JP4511571B2 - プログラマブル・リードオンリーメモリ - Google Patents

プログラマブル・リードオンリーメモリ Download PDF

Info

Publication number
JP4511571B2
JP4511571B2 JP2007098806A JP2007098806A JP4511571B2 JP 4511571 B2 JP4511571 B2 JP 4511571B2 JP 2007098806 A JP2007098806 A JP 2007098806A JP 2007098806 A JP2007098806 A JP 2007098806A JP 4511571 B2 JP4511571 B2 JP 4511571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
memory
programming
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007098806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007294090A (ja
Inventor
シャウ サネイ
カリム アベッド メライム オリバー
ゼビディー パトリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JP2007294090A publication Critical patent/JP2007294090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4511571B2 publication Critical patent/JP4511571B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/14Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM
    • G11C17/16Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM using electrically-fusible links
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2216/00Indexing scheme relating to G11C16/00 and subgroups, for features not directly covered by these groups
    • G11C2216/12Reading and writing aspects of erasable programmable read-only memories
    • G11C2216/26Floating gate memory which is adapted to be one-time programmable [OTP], e.g. containing multiple OTP blocks permitting limited update ability

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、プログラマブル・リードオンリーメモリに関するものである。そのようなメモリは、集積回路のための、あるいは、集積回路内の、不揮発性メモリとして、例えば不揮発性の「一度書き込み(write-once)」データの記憶を必要とする用途において、使用できる。そのような用途の例は、システム同一性データおよび製造後の校正データを含んでいる。
「一度書き込み」あるいは「一度きりの(one-time)」プログラマブルメモリセルが、長年にわたってプログラマブル・リードオンリーメモリ(PROM)アレイに使用されている。「ヒューズ」タイプおよび「アンチヒューズ」タイプとして知られている、2つのタイプのメモリセルが使用されている。
添付図面の図1は、1などの複数の列電極と2などの複数の行電極とによってアドレスされるアレイの一部を形成する、公知のタイプのメモリセルを示す。各セルは、N−MOSトランジスタなどのトランジスタ4のソース−ドレイン・チャネルに直列に接続されたヒュージブル導電リンク3を含んでいる。上記リンク3は、トランジスタ4のドレインと、上記セルが属する行の行電極2との間に接続されている。上記トランジスタ4のゲートは、上記セルが属する列の列電極1に接続されている。上記トランジスタ4のソースはグラウンドなどの共通ラインに接続されている。
上記リンク3は、典型的には、ドープされたポリシリコン層の中に実装される。セルをプログラムするために、トランジスタ4がオンにされ、高電圧がリンク3の両端に印加される。これによって、セルに大電流が流される。十分に高い電流で、リンク3が飛ばされ、開回路になる。逆に、高いプログラミング電圧の印加中に、トランジスタ4がオフにされている場合、上記リンク3は、損なわれていない(intact)ままとなる。メモリの読み出し中に、上記セルが選択されている場合、読み出し回路は、上記リンクが飛ばされていれば開回路を、上記リンクが損なわれていなければ閉回路を、検知する。
添付図面の図2は、複数のメモリセルからなるアレイまたはマトリクスの典型的な構成を示す。上記アレイ5は、列デコーダ6および行デコーダ7によってアドレスされ、センスアンプ装置8を含む(包含する)読み出しセンス回路に設けられている。プログラム制御装置9は、プログラミングステップ中に、アレイ5のメモリセルのプログラミングを制御するために設けられている。
そのようなメモリは、いくつかの欠点を有している。例えば、プログラミングのためにセルを選択するために、「選択」トランジスタ4のゲートに高電圧を印加しなければならない。これは、メモリのプログラミング後のメモリ読み出し動作中に必要とされる公称電源電圧よりも実質的に大きい電源電圧で動作することを、デコーダに要求する。さらに、4などの選択トランジスタは、プログラミング中に比較的大きい電流を通せる必要がある。これは、典型的には、トランジスタ4を、破損することなくそのような大電流を扱うのに十分な程度にまで、大きくすることによって達成される。これは、言い換えると、メモリを形成する集積回路の比較的広い面積を必要とし、メモリデバイスの決まった面積に集積できるメモリセルの数を制限することを意味する。
アンチヒューズ・タイプのメモリのメモリセルを、添付図面の図3に示す。メモリセルは、選択トランジスタ4を含み、選択トランジスタ4のゲートは共通の行電極2に接続され、選択トランジスタ4のドレインは容量性素子10を介して共通の列電極1に接続されている。
そのようなメモリセルをプログラムするために、選択トランジスタ4がオンにされ、高電圧が容量性素子10の両端に印加される。高電圧は、キャパシタの誘電体(それは通常ゲート酸化膜の形をしている)の絶縁破壊を引き起こし、容量性素子10の端子間に永久短絡回路を形成する。逆に、高いプログラミング電圧の印加中に、選択トランジスタ4がオフにされている場合、素子10は、損なわれず、開回路のままである。読み出しモード中にメモリセルが選択されている場合、読み出し回路は、素子10が損なわれていなければ開回路を、素子10がプログラムされている場合に閉回路を、検知する。
この場合もまた、そのようなメモリは、選択トランジスタをオンまたはオフにするために、デコーディング・ロジックが、比較的高いプログラミング電圧で動作することを必要とする。さらに、プログラミング電圧を最小限にするために、比較的薄い酸化物が素子10中に必要である。しかしながら、そのような薄い酸化物は、必ずしも、そのようなメモリを作製するための製造工程の標準的なプロセスの特徴であるとは限らない。したがって、追加の加工ステップが必要になるかもしれない。これは、そのようなメモリの製造コストを増大させ、場合によっては製造歩留まりを低下させる。
