JP4509827B2 - シリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数cpuユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法 - Google Patents

シリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数cpuユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のCPUユニットから構成されるコンピュータシステムのユニット間の接続をシリアルコネクトバスにより行なうコンピュータシステム及び複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法に関し、特に、システムの初期化を行うため設定されたアップストリーム・ポートを有するシリアルコネクトバススイッチを使用したコンピュータシステム及び複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法に関する。
近年、データの電子化の進展に伴い、コンピュータシステムが処理しなければデータの量が急激に拡大しつづけている。この要求に対応するためにコンピュータシステム内部を接続するインターコネクト(内部接続)技術も高速、大容量のデータ転送を可能にすべく進歩を続けている。
このようなインターコネクトは、LSIやプリント基板レベルで、使用され、コンピュータシステム内部のインターコネクトとして広く利用されている。このインターコネクトとして、従来、パラレル転送を行うPCI(Peripheral Component Interconnect)バスが、広く使用されている。
図9は、従来のPCIバスを使用したコンピュータシステムの構成図である。CPU(Central Processing Unit)100は、メモリコントローラ102を介し、メモリ(主記憶)104とIOコントローラ104に接続される。IOコントローラ104は、複数のPCIバス108−1,108−2を持ち、PCIバス108−1,108−2に、PCIスロット106〜106−4を設ける。
このPCIスロット106−1〜106−4に、PCIデバイス(主に、周辺デバイス)を搭載したカードを挿入する。このPCIバスの動作周波数は、33MHz〜133MHzであり、バス幅は、32ビットと64ビットの2種類がある。従って、1スロット当りのバスのバンド幅は、最大で、両方向の合計が、1GB/sとなる。
このパラレルバスのPCIバスに対し、高速、大容量でありながら実装コストの低いシリアルタイプのインターコネクトが、近い将来、主流になると考えられている。特に、PCIバスの後継としてPCI-SIGにより策定されたシリアルタイプのインターコネクトであるPCI−Expressバスは、ディスクトップコンピュータから大規模サーバやストレージ装置まで、様々なタイプのコンピュータシステムで広く利用されることが期待されている。
図10は、従来のPCI−Expressバスを使用したコンピュータシステムの構成図である。CPU100は、メモリコントローラ102を介しメモリ104に接続される。このメモリコントローラ102は、複数のPCI-Expressバス110−1〜110−4を持ち、PCI-Expressスロット106−1〜106−4に、PCI-Expressデバイスが搭載されたカードを実装することができる。
このPCI−Expressバス110−1〜110−4は、上りと下りの分離されたシリアル転送バスであり、差動形式のため、信号線数は、4本である。シリアルのパケット転送を行うため、1スロット当りのバンド幅は、片方向当たり1GB/Sであり、PCIバスの2倍となる。
このように、PCI-Expressは、PCIバスに比べて、信号線数が少ないため、チップセットを削減でき、基板上のワイヤ線数を削減でき、コネクタを小さくできる、などコストを削減する効果がある。また、同時にPCIの倍以上のバンド幅を提供でき、高速、高性能化の要求を満たすことができる。
このようなPCI-Expressは、論理的にはPCIバスのアーキテクチャ(周辺デバイスの接続)を踏襲しているため、USBハブと同様に、PCI-Expressバスの規格では、メモリコントローラ内で接続経路を切り替えるスイッチの1つのポートは、アップストリーム・ポートと呼ばれ、システム全体の初期化を行なうなど特別な役割を果たす(例えば、特許文献1)。
通常は、図10の構成で、CPU100が、周辺デバイスを接続するため、PCI−Expreeバス(即ち、周辺デバイス用シリアルインターコネクトバス)を使用するため、1つのCPU100が、アップストリーム・ポートに接続される。
特開2001−229119号公報(図9)
上記のようにPCI-Express等のシリアルインターコネクトは、高性能で、低コストなインターコネクトとして広い分野での適用が期待されているが、元々、周辺デバイスをCPUに接続する目的であるから、複数のCPUノードを接続する目的で使用する場合には、そのまま適用するには、解決すべき課題がある。
即ち、複数ポートのPCI-Expressスイッチで、複数のCPUノードを接続する場合には、スイッチのアップストリーム・ポートに接続された特定のCPUノードが特権的な地位を占め、この1つのCPUノードがなければ,PCI−Expressスイッチは,初期化(リンク確立)動作することができない。
一方、複数CPUノードより構成されるようなサーバやストレージ装置では、製品の柔軟性を高めるため、CPUノードは、製品構成により増減可能なユニットとして扱われる。このため、上記のようなある特定のCPUノードが存在しないと、スイッチが動作できず、結果としてシステムが動作できないことになると、自由に、CPUノードの増減を行うことは、困難となる。できれば、避けなくてはならない。
又、アップストリーム・ポートに接続されたCPUノードに、不具合が生じると、PCI−Expressスイッチが動作できず、これもシステム動作が困難となる原因となる。
