JP4507124B2 - 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents
画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4507124B2 JP4507124B2 JP2007148293A JP2007148293A JP4507124B2 JP 4507124 B2 JP4507124 B2 JP 4507124B2 JP 2007148293 A JP2007148293 A JP 2007148293A JP 2007148293 A JP2007148293 A JP 2007148293A JP 4507124 B2 JP4507124 B2 JP 4507124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- page
- line
- distortion correction
- character
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 title claims description 160
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 72
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 57
- 230000006870 function Effects 0.000 description 35
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 21
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000003702 image correction Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 238000012888 cubic function Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 description 1
- 230000008022 sublimation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Description
T. Wada, H. Uchida and T. Matsuyama, “Shape from Shading with Interreflections under a Proximal Light Source: Distortion−Free Copying of an Unfolded Book”, International Journal Computer Vision 24(2), 125−135(1997)(非特許文献1)に記載されているShape from Shadingと呼ばれる方法が代表的な例である。
また、特開平5−161002号公報(特許文献1)には、三角測量方式により書籍の形状を測定し、歪みを補正する方法が提案されている。
さらに、特開平11−41455号公報(特許文献2)には、読み取りスキャン画像のページ外形の形状を用いて書籍表面の3次元形状を推定する方法が提案されている。
また、特開平5−161002号公報(特許文献1)に記載されている方法によれば、三角測量方式により書籍の形状を測定するための特別な形状計測装置が必要になるため、適当ではない。
さらに、特開平11−41455号公報(特許文献2)に記載されている方法によれば、少ない計算量で歪み補正ができるが、ページ外形が画像中に完全に収まりきれずに途中で切れているような場合には有効な補正ができない。
したがって、スキャン画像の歪み補正の際には、まず、スキャン画像にページ外形が存在するか否かが判別され、ページ外形が存在する場合は、罫線や文字行に優先してページ外形を用いてスキャン画像の歪みが補正される。これにより、ページ外形は、文字行や罫線に比べて安定して抽出でき、かつ、スキャン画像の上端や下端により近い部分に位置しており歪みの程度が大きいので歪み形状(歪み率)の推定の安定性も増すことから、スキャン画像の歪み補正の補正精度を向上させることが可能になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像歪み補正装置において、前記ページ外形判別手段は、前記スキャン画像の画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素の数を前記画像読取手段による画像読み取りの副走査方向に関してカウントしたカウント数に基づいて主走査方向に関してのヒストグラムを生成し、前記ヒストグラムのパターンに基づいて前記スキャン画像に前記ページ外形が存在するか否かを判別する。
したがって、スキャン画像にページ外形が存在するか否かの判別が容易になる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像歪み補正装置において、前記スキャン画像の中で、画像の地肌濃度が副走査方向に関して最も濃い位置を綴じ部境界線としてページ綴じ部を認識する。
したがって、コンタクトガラス上に載置された原稿の綴じ部を境にしたスキャン画像の左右ページの識別が可能になる。
請求項4記載の発明の画像読取装置は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、を備える。
したがって、請求項1ないし3の何れか一記載の発明と同様の作用を奏する画像読取装置が得られる。
