JP4501281B2 - 兼用型充填装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、容器内を密封した状態で液体の充填を行う充填装置に係り、特に、トップオープン缶のように大きい開口を有する肩部のない容器(以下、第1種容器と呼ぶ)と、PETボトルやリシール缶やボトル缶等のキャップで再封できる缶あるいはびん等のような肩部を有するボトル型の容器(以下、第2種容器と呼ぶ)とに兼用可能な兼用型充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
充填装置は一般に、バルブボディの内部に形成された充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブとを有する充填バルブを備えており、前記液バルブを開放して充填液通路から容器内に充填液を注入するようになっている。この充填装置によって、容器内に炭酸ガス入り飲料を充填する場合には、容器の上端開口部を密閉する必要があるため、例えば、前記充填バルブに円筒状の昇降部材を設け、さらに、この昇降部材に、容器の上端開口部を案内するセンタリングガイドと、その上端開口部を密封するパッキンとを取付け、このパッキンを容器の上端開口部全周に圧着させ容器内を密封した状態にして、前記炭酸ガス飲料を充填するようにしている。
【0003】
肩部のないトップオープン缶等の第1種容器と、肩部を有するボトル型の第2種容器とは、口部(上端開口部)の口径が異なっているので、前記のような炭酸ガス入り飲料等を充填する充填装置をこれら両タイプの容器に兼用するためには、容器内を密封するためのパッキンおよびセンタリングガイドと、これらパッキンおよびセンタリングガイドが取り付けられている円筒状の昇降部材とを交換しなければならない。
【0004】
容器の開口部を密封するパッキンとセンタリングガイドが取り付けられた円筒状の昇降部材を交換可能にした充填装置は従来から知られている(実開昭63−64698号公報)。
【0005】
前記公報(実開昭63−64698号公報)に記載された充填装置では、円筒状の昇降部材(この公報ではシール部材保持具)の下端にパッキン(この公報ではシール部材)を保持するセンタリングガイドを取付け、これらを一体的に交換するようになっている。前記シール部材保持具は上端が、気密を保持してバルブ本体に固定された保持筒内に収容され、パッキン筺に保有されたパッキンによって外面側の気密が保持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載された充填装置の構成では、昇降部材(シール部材保持具)およびパッキン(シール部材)を交換する際には、パッキン筺を取り外さなければならず作業に手間がかかるという問題があった。
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、昇降部材およびパッキンを簡単な操作で交換することができ、かつ、確実に容器内を密封することができる兼用型充填装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る兼用型充填装置は、バルブボディ内に形成された充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブと、液バルブの内部に形成された排気通路と、前記バルブボディの外周に昇降かつ着脱可能に嵌装した筒状の昇降部材と、この昇降部材に取付けられ、液体が充填される容器の上端開口部に当接するパッキンとを有する充填バルブを備えており、肩部を有しない第1種容器に充填をする際には、バルブボディの外周面を気密にシールするシール部材を取り付けた昇降部材を装着して、容器の開口部に当接した前記パッキンとこのシール部材とにより容器内を密封し、肩部を有する第2種容器に充填する際には、前記バルブボディに当接可能なパッキンを取り付けた昇降部材を装着して、このパッキンを容器の開口部とバルブボディとに当接させて容器内を密封するようにしたものである。
【0009】
また、請求項2に記載の兼用型充填装置は、前記液バルブを開閉させる駆動手段と、液バルブを流れる充填量を検出する流量計を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る充填装置では、肩部のない第1種容器用のパッキンが取り付けられた昇降部材と、肩部を有するボトル型の第2種容器用のパッキンが取り付けられた昇降部材とを簡単に交換することができ、しかも、容器内を確実に密封して充填を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1および図2は、本発明の一実施の形態に係る兼用型充填装置に設けられた充填バルブ(全体として符号1で示す)を示す縦断面図であり、図1は、肩部のないトップオープン型の缶等の第1種容器A用の容器口パッキンユニット2Aを装着した場合、図2は、肩部Bbを有するボトル型の第2種容器B用の容器口パッキンユニット2Bを装着した場合をそれぞれ示す。
【0012】
この実施の形態に係る兼用型充填装置の充填バルブ1は、回転体58(後に説明する図3参照)の外周寄りに円周方向等間隔で複数設けられており、各充填バルブ1は、バルブボディ4の内部に充填液通路6が形成され、図示しない充填液タンクから給液管8を介して供給される充填液が、この充填液通路6を通って前記第1種容器Aまたは第2種容器B内に注入されるようになっている。また、前記給液管8には、容器A、B内に充填される液量を計測する流量計10が設けられている。
【0013】
前記バルブボディ4内に形成された充填液通路6の内部に液バルブ12が上下動可能に設けられており、この液バルブ12が上昇すると前記充填液通路6が開放して容器A、B内への液体の充填が行われ、液バルブ12が下降して充填液通路6の下部内面に形成された弁座14に着座すると、充填液通路6が閉塞されて充填が停止する。
【0014】
前記液バルブ12は、バルブボディ4の上部内に設けられた液バルブ作動用シリンダ(駆動手段)16によって作動される。この液バルブ作動用シリンダ16は、バルブボディ4の上部に形成された空間内に、ピストン18がOリング20を介して上下に摺動可能に嵌合しており、このピストン18によって前記上部空間内を上下二つの圧力室22、24に区画している。両圧力室22、24は、それぞれエア導入口26、28を介して図示しないエア供給源に接続されており、いずれか一方の圧力室22、24にエアを導入することによりピストン18が上下動する。このピストン18は前記液バルブ12に連結されており、ピストン18が上下動することにより液バルブ12が昇降して充填液通路6を開閉する。なお、30は、摺動部を有する液バルブ作動用シリンダ16側と充填液通路6側とを遮断するダイアフラムである。
【0015】
前記液バルブ12の内部を貫通して排気通路13が形成されており、この排気通路13の下端部内にベントチューブ15A(図1参照)または15B(図2参照)が挿入されている。ベントチューブ15A、15Bの下端部外周面には、充填する際に充填液通路6を流下してきた液体を拡散させて容器A、Bの内面に沿わせるようにしたスプレッダ15Aa、15Baが設けられている。これらベントチューブ15A、15Bは、着脱可能になっており、容器A、Bの形状に応じて取り外して交換する。
【0016】
バルブボディ4の下部には、前記容器口パッキンユニット2A、2Bが摺動自在に嵌合する大径部4aと、この大径部4aの下方に連続する小径部4bとが形成されている。さらに、小径部4bの下端には、肩部Bbを有するボトル型の第2種容器B用のパッキン32(図2参照)の上面が圧着されるストッパ部4cが設けられている。
【0017】
バルブボディ4の下部に形成された前記大径部4aの外周に容器口パッキンユニット2Aまたは2Bが昇降可能に嵌装される。図1に示す容器口パッキンユニット2Aは、トップオープン缶等の第1種容器Aに用いるもので、全体がほぼ同径の円筒状をした昇降部材34Aを有している。この昇降部材34Aの内周面のバルブボディ4への摺動部にはシール部材36が嵌着されて、バルブボディ4との間の気密を保持している。
【0018】
昇降部材34Aの下端には、容器Aのセンタリングを行うセンタリングガイド38が固定されている。このセンタリングガイド38は、内周面が上方に向かって次第に小径となっており、容器口パッキンユニット2Aの下降(または容器Aの上昇)によって、容器Aが昇降部材34A内に嵌入する際に、その容器Aのセンタリングを行う。さらに、このセンタリングガイド38の上部内周側に、容器口(容器Aの上端開口部)Aaに密着してこの容器A内を密封するパッキン(容器口パッキン)40が取付けられている。このパッキン40が装着されている昇降部材34Aの下端部内周面は、前記バルブボディ4の小径部4bの外径よりも大径になっており、昇降部材34Aの昇降時に、バルブボディ4の小径部4bが通過できるようになっている。
【0019】
前記センタリングガイド38およびパッキン40が取り付けられている昇降部材34Aは、昇降手段(この実施の形態ではエアシリンダ42)によって昇降される。前記バルブボディ4の側面に円筒状のガイド筒44が固定され、このガイド筒44内に昇降ロッド46が昇降自在に支持されている。この昇降ロッド46の下端には、連結部材48を介して前記容器口パッキンユニット2Aの昇降部材34Aが着脱可能に取り付けられている。この実施の形態では、連結部材48の環状部48a内に昇降部材34Aの上端部が螺合されて取り付けられている。一方、昇降ロッド46の上端は、前記エアシリンダ42のピストンロッド42aに連結されており、エアシリンダ42の作動により昇降ロッド46を介して前記昇降部材34Aが昇降する。なお、容器口パッキンユニット2A、2Bの取付けは、ねじによるものに限らず、クランプ等その他の方式により取り付けることもできる。
【0020】
昇降ロッド46の下端に取り付けられた連結部材48には、カムフォロア50が固定されており、このカムフォロア50が図示しないカムに係合することによって、この連結部材48に螺合されている容器口パッキンユニット2Aまたは2Bを昇降させることができる。
【0021】
また、図2に示す容器口パッキンユニット2Bは、ボトル型の第2種容器Bに用いるもので、前記バルブボディ4の大径部4aの外周に嵌合して摺動する大径円筒部34Baと、テーパ部を介してその下方に設けられた小径円筒部34Bbとを有する昇降部材34Bを備えている。この昇降部材34Bの下端部内周面には、エアリフタ56付きの容器プレート54(図3参照)によって上昇する容器Bの口部Baを案内するセンタリングガイド52が形成されている。また、昇降部材34Bの小径円筒部34Bbの上部内面には、容器口(容器の上端開口部)Baおよび前記バルブボディ4のストッパ部4cの両者に密着してこの容器B内を密封するパッキン(容器口パッキン)32が取付けられている。
【0022】
前記容器プレート54は各充填バルブ1の下方にそれぞれ設けられており、これら各容器プレート54について図3により説明する。これら容器プレート54はそれぞれエアリフタ56により昇降される。各容器プレート54を昇降させるエアリフタ56は、前記回転体58の外周部に形成された貫通孔58a内に昇降可能に支持されたシリンダ60と、回転体58の下部側に直立して固定されたロッド62とを備えており、このロッド62の外周に、シール部材64を介して前記シリンダ60が気密を保持して嵌合している。シリンダ60の内部上方にエア圧力室66が形成されており、この圧力室66内に、前記ロッド62に形成されたエア通路62aを介してエアが供給または排出される。これらシリンダ60の上端に前記容器プレート54が取り付けられており、エア圧力室66内にエアを導入すると、シリンダ60および容器プレート54が上昇し、エアを排出するとシリンダ60および容器プレート54が下降する。
【0023】
前記回転体58に設けられたエアリフタ56の回転経路の内周側に環状の昇降カム68が配置されており、前記シリンダ60内の圧力室66にエアを導入すると、シリンダ60が上昇し、その外面に固定されたカムフォロア70が昇降カム68の下面側に形成されたカム面68aに押し付けられる(図3(a)参照)。そして、回転体58の回転に伴い、カムフォロア70が前記昇降カム68のカム面68aに沿って移動することにより、その形状に応じてシリンダ60および容器プレート54が昇降する。また、シリンダ60内にエアを導入しないときには、シリンダ60および容器プレート54が最も低い位置まで下降し、カムフォロア70は昇降カム68のカム面68aに接触しないようになっている(図3(b)参照)。
【0024】
この充填装置によってボトル型の第2種容器Bに液体の充填を行う場合には、エアリフタ56の圧力室66にエアを導入して容器プレート54を常に上方へ付勢しておき、昇降カム68によってカムフォロア70を強制的に下降させることにより容器プレート54を昇降させる。また、トップオープン缶等の第1種容器Aに充填を行う場合には、前記容器プレート54を昇降させるエアリフタ56の圧力室66にエアを供給せず、シリンダ60のカムフォロア70が昇降カム68に当たらない位置まで下降させておく(図3(b)参照)。
【0025】
前記構成の充填バルブ1を備えた兼用型充填装置の作動について説明する。先ず、図1により肩部のないトップオープン缶等の第1種容器Aに充填する場合について説明する。第1種容器Aに充填を行う場合には、円筒状の昇降部材34Aを有する容器口パッキンユニット2Aを連結部材48に取り付ける。また、容器プレート54のエアリフタ56にエアを供給せず、容器プレート54を下降した状態にしておく。そして、この実施の形態では、エアシリンダ42にエアを導入して容器口パッキンユニット2Aを常時下降させた状態にしておき、前記容器プレート54に容器Aを供給する際および排出する際に、図示しないカムによりカムフォロア50を押し上げて容器口パッキンユニット2Aを上昇させるようになっている。
【0026】
前記のように容器口パッキンユニット2Aをカムによって押し上げた状態の時に容器プレート54上に第1種容器Aを供給する。その後、カムにより上昇される区間を通過すると、エアシリンダ42の押圧力によって容器口パッキンユニット2Aが下降し、パッキン40が容器Aの上端開口部Aaに圧着される。このパッキン40と、昇降部材34Aの内面に嵌着されてバルブボディ4との間の気密を保持するシール部材36とによって、容器A内が密封される。
【0027】
次に、液バルブ作動用シリンダ16の下方圧力室24にエアを導入して液バルブ12を上昇させる。充填液タンク(図示せず)から給液管8を介して供給された液体が、流量計10によって計量され、充填液通路6を通って流下する。液バルブ12と弁座14との間を通過した液体は、ベントチューブ15Aのスプレッダ15Aaによって外方へ広がり、容器Aの内面に沿って流入して充填される。液体が容器A内に充填されるとともに、密封された容器A内に残留しているエアは、排気通路13から排出される。流量計10の検出値が所定量に達すると、液バルブ作動用シリンダ16の上方の圧力室22にエアを導入して液バルブ12を下降させて充填液通路6を閉じ、充填を終了する。
【0028】
一方、肩部Bbを有するボトル型の第2種容器Bに充填を行う場合には、前記第1種容器A用の容器口パッキンユニット2Aを連結部材48から取り外し、別の第2種容器B用の容器口パッキンユニット2Bを取り付ける。第1種容器Aから第2種容器Bへの切換えは、パッキン40が取り付けられている昇降部材34Aを連結部材48から外し、他の昇降部材34Bをバルブボディ4の大径部4aに嵌合させて連結部材48に連結するだけなので、極めて簡単な操作でしかも短時間で切り換えることができる。また、その逆の切り換えも極めて簡単に行うことができる。さらに、液バルブ12に取り付けられている第1種容器A用のベントチューブ15Aを外して、第2種容器B用のベントチューブ15Bに交換する。
【0029】
第2種容器Bに充填を行う場合には、エアシリンダ42により昇降ロッド46を上昇させ、容器口パッキンユニット2Bの昇降部材34Bの下部内面に取り付けられているパッキン32の上面を、バルブボディ4の下端のストッパ4cに当接させておく。
【0030】
第2種容器Bは、前述のようにベントチューブ15Bを容器B内に挿入して充填を行うため、前記容器プレート54をエアリフタ56によって昇降させて充填を行うようになっており、容器プレート54の下降位置で容器Bを供給し、その後、容器プレート54を上昇させる。容器プレート54の上昇によって容器Bが上昇し、その口部Baがセンタリングガイド52に案内され上方のパッキン32の下面に圧接されるとともに、このパッキン32の上面はバルブボディ4のストッパ4cに圧接されることにより、容器B内が密封される。前記のように、バルブボディ4の下部に小径部4bを形成し、その小径部4bの下端面にストッパ4cを設けたので、一つのパッキン32で、容器B側とバルブボディ4側の両方を同時に密封することができる。
【0031】
容器B内を密封した後、前記第1種容器Aの場合と同様にして充填を行う。充填中の流量を流量計10により測定し、所定量の充填が行われた後、液バルブ12を閉じて充填を終了する。
【0032】
なお、前記実施の形態では、第2種容器Bに充填を行う際には、容器口パッキンユニット2Bを上昇させて、パッキン32をバルブボディ4のストッパ4cに当接させた状態のまま充填を行うようにしたが、必ずしも容器口パッキンユニット2Bを常に上昇させておく場合に限らず、自由に昇降できる状態にして自重で下降させておくようにしても良い。この場合には、容器プレート54の上昇によって上昇してきた容器Bの口部Baによってパッキン32を押し上げ、このパッキン32の上面をバルブボディ4のストッパ4cに圧接させることにより容器B内を密封する。また、前記実施の形態に係る充填装置は、炭酸飲料の充填に限るものではなく、容器内を密封した状態で充填を行う液体に適用できることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、バルブボディ内に形成された充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブと、液バルブの内部に形成された排気通路と、前記バルブボディの外周に昇降かつ着脱可能に嵌装した筒状の昇降部材と、この昇降部材に取付けられ、液体が充填される容器の上端開口部に当接するパッキンとを有する充填バルブを備えた充填装置において、肩部を有しない第1種容器に充填をする際には、バルブボディの外周面を気密にシールするシール部材を取り付けた昇降部材を装着して、容器の開口部に当接した前記パッキンとこのシール部材とにより容器内を密封し、肩部を有する第2種容器に充填する際には、前記バルブボディに当接可能なパッキンを取り付けた昇降部材を装着して、このパッキンを容器の開口部とバルブボディとに当接させて容器内を密封するようにしたので、パッキンが取り付けられている昇降部材を簡単な作業で交換することができ、かつ、確実に容器内を密封して充填を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る兼用型充填装置を、肩部のないトップオープン缶等の第1種容器に適用した場合の充填バルブを示す縦断面図である。
【図2】前記兼用型充填装置を、肩部のあるボトル型の第2種容器に適用した場合の充填バルブを示す縦断面図である。
【図3】容器プレートの作動を説明する図であり、(a)は第2種容器に適用した場合、(b)は第1種容器に適用した場合をそれぞれ示す。
【符号の説明】
A 第1種容器
Aa 第1種容器の開口部
B 第2種容器
Ba 第2種容器の開口部
Bb 第2種容器の肩部
1 充填バルブ
4 バルブボディ
6 充填液通路
10 流量計
12 液バルブ
13 排気通路
16 駆動手段
32 第2種容器用のパッキン
34A 第1種容器用の昇降部材
34B 第2種容器用の昇降部材
36 シール部材
40 第1種容器用のパッキン

Claims (2)

  1. バルブボディ内に形成された充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブと、液バルブの内部に形成された排気通路と、前記バルブボディの外周に昇降かつ着脱可能に嵌装した筒状の昇降部材と、この昇降部材に取付けられ、液体が充填される容器の上端開口部に当接するパッキンとを有する充填バルブを備えた充填装置において、
    肩部を有しない第1種容器に充填をする際には、バルブボディの外周面を気密にシールするシール部材を取り付けた昇降部材を装着して、容器の開口部に当接した前記パッキンとこのシール部材とにより容器内を密封し、肩部を有する第2種容器に充填する際には、前記バルブボディに当接可能なパッキンを取り付けた昇降部材を装着して、このパッキンを容器の開口部とバルブボディとに当接させて容器内を密封することを特徴とする兼用型充填装置。
  2. 前記液バルブを開閉させる駆動手段と、液バルブを流れる充填量を検出する流量計を設けたことを特徴とする請求項1に記載の兼用型充填装置。
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