JP4509671B2 - 文書編集方法及び文書編集システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介して文書を編集するための文書編集方法及び文書編集シス
テムに関する。
従来から、企業は、有価証券報告書等を公開することが求められており、近年は、これらの文書をインターネットを介して開示することが推奨されている。これに関して、特に、「証券取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム(EDINET)」が導入された(例えば、非特許文献1参照。)。このシステムでは、インターネットを介して電子書類を公開するため、取り扱う文書のファイル形式をHTML形式として定めている。このため、一般に、文書作成ソフトウェアを用いて文書を作成した後、HTML形式にデータ変換している。
これに対し、インターネットを介してブラウザ上で文書を作成するためのシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムでは、HTML形式のデータをインターネット上でアクセス可能に公開し、クライアント端末においてブラウザを利用しながら編集されたデータに基づいて、サーバ側でXML形式のデータを生成して記録する。
金融庁著、" 金融庁ホームページ EDINETのご案内" 、[online]、金融庁、[平成16年5月19日検索]、インターネット<URL:http://info.edinet.go.jp/Guide/EdiHtml/about_edinet.html> 特開2003−281128号公報(第4−10頁)
しかし、上記特許文献1のシステムでは、ブラウザ上で入力するために、表示項目について入力を可能とするためのイメージ表示シンボルが表示され、公開する画面の画面イメージを見ながら編集することができない。また、表における行や列の挿入や削除を行う場合も、イメージ表示シンボルを用いて操作を行わなければならないため、操作が複雑である。さらに、このシステムにおいては、表示されている表を用いて表計算処理を行うことはできない。このため、上記特許文献1のシステムでは、ブラウザを利用しながら開示文書の作成を行うことはできるものの、様々な制約がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集するための文書編集方法及び文書編集システムを提供することにある。
本発明は、XML形式のデータを記録したXMLデータ記憶手段を備えた編集サーバと、前記編集サーバと接続可能なクライアント端末とを用いて、前記編集サーバが、前記クライアント端末からの提供要求に応じて、前記XMLデータ記憶手段のXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定し、XML形式のデータに表を表示するための記述が含まれる場合には、HTML形式のデータにおいて表を表示するための記述を含めるとともに、前記表のセル毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータを表示した画面において選択された入力欄から他の入力欄の選択を検知した場合、移動前の入力欄に設定されていたデフォルト値と後のデータとを比較し、両者が不一致の場合には、前記入力欄への入力に基づくテキストデータを、前記入力欄の識別情報とともに前記編集サーバに送信し、前記編集サーバが、受信した入力欄の識別情報とテキストデータとに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信する。これにより、ブラウザを利用しながら、要素内容毎に編集を行うことができる。従って、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集することができる。
さらに、本発明によれば、前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を前記編集サーバに送信し、前記編集サーバが、前記表計算データの送信要求に応じて、前記XML形式のデータに基づいて、前記表計算データを生成し、前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末が、表計算ソフトウェアにより前記表計算データを表示し、前記表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを前記編集サーバに送信し、前記編集サーバが、受信した表計算データに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信する。このため、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することができる。従って、表の編集を効率的に行うことができる。
本発明は、XML形式のデータを記録したXMLデータ記憶手段を備えた編集サーバと、前記編集サーバと接続可能なクライアント端末とを用いて、前記クライアント端末が、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを前記編集サーバから受信し、前記HTML形式のデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を前記編集サーバに送信し、前記XML形式のデータに基づいて生成された、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データを前記編集サーバから受信し、表計算ソフトウェアを起動して、前記表計算データを表示し、前記表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを前記編集サーバに送信する。これにより、HTML形式のデータにより表示される表を編集する場合に、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することができる。従って、表の編集を効率的に行うことができる。