請求項5記載の発明の画像形成装置は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、前記画像歪み補正装置から出力される画像データに基づいた画像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、を備える。
したがって、請求項1ないし3の何れか一記載の発明と同様の作用を奏する画像形成装置が得られる。
請求項6記載の発明のプログラムは、コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を画像読取手段により読み取ったスキャン画像の画像歪み補正をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記スキャン画像にページ外形が存在するか否かを判別するページ外形判別機能と、前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在すると判別された場合、前記ページ外形に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正するページ外形画像歪み補正機能と、前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在しないと判別された場合、前記スキャン画像に存在する罫線または文字行に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正する罫線/文字行画像歪み補正機能と、を実行させる。
したがって、スキャン画像の歪み補正の際には、まず、スキャン画像にページ外形が存在するか否かが判別され、ページ外形が存在する場合は、罫線や文字行に優先してページ外形を用いてスキャン画像の歪みが補正される。これにより、ページ外形は、文字行や罫線に比べて安定して抽出でき、かつ、スキャン画像の上端や下端により近い部分に位置しており歪みの程度が大きいので歪み形状(歪み率)の推定の安定性も増すことから、スキャン画像の歪み補正の補正精度を向上させることが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像歪み補正装置において、前記ページ外形判別手段は、前記スキャン画像の画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素の数を前記画像読取手段による画像読み取りの副走査方向に関してカウントしたカウント数に基づいて主走査方向に関してのヒストグラムを生成し、前記ヒストグラムのパターンに基づいて前記スキャン画像に前記ページ外形が存在するか否かを判別することにより、スキャン画像にページ外形が存在するか否かを容易に判別することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の画像歪み補正装置において、前記スキャン画像の中で、画像の地肌濃度が副走査方向に関して最も濃い位置を綴じ部境界線としてページ綴じ部を認識することにより、コンタクトガラス上に載置された原稿の綴じ部を境にしたスキャン画像の左右ページを識別することができる。
請求項4記載の発明の画像読取装置によれば、原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、を備えることにより、請求項1ないし3の何れか一記載の発明と同様の作用効果を奏する画像読取装置を得ることができる。
請求項5記載の発明の画像形成装置によれば、原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、前記画像歪み補正装置から出力される画像データに基づいた画像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、を備えることにより、請求項1ないし3の何れか一記載の発明と同様の作用効果を奏する画像形成装置を得ることができる。
請求項6記載の発明のプログラムによれば、コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を画像読取手段により読み取ったスキャン画像の画像歪み補正をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記スキャン画像にページ外形が存在するか否かを判別するページ外形判別機能と、前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在すると判別された場合、前記ページ外形に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正するページ外形画像歪み補正機能と、前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在しないと判別された場合、前記スキャン画像に存在する罫線または文字行に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正する罫線/文字行画像歪み補正機能と、を実行させ、スキャン画像の歪み補正の際には、まず、スキャン画像にページ外形が存在するか否かを判別し、ページ外形が存在する場合は、罫線や文字行に優先してページ外形を用いてスキャン画像の歪みを補正することにより、ページ外形は、文字行や罫線に比べて安定して抽出でき、かつ、スキャン画像の上端や下端により近い部分に位置しており歪みの程度が大きいので歪み形状(歪み率)の推定の安定性も増すことから、スキャン画像の歪み補正の補正精度を向上させることができる。
まず、ステップS41におけるスキャン画像からのページ外形の抽出処理について説明する。ここで、図12は上端にページ外形が存在するスキャン画像の一例を示す説明図、図13は図12に示したスキャン画像の綴じ部境界線左側の黒画素ヒストグラムである。図13に示すヒストグラムのx軸はスキャン画像の主走査方向(図12の上下方向)を示すものであり、スキャン画像の上端はヒストグラムの左端に対応付けられている。なお、ページ外形が下端に存在するスキャン画像の場合には、スキャン画像の下端がヒストグラムの右端に対応付けられることになる。したがって、図12に示すようにスキャン画像の上端にページ外形が存在する場合、スキャン画像の上部に黒い帯が現れることから、図13に示すヒストグラムの左端には高い縦棒が現れることになる。本実施の形態では、このような特性を利用して、スキャン画像にページ外形が存在するか否かの判断を行う。
続くステップS42においては、スキャン画像からの罫線の抽出処理を実行する。ステップS42におけるスキャン画像からの罫線の抽出処理について説明する。
ここで、図14は長い罫線が存在するスキャン画像の一例を示す説明図、図15は図14に示したスキャン画像の綴じ部境界線左側の黒画素ヒストグラムである。図15に示すヒストグラムのx軸はスキャン画像の主走査方向(図14の上下方向)を示すものであり、スキャン画像の上端はヒストグラムの左端に対応付けられている。図14に示すようにスキャン画像に罫線が存在する場合には、図15に示すヒストグラムに幅の狭いピークが現れることになる。本実施の形態では、このような特性を利用して、スキャン画像に罫線が存在するか否かの判断を行う。
以上のようにして罫線を判別した後、各罫線の座標を検出する。罫線座標の検出は、図17に示すように、罫線の主走査方向(図17のy軸方向)の座標値を罫線部の黒画素ランの中点座標とした場合、図17に示す罫線の左端のx1における主走査方向座標値はy1となる。
次に、候補罫線の中から歪み補正に最適な罫線を選択する。図18に示すように複数の罫線が検出される場合、どの罫線を用いて歪み補正するかを選択する必要がある。最適な罫線の選択基準の一例としては、罫線の長さが予め定められた閾値より長く、かつ、綴じ部境界線を挟んだ左右の一定幅領域内(図18の網掛け領域)に罫線の一部がかかっていることを条件とし、その中で上下いずれかのページ外形に最も近い罫線を選択するようにする。図18においては、左右ページから各1本ずつの罫線を選択する場合を示している。ここでは、罫線▲1▼と罫線▲2▼とが選択されている。
最適な罫線が選択された場合には、罫線の(主走査方向の)座標値を決定する。罫線の(主走査方向の)座標値は、選択された罫線を左右ページのそれぞれ両端に達するまで近似して延長することにより決定される。図20において、罫線が存在しているBC部については、前述した罫線座標検出処理により既に座標値は決まっていることから、それ以外の延長部分について罫線の(主走査方向の)座標値を決定することになる。より詳細には、図20に示すAB部は直線近似で(主走査方向の)座標値を推定し、CD部は多項式近似曲線で(主走査方向の)座標値を推定する。
最後に不適切な罫線を排除する。これは、前述したように多項式近似により座標値を推定する際に、多項式近似による推定曲線の形状が不適切である場合には補正の際にかえって歪みが増大する恐れがあるので、このような罫線を排除するものである。不適切な近似曲線形状の例としては、図21に示すように、曲線が書籍の外側へ向かうような曲線▲1▼や、中心線を超えて大きく内側へ食い込むような曲線▲2▼である。
続くステップS43においては、スキャン画像からの文字行の抽出処理を実行する。ステップS43におけるスキャン画像からの文字行の抽出処理について説明する。本実施の形態においては、まず、スキャン画像中の文字行が縦書き文字行なのか、横書き文字行なのかの判別を行う。
スキャン画像中の文字行が縦書き文字行なのか、横書き文字行なのかの判別手法について説明する。ここで、図22は図8に示した画像の副走査方向の黒白反転数ヒストグラムである。図22中の横軸は、副走査方向(左右方向)の黒画素(スキャン画像を黒白反転させた画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素)の主走査方向上での位置を示し、図22中の縦軸は、その位置毎の黒画素数を示すものである。また、図23は図8に示した画像の主走査方向の黒白反転数ヒストグラムである。図23中の横軸は、主走査方向(上下方向)の黒画素(スキャン画像を黒白反転させた画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素)の副走査方向上での位置を示し、図23中の縦軸は、その位置毎の黒画素数を示すものである。画像中の文字が横書きの図8に示したようなスキャン画像の場合、図22に示すような副走査方向のヒストグラムは激しく変化するが、図23に示すような主走査方向のヒストグラムの変化は少ない。また、特に図示しないが、スキャン画像中の文字行が縦書き文字行である場合には、主走査方向のヒストグラムは激しく変化するが、副走査方向のヒストグラムの変化は少ない。
そして、下記に示す式(3)により、
同様に、下記に示す式(4)により、
そして、下記に示す式(5)により、
以上のようにして文字行を判別した後、まず、各横書き文字行の座標を検出する。横書き文字行の座標の検出にあたっては、文字単位の外接矩形抽出処理を行うとともに、横書き文字行の抽出処理を行う。なお、文字認識処理については周知の技術であるので、その説明は省略する。ここで、スキャン画像の文字外接矩形抽出処理および文字行抽出処理の結果の一例を図24に示す。そして、各文字の外接矩形の中心点の座標をその文字の座標とみなし、横書き文字行の座標を検出する。
次に、抽出した横書き文字行の中から歪み補正に最適な横書き文字行を選択する。複数の横書き文字行が検出される場合、どの横書き文字行を用いて歪み補正するかを選択する必要がある。最適な横書き文字行の選択基準の一例としては、前述した最適な罫線の選択基準と基本的に同様であって、図25に示すように横書き文字行の長さBCが予め定められた閾値より長く、かつ、綴じ部境界線を挟んだ左右の一定幅領域内(図25の網掛け領域)に横書き文字行の一部Cがかかっていることを条件とし、その中で上下いずれかのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するようにする。ここで、Bは文字行の一番左の矩形の中心であり、Cは一番右の矩形の中心である。なお、最適な横書き文字行の選択は、左右ページから各1本ずつのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するものであっても良いし、左右ページをさらに上下部分に分け、その各4ブロックにおいて1本ずつのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するものであっても良い。
最適な横書き文字行が選択された場合には、横書き文字行の(主走査方向の)座標値を決定する。横書き文字行の(主走査方向の)座標値は、横書き文字行内の各文字外接矩形の中心点を連結し、直線部分と曲線部分とを近似して抽出することにより横書き文字行の(主走査方向の)座標値を決定することになる。より詳細には、図25に示すDは綴じ部境界線であり、BDの間は多項式近似曲線で(主走査方向の)座標値を推定し、一番左端のAとBとの間は近似直線の値で(主走査方向の)座標値を推定する。
最後に不適切な横書き文字行を排除する。これは、前述したように多項式近似により座標値を推定する際に、多項式近似による推定曲線の形状が不適切である場合には補正の際にかえって歪みが増大する恐れがあるので、このような横書き文字行を排除するものである。不適切な近似曲線形状の例としては、前述した罫線の場合と同様であって、特に図示しないが、曲線が書籍の外側へ向かうような場合や、中心線を超えて大きく内側へ食い込むような場合である。
続いて、各縦書き文字行の座標を検出する。縦書き文字行の座標の検出にあたっては、文字単位の外接矩形抽出処理を行う。なお、文字認識処理については周知の技術であるので、その説明は省略する。そして、各文字の外接矩形の中心点の座標をその文字の座標とみなす。
次に、各縦書き文字行から横書き文字行を抽出する。横書き文字行の抽出は、各縦書き文字行の一番上の文字を連結した外形、または、各縦書き文字行の一番下の文字を連結した外形を横書き文字行とみなすものである。より詳細には、左右ページから各1本ずつの文字行を選択する場合は、各縦書き文字行の一番上もしくは一番下の各一文字を連結した外形を一つの行とみなして抽出する。また、左右ページをさらに上下部分に分け、その4ブロックにおいて1本ずつの文字行を選択する場合は、左上部、右上部においては各縦書き文字行の一番上の各一文字を連結した外形を一つの行とみなし、左下部、右下部においては各縦書き文字行の一番下の各一文字を連結した外形を一つの行とみなして抽出する。
縦書き文字行に応じて外形が抽出された場合には、なお、縦書き文字行の外形の(主走査方向の)座標値を決定する。縦書き文字行の外形の座標値は、図27に示すように、各縦書き文字行の一番上の各一文字を連結した外形である場合には、連結する各文字の外接矩形の上辺中心点を連結し、直線部分と曲線部分とを近似して抽出することにより縦書き文字行の外形の(主走査方向の)座標値を決定することになる。また、図27に示すように、各縦書き文字行の一番下の各一文字を連結した外形である場合には、連結する各文字の外接矩形の下辺中心点を連結し、直線部分と曲線部分とを近似して抽出することにより縦書き文字行の外形の(主走査方向の)座標値を決定することになる。より詳細には、図26に示すDは綴じ部境界線であり、BDの間は多項式近似曲線で(主走査方向の)座標値を推定し、一番左端のAとBとの間は近似直線の値で(主走査方向の)座標値を推定する。
最後に不適切な縦書き文字行の外形を排除する。これは、前述したように多項式近似により座標値を推定する際に、多項式近似による推定曲線の形状が不適切である場合には補正の際にかえって歪みが増大する恐れがあるので、このような縦書き文字行の外形を排除するものである。不適切な近似曲線形状の例としては、前述した罫線や横書き文字行の場合と同様であって、特に図示しないが、曲線が書籍の外側へ向かうような場合や、中心線を超えて大きく内側へ食い込むような場合である。
ページ外形>罫線>文字行
とされている。このような選択優先順位にしたのは、文字行はページ外形や罫線に比べて抽出精度が低く、また、画像の外側にあるページ外形を利用する方が精度の高い歪み補正率を得ることができるためである。ただし、本実施の形態においては、ページ外形は一般に左右ページにまたがるが、罫線や文字行は両ページにあるとは限らないので、スキャン画像の上辺または下辺からの基準線選択の優先順位は、下記に示すようになる。
2.左右両ページともに「罫線」
3.一方のページが「罫線」、他方のページが「文字行」
4.左右両ページともに「文字行」
5.一方のページのみに「罫線」、他方のページには「手がかりなし」
6.一方のページのみに「文字行」、他方のページには「手がかりなし」
ここで、「手がかりなし」とは、ページ外形、罫線、文字行のいずれも抽出できなかった場合を言う。
ここでは、スキャン画像の上辺及び下辺のいずれにも「ページ外形」が存在する場合について説明する。図29に示すように、スキャン画像の上辺及び下辺のいずれにも「ページ外形」が存在する場合は、いずれを基準線、参照線にしても構わない。なお、本実施の形態においては、基準線として選択した「ページ外形」、「罫線」、「文字行」は、下辺に位置させるものとする。この場合においては、基準線と仮想ページ外形とは一致していることから、仮想ページ外形算出処理(ステップS53)においては特に処理を実行しなくても良い。
h0/h
として表すことができる。即ち、歪み補正率とは、主走査方向に画像を伸張して補正する際に、基準線と参照線との間の距離を副走査方向の全ての位置xにおいて等しくなるように、各xに関して算出した値である。
ここでは、スキャン画像の上辺及び下辺のいずれか一方に「ページ外形」が存在し、他方の辺ではページ外形が途中で切れているが「罫線」と「文字行」とが存在する場合について説明する。図31に示すように、スキャン画像の上辺及び下辺のいずれか一方に「ページ外形」が存在し、他方の辺には「罫線」と「文字行」とが存在する場合は、「ページ外形」を基準線として下辺に位置させ、「文字行」と「罫線」とを参照線とする(図31に示す例では、左ページが「文字行」、右ページが「罫線」である)。この場合においても、基準線と仮想ページ外形とは一致していることから、仮想ページ外形算出処理(ステップS53)においては特に処理を実行しなくても良い。
h0/h
として表すことができる。
ここでは、スキャン画像の左右両ページの上辺及び下辺のいずれか一方に「罫線」が存在し、他方の辺には「罫線」と「文字行」とが存在する場合について説明する。スキャン画像の左右両ページの上辺及び下辺のいずれか一方に「罫線」が存在し、他方の辺には「罫線」と「文字行」とが存在する場合は、図33に示すように、左右両ページに「罫線」が存在する側を下辺に位置させ、その2本の「罫線」を基準線とし、他方の辺に位置する「文字行」と「罫線」とを参照線とする(図33に示す例では、左ページが「文字行」、右ページが「罫線」である)。ところで、このように、基準線が「ページ外形」ではない場合は、基準線をそのまま仮想ページ外形と見なしてはならない。なぜなら、両者を一致させた場合、後の主走査方向歪み補正処理において仮想ページ外形(基準線)を最下辺に画素シフトする際、基準線より下方の画像情報が全て欠落してしまうからである。
a/b=a0/b0
であることから、「罫線」LD上の位置xから仮想ページ外形VEまでの距離aが算出することができる。したがって、「罫線」LD上の位置から仮想ページ外形VEまでの距離を副走査方向の全ての位置xにおいて算出することにより、仮想ページ外形VEを求めることができる。このような処理は、左右ページについてそれぞれ独立に行われる。
h0/h
として表すことができる。
a/b=a0/b0
であることから、「罫線」LD上の位置xから仮想ページ外形VEまでの距離aが算出することができる。したがって、「罫線」LD上の位置から仮想ページ外形VEまでの距離を副走査方向の全ての位置xにおいて算出することにより、仮想ページ外形VEを求めることができる。このような処理は、左右ページについてそれぞれ独立に行われる。なお、右ページのように上辺に「罫線」が存在する場合については、中心線Cに代えて、前述したように上辺の「罫線」を用いる。
h0/h
として表すことができる。
ここでは、スキャン画像の左右いずれかのページの上辺及び下辺のいずれか一方に「罫線」が存在し、他方の辺の他方のページのみに「文字行」が存在する場合について説明する。スキャン画像の左右いずれかのページの上辺及び下辺のいずれか一方に「罫線」が存在し(他方のページは「手がかりなし」)、他方の辺の他方のページのみに「文字行」が存在する場合(一方のページは「手がかりなし」)は、図37に示すように、「罫線」が存在する側を下辺に位置させ、その「罫線」を基準線とし、「罫線」が存在しない方のページ(「文字行」が存在する方のページ)については、文字行Lを中心線Cを挟んで線対称の位置に移動させた曲線SLを基準線とする。参照線については、「罫線」が存在するページは中心線Cを、「文字行」が存在するページはその「文字行」を、それぞれ参照線とする。
(文字の横辺の長さ)/(文字の縦辺の長さ)=w/h
を基に求められる。すなわち、各短冊領域Cについて、そこに含まれる全ての文字外接矩形Aのw/hの値の平均値をその短冊領域Cの特徴量とするのである。
(各短冊領域の特徴量)/(基準特徴量)=(w/h)/(w0/h0)
の値を、各短冊領域の推定歪み量として算出する。
(基準特徴量)/(各短冊領域の特徴量)=(w0/h0)/(w/h)
とする。ここで、上記の基準短冊領域を左右共通に定めた場合には、この拡大率も左右共通の基準特徴量によって算出し、独立に定めた場合には、左右それぞれの基準特徴量で独立に算出するようにする。図46は、図45に示した特徴量に基づいて算出した補正拡大率を示したものである。
YP/YQ=Y’P’/Y’Q’
よって、各点の主走査方向の位置を、点PならP(x)というように表すと、
(Y(y)−P(y))/(Y(y)−Q(y))
=(Y’(y)−P’(y))/(Y’(y)−Q’(y))
となるので、これを変形して、
Y(y)=((P(y)−Q(y))/(P’(y)−Q’(y)))Y’(y)
+(P’(y)Q(y)−P(y)Q’(y))/(P’(y)−Q’(y))
となる。
Claims (6)
- コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を画像読取手段により読み取ったスキャン画像の歪みを補正する画像歪み補正装置において、前記スキャン画像にページ外形が存在するか否かを判別するページ外形判別手段と、
前記ページ外形判別手段により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在すると判別された場合、前記ページ外形に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正するページ外形画像歪み補正手段と、
前記ページ外形判別手段により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在しないと判別された場合、前記スキャン画像に存在する罫線または文字行に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正する罫線/文字行画像歪み補正手段と、
を備えることを特徴とする画像歪み補正装置。 - 前記ページ外形判別手段は、前記スキャン画像の画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素の数を前記画像読取手段による画像読み取りの副走査方向に関してカウントしたカウント数に基づいて主走査方向に関してのヒストグラムを生成し、前記ヒストグラムのパターンに基づいて前記スキャン画像に前記ページ外形が存在するか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
- 前記スキャン画像の中で、画像の地肌濃度が副走査方向に関して最も濃い位置を綴じ部境界線としてページ綴じ部を認識することを特徴とする請求項1または2記載の画像歪み補正装置。
- 原稿画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 原稿画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段により読み取られたスキャン画像の補正を行う請求項1ないし3の何れか一記載の画像歪み補正装置と、
前記画像歪み補正装置から出力される画像データに基づいた画像を用紙上に印刷する画像印刷装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を画像読取手段により読み取ったスキャン画像の画像歪み補正をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
前記スキャン画像にページ外形が存在するか否かを判別するページ外形判別機能と、
前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在すると判別された場合、前記ページ外形に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正するページ外形画像歪み補正機能と、
前記ページ外形判別機能により前記スキャン画像に前記ページ外形が存在しないと判別された場合、前記スキャン画像に存在する罫線または文字行に基づいて前記スキャン画像の歪みを補正する罫線/文字行画像歪み補正機能と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007148293A JP4507124B2 (ja) | 2001-08-27 | 2007-06-04 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256969 | 2001-08-27 | ||
JP2001256971 | 2001-08-27 | ||
JP2002194281 | 2002-07-03 | ||
JP2007148293A JP4507124B2 (ja) | 2001-08-27 | 2007-06-04 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002247643A Division JP3979639B2 (ja) | 2001-08-27 | 2002-08-27 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010086473A Division JP4840830B2 (ja) | 2001-08-27 | 2010-04-02 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
JP2010086474A Division JP4789221B2 (ja) | 2001-08-27 | 2010-04-02 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007221838A JP2007221838A (ja) | 2007-08-30 |
JP4507124B2 true JP4507124B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=38498486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007148293A Expired - Fee Related JP4507124B2 (ja) | 2001-08-27 | 2007-06-04 | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4507124B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6217378B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2017-10-25 | カシオ計算機株式会社 | 頁画像補正装置、頁画像補正方法及びプログラム |
JP6390739B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-09-19 | カシオ計算機株式会社 | 頁画像補正装置、頁画像補正方法及びプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11225264A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2000244729A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-08 | Riso Kagaku Corp | 画像処理装置 |
-
2007
- 2007-06-04 JP JP2007148293A patent/JP4507124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11225264A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2000244729A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-08 | Riso Kagaku Corp | 画像処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007221838A (ja) | 2007-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7430065B2 (en) | Method and system for correcting distortions in image data scanned from bound originals | |
JP4141235B2 (ja) | 画像補正装置及びプログラム | |
US7016081B2 (en) | Image distortion correction apparatus, distortion correction method therefor, recording media, image scanner and image construction apparatus | |
JP4271085B2 (ja) | 画像補正装置、画像読取装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4162633B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP3983721B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4507124B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4585015B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4180260B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP3979639B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4111697B2 (ja) | 画像輝度補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4194076B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP3926294B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、画像歪み補正方法、画像歪み補正プログラム、及び記録媒体 | |
JP4789221B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4061256B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4136860B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4093970B2 (ja) | 画像歪み補正装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4198613B2 (ja) | 画像歪み補正装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4480291B2 (ja) | 画像歪み補正装置、記憶媒体、プログラム、画像歪み補正方法、画像読取装置および画像形成装置 | |
JP4145256B2 (ja) | 画像歪み補正装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP3917421B2 (ja) | 画像輝度補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP3877142B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2003143407A (ja) | 画像輝度補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2003143410A (ja) | ボケ画像補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP3865199B2 (ja) | 画像読取装置、画像歪み補正方法、記憶媒体および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100421 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100421 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4507124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |