JP4503014B2 - 圧縮して重合系材料が加えられた力を吸収し且つ1つ以上のセンサファイバへの反発力を減少させる空隙を備える重合系材料 - Google Patents

圧縮して重合系材料が加えられた力を吸収し且つ1つ以上のセンサファイバへの反発力を減少させる空隙を備える重合系材料 Download PDF

Info

Publication number
JP4503014B2
JP4503014B2 JP2006517304A JP2006517304A JP4503014B2 JP 4503014 B2 JP4503014 B2 JP 4503014B2 JP 2006517304 A JP2006517304 A JP 2006517304A JP 2006517304 A JP2006517304 A JP 2006517304A JP 4503014 B2 JP4503014 B2 JP 4503014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potting material
coil
polymeric
voids
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006517304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007520732A (ja
Inventor
ヒーグ,スザンヌ・ジェイ
カールソン,カート・アール
クーリー,クリスティン・シー
ラーン,ジョン・ピー
シルスカ,マンフレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Corp
Original Assignee
Northrop Grumman Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Northrop Grumman Corp filed Critical Northrop Grumman Corp
Publication of JP2007520732A publication Critical patent/JP2007520732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4503014B2 publication Critical patent/JP4503014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
    • G01C19/721Details
    • G01C19/722Details of the mechanical construction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

本出願は、本出願と同一の譲受人に譲渡された、以下の出願の主題事項に関する主題事項を含むものである。以下に掲げた特許出願は、その内容の全体を参考として引用し本明細書に含めてある。
本出願と同時に出願された、カールソン(Carlson)その他の者による、「1つ以上の応力感応性構成要素を1つ以上の応力から緩衝するため空隙を重合系材料内に導入する方法(INTRODUCTING VOIDS INTO PORYMERIC MATERIAL FOR BUFFERING ONE OR MORE STRESS SENSITIVE COMPONENTS FROM ONE OR MORE STRESS)」。
本発明は、全体として、センサファイバ、より具体的には、センサファイバを緩衝することに関する。
一例における重合系材料は、センサファイバを緩衝するために使用される。例えば、重合系材料は、センサファイバを保護するためセンサファイバを被覆する。一例において、重合系材料は、ポッティングコンパウンドを備え、センサファイバは光ファイバを備えている。ポッティングコンパウンドは、光ファイバに対する緩衝層を備えている。光ファイバは光ファイバコイルを形成し得るような巻きパターンにてスプールの周りに巻かれている。一例における光ファイバジャイロスコープは、光ファイバコイルを採用して回転速度を感知する。光ファイバコイルはスプールの長さに沿った複数の巻線部と、1つ以上の巻線層を備えている。光ファイバがスプールの周りに巻かれると、ポッティング材料が光ファイバの外面に施される。例えば、注射器及びブラシアプリケータは、光ファイバコイルをポッティング材料にて被覆する。ポッティング材料は、光ファイバコイルの巻きパターンの精度を向上させる。
一例におけるポッティングコンパウンドは、巻線部の各々と巻線層との間の空間を充填する。例えば、ポッティングコンパウンドは、巻線部の各々と巻線層との間の緩衝層として機能する。光ファイバコイルが膨張したとき、光ファイバコイルは、ポッティングコンパウンドに力を加える。ポッティングコンパウンドは、大きい体積弾性率を有している。このため、加えられた力に応答して、ポッティングコンパウンドは、光ファイバコイルに反発力を加える。反発力は、光ファイバコイルに圧力、応力及び(又は)歪みを加える。1つの欠点として、光ファイバに加えられた圧力、応力及び(又は)歪みは、光ファイバコイルの性能の低下を促進する可能性がある。例えば、光ファイバジャイロスコープに対する光ファイバコイルの回転測定値は、加えられた圧力、応力及び(又は)歪みのため大きい偏り誤差を生ずる可能性がある。
このように、加えられた力の主要部分をセンサファイバから吸収する重合系材料が必要とされている。センサファイバに加えられる反発圧力、応力及び(又は)歪みの減少を促進する重合系材料が更に必要とされている。
本発明は、1つの実施の形態においてある装置を対象とする。該装置は、一例において、1つ以上のセンサファイバと当接する重合系材料を備えている。重合系材料は、複数の空隙を備えている。加えられた力を重合系材料の部分に導入すると、複数の空隙の1つ以上は、圧縮して、重合系材料の部分がその加えられた力の一部を吸収し且つ、重合系材料の部分から1つ以上のセンサファイバの1つ以上までの反発力の減少を促進する。
本発明の別の実施の形態はある装置を対象とする。該装置は、一例において、光ファイバジャイロスコープの光ファイバ感知コイルを備えている。光ファイバ感知コイルの1つ以上の部分は、複数の空隙を備えるポッティング材料にて被覆されている。光ファイバ感知コイルと接触したとき、複数の空隙は、圧縮して、光ファイバ感知コイルにおける歪みの減少を促進する。光ファイバ感知コイルにおける歪みの減少は、光ファイバ感知コイルの偏り誤差の減少を促進する。
本発明の更に別の実施の形態はある方法を対象とする。重合系材料と当接した1つ以上のセンサファイバは、加えられた力の一部分を吸収し得るよう複数の空隙を備える重合系材料の一部分を採用することを通じて緩衝される。複数の空隙の1つ以上を圧縮することは、加えられた力に応答して対応し、重合系材料から1つ以上のセンサファイバの1つ以上までの反発力の減少を促進する。
本発明の一例としての実施の形態の特徴は、以下の説明、特許請求の範囲及び添付図面から明らかになるであろう。
