(青色が大きい)があるが、原稿からの反射光はCISユニットの主走査方向(入射面側から反対面側)に亘って各色ともムラ無く混色しており、ほぼ一定で均質な相対照度であることが確認できた。したがって、本実施例のライン状照明装置は、実施例1の白色発光装置20の特性を有効に生かした発明である。また、実施例2の白色発光装置を用いても同様の効果があるライン状照明装置となり得る。
本発明に係る白色発光装置およびライン状照明装置は、イメージスキャナ、ファクシミリあるいは複写機等のカラー対応する画像読取装置で有効に利用される。
10 白色発光装置の光源部
11 第一の白色発光素子
12 第二の白色発光素子
13 青色LEDチップ
20 白色発光装置
33 電流制御部
50 ライン状照明装置
51 導光体
54 入射面
55 レンズアレー
56 ラインセンサ
57 CIS用プリント基板
58 透明ガラス製原稿支持台
59 紙面原稿
60 密着型イメージセンサユニット,CISユニット
63 放射面
65 ランク付白色域
66 帯状域
67 典型的な白色域

Claims (3)

  1. 青色LEDチップと蛍光体とを有する白色LEDを用いた、画像読取装置における白色発光装置において、
    CIE色度図の所定白色域から青色側にずれた色度を白色発光する第一の白色LEDおよび前記所定白色域から黄色側にずれた色度を白色発光する第二の白色LEDが光軸を略同一方向に隣接配置された光源部と、
    前記第一および第二の白色LEDにおける前記青色LEDチップを各々独立して駆動する電流制御手段と
    を備え、
    前記電流制御手段は、前記第一および第二の白色LEDのうち少なくとも一方の駆動電流をPWM制御するものであり、CIE色度図における目標色度点から前記第一の白色LEDの発光する色度点までの距離と前記目標色度点から前記第二の白色LEDの発光する色度点までの距離とに反比例して前記第一および第二の白色LEDを駆動するためのそれぞれのパルス幅を設定することにより、
    前記第一および第二の白色LEDからの発光の混色を前記所定白色域の色度に調整することを特徴とする白色発光装置。
  2. 透明部材からなる棒状導光体の長さ方向の端面に設けた入射面に向けて配置した光源から入射した光を棒状導光体の内面で反射させながら長さ方向に沿って設けた出光面から出光せしめるようにしたライン状照明装置であって、前記光源は請求項1に記載した白色発光装置であることを特徴とするライン状照明装置。
  3. 前記白色発光装置の光を放射する放射面の外形が、導光体の入射面の外形に収まる寸法であることを特徴とする請求項2に記載のライン状照明装置。
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