非特許文献1は、PROMアレイにおけるポリシリコン・ヒュージブルリンクの使用を開示している。アレイのメモリセルは、バイポーラの選択トランジスタに直列に接続されたポリシリコン・ヒューズを含んでいる。
特許文献1は、添付図面の図4に示すようなPROMを開示している。このタイプのメモリにおいては、各メモリセルが、ヒュージブル・ポリシリコンリンクに直列に接続された選択ダイオードを含んでいる。そのような構成もまた、比較的高い溶断電流を投入する(sink)と同様に比較的高いプログラミング電圧を供給することが可能なアドレスおよびデータ論理を必要とする。
添付図面の図5は、特許文献2に開示されたタイプのPROMを示す。メモリは、ポリシリコン薄膜トランジスタ(TFT)技術で形成される。「ヒューズ」および「アンチヒューズ」素子の両方が開示されている。この場合もまた、デコーディング回路は、比較的高いプログラミング電圧に耐えることができなければならず、薄膜トランジスタは、ヒュージブル素子を飛ばすのに必要な比較的高い電流を通すことができるのに十分な程度に大きくなければならない。
添付図面の図6Aおよび6Bは、例えば特許文献3に開示されているような、CMOS技術を用いて形成された、シリサイド化されたポリシリコン・ヒューズ構造を示す。上記構造は、基板12上に形成された酸化物サイド層11の上に形成され、ポリシリコン層13およびシリサイド層14を含んでいる。コンタクト15および16は、シリサイド層14上に形成されている。
ヒュージブル素子の導電率は、比較的低いインピーダンスのシリサイド合金である層14の材料の低インピーダンスに左右される。図6Aは、損なわれていない素子を示す。図6Bは、プログラムされた素子を示す。この素子においては、素子のインピーダンスが比較的大きく増大するように、17および18で示されるようにシリサイド合金が集塊化している。
シリサイド合金層およびポリシリコン層は、多くのCMOSプロセスで利用可能である。しかしながら、典型的な低温ポリシリコンTFTプロセスにおいて、そのような構造を用意するには、追加の工程ステップを必要とするであろう。
特許文献4は、例えば添付図面の図7に示すように、CMOS技術で形成された単一トランジスタのアンチヒューズ素子を開示している。各ヒューズ素子は、ドレイン端の誘電体21と比較して厚い誘電体20をトランジスタ・チャネルのソース端に有している。これによって、高いゲート−ドレイン電圧が印加される場合、チャネル内の予測可能な箇所に高濃度にドープされた領域を形成させることができる。これはまた、ゲートと新しく形成されたドープされた領域との間に短絡を形成することを容易にする。
米国特許第5,536,968号 米国特許出願公開第2005/0174845A1号 米国特許第5,708,291号 米国特許出願公開第2004/0156234A1号 Metzger L. R., "A 16 K CMOS PROM with Poly-silicon Fusible Links", IEEE Journal of Solid State Circuits, vol. SC-18, no 5, 1983年10月
本発明の第1の態様によれば、主導電路および制御電極を有するトランジスタを、その1つ(メモリセルが1つの場合)あるいはその各々(メモリセルが複数の場合)が含む少なくとも1つのメモリセルと、プログラミングステップの間、少なくとも1つのセルの制御電極を実質的に絶縁分離する(isolate)ための少なくとも第1の電子スイッチと、上記プログラミングステップの間、少なくとも1個のセルの主導電路を挟んで、制御電極が実質的に絶縁分離されている場合には主導電路を溶断するのに十分な電圧を、制御電極が実質的に絶縁分離されていない場合には主導電路を溶断するのに不十分な電圧を、印加するための装置とを含むプログラマブル・リードオンリーメモリが提供される。
上記トランジスタ(トランジスタが1つの場合)または各トランジスタ(トランジスタが複数の場合)が、金属酸化膜シリコントランジスタを含んでいてもよい。
上記トランジスタ(トランジスタが1つの場合)または各トランジスタ(トランジスタが複数の場合)が、電界効果トランジスタを含み、上記電界効果トランジスタのゲートが、上記制御電極を含み、上記電界効果トランジスタのソース−ドレイン・チャネルが、上記主導電路を含んでいてもよい。
上記トランジスタ(トランジスタが1つの場合)または各トランジスタ(トランジスタが複数の場合)が、薄膜トランジスタを含んでいてもよい。
上記少なくとも1つのセルが、複数のセルからなるアレイを含んでいてもよい。上記少なくとも第1の電子スイッチが、複数の第1の電子スイッチを含み、それら複数の第1の電子スイッチの各々がそれぞれ、上記複数のセルの1つずつに関連付けられていてもよい。代替の構成として、上記セルが、少なくとも1つのセットとして構成され、上記セット(セットが1つの場合)または各セット(セットが複数の場合)が、上記第1の電子スイッチ(第1の電子スイッチが1つの場合)に、または上記第1の電子スイッチの1つずつにそれぞれ(第1の電子スイッチが複数の場合)、関連付けられていてもよい。
上記複数のセルが、複数のグループとして構成され、これらグループの各々が、読み出し回路をそれぞれ有していてもよい。各グループの主導電路が、上記読み出し回路のそれぞれと並列に接続されていてもよい。上記装置が、各グループの主導電路の全てに同時に電圧を印加するように構成されていてもよい。
上記複数のセルが、共通の読み出し回路に接続されていてもよい。上記主導電路が、上記共通の読み出し回路に並列に接続されていてもよい。上記装置が、上記複数の主導電路の全てに同時に電圧を同時に印加するように構成されていてもよい。
上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、プリチャージ・トランジスタを含んでいてもよい。上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、上記回路入力と上記プリチャージ・トランジスタとの間に接続されたバイアストランジスタを含んでいてもよい。
上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、上記回路入力と上記回路出力との間に第2の電子スイッチを含んでいてもよい。
上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、上記プログラミングステップの間、上記回路出力を共通ラインに接続するように構成された第3の電子スイッチを含んでいてもよい。
上記第1の電子スイッチ(第1の電子スイッチが1つの場合)または各第1の電子スイッチ(第1の電子スイッチが複数の場合)が、トランジスタを含んでいてもよい。
上記第1の電子スイッチ(第1の電子スイッチが1つの場合)または各第1の電子スイッチ(第1の電子スイッチが複数の場合)が、トランスミッションゲートを含んでいてもよい。
各第1の電子スイッチが、セル選択信号によって制御されるように構成され第1のスイッチングデバイスと、上記第1のスイッチングデバイスに並列に接続され、上記プログラミングステップの間、セル・プログラミング信号によって制御されるように構成された第2のスイッチングデバイスとを含んでいてもよい。
それゆえ、ヒュージブル素子を形成するトランジスタを上記メモリセル(メモリセルが1つの場合)または各メモリセル(メモリセルが複数の場合)が含むメモリを提供できる。したがって、そのようなセルによって占有される面積を、公知のタイプのセルによって占有される面積よりも実質的に小さくすることができる。行論理回路および列論理回路は、上記プログラミングステップの間、公称電源電圧で動作することができ、いくつかの実施形態においては、グルーバルなプログラミング電圧を全てのセルに同時に印加することができる。したがって、プログラミング中に比較的大きい電流を通すための比較的大きいデバイスを、除去する、あるいは数を実質的に削減することができ、その結果、メモリによって占有される面積を実質的に公知のタイプのメモリより小さくすることができる。そのようなメモリの製造時には、追加の加工ステップが不要である。したがって、製造コストまたは製造歩留まりに殆どあるいは全く不利益がない、縮小された面積および/またはより大きい容量のメモリを提供することができる。
図面全体にわたって、同様の参照番号は同様の部分を指す。図8に示すメモリセルは、シングルビットPROMとしてシングルビットの情報を不揮発性記憶するのに使用してもよい。より典型的には、メモリセルは、複数のメモリセルからなるアレイの1つの素子として使用され、行デコード回路、列デコード回路、読み出し回路、およびプログラミング回路と共に、マルチビットまたはマルチワードの情報を格納するためのメモリを形成する。そのようなメモリは、他のデバイスまたは回路と共に使用するために集積回路として形成してもよいし、他の機能を実行するための回路を組み込んだ集積回路の一部を形成してもよい。
上記メモリセルは、トランジスタ4および電子スイッチ(第1の電子スイッチ)24を含んでいる。図8に示す例において、トランジスタ4は、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(IGFET)であり、例えば、金属酸化膜シリコン(MOS)トランジスタとして形成される。例えば、上記トランジスタは、薄膜トランジスタ(TFT)であってもよく、制御電極をゲートGの形で有し、主導電路をソースSとドレインDとの間のチャネルの形で有する。上記トランジスタをp型MOSトランジスタとして示しているが、n型も同等によく使用できる。
上記電子スイッチ24は、実質的な閉回路または低インピーダンス状態と、高インピーダンス状態の実質的な開回路との間で選択的に動作可能である、上記メモリセルのプログラミングに続いて、永久に、あるいはメモリセルの読み取りを行うべきときに、スイッチ24が閉じられる。不揮発性の方式でデータのビットを格納するメモリセルのプログラミング中に、スイッチ24を、格納されたビットの必要な状態に依存して開いたり閉じたりすることができる。スイッチ24が閉じられている場合、規定バイアス電圧、例えば電源電圧と等しい電圧が、トランジスタ4のゲートGに印加され、その結果、トランジスタ4が「損なわれていない」ままとなる。プログラミング中にスイッチ24が開いている場合、トランジスタ4のゲートGは、実質的に電気的に「浮遊する(floating)」ように電気的に絶縁分離される。これは、以下に述べるようにトランジスタ4をソース電極Sとドレイン電極Dとの間に永久の開回路を形成するようにプログラムすることを可能にする。
図9Bは、ゲートとソースとの間の電圧が0ボルトに保たれたトランジスタ4のソースおよびドレインの両端に印加された電圧に対する、図9Aのトランジスタ4の特性を(対数目盛に対する)アンプ内のチャネル電流のグラフの形で示す。ソース−ドレイン電圧の大きさが0から−30ボルトまで増大するにしたがって、トランジスタ4が損傷を受けることなくドレイン電流は実質的に連続的かつ単調に増加する。この例において、トランジスタ4の公称動作電源電圧は、8ボルトである。
図10Bは、図9Bと同様の図であるが、図10Aに示すようにスイッチ24が開いており、その結果としてトランジスタ4のゲートが浮遊し、ソース−ドレイン電圧が0から−30ボルトまで増加したときに起こることを示している。このモードにおいて、ドレイン電流またはチャネル電流は、−27ボルトのソース−ドレイン電圧で約0.5mAに達するまでは、より急速に増加する。上記電流は、この点で約0.1ピコアンペアへと急に減少し、より高いソース−ドレイン電圧についてもこのレベルのままである。電流の急な低下は、ソース−ドレイン・チャネルが、永久の開回路になる、あるいは「飛ばされ」、その結果としてトランジスタ4それ自体が飛んだヒューズあるいはヒュージブル素子の役割を果たす特性中の点を示している。この電流の急な低下が生じるブレークダウン電圧またはプログラミング電圧Vpは、トランジスタのタイプ、トランジスタの形状、およびトランジスタの製造に用いられるプロセス技術に依存する。しかし、図8〜10に示す代表例については、プログラミング電圧は、その公称動作電源電圧が8ボルトであるトランジスタについて−27ボルトである。
実際、メモリセルのプログラミング中に、プログラミング電圧Vp以上の大きさのソース−ドレイン電圧が、トランジスタ4のソース−ドレイン・チャネルを挟んで印加される。その後、スイッチ24の状態が、トランジスタ4が「飛ばされるか」か損なわれないままとなるかを決める。プログラミングに続いて、トランジスタ4は、少なくとも読み出しサイクル中にその公称8ボルトの電源電圧で動作され、上記トランジスタは、読み出しのために選択されたときに、プログラミングデータに依存して導通するか、あるいは開回路のままとなる。したがって、データ記憶は不揮発性であり、上記メモリセルは、PROMまたはその一部として使用できる。
このようにして、トランジスタ4は、選択トランジスタとヒュージブルリンクとの2つの役割を果たし、その結果、比較的小さな面積のメモリセルを形成できる。したがって、決まった記憶容量のマルチビットメモリをより小さくすることができるか、あるいはメモリの決まったサイズがより大きな容量を持つことができる。さらに、メモリセルに関連付けられた、いかなる行論理回路および/または列論理回路も、プログラミング中に公称「読み出し」電源電圧で動作できる。メモリの構造に依存して、メモリセルの複数のグループに対して、あるいは複数のメモリセルの全てに対して、グローバルな(global)プログラミング電圧を同時に印加することができる。比較的大きなプログラムする電流を扱うための比較的大きいトランジスタが、不必要となるか、あるいは公知のメモリと比較して実質的に少ない数で済み、このことによってもまた面積を縮小することができる。
図11に示すメモリセルは、図8に示すセルの例であり、これもまた、p型のMOSトランジスタ4を含むが、他のタイプのトランジスタおよび他の導電型を同等によく使用できる。この例において、電子スイッチ24も、p型のMOSトランジスタとして実施され、これもまた、他のトランジスタ・タイプおよび導電型を使用してもよい。スイッチ24を形成するトランジスタのゲートは、制御入力として機能し、プログラミング中にメモリセルの所望の記憶状態を選択するためのプログラム選択信号を受け取るように構成されている。この例において、上記スイッチは、比較的高いレベルの電圧をプログラム選択信号として印加することにより開かれ、相補的な信号を印加することにより閉じられる。
図12に示すメモリセルは、電子スイッチが、p型MOSトランジスタ24aおよびn型MOSトランジスタ24bを含むトランスミッションゲートによって実現され、それらMOSトランジスタ24aおよび24bのソース−ドレイン・チャネルがそれぞれ並列に接続されている点で、図11に示すメモリセルと異なる。トランジスタ24aおよび24bは、相補的なプログラム選択信号を受け取るように接続されたゲートを有している。そのようなメモリセルは、図11に示すメモリセルと比較して追加のデバイスおよびプログラム信号ラインを必要とするが、この構成は、トランジスタ24aおよび24bによって形成されたスイッチが閉じているときに、トランジスタ4のゲートGを常にメモリセルの端子25での電圧に設定可能とすることを保証する。