従って、本発明の目的は、シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートの特殊性を隠蔽して、複数のCPUノードをシリアルコネクトスイッチにより接続するためのシリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートにCPUノードが接続されていなくても、シリアルコネクトスイッチと接続されたCPUノードとのリンク確立を実現するためのシリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートに接続されたCPUノードが不具合であっても、シリアルコネクトスイッチと接続された他のCPUノードとのリンク確立を実現するためのシリアルコネクトバスを使用したコンピュータシステム及び複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明のコンピュータシステムは、シリアルコネクトスイッチを介し互いにデータ転送する複数のCPUユニットと、3つ以上のポートを有し、各ポートにシリアルコネクトバスを介し接続された前記CPUユニットを相互接続し、前記3つ以上のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定された前記シリアルコネクトスイッチと、前記アップストリーム・ポートの前記接続されたCPUユニットの相互データ転送のためのリンクの確立を判定し、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作する管理コントローラと、前記管理コントローラに操作され、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラと前記シリアルコネクトスイッチの前記リンク確立を行うべき前記CPUユニットを接続するための外部ポートのいずれかに切り替える切替回路とを有し、前記管理コントローラは、前記切替回路が、前記アップストリーム・ポートを、前記外部ポートに接続した状態で、前記アップストリーム・ポートのリンク確立状態信号を監視して、前記リンク確立を判定し、前記リンク確立状態信号の監視により、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記切替回路を操作して、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラに接続した後、前記シリアルコネクトスイッチとリンク確立シーケンスを実行する。
又、本発明の接続方法は、シリアルコネクトスイッチを介し互いにデータ転送する複数のCPUユニットを、3つ以上のポートを有する前記シリアルコネクトスイッチを介し相互接続する複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法において、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、管理コントローラと前記シリアルコネクトスイッチのリンク確立を行うべき前記CPUユニットを接続するための外部ポートのいずれかに切り替える切替回路が、前記アップストリーム・ポートを、前記外部ポートに接続するステップと、前記管理コントローラが、前記アップストリーム・ポートのリンク確立状態信号を監視して、前記3つ以上のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定されたシリアルコネクトスイッチの前記シリアルコネクトバスの接続先との前記接続されたCPUユニットの相互データ転送のための前記リンクの確立を判定するステップと、前記管理コントローラが、前記リンク確立状態信号の監視により、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記切替回路を操作して、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラに接続するステップと、前記管理コントローラが、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作し、前記シリアルコネクトスイッチと前記リンク確立シーケンスを実行するステップとを有する。
又、本発明では、好ましくは、前記シリアルコネクトバスが、PCI−Expressバスであり、前記シリアルコネクトスイッチが、PCI−Expressスイッチである。
又、本発明では、好ましくは、前記スイッチユニットは、更に、前記シリアルコネクトスイッチを前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれかに切り替える切替回路を有し、前記管理コントローラが、前記リンクの確立が不成功であったと判定した時に、前記切替回路を前記管理コントローラに切り替える。
又、本発明では、好ましくは、前記管理コントローラは、前記シリアルコネクトスイッチのリセットを解除し、前記シリアルコネクトスイッチは、前記リセット解除に応じて、前記アップストリーム・ポートに接続された外部ユニットとのリンク確立シーケンスを実行する。
又、本発明では、好ましくは、前記スイッチユニットに接続される各CPUユニットは、前記スイッチユニットの前記管理コントローラと通信パスを介し接続された管理コントローラを有し、前記スイッチユニットの管理コントローラは、前記各CPUユニットの管理コントローラと通信して、前記スイッチユニットと前記各CPUユニットとを同期して、前記リセットの解除を行う。
又、本発明では、好ましくは、前記スイッチユニットの前記管理コントローラは、前記リンクの確立が成功したと判定した時に、前記CPUユニットの前記管理コントローラに、前記通信パスを介し、前記成功を通知し、前記CPUユニットの前記管理コントローラは、前記通知に応じて、前記CPUユニットを起動する。
又、本発明では、好ましくは、前記切替回路は、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路と、前記選択回路に接続され、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受けるストラップ・ポートとを有する。
又、本発明では、好ましくは、前記切替回路は、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路と、前記選択回路に接続され、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受ける内部レジスタとを有する。
又、本発明では、好ましくは、前記CPUユニットの各々は、前記複数のストレージデバイスを制御するストレージサーバで構成され、各前記ストレージサーバが、前記スイッチユニットを介してデータのやり取りを行う。
又、本発明では、好ましくは、前記各ストレージサーバは、接続されたホストコンピュータから受信したライトデータを、前記スイッチユニットを介して、他の前記ストレージサーバに転送する。
シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートに接続されたCPUユニットが動作できず、スイッチとの間でリンクを確立できない場合は、切り替えにより、スイッチユニット内の管理コントローラをアップストリーム・ポートのデバイスとして選択するため、いかなるCPUユニット数の製品構成であっても,システムが動作可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、コンピュータシステム、シリアルコネクトスイッチの初期化、他の実施の形態の順で説明する。
[コンピュータシステム]
図1は、本発明の一実施の形態のコンピュータシステムの構成図、図2は、図1のPCI−Expressスイッチを使用した接続動作の説明図、図3は、図1のDMAから見た各CPUユニットのアドレスマップ図である。図1の実施の形態は、コンピュータシステムとして、ディスクアレイ装置を示しているが、特に本発明の適用分野がディスクアレイ装置に限定されるわけではない。
図1に示すように、ディスクアレイ装置1は、4つのCPUユニット(ノード)4−0〜4−3と、2つのスイッチユニット3−1,3−2とから構成され、CPUユニット4−0〜4−3とスイッチユニット3−1,3−2間は、PCI-Expressバス54で接続されている。
4つのCPUユニット4−0〜4−3は、ストレージ制御モジュール(CM)を構成し、それぞれ複数のホストインターフェース部(HI)48と、ディスクインターフェース部50のポートを持つ。ホストインターフェース部48は、接続されるホストの種類とデータ転送用に応じて、ファイバチャネル、iSCSIやESCONなど様々なプロトコルが使用される。
ディスクインターフェース部50は、複数のディスクエンクロージャ2−1〜2−4にケーブル52で接続され、利用されるディスクの種類に応じて、ファイバチャネルやシリアルATAなどのプロトコルが使用される。ディスクエンクロージャ2−1〜2−4には、複数(例えば、15台)のディスク記憶ドライブ(例えば、ハードディスクドライブ)が搭載される。
さらに各CPUユニット4−0〜4−3は、CPU40と、メモリ(キャッシュ領域を有する)42と、DMA(Direct Memory Access)回路46と、メモリコントローラ(MCH)44とを有する。このメモリコントローラ44を介し、CPU40と、メモリ(キャッシュ領域を有する)42と、DMA(Direct Memory Access)回路46と、ホストインターフェース部48と、ディスクインターフェース部50とが接続される。
更に、各CPUユニット4−0〜4−3には、ボード管理コントローラ(BMC)32−0,32−1,32−2,32−3が搭載され、スイッチユニット3−1,3−2にも、ボード管理コントローラ30が搭載される。各BMC32−0〜32−3,30同士は、独自の通信チャネル(又は通信パス)60により接続される。この実施の形態では、Ethernet(登録商標)(100Base-TX)により、BMC間が接続され、通信が行なわれる。
ボード管理コントローラ(BMC)32−0〜32−3,30は、搭載されたボード(ここでは、ユニット4−0〜4−3,3−1,3−2)の各デバイスのリセット解除、起動等を行うものであり、後述する。
次に、このディスクアレイ装置1の動作を説明する。各CPUユニット4−0〜4−3は、ホストコンピュータからリード/ライトコマンドを、ホストインターフェース部48から受け、データのリード/ライト処理を行う。即ち、CPUユニット4−0〜4−3は、ライト要求に応じて、ホストコンピュータから受け取ったユーザデータをディスクへ書き込み、ホストコンピュータから受け取ったリード要求に従って、ユーザデータをディスクから読み出す。
その際、CPUユニット4−0〜4−3は、ホストコンピュータに対してディスクキャッシュとしての役割を果たす。つまり、ホストコンピュータから受け取ったユーザデータを、すぐにはディスクへ書き込まずに、メモリ42のキャッシュ領域に格納しておく。リード要求を受け取ると、ディスクからデータを読み出さずに、メモリ42からデータを読み出して、応答する。これにより、ホストコンピュータから見た応答速度を高速化する。
又、メモリ42のキャッシュ領域にリード要求のあったユーザデータが存在しない場合には、CPUユニット4−0〜4−3は、ディスクインターフェース部50を介し、該当データを格納するディスクドライブにリード要求を発し、該当ディスクドライブから該当データを読み出し、メモリ42のキャッシュ領域に格納した後、ホストコンピュータにリードデータを送信する。
同様に、メモリ42のキャッシュ領域に格納されたライトデータは、CPUユニットの内部スケジュールに従い、ディスクインターフェース部50を介し、該当データを格納するディスクドライブにライト処理される(これをライトバックという)。
上記のようにディスクに保存すべきデータを、メモリ42上にキャッシュしておくことで、応答速度の高速化が実現できるが、メモリ42はディスク2−1に比べると、はるかに信頼性の面で劣る記憶装置である。また、揮発性のため、電源故障などの場合には、データが失われてしまう危険性がある。
このリスクを回避するために、ディスクアレイ装置1内では、キャッシュデータのミラーリングが行なわれる。1つのCPUユニット(マスタと呼ぶ)が受け取ったユーザデータは,そのCPUユニット内のメモリ42に格納するだけではなく、別のCPUユニット(スレーブと呼ぶ)のメモリ42にもコピーをしておく。
これにより、マスタのメモリ42内のデータが消失した場合にも、スレーブのメモリ42内のデータを使って、ホストコンピュータからの要求に答えられる。
このCPUユニットが、他のCPUユニットのメモリ42に,データをコピーする際に,DMA機能を使用して、パケット化したデータを、スイッチユニット3−1,3−2経由で転送する。DMA回路46で、データを転送する時に、データとアドレスを1つのパケットとする。このアドレスには、相手側のCPUユニット内のメモリアドレスとスイッチユニット内でのルーティングアドレスが含まれている。
図2により、CPUユニット4−1が、CPUユニット4−3のメモリ42にデータを書き込む場合を例にとって、上記のDMA機能が扱う2つのアドレスを説明する。
各CPUユニット4−0〜4−3内のメモリアドレスは、40ビットで指定される(40ビットで指定可能なアドレスは、1 Tera Byteであり、大規模ストレージシステムでも、充分な容量である)。
スイッチユニット3−1,3−2のスイッチ10は、64ビットのアドレスを扱うことができ、その上位2ビット(アドレス[63:62])で、受信パケットの転送先アドレスを決定するようにコンフィギュレーションされている。アドレス[63:62]が‘0x00'であれば、パケットは、CPUユニット4−0へ、‘0x01'であれば、CPUユニット4−1へ、‘0x02'であれば、CPUユニット4−2へ、‘0x03'であれば,CPUユニット4−3へ転送する。
図2の例では、CPUユニット4−1のDMA回路46は、CPUユニット4−3のメモリのアドレス‘0012_3456_7800'へデータを書き込む場合、パケットに付加するアドレスとして、‘0xC000_0012_3456_7800'を指定する。スイッチユニット3−1のスイッチ10は、パケットアドレスを解析し、アドレスの上位の2ビットをルーティング情報として使用し、CPUユニット4−3に転送する。
CPUユニット4−3のDMA回路46は、パケットを受け取ると、アドレスの下位40ビット、即ち、アドレス‘0012_3456_7800'、だけを切り出し、メモリコントローラ44へ渡す。メモリコントローラ44は、メモリ42のこのアドレスに、引き続くコピーデータを格納する。
図3は、各CPUユニット4−0〜4−3(0〜3)のDMA46から見たアドレスマップを示す。即ち、上位の2ビットがルーティングアドレスとして使用されるために、以下のようなアドレス範囲と転送先CPU(CM)ユニット4−0〜4−3(0〜3)の組み合わせが設定される。
(0x0000_0000_0000_0000 - 0x3FFF_FFFF_FFFF_FFF) CMユニット0
(0x4000_0000_0000_0000 - 0x7FFF_FFFF_FFFF_FFF) CMユニット1
(0x8000_0000_0000_0000 - 0xBFFF_FFFF_FFFF_FFF) CMユニット2
(0xC000_0000_0000_0000 - 0xFFFF_FFFF_FFFF_FFF) CMユニット3
[シリアルコネクトスイッチの初期化]
前述のスイッチ動作を行うスイッチ10は、PCI−Expressスイッチであるため、アップストリーム・ポートからリンク確立のシーケンスを動作させ、各CPUユニット4−0〜4−3とリンクを確立する初期化が必要である。
図4は、スイッチユニット3−1のブロック図、図5は、図4のスイッチング・リピータ34の回路図である。図4に示すように、PCI−Expressスイッチユニット3−1は、前述の動作を行うPCI−Expressスイッチ10と、BMC30と、スイッチング・リピータ回路34とを有する。図1のスイッチユニット3−2も同一の構成である。
BMC30は、プロセッサで構成され、PCI-Expressのポートと、1つのGPIO(General Purpose Input/Output)と、リセット出力ポートとを持つ。PCI-Expressポートは、スイッチング・リピータ回路34の1つのポートに接続される。GPIOは、スイッチング・リピータ回路34のSELECTポートに接続される。リセット出力ポートは、PCI−Expressスイッチ10のリセットポートに接続される。又、BMC30は、PCI−Expressスイッチ10のアップストリーム・ポートの入出力信号を受け、アップストリーム・ポートのリンク確立を監視する。
PCI-Expressスイッチ10は、4つのポートを持ち、それぞれが、CPUユニット4−0〜4−3(0〜3で記す)に接続される。但し、CPUユニット4−0との間にだけは,スイッチング・リピータ回路34が介在する。即ち、アップストリーム・ポートには、スイッチング・リピータ回路34が介在する。このスイッチイング・リピータ回路34は、スイッチの接続相手先を、CPUユニット4−0(0)と,BMC30との間で選択する。
図5に示すように、スイッチング・リピータ回路34は、プロトコルには影響を与えないようなICである。スイッチング・リピータ回路34は、PCI−Express規格で定義される2.5Giga bit/secの差動の高速信号を受けて、同じ2.5Gbpsの差動信号として出力する機能を持ち、主に波形の整形に用いられる。そして、静的なスイッチング機能を持ち、SELポートを'0'、'1'に切り替えることで2つの入出力のどちらを使うかを選択することができる。
図5により、具体的に説明すると、スイッチ10への上りに対し、各々BMC30,CPU4−0(0)からのペア信号を受け、差動出力を生成する差動アンプ340,342と、差動アンプ340,342の出力のいずれかを選択する選択回路344と、選択回路344の出力をペア信号に変換する変換回路346を有する。
又、スイッチ10からの下りに対し、スイッチ10からのペア信号を受け、差動出力を生成する差動アンプ350と、差動アンプ350の出力先を選択する選択回路352と、選択回路352の出力を、各々ペア信号に変換し、BMC30,CPU4−0(0)に出力する変換回路354、356を有する。この選択回路344,352は、選択ポートからのBMC30の選択信号により、選択される。
次に、スイッチユニット3−1のBMC30と、各CPUユニット4−0〜4−3のBMC32−0〜32−3を使用した初期化処理を説明する。図6は、スイッチユニット3−1(3−2)とCPUユニット4−0〜4−3との初期化処理フロー図、図7は、図6の動作シーケンスの説明図である。図7を参照して、図6の初期化処理を説明する。
(S10)システムに電源が投入されると,各ユニット3−1,3−2,4−0〜4−3のBMC30,32−0〜32−3が起動を開始する。
(S12)スイッチユニット3−1(3−2)のBMC30が、スイッチ10のアップストリーム・ポートを、CPUユニット4−0(0)に設定する。即ち、スイッチング・リピータ回路34の選択ポートに、CPU4−0の選択信号(例えば、「0」)を与え、CPU4−0(0)の選択を指示する。即ち、スイッチ10のアップストリーム・ポートに接続されたスイッチング・リピータ回路34は、前述のように、設定によって接続先をCPUユニット4−0またはスイッチユニット3−1内のBMC30のいずれにするかを選択することができ、初期状態では、CPUユニット4−0を選択する。
(S14)次に、各ユニット3−1,3−2,4−0〜4−3のBMC30,32−0〜32−3が、通信パス60を介し互いに同期をとり、各ユニット3−1,3−2,4−0〜4−3のリセットを解除する。
(S16)アップストリーム・ポートに接続されたCPUユニット4−0が正常に動作すれば、スイッチ10のPCI-Expressリンク機能とCPUユニット4−0のPCI-Expressリンク機能(詳細には、DMA回路46)は、自動的に初期化シーケンスを開始する。そして、リンクが確立され、動作可能な状態になる。このアップストリーム・ポートのリンク確立に続いて、スイッチ10のアップストリーム以外のポートも初期化シーケンスを行い、リンクの確立が行なわれ、システム全体として動作可能な状態になる。
もし、CPUユニット4−0が存在しないか、正常に動作しなかった場合は、スイッチ10とCPUユニット4−0との間のPCI-Expressリンクは確立せず、スイッチ10の残りのポートも初期化シーケンスを始めることができず、システム全体が動作できなくなってしまう。
(S18)そこで、スイッチユニット10のBMC30は,リセットを解除した後、スイッチ10のリンクが確立したかどうかの監視を行う。即ち、BMC30は、リセット解除後、スイッチ10のアップストリーム・ポートの入出力信号のリンク確立状態出力信号を監視する。
(S20)BMC30は、このリンク確立状態出力信号がリンク確立を示すかを判定する。リンク確立を示すと判定すると、ステップS28に進む。
(S22)一方、BMC30は、リンク確立を示さないと判定すると、リセット解除からタイマー監視した時間が、タイムアップ時間に達したかを判定する。タイムアップ時間に達しないと、ステップS20に戻る。
(S24)BMC30は、タイムアップ時間に達したと判定すると、即ち、ある一定時間を経過してもリンクが確立されない場合は、自らをアップストリーム・ポートに接続するように、スイッチング・リピータ回路34の設定を行ない、更に、スイッチ10の再リセットを行なう。即ち、BMC30は、スイッチング・リピータ回路34の選択ポートに、BMC30の選択信号(例えば、「1」)を出力し、選択回路344,352を、BMC30側に切り替え(即ち、アップストリーム・ポートをBMC30に接続し)、スイッチ10にリセット信号を出力する。
(S26)リセットが解除されると、ステップS16と同様に、スイッチ10とBMC30のリンクアップシーケンスが開始し、同様に、BMC30は、リンク確立を監視する。
(S28)BMC30は、スイッチユニットのBMC30とPCI-Expressスイッチ10間のリンクが確立し、続いてスイッチユニット10とCPUユニット4−1〜4−3との間のPCI-Expressリンクが確立し、システムが動作可能な状態になる。BMC30が、リンクが確立したと判定すると、BMC30は、通信パス60を介し、各CPUユニット4−1〜4−3のBMC32−1〜32−3に対して、リンク確立を通知する。CPUユニット4−1〜4−3のBMC32−1〜32−3は、スイッチユニット10のBMC30からの通知を受けると、CPUユニット4−1〜4−3の起動を行なう。この起動は、例えば、CPU40のDMA機能をイネーブルにする。
このようにして、BMCが、CPUユニットのリセット解除後に行われるスイッチとCPUユニットのリンクアップシーケンスにおいて、スイッチ10のリンクが確立したかどうかの監視を行い、ある一定時間を経過してもリンクが確立されない場合は、BMC自らをアップストリーム・ポートに接続し、リンクアップシーケンスを代行して行う。
このため、アップストリーム・ポートに、CPUユニットが接続されていなくても、又は接続されたCPUユニットが故障しても、スイッチ10は、正常に、他のCPUユニットとリンクを確立し、スイッチ10を使用したシステム動作が可能となる。
即ち、PCI-Expressスイッチを使って複数のCPUノードを結合したコンピュータシステムにおいて、PCI-Express規格特有のアップストリーム・ポートの特殊性を隠蔽することができ、CPUノードの増減に対応してシステム動作を可能とすることができる。
又、スイッチング・リピータ回路34をアップストリーム・ポートに設け、且つBMC30に、リンク確立監視機能と、スイッチング・リピータ回路34の切り替え機能と、リンクアップシーケンス機能を設けることにより、実現でき、容易に且つ安価に実現できる。
[他の実施の形態]
図8は、本発明の他の実施の形態のコンピュータシステムの構成図である。図8に示すように、コンピュータシステムは、8つのCPUユニット(ノード)0〜7と、1のスイッチユニット3−1とから構成され、CPUユニット(ノード)0〜7とスイッチユニット3−1間は、PCI-Expressバス54で接続されている。
さらに、各CPUユニット0〜7は、CPU40と、メモリ42と、DMA(Direct Memory Access)回路を持つメモリコントローラ(MCH)44とを有する。
この実施の形態でも、図1、図4、図5と同様に、スイッチユニット3−1に、BMC30とスイッチング・リピータ回路34を設け、各CPUノード0〜7に、BMC32−0〜32−7を設けることにより、図6及び図7に示した代行動作を実現できる。
又、前述の実施の形態では、コンピュータシステム内の信号線を、PCI-Expressバスで説明したが、Rapid-IO等の他の高速シリアルバスを利用できる。制御モジュール内のチャネルアダプタやディスクアダプタの数は、必要に応じて、増減できる。同様に、スイッチング・リピータ回路の接続先の選択を選択ポートで行っているが、スイッチング・リピータ回路の内部レジスタの設定によって、接続先の選択を行っても良い。この場合、BMC30は、通信パス60を介し内部レジスタをアクセスし、接続先を変更することが、望ましい。
更に、ディスクドライブとしては、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ等の記憶デバイスを適用できる。しかも、ストレージシステムやコンピュータシステムの構成は、図1、図8の構成のみならず、他の構成にも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)複数のCPUユニットと、複数のポートを有し、各ポートにシリアルコネクトバスを介し接続されたCPUユニットを相互接続するスイッチユニットとを有し、前記スイッチユニットは、前記複数のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定されたシリアルコネクトスイッチと、前記アップストリーム・ポートのリンクの確立を判定し、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作する管理コントローラとを有することを特徴とするコンピュータシステム。
(付記2)前記シリアルコネクトバスが、PCI−Expressバスであり、前記シリアルコネクトスイッチが、PCI−Expressスイッチであることを特徴とする付記1のコンピュータシステム。
(付記3)前記スイッチユニットは、更に、前記シリアルコネクトスイッチを前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれかに切り替える切替回路を有し、前記管理コントローラが、前記リンクの確立が不成功であったと判定した時に、前記切替回路を前記管理コントローラに切り替えることを特徴とする付記1のコンピュータシステム。
(付記4)前記管理コントローラは、前記シリアルコネクトスイッチのリセットを解除し、前記シリアルコネクトスイッチは、前記リセット解除に応じて、前記アップストリーム・ポートに接続された外部ユニットとのリンク確立シーケンスを実行することを特徴とする付記1のコンピュータシステム。
(付記5)前記スイッチユニットに接続される各CPUユニットは、前記スイッチユニットの前記管理コントローラと通信パスを介し接続された管理コントローラを有し、前記スイッチユニットの管理コントローラは、前記各CPUユニットの管理コントローラと通信して、前記スイッチユニットと前記各CPUユニットとを同期して、前記リセットの解除を行うことを特徴とする付記4のコンピュータシステム。
(付記6)前記スイッチユニットの前記管理コントローラは、前記リンクの確立が成功したと判定した時に、前記CPUユニットの前記管理コントローラに、前記通信パスを介し、前記成功を通知し、前記CPUユニットの前記管理コントローラは、前記通知に応じて、前記CPUユニットを起動することを特徴とする付記4のコンピュータシステム。
(付記7)前記切替回路は、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路と、前記選択回路に接続され、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受けるストラップ・ポートとを有することを特徴とする付記3のコンピュータシステム。
(付記8)前記切替回路は、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路と、前記選択回路に接続され、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受ける内部レジスタとを有することを特徴とする付記3のコンピュータシステム。
(付記9)前記CPUユニットの各々は、前記複数のストレージデバイスを制御するストレージサーバで構成され、各前記ストレージサーバが、前記スイッチユニットを介してデータのやり取りを行うことを特徴とする付記1のコンピュータシステム。
(付記10)前記各ストレージサーバは、接続されたホストコンピュータから受信したライトデータを、前記スイッチユニットを介して、他の前記ストレージサーバに転送することを特徴とする付記9のコンピュータシステム。
(付記11)複数のCPUユニットを、複数のポートを有するスイッチユニットを介し相互接続する複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法において、前記複数のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定されたシリアルコネクトスイッチの前記シリアルコネクトバスの接続先とのリンクの確立を判定するステップと、前記リンクの確立が不成功であった時に、管理コントローラが、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作し、前記リンク確立シーケンスを実行するステップとを有することを特徴とする複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記12)前記実行ステップは、前記シリアルコネクトバスとしての、PCI−Expressバスと、前記シリアルコネクトスイッチとしての、PCI−Expressスイッチと前記各CPUユニットとのリンク確立シーケンスを実行するステップであることを特徴とする付記11の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記13)前記実行ステップは、更に、前記シリアルコネクトスイッチを前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれかに切り替える切替回路を、前記リンクの確立が不成功であったと判定した時に、前記切替回路を前記管理コントローラに切り替えるステップを有することを特徴とする付記11の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記14)前記実行ステップは、前記管理コントローラにより、前記シリアルコネクトスイッチのリセットを解除し、前記シリアルコネクトスイッチによる前記アップストリーム・ポートに接続された外部ユニットとのリンク確立シーケンスを実行するステップからなることを特徴とする付記11の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記15)前記スイッチユニットに接続される各CPUユニットに設けられた管理コントローラと、前記スイッチユニットの管理コントローラとが通信して、前記スイッチユニットと前記各CPUユニットとを同期して、前記リセットの解除を行うステップを更に有することを特徴とする付記14の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記16)前記スイッチユニットの前記管理コントローラにより、前記リンクの確立が成功したと判定した時に、前記CPUユニットの前記管理コントローラに、前記通信パスを介し、前記成功を通知するステップと、前記CPUユニットの前記管理コントローラにより、前記通知に応じて、前記CPUユニットを起動するステップを更に有することを特徴とする付記14の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記17)前記切替ステップは、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路を、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受けるストラップ・ポートの選択信号により切り替える切替ステップからなることを特徴とする付記13の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記18)前記切替ステップは、前記シリアルコネクトスイッチの入出力を前記管理コントローラと前記スイッチユニットの外部ポートのいずれに選択する選択回路を、前記スイッチユニットの前記管理コントローラの選択信号を受ける内部レジスタの状態により切替える切替ステップからなることを特徴とする付記13の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記19)前記CPUユニットの各々を構成する前記複数のストレージデバイスを制御するストレージサーバが、前記スイッチユニットを介してデータのやり取りを行うステップを有することを特徴とする付記11の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
(付記20)前記やり取りを行うステップは、前記各ストレージサーバが接続されたホストコンピュータから受信したライトデータを、前記スイッチユニットを介して、他の前記ストレージサーバに転送するステップからなることを特徴とする付記19の複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
シリアルコネクトスイッチを使用して、複数のCPUユニットを相互接続するコンピュータシステムにおいて、シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートに接続されたCPUユニットが動作できず、スイッチとの間でリンクを確立できない場合は、切り替えにより、スイッチユニット内の管理コントローラをアップストリーム・ポートのデバイスとして選択するため、いかなるCPUユニット数の製品構成であっても,システムが動作可能となる。即ち、アップストリーム・ポートの特殊性を隠蔽することができ、CPUノードの増減に対応して,システム動作を可能とすることができる。
本発明の一実施の形態のコンピュータシステムの構成図である。 図1のCPUユニットの相互接続動作の説明図である。 図1のルーテイングを含むアドレスマップの説明図である。 図1のスイッチユニットの構成図である。 図4のスイッチング・リピータ回路の構成図である。 図1及び図4の構成の初期化処理フロー図である。 図7の初期化処理のシーケンスの説明図である。 本発明の他の実施の形態のコンピュータシステムの構成図である。 従来のPCIバスを使用したコンピュータシステムのブロック図である。 従来のPCI−Expressバスを使用したコンピュータシステムの構成図である。
符号の説明
1 ストレージシステム(コンピュータシステム)
2−0〜2−4 ディスクエンクロージャ
3−1,3−2 スイッチユニット
4−0〜4−3 ストレージ制御ユニット(CPUユニット)
10 PCI−Expressスイッチ
30、32−0〜32−3 管理コントローラ(BMC)
34 切替回路
40 CPU
42 メモリ
44 メモリコントローラ
46 DMA回路
60 通信パス

Claims (10)

  1. シリアルコネクトスイッチを介し互いにデータ転送する複数のCPUユニットと、
