JP4506163B2 - 前方物体検出装置及び前方物体検出方法 - Google Patents

前方物体検出装置及び前方物体検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、前方物体検出装置及び前方物体検出方法に関する。
従来より、自車両前方の道路形状を検出する方法として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1記載の技術では、2つの異なる検出手段により自車両前方の道路形状を示す道路形状推定データを生成する。即ち、第1の検出手段は、自車両に搭載されたレーダを用いて、自車両前方の物体の位置(距離及び方位)等を検出する。そして、当該検出された位置の分布(即ち、物体の並び)に基づいて自車両前方の道路形状を検出し、第1の道路形状推定データを生成する。一方、第2の検出手段は、GPS(Global Positioning System)を用いて自車両位置を検出し、当該検出された自車両位置周辺の地図画像データを取得する。そして、当該取得された地図画像データに基づいて自車両前方の道路形状を検出し、第2の道路形状推定データを生成する。
そして、第1の道路形状推定データと、第2の道路形状推定データとの重なり状態に基づいて、自車両前方の道路形状を検出する。
ここで、GPSにより検出された自車位置には誤差が生じうる。しかし、当該誤差は自車両前方方向の範囲で生じ、且つ、第2の検出手段は当該検出された自車両位置及び当該自車両位置周辺の地図画像データに基づいて、第2の道路形状推定データを生成するので、第2の道路形状推定データが自車両前方の道路形状を示すことは確かである。
特開2001−331787号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、以下の問題があった。即ち、第1の検出手段は、検出点のみに基づいて道路形状を検出するところ、レーダにより検出された位置の分布が自車両前方の道路形状を正確に反映していない場合があった。また、上述したように、GPSが検出する自車両位置には誤差が生じうる。したがって、第1の道路形状推定データが第2の道路形状推定データに一致しない場合があったので、従来の技術では、道路形状を正確に検出することができない場合があった。
なお、当該誤差は自車両前方方向に数十メートルの範囲で生じるので、自車両前方にカーブ路が存在する場合に当該誤差が生じると、第1の道路形状推定データが第2の道路形状推定データに一致しなくなる。このため、従来の技術では、カーブ路を正確に検出することができない場合が特に多かった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、自車両前方の道路形状をより正確に検出することができる前方物体検出装置及び前方物体検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願特許請求の範囲に記載の発明は、自車両に搭載されて自車両前方に存在する物体を検出する前方物体検出装置において、自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、自車位置検出手段により検出された自車両の位置と、地図データベースと、に基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを取得する道路形状判定手段と、自車両前方に送信波を走査させながら出射して、自車両前方に存在する物体からの反射波を検出し、検出した反射波に基づいて、自車両に対する物体位置を示す検出点を検出する物体検出手段と、自車両に対する検出点の相対速度を算出する相対速度算出手段と、所定の演算手法を用いて、物体検出手段により検出された検出点のうち、互いに近接し、且つ、道路形状データが示す道路形状に対応する検出点どうしを連結する検出線を検出する道路形状別線分検出手段と、道路形状別線分検出手段により検出された検出線に基づいて、自車両前方の道路形状を示す近似線を算出する道路形状モデル算出手段と、道路形状モデル算出手段にて算出された近似線の近傍に存在する検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出し、道路構造物として検出された検出点の位置分布に基づいて、自車両前方の道路形状を検出する道路形状検出手段と、道路構造物検出手段で道路構造物として判定されていない検出点のうち、互いに隣接する、または、孤立した検出点をグルーピングすることにより、所定グルーピング範囲内に存在する検出点の、自車両に対する相対速度に基づいて、自車両の前方に存在する物体は移動体であるかどうかを判断するグルーピング手段と、を有することを主な特徴とする。
本願特許請求の範囲に記載の発明では、主に、以下の効果を得ることができる。即ち、自車位置検出手段により検出された自車位置には誤差が生じうるが、従来の技術で述べたように、当該誤差によっては、当該検出された自車位置は自車両の実際の位置に対して自車両前方方向にしかずれない。また、道路形状判定手段は、当該検出された自車位置及び地図データベースに基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを生成する。したがって、道路形状データが自車両前方の実際の道路形状を示すことは確かである。そして、演算手段は、当該道路形状データに応じた検出点どうしをグルーピングして道路形状を検出するので、演算手段により検出された道路形状は、自車両前方の道路形状に確実に一致する。このため、前方物体検出装置は、自車両前方の道路形状を従来の技術に比してより正確且つ確実に検出することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここでは、距離センサとしてスキャニングレーザレーダ(以下、レーザレーダという)を利用する場合について説明する。
本発明は、例えば、図1に示す如くの前方物体検出装置に適用される。
[前方物体検出装置の構成]
図1は、前方物体検出装置の機能的な構成を示すブロック図であり、図2は、レーザレーダ1の設置位置を示した図である。この前方物体検出装置は、自車両前方に設けられたレーザレーダ(物体検出手段)1と、走行時の挙動を検出する車両挙動検出部2と、レーザレーダ1及び車両挙動検出部2より与えられる情報に基づいて、自車両前方に存在する物体を検出するための物体検出処理を行う演算部(演算手段)3と、道路形状判定部(道路形状判定手段)31と、提示部4を備えて構成されている。
レーザレーダ1は、図2に示すように、自車両11の前部に設置される。また、スキャニング面において所定の角度で光軸を変更することで、所定のスキャン範囲でレーザ光を走査させる。これにより、レーザレーダ1はスキャン範囲に存在する物体にレーザ光を照射する。
