JP4508206B2 - 床暖房ユニットボード - Google Patents

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Description

本発明は、複数敷設される床暖房ユニットボード及びそれらを備えた床暖房に関する。
床暖房用温水マットのマット本体は発泡ポリスチレン等の断熱材で製作されている(特許文献1参照)。マット本体の上面には温水パイプが設置される溝が形成され、下面には真空マットが貼り付けられている。真空マットが貼り付けられたマット本体は合成板の小根太と平面方向に交互に並べられ、その上にアルミシートとフローリング等の仕上げ材とが設置されている。小根太は床にビスで固定されている。
また、床暖房マットの発泡樹脂製のマット本体は上面に沿って屈曲するよう形成された断面U字形状の溝が設けられ、溝に温水が流動するチューブが嵌入されて取り付けられている(特許文献2参照)。マット本体の上面には熱伝導フィルムがチューブの上面と接合しながら貼り付けられ、その上に絨毯や木製のフローリング等の床表面材が敷設されている。したがって、溝の壁面と、熱伝導フィルムに当接された床表面材とで密閉された空間が形成され、そこの中にチューブが配置される。また、熱伝導フィルムと同等の厚さの空気層が溝に平行に形成され、熱伝導フィルムに伝導された熱がマット本体に伝導するのを抑制している。
特開2002−206759号公報 特開2005−283034号公報
真空マットに貼り付けられたマット本体は小根太と交互に床に敷設され、仕上げ材は伝熱シートを挟んでマット本体と小根太に支持されていた。また、一般的に木材の熱伝導率は0.15〜0.25(W/m・K)、発泡スチロールの熱伝導率は0.03(W/m・K)以下であり、木材の方が熱橋を引き起こし易い。アルミシートはマット本体と小根太に接しているので、温水パイプや床からアルミシートに伝わった熱は仕上げ材に伝導されると共に、小根太かつ床にも伝導される可能性があった。木材の熱伝導率は絶対的には大きくないので、熱損失率はそれほど大きくならないが、床暖房用温水マットの敷設面積が大きくなるにつれて熱損失量は大きくなり、人が居住する面積規模になればその熱損失量は無視できなかった。
特許文献2の発泡樹脂製マット本体に溝が形成され、溝の壁面と仕上げ材とによって形成される密閉空間の中にチューブが配置されるので、チューブから発生する放射熱は移動、拡散せずにマット本体を暖められていた。つまり、放射熱が大量に存在するチューブの上部以外の近傍がマット本体で完全に遮られるので、マット本体が暖められて熱が損失されていた。したがって、熱源から供給される熱は熱伝導フィルムに伝導されると共に、マット本体にも伝えられていた。チューブの近傍を遮断させるのは発泡樹脂製マット本体であるので、熱損失率はそれほど大きくないが、床暖房パネルの敷設面積が大きくなるにつれて熱損失量は大きくなり、人が居住する面積規模になればその熱損失量は無視できなかった。
空気溝は1本1本独立し、隣り合う空気溝は連通されていないので、熱伝導フィルムから発生する放射熱は1本の空気溝中のみを移動し、床暖房マット全体に広がらない。したがって、床暖房マットの温度の均一性は高くなかった。
本発明の目的は斯かる課題に鑑みてなされたもので、熱損失量を小さくし、床暖房の温度の均一性を高くする床暖房ユニットボード及びそれを用いた床暖房、支持部材を提供することである。
請求項1に記載の発明は、熱媒体供給手段に接続され、熱媒体を輸送させる輸送手段を収容し、複数敷設され、床暖房を構成する床暖房ユニットボードであって、ボード本体のいずれかの面に前記輸送手段が収容される収容部が設けられ、前記収容部の面にボード本体の長辺方向と短辺方向からなる格子状の熱移動溝が設けられ、前記ボード本体のいずれかの面に根太を収容する収容溝が設けられ、前記ボード本体が敷設された状態で前記熱移動溝及び前記収容部がそれぞれ連通し、収容された前記輸送手段が前記熱媒体供給手段に接続可能となることを特徴とする。
熱移動溝が収容部の面から他の床暖房ユニットボードの熱移動溝と連通するように設けられているので、輸送手段から放散される熱(電磁波)は熱移動溝に沿って移動する。したがって、床暖房ユニットボードの上に床仕上げ材が敷設される使用状態において、輸送手段から放散される熱はボード本体へ伝達されず、ボード本体と仕上げ材の間を熱移動溝に沿って広がり仕上げ材を暖めるので、熱源から供給される熱は効率的に利用される。
一般的に輸送手段は全て連通されているので床暖房ユニットボードの部分的な温度調整を行うには、輸送手段の設置間隔を小さくする方法が適用される。この場合、一度床暖房ユニットボードが設置されると輸送手段の配置を変更するにはその場で収容部を形成させなければならないので、非常に手間が掛かる。
床暖房ユニットボードには熱移動溝が設けられ、熱移動溝に沿って放射熱が床暖房ユニットボード全体に広がるので、熱伝導フイルムのような均熱部材を設置しなくとも仕上げ材は温められる。仕上げ材に均熱部材を当接させて熱伝導させる方が熱放射させるより仕上げ材に熱が伝わり易いので、均熱部材が使用される場合より仕上げ材の温度は低い。したがって、床暖房ユニットボード設置後でもこの均熱部材の有無で温度調整を図ることが可能である。仕上げ材を一時撤去すると均熱部材の交換ができるので、温度調整は容易に行われる。
前記収容溝の底面に前記根太を支持する根太支持部材が収容される収容孔を設けることもある。(請求項)。この場合、支持部材の上面が収容溝の底面より高くなれば根太を支持部材によって支持されることができるので、ボード本体の沈下が防止され、仕上げ材の安定性が向上する。
熱移動溝の最深部幅と収容部の表面部幅とが同一であることがある(請求項)。この場合、輸送手段の設置箇所の変更等によって収容部が新設される状況下において、熱移動溝が収容部設置のガイドとして機能される。
収容部の壁面に輸送手段を係止させる係止部が設けられている場合がある(請求項)。この場合、輸送手段の収容部からの逸脱が防止される。
係止部が設けられている範囲における収容部内の幅が輸送手段の最大幅より小さく、収容部の高さは輸送手段の高さより大きく形成されている場合がある(請求項)。この場合、係止部によって輸送手段が保持されて、輸送手段と収容部との間にクリアランスが形成されるので、輸送手段が多少膨張してもボード本体の破損は防止される。
ボード本体のいずれかの面の一端から他端まで直線状の不陸調整溝が設けられている場合がある(請求項)。不陸調整溝が設けられている面が床暖房ユニットボードを敷設する面と接して設置される場合、敷設する面が不陸であっても不陸調整溝の中に床暖房ユニットボードを不陸に追従させて曲げ込むことができるので、床暖房ユニットボードのバタツキが抑制される。
本発明による床暖房ユニット及びそれを用いた床暖房、支持部材によれば、ボード本体のいずれかの面に根太を収容する収容溝が設けられ、輸送手段の壁面から熱移動溝が形成されて連通することで熱損失量を小さくし、床暖房の温度の均一性を高くすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。床暖房1は住宅やビル等の建物の部屋を暖めるための設備の一部分であり、図1に示すように、床面に複数敷設されている。床暖房1を構成する床暖房ユニットボード2には温水等の熱媒体を供給する温水供給機7に接続された輸送手段3が収容され、熱媒体が一定温度に保持されながら輸送手段3を循環する。フローリング等の仕上げ材8が床暖房1の上に載置され、循環する熱媒体を熱源として間接的に暖められるので、仕上げ材8から熱が放射されて部屋が暖まる。床暖房1と仕上げ材8の間には均熱部材6が介在する場合もある。
図2に示すように、床暖房1は、各部材を収容し、部屋と床面の間で熱を遮断する床暖房ユニットボード2、熱媒体を輸送する輸送手段3、仕上げ材8を支持する根太4、根太4を支持する根太支持部材5、熱を有する熱媒体から輸送手段3を通して熱を均一に広げながら仕上げ材8に伝導させる均熱部材6を備える。
図3(a)〜(e)、図4(a)〜(e)に示すように、床暖房ユニットボード2は構成要素の形状等の形態の相違によって、床暖房ユニットボード2a、2bで構成され、何れも例えば発泡樹脂製等の断熱性材料のボード本体21から形成されている。ボード本体21には、熱が移動する熱移動溝22、輸送手段3が収容される収容部23a〜23c(以下、23a〜23cをまとめて指すときは23と称す)、根太4が収容される収容溝24、根太支持部材5が収容される収容孔25a、25b(以下、25a、25bをまとめて指すときは25と称す)、収容孔25の平面視位置を示す収容孔目印26、床暖房ユニットボード2が敷設される際に床面の不陸による床暖房ユニットボード2のバタツキを抑制する不陸調整溝27が設けられている。
床暖房ユニットボード2a、2bは共に平面視矩形状に形成され、同一形状・大きさである。一例としてその長さL1が約900mm、幅B1が約600mm、厚さt1が43mmの寸法で形成される。仕上げ材8の厚さは一般的に12mmであるので、ボード本体21と仕上げ材8が鉛直方向に重ねられると床暖房ユニットボード2の厚さが55mmとなり、畳の厚さと一致する。したがって、床暖房ユニットボード2は畳と組み合わせて使用することもできるので、既設の和室等にも適用できる。
収容部23は例えばボード本体21の片面(図において、敷設された状態で上面)の輸送手段3が敷設される位置に合わせて断面略U字状に形成されている。床暖房ユニットボード2は収容部23の設置位置によって形態が異なる。図3(a)に示すように、床暖房ユニットボード2aは、長辺と平行で同一長さの直線状の収容部23aを短辺方向に等間隔X1で備える。図3(b)に示すように、床暖房ユニットボード2bは、一端部から長辺方向と平行に形成される2本の直線状部分と直線状部分の端部に連通する曲線状部分からなる1本の収容部23bと、収容部23bの内側に並設され、収容部23bと同様に直線状部分と曲線状部分からなる1本の収容部23cとを備える。
床暖房ユニットボード2bの片方の端部では収容部23bの直線状部分が2本並び、その内側に収容部23cの直線状部分が2本並び、合計4本の直線状部分が等間隔X1で平行に並んでいる。床暖房ユニットボード2aの長辺方向のいずれかの端部と床暖房ユニットボード2bの収容部23b、23cの直線状部分が設けられている側の端部とが対向するように敷設されると、収容部23aと収容部23b、23cは連通する。
上記の大きさの床暖房ユニットボード2の場合、収容部23bの曲線状部分は曲率半径R1=220〜230mm程度の半円、収容部23cの曲線部分は曲率半径R2=135〜140mm程度の半円で形成され、間隔X1は145〜155mm程度であることが好ましい。等間隔X1は外側に設けられる収容部23bの曲線部を構成する半円の直径(2×R1)を収容部23b、23cの4本の直線状部分で形成される間隔の数3で割った値である。
図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように、収容部23の壁面上部にはその延長方向に沿って所定間隔で輸送手段3を係止させるために一対の係止部28が形成されている。図5(a)、(b)に示すように、収容部23の延長方向に直交する断面は略U字状であり、この断面の幅B2、深さH2は共に輸送手段3の直径D1より大きい。
係止部28は係止部上部28aと係止部下部28bからなる。係止部上部28aは収容部23の壁面の開口部側先端から底面側へ向かって傾斜角αの斜面を形成する。収容部上部28aは鉛直方向の勾配が収容部23の壁面側から内部側へ傾く向きから収容部23の内部側から壁面側へ傾く向きへと逆転する曲面を形成する。係止部上部28aは係止部下部28bに比べて深さ方向に長く形成されている。
係止部28の幅B3、すなわち収容部23の壁面から内部側へ最も大きくなる長さは収容部下部28bの勾配の向きが逆転する箇所P1から収容部23の壁面までの距離となる。ここで、収容部23の深さ方向の係止部28が設けられている範囲において、収容部23の延長方向に直交する断面の最小水平内空X2(本実施の形態においては係止部下部28bの勾配の向きが逆転する箇所P1、P1間距離)は輸送手段3の直径D1より小さい。
したがって、輸送手段3は一対の係止部28に係止されることで、収容部23からの逸脱が防止されると共に、収容部23の壁面から離れた状態で保持され、輸送手段3と収容部23の壁面との間に空間が形成される。この結果、輸送手段3は、収容部23の壁面から離れた距離の分、収容部23の壁面と接触することなく膨張するので、輸送手段3と床暖房ユニットボード2の圧縮による破損が抑制される。また、輸送手段3と床暖房ユニットボード2は接触しないので、輸送手段3から床暖房ユニットボード2への熱橋が防止される。
また、図5(b)に示すように、係止部28は収容部23の延長方向に所定長さL3で形成され、輸送手段3の出し入れの際等に破損されないように両端部が面取りされている。係止部28の延長方向長さL3が短くなるにつれて、輸送手段3と床暖房ユニットボード2との接触部分が小さくなるので、輸送手段3から床暖房ユニットボード2への熱橋が少なくなる。したがって、このような熱効率の観点から、輸送手段3に所定の熱媒体が輸送される際に、輸送手段3が係止部28によって係止されればよいので、輸送手段3を係止できる範囲で係止部28の延長方向長さL3が最小となることが好ましい。
輸送手段3の直径D1が13mmである場合、収容部23の幅B2が15mm、深さH2が16mm、収容部23の延長方向に直交する断面内の最小水平内空X1が11mm、収容部28の延長方向長さL3が15mm程度であるのが望ましい。
図5(a)、(b)に示すように、ボード本体21の片面(図において、敷設された状態で上面)に収容部23の壁面から、ボード本体21の長辺方向と短辺方向からなる格子状の熱移動溝22が設けられている。ボード本体21の片面に格子状の熱移動溝22が形成されると同時に、熱移動溝22の間に突状部29が形成される。熱移動溝が2方向以上に形成されることによって、熱の移動経路が増えるので、熱の移動が円滑に進行し、熱が床暖房ユニットボード2の全体に均一に拡散する。
複数の床暖房ユニットボード2が敷設されると、長辺方向に並設される床暖房ユニットボード2、2間で熱移動溝22が連通する。したがって、後述するように輸送手段3から直接、又は輸送手段3の下に設置される均熱部材6を介して輸送手段3から放散される熱は熱移動溝22を移動して、床暖房ユニットボード2全体に、更には他の床暖房ユニットボード2にも拡散する。この結果、熱は敷設された複数の床暖房ユニットボード2に均一に拡散する。
熱移動溝22の幅B4は収容部23の幅B2と同一であることが望ましい。これは、収容部23を新設する場合、移動溝22の底面22aから突状部29の壁面29aをガイドとして容易に新設することができるからである。熱移動溝22の幅B4と突状部29の幅B5を同一にすれば、外観に統一性が増すので美観性が向上する。
図5(a)、(b)に示すように、収容溝24はボード本体21の片面(図において、敷設された状態で上面)に、根太4の幅B6と同一かそれより数mm大きく、根太4の高さH6と同一かそれより数mm大きく、床暖房ユニットボード2の長辺方向に形成されている(図において床暖房ユニットボードの短辺方向に対する一端部と中央部)。複数の床暖房ユニットボード2が長辺方向に敷設されると、並設される床暖房ユニットボード2、2で収容溝24が連通する。
図5(a)、(b)に示すように、収容溝24の底面24aからその反対面へ収容孔25a、25bが貫通して設けられている。収容孔25は一の収容溝24内で完全な円形の収容孔25aと、不完全な半円形の収容孔25bがある。円形の収容孔25aは床暖房ユニットボード2の長手方向の端部以外に設けられる。半円形の収容孔25bは床暖房ユニットボード2の端部に設けられ、2つの床暖房ユニットボード2が長手方向に並設されて収容溝24が連通する際に一つの円形の収容孔25aを形成する。円形の収容孔25a、又は2つの半円形の収容孔25bで形成されたものは根太支持部材5と同一形状で、根太支持部材5の高さH7より根太4の最大設計たわみ以上低く形成されている。したがって、根太支持部材5に根太4が載置されても根太4の底面と収容溝24の底面24aとは接触しないので、根太4は床暖房ユニットボード2と共に沈下しない。この結果、仕上げ材8の安定性が向上する。尚、円形の収容孔25a、半円形の収容孔25bはこの形状に限られるものではない。
図3(a)、図4(a)に示すように、収容孔25は床暖房ユニットボード2の長辺方向に所定間隔で設けられている。この所定間隔は根太4の最大設計支点間距離と一致させれば、根太支持部材5の使用数が削減される。
図5(b)に示すように収容溝24が設けられている面の収容溝24脇の平面視収容孔25に対応する位置に収容孔目印26が設けられている。ボード本体21の短辺方向に周辺の突状部29より長く形成されている。本実施の形態においては、収容孔目印26を成す突状部29が収容溝24の孔壁を形成し、そこに係止部28が設けられている。
図3(a)〜(c)、図4(a)〜(c)に示すように、床暖房ユニットボード2が敷設されて下側となる面に不陸調整溝27が長辺方向に設けられている(図において2本)。床暖房ユニットボード2が敷設される床面が不陸である場合でも不陸調整溝27によって床暖房ユニットボード2が不陸に追従して変形して対応することができる。
床暖房1の設置方法について説明する。図6(a)に示すように、床暖房ユニットボード2を床面の所定の位置に敷設する。床暖房ユニットボード2が敷設された全体の形状が床面の形状に一致しなくても、床暖房ユニットボード2は発泡樹脂製なので、床暖房ユニットボード2を適宜に切断加工することで床面の形状に一致するように調整することができる。この時、図5(a)、(b)に示す突状部29の上で、床暖房ユニットボード2の長辺方向又は短辺方向を形成する突状部29の孔壁29aに合わせて定規等の器具を設置すればカッター等で正確に切断することができる。したがって、現地で床暖房ユニットボード2を容易に且つ柔軟に設置することができる。
現地で輸送手段3の配置を設計変更する場合、上述した様に、熱移動溝22の底面22aから収容溝24を新設することができる。収容溝24の新設方法は、例えば収容溝24の孔壁と同一形状に形成され、加熱される銅製の刃30を備えた工具31で深さ方向を調整しながら所望の位置を収容溝24の断面で延長方向に切断する方法がある。この時、突状部29の孔壁29aは刃30のガイドとして機能する。
輸送手段3の位置が決まれば、図6(b)に示すように、根太支持部材5を収容孔25に収容させながら床面上に載置する。図8に示すように、根太支持部材5は例えばプラスチック製で片側が閉じられた筒状体であり、閉じられた側が上側に配置される。根太支持部材5の方が収容孔25より高いので、図6(c)に示すように、根太支持部材5の上面は収容溝24の底面24aより高く配置される。
また、図8に示すように、根太支持部材5の外面には滑り止め5aが設けられている。滑り止め5a含む範囲の根太支持部材5の断面は収容孔25の断面より根太支持部材5が収容孔25に収容できる程度小さく形成されているので、根太支持部材5は収容孔25に収容された際に自然に抜け出さない。したがって、例えば根太支持部材5を収容孔25に収容させたまま搬入できるので根太支持部材5の設置作業が省略できるので作業時間が短縮される。
次に、図6(c)に示すように、根太支持部材5の上に根太4を載置する。根太4と床暖房ユニットボード2は鉛直方向に並設するので、全域において床面と仕上げ材8との間に床暖房ユニットボード2が介在するので、熱橋が抑制される。
根太4を両端部で支持させるために、根太4、4の接合部では根太支持部材5の上面に載置する。根太4上の根太支持部材5に支持されている部分以外の位置から根太4と床暖房ユニットボード2を貫通させてネジやビス等の固定部材を床面にねじ込むと根太4は根太支持部材4と固定部材とで挟まれて確実に強く固定される。床暖房ユニットボード2には収容孔目印26が設けられ、固定部材をねじ込む際に収容孔目印26で根太支持部材5の位置を確認することができるので、根太支持部材5の位置の確認作業が省略されて、作業時間が短縮される。
根太4の仕上げ材8に伝わる荷重を支持するための強度、床暖房ユニットボード2と共に熱橋を防止するための断熱性、リサイクルさせるための経済性・環境性の観点から、根太4の材料は従来の木材より硬質性発泡プラスチックであることが望ましい。
図6(d)に示すような、例えばアルミ箔等の均熱部材6を床暖房ユニットボード2上の所定の位置に敷設する。均熱部材6は、例えば図9に示すように、突状部29及び根太4の上に配置される平坦部6aと、収容部23に収容される凹部6bとで構成されている。平坦部6aの根太支持部材5の上に位置する箇所に印刷やプレス等が施された目印6cが設けられている。平坦部6aと凹部6bの平面的な形状は敷設する床暖房ユニットボード2に合わせて形成されている。凹部6bの下部は使用される輸送手段3の下部と同一に形成され、凹部6bの幅B8、高さH8はそれぞれ図5(a)に示す収容部23の幅B2、深さH2より小さい。
輸送手段3の外側の直径D1が13mmの時、凹部6bの幅B8が13mm、高さH8が15mm程度であるのが好適である。したがって、均熱部材6の凹部6bは下部で輸送手段3と広く接触するが、収容部23の孔壁とは接触しないので、輸送手段3から均熱部材6に伝導した熱は床暖房ユニットボード2へ伝導しない。したがって、床暖房ユニットボード2への伝導による熱の損失が防止される。
均熱部材6が敷設される区分と敷設されない区分がある。これは均熱部材6の有無によって設定温度の調整を行うためである。上述したように床暖房ユニットボード2には熱移動溝22が設けられているので、均熱部材6が無くても輸送手段3から放散される熱が熱移動溝22を通って拡散し、均熱部材6を介在させずに図2に示す仕上げ材8を直接暖める。しかし、仕上げ材8の温度は均熱部材6が敷設されている区分より低くなる。例えば、温水温度を50℃〜60℃にすると仕上げ材8の温度は均熱部材6の有無によって約3℃異なる。
したがって、輸送手段3が同一に配置されても均熱部材6の有無によって温度調整を行うことができるので、温度及び空間に対して温度調整が容易になる。例えば、輸送手段3と均熱部材6を一緒に使用する区分、輸送手段3のみを使用する区分、均熱部材6のみを使用する区分、輸送手段3と均熱部材6のいずれも使用しない区分と組み合わすことで温度調整を図ることができる。
また、根太4が断熱性を有し、根太4の下には床暖房ユニットボード2が敷設されているので、均熱部材6を根太4の上に直接設置しても根太4で熱橋する虞がない。したがって、床暖房ユニットボード2の短辺方向に均熱部材6を重ねて接続することで、途切れさせずに一体とすることができる。この結果、仕上げ材8に伝導される熱の均一性が高められる。
次に、図6(e)に示すように、輸送手段3を収容部23又は均熱部材6が挿入された収容部23に輸送手段3を挿入して、温水供給機7に接続する。最後に、図6(f)に示すように、床暖房1の上方から仕上げ材8を敷設する。ここで、輸送手段3の上端と仕上げ材6が接しているのが望ましい。この場合、熱媒体の熱が輸送手段3を介して仕上げ材6に伝導されるので、熱損失量を小さくすることができる。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、床暖房ユニットボード2、輸送手段3、根太4、根太支持部材5、均熱部材6の形状・寸法・材料は上記実施の形態に限られない。熱移動溝22、収容部23、収容溝24、収容孔25、係止部28の形状・寸法に関しても同様である。
図10に示すように、根太4に固定部材を収納させる固定部材収納穴32が設けられる場合もある。固定部材収納穴32の中で固定部材を螺着すると、固定部材は固定部材収納穴32の底面32aで根太4を押さえ込むので、均熱部材6が設置されても固定部材と均熱部材6は接触しない。したがって、均熱部材6から固定部材への熱伝導が起こらないので、熱効率を向上させることができる。固定部材と均熱部材6との間に断熱性の部材で間詰めをするとさらに熱損失量を低減させることができる。さらに、固定部材収容穴32の設置位置を収容孔25、25間の中点に設けられることが望ましい。この場合、構造的な安定性が向上されると同時に、収容孔25の位置も容易に確認することができる。
本発明は上記の通り、ボード本体21のいずれかの面に輸送手段3が収容される収容部23、ボード本体2のいずれかの面に根太4を収容する収容溝24が設けられ、ボード本体2が敷設された状態で収容部23が連通し、収容された輸送手段3が熱媒体供給手段に接続可能となる。したがって、ボード本体21のみが並設されて、仕上げ材8を支持する根太4がボード本体2の片面に位置することで、床面と仕上げ材8との間で根太4が熱橋になることがなくなるので、熱橋が抑制される。
また、本願発明は、ボード本体21のいずれかの面に輸送手段3が収容される収容部23と、収容部23の壁面に熱移動溝22が設けられ、ボード本体21が敷設された状態で熱移動溝22及び収容部23が連通する。したがって、熱移動溝22は収容部23の壁面から他の床暖房ユニットボード2の熱移動溝22と連通するので、輸送手段3から放散される熱は熱移動溝22に沿って移動する。この結果、床暖房ユニットボード2の上に仕上げ材8が敷設される使用状態において、輸送手段3から放散される熱はボード本体21へ伝達されず、ボード本体21と仕上げ材8の間を熱移動溝22に沿って広がり仕上げ材8を暖めるので、熱源から供給される熱は効率的に利用され、熱損失量が小さくなる。
床面に床暖房を敷設した様子を表す斜視断面図である。 床暖房ユニットボードを表す断面図である。 (a)は直線状の収容部のみを備える床暖房ユニットボードを表す平面図、(b)は図3(a)のA1−A1端面図、(c)は図3(a)のA2−A2断面端面図、(d)は図3(a)のA3−A3端面図、(e)は図3(a)のA4−A4端面図である。 (a)は直線状と曲線状の収容部を備える床暖房ユニットボードを表す平面図、(b)は図4(a)のB1−B1端面図、(c)は図4(a)のB2−B2断面端面図、(d)は図4(a)のB3−B3端面図、(e)は図4(a)のB4−B4端面図である。 (a)は図3(a)、図4(a)のA5−A5断面端面図、(b)は図3(a)、図4(a)のS1の拡大図である。 (a)は床暖房ユニットボードが敷設された様子を表す断面図、(b)は収容孔に根太支持部材を収容する様子を表す断面図、(c)は収容溝に根太を収容する様子を表す断面図、(d)は床暖房ユニットボードに均熱部材を敷設する様子を表す断面図、(e)は収容部に輸送手段を収容する様子を表す断面図、(f)は仕上げ材が床暖房に敷設された様子を表す断面図である。 熱移動溝を新設する様子を表す端面図である。 (a)は根太支持部材を表す正面図及び縦断面図、(b)は根太支持部材を表す平面図及び横断面図である。 均熱部材を表す斜視図である。 (a)は根太の変形例を表す平面図、(b)図10(a)のC−C断面図である。
符号の説明
1………床暖房
2………床暖房ユニットボード
2a……床暖房ユニットボード
2b……床暖房ユニットボード
3………輸送手段
4………根太
5………根太支持部材
5a……滑り止め
6………均熱部材
6a……平坦部
6b……凹部
6c……目印
7………温水供給機
8………仕上げ材
21……ボード本体
22……熱移動溝
22a…熱移動溝の底面
23……収容部
23a…収容部
23b…収容部
23c…収容部
24……収容溝
24a…収容溝の底面
25……収容孔
25a…円形の収容孔
25b…半円形の収容孔
26……収容孔目印
27……不陸調整溝
28……係止部
28a…係止部上部
28b…係止部下部
29……突状部
29a…突状部の壁面
30……刃
31……工具
32……固定部材収容穴
32a…固定部材収容穴の底面
L1……床暖房ユニットボードの長さ
B1……床暖房ユニットボードの幅
B2……収容部の幅
B3……係止部の幅
B4……熱移動溝の幅
B5……突状部の幅
B6……根太の幅
B8……凹部の幅
H2……収容部の深さ
H6……根太の高さ
H7……根太支持部材の高さ
H8……凹部の高さ
t1……床暖房ユニットボードの厚さ
D1……輸送手段の直径
X1……等間隔(収容部の設置間隔)
X2……収容部の延長方向に直交する断面の最小水平内空
α………傾斜角(係止部の斜面の傾斜角)

Claims (6)

  1. 熱媒体供給手段に接続され、熱媒体を輸送させる輸送手段を収容し、複数敷設され、床暖房を構成する床暖房ユニットボードであって、
    ボード本体のいずれかの面に前記輸送手段が収容される収容部が設けられ、
    前記収容部の面にボード本体の長辺方向と短辺方向からなる格子状の熱移動溝が設けられ、
    前記ボード本体のいずれかの面に根太を収容する収容溝が設けられ、
    前記ボード本体が敷設された状態で前記熱移動溝及び前記収容部がそれぞれ連通し、収容された前記輸送手段が前記熱媒体供給手段に接続可能となることを特徴とする床暖房ユニットボード。
  2. 前記収容溝の底面に前記根太を支持する根太支持部材が収容される収容孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の床暖房ユニットボード。
  3. 前記熱移動溝の最深部幅と前記収容部の表面部幅とが同一であることを特徴とする請求項1記載の床暖房ユニットボード。
  4. 前記収容部の壁面に前記輸送手段を係止させる係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の床暖房ユニットボード。
  5. 前記係止部が設けられている範囲における前記収容部内の幅が前記輸送手段の最大幅より小さく、前記収容部の高さが前記輸送手段の高さより大きく形成されていることを特徴とする請求項4記載の床暖房ユニットボード。
  6. 前記ボード本体のいずれかの面の一端から他端まで直線状の不陸調整溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載の床暖房ユニットボード。
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