JP4501794B2 - 車両用シートのシートバック構造 - Google Patents

車両用シートのシートバック構造 Download PDF

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本発明は、車両用シートのシートバック構造に関する。詳しくは、車両用シートの骨格を成すシートバックのフレーム構造体にクッション材としての3次元ネットが張設されて成る車両用シートのシートバック構造に関する。
従来、車両用シートのクッション材として、いわゆる3次元構造を有するネット材(以下、3次元ネット)が採用されているものがある。この3次元ネットは、周知のウレタンパッドを用いたクッション材と比べて、薄型でかつ軽量であり、通気性にも優れているという特長がある。具体的には、3次元ネットは、例えばシートバックのフレーム構造体に張設されて組み付けられている。
ところで、上記3次元ネットをシートバックのクッション材として採用した場合、例えば着座者の腰部を支持する部位には比較的大きな負荷が作用するため、3次元ネットが局所的に大変形を生じて沈み込んでしまうことがあった。これにより、着座者の腰部が安定して支持されないことがあった。
そこで、この問題に対処すべく、着座者の腰部を支持する部位にランバーサポートを設置することで、腰部の支持状態を安定させる技術が考えられている。例えば、特許文献1では、3次元ネットの腰部を支持する部位の裏側に布状の支持体を張設して上記沈み込み現象を防止するようにした技術が開示されている。
特開2003−116663号公報
しかしながら、上記従来の技術、すなわち3次元ネットの裏側にランバーサポートたる布状の支持体を張設した技術では、支持体が固定設置されているため、着座者の体格によっては乗員の腰部の位置が支持体の位置と合致せず、ランバーサポートとしての効果が充分に発揮されない場合があった。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートバックに設置される支持体の支持効果が着座者の体格に合わせて好適に発揮されるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのシートバック構造は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両用シートのシートバックの骨格を成すフレーム構造体にクッション材としての3次元ネットが張設され車両用シートのシートバック構造である。シートバックには、その座乗員の部を支持する3次元ネットの裏面側部位、着座乗員の背部から受ける負荷を支持する支持体が設けられている。支持体は、3次元ネットの裏面側部位に敷設された布部材と、布部材の両サイドを支持する一対のワイヤーと、ワイヤーを一体的に連結した状態にして支持する連結体と、を有する。連結体は、3次元ネットの裏面から後方側に離間した位置に配置されておりシートバックのフレーム構造体に相対移動可能な状態に連結されて、布部材の3次元ネットに対する配設位置を調整する移動が行えるようになっている。各ワイヤーは、連結体の幅長方向の両端側部位から前方側へ延出して形成された各延長部位に対し、それらの中央部位が一体的に連結されて、上端部位と下端部位とがそれぞれ自由端となって自由に撓み変形することができるように連結されている。布部材は、その両サイドが、各ワイヤーの自由端となる上端部位から下端部位に亘って取り付けられた状態とされており、各ワイヤーの上端部位と下端部位とに取り付けられた各部位が各ワイヤーの可撓性によって弾性支持されている。
この第1の発明によれば、シートバックに着座乗員の背部から負荷がかかると、3次元ネットが撓み変形し、かかる負荷が3次元ネットの裏面側に敷設された布部材にかけられる。この布部材は、3次元ネットから離間した位置に配置された連結体の両端側部位(延長部位)に連結された各ワイヤーによって、その両サイドが支えられているが、各ワイヤーの上端部位と下端部位が自由端の状態とされていることにより、これらワイヤーの上端部位と下端部位とに取り付けられた部位は、それぞれ、各自由端部分の可撓性によって弾性支持された状態とされている。上記した布部材の張設位置は、連結体がシートバックのフレーム構造体に対して移動可能な状態に連結されていることにより、例えば、着座乗員の体格に合わせた位置に移動させるなどの調整が可能とされている。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、ワイヤーが、シートバックのフレーム構造体を構成する両サイドフレームの近傍部位にそれぞれ配置されているものである。
この第2の発明によれば、各ワイヤーがシートバックの両サイドフレームの近傍部位にそれぞれ配置されていることにより、各ワイヤーが3次元ネットの撓み変形時に3次元ネットと干渉しにくくなる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、連結体が、シートバックのフレーム構造体に対して高さ方向に移動可能な状態に連結されているものである。
この第3の発明によれば、連結体がシートバックのフレーム構造体に対して高さ方向に移動可能な状態に連結されていることにより、布部材の配設位置を、着座乗員の体格によって異なる腰椎等の部位に合わせる調整に適した構成となる
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、布部材の両サイドを支える連結体を3次元ネットの後方側に離間させて配置すると共に、連結体をシートバックのフレーム構造体に対して移動可能な状態に連結して布部材の3次元ネットに対する配設位置を調整できるようにしたことにより、着座乗員の体格に合わせて支持体による支持効果を好適に発揮させられる構成を得ることができる。
更に、第2の発明によれば、布部材の両サイドを支える各ワイヤーを、シートバックの両サイドフレームの近傍部位に配置したことにより、各ワイヤーが3次元ネットと干渉しにくくなるため、シートバックの使用感を向上させることができる。
更に、第3の発明によれば、連結体をシートバックのフレーム構造体に対して高さ方向に移動可能な状態に連結したことにより、布部材の配設位置を、着座乗員の体格によって異なる腰椎等の部位に合わせる調整をより行いやすくすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1として車両用シートのシートバック構造について、図1〜図6を用いて説明する。図1は本実施例の車両用シートのシートバック構造を概略的に表した斜視図、図2は支持体30の分解斜視図、図3は支持体30が前方位置に調整移動された状態を表した図1のX−X線断面図、図4は支持体30が前方位置に調整移動された状態を表した図1のY−Y線断面図、図5は支持体30が後方位置に調整移動された状態を表した図1のX−X線断面図、図6は支持体30が後方位置に調整移動された状態を表した図1のY−Y線断面図である。なお、図3及び図5では紙面内左方向が、図4及び図6では紙面内下方向が、それぞれ車両用シート10(以下、シート10)の前方向として表されている。また、以下の説明において、「裏面」とは、シートバック20後方側に相当する面のことである。
本実施例の車両用シートのシートバック構造は、図1に良く示されるように、シートバック20の骨格を成すフレーム構造体21に、シート10に着座した乗員から受ける負荷を支持するクッション材としての3次元ネット22が張設されている。この3次元ネット22は、例えば熱可塑性樹脂の繊維が編み込まれて成る厚手の立体編みの布材であり、表裏面を構成する各メッシュ層と、これら各メッシュ層に結合された多数のパイルと、によって3次元構造が構成されている。また、3次元ネット22の裏面側位置、詳しくはシート10に着座した乗員の腰椎を支持する部位の裏面側部位には、上記入力された負荷を補助的に支持する支持体30が設けられている。この支持体30は、シートバック20のフレーム構造体21に対して相対移動可能に連結されており、その設定位置を乗員の体格の違いに合わせて調整移動させることのできる構成とされている。以下、車両用シートのシートバック構造の各構成部材について詳しく説明する。
先ず、シートバック20は、図1に良く示されるように、その骨格を成す枠状のフレーム構造体21と、フレーム構造体21の枠間に張設された3次元ネット22と、を有する。詳しくは、フレーム構造体21の両サイド部位は、それぞれ板面形状のサイドフレーム21a,21bが一体的に組み付けられた構成とされている。
次に、支持体30は、図2に良く示されるように、3次元ネット22(図1参照)の裏面側に敷設された帯状の布部材31と、布部材31の両サイドを連結支持する骨格部材としてのワイヤー32a,32bと、各ワイヤー32a,32bを連結保持する連結体33と、この連結体33をフレーム構造体21(図1参照)と連結する連結具34と、を有する。
詳しくは、布部材31は、図2に良く示されるように、その両サイドに設けられた断面J字形状を成す長尺状のフック31a,31bを各ワイヤー32a,32bに引掛けることによって取り付けられる。このフック31a,31bは、ワイヤー32a,32bの撓み変形に追従可能な樹脂等の弾性材料によって形成されており、それぞれ布部材31の両サイド周縁の高さ方向にわたって長尺状に形成されている。
次いで、一対のワイヤー32a,32bは、例えば前述した乗員から受ける負荷によって撓み変形する程度の弾性を有して形成されている。そして、各ワイヤー32a,32bは、上端部位と下端部位とを残した中央側の部位が連結体33と一体的に固定されている。これにより、各上端部位及び下端部位は、上記負荷により撓み変形する自由状態とされている。また、各上端部位及び下端部位は、上記負荷の入力方向、すなわちシートバック20(図1参照)の後方に向けて緩やかに湾曲した形状に形成されており、同負荷を受けた際に撓み変形し易い構成とされている。また、各ワイヤー32a,32bは、図4及び図6に良く示されるように、フレーム構造体21の各サイドフレーム21a,21bの近傍位置にそれぞれ配置されている。すなわち、両ワイヤー32a,32bは、3次元ネット22に撓み変形が生じても、この3次元ネット22と干渉し難い位置に配置されている。
次いで、連結体33は、図4及び図6に良く示されるように、3次元ネット22の裏面から退避離間した位置に配置されており、図2に良く示されるように、その両端(両サイド)に形成された各延長部位33a,33bが上記各ワイヤー32a,32bとそれぞれ一体的に連結される断面コ字状の退避形状に形成されている。この連結体33の退避位置は、布部材31が上記乗員からの負荷を受けて撓み変形しても、この布部材31とは干渉し難い一定の離間寸法を有した設定位置とされている。また、連結体33には、連結具34と連結される板面状のブラケット33cが、裏面から張り出した形状として一体的に形成されている。
次いで、連結具34は、図2に良く示されるように、取付ブラケット34a、トーションバー34b、結合ブラケット34c、操作ギヤ34d、作動ギヤ34e、ボルト34f及びナット34gを有して構成されている。詳しくは、取付ブラケット34aは、板面状に形成されており、トーションバー34bを軸回動可能に支持した状態で、連結体33のブラケット33cと重ね合わされてボルト34f及びナット34gにより締結されている。また、トーションバー34bは、両端部が軸心から偏心した位置に折曲されたクランク形状に形成されている。このトーションバー34bは、軸心となる中央部分が取付ブラケット34aによって軸回動可能に支持されている。詳しくは、トーションバー34bは、取付ブラケット34aに緩嵌されており、その嵌め合いにより、軸回動された位置にて保持されるようになっている。そして、図4に良く示されるように、トーションバー34bの一端部は結合ブラケット34cを介してサイドフレーム21aに軸回動可能に軸支されており、他端部はサイドフレーム21bに軸回動可能に軸支されている。また、結合ブラケット34cは、トーションバー34bの一端部を軸回動可能に支持した状態で、サイドフレーム21aに一体的に固定されている。この結合ブラケット34cは、図2に良く示されるように、上記軸回動可能に支持するトーションバー34bの一端部に固定された作動ギヤ34eと、操作用のハンドル35に固定された操作ギヤ34dと、を噛み合せた状態として、両者を軸回動可能に支持している。詳しくは、作動ギヤ34eは、トーションバー34bと軸回動方向に一体的とされている。また、操作ギヤ34dは、ハンドル35と軸回動方向に一体的とされている。
したがって、上記構成の支持体30は、ハンドル35の回動操作を行うことにより、操作ギヤ34d及び作動ギヤ34eが噛合回動して、トーションバー34bがその両端部を回動軸心として軸回動する。これにより、上記トーションバー34bの両端部から偏心した位置に連結された(トーションバー34bの中央部分に連結された)連結体33が、同両端部の軸心回りに移動する。すなわち、図3及び図5を参照して分かるように、ハンドル35(図2参照)の回動操作を行うことにより、布部材31をシートバック20の高さ方向に相対移動させることができる。なお、本実施例の構成では、支持体30がクランク形状のトーションバー34b(図2参照)によって回動可能に支持されているため、布部材31を上方向に移動させることにより、併せて布部材31が3次元ネット22の後方位置に離間移動されるようになっている(図4及び図6参照)。このようにして、布部材31の3次元ネット22に対する位置が、高さ方向、前後方向にて調整移動されるようになっている。
続いて、本実施例の使用方法について説明する。
先ず、図3及び図4に良く示されるように、支持体30は、ハンドル35(図4参照)の回動操作により、下方位置に設定されている。この設定状態では、比較的体格の小さい乗員が着座した際に、この乗員の腰椎が支持体30によって支持される。詳しくは、図2に良く示されるように、布部材31の両サイドを連結支持する各ワイヤー32a,32bの上端部位と下端部位が撓み変形し易い自由状態とされている。したがって、図3に良く示されるように、支持体30の設けられた部位と設けられていない部位との間の支持力の変化が緩やかとなり、乗員がシートバック20にもたれ掛かった際に違和感を感じ難くなる。
次に、シート10に着座する乗員の体格が上述した場合に比べて大きい場合には、ハンドル35(図6参照)の回動操作を行うことにより、支持体30の設定位置を調整移動すればよい。すなわち、図5及び図6に良く示されるように、乗員の体格に合わせて支持体30の布部材31を上方向に移動させることにより、支持体30を乗員の腰椎の位置に合わせることができる。なお、図5では、支持体30の移動方向を把握し易くするために、図3に対する支持体30の移動量を誇張して表している。
このように、本実施例の車両用シートのシートバック構造によれば、支持体30の設置位置の調整移動を行うことができるため、乗員の体格に合わせて支持体30の支持効果を好適に発揮させることができる。更に、布部材31の両サイドを連結支持する各ワイヤー32a,32bの上端部位や下端部位が撓み易く形成されているため、支持体30の設置された部位と設置されていない部位との間の支持力の変化が緩やかとなり、シートバック20の着座感を向上させることができる。更に、各ワイヤー32a,32bは、シート10に着座した乗員の腰椎と干渉しないように各サイドフレーム21a,21bの近傍位置に広く離間して配置されているため、シートバック20の着座感を向上させることができる。更に、支持体30が高さ方向に移動可能であるため、その設置位置を着座者の体格に合わせて簡単に調整移動させることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例により説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施ができるものである。
例えば、図7に良く示されるように、支持体の設置位置を調整移動させるための操作手段として、ボタン操作等の操作によって支持体を電動させるモータユニット36を採用してもよい。これにより、支持体の調整移動をより簡単に行うことができる。なお、図7で示された構成は、実施例1で示したハンドル35(図2参照)に代えて、モータユニット36及び連結シャフト37が採用された構成となっており、その他の構成は同一であるため、詳細な説明は省略する。
また、支持体によって乗員の腰椎以外の部位(要部)を支持するようにしてもよい。この場合においても、支持体を乗員の体格に合わせて調整移動可能とすることにより、乗員の要部を好適に支持することができる。
また、支持体の設置位置を調整移動するための機構は、特に限定されるものではなく、例えば、支持体をシートバックの高さ方向にスライド移動させる機構を採用してもよい。
また、各ワイヤーの配置を更に広げて、例えば各ワイヤーを各サイドフレームの背後位置にそれぞれ設定してもよい。但し、この場合には、布部材が3次元ネットから離間した位置に配置されるため、支持体の支持効果が好適に発揮されないことがあるため留意が必要である。
実施例1の車両用シートのシートバック構造を概略的に表した斜視図である。 支持体の分解斜視図である。 支持体が前方位置に調整移動された状態を表した図1のX−X線断面図である。 支持体が前方位置に調整移動された状態を表した図1のY−Y線断面図である。 支持体が後方位置に調整移動された状態を表した図1のX−X線断面図である。 支持体が後方位置に調整移動された状態を表した図1のY−Y線断面図である。 他の実施例の支持体の分解斜視図である。
符号の説明
10 車両用シート
20 シートバック
21 フレーム構造体
21a サイドフレーム
21b サイドフレーム
22 3次元ネット
30 支持体
31 布部材
31a フック
31b フック
32a ワイヤー
32b ワイヤー
33 連結体
33a 延長部位
33b 延長部位
33c ブラケット
34 連結具
34a 取付ブラケット
34b トーションバー
34c 結合ブラケット
34d 操作ギヤ
34e 作動ギヤ
34f ボルト
34g ナット
35 ハンドル
36 モータユニット
37 連結シャフト

Claims (3)

  1. 車両用シートのシートバックの骨格を成すフレーム構造体にクッション材としての3次元ネットが張設され車両用シートのシートバック構造であって、
    前記シートバックにはその座乗員の部を支持する前記3次元ネットの裏面側部位に該着座乗員の背部から受ける負荷を支持する支持体が設けられており、
    該支持体は、前記3次元ネットの裏面側部位に敷設された布部材と、布部材の両サイドを支持する一対のワイヤーと、当該ワイヤーを一体的に連結した状態にして支持する連結体と、を有し、
    該連結体は、前記3次元ネットの裏面から後方側に離間した位置に配置されており前記シートバックのフレーム構造体に相対移動可能な状態に連結されて前記布部材の前記3次元ネットに対する配設位置を調整する移動が行えるようになっており、
    前記各ワイヤーは、前記連結体の幅長方向の両端側部位から前方側へ延出して形成された各延長部位に対し、それらの中央部位が一体的に連結されて、上端部位と下端部位とがそれぞれ自由端となって自由に撓み変形することができるように連結されており、
    前記布部材は、その両サイドが前記各ワイヤーの自由端となる上端部位から下端部位に亘って取り付けられた状態とされており、当該各ワイヤーの上端部位と下端部位とに取り付けられた各部位が前記各ワイヤーの可撓性によって弾性支持されていることを特徴とする車両用シートのシートバック構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのシートバック構造であって、
    前記ワイヤーは、前記シートバックのフレーム構造体を構成する両サイドフレームの近傍部位にそれぞれ配置されていることを特徴とする車両用シートのシートバック構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのシートバック構造であって、
    前記連結体は、前記シートバックのフレーム構造体に対して高さ方向に移動可能な状態に連結されていることを特徴とする車両用シートのシートバック構造。
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