図13は、共通の読み出し回路26に接続された1次元アレイとして構成された、4つのメモリセル27〜27からなるアレイ5を示す。図13に示すメモリセル27〜27は、図11に示すタイプのものであるが、図12に示すものなどのような、いかなる適切なタイプであってもよい。メモリセル27〜27のヒュージブル素子を形成する4などのトランジスタのチャネルは、電源ラインVddと回路ノード28との間に並列に接続されており、回路ノード28は、読み出し回路26の入力と、メモリのプログラミング中にプログラミング電圧Vppを供給するための装置34とに接続されている。メモリセル27〜27は、「行」選択入力R1〜R4をそれぞれ有し、また、プログラムデータラインPC1〜PC4をそれぞれ有している。
回路26の入力は、出力データVoutを供給するために、p型トランジスタ(第2の電子スイッチ)29を介して回路出力30に接続されている。上記入力も、直列接続されたp型トランジスタ31およびn型トランジスタ32を介してグランドに接続されている。回路26の出力30は、n型のトランジスタ31を介してグランドに接続可能である。トランジスタ29のゲートは、常に0ボルトを受け取るように接続されている。トランジスタ31および32のゲートは、常に0ボルトである列バイアス電圧Vb1およびプリチャージ信号PREをそれぞれ受け取るように接続されている。トランジスタ(第3の電子スイッチ)33のゲートは、プログラミング保護信号Vpsを受け取るように接続されている。
メモリは、ダイナミック動作モードまたはスタティック動作モードを用いて、読み出し動作を行うことができる。メモリセル27〜27中の24などの電子スイッチの各々は、対応するプログラムデータ線PC1〜PC4に0の電圧を印加することにより閉じられ、比較的高い電圧、例えば電源ラインVdd上の電圧を印加することにより開かれる。
ダイナミック読み出しモードにおいては、各読み出し動作に先立って、トランジスタ(プリチャージ・トランジスタ)32のゲートに信号PREとして高い論理レベルのパルスを印加することにより、ノード28が比較的低いレベルの電圧にプリチャージされる。バイアス電圧Vb1は0ボルトであり、その結果、トランジスタ(バイアストランジスタ)31が導通する。保護信号Vpsは0ボルトであり、その結果、トランジスタ33は非導通となる。24などのスイッチは全て、行PC1〜PC4に0ボルトを印加することにより閉じられる。
メモリセル27〜27は、一度に1つずつ読み出される。プリチャージ・フェーズの後に、低い論理レベルの電圧が信号PREとしてトランジスタ32のゲートに印加され、その結果、トランジスタ32が非導通となり、それゆえトランジスタ32が電源ラインVssからノード28を絶縁分離する。バイアス電圧Vb1は、0ボルトに保たれる。第1のセル27は、行選択ラインR1に0の電圧を印加することにより選択されている一方、他の行選択ラインR2−R4は、電源ラインVdd上の電圧を受け取る。トランジスタ4が損なわれていない場合、トランジスタ4が、導通させられ、ノード28の電圧を実質的に電源ラインVdd上の電圧まで引き上げ、その結果、回路26の出力30の電圧を実質的に電源ラインVdd上の電圧まで引き上げる。逆に、トランジスタ4が、開回路となるようにプログラミング中に飛ばされた場合、ノード28が低い電圧のままとなり、その結果、出力30が低い電圧のままとなる。そのような読み出し動作中に、ノード28は、プログラミング電圧Vppの電源から有効に絶縁分離される。
その後、メモリセル27を含む次の「行」を、同じ方法、すなわち、まず最初にノード28を0ボルトにプリチャージし、続いて行選択ラインR2に0の電圧を印加し、かつ非選択のメモリセルの行選択ラインR1、R3、およびR4に電源電圧を印加する方法によって、読み出すことができる。このようにして、メモリからのデータは、各セルがその行選択ライン上の0の電圧によって選択されているときに出力データのみが有効となるように、メモリセル27〜27から連続して読み出される。図14は、そのようなメモリのダイナミック読み出しモード中に生じる波形のタイミングを示し、図15は、メモリセル27〜27のトランジスタが全て損なわれていないままである場合のためのそのような動作のシミュレーション結果を示す。
ダイナミックモード中におけるプリチャージおよび読み出しのサイクルは、VddおよびVssからの直接の導電路がないことを保証する。電力は、PRE信号の遷移中にのみ消費される。
図13に示すメモリを読み出すためのスタティック動作モードにおいて、典型的には電源ラインVdd上の電圧と接地電位との中間の電圧である一定のバイアス電圧が、プリチャージラインPREに絶えず印加され、各メモリセルが、上述したように順番に選択される。選択されたメモリセルのトランジスタがプログラミング中に飛ばされて開回路となっている場合、出力Voutが低い電圧まで引き上げられる一方、トランジスタが損なわれていない場合、出力電圧Voutが高い電圧レベルまで引き上げられる。そのような動作を図16Aおよび図16Bに示す。図16Aの波形図は、損なわれていない全てのトランジスタによる動作を示し、図16Bの波形図は、交互に選択された損なわれていないメモリセルのトランジスタおよび他の開回路による動作を示す。
スタティック動作モードは、ダイナミックモードと比較して、いつでも有効な出力30を生じさせる。これは、読み出し動作の速度を増加させることができることを意味する。
プログラミングモードまたはプログラミングステップの間、グローバルなプログラミング電圧Vppがノード28に供給され、プログラムデータラインPC1〜PC4に供給された電圧が、関連付けられたトランジスタが損なわれていないままとなるのか永久に開回路になるのかを決定する。トランジスタが損なわれていないままであることが必要なセルについては、0の電圧レベルが対応するプログラム制御ラインに供給され、その結果、関連するスイッチ24が、閉じられ、電源ラインVdd上の電圧などの規定電圧をトランジスタ4のゲートに供給する。永久に開回路となるように「飛ばされる」ことが必要なトランジスタ4については、電源ラインVdd上の信号などの高いレベルの信号が、スイッチを開くように、対応するトランジスタスイッチ24のゲートに供給される。このようにして、上記トランジスタのゲートが、実質的に電気的に絶縁分離される、あるいは「浮遊する」。
プログラミング電圧Vppは、そのゲートが浮遊しているトランジスタのチャネルを飛ばすのには十分であるが、そのゲートが規定電圧に接続されたトランジスタのチャネルを飛ばすのには不十分である大きさを有しているべきである。例えば、図9および図10に示した特性を有するトランジスタの場合には、電圧Vppが、絶縁破壊電圧Vpと電源ラインVddの電源電圧との和に少なくとも等しい大きさを有していなければならない。このようにして、メモリセル27〜27の全てを同時にプログラムすることができる。
プログラミングステップの間、トランジスタ31および32のゲートの電圧は、比較的高いプログラミング電圧からトランジスタ32を保護するために、実質的に0ボルトに等しくなる。トランジスタ29のゲートの電圧は、0ボルトであり、出力30は、電源ラインVdd上の電圧を保護信号としてトランジスタ33のゲートに印加することにより、実質的に0ボルトまで引き上げられる。これにより、トランジスタ29が、非導通となり、それゆえに出力30に接続された如何なる回路も比較的高いプログラミング電圧から保護されることが保証される。
図13に示すメモリは、メモリのプログラミング中に単一のグローバルな高電圧のプログラミング信号のみを必要とする。公知のタイプのメモリに付随する、比較的大きなプログラミング電流の供給(sourcing)および/または投入(sinking)のための大きなトランジスタあるいは他のデバイスが不要である。さらに、選択論理回路は全て、プログラミング中および読み出し中の両方において電源ラインVdd上の公称電源電圧で動作する。したがって、そのような論理回路中において、比較的高いプログラミング電圧に耐えられる能動素子を設けることが不要であり、より低い電圧のデバイスを保護するためには特別な手段が必要でない。
図17に示すメモリセルは、トランジスタ24aおよび24bが、同じ導電型(この場合にはp型)であり、それらのゲートが独立した制御信号を受け取るように接続されている点で、図12に示すメモリセルと異なる。トランジスタ(第2のスイッチングデバイス)24aのゲートはプログラムデータラインPC1に接続されている一方、トランジスタ(第1のスイッチングデバイス)24bのゲートはプログラムモード行選択ラインPR1に接続されている。入力25は、プログラミング中に一定の規定電圧を受け取る行選択ラインR1に接続されており、トランジスタ4のプログラムされた状態は、ラインPC1上およびラインPR1上の両方の電圧レベルによって決定される。トランジスタ4がプログラミングモード中に飛ばされるかあるいは永久に開回路となるためには、トランジスタ24aおよび24bの両方が開回路となって、トランジスタ4のゲートGが絶縁分離されて浮遊することが可能となるように、電源ラインVdd上の電圧などの高電圧がラインPC1上およびPR1上の両方に存在しなければならない。
図18は、図17に示すタイプのメモリセルの「2次元の」アレイを示す。2行およびn列を含むアレイを示しているが、どんな所望の数の行を設けてもよい。読み出し回路26は、アレイまたはマトリックスの各列ごとに、図13に示すタイプの回路を含んでいる。メモリセルの各列のトランジスタ24aのゲートは、共通のプログラムデータ線PCiに接続されている一方、各行のトランジスタ24bのゲートは、共通の行選択ラインPRiに接続されている。
図18に示すメモリの読み出し時には、行選択ラインPR1、PR2の全ておよびプログラムデータラインPC1〜PCnの全てが、0ボルトに接続され、その結果、トランジスタ24a、24bの全てが導通し、それゆえメモリセルのスイッチが全て閉じられる。読み出しモード行選択ラインR1、R2を用いて、各行を一度に1行ずつ読み出しのために選択する。これは、前述したように、ダイナミックモードでもスタティックモードでも行うことができる。メモリセルの各列および読み出し回路26中の関連する回路は、図13に示すメモリについて前述したように、動作する。したがって、読み出しのステップの間に、現在選択された行から同時にあるいは「並列に」nビットのデータが読み出される。
プログラム中に、行選択ラインR1、R2が電源ラインVddの電圧にセットされ、ラインPR1、PR2、およびPC1〜PCnを用いてメモリセルのプログラムされた状態が選択される。そのようなプログラミングモードのタイミングを図19の波形図に示す。
上記複数の行は、対応する行選択ラインの電圧を0ボルトから電源ラインVdd上の電圧に変化させることによってプログラムするために、順次選択される。プログラムデータラインPC1〜PCnに供給される電圧レベルは、格納されるデータビットの値に従って選択される。メモリセルのトランジスタが永久に開回路であることを必要である場合、電源ラインVdd上の電圧などの高電圧が、対応するプログラムデータ線に供給される一方、プログラムデータライン上の低電圧が、メモリセルトランジスタが損なわれていないままとなることを可能にする。ラインPR1、PR2およびPC1〜PCnに適切な電圧を供給しながら、選択された行のメモリセルが同時にプログラムされるようにプログラミング電圧VppがトランジスタM1〜Mnを介して回路ノード28〜28に供給される。この場合、プログラミング電圧Vppの大きさは、電源ラインVdd上の電源電圧と絶縁破壊電圧Vpとの和から各トランジスタ28〜28での電圧降下を引いた値以上でなければならない。
プログラミング動作時に、読み出し回路26のトランジスタは、図13のメモリについて前述したように、動作される。トランジスタM1〜Mnは、それらのゲートが0ボルトを受け取るように接続されたn型トランジスタとして示している。これらのトランジスタは、メモリの読み出し動作中に、回路ノード28〜28を互いから有効に絶縁分離するような絶縁分離を提供する。これらのトランジスタは、単一のメモリセルのプログラミング電流を投入するのに十分なほど大きいことが必要である。しかしながら、記憶アレイまたはメモリマトリックスの1列あたりにそのような1つのトランジスタのみが必要であり、その結果、従前知られているメモリ構成と比較して、実質的な面積の縮小を実現できる。
図20は、2行およびn列のメモリセルからなるアレイを含むメモリを示しているが、どんな所望の数の行を設けてもよい。メモリセルのこれら列は、共通のノード28〜28に接続されており、ノード28〜28は、図18に示すのと同じタイプの読み出し回路26に接続されている。さらに、絶縁分離トランジスタM1〜Mnはそれぞれ、ノード28〜28を、プログラミング電圧Vppを供給するための装置に接続する。
図20のメモリは、各メモリセルがそれぞれ1つのトランジスタ4のみを含むように、トランジスタ24aおよび24bが省略されている点で、図18のメモリと異なる。プログラミング中における列、行、およびデータの選択および制御は、メモリセルの各行のトランジスタのゲートが共通の電子スイッチ24〜24に接続され、各列のトランジスタのドレインが共通の(p型)トランジスタ35〜35に接続されるように、メモリセルの外部で行われる。
図20のメモリは、前述したようにダイナミックにもスタティックにも読み出すことができ、図18に示すメモリの読み出し動作と同様の方式で1行ずつ読み出される。いずれの場合にも、プログラムデータおよび列選択ラインPC1〜PCn、およびプログラムモード行選択ラインPR1とPR2は、ゼロレベルの電圧を受け取るように接続され、その結果、トランジスタ35〜35がオンにされ、スイッチ24〜24が閉じられる。読み出しモード行選択ラインR1およびR2は順次選択され、メモリの内容が一度に1列ずつ並列に読み出される。
メモリのプログラミング中に、行選択ラインR1およびR2は、電源ラインVdd上の電圧などの規定電圧を受け取るように接続される。上記複数の行は、選択された行のスイッチ24あるいは24が開かれ、1つの非選択行または複数の非選択行の各々のスイッチが閉じられるようにして、順次プログラムされる。格納されるデータが制御ラインPC1〜PCnに印加され、その結果、永久に開回路となるべきメモリセルのためのトランジスタ35〜35の各々がオンにされる一方、残りのトランジスタがオフにされる。プログラミング電圧Vppは、電源ラインVdd上の電圧とトランジスタ絶縁破壊電圧Vpとの和からトランジスタM1〜Mnの各々での電圧降下を引いた値以上にされる。選択された行がプログラムされると、トランジスタ35〜35はオフにされ、プログラムされるべき次の行のためのプログラミング手順が実行される。
図18に示すメモリの場合と同様に、トランジスタM1〜Mnは、各列のためのプログラミング電流を投入するのに十分なほど大きくなければならないが、上記メモリは一度に1行ずつプログラムされるので、そのプログラミング電流は、単一のメモリセルのプログラミング電流と等しい。同様に、トランジスタ35〜35は、プログラミング電流を供給できるのに十分なほど大きくなければならない。しかしながら、電子スイッチングが、メモリセルから取り除かれ、各行に共通に提供されるので、メモリセルの各々が占有する面積はより小さくなる。したがって、メモリセルの十分に大きなアレイまたはマトリックスについては、メモリは実質的により小さな面積を占有する。