レーザレーダ1は、出射したレーザ光が前方に存在する物体に照射されて反射された反射レーザ光(反射波)を検出することにより、反射レーザ光の光強度に基づいた反射信号を取得する。そして、取得した反射信号に基づいた距離計測処理を行うことにより、距離計測情報を生成し、これを演算部3に出力する。
車両挙動検出部2は、自車両11の位置を算出するための自車位置信号を受信するGPS受信センサと、シフトポジションを検出するシフトポジションセンサと、自車両左右後輪の車輪速を検出する車輪速センサと、自車両11の操舵角を検出する操舵角センサを備える。また、これらGPS受信センサ、シフトポジションセンサ、車輪速センサ、操舵角センサからの信号を用いて、自車両の位置(以下、「自車位置」と称する)、自車両進行方向、自車両11の向き、及び移動距離を算出(検出)する車両挙動演算装置(自車位置検出手段)21と地図データベースを記憶する地図記憶装置22を備える。
車両挙動検出部2は、車両挙動演算装置21で算出された自車位置、自車両進行方向、自車両11の向き及び移動距離を、車両走行情報として演算部3に出力する。
演算部3は、自車両内部に搭載されたCPU(Central Processing Unit)、 RAM(Random Access Memory)、 ROM(Read Only Memory)、 入出力I/F等からなるマイクロコンピュータで構成されており、道路形状別線分検出部(道路形状別線分検出手段)32と、道路形状モデル算出部(道路形状モデル算出手段)33と、道路形状算出部(道路形状検出手段)34と、第1のグルーピング部(第1のグルーピング手段)35と、第2のグルーピング部(第2のグルーピング手段)36と、メモリ37の各機能ブロックに分割される。また、道路形状別線分検出部32は、カーブ線分検出部(カーブ線分検出手段)321と、直線線分検出部(直線線分検出手段)322と、複合カーブ線分検出部(複合カーブ線分検出手段)を具備する。また、演算部3は、レーザレーダ1及び車両挙動検出部2より得られる情報に基づいて、自車両11の前方に存在する物体を検出する物体検出処理を行い、メモリ37は、当該処理にて生成された各種情報と各種しきい値とを記憶する。なお、この物体検出処理の詳細については後述する。
提示部4は、自車両11に搭載されるディスプレイやスピーカであり、演算部3にて行われた物体検出処理の結果を自車両11の乗員等に提示する。
[前方物体検出装置の動作]
この前方物体検出装置では、自車両11が走行している場合において、レーザレーダ1により自車両11の前方に存在する物体の距離計測処理を行う。ここで、図3に示すように、自車両11の前方方向のスキャン範囲内に物体A〜Cが存在する場合を一例として、図1〜図7を用いて説明する。ここで、図3〜図6は、検出点の検出位置等を示した説明図である。
レーザレーダ1は、スキャン範囲内にレーザ光を走査して距離計測処理をすることで、自車両11からスキャン範囲に含まれる各物体までの距離情報(位置情報)を得て、当該得られた距離情報に基づいて、自車両11に対する物体位置を示す検出点及び検出点の位置を検出する。なお、検出点の位置は、図2に示すように、レーザレーダ1の先端を原点、レーダの光軸に平行な方向をZ軸、路面に垂直な方向をY軸、Y軸及びZ軸に垂直な方向をX軸とする3次元空間上の座標として表される。
本例では、図3に示すように、レーザレーダ1(図中、LRで表記)は、自車両11に対する物体A〜Cの位置情報を示す検出点a〜pを検出する。同図では検出点a〜pは物体A〜Cについて得た距離に従ってプロットしている。
次いで、レーザレーダ1は検出点の位置に関する距離計測情報を生成して演算部3のメモリ37に記憶する。
車両挙動検出部2は、車両挙動演算装置21にて、自車位置、自車両進行方向、自車両11の向き、及び移動距離を算出し、車両走行情報として演算部3のメモリ37に記憶する。
道路形状判定部31は、メモリ37から車両走行情報を取得し、当該車両走行情報に基づいて、以下の処理を行う。即ち、道路形状判定部31は、車両挙動演算装置21により検出された自車位置と地図記憶装置22が記憶する地図データベースとを照合して、自車両前方の道路形状を判定(検出)する。そして、当該検出された道路形状に関する道路形状データを生成してメモリ37に記憶する。
演算部3のカーブ線分検出部321は、図4に示すように、メモリ37から道路形状データを取得する。そして、当該道路形状データがカーブ路を示す場合には、メモリ37から距離計測情報、車両走行情報、及びしきい値Zt1、Zt2、Xt1のデータを取得し、当該取得された情報等に基づいて、以下の処理を行う。
まず右カーブ路を示す線分の検出について説明する。
道路形状データが右カーブ路を示す場合には、カーブ線分検出部321は、X方向距離(即ち、X座標。以下同じ)が一番大きい検出点から、以下の条件(a1)〜(a2)を満たす検出点の対(一の検出点と当該一の検出点の左側に隣接する他の検出点)を検索する。
(a1) 他の検出点のZ方向距離(即ち、Z座標。以下同じ)が一の検出点のZ方向距離に対してZt1以上Zt2以下の範囲で減少している。
(a2) 他の検出点のX方向距離が一の検出点のX方向距離に対してXt1以上減少している。
この結果、条件(a1)〜(a2)を満たす検出点の対が存在する場合には、これらの検出点が同じ右カーブ路線分を構成すると判定する。そして、同じ右カーブ路線分を構成する検出点のうち、左端の検出点を最近点、右端の検出点を最遠点とした右カーブ路線分、即ちこれら検出点を連結する右カーブ路線分を算出する(以下、「右カーブ路算出処理」と称する)。なお、当該条件(a1)〜(a2)を満たさない検出点は、他の線分を構成する検出点または線分を構成しない独立した検出点となる。そして、当該算出された右カーブ路線分の最近点と、当該最近点の左側に隣接する検出点が条件(a1)〜(a2)を満たすかどうか判定し、満たす場合にはこれらの検出点について右カーブ路算出処理を行って当該右カーブ路線分を延長する。以上の処理を、当該右カーブ路線分を構成する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、以上の処理を、いずれかの右カーブ路線分に属する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、当該算出された右カーブ路線分のうち、右カーブ路線分を構成する検出点が3点以上で、且つ、最も検出点が多い線分を選択し、当該選択された右カーブ路線分の最近点及び最遠点に関する(即ち、算出結果に関する)右カーブ路線分情報を生成してメモリ37に記憶する。
次に、左カーブ路を示す線分の検出について説明する。
道路形状データが左カーブ路を示す場合には、カーブ線分検出部321は、X方向距離が一番大きい検出点から、以下の条件(b1)〜(b2)を満たす検出点の対(一の検出点と当該一の検出点の左側に隣接する他の検出点)を検索する。
(b1) 他の検出点のZ方向距離が一の検出点のZ方向距離に対してZt1以上Zt2以下の範囲で増加している。
(b2) 他の検出点のX方向距離が一の検出点のX方向距離に対してXt1以上減少している。
この結果、条件(b1)〜(b2)を満たす検出点の対が存在する場合には、これらの検出点が同じ左カーブ路線分を構成すると判定する。そして、同じ左カーブ路線分を構成する検出点のうち、右端の検出点を最近点、左端の検出点を最遠点とした左カーブ路線分、即ちこれら検出点を連結する左カーブ路線分を算出する(以下、「左カーブ路算出処理」と称する)。なお、当該条件(b1)〜(b2)を満たさない検出点は、他の線分を構成する検出点または線分を構成しない独立した検出点となる。そして、当該算出された左カーブ路線分の最遠点と、当該最遠点の左側に隣接する検出点が条件(b1)〜(b2)を満たすかどうか判定し、満たす場合にはこれらの検出点について左カーブ路算出処理を行って当該左カーブ路線分を延長する。以上の処理を、当該左カーブ路線分を構成する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、以上の処理を、いずれかの左カーブ路線分に属する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、算出された左カーブ路線分のうち、左カーブ路線分を構成する検出点が3点以上で、最も検出点が多い左カーブ路線分を選択し、当該選択された左カーブ路線分の最近点と最遠点に関する左カーブ路線分情報を生成してメモリ37に記憶する。
直線線分検出部322は、メモリ37から道路形状データ、距離計測情報、車両走行情報、及びしきい値Zt1、Zt2、Xt1のデータを取得し、当該取得された情報等に基づいて、以下の処理を行う。
即ち、道路形状データがカーブ路を示す場合、直線線分検出部322は、カーブ線分検出部321により算出されたカーブ路線分のいずれにも属していない検出点のうち、X方向距離が一番大きい検出点から、以下の条件(c1)〜(c2)を満たす検出点の対(一の検出点と当該一の検出点の左側に隣接する他の検出点)を検索する。
(c1) 他の検出点のZ方向距離と一の検出点のZ方向距離との差がZt1以上Zt2以下の値となる。
(c2) 他の検出点のX方向距離と一の検出点のX方向距離との差がXt1以下の値となる。
この結果、条件(c1)〜(c2)を満たす検出点の対が存在する場合には、これらの検出点が同じ直線路線分を構成すると判定する。そして、同じ直線路線分を構成する検出点のうち、自車両11に近い検出点を最近点、自車両11から遠い点を最遠点とした直線路線分、即ちこれら検出点を連結する直線路線分を算出する(以下、「直線路算出処理」と称する)。なお、当該条件(c1)〜(c2)を満たさない検出点は、他の線分を構成する検出点または線分を構成しない独立した検出点となる。そして、当該算出された左端の検出点とその検出点と左側に隣接する検出点が条件(c1)〜(c2)を満たすかどうか判定し、満たす場合にはこれらの検出点について直線路算出処理を行って当該直線路線分を延長する。以上の処理を、当該直線路線分を構成する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、以上の処理を、いずれかの直線路線分に属する検出点が存在しなくなるまで繰り返す。
そして、算出された直線路線分のうち、直線路線分を構成する検出点が3点以上で、最も検出点が多い直線路線分を選択し、当該選択された直線路線分の最近点と最遠点に関する直線路線分情報を生成してメモリ37に記憶する。
一方、道路形状データが直線路を示す場合、直線線分検出部322は、レーザレーダ1が検出した全ての検出点について、上述した処理と同様の処理を行う。これにより、直線路線分を算出し、当該算出された直線路線分のうち、直線路線分を構成する検出点が3点以上で、最も検出点が多い直線路線分を選択し、当該選択された直線路線分の最近点と最遠点に関する直線路線分情報を生成してメモリ37に記憶する。
上記のような検出手順で処理を行うことにより、本例では、図4に示すように、カーブ線分検出部321は検出点f、g、h、k、n、pから左カーブ路線分L1を算出し、直線線分検出部322は検出点a〜cから直線路線分L2として検出する。検出点d、e、i、j、l、m、oは線分を構成しない。
複合カーブ線分検出部323は、複合カーブ路曲線、即ち、カーブ路線分と直線路線分の結合を算出(検出)する。
具体的には、複合カーブ線分検出部323は、メモリ37から直線路線分情報、右カーブ路線分情報、左カーブ路線分情報及びしきい値Zt3、Xt2のデータを取得し、当該取得された直線路線分情報等に基づいて、以下の処理を行う。即ち、カーブ路線分の最近点と直線路線分の最遠点のZ方向距離差がZt3以下で、X方向の距離差がXt2以下である場合には、これらのカーブ路線分及び直線路線分が同じ複合カーブ路曲線を構成すると判定する。ここで、しきい値はZt3>Zt1、Xt2>Xt1となるように設定される。
そして、複合カーブ線分検出部323は、複合カーブ路曲線の最近点を直線路線分の最近点と、複合カーブ路曲線の最遠点をカーブ路線分の最遠点とし、当該複合カーブ路曲線の最近点及び最遠点に関する複合カーブ路曲線情報を生成してメモリ37に記憶する。また、直線路線分の情報をメモリ37から削除する。
そして、複合カーブ線分検出部323は、同様の処理を全てのカーブ路線分及び直線路線分に対して行う。この結果、本例では、図5に示すように、左カーブ路線分L1と直線路線分L2を結合し、複合カーブ路曲線L3を算出する。
演算部3の道路形状モデル算出部33は、メモリ37から右カーブ路線分情報、左カーブ路線分情報、直線路線分情報、及び複合カーブ路曲線情報を取得し、当該取得された情報に基づいて、自車両11前方の道路形状を示す近似線Lを算出する。
まず、直線路に対応する近似線Lの算出方法について説明する。
道路形状モデル算出部33は、直線路線分を構成する検出点を回帰分析し、式(1)で示される近似線Lを算出する。
X=a1+b1*Z …(1)
次に、カーブ路に対応する近似線Lの算出方法について説明する。
道路形状モデル算出部33は、カーブ路線分を構成する検出点、及び複合カーブ路曲線を構成する検出点を重回帰分析し、式(2)で示される近似線Lを算出する。
X=a1+b1*Z+c1*Z^2 …(2)
本例では、複合カーブ路線分が検出されているので、図6に示すように、複合カーブ路曲線L3を構成する全ての検出点を重回帰分析し、式(2)で示される近似線Lを算出する。
そして、道路形状算出部34は、当該算出された近似線Lに関する近似線情報を生成してメモリ37に記憶する。
道路形状算出部34は、図6に示すように、メモリ37から距離計測情報、近似線情報、及びしきい値T1のデータを取得し、当該取得された情報等に基づいて、以下の処理を行う。即ち、道路形状モデル算出部33により算出された近似線Lから各検出点までの距離D1をそれぞれ算出する。
そして、当該算出された距離D1としきい値T1とを比較し、距離D1がしきい値T1未満である検出点を道路構造物データと判定する。
そして、道路構造物データと判定された検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出する。さらに、道路形状算出部34は、道路構造物として検出された検出点の分布に基づいて、自車両前方の道路形状を判定する。これにより、自車両前方の道路形状を検出する。さらに、道路構造物データと判定された検出点を回帰分析して、近似線Lを再度算出する。
ここで、しきい値T1は、近似線Lの次数が1次の場合には、レーザレーダ1の測定精度よりも若干大きい値に設定し、2次の場合は、1次の場合よりも大きい値に設定する。
本例では、図6に示すように、近似線Lから各検出点a〜pまでの距離D1をそれぞれ算出し、当該算出された距離D1としきい値T1とを比較する。この結果、図6に示すように、検出点a〜c、f〜h、k、n〜pを道路構造物データと判定する。
そして、道路形状算出部34は、当該検出された道路形状、道路構造物として検出された検出点、及び算出された近似線Lに関する道路構造物情報を生成し、メモリ37に記憶する。提示部4は、当該道路構造物情報を自車両11の乗員等に提示する。
図1に示す第1のグルーピング部35は、メモリ37から距離計測情報、道路構造物情報、及びしきい値Zt4、Zt5、Zt6、Xt3、Wt1のデータを取得する。そして、当該取得された情報等に基づいて、上述で道路構造物データとならなかった検出点に対して、スキャン開始位置から隣接する検出点間のZ方向距離差を演算し、演算して得たZ方向距離差の絶対値としきい値Zt4とを比較する。ここで、しきい値Zt4は、レーザレーダ1の測定精度よりも少し大きめの値で、且つ、T1(近似線が1次の場合)<Zt4<T2(近似線が2次の場合)となるように、設定される。
第1のグルーピング部35は、Z方向距離差の絶対値がしきい値Zt4以下であると判定した場合には、距離を演算する際に使用した2つの検出点を、同一物体から反射した反射レーザ光により得たものと判定して、グルーピング対象とする。
一方、第1のグルーピング部35は、Z方向距離差の絶対値がしきい値Zt4以上である場合、或いは、隣接する検出点が存在せず孤立した検出点である場合には、1つの検出点でのみでグルーピング対象とする。
第1のグルーピング部35は、上述した処理を各検出点について繰り返すことで第1グループデータを生成する。さらに、各第1グループデータについて、第1グループデータに含まれる各検出点のZ方向距離を平均して第1グループデータのZ方向距離を算出する。さらに、第1グループデータのX方向における中心点を算出し、第1グループデータの右端点と左端点との位置差にレーザレーダ1による単位スキャン幅を加算して物体幅を算出する。そして、当該算出結果を第1グループデータに含めて、メモリ37に記憶する。
本例では、図3に示すように、検出点d、eを含む第1グループデータR(1、t)、検出点i、jを含む第1グループデータR(2、t)、検出点lを含む第1グループデータR(3、t)、及び検出点mを含む第1グループデータR(4、t)を生成する。
このように、第1のグルーピング部35は、道路構造物を除いたデータに対して、レーザ光の反射に基づくグルーピング処理をし、この処理を例えば所定間隔で行うことで時間的に前後する複数の第1グループデータを得る。
また、第1のグルーピング部35は、自車両11が走行している場合において、上述の第1グルーピング処理により得た時間的に前後する第1グループデータの比較をし、時間的に前後する第1グループデータが同一の第1グループデータか否かの判定をする。そして、第1のグルーピング部35は、時間的に前後する同一グループデータについて自車両11に対する相対速度を計算する。
具体的には、時間的に前に相対速度を演算した第1グループデータと、今回の処理対象となる第1グループデータとの比較を行う。そして、時間的に前に相対速度を演算した第1グループデータと、今回の処理対象となる第1グループデータについて、以下に示す(d1)、(d2)の、2つの条件を満たす場合には、時間的に前後する第1グループデータが同一物体によるものであると判定する。
(d1)時間的に前に検出された第1グループデータの相対速度から推定した当該第1グループデータの現在位置から、実測した今回の第1グループデータまでのZ方向距離差の絶対値がしきい値Zt5以下である。
(d2)時間的に前に検出された第1グループデータのX方向における中心点から、今回の第1グループデータのX方向における中心点までのX方向距離差の絶対値がしきい値Xt3以下である。
ここで、しきい値Zt5、Xt3は、正確な相対速度を算出するために、レーザレーダ1の測定精度と同等な小さい値に設定される。
さらに、今回の処理対象となり、上述した条件(d1)〜(d2)を満たさない第1グループデータと、時間的に前に検出され、相対速度を算出されていない第1グループデータとの比較も行う。
即ち、第1のグルーピング部35は、時間的に前に検出された第1グループデータと、今回の処理対象となる第1グループデータについて、以下に示す(e1)〜(e3)の、2つの条件を満たす場合には、時間的に前後する第1グループデータが同一物体によるものであると判定する。
(e1)時間的に前に検出された第1グループデータから、実測した今回の第1グループデータまでのZ方向距離差の絶対値がしきい値Zt6以下である。
(e2)時間的に前に検出された第1グループデータのX方向における中心点から、今回の第1グループデータのX方向における中心点までのX方向距離差の絶対値がしきい値Xt3以下である。
(e3)時間的に前に検出された第1グループデータの物体幅と、実測した今回の第1グループデータの物体幅との差の絶対値がしきい値Wt1以下である。
第1のグルーピング部35は、時間的に前の第1グループデータと同一物体によるものと認識された今回の第1グループデータについて自車両11に対する相対速度を算出し、第1グループデータに含める。なお、相対速度の算出方法については、後述する。
また、第1のグルーピング部35は、時間的に前の第1グループデータと同一物体によるものと認識されていない第1グループデータについては、相対速度の算出ができず、メモリ37に記憶しておき、次回の第1グルーピング処理時に使用する。
図1に示す第2のグルーピング部36は、上述の第1グルーピング処理後に、第2グルーピング処理を行う。このグルーピング処理では、時間的に前に既に求められた第2グループデータと、今回検出され、相対速度が計算された第1グループデータとの比較を行う。
