JP4511312B2 - 気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造 - Google Patents

気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造 Download PDF

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Description

この発明は、路上に設置される配電箱の内部に配置される高圧地中配電線路の開閉のために使用する多回路分岐用気中モールド開閉器(以下「モールド開閉器」という)の配電箱における取り付け構造に関するものである。
従来から、高圧地中配電線の多回路分岐開閉のために複数の開閉器が複数回路一体で配置された配電箱が使用されている。この配電箱の内部には、開閉器が横並びに設けられ、三相各相毎にこれらの各開閉器の一方の端子に母線を接続し、他方の端子に地中から立ち上げた地中ケーブルを接続している。
一方、完全な電力自由化時代を迎えるに当って、電力流通設備機器の保全運用にも徹底した合理化が求められている。すなわちコストダウンした開閉器の開発の他、開閉器の修理、交換などのメンテナンスの分野においても、合理化が求められている。従来は、一定の更新期間を決めて上記電力流通設備機器を交換していたが、この方法では、交換が不要なものまでも自動的に交換しており、またモールド開閉器の導電部が複数回路一体型のもの、又は一体な内箱内に気密状態で組み込まれているものは、一回路、一相でも不具合が生じると配電箱ごとの交換となっていた。この様に従来の方法では、非合理的であり、地球環境保全に反し、不経済であった。
そこでこの発明は、電力流通設備機器の交換に当って 劣化診断技術に基づく状態監視保全による方法を取り入れ、現地で実際に劣化等して修理や交換が必要なもののみの修理や交換が容易に出来る開閉器の配電箱における取り付け構造を提供して上記課題を解決し、電力流通設備機器の保全運用の合理化を図るものである。
請求項1の発明は、上部に母線接続用端子を設け、下部にケーブル接続用端子を設け、内部に開閉接点を備えた単極モールドを三個離隔並列させて三相とし、当該三相とした単極モールドの正面開口部を塞ぐように機構基板を三相の各単極モールドの正面に当接させて設け、当該機構基板上に各相の開閉接点が一体に動くように機構部を設け、当該機構部上に機構カバーを設けて成る気中モールド開閉器を複数並列設置する配電箱内において、当該配電箱底部のチャネルベースの上に、フレームを縦横に伸ばして略箱型に形成した枠体を設け、当該枠体の両側の一定の高さに板体を水平に渡して下部密閉カバーを設け、当該下部密閉カバー上の左右両端で板体を立設して側面密閉カバーを夫々設け、当該各側面密閉カバーの上部に板体を水平に渡して上部密閉カバーを設け、上記下部密閉カバー上において、設置される各気中モールド開閉器の間であって各気中モールド開閉器の側面から離隔した位置となるように金属製の隔壁を夫々立設し、上記上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー及び各隔壁の各後端面を夫々当該配電箱の背面板に当接させ、当該上部密閉カバー、下部密閉カバー及び側面密閉カバーによって形成された空間の上部に各気中モールド開閉器を分岐連結させる各相の母線を配置した。
上記下部密閉カバーの上面の各側面密閉カバー及び上記各隔壁の間に上記気中モールド開閉器を設置し、当該各気中モールド開閉器と上記各母線を接続し、また単極モールドの下部正面にケーブル接続用端子を有する開閉器ケーブル側ブッシングを設け、これらの各ケーブル接続用端子に立ち上がりケーブルの端末を接続し、これらの立ち上がりケーブルの端末は各開閉器ケーブル側ブッシングを被う構成とし、当該複数設置した各気中モールド開閉器の正面に、各単極モールドの開口部を超えて上方に一定長伸長した機構基板を夫々設け、当該各機構基板上に当該機構基板の形状及び大きさに相応した機構カバーを夫々設け、当該各機構基板及び各機構カバーにより各気中モールド開閉器内を密閉し、また上記三相各相の開閉器ケーブル側ブッシングは上記機構基板から下方へ突出させ、これらの開閉器ケーブル側ブッシング周囲の下部密閉カバーと側面密閉カバー又は隔壁との間隙を塞ぐ密閉部材を設け、当該配電箱の背面板、上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー、各機構カバー付き各機構基板及び上記密閉部材によって形成された空間内を密閉し、当該配電箱内に設置した気中モールド開閉器を修理又は交換する際は、上記配電箱の背面板を外し、又は上記配電箱の天井板を外して上記上部密閉カバーを外し、各気中モールド開閉器単体で上記母線との接続を解除して修理又は交換出来るようにした気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造とした。
請求項2の発明は、当該各気中モールド開閉器の各機構基板の左右の端縁を夫々正面側に略直角に一定長折り曲げて折曲縁を設け、当該各折曲縁の正面側の下端部の角部を切欠いて下端傾斜部として設け、上記各隔壁及び上記各側面密閉カバーの各正面下部には角棒状の仮置台を水平にして正面に突出させて設け、当該各仮置台の正面の略中央に雌ねじを設け、当該各仮置台の上面両側は隔壁又は側面密閉カバーの両側に突出させ、別途、前部にボルト貫通孔を有する舌片を設け、後部が先細の凸部を有する略くさび型の開閉器取り付け金具を設け、上記気中モールド開閉器の上記側面密閉カバーと隔壁、又は各隔壁の間への設置に際して、当該下部密閉カバー上の左右の隔壁又は側面密閉カバーの各仮置台上に当該気中モールド開閉器の機構基板の両側の折曲縁の下端傾斜部を夫々載せて当該気中モールド開閉器を下部密閉カバー上に載置し、上記開閉器取り付け金具のボルト貫通孔を上記仮置台の正面に設けた雌ねじ部分に当接し、当該開閉器取り付け金具のボルト貫通孔にボルトを通して当該ボルトを締め付けて当該ボルトを上記仮置台の雌ねじの内部に進行させ、当該ボルトの進行と共に開閉器取り付け金具の傾斜した凸部が進行して上記気中モールド開閉器の機構基板の各折曲縁の下端傾斜部を上方へ持ち上げ、当該気中モールド開閉器の母線接続用端子と母線側端子が接合する位置まで当該気中モールド開閉器全体を持ち上げた状態で上記機構基板を上記枠体のフレームにボルトとナットで固定する上記請求項1に記載の気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造とした。