本発明は、XML形式のデータを記録したXMLデータ記憶手段を備えたコンピュータコンピュータが、前記XMLデータ記憶手段のXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記HTML形式のデータに基づいて表示される表示画面上の前記入力欄への入力を受け入れ、この入力欄の識別情報を取得し、前記入力欄の識別情報と前記入力欄への入力に基づくテキストデータとに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成する。これにより、ブラウザを利用しながら、要素内容毎に編集を行うことができる。従って、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集することができる。
さらに、本発明によれば、前記XML形式のデータは、表を表示するための記述を含み、前記XML形式のデータに基づいて生成するHTML形式のデータは、表を表示するための記述を含むとともに、前記表のセル毎に前記入力欄を設定する。これにより、ブラウザを利用しながら、セル毎に編集を行うことができる。従って、ブラウザを利用しながら、文書に含まれる表を効率的に編集することができる。
さらに、本発明によれば、前記コンピュータが、前記HTML形式のデータに基づいて
表示される表の更新要求を受け付けて、前記XML形式のデータに基づいて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データを生成し、前記表計算ソフトウェアを起動して、前記表計算データを表示し、前記表計算データの更新を受け付け、更新後の表計算データに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成する。これにより、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することができる。従って、表の編集を効率的に行うことができる。
本発明によれば、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。本実施形態では、有価証券報告書等の開示文書を、ブラウザを利用しながら、効率的に作成するための文書編集方法、文書編集プログラム及び文書編集入力プログラムとして説明する。
図1に示すように、編集サーバ20と、クライアント端末40とは、インターネット50を介して接続可能となっている。
クライアント端末40は、利用者が使用するコンピュータ端末であって、ネットワークを介してデータを送信する機能や、受信したデータを表示する機能等を有し、後述する処理を行う。そのための文書編集入力プログラムを実行することにより、クライアント端末40は、特許請求の範囲に記載の編集用文書受付手段、表計算データ要求手段、表計算データ受付手段、表計算データ入力手段等として機能する。
編集用文書受付手段は、要素内容毎に入力欄としてのフォームを設定したHTML形式のデータ(HTMLデータ)を編集サーバ20から受信する。なお、この明細書において、開始タグと終了タグとで囲まれた文字列を要素内容と呼ぶ。
表計算データ要求手段は、HTMLデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を編集サーバ20に送信する。
表計算データ受付手段は、XML形式のデータ(XMLデータ)に基づいて生成された、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データを編集サーバ20から受信する。ここで、XMLは、タグを使用してデータの属性情報や論理構造を定義することができるマークアップ言語である。このタグによって、文書の論理構造や文書の構成要素の意味を明示的に指定することができる。
表計算データ入力手段は、表計算ソフトウェアを起動して、表計算データを表示し、表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを編集サーバ20に送信する。
このクライアント端末40は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM等)の他、キーボード、マウス等の入力手段、ディスプレイ等の出力手段、モデム等の通信手段等を有する。本実施形態では、利用者が、クライアント端末40を用いて編集サーバ20にアクセスし、開示文書の作成を行う。
クライアント端末40には、専用アプリケーション41、ブラウザ42及び表計算ソフトウェア(表計算ソフト)43がそれぞれインストールされている。専用アプリケーション41は、クライアント端末40を上記の各手段として機能させるための文書編集入力プログラムである。
ブラウザ42は、ウェブページを閲覧するためのアプリケーションソフトウェアであって、インターネットを介してHTMLファイルや画像ファイル等をダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生する機能を有する。また、ブラウザ42は、フォームを使用して、ユーザによって入力されたデータをウェブサーバに送信したり、ウェブページ上で様々な機能を利用するためのスクリプトを動作させたりする機能も備えている。
表計算ソフト43は、表計算を行うためのソフトウェアであって、縦横に並んだマス目(セル)が並んだ表(スプレッドシート)を表示し、セルに数値や計算ルールを入力すると、自動的に数式を分析して所定の位置に計算結果を代入する機能を有する。
編集サーバ20は、開示文書の編集を行うための各種データの管理及び各種データ処理を行う。
この編集サーバ20は、クライアント端末40との間でのデータ送受信や、各種データ処理を行う。この編集サーバ20は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM等)、入力手段、出力手段、通信手段等を有し、後述する処理を行う。そのための文書編集プログラムを実行することにより、編集サーバ20は、特許請求の範囲に記載の文書提供手段、入力情報受信手段、文書更新手段、表計算データ要求受付手段、表計算データ提供手段、更新後表計算データ受付手段、表更新手段等として機能する。