電子スイッチ24〜24は、任意の適切な方法で実現できる。例えば、スイッチの各々は、図11に示すようなトランジスタとして実現してもよく、図12に示すようなトランスミッションゲートとして実現してもよい。
図21は、プログラミング動作モード中における、ラインPC1〜PCn、PR1、およびPR2上の波形のタイミングを示す。
図22に示すメモリは、上記メモリセルの複数の列が、単一のノード28で、図13に示すような読み出し回路26の単一の回路部の入力に、一緒に接続されている点で、図20に示すメモリと異なる。したがって、上記メモリセルは、順次のデータ出力を提供するために一度に1つずつ読み出されなければならない。しかしながら、比較的大きな絶縁分離トランジスタM1〜Mnはもはや必要とされず、その結果、図20のメモリと比較してメモリの面積が縮小される。
前述したように、メモリセルの読み出しは、ダイナミックに行ってもよくスタティックに行ってもよい。さらに、読み出しは、図23および図24の波形図に示すような2つの異なる順序で行うことができる。図23に示すモードにおいて、上記メモリセルは、1行ずつ読み出される。スイッチ24〜24は、全ての読み出し動作中に閉じられており、ラインR1およびR2に供給された信号が、メモリセルを一度に1行ずつ選択する。各行が選択されている間に、トランジスタ35〜35を一度に1つずつオンにし、選択されたメモリセルの状態をスタティックまたはダイナミックに読み出すことにより、列が一度に1つずつ選択される。
図24は、列が一度に1つずつ選択され、各列のメモリセルが一度に1つずつ順次読み出される代替のモードを示す。この場合、トランジスタ35〜35の選択された列がオンにされる一方、他のトランジスタがオフにされ、選択されたメモリセルの状態を読み出す間に行が一度に1つずつ選択される。これは、メモリ全体を読み出すために各列について順次繰り返される。
図22に示すメモリのプログラミングは、図20のメモリについて述べたのと全く同様にして行うことができる。このようにして、上記メモリは、一度に1行ずつプログラムされる。
メモリアレイに使用される公知のタイプのヒュージブルメモリセルの回路図である。 図1に示すタイプの複数のセルからなるアレイを含む公知のタイプのメモリの概略ブロック図である。 公知のタイプのアンチヒューズ・メモリセルの回路図である。 複数のヒュージブルリンクおよび複数のダイオードからなるアレイを用いた公知のメモリの回路図である。 薄膜トランジスタ集積回路内にヒュージブルリンクを組み入れた公知のタイプのメモリの概略図である。 プログラムする前の、公知のタイプのシリサイド化されたポリシリコン・ヒューズ素子を示す図である。 プログラムした後の、図6Aのシリサイド化されたポリシリコン・ヒューズ素子を示す図である。 二重厚さゲート酸化膜構成に基づく公知のタイプのアンチヒューズ・メモリセルを示す横断面の図である。 本発明の実施形態として、あるいは本発明の実施形態中で、使用できるメモリセルを示す図である。 メモリセルのスイッチが閉じた状態の、図8のメモリセルを示す図である。 メモリセルのプログラムを可能とする図9Aのメモリセルの特性を示すグラフである。 メモリセルのスイッチが開いている状態の、図8のメモリセルを示す図である。 メモリセルのプログラミングを可能とする図10Aのメモリセルの特性を示すグラフである。 図8に示すメモリセルの第1の例を示す図である。 図8に示すメモリセルの第2の例を示す図である。 図11に示すタイプの複数のメモリ素子からなるアレイを含むPROMの一部を示す回路図である。 図13のメモリの動作中に生じる波形を示すタイミング図である。 図13のメモリの動作のシミュレーション結果を示す。 図13のメモリの動作のシミュレーション結果を示す。 図13のメモリの動作のシミュレーション結果を示す。 図8のメモリセルのさらに他の例を示す図である。 図17に示すタイプの複数のメモリ素子からなるアレイを含むPROMの一部の回路図である。 図18に示すメモリの動作を示すタイミング図である。 本発明の他の実施例を構成するPROMの一部の回路図である。 図20に示すメモリの動作中に生じる波形を示すタイミング図である。 本発明のさらに他の実施形態を構成するPROMの一部の回路図である。 代替の動作モード中に図22のメモリに生じる波形を示すタイミング図である。 代替の動作モード中に図22のメモリに生じる波形を示すタイミング図である。
符号の説明
4…トランジスタ
5…アレイ
24…電子スイッチ(第1の電子スイッチ)
24a…トランジスタ(第2の開閉機器)
24b…トランジスタ(第1の開閉機器)
26…読み出し回路
27〜27…メモリセル、
29…p型トランジスタ(第2の電子スイッチ)
31…トランジスタ(バイアストランジスタ)
32…トランジスタ(プリチャージ・トランジスタ)
33…トランジスタ(第3の電子スイッチ)
34…装置
G…ゲート(制御電極)
S−D…ソース−ドレイン・チャネル(主導電路)

Claims (17)

  1. 複数のメモリセルからなるメモリアレイと、プログラミング電圧を印加するための装置とを含むプログラマブル・リードオンリーメモリであって、
    各メモリセルは、
    主導電路および制御電極を有するトランジスタと
    プログラム中に電源電圧を受け取る入力と、上記トランジスタの制御電極との間に接続された第1の電子スイッチとを備え
    上記装置は、プログラミングステップの間、複数メモリセルの主導電路を挟んで上記プログラミング電圧を同時に印加するためのものであり、
    上記プログラミング電圧は、制御電極が実質的に絶縁分離されている場合には主導電路を溶断するのに十分であるが、制御電極が実質的に絶縁分離されていない場合には主導電路を溶断するのに不十分な電圧であり
    トランジスタがp型の薄膜トランジスタであり、
    上記装置によって同時にプログラミング電圧が印加される複数のメモリセルのうち、トランジスタを永久に開回路とすることが必要なメモリセルでは、上記プログラミングステップの間、第1の電子スイッチが開かれてトランジスタの制御電極が実質的に絶縁分離され、
    上記装置によって同時にプログラミング電圧が印加される他のメモリセルであって、トランジスタが損なわれていないままであることが必要なメモリセルでは、上記プログラミングステップの間、第1の電子スイッチが閉じられてトランジスタの制御電極に上記電源電圧が供給されるメモリ。
  2. 記各トランジスタが、金属酸化膜シリコントランジスタを含む請求項1に記載のメモリ。
  3. 記各トランジスタが、電界効果トランジスタを含み、
    上記電界効果トランジスタのゲートが、上記制御電極を含み、
    上記電界効果トランジスタのソース−ドレイン・チャネルが、上記主導電路を含む請求項1または2に記載のメモリ。
  4. 上記セルが、少なくとも1つのセットとして構成され、
    上記セット(セットが1つの場合)または各セット(セットが複数の場合)が、上記第1の電子スイッチの1つずつにそれぞれ関連付けられている請求項1〜3の何れか1項に記載のメモリ。
  5. 上記複数のセルが、複数のグループとして構成され、
    これらグループの各々が、読み出し回路をそれぞれ有している請求項1〜4の何れか1項に記載のメモリ。
  6. 各グループの主導電路が、上記読み出し回路のそれぞれと並列に接続されている請求項5に記載のメモリ。
  7. 上記装置が、各グループの主導電路の全てに同時に電圧を印加するように構成されている請求項6に記載のメモリ。
  8. 上記複数のセルが、共通の読み出し回路に接続されている請求項1〜4の何れか1項に記載のメモリ。
  9. 上記主導電路が、上記共通の読み出し回路に並列に接続されている請求項8に記載のメモリ。
