JP4507838B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明はカメラについて、特に液晶表示部のバックライト等のON/OFF制御に関する。
従来から多くのカメラには、撮影可能フレーム数などを表示するための液晶表示部が設けられている。また、特に電子カメラでは撮影画像等を再生表示するモニタ(例えば、TFT液晶ディスプレイ)がカメラの背面側に配置されていることが多い。これらの液晶表示部やモニタは自発光式ではないため、その裏面にバックライトが設けられていることが一般的である。
そして、カメラにおける液晶表示部のバックライトの電源操作についても従来から様々な提案がなされている。例えば、特許文献1には、カメラの正位置または縦位置の姿勢変化のみを検出してバックライトの電源を遮断するカメラが開示されている。また、特許文献2には、カメラの正位置または縦位置などの姿勢変化を検出してバックライトの照明継続時間を設定するカメラが開示されている。
特開平7−140534号公報 特開2000−19618号公報
ところで、ユーザーが液晶表示部を確認するときのカメラの姿勢は撮影の状況、液晶表示部等の位置、ユーザーの体格や嗜好などに応じて多様に変化する。例えば、カメラの上側に位置する液晶表示部について説明すると、カメラ正位置に構えて撮影する状況ではカメラを傾けてユーザーが液晶表示部を確認することがあるが、斜め下方を撮影する状況ではカメラ正位置に立てて液晶表示部を確認するようになる。また、カメラ背面のモニタで再生画像を観賞する場合についても、同様にカメラの姿勢は撮影の状況等に応じて変化しうる。
一方、上記従来技術のカメラではバックライトの電源操作を柔軟にカスタマイズできないため、ユーザーが液晶表示部を確認したい状況でバックライトの電源が遮断されたり、逆に電源を遮断したい状況でバックライトが長く点灯して電池が消費されるなどの不都合があった。また、カメラ背面のモニタの表示開始/表示停止の制御についても、上記と同様に細かくカスタマイズされたカメラの姿勢変化で操作できればユーザーの利便性は向上する。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものであって、その目的は、カメラ正位置に対する傾斜角を検知して、ユーザーの設定した特定の角度でバックライトやモニタのON/OFFを実行できるカメラを提供することである。
請求項1の発明に係るカメラは、液晶表示部と、該液晶表示部の裏面に配置されたバックライトと、カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、ユーザーの入力に基づいて、前記バックライトの点灯角度および消灯角度を予め登録された複数の角度からそれぞれ1以上選択可能な角度設定部と、バックライト消灯時に前記傾斜角が前記点灯角度となる場合は前記バックライトを点灯し、バックライト点灯時に前記傾斜角が前記消灯角度となる場合は前記バックライトを消灯する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明に係るカメラは、液晶表示部と、該液晶表示部の裏面に配置されたバックライトと、カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、前記カメラ傾斜センサで検知される傾斜角の入力に基づいて、前記バックライトの点灯角度および消灯角度をそれぞれ1以上設定可能な角度設定部と、バックライト消灯時に前記傾斜角が前記点灯角度となる場合は前記バックライトを点灯し、バックライト点灯時に前記傾斜角が前記消灯角度となる場合は前記バックライトを消灯する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項3の発明に係るカメラは、カメラ外面に配置されたモニタと、カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、ユーザーの入力に基づいて、前記モニタの表示開始角度および表示停止角度を予め登録された複数の角度からそれぞれ1以上選択可能な角度設定部と、モニタ非表示時に前記傾斜角が前記表示開始角度となる場合は前記モニタの画面表示を開始し、モニタ表示中に前記傾斜角が前記表示停止角度となる場合は前記モニタの画面表示を停止する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項4の発明に係るカメラは、カメラ外面に配置されたモニタと、カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、前記カメラ傾斜センサで検知される傾斜角の入力に基づいて、前記モニタの表示開始角度および表示停止角度をそれぞれ1以上設定可能な角度設定部と、モニタ非表示時に前記傾斜角が前記表示開始角度となる場合は前記モニタの画面表示を開始し、モニタ表示中に前記傾斜角が前記表示停止角度となる場合は前記モニタの画面表示を停止する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4の発明において、前記制御部は、前記表示開始角度において撮影画像の再生画面または設定画面を前記モニタに表示することを特徴とする。
本発明のカメラは、カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角をカメラ傾斜センサで検知し、制御部はユーザーにより設定された特定の角度でバックライトやモニタのON/OFFを実行する。したがって、本発明ではバックライト等の点灯時や消灯時に煩雑なボタン操作が不要となってカメラの操作性が向上する。また、バックライト等をON/OFFするカメラの角度はユーザーが自由に設定できるので、ユーザーが液晶表示部を確認したい状況でバックライト等の電源が遮断されたり、逆に電源を遮断したい状況でバックライト等が長く点灯するようなこともない。さらに、バックライト等の効率的な消灯でカメラの消費電力を抑制することもできる。
(本実施形態の構成の説明)
図1は本実施形態のカメラのブロック図である。本実施形態のカメラ1は、撮像素子2と、A/D変換部3と、画像処理部4と、カメラ傾斜センサ5と、液晶表示部6と、液晶モニタ7と、操作部8と、照明スイッチ9と、モニタスイッチ10と、切替スイッチ11と、制御部12とを有している。
撮像素子2は被写体像を光電変換する受光画素が2次元配列された受光面を有し、撮像素子2の受光面は撮影レンズ(図示を省略する)の像空間側に配置される。そして、撮影レンズを介して投影された被写体像は、撮像素子2の受光面で光電変換されてアナログ画像信号として出力される。A/D変換部3は撮像素子2のアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して画像処理部4に出力する。
画像処理部4はデジタル画像信号に対して、補間、ホワイトバランス、ガンマ補正などの各種画像処理を施して撮影画像データを生成する。この撮影画像データは圧縮伸長部で所定の圧縮処理が施された後に記録媒体に記録される(圧縮伸長部および記録媒体の図示は省略する)。
カメラ傾斜センサ5は公知の傾斜センサで構成され、カメラ1の傾斜角を検知して制御部12に傾斜角データを出力する。このカメラ傾斜センサ5は、カメラ正位置(レンズの光軸を水平とし、カメラの下面を下向きに構えた状態)を基準として、上下方向および光軸回転方向の2方向の傾斜角をそれぞれ検出できるようになっている(図2参照)。カメラ傾斜センサ5の検出角度の範囲および分解能は、センサの要求性能に応じて設計により適宜変更される。なお、本実施形態では上下方向の傾斜角は上向きの傾斜角を正の値として表記し、光軸回転方向の傾斜角は時計回り方向の傾斜角を正の値として表記する。
液晶表示部6は、撮影可能フレーム数、絞り値などの情報を表示するための液晶表示パネルであって、例えば、カメラ1の上面や背面などに配置される。また、液晶モニタ7は透過性または半透過性の液晶ディスプレイ等であって、主としてカメラ1の背面に配置される。この液晶モニタ7には、撮影画像の再生画面やカメラ1の設定変更を行うための設定画面が表示される。そして、液晶表示部6および液晶モニタ7の裏側には、視認性を高めるための照明手段としてバックライト6a,7aがそれぞれ配置されている。
操作部8は、例えばコマンドダイヤル、十字状のカーソルキー、決定ボタンなどで構成される。この操作部8は、バックライト6a,7aの点灯角度および消灯角度の入力や、液晶モニタ7の表示開始角度および表示停止角度の入力などに使用される。
照明スイッチ9は、バックライト6a,7aの点灯/消灯を手動で切り替えるスイッチである。また、モニタスイッチ10は、液晶モニタ7の表示開始/表示停止を手動で切り替えるスイッチである。さらに、切替スイッチ11は、後述の傾斜角の検知によるバックライト6a,7aの自動点灯モードおよび液晶モニタ7の自動表示モードのON/OFFを切り替えるスイッチである。
制御部12はカメラ1の各部を制御し、例えば、AE演算およびAF演算などに必要な各種演算処理などを実行する。また、制御部12は、ユーザーの入力に基づいてバックライト6a,7aの点灯角度および消灯角度や、液晶モニタ7の表示開始角度および表示停止角度を設定する。さらに、制御部12は、カメラ傾斜センサ5の傾斜角データに基づいてカメラ1の現在の傾斜角を検知する。
そして、バックライト6a,7aの自動点灯モードがONの場合、制御部12はカメラ1の現在の傾斜角が表示開始角度または表示停止角度となると、バックライト6a,7aの点灯/消灯を切り替える。同様に、液晶モニタ7の自動表示モードがONの場合、制御部12はカメラ1の現在の傾斜角が表示開始角度および表示停止角度となると、液晶モニタ7の表示開始/表示停止を切り替える。なお、制御部12は、液晶モニタ7の自動表示モードにおいて表示開始時に再生画面を表示するか、あるいは設定画面を表示するかを設定することができる。
(バックライトの自動点灯モードの説明)
以下、図3に沿って本実施形態におけるバックライトの自動点灯モードを説明する。なお、ここでは、カメラ上部に配置された液晶表示部6のバックライト6aの自動点灯モードの例を説明する。
ステップS101:制御部12は、ユーザーの入力に基づいてバックライト6aの点灯角度および消灯角度を設定する。なお、前回設定された点灯角度および消灯角度をそのまま使用する場合には次のS102に移行する。
本実施形態での点灯角度および消灯角度の設定は以下の2つの手法のいずれかで行われる。(1)ユーザーは、予めカメラ1に登録されている複数の角度(カメラ正位置を基準に一定角度毎に選択可能とする、など)から操作部8で点灯角度および消灯角度を選択し、制御部12に点灯角度および消灯角度を入力する。あるいは、(2)ユーザーはカメラ1を実際に傾けて、カメラ傾斜センサ5で検知した傾斜角を点灯角度および消灯角度として制御部12に入力してもよい。なお、これらの点灯角度および消灯角度はそれぞれ複数の角度を制御部12に登録でき、ユーザーは登録された角度を任意に組み合わせて点灯角度および消灯角度の設定をすることも可能である。
ここで、図4から図6を参照しつつ、バックライト6aの点灯角度および消灯角度の設定例を説明する。
(1)カメラ1を正位置に構えて撮影する状況では、ユーザーはカメラ1を上側に傾けて液晶表示部6を確認することがある。この場合には、ユーザーは点灯角度を上下方向に+30°程度の角度に設定し、消灯角度を上下方向に0°(すなわちカメラ正位置)に設定するのが望ましい(図4参照)。
(2)また、カメラ1で斜め下方を撮影する状況では、ユーザーはカメラ1を正位置に立てて液晶表示部6を確認する。この場合には、ユーザーは点灯角度を上下方向に0°(すなわちカメラ正位置)に設定する一方で、消灯角度を上下方向で負の方向(下向き)の角度に設定するのが望ましい(図5参照)。
(3)さらに、カメラ1を光軸回転方向に90°回転させて縦位置で撮影する状況では、ユーザーは縦位置のままで液晶表示部6を確認することはなく、カメラ1を正位置に戻して液晶表示部6を確認する。この場合には、ユーザーは点灯角度を光軸回転方向に0°(すなわちカメラ正位置)に設定する一方で、消灯角度を光軸回転方向の正方向および負方向にそれぞれ設定(例えば、光軸回転方向で±45°程度)するのが望ましい(図6参照)。上記3つの設定例のように点灯角度および消灯角度を設定すれば、液晶表示部6を見ようとするとバックライト6aが自動的に点灯し、カメラ1を撮影する姿勢に戻すとバックライト6aが自動的に消灯することとなる。
ステップS102:制御部12はバックライト6aの自動点灯モードがONか否かを判定する。自動点灯モードがONの場合(YES側)にはS103に移行する。一方、自動点灯モードがOFFの場合(NO側)には、制御部12はバックライト6aの自動点灯モードの動作を終了する。
ステップS103:制御部12はバックライト6aが消灯状態か否かを判定する。バックライト6aが消灯状態の場合(YES側)にはS104に移行する。一方、バックライト6aが点灯状態の場合(NO側)にはS107に移行する。
ステップS104:制御部12はカメラ傾斜センサ5の傾斜角データに基づいて、カメラ1の現在の傾斜角が点灯角度となったか否かを判定する。傾斜角が点灯角度となった場合(YES側)にはS106に移行する。一方、傾斜角が点灯角度に至らない場合(NO側)にはS105に移行する。
ステップS105:制御部12はユーザーにより照明スイッチ9が押圧されているか否かを判定する。照明スイッチ9が押圧された場合(YES側)にはS106に移行する。一方、照明スイッチ9が押圧されていない場合(NO側)にはS102に戻って、制御部12はS102からS105までの一連の判定を繰り返す。
ステップS106:制御部12は、液晶表示部6のバックライト6aを点灯させる。そして、制御部12は点灯と同時に点灯時間のカウントを開始してS102に戻る。なお、本実施形態でバックライト6aが点灯するのは、(1)カメラ1の傾斜角が点灯角度となった場合か、(2)照明スイッチ9が押圧された場合のいずれかである。
ステップS107:制御部12はカメラ傾斜センサ5の傾斜角データに基づいて、カメラ1の現在の傾斜角が消灯角度となったか否かを判定する。傾斜角が消灯角度となった場合(YES側)にはS111に移行する。一方、傾斜角が消灯角度に至らない場合(NO側)にはS108に移行する。
ステップS108:制御部12はユーザーにより照明スイッチ9が押圧されているか否かを判定する。照明スイッチ9が押圧された場合(YES側)にはS111に移行する。一方、照明スイッチ9が押圧されていない場合(NO側)にはS109に移行する。
ステップS109:制御部12はユーザーにより図示しないレリーズ釦が半押しされているか否かを判定する。レリーズ釦が半押しされている場合(YES側)にはS111に移行する。一方、レリーズ釦が押圧されていない場合(NO側)にはS110に移行する。
ステップS110:制御部12は点灯時間のカウント(S106)が閾値以上か(すなわち、バックライト6aの点灯時から所定時間が経過したか)否かを判定する。点灯時から所定時間が経過している場合(YES側)にはS111に移行する。一方、バックライト6aの点灯時から所定時間に満たない場合(NO側)にはS107に戻って、制御部12はS107からS110までの一連の判定を繰り返す。
ステップS111:制御部12は、液晶表示部6のバックライト6aを消灯させてS102に戻る。なお、本実施形態でバックライト6aが消灯するのは、(1)カメラ1の傾斜角が消灯角度となった場合、(2)照明スイッチ9が押圧された場合、(3)レリーズ釦が半押しされて撮影中と判断できる場合、(4)バックライト6aの点灯時から所定時間が経過した場合、のいずれかに該当する場合である。以上で本実施形態におけるバックライトの自動点灯モードの説明を終了する。
上記のカメラ1の自動点灯モードでは、カメラ1の傾斜角が点灯角度または消灯角度となる場合にバックライト6aを自動的に点灯/消灯させるので、煩雑なボタン操作が不要となってカメラの操作性が向上する。また、点灯角度および消灯角度はユーザーが自由に設定できるので、ユーザーが液晶表示部6を確認したい状況でバックライトが消灯したり、逆に液晶表示部6を見ない状況でバックライト6aが長く点灯することもない。したがって、バックライト6aの効率的な消灯でカメラの消費電力を抑制することもできる。
なお、点灯角度および消灯角度は、予めカメラ1に登録されている複数の角度から選択するか、あるいはカメラ1を実際に傾けて設定することもできるので、点灯角度および消灯角度の詳細な角度設定も比較的容易に行うことができる。
(液晶モニタの自動表示モードの説明)
以下、図7に沿って本実施形態における液晶モニタ7の自動表示モードを説明する。
ステップS201:制御部12は、ユーザーの入力に基づいて液晶モニタ7の表示開始角度および表示停止角度を設定する。なお、表示開始角度および表示停止角度の設定方法は、上記のS101に示す点灯角度および消灯角度の設定方法と同様であるので説明を省略する。
ここで、図8を参照しつつ、液晶モニタ7の表示開始角度および表示停止角度の設定例を説明する。図8のようにカメラ1を正位置に構えて撮影する状況では、ユーザーはカメラ1を下側に傾けて液晶モニタ7を見る場合が多い。この場合には、表示開始角度を上下方向に−30°〜−45°程度の角度に設定し、消灯角度を上下方向に0°(すなわちカメラ正位置)に設定するのが望ましい。この場合には、カメラ1を下向きに傾けるとモニタ7の表示が自動的に開始され、カメラ1を正位置に戻すとモニタ7の表示が自動的に停止されることとなる。また、その他の例として、表示開始角度および表示停止角度をそれぞれ光軸回転方向に設定し、カメラ1を片側に傾けるとモニタ7の表示が自動的に開始され、カメラ1を逆向きに傾けるとモニタ7の表示が自動的に停止するような設定を行うことも可能である(図示を省略する)。
ステップS202:制御部12は液晶モニタ7の自動表示モードがONか否かを判定する。自動表示モードがONの場合(YES側)にはS203に移行する。一方、自動表示モードがOFFの場合(NO側)には、制御部12は液晶モニタ7の自動表示モードの動作を終了する。
ステップS203:制御部12は液晶モニタ7が表示停止状態か否かを判定する。液晶モニタ7が表示停止状態の場合(YES側)にはS204に移行する。一方、液晶モニタ7が表示状態の場合(NO側)にはS209に移行する。
ステップS204:制御部12はカメラ傾斜センサ5の傾斜角データに基づいて、カメラ1の現在の傾斜角が表示開始角度となったか否かを判定する。傾斜角が表示開始角度となった場合(YES側)にはS206に移行する。一方、傾斜角が表示開始角度に至らない場合(NO側)にはS205に移行する。
ステップS205:制御部12はユーザーによりモニタスイッチ10が押圧されているか否かを判定する。モニタスイッチ10が押圧された場合(YES側)にはS206に移行する。一方、モニタスイッチ10が押圧されていない場合(NO側)にはS202に戻って、制御部12はS202からS205までの一連の判定を繰り返す。
ステップS206:制御部12は表示開始時に再生画面を表示する設定か否かを判定する。再生画面を表示する設定(YES側)の場合にはS207に移行する。一方、設定画面を表示する設定(NO側)の場合にはS208に移行する。
ステップS207:制御部12は液晶モニタ7に再生画面の表示を開始する。この再生画面では記録媒体に記録された撮影画像データが再生表示され、例えば、複数の撮影画像をインデックス方式で表示する場合や、再生画像をスライドショー方式で順次再生する場合を含む。そして、制御部12はS202に戻る。
ステップS208:制御部12は液晶モニタ7に設定画面の表示を開始する。この設定画面では、例えば、画像サイズ、撮影画像の圧縮率などのカメラ1の設定変更を行うことができる。そして、制御部12はS202に戻る。
ステップS209:制御部12はカメラ傾斜センサ5の傾斜角データに基づいて、カメラ1の現在の傾斜角が表示停止角度となったか否かを判定する。傾斜角が表示停止角度となった場合(YES側)にはS212に移行する。一方、傾斜角が表示停止角度に至らない場合(NO側)にはS210に移行する。
ステップS210:制御部12はユーザーによりモニタスイッチ10が押圧されているか否かを判定する。モニタスイッチ10が押圧された場合(YES側)にはS212に移行する。一方、モニタスイッチ10が押圧されていない場合(NO側)にはS211に移行する。
ステップS211:制御部12はユーザーにより図示しないレリーズ釦が半押しされているか否かを判定する。レリーズ釦が半押しされて撮影が行われる場合(YES側)にはS212に移行する。一方、レリーズ釦が押圧されていない場合(NO側)にはS202に戻って、制御部12はS202、S203、S209〜S211の一連の判定を繰り返す。
ステップS212:制御部12は液晶モニタ7の表示を停止させてS202に戻る。以上で本実施形態におけるバックライトの自動点灯モードの説明を終了する。
上記のカメラ1の自動表示モードでは、カメラ1の傾斜角が表示開始角度または表示停止角度となる場合に液晶モニタ7が自動的に表示開始/表示停止するので、上記の自動点灯モードと同様にカメラの操作性や利便性が向上する。
(請求項と実施形態との対応関係)
ここで、請求項と実施形態との対応関係を示しておく。なお、以下に示す対応関係はあくまで参考のために示した解釈であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
「カメラの自動点灯モード」は請求項1から請求項2のカメラに対応し、「カメラの自動表示モード」は請求項3から請求項5のカメラに対応する。また、請求の範囲における「液晶表示部」には液晶表示部6および液晶モニタ7が対応する。「バックライト」にはバックライト6a,7aが対応し、「カメラ傾斜センサ」にはカメラ傾斜センサ5が対応する。「角度設定部」および「制御部」には制御部12が対応する。さらに、請求項3から請求項5の「モニタ」には液晶モニタ7が対応する。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明のカメラは電子カメラに限定されることなく、銀塩カメラについても適用することができる。なお、銀塩カメラの場合には、液晶モニタの自動表示モードで設定画面が表示されることとなる。
また、上記実施形態の自動点灯モードにおいて点灯角度または消灯角度のいずれか一方のみを設定し、バックライトの点灯または消灯の一方のみを傾斜角の検知で自動化するようにしてもよい。勿論、自動表示モードで表示開始角度または表示停止角度の一方のみを設定してもよい。
本発明は、バックライトが裏面に配置された液晶表示部を有するカメラ、再生画像等を表示するためのモニタを有するカメラなどに広く適用できる。
本実施形態のカメラのブロック図 カメラ傾斜センサが検知する傾斜角の方向を示す斜視図 本実施形態におけるバックライトの自動点灯モードの流れ図 点灯角度および消灯角度の設定例を示す図 点灯角度および消灯角度の設定例を示す図 点灯角度および消灯角度の設定例を示す図 本実施形態における液晶モニタの自動表示モードの流れ図 表示開始角度および表示停止角度の設定例を示す図
符号の説明
1 カメラ
2 撮像素子
3 A/D変換部
4 画像処理部
5 カメラ傾斜センサ
6 液晶表示部
6a バックライト
7 液晶モニタ
7a バックライト
8 操作部
9 照明スイッチ
10 モニタスイッチ
11 切替スイッチ
12 制御部

Claims (5)

  1. 液晶表示部と、
    該液晶表示部の裏面に配置されたバックライトと、
    カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、
    ユーザーの入力に基づいて、前記バックライトの点灯角度および消灯角度を予め登録された複数の角度からそれぞれ1以上選択可能な角度設定部と、
    バックライト消灯時に前記傾斜角が前記点灯角度となる場合は前記バックライトを点灯し、バックライト点灯時に前記傾斜角が前記消灯角度となる場合は前記バックライトを消灯する制御部と、
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 液晶表示部と、
    該液晶表示部の裏面に配置されたバックライトと、
    カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、
    前記カメラ傾斜センサで検知される傾斜角の入力に基づいて、前記バックライトの点灯角度および消灯角度をそれぞれ1以上設定可能な角度設定部と、
    バックライト消灯時に前記傾斜角が前記点灯角度となる場合は前記バックライトを点灯し、バックライト点灯時に前記傾斜角が前記消灯角度となる場合は前記バックライトを消灯する制御部と、
    を有することを特徴とするカメラ。
  3. カメラ外面に配置されたモニタと、
    カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、
    ユーザーの入力に基づいて、前記モニタの表示開始角度および表示停止角度を予め登録された複数の角度からそれぞれ1以上選択可能な角度設定部と、
    モニタ非表示時に前記傾斜角が前記表示開始角度となる場合は前記モニタの画面表示を開始し、モニタ表示中に前記傾斜角が前記表示停止角度となる場合は前記モニタの画面表示を停止する制御部と、
    を有することを特徴とするカメラ。
  4. カメラ外面に配置されたモニタと、
    カメラ正位置に対する上下方向または光軸回転方向の傾斜角を検知可能なカメラ傾斜センサと、
    前記カメラ傾斜センサで検知される傾斜角の入力に基づいて、前記モニタの表示開始角度および表示停止角度をそれぞれ1以上設定可能な角度設定部と、
    モニタ非表示時に前記傾斜角が前記表示開始角度となる場合は前記モニタの画面表示を開始し、モニタ表示中に前記傾斜角が前記表示停止角度となる場合は前記モニタの画面表示を停止する制御部と、
    を有することを特徴とするカメラ。
  5. 前記制御部は、前記表示開始角度において撮影画像の再生画面または設定画面を前記モニタに表示することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のカメラ。
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