文書提供手段は、クライアント端末40からの提供要求に応じて、XMLデータ記憶手段32のXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。
入力情報受信手段は、クライアント端末40からの、フォームへの入力に基づくテキストデータと、フォーム名とを受信する。
文書更新手段は、受信したフォーム名とテキストデータとに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段32に記録し、この再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。
表計算データ要求受付手段は、クライアント端末40から、HTMLデータに基づいて表示される表の更新要求に基づいて送信される表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を受信する。
表計算データ提供手段は、表計算データの送信要求に応じて、XMLデータに基づいて、表計算データを生成し、クライアント端末40に送信する。
更新後表計算データ受付手段は、クライアント端末40から、表計算ソフトウェアを用いて表計算データを更新した、更新後の表計算データを受信する。
表更新手段は、受信した表計算データに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段32に記録し、この再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。
この編集サーバ20は、編集機能21及びウェブサーバ機能30を有している。編集機能21は、通常はブラウザに渡されてから処理されるスクリプトをサーバ側で処理し、処理結果のみをブラウザに送信する機能を有する。この編集機能21は、XML−HTML変換機能22、XML−表計算データ変換機能23、目次処理機能24及びコンテンツ管理機能25を有する。
XML−HTML変換機能22は、XMLデータとHTMLデータとの変換を行う。こ
のXML−HTML変換機能22は、例えば、XSLT(XSL transformation )等を用いる。このXSLTは、編集サーバ20の記憶手段に記録されている。また、編集サーバ20の記憶手段には、HTML用のスタイル定義データ(例えば、CSS(Cascadingstyle-sheets )等)や、XML用のスタイル定義データ(例えば、XSL(Extensible style-sheets language)等)が記録されており、このXML−HTML変換機能22で使用される。
XML−表計算データ変換機能23は、XMLデータの表に関する記述と、表計算ソフトウェアで使用可能なデータ(表計算データ)との変換を行う。表計算データとしては、特定の表計算ソフトウェアに対応したデータや、CSV形式のデータ等を用いる。
目次処理機能24は、目次データの更新を行う。なお、本実施形態では、作成する文書の各セクションのタイトルが目次として用いられる。
コンテンツ管理機能25は、XMLデータの管理を行う。具体的には、コンテンツ管理機能25は、XMLデータ記憶手段32からXMLデータを抽出し、XML−HTML変換機能22又はXML−表計算データ変換機能23に渡す。また、コンテンツ管理機能25は、XML−HTML変換機能22又はXML−表計算データ変換機能23から受け取ったXMLデータをXMLデータ記憶手段32に記録する。
ウェブサーバ機能30は、ブラウザ等によるクライアント端末からの要求に応じて、インターネット50を介してHTMLデータ等を送信する。なお、このウェブサーバ機能30は、FTPサーバ機能等も兼ね備えている。
編集サーバ20は、さらに、スキーマ記憶手段31とXMLデータ記憶手段32とを備えている。スキーマ記憶手段31は、スキーマ言語を用いてXMLデータの取り得る構造を記述したスキーマを記録する。XMLデータ記憶手段32は、XMLデータを記録する。XMLデータは、後述するように、ユーザから提供された、文書作成ソフトウェアにより作成された開示文書の文書ファイルに基づいて生成される。そして、このXMLデータは、後述するように、インターネット50を介して更新される。
編集サーバ20は、さらに、図示しない認証データ記憶手段と利用データ記憶手段とを備えている。認証データ記憶手段には、ユーザID及びパスワードにより構成される認証データが記録されている。利用データ記憶手段には、ユーザが作成する文書を特定するために、文書識別子とユーザIDとを関連付けた利用データが記録されている。
上記のように構成されたシステムにおいて、ブラウザを利用しながら文書を編集する場合の処理手順を図2〜図5を用いて説明する。ここでは、初期作成処理と、文書編集画面の提供処理と、フォーム毎のテキスト編集処理(図2)と、表編集処理(図3)と、EDINET提出データ生成処理とに分けて説明する。
(初期作成処理)
ユーザは、まず初めに、クライアント端末40を用いて、文書作成ソフトウェアにより開示文書を作成し、作成された開示文書を記録した文書ファイルを編集サーバ20に提供する。
編集サーバ20は、この文書ファイルに基づいて、XMLデータを生成し、XMLデータ記憶手段32に記録する。なお、各XMLデータには文書識別子が付与され、XMLデータ記憶手段32に記録されたXMLデータは、文書識別子により識別される。この文書識別子は、文書ファイルを提供したユーザに通知される。また、編集サーバ20は、提供された文書ファイルにおいて記述された文書中の、各セクションのタイトルを抽出し、こ
れをまとめたものを目次としてXML形式で記述する。なお、このXMLデータの生成においては、スキーマ記憶手段31に記録されたスキーマが参照される。
(文書編集画面の提供処理)
XMLデータ記憶手段32に記録されたXMLデータは、ブラウザを利用しながら、文書編集を行うためのウェブページ(文書編集画面)により編集を行うことができる。この文書編集画面を提供する場合について説明する。