図1を参照すると、一例における装置100は、機器構成要素のような複数の構成要素を備えている。かかる構成要素の多数は、装置100の一例にて組み合わせ又は分割することができる。装置100は、一例において、任意の(例えば、水平方向、斜め方向又は垂直方向)向きを有し、以下の説明及び図面は、説明の目的のため、装置100の一例としての向きを示す。
装置100は、一例において、1つ以上のスプール102と、1つ以上のセンサファイバコイル104とを備えている。例えば、装置100は、光ファイバジャイロスコープの感知構成要素を備えている。光ファイバジャイロスコープは、一例において、光源と、光線スプリッタと、センサファイバコイル104と、処理電子機器とを備えている。光源からの光は、2つの反対方向に伝搬する波に分割され、これらの波は光線スプリッタによりセンサファイバコイル104を通って進む。処理電子機器は、センサファイバコイル104の両端から出る光の2つの反対方向に伝搬する光線間の相関係を測定する。2つの光線が経験する相変化の間の差は、当該技術分野の当業者により理解されるように、サニャック効果のため、光ファイバジャイロスコープの回転速度に比例する。
スプール102は、センサ光ファイバ104に対する支持構造体を提供する。スプール102は、ハブ106と、フランジ108とを備えている。ハブ106は、一例において、中実又は中空の円筒状部材を備えている。フランジ108は、ハブ106の一端に縁部を備えている。フランジ108の直径はハブ106の直径よりも大きい。ハブ106及びフランジ108は、一例において、スチールのような剛性な材料を備えている。更なる例において、ハブ106及びフランジ108は、単一体構造及び(又は)一体的形成物を備えている。
一例において、ハブ106及びフランジ108は、センサファイバコイル104を直接支持している。別の例において、緩衝層110、112はセンサファイバコイル104を支持している。緩衝層110はハブ106に配置され、緩衝層112はフランジ108に配置される。例えば、緩衝層110がハブ106とセンサファイバコイル104との間に配置され、また、緩衝層112がフランジ108とセンサファイバコイル104との間に配置される。緩衝層110、112は可圧縮性で且つ(又は)弾性的な層を備えている。例えば、緩衝層110、112は、ポッティングコンパウンドのような重合系材料を備えている。緩衝層110は、一例において、ハブ106に被覆を備えている。緩衝層112は、一例において、フランジ108に被覆を備えている。緩衝層110、112は、センサファイバコイル104の歪み及び歪み勾配の減少を促進させる作用を果たす。
緩衝層110、112は、一例において、センサファイバコイル104がハブ106の周りに巻かれる前に、スプール102に付与される。例えば、緩衝層110、112は、液体又はペースト形態にてスプール102に付与される。次に、緩衝層110、112は保存され且つ(又は)仕上げが行われる。例えば、緩衝層110、112は硬化させる。別の例において、緩衝層110、112は予め形成して、その後に、スプール102に付与される。
図1及び図2を参照すると、センサファイバコイル104は、一例において、1つ以上のセンサファイバ202と、重合系材料204とを備えている。例えば、1つ以上のセンサファイバ202は、1つ以上の応力感応性構成要素を備え、重合系材料204は、応力感応性構成要素を1つ以上の応力から緩衝する。センサファイバ202は、一例において、光を伝搬する光路又は導波路を備えている。センサファイバ202は、相対的に大きい熱膨張率を有する。熱が増大する間、センサファイバ202は膨張する。熱が減少する間、センサファイバ202は収縮する。膨張及び(又は)収縮はセンサファイバ202のガラスコアに周方向歪みを加える。
センサファイバ202は、例えば、1つ以上の層にてハブ106の周りに巻かれる。一例において、層の各々は、ハブ106から外方にそれぞれおおよその距離に配置される。例えば、第一の層はハブ106に直接、巻かれる。別の例において、第一の層はハブ106の頂部まで緩衝層110に巻かれる。後続の層は第一の層の周りに巻かれる。センサファイバコイル104は、一例において、4極巻きパターンを備えている。別の例において、センサファイバコイル104は、当該技術分野の当業者により理解されるように、2極巻きパターンを備えている。
重合系材料204は、一例において、炭素を充填したシリコン材料又は銀を充填したシリコン材料を備えている。例えば、重合系材料204は、ポッティングコンパウンドを備えている。重合系材料204は、センサファイバコイル104の巻き部分を互いに接合する作用を果たす。センサファイバ202がスプール102の周りに巻かれると、重合系材料204がセンサファイバ202の外面に付与される。例えば、手動ポンプ及びブラシアプリケータはセンサファイバ202を重合系材料204にて被覆する。重合系材料204は、センサファイバコイル104をスプール102の周りに巻かれたユニットとして保持する作用を果たす。例えば、重合系材料204は、センサファイバ202の隣接する部分の間に配置される。
重合系材料204は、固体材料206と、複数の空隙208とを備えている。空隙208は重合系材料204の制御された容積率だけ充填する。空隙208は、一例において、重合系材料204の全容積の25%まで充填する。更なる例において、空隙208は、重合系材料204の全容積の10%を充填する。空隙208を重合系材料204内に導入することは重合系材料204の密度を低下させることになる。空隙208を重合系材料204内に導入することは、また重合系材料204の体積弾性率の減少を促進することにもなる。更なる例において、空隙208を重合系材料204内に導入することは、重合系材料204のヤング弾性率を実質的に変更せずに体積弾性率を減少させることを促進する。重合系材料204の体積弾性率(「B」)は次の一例としての等式により規定される。
B=V(dP/dV)
ここで「V」は重合系材料204の容積を表わす。
ここで「P」は外部圧力を表わす。
重合系材料204の体積弾性率(「B」)対ヤング弾性率(「E」)の比は次の一例としての等式により規定される。
B/E=1/[3(1−2ρ)]
ここで「ρ」はポアソン比を表わす。
一例において、空隙208を有する重合系材料204は、空隙の無い固体材料206よりも小さいポアソン比を有する。空隙208は固体材料206のヤング弾性率を顕著に変化させないため、ポアソン比の減少の結果、重合系材料204の体積弾性率は減少することになる。このように、一例において、ポアソン比が0.499から0.490に減少する結果、体積弾性率対ヤング弾性率の比は10の率だけ減少することになる。
一例における固体ポリマーの体積弾性率は、気体の体積弾性率よりも実質的に大きい。例えば、固体ポリマーの体積弾性率は、気体の体積弾性率よりも10000倍以上大きいことがある。また、一例において、固体ポリマーの熱圧力係数は、気体の熱圧力係数よりも実質的に大きい。例えば、固体ポリマーの熱圧力係数は、気体の熱圧力係数よりも3000倍以上大きいことがある。このように、重合系材料204の空隙208の量を制御することにより、重合系材料204の体積弾性率及び熱圧力係数が減少する。
一例において、空隙208は、固体材料206内に1つ以上の気体(例えば、空気)の泡を備えている。別の例において、空隙208は、固体材料206内に空間を保持する構造体を備えている。更なる例において、該空隙208は、例えば中空のエラストマー的極小球体のような中空のエラストマー的泡を備えている。中空のエラストマー的極小球体は、容易に圧縮することを許容し得るよう気体を封入する薄い壁を有する極小バルーンを備えている。例えば、中空のエラストマー的極小球体の壁は、圧力下にて破断を防止するのに十分強力であるが、容易に圧縮するのに十分に薄い。更なる例において、固体材料206内で硬化したならば、中空のエラストマー的極小球体は、気泡と実質的に同様の可圧縮性の性質を備えている。空隙208は、一例において、実質的に均一な分配状態にて固体材料206の樹脂に加えられる。例えば、中空のエラストマー的極小球体は、固体材料206の樹脂内で攪拌される。
一例において、連結剤を使用して中空のエラストマー的極小球体と固体材料206との間の接着状態を増大させる。連結剤は、一例において、有機官能反応性シランを備えている。連結剤は、固体材料206内における中空のエラストマー的極小球体の静置率を減少させるのを促進させる。例えば、連結剤は、固体材料206内における中空のエラストマー的極小球体の実質的に均一な分配状態を維持する。固体材料206及び空隙208は、硬化させて固体材料206内における空隙208の実質的な均一な分配状態を維持する。
空隙208は、センサファイバ202の隣接する部分210、212の間の距離よりも小さい直径を備えている。例えば、1つ以上の空隙208がセンサファイバ202の隣接する部分210、212の間に嵌まる。空隙208は、一例において、センサファイバ202の隣接する部分210、212の間に嵌まるのに十分に小さい直径の中空のエラストマー的極小球体を備えている。例えば、1つの具体例において、光ファイバジャイロスコープ用のセンサファイバコイル104の空隙208の直径は50μm以下である。更なる例において、中空のエラストマー的極小球体の直径は12μmである。
1つの実施例において、空隙208は、重合系材料204の可圧縮性を増大させるべく固体材料206内に空間を保持する。例えば、空隙208は、重合系材料204が付与された力を吸収できる量を増大させるのを促進する。加えられた力を重合系材料204の一部分に導入すると、1つ以上の空隙208は圧縮して重合系材料204の部分がその加えられた力の一部を吸収するのを許容する。例えば、加えられた力は固体材料206の一部分をその前に空隙208により保持された空間内に押し込む。空隙208は、また加えられた力に応答して重合系材料204の部分により発生される反発力の減少を促進する。空隙208は重合系材料204は、加えられた力のより大部分を吸収するのを許容するから、重合系材料204からの反発力の程度は減少する。
一例において、センサファイバコイル104の温度が上昇すると、センサファイバ202及び重合系材料204の1つ以上が膨張する。膨張のため、センサファイバ202は重合系材料204に熱圧力を加え、重合系材料204はセンサファイバ202に熱圧力を加える。空隙208は圧縮して、重合系材料204がセンサファイバ202に加える熱応力を減少させるのを促進する。例えば、重合系材料204が膨張すると、固体材料206は、重合系材料204がセンサファイバ202に加える熱圧力を増すことなく、それ以前に空隙208により保持された空間内に膨張する。
一例において、センサファイバ202と重合系材料204との接触は、センサファイバ202内に応力、歪み、応力勾配及び(又は)歪み勾配を導入する。応力及び(又は)歪みはセンサファイバ202の性能を劣化させる可能性がある。例えば、応力及び(又は)歪みは、センサファイバ202の分極維持性質を低下させる可能性がある。空隙208は圧縮して、重合系材料204によりセンサファイバ202に加えられる全ての応力、歪み、応力勾配及び(又は)歪み勾配の程度を減少させるのを促進する。
一例において、重合系材料204は、光ファイバジャイロスコープ用のセンサファイバ202を封入する。空隙208の圧縮は、光ファイバジャイロスコープの測定偏り誤差の減少を促進する。例えば、重合系材料204によりセンサファイバ202に加えられる応力、歪み、応力勾配及び(又は)歪み勾配の程度の減少は、精度の向上及び光ファイバジャイロスコープの回転感知の偏り誤差の減少を促進する。空隙208の圧縮は、光ファイバジャイロスコープのシューぺ(Shupe)係数の減少を促進する。
別の例において、重合系材料204は、例えば、電子的及び光学的センサ装置のような1つ以上の電気的構成要素を封入する。電源は、一例において、電気的構成要素に対するポッティングコンパウンドとして重合系材料204を採用する。重合系材料204の空隙208は、一例において、圧力下にて圧縮してガラス体ダイオードのような電気的構成要素の1つの構造的故障を回避する。空隙208に起因する重合系材料204の減少した体積弾性率率及び増大した可圧縮性は、電気的構成要素の封入にとって有益な点である。例えば、重合系材料204の減少した体積弾性率及び増大した可圧縮性は、重合系材料204との接触が電気的構成要素を損傷させるであろう可能性の減少を促進する。一例において、重合系材料204は光カプラーを封入する。重合系材料204の減少した体積弾性率は光カプラーを重合系材料204にて完全に覆うことを許容する。聴覚的センサは、一例において、重合系材料204を採用して光ファイバを感知構成要素から緩衝する。例えば、重合系材料204の減少した体積弾性率は、光ファイバに到達する聴覚的雑音の量の減少を促進する。
更に別の例において、複数の空隙208を有する重合系材料204を使用して緩衝層110、112を形成する。例えば、緩衝層110、112は複数の空隙208を備えている。更なる例として、センサファイバコイル104及び緩衝層110、112の重合系材料204は実質的に同一の材料にて出来ている。このように、本明細書に記載した重合系材料204の減少した体積弾性率及び増大した可圧縮性の特徴は、複数の空隙208を備える緩衝層110、112の体積弾性率及び可圧縮性の特徴と実質的に同様である。緩衝層110、112の空隙208は、スプール102とセンサファイバコイル104との間の接触力の減少を促進する。
本明細書に記載したステップ又は工程は単に一例である。本発明の精神から逸脱せずに、ステップ又は工程に対する多数の変更例が可能である。例えば、ステップは異なる順序にて行い、又はステップを追加し、削除し又は変更することができる。
本発明の一例としての具体例について図示し且つ、本明細書にて詳細に説明したが、関連技術分野の当業者には、本発明の精神から逸脱せずに色々な形態変更、追加、置換及び同様のものを為すことが可能であることが明らかであろうし、これらは、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に属するものと見なされる。
1つ以上のスプールと、1つ以上のファイバセンサコイルとを備える装置の一例としての実施の形態を示す断面図である。 図1の線2−2に沿ったセンサファイバコイルの断面図である。

Claims (41)

  1. 装置において、
    光センサファイバコイル(104)を封入した重合系ポッティング材料(204)であって、光センサファイバコイル(104)は第1のコイル部分(212)と第2のコイル部分(210)とを備え、該第1のコイル部分(212)は該第2のコイル部分(210)に隣接しており、該重合系ポッティング材料(204)は該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進するための複数の導入された空隙(208)を備え、該複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1のコイル部分(212)と前記第2のコイル部分(210)との間に配置された前記重合系ポッティング材料(204)を備え、
    加えられた力重合系ポッティング材料(204)の一部分に導入されたとき、複数の導入された空隙(208)の1つ以上が圧縮されて、重合系ポッティング材料(204)の一部が前記加えられた力の一部分を吸収するのを許容すると共に、重合系ポッティング材料(204)の一部から前記光センサファイバコイル(104)までの反発力の減少を促進することを許容するようにした、装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上の圧縮は、重合系ポッティング材料(204)との接触に起因する前記光センサファイバコイル(104)の歪みの減少を促進する、装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    重合系ポッティング材料(204)内の複数の導入された空隙(208)は、重合系ポッティング材料(204)の体積弾性率(bulkmodulus)の減少を促進する、装置。
  4. 請求項1に記載の装置において、
    温度が変化したとき、重合系ポッティング材料(204)内の複数の導入された空隙(208)は、重合系ポッティング材料(204)により前記光センサファイバコイル(104)に誘発された熱応力の減少を促進する、装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、
    前記重合系ポッティング材料(204)の一部分は、第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)を分離させ、
    重合系ポッティング材料(204)の一部分は複数の導入された空隙(208)の1つ以上を備え、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上は圧縮されて重合系ポッティング材料(204)の一部が、前記加えられた力の部分を第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)の1つ以上から吸収するのを許容するようにした、装置。
  6. 請求項に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上は圧縮されて重合系ポッティング材料(204)の一部から第一のコイル部分(212)までの反発力の減少を促進し、
    反発力は、第二のコイル部分(210)から前記加えられた力に応答して発生される、装置。
  7. 請求項5に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上は圧縮されて重合系ポッティング材料(204)の一部から第一のコイル部分(212)までの反発力の減少を促進し、
    反発力は、第一のコイル部分(212)から前記加えられた力に応答して発生される、装置。
  8. 請求項に記載の装置において、
    前記光センサファイバコイル(104)が膨張したとき、第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)は、前記加えられた力を重合系ポッティング材料(204)の一部に加え、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上は圧縮されて重合系ポッティング材料(204)の一部と接触することに起因する第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)内の歪みの減少を促進する、装置。
  9. 請求項に記載の装置において、
    第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)は、前記光センサファイバコイル(104)の隣接する層を備え、
    第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)はある距離だけ分離され、
    重合系ポッティング材料(204)の一部における複数の導入された空隙(208)の1つ以上は、該距離よりも小さい直径を備える、装置。
  10. 請求項1に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)の分配状態は、重合系ポッティング材料(204)内にて実質的に均一である、装置。
  11. 請求項1に記載の装置において、
    光ファイバジャイロスコープが前記光センサファイバコイル(104)を備え、
    センサファイバコイル(104)は、光ファイバジャイロスコープに対する回転速度を感知する、装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上の圧縮は、重合系ポッティング材料(204)によりセンサファイバコイル(104)に作用する圧力の減少の促進を通じて、光ファイバジャイロスコープの回転感知の偏り誤差の減少を促進する、装置。
  13. 請求項1に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)は、複数の中空のエラストマー的極小球体を備える、装置。
  14. 装置において、
    光ファイバジャイロスコープの光ファイバセンサコイル(104)であって、該光ファイバセンサコイル(104)は第1のコイル部分(212)と第2のコイル部分(210)とを備え、該第1のコイル部分(212)は該第2のコイル部分(210)に隣接している前記光ファイバセンサコイル(104)と、
    該ファイバセンサコイル(104)を封入するポッティング材料(204)とを備え、
    該ポッティング材料(204)は、重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進するための複数の導入された空隙(208)を備え、該複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1のコイル部分(212)と前記第2のコイル部分(210)との間に配置され、
    光ファイバセンサコイル(104)とポッティング材料(204)とが接触したとき、複数の導入された空隙(208)の一つ以上が圧縮されて、光ファイバセンサコイル(104)における歪みの減少を促進し、
    光ファイバセンサコイル(104)における歪みの減少は、光ファイバセンサコイル(104)の偏り誤差の減少を促進する、装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、