請求項3の発明は、上記開閉器ケーブル側ブッシング周囲を密閉する密閉部材は、略長方形状の絶縁ゴム板の外周に一定幅の突出縁を設け、当該絶縁ゴム板上に略等間隔で横並びに三つの円形開口部を設け、当該絶縁ゴム板の外周に接合して一体化出来る変形角筒状のフードカバーを当該絶縁ゴム板の外周に、突出縁脇まで被せ、 当該フードカバーと一体に成った絶縁ゴム板を上記開閉器ケーブル側ブッシングに、当該開閉器ケーブル側ブッシングを当該絶縁ゴム板の各開口部から突出させかつ当該開閉器ケーブル側ブッシングの外周と当該絶縁ゴム板の各開口部との間に夫々環状の隙間を設けて被せて、上記フードカバーの上部を上記機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板に固定し、上記フードカバーの下部を下部密閉カバーに固定し、上記絶縁ゴム板の各開口部に、T形ケーブル端末の開閉器側に突出した絶縁筒の各々の外周を隙間なく塞いで嵌め込み、当該絶縁筒で開閉器ケーブル側ブッシングを被い、当該フードカバーの外周から一定幅突出した上記絶縁ゴム板の突出縁により、当該フードカバー奥部側面と上記隔壁又は上記側面密閉カバー間の隙間、及び当該フードカバー奥部下面と上記下部密閉カバー間の隙間を夫々塞ぎ、当該フードカバー上面の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を当該フードカバー上面の両端縁上に沿って設けたパッキンにより塞ぎ、上記機構基板下部背面における当該機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板とモールド開閉器の前端下面間との隙間、及び当該側面L形板の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を夫々略L形状のパッキンにより塞ぐ構成とした上記請求項1又は2の何れかに記載の気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造とした。
請求項1乃至3の各発明によれば、配電箱内において、モールド開閉器回路間に金属製の隔壁を各モールド開閉器の側面から離隔して設け、各モールド開閉器を夫々隔離したので、万一、一回路で内部短絡事故が生じても短絡電流は隔壁に流れて当該短絡事故による影響が隣接する回路まで及ばず、隣接回路に移行しないので短絡現象、停電波及等を最小限に抑制することが出来る。またモールド開閉器毎の現地における交換が可能となるほか、IT用等のセンサーの交換を含めた部分修理、交換が極めて容易となる。その結果、修理や交換が必要なものだけの対応が出来るようになり、経費節減に大きく貢献するものである。
請求項2の発明によれば、上記効果に加えて、モールド開閉器の各機構基板の左右の端縁を夫々正面側に略直角に一定長折り曲げて折曲縁とし、これらの各折曲縁の正面側の下端部の角部を切欠いて下端傾斜部として設け、各隔壁等の各正面下部に仮置台を設け、略くさび型の開閉器取り付け金具によって、モールド開閉器を浮かせ、隣接回路と兼用で設置するようにしたので、隣接するモールド開閉器回路間にスペースがなくても重いモールド開閉器を人力で現地において、取り付け又は取り外しが極めて容易に出来る。上記の通り、モールド開閉器の一回路単体で現地において人力で交換が可能という、従来の配電箱では成し得なかった課題を課したとしても、各回路間を狭く出来るので、従来の五回路一体型の配電箱と回路数、外箱寸法を同一に出来るものであり、汎用性の高いものである。
請求項3の発明によれば、上記開閉器ケーブル側ブッシング周囲を密閉する密閉部材は、略長方形状の絶縁ゴム板の外周に一定幅の突出縁を設け、当該絶縁ゴム板上に略等間隔で横並びに三つの円形開口部を設け、当該絶縁ゴム板の外周に接合して一体化出来る変形角筒状のフードカバーを当該絶縁ゴム板の外周に、突出縁脇まで被せ、当該フードカバーと一体に成った絶縁ゴム板を上記開閉器ケーブル側ブッシングに、当該開閉器ケーブル側ブッシングを当該絶縁ゴム板の各開口部から突出させかつ当該開閉器ケーブル側ブッシングの外周と当該絶縁ゴム板の各開口部との間に夫々環状の隙間を設けて被せて、上記フードカバーの上部を上記機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板に固定し、上記フードカバーの下部を下部密閉カバーに固定し、上記絶縁ゴム板の各開口部に、T形ケーブル端末の開閉器側に突出した絶縁筒の各々の外周を隙間なく塞いで嵌め込み、当該絶縁筒で開閉器ケーブル側ブッシングを被い、当該フードカバーの外周から一定幅突出した上記絶縁ゴム板の突出縁により、当該フードカバー奥部側面と上記隔壁又は上記側面密閉カバー間の隙間、及び当該フードカバー奥部下面と上記下部密閉カバー間の隙間を夫々塞ぎ、当該フードカバー上面の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を当該フードカバー上面の両端縁上に沿って設けたパッキンにより塞ぎ、上記機構基板下部背面における当該機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板とモールド開閉器の前端下面間との隙間、及び当該側面L形板の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を夫々略L形状のパッキンにより塞ぐ構成としたので、湿気が多い雰囲気でも、開閉器ケーブル側ブッシング部において使用されている樹脂の吸湿を抑制でき、モールド開閉器の延命化が図れ、機器として信頼性の高いものである。
上部に母線接続用端子を設け、下部にケーブル接続用端子を設け、内部に開閉接点を備えた単極モールドを三個離隔並列させて三相とし、当該三相とした単極モールドの正面開口部を塞ぐように機構基板を三相の各単極モールドの正面に当接させて設け、当該機構基板上に各相の開閉接点が一体に動くように機構部を設け、当該機構部上に機構カバーを設けて成る気中モールド開閉器を複数並列設置する配電箱内において、当該配電箱底部のチャネルベースの上に、フレームを縦横に伸ばして略箱型に形成した枠体を設け、当該枠体の両側の一定の高さに板体を水平に渡して下部密閉カバーを設け、当該下部密閉カバー上の左右両端で板体を立設して側面密閉カバーを夫々設け、当該各側面密閉カバーの上部に板体を水平に渡して上部密閉カバーを設け、上記下部密閉カバー上において、設置される各気中モールド開閉器の間であって各気中モールド開閉器の側面から離隔した位置となるように金属製の隔壁を夫々立設し、上記上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー及び各隔壁の各後端面を夫々当該配電箱の背面板に当接させ、当該上部密閉カバー、下部密閉カバー及び側面密閉カバーによって形成された空間の上部に各気中モールド開閉器を分岐連結させる各相の母線を配置した。
上記下部密閉カバーの上面の各側面密閉カバー及び上記各隔壁の間に上記気中モールド開閉器を設置し、当該各気中モールド開閉器と上記各母線を接続し、また単極モールドの下部正面にケーブル接続用端子を有する開閉器ケーブル側ブッシングを設け、これらの各ケーブル接続用端子に立ち上がりケーブルの端末を接続し、これらの立ち上がりケーブルの端末は各開閉器ケーブル側ブッシングを被う構成とし、当該複数設置した各気中モールド開閉器の正面に、各単極モールドの開口部を超えて上方に一定長伸長した機構基板を夫々設け、当該各機構基板上に当該機構基板の形状及び大きさに相応した機構カバーを夫々設け、当該各機構基板及び各機構カバーにより各気中モールド開閉器内を密閉し、また上記三相各相の開閉器ケーブル側ブッシングは上記機構基板から下方へ突出させ、これらの開閉器ケーブル側ブッシング周囲の下部密閉カバーと側面密閉カバー又は隔壁との間隙を塞ぐ密閉部材を設け、当該配電箱の背面板、上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー、各機構カバー付き各機構基板及び上記密閉部材によって形成された空間内を密閉し、当該配電箱内に設置した気中モールド開閉器を修理又は交換する際は、上記配電箱の背面板を外し、又は上記配電箱の天井板を外して上記上部密閉カバーを外し、各気中モールド開閉器単体で上記母線との接続を解除して修理又は交換出来るようにした。
また当該各気中モールド開閉器の各機構基板の左右の端縁を夫々正面側に略直角に一定長折り曲げて折曲縁を設け、当該各折曲縁の正面側の下端部の角部を切欠いて下端傾斜部として設け、上記各隔壁及び上記各側面密閉カバーの各正面下部には角棒状の仮置台を水平にして正面に突出させて設け、当該各仮置台の正面の略中央に雌ねじを設け、当該各仮置台の上面両側は隔壁又は側面密閉カバーの両側に突出させ、別途、前部にボルト貫通孔を有する舌片を設け、後部が先細の凸部を有する略くさび型の開閉器取り付け金具を設け、上記気中モールド開閉器の上記側面密閉カバーと隔壁、又は各隔壁の間への設置に際して、当該下部密閉カバー上の左右の隔壁又は側面密閉カバーの各仮置台上に当該気中モールド開閉器の機構基板の両側の折曲縁の下端傾斜部を夫々載せて当該気中モールド開閉器を下部密閉カバー上に載置し、上記開閉器取り付け金具のボルト貫通孔を上記仮置台の正面に設けた雌ねじ部分に当接し、当該開閉器取り付け金具のボルト貫通孔にボルトを通して当該ボルトを締め付けて当該ボルトを上記仮置台の雌ねじの内部に進行させ、当該ボルトの進行と共に開閉器取り付け金具の傾斜した凸部が進行して上記気中モールド開閉器の機構基板の各折曲縁の下端傾斜部を上方へ持ち上げ、当該気中モールド開閉器の母線接続用端子と母線側端子が接合する位置まで当該気中モールド開閉器全体を持ち上げた状態で上記機構基板を上記枠体のフレームにボルトとナットで固定した。
さらに上記開閉器ケーブル側ブッシング周囲を密閉する密閉部材は、略長方形状の絶縁ゴム板の外周に一定幅の突出縁を設け、当該絶縁ゴム板上に略等間隔で横並びに三つの円形開口部を設け、当該絶縁ゴム板の外周に接合して一体化出来る変形角筒状のフードカバーを当該絶縁ゴム板の外周に、突出縁脇まで被せ、当該フードカバーと一体に成った絶縁ゴム板を上記開閉器ケーブル側ブッシングに、当該開閉器ケーブル側ブッシングを当該絶縁ゴム板の各開口部から突出させかつ当該開閉器ケーブル側ブッシングの外周と当該絶縁ゴム板の各開口部との間に夫々環状の隙間を設けて被せて、上記フードカバーの上部を上記機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板に固定し、上記フードカバーの下部を下部密閉カバーに固定し、上記絶縁ゴム板の各開口部に、T形ケーブル端末の開閉器側に突出した絶縁筒の各々の外周を隙間なく塞いで嵌め込み、当該絶縁筒で開閉器ケーブル側ブッシングを被い、当該フードカバーの外周から一定幅突出した上記絶縁ゴム板の突出縁により、当該フードカバー奥部側面と上記隔壁又は上記側面密閉カバー間の隙間、及び当該フードカバー奥部下面と上記下部密閉カバー間の隙間を夫々塞ぎ、当該フードカバー上面の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を当該フードカバー上面の両端縁上に沿って設けたパッキンにより塞ぎ、上記機構基板下部背面における当該機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板とモールド開閉器の前端下面間との隙間、及び当該側面L形板の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を夫々略L形状のパッキンにより塞いだ。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1及び図2は、この発明の実施例の配電箱Bにモールド開閉器Aを設置した様子を示す。この配電箱Bは、図3に示す様に、土台となっているチャネルベース51の上に、フレームを縦横に伸ばして略箱型に形成した金属製の枠体52を設け、この枠体52の正面には開閉扉を設け、背面、左右側面、上面に夫々板体を設けて形成している。
図3に示す様に、この配電箱B底部のチャネルベース51上の枠体52の左右両側の一定の高さに、前後に2本のアングルを渡して下部アングル5とし、これらの2本の下部アングル5の両端を第一横フレーム52bに夫々溶接して固定している。これらの下部アングル5の上に金属製の板体を水平に渡して下部密閉カバー1を設けている。この下部密閉カバー1上の左右の両端において、金属製の板体を夫々立設させて側面密閉カバー2を、枠体52の左右前後に設けた縦フレーム52aに沿って設けている。これらの各側面密閉カバー2の長さ及び大きさは、モールド開閉器A及びこのモールド開閉器A上部の母線53の接続部までを充分に覆うものと成っている。また、これらの各側面密閉カバー2の上部に金属製の板体を水平に渡して上部密閉カバー3を設けている。
各側面密閉カバー2の下端部外側面には、図4に示すナット4を前後2箇所にその側面を溶接して設けており、各側面密閉カバー2を下部密閉カバー1上の左右の両端に立設した際、下部密閉カバー1におけるこれらのナット4と相応する箇所に、ボルト4aを差し込む貫通孔を夫々設けている。これらの各側面密閉カバー2の取り付けに当っては、各側面密閉カバー2を下部密閉カバー1上に立設し、下部密閉カバー1の各貫通孔、及び下部密閉カバー1の下面前後に、配電箱B内で水平に渡した2本の下部アングル5の水平片に予め穿った貫通孔の位置を合わせ、これらの貫通孔内に下部アングル5の水平片の下側からボルト4aを差し込んでナット4に螺着して、各側面密閉カバー2を下部密閉カバー1及び下部アングル5に固定している。
また図4に示す様に、各側面密閉カバー2の上端部の外側面の2個所には、夫々ナット7を、その側面を溶接して固定しており、これらのナット7の位置に相応する上部密閉カバー3の両端部の前後に予め貫通孔を夫々穿ち、これらの貫通孔に夫々上方からボルト6を夫々差し込んで上記二つのナット7に螺着して、各側面密閉カバー2に上部密閉カバー3を固定している。この様に上部密閉カバー3は、両側の側面密閉カバー2の上部に固定されている。
さらに図3に示す様に、各側面密閉カバー2の中間部後側に正方形状の開口部8を夫々設け、これらの開口部8を通して中間アングル9を水平に渡して、この中間アングル9と枠体52の左右の第二横フレーム52cを当接させ、これらを皿ねじで締め付けて固定しており(図示省略)、各側面密閉カバー2の残った開口部8にはあて板10を当てて塞いでいる。また上部密閉カバー3上の前端上であって当該端縁に沿って金属製の開閉器上部固定用角材11を当接させて設けており、この開閉器上部固定用角材11は左右の縦フレーム52aに溶接して固定されている。
下部密閉カバー1上には、後述する、設置される五台のモールド開閉器Aの夫々の間に、図3に示す様に、上記側面密閉カバー2と平行に金属製の隔壁12を等間隔で4枚立設している。これらの隔壁12は、長方形状であって、各隔壁12の下端面には、図5及び図6に示すボルト13を前後2箇所に溶接して設けており、各隔壁12を下部密閉カバー1上に立設した際、下部密閉カバー1におけるこれらのボルト13と相応する夫々の箇所には、これらのボルト13を嵌め入れる貫通孔を夫々設けている。また図6に示す様に、各隔壁12の上端部の後側の上面に凹部を夫々設け、これらの凹部の中にナット14を溶接して設けている。
これらの各隔壁12の取り付けに当っては、下部密閉カバー1上に立設し、下部密閉カバー1の各貫通孔、及び下部密閉カバー1の下面前後に、水平に渡した2本の下部アングル5の水平片に夫々穿った貫通孔の位置を合わせ、これらの貫通孔にボルト13を嵌め入れて下方に突出させ、これらの下部アングル5側からボルト13にナット13aを螺着して、各隔壁12を下部密閉カバー1及び前後の下部アングル5に固定する。さらに上記中間アングル9の水平片に予め穿った貫通孔と各隔壁12の上端のナット14との位置を合わせ、これらの中間アングル9側からボルト15を貫通孔を通して各ナット14に螺着して、各隔壁12を中間アングル9に夫々固定する。この様に隔壁12は上1箇所、下2箇所で固定されている。
また図3に示す様に、この様な隔壁12の正面側は、その上端部を一定長上方へ突出させた略台形状に設け、モールド開閉器Aを隣接した二枚の隔壁12の間に設置する際、後述する機構基板の背面の左右の両端にボルト止めして設けたガイド金具63(図27及び図28参照)に差し入れ易くしており、また隔壁12の正面側の下端部の角部を切欠いて、開閉器ケーブル側ブッシング23と立ち上がりケーブル30のT型ケーブル端末31との接続の際、当該T型ケーブル端末31を傷付けないようにしている。各隔壁12の正面側の下端部の角部を切欠いた箇所の上部に一定大の長方形状の切欠きを夫々設けている。これらの各切欠きに角棒状の仮置台16を横にして嵌め入れて溶接し、正面側にこの仮置台16の一部を突出させて設け、これらの仮置台16の正面中央から仮置台16の内側に雌ねじを設けている。また、これらの各仮置台16の上面両側は隔壁12の両側に突出している。この仮置台16は、左右の各側面密閉カバー2の下部にも同様に設けられている。
また別途、図24乃至図26に示す、くさび型で上面を傾斜させた凸部17aとし、下面の前端に環状のボルト貫通孔17bを有する舌片17cを設け、後部を先細に設けた開閉器取り付け金具17を用意する。
上記上部密閉カバー3、下部密閉カバー1及び側面密閉カバー2の各後端面を配電箱Bの背面板54に夫々当接させる。この時、上部密閉カバー3、下部密閉カバー1及び左右の側面密閉カバー2の夫々の後端面が当接する配電箱Bの背面板54の内側にパッキン55を夫々設けており、上部密閉カバー3、下部密閉カバー1及び左右の側面密閉カバー2の各後端面は、これらのパッキン55に当接している(図6では下部密閉カバー1と背面板54とパッキン55との配置関係を示す)。さらに上部密閉カバー3、下部密閉カバー1、各側面密閉カバー2、開閉器上部固定用角材11の夫々の接続箇所には、パッキン29を設けており(図4では、上部密閉カバー3、下部密閉カバー1及び側面密閉カバー2と、パッキン29との配置関係を示す)、これらによって、上部密閉カバー3、下部密閉カバー1及び各側面密閉カバー2及び背面板54等によって形成された空間内を密閉している(図29参照)。
この発明の実施例におけるモールド開閉器Aを説明する。
図7及び図8は、この発明の実施例のモールド開閉器Aを示す。この発明のモールド開閉器Aを構成する、図9に示す、単極モールドCは、電界緩和処理を施さず絶縁材により一体樹脂成形した扁平な箱体を立設して、その扁平な二つの面を左右の側面として設け、この立設した箱体の、縦長長方形の正面を開口部56とし、この開口部56の上下の端縁に横並びに埋込ナット57を二つづつ設けている。この立設した箱体の上面及び下面に、図8に示すように、夫々ブッシングを設けてその内部に、後述する電極を夫々設けている。
この上部の母線側ブッシング58cに固定電極58を挿入して設けており、図8に示すように、この固定電極58の上部は母線接続用端子58aとなっており、下部は固定ブレード電極58bの固定接点となっている。この箱体の上部から突出した母線側ブッシング58cの外周には変流器59を設けており、この変流器59を越えてさらに突出して、上記母線接続用端子58aを形成し、単極モールドCの上方に配置された母線側端子53aと接続するようになっている(図8では、母線接続用端子58aと母線側端子53aとを接続している状態を示す)。
箱体下部の貫通孔内には可動電極60を挿入して設けており、図8に示すように、この可動電極60は、上部の略L型の可動ブレード電極60aの、可動接点ではない側の端部近くを上記可動電極60の上部に設けた可動電極杆60bで回動自在に軸支し、この可動ブレード電極60aの可動接点ではない端部に絶縁ロッド60cの一端を回動自在に軸支し、この絶縁ロッド60cの他端には、連動シャフト61にその一端を固着した駆動レバー60dの他端を回動自在に軸支している。上記可動電極60の下端部は、箱体下部の貫通孔を通してこの単極モールドCの下部に設けられた後述するハウジング20内に突出して開閉器ケーブル側ブッシング23に設けたケーブル接続用端子23aに接続している。