  10. 上記装置が、上記複数の主導電路の全てに同時に電圧を同時に印加するように構成されている請求項9に記載のメモリ。
  11. 上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、プリチャージ・トランジスタを含む請求項5〜10の何れか1項に記載のメモリ。
  12. 上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、回路入力と上記プリチャージ・トランジスタとの間に接続されたバイアストランジスタを含む請求項11に記載のメモリ。
  13. 上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、回路入力と回路出力との間に第2の電子スイッチを含む請求項5〜12の何れか1項に記載のメモリ。
  14. 上記読み出し回路(読み出し回路が1つの場合)または各読み出し回路(読み出し回路が複数の場合)が、上記プログラミングステップの間、回路出力を共通ラインに接続するように構成された第3の電子スイッチを含む請求項5〜13の何れか1項に記載のメモリ。
  15. 記各第1の電子スイッチが、トランジスタを含む請求項1〜14の何れか1項に記載のメモリ。
  16. 記各第1の電子スイッチが、トランスミッションゲートを含む請求項1〜14の何れか1項に記載のメモリ。
  17. 各第1の電子スイッチが、
    セル選択信号によって制御されるように構成され第1のスイッチングデバイスと、
    上記第1のスイッチングデバイスに並列に接続され、上記プログラミングステップの間、セル・プログラミング信号によって制御されるように構成された第2のスイッチングデバイスとを含む請求項1および5〜14の何れか1項に記載のメモリ。
JP2007098806A 2006-04-13 2007-04-04 プログラマブル・リードオンリーメモリ Expired - Fee Related JP4511571B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0607482A GB2437107A (en) 2006-04-13 2006-04-13 Programmable read-only memory

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007294090A JP2007294090A (ja) 2007-11-08
JP4511571B2 true JP4511571B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=36571807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007098806A Expired - Fee Related JP4511571B2 (ja) 2006-04-13 2007-04-04 プログラマブル・リードオンリーメモリ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7529148B2 (ja)
JP (1) JP4511571B2 (ja)
KR (1) KR100880058B1 (ja)
CN (1) CN101055765B (ja)
GB (1) GB2437107A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7710813B1 (en) * 2008-03-05 2010-05-04 Xilinx, Inc. Electronic fuse array
US8395923B2 (en) * 2008-12-30 2013-03-12 Intel Corporation Antifuse programmable memory array
US8050077B2 (en) * 2009-02-25 2011-11-01 Advanced Micro Devices, Inc. Semiconductor device with transistor-based fuses and related programming method
JP5359804B2 (ja) * 2009-11-16 2013-12-04 ソニー株式会社 不揮発性半導体メモリデバイス
JP5521612B2 (ja) * 2010-02-15 2014-06-18 ソニー株式会社 不揮発性半導体メモリデバイス
KR102015762B1 (ko) * 2010-02-19 2019-08-29 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 메모리 장치, 그 구동 방법, 및 반도체 장치 제작 방법
US8400804B2 (en) * 2010-08-30 2013-03-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Memory devices having break cells
US10127993B2 (en) 2015-07-29 2018-11-13 National Chiao Tung University Dielectric fuse memory circuit and operation method thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333589A (en) * 1970-06-15 1978-03-29 Intel Corp Floating gate solid state memory
JPH04196166A (ja) * 1990-11-26 1992-07-15 Citizen Watch Co Ltd 半導体不揮発性メモリとその書き込み方法
JP2002164513A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Nippon Precision Circuits Inc 半導体不揮発性メモリ装置及びその書込み方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2512999A1 (fr) * 1981-09-14 1983-03-18 Radiotechnique Compelec Dispositif semiconducteur formant memoire morte programmable a transistors
JPS60113397A (ja) 1983-11-24 1985-06-19 Fujitsu Ltd プログラマブルリ−ドオンリメモリ装置
US5536968A (en) * 1992-12-18 1996-07-16 At&T Global Information Solutions Company Polysilicon fuse array structure for integrated circuits
US5708291A (en) * 1995-09-29 1998-01-13 Intel Corporation Silicide agglomeration fuse device
US5672994A (en) * 1995-12-21 1997-09-30 International Business Machines Corporation Antifuse circuit using standard MOSFET devices
US6100746A (en) * 1998-05-18 2000-08-08 Vanguard International Semiconductor Corporation Electrically programmable fuse
KR100468724B1 (ko) 2001-04-18 2005-01-29 삼성전자주식회사 고속의 프로그래머블 롬 시스템 및 그를 위한 메모리 셀구조와 상기 프로그래머블 롬에서의 데이터 기록 및 독출방법
US6861714B2 (en) * 2001-04-18 2005-03-01 Samsung Electronics Co., Ltd. High-speed programmable read-only memory (PROM) devices
US6597234B2 (en) * 2001-12-14 2003-07-22 Motorola, Inc. Anti-fuse circuit and method of operation
US6549063B1 (en) * 2002-01-11 2003-04-15 Infineon Technologies Ag Evaluation circuit for an anti-fuse
US6777757B2 (en) * 2002-04-26 2004-08-17 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor
US6940751B2 (en) * 2002-04-26 2005-09-06 Kilopass Technologies, Inc. High density semiconductor memory cell and memory array using a single transistor and having variable gate oxide breakdown
US20040004251A1 (en) * 2002-07-08 2004-01-08 Madurawe Raminda U. Insulated-gate field-effect thin film transistors
KR100500579B1 (ko) * 2003-06-28 2005-07-12 한국과학기술원 씨모스 게이트 산화물 안티퓨즈를 이용한 3-트랜지스터한번 프로그램 가능한 롬
US7699232B2 (en) * 2004-02-06 2010-04-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333589A (en) * 1970-06-15 1978-03-29 Intel Corp Floating gate solid state memory
JPH04196166A (ja) * 1990-11-26 1992-07-15 Citizen Watch Co Ltd 半導体不揮発性メモリとその書き込み方法
JP2002164513A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Nippon Precision Circuits Inc 半導体不揮発性メモリ装置及びその書込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070242495A1 (en) 2007-10-18
KR20070101810A (ko) 2007-10-17
GB0607482D0 (en) 2006-05-24
CN101055765A (zh) 2007-10-17
US7529148B2 (en) 2009-05-05
JP2007294090A (ja) 2007-11-08
KR100880058B1 (ko) 2009-01-22
GB2437107A (en) 2007-10-17
CN101055765B (zh) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4511571B2 (ja) プログラマブル・リードオンリーメモリ
JP5124456B2 (ja) 一回限りプログラム可能なメモリ及びそれを動作させる方法
US6421293B1 (en) One-time programmable memory cell in CMOS technology
US6865130B2 (en) ROM embedded DRAM with bias sensing
US6693819B2 (en) High voltage switch circuitry
US7688613B2 (en) Method and system for controlling multiple electrical fuses with one program device
US7521764B2 (en) One-time programmable memory device
US9514839B2 (en) Nonvolatile memory, nonvolatile programmable logic switch including nonvolatile memory, and nonvolatile programmable logic circuit
JP5590842B2 (ja) 半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法
JP5280660B2 (ja) 低電圧、低キャパシタンスのフラッシュメモリアレイ
CN1742342B (zh) 源极偏置的存储器单元阵列
US20150103579A1 (en) Memory device, writing method, and reading method
EP0377839B1 (en) Semiconductor memory device capable of preventing data of non-selected memory cell from being degraded
KR100346991B1 (ko) 반도체 기억 장치
US6775197B2 (en) Non-volatile memory element integratable with standard CMOS circuitry and related programming methods and embedded memories
JP4564151B2 (ja) 感知増幅器回路
US6775171B2 (en) Method of utilizing voltage gradients to guide dielectric breakdowns for non-volatile memory elements and related embedded memories
US10553643B2 (en) Circuit and layout for resistive random-access memory arrays having two bit lines per column
JP5368266B2 (ja) 半導体不揮発記憶回路
US8630108B2 (en) MOSFET fuse and array element
US7804701B2 (en) Method of programming a memory having electrically programmable fuses
CN113470721A (zh) 存储器件及其操作方法
US20080212356A1 (en) Random Access Memory Featuring Reduced Leakage Current, and Method for Writing the Same

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees