JP4503642B2 - 移動型x線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、患者(被検体)の被曝線量又は積算被曝線量の測定と管理を可能とした移動型X線装置に関する。
従来の移動型X線装置は、被検体にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線源と前記X線検出器とを移動可能に支持する支持器と、この支持器と前記X線源等の電気機器に供給する電源とを搭載する台車とを備え、前記台車を移動することにより、手術室内を移動可能としたものである。
近年では救命救急室で使用されることも増えたり、画像処理装置と組み合わせて手術室にて撮影(DSA撮影)を行うことも増えたりして用途が拡大している。このような移動型X線装置では、被検体のX線透視撮影が簡便に行えるが、X線被曝線量の測定、管理が対応されておらず、それらを如何に行うかが問題となっている。上記X線被曝線量の測定、管理は、例えば、X線量を計測する線量計を取り付けて被検体ごとにリストを作り、被曝線量や積算被曝線量を計測、算出する方法がある。
特開2000-152924号公報
しかしながら、上記線量計を取り付けて管理する方法は、移動可能であることを主目的とする移動型X線装置ではなるべく筐体をコンパクトにしなければならないことに反すること、被検体ごとのリストによる被曝線量や積算被曝線量の管理が煩雑なこと、線量計の価格が高いこと、など種々の克服困難な問題点がある。
本発明の目的は、X線被曝線量を簡便に測定可能な移動型X線装置を提供することにある。
本発明のその他の目的は、積算X線被曝線量を簡便に算出可能な移動型X線装置を提供することにある。
上記目的は、寝台に寝載した被検体にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線源と前記X線検出器とを移動可能に支持する支持器と、この支持器と前記X線源に供給する電源とを搭載する台車とを備えた移動型X線装置において、前記寝台若しくは前記被検体と前記X線源との距離を測定する距離測定手段と、前記距離測定手段によって前記測定された前記X線源から前記寝台までの距離と前記X線源でのX線量とに基づいて算出された前記寝台表面でのX線量から、前記寝台の吸収X線量を差し引くことにより、前記被検体の被曝線量を求める線量演算手段と、該求められた被曝線量を表示する手段とを備えたことで達成される。 また、前記線量演算手段は、前記寝台表面でのX線量から、前記支持器の任意角度における前記寝台の吸収X線量を差し引くことにより、前記被検体の被曝線量を求める。また、前記線量演算手段は、前記寝台の厚さと前記支持器の前記任意角度とにより、前記任意角度における前記寝台の厚さを算出し、前記任意角度による寝台の厚さと、予め記憶された前記寝台の厚さの単位あたりの吸収X線量を換算することにより、前記任意角度における前記寝台の前記吸収X線量を算出する。
本発明は、X線被曝線量を簡便に測定可能な移動型X線装置を提供するという効果がある。また、積算X線被曝線量を簡便に算出可能な移動型X線装置を提供するという効果がある。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明を採用する移動型X線装置の構成例を示すブロック図である。
上記移動型X線装置は、X線源101、X線検出器102、Cアーム103、制御部104、演算器105、表示器106、台車107、寝台108及び距離計109を備えている。
X線源101は寝台108上の被検体110にX線を照射する。X線検出器102はX線源101と対向配置され被検体110の透過X線を検出するもので、ここでは、イメージ・インテンシファイア(I.I.)を例に挙げるが、最近開発されつつあるX線平面センサに置換可能である。Cアーム103はX線源101とI.I.102を移動可能に支持する。制御部104は、移動X線装置を統括して各構成要素を制御する。演算部105は、I.I.102に検出された被検体の透過X線の信号を処理する。表示器106は、信号処理されたものをX線画像として表示する。台車107はCアーム103とX線源101を含む電気機器に供給する電源とを搭載するもので、この台車1の下部に設けられる車輪によって移動型X線装置全体が移動可能となっている。距離計109は寝台108若しくは被検体110とX線源101との距離を測定する。そして、さらに演算器105に求めた距離とX線源の照射条件を用いて被曝線量を求めさせる。ここで求められた被曝線量はキャラクタジェネレータなどにより数値情報に変換され、表示器106にX線画像とともに表示出力する。ここでは移動型X線装置の筐体に取り付けられるモニタなどの表示器106を例に挙げるが、診察者が被曝線量を知ることができれば視覚によらないで、音声合成器などを使ってスピーカで被曝線量を音声として発生させる聴覚による認知手段、あるいは診断者に注意を促すために各感覚の認知手段を組み合せてもよい。
また、図1の演算器105の構成例について図2を用いて説明する。演算器105は、画像処理部201、距離演算部202、線量演算部203、線量記憶部204、積算線量演算部205、キャラクタジェネレータ206及び画像合成部207を有している。
画像処理部201はI.I.102に検出された被検体の透過X線の信号を処理する。距離演算部202は超音波又はレーザの発信源・受信器をX線源101に、取り付け、超音波又はレーザが発信源から受信器へ到達する時間測定し、その到達時間と超音波又はレーザの速度とを演算器105が乗算することで距離を求める。線量演算部203は、演算器105に求めた距離とX線源の照射条件を用いて被曝線量を求めさせる。この求め方は、X線照射面の被曝線量がX線源のX線照射条件(X線管の印加電圧*電流*照射時間)を前記求めた距離の二乗で除算する方法があり、その詳細は、社団法人日本放射線技師会編集、「<改定増補版>診療放射線データブック」、1984年9月27日発行の第33頁〜第42頁に記載されているので、ここでの詳細な説明は省略する。線量記憶部204は、被検体毎、透視・撮影部位毎に分類し、それら分類と対応づけて求めた被曝線量を記憶する。積算線量演算部206は、記憶された被曝線量と現に撮影した際の被曝線量を加算して、線量記憶部204を更新記憶する。キャラクタジェネレータ206は、被曝線量を表示する場合、線量演算部203の出力を数値変換し、積算被曝線量を表示する場合、積算線量演算部206の出力を数値変換する。画像合成部207は、画像処理部201の出力とキャラクタジェネレータ206の出力を合成して、表示器106へ出力する。
次に、本発明の移動型X線装置が被曝線量又は積算被曝線量を表示する手順を説明する。移動型X線装置はコンピュータシステムを内蔵しており、メモリ等も内蔵されている。
X線源101から出力するX線条件におけるX線量、寝台108の厚さ寸法、寝台の厚さ単位当りの吸収X線量を移動型X線装置が有しているメモリにあらかじめ記憶させておく。X線源101からのX線が寝台108に遮られない場合、X線源101と被検体110の間に寝台108即ちX線吸収体が無いために、被検体110の被曝線量はX線源101から被検体110までの距離だけを考慮すればよい。
よって距離計109にて測定した、X線源101からX線照射面である被検体110までの距離と、あらかじめ上記メモリ記憶させておいたX線源101でのX線条件におけるX線量を計算し、被検体110の被曝線量を表示器106にX線画像と共に表示する。ここで、Cアーム103の取り付け位置によっては、距離計109で測定した距離を変える要素であるから、Cアーム103の位置を公知の方法で検出しておいて、前記測定した距離とCアーム103の検出位置からさらに正確な距離を求めればより被曝線量の精度を向上できる。また被曝線量を積算線量演算部206に積算させ、積算被曝線量を表示器106に表示する。X線画像と被曝線量と積算被曝線量の3者は同時に表示もできるし、それぞれを選択的にも表示できる。
X線源101からのX線が寝台108に遮られる場合、X線源101と被検体110との間に寝台108が介在するため、被検体110の被曝線量は寝台108の吸収X線量を考慮する必要がある。またCアーム103は円弧・旋回運動により寝台108に対して任意角度からX線を照射するため、寝台108のX線を吸収する厚さ寸法が変わってくる。Cアーム103にはロータリーエンコーダなどの円弧角度・旋回角度を検出する検出器を設けてあるので、円弧角度・旋回角度検出器により103Cアームの角度検出値がわかる。そして、あらかじめ記憶しておいた寝台108の厚さ寸法と、Cアーム103の角度検出値により、Cアーム103の任意角度における寝台108の厚さ寸法を算出する。算出されたCアーム103の任意角度による寝台108の厚さ寸法と、あらかじめ記憶しておく寝台108の厚さ単位当りの吸収X線量を換算することにより、Cアーム103の任意角度における寝台108の吸収X線量が算出される。
一方、照射面である寝台108の表面でのX線量を、距離計109により計測したX線源101からX線照射面までの距離の値と、あらかじめ記憶しておくX線源101でのX線条件におけるX線量により算出する。算出された照射面である寝台108の表面でのX線量から、Cアーム103の任意角度における寝台108の吸収X線量を差し引きすることにより、被検体110の被曝線量が求まり、表示器106に表示する。
以上説明したように、本実施の形態は、寝台108に寝載した被検体110にX線を照射するX線源101と、このX線源101と対向配置され被検体110の透過X線を検出するX線検出器102と、X線源101とX線検出器102とを移動可能に支持するCアーム103と、このCアーム103とX線源101に供給する電源とを搭載する台車107とを備えた移動型X線装置において、前記寝台108と前記X線源101との距離を測定する距離計109と、該測定された距離とX線源101のX線照射条件とから被検体110の被曝線量を求める演算器105と、該求められた被曝線量を表示する表示器106とを備えたので、X線被曝線量を簡便に測定し表示することができる。
また、前記被曝線量を被検体110の特定情報及び撮影部位と対応づけて記憶する線量記憶部204と、該記憶された被曝線量と同一被検体及び同一撮影部位である場合に、前記記憶された被曝線量と今回測定される被曝線量を積算して積算被曝線量を求める積算線量演算部205と、該求められた積算被曝線量を表示する表示器106とを備えたので、積算X線被曝線量を簡便に算出し表示することができる。
本発明を採用する移動型X線装置の構成例を示すブロック図。 図1の演算器の構成例を示すブロック図。
符号の説明
101 X線源、102 X線検出器、103 Cアーム、104 制御部、105 演算器、106 表示器、107 台車、108 寝台、109 距離計、110 被検体

Claims (3)

  1. 寝台に寝載した被検体にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前記被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線源と前記X線検出器とを移動可能に支持する支持器と、この支持器と前記X線源に供給する電源とを搭載する台車とを備えた移動型X線装置において、前記寝台若しくは前記被検体と前記X線源との距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段によって前記測定された前記X線源から前記寝台までの距離と前記X線源でのX線量とに基づいて算出された前記寝台表面でのX線量から、前記寝台の吸収X線量を差し引くことにより、前記被検体の被曝線量を求める線量演算手段と、該求められた被曝線量を表示する手段とを備えたことを特徴とする移動型X線装置。
  2. 前記線量演算手段は、前記寝台表面でのX線量から、前記支持器の任意角度における前記寝台の吸収X線量を差し引くことにより、前記被検体の被曝線量を求めることを特徴とする請求項1記載の移動型X線装置。
  3. 前記線量演算手段は、前記寝台の厚さと前記支持器の前記任意角度とにより、前記任意角度における前記寝台の厚さを算出し、前記任意角度による寝台の厚さと、予め記憶された前記寝台の厚さの単位あたりの吸収X線量を換算することにより、前記任意角度における前記寝台の前記吸収X線量を算出することを特徴とする請求項2記載の移動型X線装置。
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