ユーザは、クライアント端末40を用いて、ユーザID及びパスワードを入力して、編集サーバ20にアクセス要求を行う。これにより、クライアント端末40は、ユーザID及びパスワードを送信する。編集サーバ20は、受信したユーザID及びパスワードと認証データ記憶手段に記憶されたユーザID及びパスワードとを照合することにより、ユーザ認証を行う。
認証された場合、編集サーバ20は、文書編集画面の提供要求を行うためのウェブページをクライアント端末40に送信する。このウェブページでは、作成文書の文書識別子を入力して、編集サーバ20に作成文書の提供要求を行うことができる。ユーザが文書識別子を入力して送信要求を入力すると、クライアント端末40は、文書識別子及びユーザIDを編集サーバ20に送信する。これを受信した編集サーバ20は、受信した文書識別子及びユーザIDを利用データ記憶部に記録された文書識別子とユーザIDと照合する。
受信した文書識別子及びユーザIDが利用データ記憶部に記録されていた場合、編集サーバ20は、まず、コンテンツ管理機能25により、文書識別子に基づいてXMLデータ記憶手段32からXMLデータを抽出する。
そして、編集サーバ20は、抽出したXMLデータについて、XML−HTML変換機能22により、XML形式からHTML形式へのデータ変換を行う。ここで、XML−HTML変換機能22は、XML形式からHTML形式に変換する際に、要素内容毎にフォーム(テキストフォーム)を設定する。つまり、開始タグと終了タグとで囲まれた文字列に対応するフォームを設定し、この開始タグと終了タグとで囲まれた文字列(要素内容)をデフォルト値として、このフォームに設定する。
なお、XMLデータに表の記述がある場合には、XML−HTML変換機能22は、XML形式からHTML形式に変換する際に、セル毎にフォームを設定する。そして、各セルに設定されたテキストを、デフォルト値として、それぞれフォームに設定する。
これにより、生成されるHTMLデータには、要素内容毎にフォームが設定され、表については、セル毎にフォームが設定される。そして、各フォームにデフォルト値として、XMLデータに設定されているテキストが設定される。なお、フォームの枠及び内部の表示色は、背景の表示色と同じ色を用いる。
そして、編集サーバ20は、HTMLデータを、インターネット50を介して、クライアント端末40に送信する。
このHTMLデータを受信したクライアント端末40は、ブラウザ42により、ウェブページ(文書編集画面)を表示させる。図4に、文書編集画面の例として、文書編集画面60を示す。
図4に示すように、文書編集画面60は、第1フレーム61と第2フレーム62とから構成される。第1フレーム61には、目次が表示され、各項目は第2フレーム62に表示される開示文書の対応する位置にリンクされている。第2フレーム62には、開示文書が
表示される。
(フォーム毎のテキスト編集処理)
ユーザは、この第2フレーム62の各項目について入力を行うことで、文書の修正を行うことができる。まず、フォーム毎にテキストデータを修正するフォーム毎のテキスト編集処理について、図2、図4を用いて説明する。
第2フレーム62は、説明画面イメージ70に示すように、要素内容毎にテキストフォーム(フォーム71)が設定されている。また、表の各セルについて、同様に、フォーム71が設定されている。フォーム71の枠及び内部は、第2フレーム62の背景の色と同一の色を用いているため、入力欄(フォーム71)が設けられていることをユーザに意識させない。
ウェブページ上でカーソルを移動させて、フォーム71にカーソルを置くことにより、カーソルを置かれたフォームがアクティブになる。フォームがアクティブになると、そのフォームについてテキストデータの入力を行うことができる。
図2に示すように、クライアント端末40は、フォームをアクティブにするまで待機し、フォームをアクティブにした場合(ステップS1−1においてYESの場合)、そのフォームについて編集処理を行う(ステップS1−2)。つまり、ユーザは、クライアント端末40を用いて、必要な場合には、そのフォームでテキストデータの入力や削除を行う。
そして、クライアント端末40は、カーソルを別のフォームに移動するまで待機し、カーソルが別のフォームに移動されると(ステップS1−3においてYESの場合)、先のフォーム(移動前のフォーム)において入力があったかどうかを調べる(ステップS1−4)。具体的には、クライアント端末40は、先のフォームについて、予め設定されていたデータ(デフォルト値)と、アクティブとなった後のデータとを比較する。ここで、先のフォームで入力がなかった場合は、アクティブとなった後のデータがデフォルト値と一致する。この場合(ステップS1−4でNOの場合)、クライアント端末40は、ステップS1−1の処理に戻る。
先のフォームで入力があった場合は、アクティブとなった後のデータがデフォルト値と不一致となる。この場合(ステップS1−4でYESの場合)、クライアント端末40は、先のフォームの識別情報(フォーム名)と更新データとを編集サーバ20に送信する(ステップS1−5)。具体的には、クライアント端末40は、文書識別子、フォーム名及び更新データを編集サーバ20に送信する。
このデータを受信した編集サーバ20は、受信したフォーム名に基づいて、更新されたフォームを特定する(ステップS1−6)。具体的には、編集サーバ20は、まず、コンテンツ管理機能25により、文書識別子に基づいてXMLデータを抽出する。そして、コンテンツ管理機能25により、フォーム名に基づいて更新されたフォームを特定し、このフォームに対応する部分を、抽出されたXMLデータにおいて特定する。
そして、編集サーバ20は、コンテンツ管理機能25により、更新部分を変更してXMLデータを再作成する(ステップS1−7)。具体的には、XMLデータ中の、更新されたフォームに対応する部分の記述を、更新後のテキストで置き換え、このXMLデータを上書きする。
次に、編集サーバ20は、更新後のXMLデータをフォーム付のHTMLデータに変換
する(ステップS1−8)。具体的には、XML−HTML変換機能22により、更新後のXML形式の記述をHTML形式の記述に変換し、さらに、各要素内容(表の各セルを含む)にフォームを設定するために、各要素内容(表の各セルを含む)についてフォームに関する記述を追加する。
そして、編集サーバ20は、フォーム付のHTMLデータをクライアント端末40に送信する(ステップS1−9)。これにより、更新が反映されたHTMLデータ(フォーム付)がクライアント端末40に送信される。
このHTMLデータを受信したクライアント端末40は、ブラウザ42により更新後の文書を表示する(ステップS1−10)。
このように、フォーム71への入力毎に、ステップS1−1〜ステップS1−10の処理が行われる。
(表編集処理)
次に、表計算ソフトウェアを用いて表の編集を行う表編集処理について、図3、図5を用いて説明する。この表編集処理により、表計算を行う場合や、行又は列の追加又は削除を行う場合に、表計算ソフトウェアを用いて表の編集を行うことができる。
表の編集を行うユーザは、編集する表を特定して、表の更新要求を行う。本実施形態では、編集する表のいずれかの部分をアクティブにして、右クリックを用いて、表の更新要求を入力する。例えば、図5に示すように、選択表示81の部分をアクティブにすると、表82が選択され、表の更新要求の入力により、表82の更新要求が行われる。
図3に示すように、クライアント端末40は、表の更新要求が行われるまで待機し、表の更新要求が行われると(ステップS2−1においてYESの場合)、表計算ソフトウェアで使用する表計算データの要求を編集サーバ20に送信する(ステップS2−2)。具体的には、クライアント端末40は、専用アプリケーション41により、選択された表の識別情報(表識別子)を抽出し、この表識別子と文書識別子とを、インターネット50を介して編集サーバ20に送信する。
この表計算データ要求を受信した編集サーバ20は、コンテンツ管理機能25により、文書識別子に基づいてXMLデータ記憶手段32からXMLデータを抽出し、表識別子に基づいて、このXMLデータ中の記述の中で、要求された表に関する記述を特定する(ステップS2−3)。そして、編集サーバ20は、この表に関する記述について、XMLデータを表計算ソフトウェアで用いられる表計算データに変換する(ステップS2−4)。具体的には、編集サーバ20は、XML−表計算データ変換機能23により、XMLデータの、要求された表に関する記述を、表計算ソフトウェアで用いられる形式のデータに変換したデータを生成する。そして、編集サーバ20は、インターネット50を介して、この表計算データをクライアント端末40に送信する(ステップS2−5)。
この表計算データを受信したクライアント端末40は、専用アプリケーション41により、表計算ソフト43を起動する(ステップS2−6)。これにより、表計算ソフト43が起動され、受信した表計算データに基づいて、要求を行った表が表計算ソフト43による表示画面上に表示される。例えば、上記の例では、表計算画面90が表示される。
ユーザは、この表計算ソフト43による表示画面上で、表の編集を行う(ステップS2−7)。この表計算ソフト43による表示画面に表示された表については、文書編集画面60において表示された表82において選択した部分に限らず、この表の各セルについて修正が可能である。また、行又は列の追加又は削除は、通常の表計算ソフトウェアを用い
る場合と同様に行うことができる。また、表計算についても、通常の表計算ソフトウェアを用いる場合と同様に行うことができる。
表の編集を終了すると、ユーザは、データの保存要求の入力を行う(ステップS2−8)。これにより、クライアント端末40は、表の識別情報と更新データとを編集サーバ20に送信する(ステップS2−9)。具体的には、クライアント端末40は、専用アプリケーション41により、文書識別子とともに、表識別子と更新後の表計算データとを編集サーバ20に送信する。
これを受信した編集サーバ20は、受信した文書識別子に基づいてXMLデータを特定し、さらに、表識別子に基づいて、このXMLデータ中の表を特定する(ステップS2−10)。具体的には、編集サーバ20は、まず、コンテンツ管理機能25により、文書識別子に基づいてXMLデータを抽出する。そして、コンテンツ管理機能25により、表識別子に基づいて更新された表に対応する部分の記述を、抽出されたXMLデータにおいて特定する。
そして、編集サーバ20は、コンテンツ管理機能25により、更新部分を変更してXMLデータを再作成する(ステップS2−11)。具体的には、XMLデータ中の、更新された表に対応する部分の記述を、更新後の表計算データに基づいて、更新後の表を示す記述で置き換え、このXMLデータを上書きする。
次に、編集サーバ20は、更新後のXMLデータをフォーム付のHTMLデータに変換する(ステップS2−12)。具体的には、XML−HTML変換機能22により、更新後のXML形式の記述をHTML形式の記述に変換し、さらに、各要素内容(表の各セルを含む)にフォームを設定するために、各要素内容(表の各セルを含む)についてフォームに関する記述を追加する。
そして、編集サーバ20は、フォーム付のHTMLデータをクライアント端末40に送信する(ステップS2−13)。これにより、更新が反映されたHTMLデータ(フォーム付)がクライアント端末40に送信される。
このHTMLデータを受信したクライアント端末40は、ブラウザ42により更新後の文書を表示する(ステップS2−14)。
(EDINET提出データ生成処理)
このようにしてインターネットを介して編集されたXMLデータに基づいて、EDINET提出データが生成される。具体的には、編集サーバ20は、まず、このXMLデータを、予め記録された既存データと照合することにより、数値整合性チェックを行う。そして、編集サーバ20は、数値整合性チェック後のXMLデータをEDINET提出用とするために所定の変換を行って、EDINET提出データを生成する。このEDINET提出データが、EDINETに提出される。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、編集サーバ20が、クライアント端末40からの要求に応じて、XMLデータ記憶手段32のXMLデータに基づいて、要素内容毎に入力可能なフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。そして、クライアント端末40が、フォームへの入力に基づく更新データを、フォーム名とともに編集サーバ20に送信する。そして、編集サーバ20が、受信したフォーム名と更新データとに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段32に記録する。さらに、編集サーバ20は、この再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。このため、表示され
る文書の全体の形態に影響を与えない場合、ブラウザを利用しながら、要素内容毎に編集を行うことができる。これにより、表示されたそのままの形態で、文書を編集できる。従って、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集することができる。
・ 上記実施形態では、XMLデータは、表を表示するための記述を含む。そして、このXMLデータに基づいて生成するHTMLデータは、表を表示するための記述を含むとともに、この表のセル毎にフォームを設定する。このため、表示される表の全体の形態に影響を与えない場合、ブラウザを利用しながら、セル毎に編集を行うことができる。これにより、表示されたそのままの形態で、表を編集できる。従って、ブラウザを利用しながら、文書に含まれる表を効率的に編集することができる。
・ 上記実施形態では、クライアント端末40が、HTMLデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を編集サーバ20に送信する。そして、編集サーバ20が、この表計算データの送信要求に応じて、XMLデータに基づいて、表計算データを生成し、クライアント端末40に送信する。そして、クライアント端末40が、表計算ソフトウェアにより、この表計算データを表示し、この表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを編集サーバ20に送信する。そして、編集サーバ20が、受信した表計算データに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段32に記録し、この再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTMLデータを生成し、クライアント端末40に送信する。このため、全体の形態に影響を与えるような修正がある場合には、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することができる。また、表計算や、行又は列の追加又は削除を、表計算ソフトウェアの機能を用いて行うことができる。従って、表の編集を効率的に行うことができる。
・ 上記実施形態では、HTMLデータに基づいてクライアント端末40に表示される表示画面上で、フォームは視認不可である。このため、ユーザは、公開する状態に、より近い形態の文書の表示画面を見ながら、文書の作成を行うことができる。
・ 上記実施形態では、クライアント端末40が、編集サーバ20から、XMLデータに基づいて生成されたHTMLデータを受信し、このHTMLデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算データの送信要求を編集サーバ20に送信する。そして、編集サーバ20から提供された、XMLデータに基づいて生成された表計算データを受信し、表計算ソフトウェアにより、この表計算データを表示し、この表計算データの更新を受け付け、更新後の表計算データを編集サーバ20に送信する。このため、全体の形態に影響を与えるような修正がある場合には、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することができる。また、表計算や、行又は列の追加又は削除を、表計算ソフトウェアの機能を用いて行うことができる。従って、表の編集を効率的に行うことができる。
・ 上記実施形態では、表は、表毎に識別情報(表識別子)を有し、編集サーバ20及びクライアント端末40は、この表識別子に基づいて編集対象の表を特定する。このため、文書中に複数の表がある場合に、編集対象の表を特定できる。
・ 上記実施形態では、クライアント端末40上で、フォームをアクティブにした後、カーソルを別のフォームに移動した場合に、先のフォームで修正が行われたかどうかを調べ、修正が行われた場合に、更新データとフォーム名とを編集サーバ20に送信する。このため、修正が行われた場合にのみ、更新データを送信でき、通信負荷を軽減できる。また、修正が行われた場合には、その都度、送信を行うため、フォームへのテキストデータの入力を、リアルタイムでXMLデータに反映できる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、クライアント端末40が表の更新要求を受け付けた場合に、表計算データの送信要求を編集サーバ20に送信した。そして、編集サーバ20が、この表計算データの送信要求に応じて、XMLデータに基づいて、表計算データを生成し、クライアント端末40に送信した。これに代えて、クライアント端末40が表の更新要求を受け付けた場合に、クライアント端末40にインストールされた専用ソフトウェアを用いて、特定された表に対応するデータを表計算ソフトウェアで使用可能なデータに変換してもよい。これにより、クライアント端末40側で、表計算ソフトウェアで使用される使用可能なデータへの変換を行うため、編集サーバ20とクライアント端末40との間の通信負荷を軽減できる。
○ 上記実施形態では、編集サーバ20は、XMLデータ中に、表毎に割り当てた表識別子を埋め込ませておき、この表識別子を用いて、編集対象の表を特定した。これに代えて、XMLデータ中には、表識別子は埋め込ませておかず、他の手段により、編集対象の表を特定してもよい。
例えば、HTMLデータでは、連番で表識別子を各表に付与し、編集サーバ20が表識別子をクライアント端末40から受信した場合には、文書の初めから表の順番を数えて、受信した表識別子に対応する表を特定してもよい。
また、XMLデータをHTMLデータに変換する際に、表識別子を割り当て、この表識別子とXMLデータ中の記述とを関連付けた対応テーブルを作成して編集サーバ20に記録してもよい。そして、クライアント端末40から表識別子を受信した際に、この対応テーブルを用いて、この表識別子に対応する表を特定してもよい。
○ 上記実施形態では、編集サーバ20は、HTMLデータを生成する場合に、フォーム名を連番で割り当てた。そして、クライアント端末40からフォーム名を受信した場合に、XMLデータについて、フォーム付のHTMLデータを生成する場合について、文書の初めからフォームの順番を数えて、XMLデータ中の該当箇所を特定した。
これに代えて、XMLデータ中に、HTMLデータにした場合に設定するフォームのフォーム名を埋め込ませておき、クライアント端末40からフォーム名を受信した場合に、このフォーム名を用いてXMLデータ中の該当箇所を特定してもよい。
また、XMLデータをHTMLデータに変換する際に、フォーム名を割り当て、このフォーム名とXMLデータ中の記述とを関連付けた対応テーブルを作成して編集サーバ20に記録してもよい。そして、クライアント端末40からフォーム名を受信した際に、この対応テーブルを用いて、このフォーム名に対応する、XMLデータ中の該当箇所を特定してもよい。
○ 上記実施形態では、クライアント端末40上で、フォームをアクティブにした後、カーソルを別のフォームに移動した場合に、先のフォームで修正が行われたかどうかを調べ、修正が行われた場合に、更新データとフォーム名とを編集サーバ20に送信した。これに代えて、ユーザによりXMLデータの更新要求が行われた場合に、更新データとフォーム名を編集サーバ20に送信してもよい。例えば、確認ボタンを設け、確認ボタンがクリックされた場合に、入力が行われたフォームについて、更新データとフォーム名とを編集サーバ20に送信する。この場合、複数のフォームについて入力が行われた場合には、その複数のフォームについて、更新データとフォーム名とを編集サーバ20に送信する。これにより、通信負荷を、より軽減できる。また、ユーザが、フォームへの入力を行った後に、入力した内容をXMLデータに反映するかどうかを確認することができる。
○ 上記実施形態では、クライアント端末40は、各フォームで入力が行われた場合や、表の編集が行われた場合に、そのまま更新データ等を編集サーバ20に送信した。これに代えて、クライアント端末40が、所定の数値整合性チェックや、EDINETに提出するための所定のデータ変換を行ってもよい。例えば、作成文書中の複数の表に含まれる数値の間で数値整合性チェックを行い、不整合がある場合は修正を促す。また、EDINETに提出するために使用する語句や書式に変換する。なお、このような機能は、専用アプリケーション41が備えていてもよい。これにより、クライアント端末40において、適正な入力を行うことができ、XMLデータ記憶手段32にXMLデータを記録してから、必要となる修正を減らすことができる。
○ 上記実施形態では、クライアント端末40と編集サーバ20とをインターネットを介して接続したが、これに限られるものではなく、クライアント端末40上でブラウザを利用しながら、編集サーバ20が提供するウェブページを閲覧できればよい。例えば、クライアント端末40と編集サーバ20とは、イントラネットを介して接続されてもよい。
○ 上記実施形態では、有価証券報告書等の開示文書を対象としたが、作成する文書は、これに限られるものではない。XML形式のデータとして記録される文書であれば、どのような文書であってもよい。
○ 上記実施形態では、XMLデータ記憶手段32を備えた編集サーバ20とクライアント端末40とを用いて文書の編集を行った。これに代えて、ユーザ自身のコンピュータ端末が、これらの各機能を備えていてもよい。
具体的には、ユーザ自身のコンピュータ端末(コンピュータ)が、XMLデータ記憶手段を備え、このXMLデータ記憶手段のXMLデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTMLデータを生成する。そして、このコンピュータが、HTMLデータに基づいて表示される表示画面上のフォームへの入力を受け入れ、このフォームのフォーム名を取得する。そして、このコンピュータが、このフォーム名とこのフォームへの入力に基づくテキストデータとに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段に記録する。そして、このコンピュータが、再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTML形式のデータを生成する。
また、この場合も、XMLデータは、表を表示するための記述を含み、XMLデータに基づいて生成するHTMLデータは、表を表示するための記述を含むとともに、表のセル毎にフォームを設定する。
そして、このコンピュータが、HTMLデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、XMLデータに基づいて、表計算データを生成する。そして、このコンピュータが、表計算ソフトウェアを起動して、この表計算データを表示し、この表計算データの更新を受け付け、更新後の表計算データに基づいて、XMLデータを再作成してXMLデータ記憶手段に記録する。そして、このコンピュータが、再作成したXMLデータに基づいて、要素内容毎にフォームを設定したHTML形式のデータを生成する。
これにより、ユーザ自身の単一のコンピュータ端末を用いて、ブラウザを利用しながら、要素内容毎に編集を行うことができる。さらに、表については、セル毎に編集を行うことができるとともに、表計算ソフトウェアを用いて表を編集することもできる。従って、ユーザ自身の単一のコンピュータ端末により、ブラウザを利用しながら、効率的に文書を編集することができる。また、文書中の表を効率的に編集できる。
次に、上記実施形態から把握できる、請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果とともに以下に記載する。
(1) 前記HTML形式のデータにおいて、前記入力欄について、背景色として指定されている色と同様の色が指定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の文書編集方法。
これによれば、入力欄と背景とが区別させずに表示されるため、ユーザに入力欄の存在を意識させないように表示を行うことができる。
本発明の一実施形態のシステムの概略図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 クライアント端末における表示画面の説明図。 クライアント端末における表示画面の説明図。
符号の説明
20…編集サーバ、32…XMLデータ記憶手段、40…クライアント端末、43…表計算ソフトウェア。

Claims (4)

  1. XML形式のデータを記録したXMLデータ記憶手段を備えた編集サーバと、前記編集サーバと接続可能なクライアント端末とを用いて、文書を編集するための方法であって、
    前記編集サーバが、前記クライアント端末からの提供要求に応じて、前記XMLデータ記憶手段のXML形式のデータにおいて、要素内容毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定し、XML形式のデータに表を表示するための記述が含まれる場合には、HTML形式のデータにおいて表を表示するための記述を含めるとともに、前記表のセル毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信する段階と、
    前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータを表示した画面において選択された入力欄から他の入力欄の選択を検知した場合、移動前の入力欄に設定されていたデフォルト値と後のデータとを比較し、両者が不一致の場合には、前記入力欄への入力に基づくテキストデータを、前記入力欄の識別情報とともに前記編集サーバに送信する段階と、
    前記編集サーバが、受信した入力欄の識別情報とテキストデータとに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成して前記クライアント端末に送信する段階とを実行することを特徴とする文書編集方法。
  2. 前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を前記編集サーバに送信する段階と、
    前記編集サーバが、前記表計算データの送信要求に応じて、前記XML形式のデータに基づいて、前記表計算データを生成し、前記クライアント端末に送信する段階と、
    前記クライアント端末が、前記表計算ソフトウェアにより前記表計算データを表示し、前記表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを前記編集サーバに送信する段階と、
    前記編集サーバが、受信した表計算データに基づいて、XML形式のデータを再作成し
    て前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信する段階と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の文書編集方法。
  3. XML形式のデータを記録したXMLデータ記憶手段を備えた編集サーバと、前記編集サーバと接続可能なクライアント端末とを用いて、文書を編集するためのシステムであって、
    前記編集サーバが、前記クライアント端末からの提供要求に応じて、前記XMLデータ記憶手段のXML形式のデータにおいて、要素内容毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定し、XML形式のデータに表を表示するための記述が含まれる場合には、HTML形式のデータにおいて表を表示するための記述を含めるとともに、前記表のセル毎に要素内容をデフォルト値とする入力欄を設定したHTML形式のデータを生成し、前記クライアント端末に送信する文書提供手段を備え、
    前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータを表示した画面において選択された入力欄から他の入力欄の選択を検知した場合、移動前の入力欄に設定されていたデフォルト値と後のデータとを比較し、両者が不一致の場合には、前記入力欄への入力に基づくテキストデータと、前記入力欄の識別情報とを送信する手段を備え、
    前記編集サーバが、受信した入力欄の識別情報とテキストデータとに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成して前記クライアント端末に送信する文書更新手段を更に備えたことを特徴とする文書編集システム。
  4. 前記クライアント端末が、前記HTML形式のデータに基づいて表示される表の更新要求を受け付けて、表計算ソフトウェアで用いられる表計算データの送信要求を受信する手段を更に備え、
    前記編集サーバが、前記表計算データの送信要求に応じて、前記XML形式のデータに基づいて、前記表計算データを生成し、前記クライアント端末に送信する表計算データ提供手段を更に備え、
    前記クライアント端末が、前記表計算ソフトウェアにより前記表計算データを表示し、前記表計算データの更新を受け付けて、更新後の表計算データを前記編集サーバに送信する手段を更に備え、
    前記編集サーバが、受信した表計算データに基づいて、XML形式のデータを再作成して前記XMLデータ記憶手段に記録し、前記再作成したXML形式のデータに基づいて、要素内容毎に入力欄を設定したHTML形式のデータを生成して前記クライアント端末に送信する表更新手段を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の文書編集システム。
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