    前記光ファイバセンサコイル(104)は、複数の層にてスプールの周りに巻かれた1つ以上の光ファイバを備え、
    前記第1のコイル部分(212)は、該複数の層のうち第一の層を備え、前記第2のコイル部分(210)は、該複数の層のうち第二の層を備え、
    ポッティング材料の一部分は、第一の層と第二の層との間の緩衝部を備え、
    ポッティング材料の一部は、複数の導入された空隙(208)の前記1つ以上を備え、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上は、第一の層と第二の層との間に作用する圧力の減少を促進する、装置。
  16. 方法において、
    重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進して加えられた力の一部分を吸収するため複数の導入された空隙(208)を備え、該光ファイバセンサコイル(104)は第1のコイル部分(212)と第2のコイル部分(210)とを備え、該第1のコイル部分(212)は該第2のコイル部分(210)に隣接しており、該複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1のコイル部分(212)と前記第2のコイル部分(210)との間に配置された前記封入ステップと、
    前記加えられた力に応答して複数の導入された空隙(208)の1つ以上が圧縮するのに対応する(accommodate)ステップであって、重合系ポッティング材料(204)から前記光ファイバセンサコイル(104)への反発力の減少を促進する前記対応ステップとを備える、方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、
    前記重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進して加えられた力の一部分を吸収するため複数の導入された空隙(208)を備える前記封入ステップが
    センサファイバをセンサファイバコイル(104)に巻くと同時に、重合系ポッティング材料(204)を1つのセンサファイバに施すステップと、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上を備える重合系ポッティング材料(204)の一部分により第二のコイル部分(210)から第一のコイル部分(212)を緩衝するステップとを備える、方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、
    センサファイバコイル(104)が膨張したとき、第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)の1つ以上は、加えられた力を重合系ポッティング材料(204)の一部に加え、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上を備える重合系ポッティング材料(204)の一部により第二のコイル部分(210)から第一のコイル部分(212)を緩衝するステップは、
    重合系ポッティング材料(204)の一部との接触に起因する第一のコイル部分(212)及び第二のコイル部分(210)の1つ以上における歪みの減少を促進するステップを備える、方法。
  19. 請求項17に記載の方法において、
    光ファイバジャイロスコープにおける回転センサの1つの型式(rate)としてセンサファイバコイル(104)を採用するステップと、
    重合系ポッティング材料(204)よりセンサファイバに作用する圧力の減少を促進することにより、光ファイバジャイロスコープの回転感知の偏り誤差の減少を促進するステップとを更に備える、方法。
  20. 請求項16に記載の方法において、
    前記重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進して加えられた力の一部分を吸収するため複数の導入された空隙(208)を備える前記封入ステップが
    重合系ポッティング材料(204)をスプールの1つ以上の支持面に施すステップと、
    1つのセンサファイバをスプールの周りに巻いて1つのセンサファイバコイル(104)を生成するステップと、
    複数の導入された空隙(208)の1つ以上を備える重合系ポッティング材料(204)の一部によりスプールの1つ以上の支持面の1つ以上からセンサファイバコイル(104)のコイル部分を緩衝するステップとを備える、方法。
  21. 請求項16に記載の方法において、
    前記加えられた力に応答して複数の導入された空隙(208)の1つ以上の圧縮に対応するステップであって、重合系ポッティング材料(204)から前記光センサファイバコイルへの反発力の減少を促進する前記対応ステップは、
    重合系ポッティング材料(204)との接触に起因するセンサファイバコイルにおける歪みの減少を促進するステップを備える、方法。
  22. 請求項1に記載の装置において、
    複数の導入された空隙(208)は複数の中空のエラストマー的微小球体を備え、該複数の中空のエラストマー的微小球体は、気体を封入して複数の中空のエラストマー的微小球体の圧縮を許容する重合体薄壁を備える、装置
  23. 請求項22記載の装置において、
    複数の中空のエラストマー的微小球体の重合体薄壁は重合体ポッティング材料内に所定容積を保持し、
    前記重合体ポッティング材料の一部に前記加えられた力が導入されるとき、前記中空のエラストマー的微小球体の重合体薄壁が圧縮されて、複数の中空のエラストマー的微小球体の所定容積を減少して前記加えられた力の一部を吸収する、装置
  24. 請求項22記載の装置において、
    連結剤が、前記複数の中空のエラストマー的微小球体の重合体薄壁を、前記重合体ポッティング材料の樹脂と接着するよう作用する、装置
  25. 請求項1記載の装置において、
    前記光センサファイバコイル(104)はスプールの回りに巻かれた一つの光ファイバケーブルの複数の層を備え、
    前記複数の導入された空隙を有する重合系ポッティング材料(204)は、前記複数の光センサファイバコイルの複数の層を、一つの巻かれたユニットとして、共に保持する、装置
  26. 請求項25記載の装置において、
    前記重合体ポッティング材料は、前記巻かれたユニットにおいて、前記複数の層のうち第1の層が、前記複数の層のうち隣接する一つの層に対する位置を保持し、
    前記重合体ポッティング材料内の前記複数の導入された空隙(208)が、前記第1の層の前記隣接する層に対する位置を保持する重合体ポッティング材料の可圧縮性を促進するように作用する、装置
  27. 請求項14に記載の装置において、
    前記複数の導入された空隙(208)は複数の中空のエラストマー的微小球体を備え、該複数の中空のエラストマー的微小球体は、気体を封入して複数の中空のエラストマー的微小球体の圧縮を許容する重合体薄壁を備える、装置。
  28. 請求項14に記載の装置において、
    光ファイバセンサコイル(104)はスプールの回りに巻かれた一つの光ファイバケーブルの複数の層を備え、
    前記複数の導入された空隙(208)を伴う前記重合系ポッティング材料(204)は前記光センサファイバコイル(104)の前記複数の層を、巻かれたユニットとして、共に保持し、
    前記重合系ポッティング材料(204)は、前記巻かれたユニットにおいて、前記複数の層のうち第1の層が、前記複数の層のうち隣接する一つの層に対する位置を保持し、
    前記重合体ポッティング材料内の前記複数の導入された空隙(208)が、前記第1の層の前記隣接する層に対する位置を保持する重合体ポッティング材料の可圧縮性を促進するように作用する、装置
  29. 請求項16に記載の方法において、
    複数の導入された空隙(208)が複数の中空のエラストマー的微小球体を備え、該複数の中空のエラストマー的微小球体は、気体を封入して複数の中空のエラストマー的微小球体の圧縮を許容する重合体薄壁を備え、
    前記重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進して加えられた力の一部分を吸収するための複数の導入された空隙(208)を備える前記封入ステップが、
    前記複数の中空のエラストマー的微小球体を前記重合系ポッティング材料(204)の樹脂内に混合して、前記複数の導入された空隙(208)を伴う前記重合系ポッティング材料(204)を生成するステップと、
    前記重合系ポッティング材料(204)内の略全ての前記光ファイバセンサコイル(104)をポッティングして、該光ファイバセンサコイル(104)を、巻いたユニットとして保持する前記ポッティングステップとを備える、方法。
  30. 方法であって、
    スプール(102)の回りに光ファイバケーブル(202)を巻いて、該光ファイバケーブル(202)の複数の層(212、210)を備える光ファイバセンサコイル(104)を形成する前記巻くステップと、
    重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進し、複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1の層(212)及び第2の層(210)間に配置される前記封入ステップと、
    前記複数の導入された空隙(208)を伴う前記重合系ポッティング材料(204)を採用して、前記光ファイバセンサコイル(104)の複数の層を、一つの巻いたユニットとして、共に保持する前記採用ステップと、を備える方法。
  31. 請求項30に記載の方法であって、
    複数の導入された空隙(208)が複数の中空のエラストマー的微小球体を備え、該複数の中空のエラストマー的微小球体は、気体を封入して複数の中空のエラストマー的微小球体の圧縮を許容する重合体薄壁を備え、
    前記重合系ポッティング材料(204)内に光ファイバセンサコイル(104)を封入するステップであって、該重合系ポッティング材料(204)は、該重合系ポッティング材料(204)の可圧縮性の増大を促進するための複数の導入された空隙(208)を備える前記封入ステップが、
    前記複数の中空のエラストマー的微小球体を前記重合系ポッティング材料(204)の樹脂内に混合して、前記複数の導入された空隙(208)を伴う前記重合系ポッティング材料(204)を生成するステップと、
    前記重合系ポッティング材料(204)内の略全ての前記光ファイバセンサコイル(104)をポッティングして、該光ファイバセンサコイル(104)を、巻いたユニットとして保持する前記ポッティングステップとを備える、方法。
  32. 請求項1に記載の装置において、
    前記重合系ポッティング材料(204)は、
    1つ以上の自然に生ずる空隙と、
    前記複数の導入された空隙(208)とを備え、
    前記複数の導入された空隙(208)は、前記重合系ポッティング材料(204)の制御された容積率(容積パーセント)だけ充填するよう作用する、装置。
  33. 請求項32に記載の装置において、
    前記1つ以上の自然に生ずる空隙は、前記重合系ポッティング材料(204)において本来的であり、前記複数の導入された空隙(208)は前記重合系ポッティング材料(204)に意図的に加えられ、
    前記制御された容積率は、前記重合系ポッティング材料(204)の5乃至25パーセントである、装置。
  34. 請求項14に記載の装置において、
    前記重合系ポッティング材料(204)は、
    1つ以上の自然に生ずる空隙と、
    前記複数の導入された空隙(208)とを備え、
    前記複数の導入された空隙(208)は、前記重合系ポッティング材料(204)の制御された容積率(容積パーセント)だけ充填するよう作用する、装置。
  35. 請求項34に記載の装置において、
    前記1つ以上の自然に生ずる空隙は、前記重合系ポッティング材料(204)において本来的であり、前記複数の導入された空隙(208)は前記重合系ポッティング材料(204)に意図的に加えられ、
    前記制御された容積率は、前記重合系ポッティング材料(204)の5乃至25パーセントである、装置。
  36. 請求項16に記載の方法において、
    前記重合系ポッティング材料(204)は、
    1つ以上の自然に生ずる空隙と、
    前記複数の導入された空隙(208)とを備え、
    前記複数の導入された空隙(208)は、前記重合系ポッティング材料(204)の制御された容積率(容積パーセント)だけ充填するよう作用する、方法。
  37. 請求項36に記載の方法において、
    前記1つ以上の自然に生ずる空隙は、前記重合系ポッティング材料(204)において本来的であり、前記複数の導入された空隙(208)は前記重合系ポッティング材料(204)に意図的に加えられ、
    前記制御された容積率は、前記重合系ポッティング材料(204)の5乃至25パーセントである、方法。
  38. 請求項30に記載の方法において、
    前記重合系ポッティング材料(204)は、
    1つ以上の自然に生ずる空隙と、
    前記複数の導入された空隙(208)とを備え、
    前記複数の導入された空隙(208)は、前記重合系ポッティング材料(204)の制御された容積率(容積パーセント)だけ充填するよう作用する、方法。
  39. 請求項38に記載の方法において、
    前記1つ以上の自然に生ずる空隙は、前記重合系ポッティング材料(204)において本来的であり、前記複数の導入された空隙(208)は前記重合系ポッティング材料(204)に意図的に加えられ、
    前記制御された容積率は、前記重合系ポッティング材料(204)の5乃至25パーセントである、方法。
  40. 請求項1に記載の装置において、
    前記第1のコイル部分(212)は前記光ファイバセンサコイルの第1の層を備え、且つ前記第2のコイル部分(210)は前記光ファイバセンサコイルの第2の層を備え、
    前記複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1の層及び第2の層間に配置された、装置。
  41. 請求項1に記載の装置において、
    前記光ファイバセンサコイルは前記複数の光ファイバ巻線部の一つの層を備え、且つ前記第1のコイル部分(212)は前記複数の光ファイバ巻線部のうち第1の光ファイバ巻線部を備え、前記第2のコイル部分(210)は前記複数の光ファイバ巻線部のうち第2の光ファイバ巻線部を備え、
    前記複数の導入された空隙(208)の1つ以上が前記第1の巻線部及び第2の巻線部間に配置された、装置。
JP2006517304A 2003-06-20 2004-06-17 圧縮して重合系材料が加えられた力を吸収し且つ1つ以上のセンサファイバへの反発力を減少させる空隙を備える重合系材料 Expired - Fee Related JP4503014B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/600,985 US6980709B2 (en) 2003-06-20 2003-06-20 Polymeric material with voids that compress to allow the polymeric material to absorb applied force and decrease reaction force to one or more sensor fibers
PCT/US2004/019144 WO2004113839A1 (en) 2003-06-20 2004-06-17 Polymeric material with voids that compress to allow the polymeric material to absorb applied force and decrease reaction force to one or more sensor fibers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007520732A JP2007520732A (ja) 2007-07-26
JP4503014B2 true JP4503014B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=33539424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006517304A Expired - Fee Related JP4503014B2 (ja) 2003-06-20 2004-06-17 圧縮して重合系材料が加えられた力を吸収し且つ1つ以上のセンサファイバへの反発力を減少させる空隙を備える重合系材料

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6980709B2 (ja)
EP (1) EP1651926B1 (ja)
JP (1) JP4503014B2 (ja)
IL (1) IL172639A (ja)
WO (1) WO2004113839A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8759483B2 (en) 2006-02-22 2014-06-24 International Institute Of Cancer Immunology, Inc. HLA-A* 3303-restricted WT1 peptide and pharmaceutical composition comprising the same

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898364B2 (en) * 2002-08-27 2005-05-24 Northrop Grumman Corporation Buffer layer promotion of decrease of one or more strain gradients in optical fiber winding
US7295323B2 (en) * 2005-03-31 2007-11-13 Honeywell International Inc. Adhesive system and method for forming a fiber optic gyroscope sensing coil
US7460241B2 (en) * 2005-11-30 2008-12-02 Honeywell International, Inc. Fiber optic sensor coil including a restraining ring and method of forming
US7438280B2 (en) * 2006-12-28 2008-10-21 Schlumberger Technology Corporation High load flange profile for a wireline drum
US7644907B2 (en) * 2006-12-28 2010-01-12 Schlumberger Technology Corporation Drum for a well access line
US20110209266A1 (en) * 2010-03-01 2011-09-01 Dena Dodd Perry Scarf with water-resistant side
US9217801B2 (en) * 2011-03-08 2015-12-22 Pacific Western Bank Fiber optic acoustic sensor arrays and systems, and methods of fabricating the same
DE102012023776A1 (de) 2012-12-05 2014-06-05 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Seitenairbag

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2854581C2 (de) * 1978-12-18 1981-02-26 Aeg-Telefunken Kabelwerke Ag, Rheydt, 4050 Moenchengladbach Lichtleiteranordnung
US5371593A (en) * 1992-08-31 1994-12-06 Litton Systems, Inc. Sensor coil for low bias fiber optic gyroscope
US5546482A (en) * 1993-04-19 1996-08-13 Litton Systems, Inc. Potted fiber optic gyro sensor coil for stringent vibration and thermal enviroments
US5481358A (en) * 1993-12-27 1996-01-02 Andrew Corporation Coil mounting arrangement for fiber optic gyroscope using a gel loaded with particles
US5444534A (en) * 1993-12-27 1995-08-22 Andrew Corporation Coil mounting arrangement for fiber optic gyroscope
US5675686A (en) * 1995-07-05 1997-10-07 W. L. Gore & Associates, Inc. Buffer material for optical signal transmission media
US5869164A (en) * 1995-11-08 1999-02-09 Rik Medical Llc Pressure-compensating compositions and pads made therefrom
US20020033132A1 (en) * 1996-08-27 2002-03-21 Kim Roland Y. Crush-resistant polymeric microcellular wire coating
US5742390A (en) * 1996-11-19 1998-04-21 Litton Systems, Inc. Potted gyro sensor coil with inter-turn stress relief
US6054068A (en) * 1998-07-29 2000-04-25 Litton Systems,Inc. Potting compound for fabrication of fiber optic gyro sensor coil and method for fabricating sensor coil
JP2003107306A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 光ファイバテープ心線およびその製造方法
US20040052487A1 (en) 2002-09-13 2004-03-18 Fitel U.S.A. Corporation Foamed optical fiber coating and method of manufacture

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8759483B2 (en) 2006-02-22 2014-06-24 International Institute Of Cancer Immunology, Inc. HLA-A* 3303-restricted WT1 peptide and pharmaceutical composition comprising the same
US8778350B2 (en) 2006-02-22 2014-07-15 International Institute Of Cancer Immunology, Inc. Method of treating cancer with an HLA-A*3303-restricted WT1 peptide and pharmaceutical composition comprising the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP1651926B1 (en) 2017-11-15
US20050008279A1 (en) 2005-01-13
IL172639A (en) 2010-04-29
EP1651926A1 (en) 2006-05-03
WO2004113839A1 (en) 2004-12-29
IL172639A0 (en) 2006-04-10
US6980709B2 (en) 2005-12-27
JP2007520732A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IL172639A (en) Polymeric material with voids that compress to allow the polymeric material to absorb applied force and decrease reaction force to one or more sensor fibers
EP0660082B1 (en) Coil mounting arrangement for fiber optic gyroscope
US6522826B2 (en) System and method of winding a fog coil
JP2546543B2 (ja) 光ファイバ巻回装置
US5870194A (en) Gyro sensor coil with filled optical fiber
US5444534A (en) Coil mounting arrangement for fiber optic gyroscope
US7295323B2 (en) Adhesive system and method for forming a fiber optic gyroscope sensing coil
US7369247B2 (en) Sensing coil assembly and method for attaching a sensing coil in a fiber optic gyroscope
US5767970A (en) Bonded fiber optic gyro sensor coil including voids
EP1883785B1 (en) Sensing coil assembly and method for attaching a sensing coil in a fiber optic gyroscope
JP2011018057A (ja) 1つ以上の応力感応性構成要素を1つ以上の応力から緩衝するため空隙を重合系材料内に導入する方法
EP0694760B1 (en) Fiber optic gyro with potted coil
JPH10185585A (ja) 巻線間応力解放を行う埋め込みジャイロ・センサ
JP5220262B2 (ja) 光ファイバ巻線の1つまたは複数のひずみ勾配の低減のバッファ層による促進
JP2708370B2 (ja) ポット状光ファイバジャイロセンサコイル
JP4966806B2 (ja) 分散補償光ファイバモジュール
JP2003207658A (ja) 樹脂充填型光導波路デバイス
JPH11258452A (ja) 光ファイバ補強構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090917

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091217

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4503014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees