JP4508898B2 - 入室管理システム - Google Patents

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本発明は、セキュリティシステムとして使用される入室管理システムに関するものである。
本人と認証した場合のみ特定区域への入室を許可する入室管理システムとしては、IDカードリーダや指紋照合装置等を用いたものが一般に知られている。しかしこれらの装置による入室管理システムでは、例えば、本人の入室時に一緒に侵入してくる不正な人物のいわゆる「共連れ入室」については阻止することができない。
この問題に対し、室内外の間に、室内と室外に臨む一対の扉により閉塞可能なゲートゾーンを設け、IDカードリーダで本人であると判別された場合、閉塞状態にあるゲートゾーンで入室者の体重を計測し、その体重計測データと予め登録してあるその入室者の体重登録データとを比較して、両者の差が許容値内であるとき、本人のみの1名であると判断し、室内に臨む側の扉を解錠して入室を許可する入室管理システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−348974号公報(段落0010〜0012)
前記予め登録してある入室者の体重登録データを定期的にメンテナンスしない場合、入室者の体重に関する経時的な増減により、本人であるにもかかわらず、体重計測データと体重登録データとの差が許容値外となって入室が許可されないという可能性が大きくなる。また、体重はプライベートな情報であり、体重登録データを手入力で登録する際、特に女性は自分の体重を知られることを嫌がる傾向にある。そして、入室者の数が多いような場合、各体重登録データの手入力作業は大変なものとなり、入力ミスのおそれや、或いは申告した体重と実際の体重が異なることも考えられる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、体重計測により本人のみと判別する機能を有した入室管理システムにおいて、体重が他人に知られることなく、自動的に体重登録データの書き替えが可能であり、かつ、体重に経時的な増減があっても本人の判別性に優れた入室管理システムを提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、特定のエリア室への進入を規制する規制設備を備え、入室者がID情報入力手段から入力した入力ID情報と、予め登録された前記入室者の登録ID情報とを照合して本人であると判別されたとき、かつ、前記規制設備周りの所定位置において計測された前記入室者の体重計測データと、予め登録された前記入室者の体重登録データとを比較して両者の差が許容値内であるとき、前記規制設備の規制を解いて特定のエリア室への進入を許可する入室管理システムであって、体重登録データを新規に登録する場合、前記所定位置において計測した体重計測データを体重登録データとして自動的に登録し、以降、入室の際に前記所定位置において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する体重データ登録手段を備え、さらに、前記入室者の登録ID情報および体重登録データが登録された制御装置と、この制御装置に接続された表示装置と、を備え、管理者が個人の体重登録データを見れないように、前記表示装置に表示される個人情報のうち体重登録データを非表示にし、体重登録データの登録・変更が手入力で実施不能にしたことを特徴とする入室管理システムとした。
この入室管理システムによれば、体重登録データを新規に登録する場合、キーボード等の手入力で登録するのではなく、所定位置で計測した体重計測データをそのまま体重登録データとして自動的に登録する。したがって、自分の体重がキーボード等の入力者に知られるという事態が起きない。そして、入力ミスという問題も生じず、実際の体重値が確実に登録される。また、所定位置において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録するので、入室する際の体重登録データには常に最新の体重値が反映される。したがって、長期的に見たときの入室者の体重の増減が著しい場合に、本人であるにもかかわらず、体重計測データと体重登録データとの差が許容値外となって入室が許可されないといった誤認識の発生頻度が低減される。また、入室する際の体重登録データに常に最新の体重値が反映されるという点について別の角度から言えば、体重計測データと体重登録データとの比較に用いる許容値の範囲を従来より狭く設定できることとなるため、個人体重によるチェック精度がより厳密になるという効果が奏されるものである。
また、本発明は、前記規制設備は、2つのエリア室間に介設され、各エリア室に臨む一対の扉により閉塞空間をなし得るゲートゾーンから構成され、前記所定位置は前記ゲートゾーンの内部であり、前記入室者の体重計測データの計測は、前記ゲートゾーンが閉塞された状態で行われることを特徴とする入室管理システムとした。
この入室管理システムによれば、本人の入室時に一緒に侵入してくる不正な人物の共連れ入室について、確実に阻止できる。
本発明によれば、体重が他人に知られることなく、かつ、体重に経時的な増減があっても本人の判別性に優れ、また、個人体重によるチェック精度が向上する入室管理システムとなる。
以下では、特定のエリア室への進入を規制する規制設備として、2つのエリア室間に介設され、各エリア室に臨む一対の扉により閉塞空間をなし得るゲートゾーンから構成した場合について説明する。図1はゲートゾーン周りの平面説明図、図2は本発明に係る入室管理システムの構成ブロック図、図3は本発明に係る入室管理システムの動作のフローチャートである。
図1において、符号1は、2つのエリア室(室内側と室外側)間に介設され、室外側に臨む扉(以降、これを入室側扉2という)と室内側に臨む扉(以降、これを退室側扉3という)により閉塞空間をなし得るゲートゾーンを示す。図に示したゲートゾーン1は平面視して略円形断面状の空間として形成されている。ゲートゾーン1の筐体4において室外側に臨む部位には、入室者自身のID情報を入力するID情報入力手段(入室側ID端末装置5)が取り付けられ、室内側に臨む部位にも同手段(退室側ID端末装置6)が取り付けられている。室外側から室内側に進入しようとする場合、入室側ID端末装置5における入力操作により入室側扉2が自動で開き、室内側から室外側に進入しようとする場合、退室側ID端末装置6における入力操作により退室側扉3が自動で開く。
入室側扉2および退室側扉3は横方向へスライド開閉する扉からなり、開いた際はそれぞれ筐体4内に収容される。メンテナンス時等を除き、基本的に入室者が手で入室側扉2、退室側扉3を直接開閉することはなく、前記したようにこれらの扉は各ID端末装置の操作により自動で開閉する。本実施形態では、これらの扉が閉まっているときが施錠状態にあり、開くときを解錠というものとする。
図2において、符号7は許可された人のみが入室できるように各部を制御する制御装置を示し、室内側の所定箇所、遠隔のメンテナンス室、或いは規制設備等に設置されるものである。図1では、制御装置7を筐体4内に設置した場合を示している。制御装置7には、主にメンテナンス時等において登録内容や制御内容等を表示させる表示装置8(パソコンの表示画面等)が接続される。また、制御装置7には前記した入室側ID端末装置5、退室側ID端末装置6が接続される。入室側ID端末装置5、退室側ID端末装置6としては、暗証番号等を入力するテンキー入力方式、カードリーダ方式、指紋照合方式、虹彩照合方式、掌形照合方式等が挙げられ、本発明においては特に限定されるものではない。
また、本実施形態では制御装置7にゲート側制御部9が接続されている。このゲート側制御部9は図1に示したゲートゾーン1(筐体4内)に設けられており、入室側扉2(図1)、退室側扉3(図1)をそれぞれ開閉駆動する入室側扉開閉装置10、退室側扉開閉装置11と接続している。場合によっては、ゲート側制御部9を設けることなく、入室側扉開閉装置10、退室側扉開閉装置11を制御装置7に直接、接続してもよい。
ゲート側制御部9には体重センサ(体重計)12が接続している。体重センサ12は、ゲートゾーン1(図1)の床下に設けられるものであり、図1において、入室者がゲートゾーン1内の計測エリア13(規制設備周りの所定位置)に位置すると、自動的に入室者の体重が計測される構成となっている。なお、入室者がこの計測エリア13からはみ出している場合、エリア検知センサやマットスイッチ等によりはみ出した状態を検知し、確実に体重センサ12の計測エリア13上に入室者が位置するように、音声アナウンスされるようになっている。
図2において、制御装置7にはフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリが備えられており、このメモリには入室者のID情報や体重データが登録されている。本実施形態では、制御装置7が、入室者が入室側ID端末装置5或いは退室側ID端末装置6から入力したID情報(入力ID情報という)と、予め前記メモリに登録された入室者のID情報(登録ID情報という)とを照合する機能を有し、ゲート側制御部9が、ゲートゾーン1(図1)において計測された入室者の体重(体重計測データという)と、予め前記メモリに登録された入室者の体重(体重登録データという)とを比較する機能を有した構成としている。以上の構成により、入力ID情報と登録ID情報とが一致し、かつ、体重計測データと体重登録データとの差が許容値内であるとき、進入しようとするエリア室側の扉が開くようになっている。体重計測データと体重登録データとの差の許容値の設定は例えばゲート側制御部9にて行われる。許容値は適宜な値に設定されるものであり、個人ごとに数値を設定できるようにしてもよい。
本発明は、制御装置7において、体重登録データを新規に登録する場合、ゲートゾーン1(図1)において計測した体重計測データをそのまま体重登録データとして自動的に登録し、以降については、入室の際にゲートゾーン1(図1)において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する体重データ登録手段14を備えることを主な特徴としている。体重登録データを新規に登録する場合、キーボード等の手入力で登録するのではなく、ゲートゾーン1(図1)で計測した体重計測データをそのまま体重登録データとして制御装置7に自動的に登録させる構成とすることで、自分の体重がキーボードの入力者(管理者)に知られるという事態が起きない。したがって、この際、管理者でも個人の体重登録データを見れないようにする。例えば、前記表示装置8に表示される個人情報のうち、体重登録データのみ非表示にし、体重登録データの登録・変更がキーボード等の手入力で実施できないようにする。
次いで、体重登録データを新規に登録する場合の動作、及び入室の際にゲートゾーン1(図1)において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する場合の動作を図3に基づいて、符号については図1および図2を適宜に参照して説明する。室外側から室内側に入室する場合を例に説明すると、先ず入室者は入室側ID端末装置5によりID情報の入力、つまり本人である旨の照合操作を行う(ST1)。入室側ID端末装置5は制御装置7へ照合データ(入力ID情報)を送信し(ST2)、制御装置7において照合処理、つまり入力ID情報と登録ID情報とが照合される(ST3)。照合が一致しない場合(NO)、入室が許可されていない者と判別され、再びST1のステップに戻る。照合が一致した場合(YES)、次のST4のステップに移行する。
ST4のステップでは、制御装置7から入室側ID端末装置5へ、照合が一致した旨の照合OK信号が送信され、それを受けて入室側ID端末装置5から制御装置7へ、入室側扉2を開く旨の解錠要求信号が送信される(ST5)。制御装置7は、この解錠要求信号と共に、入室者の登録ID情報に関連付かせて登録してある体重登録データをゲート側制御部9へ送信する(ST6)。ゲート側制御部9は入室側扉開閉装置10を駆動させて入室側扉2を開き(ST7)、入室者がゲートゾーン1に入った後、入室側扉2を閉める(ST8)。
本実施形態ではゲートゾーン1内に公知の光電センサを設けてあり、前記ST8のステップの次に、この光電センサでゲートゾーン1内の人が1名であるか否かをチェックしている(ST9)。1名でないと判別されたとき(NO)、警報音を鳴らす等のNG処理がなされ、1名であると判別されたとき(YES)、次のST10のステップに移行する。
ゲートゾーン1では入室者の体重が体重センサ12により自動的に計測される(ST10)。そして、ゲート側制御部9において、ST6のステップで受信した体重登録データが0kgか否かの判別がなされ(ST11)、0kgであると判別されたとき(YES)、後記するST14のステップに移行する。このST11のステップにおけるYES側のフローが、体重登録データを新規に登録する場合のフローを示している。そして、ST11のステップにおいて体重登録データが0kgでないと判別されたとき(NO)、ST10のステップで計測された体重計測データとST6のステップで受信した体重登録データとがゲート側制御部9において比較され(ST12)、ST13のステップに移行する。このST11のステップにおけるNO側のフローが、入室の際にゲートゾーン1において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する場合のフローを示している。
ST13のステップで、体重計測データと体重登録データとの差が許容値内であるか否かの判別がなされ、許容値内でない(つまり体重が本人の体重1名分でない)と判別されたとき(NO)、警報音を鳴らす等のNG処理がなされ、前記差が許容値内である(つまり体重が本人の体重1名分である)と判別されたとき(YES)、次のST14のステップに移行し、退室側扉3が開く。そして、入室者がゲートゾーン1を出た後、退室側扉3が閉まる(ST15)。
ST15のステップと並行して、ゲート側制御部9では、体重センサ12で計測された体重計測データに基づいて、次回の体重登録データ(次回の入室用の体重登録データ)を生成する(ST16)。ここで、「次回の体重登録データ」の一例としては、例えばST12のステップで用いた体重計測データと体重登録データとの平均値が挙げられる。また、別の例としては、制御装置7或いはゲート側制御部9において、過去の複数の体重計測データを記録しておき、それらに最新の体重計測データを合わせたものの平均値としてもよい。また、運用上、ST10のステップで計測した最新の体重計測データそのものを「次回の体重登録データ」としてもよく、この場合も、「体重計測データに基づいて、次回の体重登録データを生成する」という構成に該当するものである。これらの「次回の体重登録データ」の仕様は、主に入室間隔等の要素により適宜に決定される。なお、前記したST11のステップにおけるYES側のフローの場合(体重登録データを新規に登録する場合)には、「次回の体重登録データ」の仕様は、ST10のステップで計測した体重計測データとなる。
次いで、ゲート側制御部9は、ST16のステップで生成した次回の体重登録データと、入室者が室内側に入室した旨の入室完了信号とを制御装置7へ送信する(ST17)。制御装置7では、所定の入室イベントが発生し、メモリに登録されている体重登録データが、ゲート側制御部9から送信されてきた次回の体重登録データに自動的に更新登録される(ST18)。
以上のように、入室の際にゲートゾーン1において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する構成とすれば、入室する際の体重登録データには常に最新の体重値が反映されることとなる。したがって、長期的に見たときの入室者の体重の増減が著しい場合に、本人であるにもかかわらず、体重計測データと体重登録データとの差が許容値外となって入室が許可されないといった誤認識の発生頻度が低減され、本人の判別性に優れたシステムとなる。また、入室する際の体重登録データに常に最新の体重値が反映されるという点について別の角度から言えば、体重計測データと体重登録データとの比較に用いる許容値の範囲を従来より狭く設定できることとなるため、個人体重によるチェック精度がより厳密になるという効果が奏される。
なお、体重登録データの登録について、新規に登録する場合と更新登録する場合とを、ST11のステップで説明したように、体重登録データが0kgか否かの判別結果により行うようにすれば、システムの制御プログラムも簡易なものとなる。
また、体重登録データを途中で補正(クリア)し、新たに登録し直す場合も以下のようにすれば、体重が人に知られることはない。例えば体重登録データを補正する際、パソコン等から制御装置7に体重補正(クリア)コマンドを送信する。これにより、制御装置7に登録されている体重登録データをクリアし(つまり体重登録データを0kgとする)、そのうえで、体重登録データを新規に登録する場合と同様に、ゲートゾーン1を仮通行することにより、体重登録データを自動的に登録し直す(ST11のステップのYES側のフロー参照)。したがって、体重登録データの補正に関しても人手を介することがないので、体重が管理者に知られることはない。なお、主にトラブル、保守対応を目的としたメンテナンス時には、体重登録データと体重計測データとをゲートゾーン1側(例えば入室側ID端末装置5や退室側ID端末装置6に設けた表示画面等)で表示できるようにすればよい。この場合、表示は例えばメンテナンス扉(蓋)を開いたときのみとすればよい。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。説明した形態は図1に示すように、室外側、室内側のそれぞれに入室側ID端末装置5、退室側ID端末装置6を設けた場合であるが、これらのID端末装置を単体として符号15で示すようにゲートゾーン1内に設けてもよい。この場合、例えば入室者が室外側における入室側扉2の前、或いは室内側における退室側扉3の前に位置すると、公知の自動ドアセンサにより入室側扉2或いは退室側扉3が開き、入室者はゲートゾーン1内でID情報を入力することになる。この構成では、室内側と室外側との双方向の通行に対して1つのID端末装置で済むので経済的である。
また、本発明は、規制設備としてゲートゾーン1に限定されるものではない。例えば、図4は、規制設備を、インテリジェントビルや研究所などにおいてセキュリティを必要とする部屋の出入口扉21とした例を示す。入室側ID端末装置5は出入り口扉2の近傍に設けられ、体重を計測する計測エリア13は出入口扉21の手前の床に形成される。この例では、入室者が入室側ID端末装置5から入力した入力ID情報と、予め登録された前記入室者の登録ID情報とが制御装置7(図2)により照合されて、本人であると判別されたとき、かつ、計測エリア13で計測された前記入室者の体重計測データと、予め登録された前記入室者の体重登録データとが比較されて両者の差が許容値内であるとき、出入口扉21が解錠され、入室が許可される。この際、計測エリア13の形状や面積を適宜に設定することで、不正な侵入者が一緒に入室しようとしても、その際、体重が1名分をオーバーすることになるので、それを検知して例えば警報を鳴らす等の処置を講ずることができ、不正な人物の共連れ入室を予防できる。
また、図5は、規制設備を自動改札機に代表されるゲート装置22とした場合を示す。入室側ID端末装置5は例えばゲート装置22の本体部に取り付けられ、体重を計測する計測エリア13は開閉式のゲート22aの手前の床に形成される。この例では、入室者(通行者)が入室側ID端末装置5から入力した入力ID情報と、予め登録された前記入室者の登録ID情報とが制御装置7(図2)により照合されて、本人であると判別されたとき、かつ、計測エリア13で計測された前記入室者の体重計測データと、予め登録された前記入室者の体重登録データとが比較されて両者の差が許容値内であるとき、ゲート22aが開き、入室(通行)が許可される。この場合も、計測エリア13の形状や面積を適宜に設定することで、不正な侵入者が一緒に入室しようとしても、その際、体重が1名分をオーバーすることになるので、それを検知して例えば警報を鳴らす等の処置を講ずることができ、不正な人物の共連れ入室を予防できる。
本発明の入室管理システムは、部屋への入室目的に限定されるものではなく、規制設備を介した特定のエリアへの進入(双方向を含む)に関するものであれば適用可能である。つまり、本発明において入室とは、広義に特定エリアへの進入、或いは特定エリアからの退出を意味するものである。
ゲートゾーン周りの平面説明図である。 本発明に係る入室管理システムの構成ブロック図である。 本発明に係る入室管理システムの動作のフローチャートである。 規制設備を出入口扉とした場合の説明図である。 規制設備をゲート装置とした場合の説明図である。
符号の説明
1 ゲートゾーン
2 入室側扉
3 退室側扉
5 入室側ID端末装置(ID情報入力手段)
6 退室側ID端末装置(ID情報入力手段)
7 制御装置
13 計測エリア
14 体重データ登録手段

Claims (2)

  1. 特定のエリア室への進入を規制する規制設備を備え、
    入室者がID情報入力手段から入力した入力ID情報と、予め登録された前記入室者の登録ID情報とを照合して本人であると判別されたとき、かつ、前記規制設備周りの所定位置において計測された前記入室者の体重計測データと、予め登録された前記入室者の体重登録データとを比較して両者の差が許容値内であるとき、前記規制設備の規制を解いて特定のエリア室への進入を許可する入室管理システムであって、
    体重登録データを新規に登録する場合、前記所定位置において計測した体重計測データを体重登録データとして自動的に登録し、以降、入室の際に前記所定位置において計測された体重計測データに基づいて、次回の入室用の体重登録データを自動的に更新登録する体重データ登録手段を備え
    さらに、前記入室者の登録ID情報および体重登録データが登録された制御装置と、この制御装置に接続された表示装置と、を備え、
    管理者が個人の体重登録データを見れないように、前記表示装置に表示される個人情報のうち体重登録データを非表示にし、体重登録データの登録・変更が手入力で実施不能にしたことを特徴とする入室管理システム。
  2. 前記規制設備は、2つのエリア室間に介設され、各エリア室に臨む一対の扉により閉塞空間をなし得るゲートゾーンから構成され、
    前記所定位置は前記ゲートゾーンの内部であり、
    前記入室者の体重計測データの計測は、前記ゲートゾーンが閉塞された状態で行われることを特徴とする請求項1に記載の入室管理システム。
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