    3つ以上のポートを有し、各ポートにシリアルコネクトバスを介し接続された前記CPUユニットを相互接続し、前記3つ以上のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定された前記シリアルコネクトスイッチと、
    前記アップストリーム・ポートの前記接続されたCPUユニットの相互データ転送のためのリンクの確立を判定し、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作する管理コントローラと、
    前記管理コントローラに操作され、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラと前記シリアルコネクトスイッチの前記リンク確立を行うべき前記CPUユニットを接続するための外部ポートのいずれかに切り替える切替回路とを有し、
    前記管理コントローラは、前記切替回路が、前記アップストリーム・ポートを、前記外部ポートに接続した状態で、前記アップストリーム・ポートのリンク確立状態信号を監視して、前記リンク確立を判定し、
    前記リンク確立状態信号の監視により、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記切替回路を操作して、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラに接続した後、前記シリアルコネクトスイッチとリンク確立シーケンスを実行する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記シリアルコネクトバスが、PCI−Expressバスであり、
    前記シリアルコネクトスイッチが、PCI−Expressスイッチである
    ことを特徴とする請求項1のコンピュータシステム。
  3. 前記管理コントローラは、前記切替回路により前記アップストリーム・ポートを前記外部ポートに接続し、且つ前記シリアルコネクトスイッチのリセットを解除した後、前記アップストリーム・ポートのリンク確立を判定し、
    前記シリアルコネクトスイッチは、前記リセット解除に応じて、前記アップストリーム・ポートに接続された外部ユニットとのリンク確立シーケンスを実行する
    ことを特徴とする請求項1のコンピュータシステム。
  4. 前記管理コントローラは、前記リセット解除後、所定時間経過しても、前記リンクの確立が不成功であったと判定した時に、前記切替回路を前記管理コントローラに切り替える
    ことを特徴とする請求項3のコンピュータシステム。
  5. 前記CPUユニットの各々は、複数のストレージデバイスを制御するストレージサーバで構成され、
    各前記ストレージサーバが、前記シリアルコネクトスイッチを介してデータのやり取りを行う
    ことを特徴とする請求項1のコンピュータシステム。
  6. 前記シリアルコネクトスイッチに接続される各CPUユニットは、前記管理コントローラと通信パスを介し、接続された第2の管理コントローラを有し、
    前記管理コントローラは、前記各CPUユニットの第2の管理コントローラと通信して、前記シリアルコネクトスイッチと前記各CPUユニットとを同期して、前記リセットの解除を行う
    ことを特徴とする請求項3のコンピュータシステム。
  7. 前記管理コントローラは、前記リンクの確立が成功したと判定した時に、前記CPUユニットの第2の管理コントローラに、前記通信パスを介し、前記成功を通知し、
    前記CPUユニットの前記第2の管理コントローラは、前記通知に応じて、前記CPUユニットを起動する
    ことを特徴とする請求項3のコンピュータシステム。
  8. 前記切替回路は、
    前記シリアルコネクトスイッチの入出力を、前記管理コントローラと前記シリアルコネクトスイッチの前記外部ポートのいずれかに接続する選択回路と、
    前記選択回路に接続され、前記管理コントローラの選択信号を受けるストラップ・ポート又は内部レジスタとを有する
    ことを特徴とする請求項1のコンピュータシステム。
  9. 前記各ストレージサーバは、接続されたホストコンピュータから受信したライトデータを、前記シリアルコネクトスイッチを介して、他の前記ストレージサーバに転送する
    ことを特徴とする請求項5のコンピュータシステム。
  10. シリアルコネクトスイッチを介し互いにデータ転送する複数のCPUユニットを、3つ以上のポートを有する前記シリアルコネクトスイッチを介し相互接続する複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法において、
    前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、管理コントローラと前記シリアルコネクトスイッチのリンク確立を行うべき前記CPUユニットを接続するための外部ポートのいずれかに切り替える切替回路が、前記アップストリーム・ポートを、前記外部ポートに接続するステップと、
    前記管理コントローラが、前記アップストリーム・ポートのリンク確立状態信号を監視して、前記3つ以上のポートの1つがアップストリーム・ポートに設定されたシリアルコネクトスイッチの前記シリアルコネクトバスの接続先との前記接続されたCPUユニットの相互データ転送のための前記リンクの確立を判定するステップと、
    前記管理コントローラが、前記リンク確立状態信号の監視により、前記リンクの確立が不成功であった時に、前記切替回路を操作して、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリーム・ポートを、前記管理コントローラに接続するステップと、
    前記管理コントローラが、前記シリアルコネクトスイッチのアップストリームデバイスとして動作し、前記シリアルコネクトスイッチと前記リンク確立シーケンスを実行するステップとを有する
    ことを特徴とする複数CPUユニットのシリアルコネクトバスによる接続方法。
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