単極モールドCの下部に設けられたハウジング20は、その正面には上記開閉器ケーブル側ブッシング23を設けており、その背面は、開口部となっているが、通常はゴム製の密閉キャップ20aを被せて密閉している(図15参照)。このハウジング20内では、突出した可動電極60の下端部に、上記開閉器ケーブル側ブッシング23のケーブル接続用端子23aの一端がボルト23bにより締め付けられて接続されている。またこのケーブル接続用端子23aの一端から、電圧検出用のリード線24が伸びており(図15参照)、このリード線24の他端は上記密閉キャップ20aを貫通し、各単極モールドC相間に離隔を持って通して固定している金属管24a内を通して機構基板18の下部背面から正面側へ挿通され、機構カバー19内に導出されている(図22参照)。
この様な単極モールドCを、図7に示すように、間隔を空けて三相並べて設け、これらの単極モールドCの正面に、接地した機構基板18を設けている。この機構基板18は、縦長の長方形状であって、その正面下部には、各単極モールドCの駆動レバー60dが突出して動作出来る開口部18eを設け、各単極モールドCの正面の三つの開口部56の周端縁に絶縁材から成る各相単体のパッキン56a(図8及び図10参照)を当てて上記開口部56を塞ぐように機構基板18に重ね合わせる。そして各単極モールドCに設けた埋込ナット57の位置に合わせて設けた貫通孔にボルト57aを挿入して締め付けて各単極モールドCを機構基板18に固着している。
この機構基板18の左右の端縁を夫々正面側に略直角に一定長折り曲げて折曲縁18aを設け、これら左右の折曲縁18aの正面側の下端部の角部を切欠いて下端傾斜部18bとして設けている。図10に示す様に、隣接する各折曲縁18aの裏側では、各モールド開閉器Aの間に立設している隔壁12の前端縁がパッキン12aを介して当接して各モールド開閉器Aの機構基板18の折曲縁18aの隙間を塞ぐようになっている。また隣接する各単極モールドCのパッキン56aの間には突条56bを設けており、機構基板18のパッキン56aの遊び防止と異相間のパッキン56aの接触を防いでいる。この各機構基板18の下端縁に沿って、側面L形板25の垂直片25bを下に向けて水平片25aの一部を溶接により固定している(図8参照)。またこの機構基板18は上方に長く伸びており、その上部に貫通孔を横に三つ穿っており(図7参照)、中央の貫通孔18cは、長孔であって、モールド開閉器Aの取り付け、取り外し時に転倒防止とガイドの役目をさせ、また最終的には左右の貫通孔18dを使用して開閉器上部固定用角材11にボルトとナットでモールド開閉器Aを固定する。
また、この機構基板18の三つの開口部18eの側端縁には、図7に示す様に、山型の軸受62を設けており、これらの軸受62に夫々貫通孔を穿ち、この貫通孔に連動シャフト61を回転自在に軸支している。この様な連動シャフト61とこの連動シャフト61を回動させる機構から成る機構部が機構基板18上に設けられており(図示省略)、これらの機構部は当該機構基板18上でパッキン19aを介して、図8に示す、箱型の機構カバー19で覆われている。そしてこの機構カバー19の表面には、開閉の為の「入」、「切」の表示を設け、モールド開閉器Aの開閉に連動して上記「入」、「切」を指す指示器を設けている(図2参照)。
機構基板18は、この機構カバー19と共に各モールド開閉器Aを密閉しており、さらには下部密閉カバー1、側面密閉カバー2、上部密閉カバー3及び背面板54によって形成される空間内において、機構基板18、機構カバー19、背面板54及び各隔壁12によってモールド開閉器Aごとに隔離している。
次に、このモールド開閉器Aを配電箱Bに設置する手順を説明する。
最初に、配電箱Bの正面の開閉扉を開き、背面板54を外しておく、そして図3に示す、上記モールド開閉器Aの各隔壁12間への設置に際し、まず配電箱B内の二つの隔壁12の各仮置台16上に、このモールド開閉器Aの機構基板18の各折曲縁18aの下端傾斜部18bの下端を夫々載せる。この状態で、モールド開閉器Aは下部密閉カバー1上に載置される。この時、機構基板18の上部中央の貫通孔18cにボルト11aを貫通させて開閉器上部固定用角材11に仮止めしておく(図2参照)。その後二つの開閉器取り付け金具17を用意し、図15に示す様に、これら二つの開閉器取り付け金具17のボルト貫通孔を上記左右の仮置台16の正面に設けた雌ねじ部分に夫々当接させ、これらの開閉器取り付け金具17のボルト貫通孔に夫々ボルト28を合わせて、仮置台16の雌ねじに螺着し、これらのボルト28を締め付けてこのボルト28を上記仮置台16の内部に進行させる。
図15に示す様に、これらのボルト28の進行と共に開閉器取り付け金具17の傾斜した凸部17aが進行してモールド開閉器Aの機構基板18の各折曲縁18aの下端傾斜部18bを上方へ持ち上げ、図8に示す様に、モールド開閉器Aの母線接続用端子58a上面ねじ穴と母線側端子53a下面の取り付け穴が接合する位置まで当該モールド開閉器A全体を持ち上げる。さらに各モールド開閉器Aの機構基板18の上部の貫通孔18dと開閉器上部用角材11に穿った貫通孔の位置を合わせた後、これらの貫通孔18dにボルト11bを嵌め入れてナットで締め付けて固定する(図2参照)。この後、配電箱Bの背面から、設置したモールド開閉器Aの母線接続用端子58aの上面ねじ穴と母線側端子53aの下面の取り付け穴をねじ53bで締め付けて固定する。この様にして、モールド開閉器Aを配電箱Bに設置する。
その後、図15に示す様に、上記単極モールドCの下部のハウジング20の正面に設けた三相の開閉器ケーブル側ブッシング23の周囲に取り付ける、図12乃至図14に示す、円形状の開口部21aを等間隔で横並びに三個設けた正面横長の長方形状の絶縁ゴム板21を設ける。そして、この絶縁ゴム板21の外周及び各開口部21aの間には連続した一定長の隔壁縁21bを設けており、さらにこの絶縁ゴム板21の上面、下面及び左右側面の全外周には一定幅の突出縁21cを設けている。また、図15に示す様に、この絶縁ゴム板21の外周に接合して一体化出来るフードカバー22を設ける。このフードカバー22は、金属製の変形角筒状で、図16乃至図18に示す様に、正面横長の長方形状で上面22dの前端に沿って、直角に折り曲げた一定幅の突出縁22aを設け、同様に下面22eの前端に沿って、直角に折り曲げた一定幅の突出縁22bを設け、これらの上面22dと下面22eの左右側面に略三角形状の左右の側板22cを夫々設け、その内側は開口面となっている。
これらの絶縁ゴム板21及びこのフードカバー22の、開閉器ケーブル側ブッシング23の周囲の取り付けに際しては、予め絶縁ゴム板21の外周にフードカバー22を接合させて被せ、図19乃至図21に示す様に、絶縁ゴム板21の突出縁21cにフードカバー22の開口面の内周縁を係止し、フードカバー22の後端の外周縁から絶縁ゴム板21の突出縁21cを外方へ突出させ、またフードカバー22の上面22dの左右の両端縁上に沿ってパッキン22fを夫々貼り付けて設ける。この様に構成した絶縁ゴム板21及びこのフードカバー22を隔壁12又は側面密閉カバー2に挟まれた三相の開閉器ケーブル側ブッシング23の外周に、当該開閉器ケーブル側ブッシング23の各先端が当該絶縁ゴム板21の各開口部21aから突出するように、かつ当該各開閉器ケーブル側ブッシング23の外周と当該各開口部21aの内周縁との間に夫々環状の隙間を設けて被せる。
そして機構基板18の下端に設けた側面L形板25の垂直片25bに上記フードカバー22の突出縁22aを当接させ、この突出縁22aと側面L形板25の垂直片25bの夫々2個所に予め穿たれた貫通孔の位置を合わせ、これらに夫々ねじ26(図23参照)を螺着して固定し、また突出縁22bを正面側の下部密閉カバー1の端縁に当接させ、これらの突出縁22bと下部密閉カバー1の端縁の夫々2個所に予め穿たれた貫通孔の位置を合わせ、これらに夫々ねじ27(図23参照)を螺着して固定する。
またこの時、図15及び図22(側面L形板25及びパッキン25cを表示しているが、これは説明を分かり易くするために機構基板18を外している。)に示す様に、機構基板18下部背面における側面L形板25の水平片25aとモールド開閉器Aの前端下面との間の横長の隙間を設けており、また側面L形板25の左右両端は夫々左右の隔壁12又は側面密閉カバー2と干渉させないために隙間を設けており、この隙間は、単極モールドC下部のハウジング20に至る奥部まで続いている。これらの隙間の前部には、夫々側面L形板25の屈曲部に沿って設けた横長の側面L形状のパッキン25cを設けて塞ぎ、またフードカバー22の上面22dの左右の両端と隔壁12又は側面密閉カバー2間の隙間の後部は、図15に示す様に、フードカバー22の上面22dの左右の両端縁上に沿って設けたパッキン22fにより塞ぐ。
この時、横長の側面L形状のパッキン25cは、側面L形板25の左右両端から一定長突出しており(図22参照)、また側面L形状のパッキン25cの左右両端の屈曲して垂下した下端の背面側の角部を切断して傾斜部とし、フードカバー22の上面22dの両端縁上に沿って設けたパッキン22fの正面上側の角部を切断して傾斜部とし、これらを図15に示すように、上下で当接させて設けている。
さらにフードカバー22の左右の両側面22cと各隔壁12又は各側面密閉カバー2との間の隙間は、フードカバー22の左右の両側面22から若干突出した絶縁ゴム板21の両側の突出縁21cで塞ぎ、フードカバー22の下面22eと下部密閉カバー1との間の隙間も同様に絶縁ゴム板21の下側の突出縁21cで塞ぐこととする。
この様にして、側面L形板25の水平片25aとモールド開閉器Aの前端下面との間の横長の隙間を横長の側面L形状のパッキン25cを設けて塞ぎ、フードカバー22の外周上面の両端であって、隔壁12又は各側面密閉カバー2との手前から奥部に至る隙間をパッキン22fにより塞ぎ、パッキン22fの前端はパッキン25cに当接させ、また後端は絶縁ゴム板21上部の突出縁21cに当接させ、垂直方向の両側面は絶縁ゴム板21の両側の突出縁21cによってその隙間を塞ぎ、フードカバー22の下面は絶縁ゴム板21の下側の突出縁21cによってその隙間を塞ぎ、配電箱B内においてモールド開閉器A下部の開閉器ケーブル側ブッシング23部周辺の開口部の外周を密閉する。
この後、開閉器ケーブル側ブッシング23にT型ケーブル端末31を差し込んで取り付ければ、T型ケーブル端末31の先端の開閉器側に突出した各絶縁筒31aが開閉器ケーブル側ブッシング23を完全に被い、かつこの各絶縁筒31aの外周が、絶縁ゴム板21の開口部21aに嵌め込まれ、各開閉器ケーブル側ブッシング23部分及びその周辺を完全に密閉して露出しない構成としている。
配電箱B内に設置された複数のモールド開閉器Aを修理又は交換する際、この配電箱Bの背面にスペースが有る場合は、配電箱Bの背面板54を外し、修理又は交換する必要があるモールド開閉器A単体の母線53との接続を解除して修理又は交換を行う。また配電箱Bの背面にスペースが無い場合は、配電箱Bの天井板を外して上部密閉カバー3を外し、この配電箱Bの上方からモールド開閉器A単体で母線53との接続を解除して修理又は交換を行う。さらに配電箱Bの背面のスペースの有無にかかわらず、各密閉カバー1、2、3によって囲まれた空間内であって、母線53の接続部の上方に別途機器などが設けられて、モールド開閉器Aの上方から修理等が行えない場合は、配電箱Bの背面板54を外してモールド開閉器Aごとに修理又は交換を行う。
これらの構成により、以下の効果を奏するものである。
従来の導電部は、複数回路一体のモールド開閉器又は複数回路一体の内箱内に気密状態で組み込まれているため一回路、一相でも不具合が生じると配電箱ごとの交換となっていた。しかし、この実施例では、母線53を無充電とするだけで一回路毎の現地における交換が可能となるほか、IT用等のセンサーの交換を含めた部分修理、交換が容易となる。このモールド開閉器及びこのモールド開閉器の取り付け構造を設けた配電箱の設置当初は、不要な回路にはモールド開閉器を取り付けないで隔壁間を防護板で塞いで気密を確保し、母線端子に保護カバーを被せておくことで済み、イニシャルコストを低減できる。また配電箱内において、素通し回路、手動開閉器、SOG機能付開閉器、自動開閉器等これらを組み合わせ自由に混在して設置できる。モールド開閉器設置後保護方式が変わり、ある回路に多頻度開閉器、高速度開閉器、遮断機等が必要になった場合は取り付け穴、母線接続位置等の取り合い寸法を合わせれば回路毎のリニューアルが可能となる。各モールド開閉器は密閉カバーで密閉されているので防塵、防滴、及び相間の隙間への小動物(ゴキブリ、蜘蛛等)の侵入を防止出来る。絶縁樹脂モールド絶縁沿面の累積汚損がないので重汚損地域にも設置できる。
従来の複数回路一体内箱構造の開閉器は、一回路で内部短絡事故が生じると、隣接し、開路している異系統の突き合せ充電電極に移行し、短絡容量が増大し、短絡現象及び停電事故波及が拡大していた。また複数のモールド開閉器前面に横並びにケーブルが配置しているものについて、一回路づつ現地交換が出来る構造とするためには、モールド開閉器の下部固定のために回路間にある程度の隙間を必要とするため複数回路一体の同一回路数のものより大きな横幅が必要であるので寸法規制がある地域においては実現出来なかった。しかし、この実施例ではモールド開閉器の一回路単体で現地交換可能な構造としても、各回路間を従来の5回路一体のものと同一に出来るので、5回路一体型と回路数、外箱寸法を同一に出来る。
さらに機構基板及び機構カバーを従来のものと比べ、母線の接続部を覆うように上方に大きく伸ばし、機構基板の左右の端縁を正面側に折り曲げて折曲縁を設けたことから、短絡時の現象が隣接する他のモールド開閉器へ影響を及ぼすのを抑制でき、さらに上方に大きく伸張した機構基板の左右の折曲縁が冷却フィンの役目をなしモールド開閉器内の温度上昇を抑制出来る。
従来のモールド開閉器は、接点部が密閉されていても開閉器ケーブル側ブッシング部の一部が、配電箱内において露出しているので、湿気の多い雰囲気では、開閉器ケーブル側ブッシング部における吸湿のため絶縁劣化が生じ、本来の寿命を縮める恐れがあった。また水トリ一括線劣化診断時ケーブルの接地線を外し、大地間と切り離すためブッシングに絶縁沿面を設けているが、汚損により絶縁不良が生じた場合、相間、回路間にスペースが無いのでその清掃にはケーブル端末の解体が必要となっていた。しかし、この実施例では、配電箱内において、開閉器ケーブル側ブッシング部を密閉し、その一部でも露出しないようにしたので、湿気が多い雰囲気でも、樹脂の吸湿を抑制できるのでモールド開閉器の延命化が図れる。重汚損地域においても水トリ一括線診断時の大地間絶縁沿面の絶縁特性を長期間確保できる。絶縁ゴム板の外周及び各開口部の間には連続した一定長の隔壁縁を設けたので、この絶縁ゴムにおける異相間、大地間の絶縁沿面距離を伸ばすことが出来、さらに耐汚損強度を上げることが出来る。
なお上記実施例では、単極モールドAとして具体的に記載しているが、単極モールドAの構成はこれに限定するものではない。また側面密閉カバー2や隔壁12を下部密閉カバー1や上部密閉カバー3に取り付ける方法として、側面密閉カバー2や隔壁12の底面や上面にボルト13やナット4、7、14を溶接して設け、これらに下部密閉カバー1等をボルトやナットを螺着して取り付けているが、側面密閉カバー2や隔壁12を下部密閉カバー1や上部密閉カバー3に取り付ける方法は、これらの方法に限定するものではない。さらに配電箱B内に五台のモールド開閉器Aを設置しているが、配電箱Bの規模やモールド開閉器Aの設置数はこれらに限定するものではない。またフードカバー22は、金属製に限定するものではなく、その取り付けに当って、上下の突出縁22a、22bを夫々側面L形板の垂直片25bや下部密閉カバー1に螺着しているが、フードカバー22の取り付け方法はこれに限定するものではない。
さらにフードカバー22の外周に取り付けるパッキンとして、側面L形板25の水平片25aとモールド開閉器Aの下面との間の隙間にパッキン25cを設け、またフードカバー22の上面22dの両端縁上に沿って設けたパッキン22fを設けているが、配電箱B内において、開閉器ケーブル側ブッシング23部周辺を密閉するためにフードカバー22の外周に設けるパッキンとしては、これらのものに限定するものではない。
この発明の実施例の配電箱内にモールド開閉器を取り付けた状態の一部断面側面図である。 この発明の実施例の配電箱内にモールド開閉器を取り付けて扉を外した状態の正面図である。 この発明の実施例の配電箱内の枠体、上部密閉カバー、側面密閉カバー、下部密閉カバー、隔壁を夫々示す一部を破断した斜視図である。 この発明の実施例の配電箱内の側面密閉カバーを上部密閉カバー及び下部密閉カバーに夫々固定した状態の正面説明図である。 この発明の実施例の配電箱内の隔壁を下部密閉カバーに固定した状態の正面説明図である。 この発明の実施例の配電箱内の下部密閉カバーと背面板とパッキンとの配置関係を示す側面説明図である。 この発明の実施例のモールド開閉器に機構基板を取り付けた状態の斜視図である。 この発明の実施例の単極モールドに機構基板、機構カバーを取り付けた状態の一部断面側面図である。 この発明の実施例の単極モールドの斜視図である。 この発明の実施例のモールド開閉器を二つの隔壁及び側面密閉カバーの間に設置した状態の一部平面図である。 この発明の実施例のモールド開閉器の正面に被せる機構カバー及びT型ケーブル端末を取り付けた状態の一部正面図である。 この発明の実施例の絶縁ゴム板の正面図である。 この発明の実施例の絶縁ゴム板の側面図である。 この発明の実施例の絶縁ゴム板の平面図である。 この発明の実施例のモールド開閉器を二つの隔壁の間に設置した状態における単極モールド下部のハウジングの部分を示す一部断面側面図である。 この発明の実施例の金属製のフードカバーの正面図である。 この発明の実施例の金属製のフードカバーの側面図である。 この発明の実施例の金属製のフードカバーの平面図である。 この発明の実施例のフードカバーに絶縁ゴム板、パッキンを取り付けた状態の正面図である。 この発明の実施例のフードカバーに絶縁ゴム板、パッキンを取り付けた状態の側面図である。 この発明の実施例のフードカバーに絶縁ゴム板、パッキンを取り付けた状態の平面図である。 この発明の実施例の、下部密閉カバー上の左右の隔壁の間にモールド開閉器を設置し、機構基板、絶縁ゴム板及びフードカバーを取り付けていない状態の一部正面図である。 この発明の実施例の、下部密閉カバー上の左右の隔壁の間にモールド開閉器を設置し、機構基板、絶縁ゴム板及びフードカバーを取り付け、T型ケーブル端末を取り付けていない状態の一部正面図である。 この発明の実施例の開閉器取り付け金具の正面図である。 この発明の実施例の開閉器取り付け金具の平面図である。 この発明の実施例の開閉器取り付け金具の側面図である。 この発明の実施例の隔壁の略台形状に設けた上端部をガイド金具に差し入れた状態の側面図である。 この発明の実施例の隔壁の略台形状に設けた上端部をガイド金具に差し入れた状態の平面図である。 この発明の実施例の配電箱内において、上部密閉カバー、下部密閉カバー、側面密閉カバー、背面板によって形成された空間内を密閉している状態を示す断面図である。
符号の説明
A モールド開閉器 B 配電箱
C 単極モールド
1 下部密閉カバー 2 側面密閉カバー
3 上部密閉カバー 12 隔壁
16 仮置台 17 開閉器取り付け金具
18 機構基板 18a 折曲縁
18b 下端傾斜部 19 機構カバー
20 ハウジング 21 絶縁ゴム板
22 フードカバー
22f フードカバー上面の両端縁上に沿って設けたパッキン
23 開閉器ケーブル側ブッシング 25 側面L型板
25c 略L形状のパッキン
31 T型ケーブル端末
31a T型ケーブル端末の開閉器側の絶縁筒

Claims (3)

  1. 上部に母線接続用端子を設け、下部にケーブル接続用端子を設け、内部に開閉接点を備えた単極モールドを三個離隔並列させて三相とし、当該三相とした単極モールドの正面開口部を塞ぐように機構基板を三相の各単極モールドの正面に当接させて設け、当該機構基板上に各相の開閉接点が一体に動くように機構部を設け、当該機構部上に機構カバーを設けて成る気中モールド開閉器を複数並列設置する配電箱内において、
    当該配電箱底部のチャネルベースの上に、フレームを縦横に伸ばして略箱型に形成した枠体を設け、当該枠体の両側の一定の高さに板体を水平に渡して下部密閉カバーを設け、当該下部密閉カバー上の左右両端で板体を立設して側面密閉カバーを夫々設け、当該各側面密閉カバーの上部に板体を水平に渡して上部密閉カバーを設け、上記下部密閉カバー上において、設置される各気中モールド開閉器の間であって各気中モールド開閉器の側面から離隔した位置となるように金属製の隔壁を夫々立設し、上記上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー及び各隔壁の各後端面を夫々当該配電箱の背面板に当接させ、当該上部密閉カバー、下部密閉カバー及び側面密閉カバーによって形成された空間の上部に各気中モールド開閉器を分岐連結させる各相の母線を配置し、
    上記下部密閉カバーの上面の各側面密閉カバー及び上記各隔壁の間に上記気中モールド開閉器を設置し、当該各気中モールド開閉器と上記各母線を接続し、また単極モールドの下部正面にケーブル接続用端子を有する開閉器ケーブル側ブッシングを設け、これらの各ケーブル接続用端子に立ち上がりケーブルの端末を接続し、これらの立ち上がりケーブルの端末は各開閉器ケーブル側ブッシングを被う構成とし、
    当該複数設置した各気中モールド開閉器の正面に、各単極モールドの開口部を超えて上方に一定長伸長した機構基板を夫々設け、当該各機構基板上に当該機構基板の形状及び大きさに相応した機構カバーを夫々設け、当該各機構基板及び各機構カバーにより各気中モールド開閉器内を密閉し、また上記三相各相の開閉器ケーブル側ブッシングは上記機構基板から下方へ突出させ、これらの開閉器ケーブル側ブッシング周囲の下部密閉カバーと側面密閉カバー又は隔壁との間隙を塞ぐ密閉部材を設け、当該配電箱の背面板、上部密閉カバー、下部密閉カバー、各側面密閉カバー、各機構カバー付き各機構基板及び上記密閉部材によって形成された空間内を密閉し、
    当該配電箱内に設置した気中モールド開閉器を修理又は交換する際は、上記配電箱の背面板を外し、又は上記配電箱の天井板を外して上記上部密閉カバーを外し、各気中モールド開閉器単体で上記母線との接続を解除して修理又は交換出来るようにしたことを特徴とする、気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造。
  2. 当該各気中モールド開閉器の各機構基板の左右の端縁を夫々正面側に略直角に一定長折り曲げて折曲縁を設け、当該各折曲縁の正面側の下端部の角部を切欠いて下端傾斜部として設け、
    上記各隔壁及び上記各側面密閉カバーの各正面下部には角棒状の仮置台を水平にして正面に突出させて設け、当該各仮置台の正面の略中央に雌ねじを設け、当該各仮置台の上面両側は隔壁又は側面密閉カバーの両側に突出させ、
    別途、前部にボルト貫通孔を有する舌片を設け、後部が先細の凸部を有する略くさび型の開閉器取り付け金具を設け、
    上記気中モールド開閉器の上記側面密閉カバーと隔壁、又は各隔壁の間への設置に際して、当該下部密閉カバー上の左右の隔壁又は側面密閉カバーの各仮置台上に当該気中モールド開閉器の機構基板の両側の折曲縁の下端傾斜部を夫々載せて当該気中モールド開閉器を下部密閉カバー上に載置し、上記開閉器取り付け金具のボルト貫通孔を上記仮置台の正面に設けた雌ねじ部分に当接し、当該開閉器取り付け金具のボルト貫通孔にボルトを通して当該ボルトを締め付けて当該ボルトを上記仮置台の雌ねじの内部に進行させ、当該ボルトの進行と共に開閉器取り付け金具の傾斜した凸部が進行して上記気中モールド開閉器の機構基板の各折曲縁の下端傾斜部を上方へ持ち上げ、当該気中モールド開閉器の母線接続用端子と母線側端子が接合する位置まで当該気中モールド開閉器全体を持ち上げた状態で上記機構基板を上記枠体のフレームにボルトとナットで固定することを特徴とする、上記請求項1に記載の気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造。
  3. 上記開閉器ケーブル側ブッシング周囲を密閉する密閉部材は、略長方形状の絶縁ゴム板の外周に一定幅の突出縁を設け、当該絶縁ゴム板上に略等間隔で横並びに三つの円形開口部を設け、当該絶縁ゴム板の外周に接合して一体化出来る変形角筒状のフードカバーを当該絶縁ゴム板の外周に、突出縁脇まで被せ、
    当該フードカバーと一体に成った絶縁ゴム板を上記開閉器ケーブル側ブッシングに、当該開閉器ケーブル側ブッシングを当該絶縁ゴム板の各開口部から突出させかつ当該開閉器ケーブル側ブッシングの外周と当該絶縁ゴム板の各開口部との間に夫々環状の隙間を設けて被せて、上記フードカバーの上部を上記機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板に固定し、上記フードカバーの下部を下部密閉カバーに固定し、上記絶縁ゴム板の各開口部に、T形ケーブル端末の開閉器側に突出した絶縁筒の各々の外周を隙間なく塞いで嵌め込み、当該絶縁筒で開閉器ケーブル側ブッシングを被い、
    当該フードカバーの外周から一定幅突出した上記絶縁ゴム板の突出縁により、当該フードカバー奥部側面と上記隔壁又は上記側面密閉カバー間の隙間、及び当該フードカバー奥部下面と上記下部密閉カバー間の隙間を夫々塞ぎ、
    当該フードカバー上面の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を当該フードカバー上面の両端縁上に沿って設けたパッキンにより塞ぎ、
    上記機構基板下部背面における当該機構基板の下端縁に沿って設けた側面L形板とモールド開閉器の前端下面間との隙間、及び当該側面L形板の左右両端と隔壁又は側面密閉カバー間の隙間を夫々略L形状のパッキンにより塞ぐ構成としたことを特徴とする、上記請求項1又は2の何れかに記載の気中モールド開閉器の配電箱における取り付け構造。
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