ここで第2のグルーピング部36は、前回の第2グループデータにおけるX方向の中心位置から左右1/2車線幅(例えば1.75m)をグルーピング範囲として決定し、この範囲内に存在する複数の検出点をグルーピングする。
具体的には、第2のグルーピング部36は、前回の第2グループデータと、今回の相対速度が計算され、上述のグルーピング範囲にX方向の中心位置が存在する第1グループデータと、しきい値Zt7、Zt8、Vt1、Wt2、Vt2、Wt3をメモリ37から取得する。
そして、前回の第2グループデータと、今回の相対速度が計算され、上述のグルーピング範囲にX方向の中心位置が存在する第1グループデータについて、以下に示す(f1)〜(f4)の4つの判定条件を全て満たす場合に、前回の第2グループデータと今回の第1グループデータとを同一物体とする。さらに、同一物体とされた第1グループデータどうしを第2グループデータとしてグルーピングする。
(f1)前回の第2グループデータの相対速度から推定した当該第2グループデータの現在位置から、今回の第1グループデータまでのZ方向距離差の絶対値がしきい値Zt7以下。
(f2)前回の第2グループデータの相対速度と今回の第1グループデータの相対速度比が0より大きい。ただし前回の第2グループデータの相対速度の絶対値が所定値(例えば5m/s程度)の場合は、適用除外とする。
(f3)前回の第2グループデータの相対速度と、今回の第1グループデータの相対速度との差がしきい値Vt1以下。
(f4)グルーピング後の第2のグループデータの物体幅がしきい値Wt2以下。
ここで、しきい値Zt7、Vt1、Wt2は、上述した距離差が車両1台分に収まれば、第1グループデータと第2グループデータを同一物体として良いという考え等に基づいて、設定される。
また、条件(f2)は、前回の第2グループデータと今回の第1グループデータとが同一方向に移動しているかどうかを判断するための条件である。また、同条件の但し書き部分は、相対速度が小さいグループデータを、同一物体かどうかの判定から除外することを意味している。相対速度が小さいグループデータについては、測定誤差があることも考えられることから、各グループデータがどちらの方向に移動しているかを判断することが難しいためである。
更に、上記の判定条件を満たさずに同一物体がない第1グループデータについては、第1グループデータどうしでグルーピングを行い、以下に示す(g1)〜(g3)に示す3つの判定条件を満たす場合に、新規の第2グループデータとしてグルーピングする。
(g1) 今回の第1グループデータどうしにおけるZ方向距離差の絶対値がZt8以下。
(g2)今回の第1グループデータどうしにおける相対速度差の絶対値がVt2以下。
(g3)グルーピング後の第2グループデータの物体幅がしきい値Wt3以下。
ここで、しきい値Zt8、Vt2、Wt3は、上述したZ方向距離差が車両1.5台分に収まれば、第1グループデータどうしを同一物体として良いという考え等に基づいて、設定される。即ち、本条件(g1)〜(g3)は、最初の条件(f1)〜(f4)を満たさない第1グループデータについては、条件を少し緩くして再度判定を行うことを意味している。
また、第2のグルーピング部36は、第1グループデータが上述した条件(f1)〜(f4)、(g1)〜(g3)の何れの判定条件を満たさない場合には、当該第1グループデータのみで新規に第2グループデータとする。
このような第2グルーピング処理を行うことにより、第2のグルーピング部36は、自車両11の前方に存在する物体に含まれる検出点で構成される第2グループデータを生成する。
さらに、第2グループデータに含まれる第1グループデータからZ方向距離、X方向における中心点、物体の左右端点、相対速度のそれぞれについて平均値を算出し、当該算出された平均値を、当該第2グループデータのZ方向距離、X方向における中心点、物体幅、相対速度とする。さらに当該第2グループデータに対応する過去の第2グループデータが存在する場合には、当該第2グループデータの検出回数の値を更新する。
そして、当該第2グループデータを、自車両11の前方に存在する物体によるものと判断することで、自車両11の前方に存在する物体(本例では、図4に示すように、物体B、C)を検出する。さらに、第2グループデータに含まれる相対速度情報に基づいて、当該物体が移動物体であるかどうかを判定し、当該判定の結果を第2グループデータに含める。
そして、生成された第2グループデータを、メモリ37に記憶する。
[前方物体検出装置による物体検出手順]
図7は、前方物体検出装置により物体検出処理を行う際の処理手順を示すフローチャートである。なお、前方物体検出装置は、自車両11が走行している場合において、ステップS1以降の処理を開始する。
ステップS1において、レーザレーダ1は、スキャン範囲内にレーザ光を走査して距離計測処理をすることで、スキャン範囲に含まれる各物体までの距離情報(位置情報)を得て、当該得られた距離情報に基づいて、自車両11に対する物体位置を示す検出点を検出する(図3参照)。
次いで、レーザレーダ1は、各検出点の位置に関する距離計測情報を生成して演算部3のメモリ37に記憶する。
一方、車両挙動検出部2は、車両挙動演算装置21にて自車位置、自車両進行方向、自車両11の向き、及び移動距離を算出し、車両走行情報として演算部3のメモリ37に記憶する。
ステップS2において、道路形状判定部31は、メモリ37から車両走行情報を取得し、当該車両走行情報と地図記憶装置22に記憶される地図データベースに基づいて、自車両前方の道路形状を検出する。そして、当該検出された道路形状に関する道路形状データを生成してメモリ37に記憶する。この結果、道路形状判定部31が直線路を検出した場合にはステップS4に、カーブ路を検出した場合にはステップS3に進む。
ステップS3にて、カーブ線分検出部321は、メモリ37から距離計測情報、道路形状データ及びしきい値Zt1、Zt2、Xt1のデータを取得し、当該情報等に基づいて、上述したカーブ路線分の検出処理を行って、右カーブ路線分情報及び左カーブ路線分情報を生成する(図4参照)。次いで、当該生成された右カーブ路線分情報及び左カーブ路線分情報をメモリ37に記憶する。
次いで、ステップS4にて、直線線分検出部322は、メモリ37から距離計測情報、道路形状データ、右カーブ路線分情報、左カーブ路線分情報、及びしきい値Zt1、Zt2、Xt1のデータを取得する。そして、当該取得された情報等に基づいて、カーブ路線分を構成しない検出点(ステップS2にて直線路が検出された場合には、レーザレーダ1により検出された全ての検出点)について、上述した直線路線分検出処理を行って、直線路線分情報を生成する(図4参照)。次いで、当該生成された直線路線分情報をメモリ37に記憶する。
次いで、ステップS5にて、複合カーブ線分検出部323は、メモリ37から右カーブ路線分情報、左カーブ路線分情報、直線路線分情報、及びしきい値Zt3、Xt2のデータを取得する。次いで、当該取得された情報等に基づいて、上述した複合カーブ検出処理を行って、複合カーブ路曲線情報を生成する(図5参照)。次いで、当該生成された複合カーブ路曲線情報をメモリ37に記憶する。
次いで、ステップS6にて、道路形状モデル算出部33は、メモリ37から右カーブ路線分情報、左カーブ路線分情報、直線路線分情報、及び複合カーブ路曲線情報を取得し、当該取得された情報に基づいて、近似線Lを算出する。次いで、当該算出された近似線Lに関する近似線情報を生成してメモリ37に記憶する。
次いで、ステップS7にて、道路形状算出部34はメモリ37から距離計測情報、近似線情報、及びしきい値T1を取得し、当該取得された情報等に基づいて、近似線Lから各検出点までの距離D1をそれぞれ算出する。次いで、当該算出された距離D1としきい値T1とを比較し、距離D1がしきい値T1未満である検出点を道路構造物データと判定する(図6参照)。この結果、前方物体検出装置は、道路構造物データと判定された検出点についてはステップS8の処理を、それ以外の検出点についてはステップS9以降の処理を行う。
ステップS8にて、道路形状算出部34は、道路構造物データと判定された検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出する。次いで、道路形状算出部34は、道路構造物として検出された検出点の分布に基づいて、自車両前方の道路形状を判定する。これにより、自車両前方の道路形状を検出する。さらに、道路構造物データと判定された検出点を回帰分析して、近似線Lを再度算出する。次いで、当該検出された道路形状、道路構造物として検出された検出点、及び算出された近似線Lに関する道路構造物情報を生成し、メモリ37に記憶する。次いで、提示部4は、当該道路構造物情報を自車両11の乗員等に提示する。その後、ステップS1の処理に戻る。
ステップS9にて、第1のグルーピング部35は、メモリ37から距離計測情報、道路構造物情報、及びしきい値Zt4、Zt5、Zt6、Xt3、Wt1のデータを取得する。
次いで、第1のグルーピング部35は、当該情報等に基づいて、ステップS8において道路構造物データと判定されなかった検出点に対して上述した第1グルーピング処理を行う。
即ち、第1のグルーピング部35は、例えばスキャン範囲において自車両11から見た右側の端部から検出点間のZ方向距離差を演算し、演算して得たZ方向距離差の絶対値がしきい値Zt4以下である場合は、当該検出点どうしをグルーピングして第1グループデータとする。
次いで、第1のグルーピング部35は、Z方向距離差の絶対値がしきい値Zt4を超える位置、或いは、隣接する検出点が存在しない位置まで検出点の比較をすることで、第1グループデータを更新する。
次いで、各第1グループデータについて、第1グループデータに含まれる各検出点から自車両11までのZ方向距離差を平均して第1グループデータのZ方向距離を算出する。さらに、第1グループデータのX方向における中心点を算出し、第1グループデータの右端点と左端点との位置差にレーザレーダ1による単位スキャン幅を加算して物体幅を算出する。
次いで、当該算出結果を第1グループデータに含めてメモリ37に記憶し、ステップS10に進む。
ステップS10において、第1のグルーピング部35は、上述した時間的に前後する第1グループデータの比較を行う。
具体的には、第1のグルーピング部35は、今回生成された第1グループデータと、前回生成された第1グループデータのうち、相対速度が計算されている第1グループデータと、をメモリ37から取得する。
次いで、今回の第1グループデータと、前回生成された第1グループデータとを比較し、上述した判定条件(d1)〜(d2)を満たす場合には同一物体とする。
そして、第1のグルーピング部35は、判定条件(d1)〜(d2)を満たす第1グループデータについては、後のステップで相対速度を計算するために、当該第1グループデータに過去2点の距離情報(Z方向距離、及びX方向中心点の情報)を追加して、ステップS12以降の処理を行う。
また、第1のグルーピング部35は、判定条件(d1)〜(d2)を満たさない今回の第1グループデータについては、相対速度が検出されている前々回の第1グループデータをメモリ37から取得し、当該前々回の第1グループデータと判定条件(d1)〜(d2)を満たすか否かを判定する。
また、当該今回の第1グループデータが前々回の第1のグループデータとの間で判定条件(d1)〜(d2)を満たさない場合には、当該前々回の第1グループデータを削除する。
一方、満たす場合には、当該今回の第1グループデータと、前々回の第1グループデータとを同一物体とし、当該今回の第1グループデータについては、過去2点の距離情報を追加して、ステップS12以降の処理を行う。
また、第1のグルーピング部35は、相対速度が検出されている前回、前々回の第1グループデータとの間で判定条件(d1)〜(d2)を満たさない今回の第1グループデータについては、相対速度が計算されていない前回の第1グループデータをメモリ37から取得し、当該前回の第1グループデータと判定条件(e1)〜(e3)を満たすか否かを判定する。
この結果、判定条件(e1)〜(e3)を満たさない今回の第1グループデータについては、ステップS11以降の処理を行う。
一方、満たす場合には、今回の第1グループデータと、前回の第1グループデータとを同一物体とし、当該第1グループデータについては、過去2点の距離情報を追加して、ステップS12以降の処理を行う。
ステップS11において、第1のグルーピング部35は、ステップS10で過去の第1グループデータと同一物体によるものでないと判定された今回の第1グループデータのZ方向距離、X方向における中心点、物体幅をメモリ37に記憶して、ステップS1に戻る。なお、この場合記憶した各種情報は、次回以降のステップS10の時系列判断で使用する。
ステップS12において、第1のグルーピング部35は、過去の第1グループデータとの間で時系列判断をするための判定条件を満たした第1グループデータについて、今回、前回及び前々回の距離情報を用いて相対速度を計算する。次いで、計算した相対速度情報を今回の第1グループデータに追加して、メモリ37に記憶する。
第1のグルーピング部35は、上述のステップS10〜ステップS12までの処理をステップS9で検出した全ての第1グループデータについて行い、以降のステップS13〜ステップS15の処理に移行する。
ステップS13において、第2のグルーピング部36は、メモリ37から、ステップS10で相対速度が計算された第1グループデータと、過去の第2グループデータと、しきい値Zt7、Zt8、Vt1、Wt2、Vt2、Wt3のデータを取得する。
次いで、当該情報等に基づいて、当該第1グループデータと第2グループデータとを比較して、同一物体と判定するための判定条件(f1)〜(f4)を満たす第1グループデータが存在するか否かを判定する。
次いで、判定条件(f1)〜(f4)を満たすと判定された第1グループデータについては、ステップS15以降の処理を行い、満たさないと判定された第1グループデータについては、ステップS14以降の処理を行う。
ステップS14にて、第2のグルーピング部36は、ステップS13にて過去の第2グループデータとの間で判定条件を満たない第1グループデータどうしを比較し、同一物体するための判定条件(g1)〜(g3)を満たす場合にはグルーピングを行い、新規に第2グループデータを生成する。
一方、判定条件(g1)〜(g3)を満たさない場合には1つの第1グループデータで新規に第2グループデータを生成してメモリ37に記憶し、ステップS16に処理を進める。
ステップS15において、第2のグルーピング部36は、第2グループデータに含まれる第1グループデータからZ方向距離、X方向における中心点、物体の左右端点、相対速度のそれぞれについて平均値を算出する。
次いで、当該算出された平均値を、当該第2グループデータのZ方向距離、X方向における中心点、物体幅、相対速度として当該第2グループデータに含め、メモリ37に記憶する。
次いで、当該第2グループデータに対応する過去の第2グループデータが存在する場合には、当該第2グループデータの検出回数の値を更新する。
次いで、当該第2グループデータを、自車両11の前方に存在する物体によるものと判断することで、自車両11の前方に存在する物体を検出する。さらに、第2グループデータに含まれる相対速度情報に基づいて、当該物体が移動物体であるかどうかを判定し、当該判定の結果を第2グループデータに含める。
このようなステップS13〜ステップS15までの処理を、ステップS12で相対速度が計算された全ての第1グループデータに対して行い、ステップS16の処理に移行する。
ステップS16において、第2のグルーピング部36は、ステップS13〜ステップS15の処理で得た第2グループデータを、自車両11の乗員等が認識できるような形態にして提示部4にて提示する。
以上により、本実施の形態では、車両挙動検出部2が自車位置を検出し、道路形状判定部31が、当該検出された自車位置及び地図データベースに基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを生成する。そして、道路形状算出部34は、レーザレーダ1により検出された検出点のうち、互いに近接し、且つ、道路形状データが示す道路形状に対応する検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出する。そして、道路構造物として検出された検出点の位置分布に基づいて自車両前方の道路形状を検出する(図6及びステップS1〜ステップS8参照)。
ここで、車両挙動検出部2により検出された自車位置には誤差が生じうるが、従来の技術で述べたように、当該誤差によっては、当該検出された自車位置は自車両11の実際の位置に対して自車両前方方向にしかずれない。また、道路形状判定部31は、当該検出された自車位置及び地図データベースに基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを生成する。したがって、道路形状データが自車両前方の実際の道路形状を示すことは確かである。そして、道路形状算出部34は、当該道路形状データに応じた検出点どうしをグルーピングして道路形状を検出するので、道路形状算出部34により検出された道路形状は、自車両前方の道路形状に確実に一致する。このため、前方物体検出装置は、自車両前方の道路形状を従来の技術に比してより正確且つ確実に検出することができる。
具体的には、道路形状データが直線路を示す場合には、直線線分検出部322が直線路線分を算出する。そして、道路形状モデル算出部33が当該直線路線分に基づいて式(1)に示す近似線Lを算出し、道路形状算出部34が、当該近似線Lの近傍に存在する検出点どうしをグルーピングして、直線路を検出する。
一方、道路形状データがカーブ路を示す場合には、カーブ線分検出部321がカーブ路線分を検出する。また、直線線分検出部322が、検出点のうちカーブ路線分に含まれない検出点に基づいて、直線路に該当する線分を算出する。また、複合カーブ線分検出部323が、一定の場合に直線路線分とカーブ路線分とを連結して複合カーブ路曲線を算出する。そして、道路形状モデル算出部33が当該カーブ路線分、直線路線分、及び複合カーブ路曲線に基づいて式(2)に示す近似線Lを算出し、道路形状算出部34が、当該近似線Lの近傍に存在する検出点どうしをグルーピングして、カーブ路を検出する。
このように、前方物体検出装置は、自車両前方の道路形状に応じた線分を算出し、当該算出された線分に基づいて道路形状を検出するので、従来の技術に比してより正確且つ確実に道路形状を検出することができる。例えば、検出された自車位置に誤差が生じ、道路形状データが自車両の実際の位置に対して遠方のカーブ路を示す場合であっても、前方物体検出装置は、自車両の近傍にて直線路線分を、遠方にてカーブ路線分を算出し、これらを連結して複合カーブ路曲線を算出する。そして、当該複合カーブ路曲線に基づいて道路形状を検出するので、当該検出された道路形状は、遠方のカーブ路を示すこととなる。したがって、検出された自車位置に誤差が生じた場合であっても、前方物体検出装置は、自車両の近傍から遠方までの道路形状を正確に検出することができる。
また、道路形状データが直線路を示す場合、カーブ路線分が算出されないので、先行車両からの検出点を誤って近似線Lに含めてしまうことを防止することができる。
また、道路構造物からの検出点は、自車両に対する相対速度が大きいこと、及び検出点どうしが密集していることが多いことから、時間的な対応付けが困難となる。しかし、前方物体検出装置は、検出点の相対速度を参照することなく道路構造物及び道路形状を検出するので、道路形状をより正確且つ確実に検出することができる。
また、前方物体検出装置は、道路構造物として検出されなかった検出点に基づいて第2グループデータを生成し、当該生成された第2グループデータを自車両前方に存在する物体によるものであると判定する。したがって、道路構造物からの検出点を除き、残りの検出点をグルーピングして物体を検出する。ここで、道路構造物からの検出点は、自車両に対する相対速度が大きいこと、及び検出点どうしが密集していることが多いことから、時間的な対応付けが困難となる。したがって、前方物体検出装置は、当該時間的な対応付けが困難な検出点を除き、残りの検出点をグルーピングして物体を検出することができるので、道路構造物以外の物体を効率よく且つ正確に検出することができる。
なお、本実施の形態では、物体検出手段としてレーザレーダ1を使用したが、他の装置、例えばミリ波レーダを使用しても良い。また、演算部3は、道路形状判定部31が行う処理を行っても良い。
本発明の一実施の形態に係る前方物体検出装置の構成を示すブロック図である。 レーザレーダの設置位置を示す側面図及び平面図である。 検出点の検出位置等を示す説明図である。 線分検出処理の一例を示す説明図である。 複合カーブ路曲線検出処理の一例を示す説明図である。 検出点の近似線との位置関係を示す説明図である。 前方物体検出装置による処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…レーザレーダ(物体検出手段)
2…車両挙動検出部
21…車両挙動演算装置(自車位置検出手段)
22…地図記憶装置
3…演算部
31…道路形状判定部(道路形状判定手段)
32…道路形状別線分検出部(道路形状別線分検出手段)
33…道路形状モデル算出部(道路形状モデル算出手段)
34…道路形状算出部(道路形状検出手段)
35…第1のグルーピング部(第1のグルーピング手段)
36…第2のグルーピング部(第2のグルーピング手段)
37…メモリ
321…カーブ線分検出部(カーブ線分検出手段)
322…直線線分検出部(直線線分検出手段)
323…複合カーブ線分検出部(複合カーブ線分検出手段)
4…提示部

Claims (6)

  1. 自車両に搭載されて自車両前方に存在する物体を検出する前方物体検出装置において、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、
    前記自車位置検出手段により検出された自車両の位置と、地図データベースと、に基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを取得する道路形状判定手段と、
    自車両前方に送信波を走査させながら出射して、自車両前方に存在する物体からの反射波を検出し、検出した反射波に基づいて、自車両に対する前記物体位置を示す検出点を検出する物体検出手段と、
    自車両に対する前記検出点の相対速度を算出する相対速度算出手段と、
    所定の演算手法を用いて、前記物体検出手段により検出された検出点のうち、互いに近接し、且つ、前記道路形状データが示す道路形状に対応する検出点どうしを連結する検出線を検出する道路形状別線分検出手段と、
    前記道路形状別線分検出手段により検出された検出線に基づいて、自車両前方の道路形状を示す近似線を算出する道路形状モデル算出手段と、
    前記道路形状モデル算出手段にて算出された近似線の近傍に存在する検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出し、道路構造物として検出された検出点の位置分布に基づいて、自車両前方の道路形状を検出する道路形状検出手段と、
    前記道路構造物検出手段で道路構造物として判定されていない検出点のうち、互いに隣接する、または、孤立した検出点をグルーピングすることにより、所定グルーピング範囲内に存在する前記検出点の、自車両に対する相対速度に基づいて、自車両の前方に存在する物体は移動体であるかどうかを判断するグルーピング手段と、
    を有することを特徴とする前方物体検出装置。
  2. 請求項1記載の前方物体検出装置において、
    前記道路形状別線分検出手段は、
    前記道路形状データが直線路を示す場合には、前記物体検出手段にて検出された検出点のうち、近接する検出点間の距離変化量に基づいて、直線路に該当する検出線を検出する直線線分検出手段と、
    前記道路形状データがカーブ路を示す場合には、前記物体検出手段にて検出された検出点のうち、互いに近接する検出点間の距離変化量に基づいて、カーブ路に該当する検出線を検出するカーブ線分検出手段と、のうち少なくとも一方を有することを特徴とする前方物体検出装置。
  3. 請求項2記載の前方物体検出装置において、
    前記直線線分検出手段は、前記道路形状データがカーブ路を示す場合には、前記物体検出手段にて検出された検出点のうち、前記カーブ線分検出手段により検出された検出線に含まれず、且つ、互いに近接する検出点間の距離変化量に基づいて、直線路に該当する検出線を検出することを特徴とする前方物体検出装置。
  4. 請求項3記載の前方物体検出装置において、
    前記道路形状別線分検出手段は、
    前記カーブ線分検出手段により検出された検出線の最近点と、前記直線線分検出手段により検出された検出線の最遠点と、が互いに近接する場合に、これら検出線を連結し、当該連結された検出線をカーブ路に該当する検出線として検出する複合カーブ線分検出手段を有することを特徴とする前方物体検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の前方物体検出装置において、前記グルーピング手段は、
    前記道路形状検出手段により検出されなかった検出点のうち、互いに隣接する検出点をグルーピングして第1グループデータを得る第1のグルーピング手段と、
    前記第1のグルーピング手段により、第1のグループデータが複数得られた場合に、各第1のグループデータに対し、所定の条件に基づいてグルーピングを行う第2のグルーピング手段と、を有し、
    前記第2のグルーピング手段でグルーピングされた第2のグループデータを、自車両の前方に存在する移動体によるものであると判断することを特徴とする前方物体検出装置。
  6. 自車両の位置を検出する第1の工程と、
    前記第1の工程により検出された自車両の位置と、地図データベースと、に基づいて、自車両前方の道路形状を示す道路形状データを取得する第2の工程と、
    自車両前方に送信波を走査させながら出射して、自車両前方に存在する物体からの反射波を検出し、検出した反射波に基づいて、自車両に対する前記物体位置を示す検出点を検出する第3の工程と、
    前記第3の工程で検出された検出点の、自車両に対する相対速度を算出する第4の工程と、
    前記第3の工程で検出された検出点のうち、互いに近接し、且つ、前記道路形状データが示す道路形状に対応する検出点どうしをグルーピングし、これを道路構造物として検出し、道路構造物として検出された検出点の位置分布に基づいて、自車両前方の道路形状を検出する第5の工程と、
    前記第5の工程で道路構造物として判定されていない検出点のうち、互いに隣接する、または、孤立した検出点をグルーピングすることにより、所定グルーピング範囲内に存在する前記検出点の、自車両に対する相対速度に基づいて、自車両の前方に存在する物体は移動体であるかどうかを判断する第6の工程と、
    を有することを特徴とする前方物体検出方法。
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