JP4500521B2 - 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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本発明は画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、多値画像データのノイズ低減処理を行なうために用いて好適なものである。
デジタルカメラにて撮影された画像データやスキャナなどにて光学的に読み込まれた画像データにはCCD等の光学センサに由来する各種のノイズ、例えば高周波ノイズや、比較的大きな斑状ノイズなどの低周波ノイズが含まれている。
これらのノイズの内、高周波ノイズを低減するためには、一般にローパスフィルタが多く用いられる。また、高周波ノイズ低減処理としては、特許文献1に記載のようにメディアンフィルタ処理を用いる例もある。
特開平4−235472号公報
しかしながら、上述のような各種フィルタ処理を全画像データに対して施すと、ノイズだけでなく画像の高周波成分までも低減してしまうため、画質が低下してしまう問題点があった。また、上述のような各種フィルタ処理は主に高周波ノイズを低減することを目的としており、上記比較的大きな斑状ノイズなどの低周波ノイズの低減には全く効果がない問題点があった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、解像度の低下などの弊害を抑えながら、低周波ノイズの低減を行なうことができるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小手段と、上記データ縮小手段によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出手段と、上記画素抽出手段により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成手段と、上記置換データ生成手段によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算手段と、上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較手段と、上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換手段とを備え、上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小工程と、上記データ縮小工程によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出工程と、上記画素抽出工程により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成工程と、上記置換データ生成工程によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算工程と、上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較工程と、上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換工程とを有し、上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小工程と、上記データ縮小工程によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出工程と、上記画素抽出工程により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成工程と、上記置換データ生成工程によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算工程と、上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較工程と、上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換工程とをコンピュータに実行させ、上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴としている。コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、縮小画像から置換データを生成するとともに、上記生成した置換データと入力画素データとを比較し、上記置換データと上記入力画素データとの差分が所定値以下の場合に上記入力画素データを上記置換データに置換する際に、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ閾値あるいは違う閾値を設定可能とし、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうようにしたので、画像の高周波成分を除去することなくノイズ成分を良好に除去することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、平均化したデータと入力画素データとを比較することでノイズと有意信号との分離を図るとともに、縮小画像より置換データを生成することにより、より低い周波数成分までノイズ除去効果を有効にすることができる。
また、本発明の他の特徴によれば、領域別平均値を用いることによって、エッジ付近における置換画素を増加させ、ノイズ除去効果が有効となる範囲を拡大させることができ、簡単な操作で弊害も少なく、より効果的なノイズ除去を実現することができる。特に、処理に必要なラインメモリの容量を大幅に削減することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、視感度の高いプレーンの情報をその他のプレーンの置換判定に用いることにより、精度の高い置換処理を行なうことが可能となる。
以下に、本発明の画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態を説明する。もちろん、以下の実施の形態は、本願発明の技術分野における当業者による実施を容易にするために開示を提供するものであり、特許請求の範囲によって確定される本願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施の形態にすぎない。したがって、本願明細書に直接的に記載されていない実施の形態であっても、技術思想が共通する限り本願発明の技術的範囲に包含されることは当業者にとって自明であろう。
[第1実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる画像処理装置の構成を説明するブロック図である。図1において、1は画像縮小部であり、入力画像データを所定の倍率(例えば1/4)にて縮小する。2は画素抽出部であり、縮小画像より入力画素位置を中心にn×m(m、nは整数)の矩形状に縮小画素を抽出する。3はウインドウ平均演算部であり、抽出したウインドウ内の平均値を生成する。4は領域分割部であり、例えばウインドウ内の縮小画素をウインドウ平均と比較し、ウインドウ平均以下の画素は第1の領域0とし、それ以外の画素を第2の領域1として分離する。
5は第1の領域0の平均演算部であり、領域分割部4にて第1の領域0と判定された画素のウインドウ内平均値を生成する。6は第2の領域1の平均演算部であり、領域分割部4にて第2の領域1と判定された画素のウインドウ内平均値を生成する。7は第1の領域0の差分値生成部であり、第1の領域0の平均演算部5の出力と、タイミング調整部10にて遅延補償された入力画像データ(注目画素)との差分絶対値である第1の差分絶対値を生成する。
8は第2の領域1の差分値生成部であり、第2の領域1の平均演算部6の出力と、タイミング調整部10にて遅延補償された入力画像データ(注目画素)との差分絶対値である第2の差分絶対値を生成する。
9はウインドウ内差分値生成部であり、ウインドウ内平均演算部3の出力と、タイミング調整部10にて遅延補償された入力画像データ(注目画素)との差分絶対値である第3の差分絶対値を生成する。
10はタイミング調整部であり、入力画像データを各処理部で処理する際に生じるレイテンシ相当分遅延するタイミング調整を行なう。11は第1の比較部であり、上記3つの差分絶対値と閾値Th2とを比較し、上記3つの差分絶対値の内、閾値Th3未満で最小となる平均値を選択するように画素置換部13を制御する。なお、いずれの差分絶対値も閾値Th3未満にならない場合は入力画像データを選択するように画素置換部13を制御する。
12は第2の比較部であり、画素置換部13からの入力値である、第1プレーンの入力画像データ(注目画素)と上記条件で選択された平均値との差分絶対値と、閾値Th4とを比較し、差分が閾値Th4以上の場合は、第2プレーン以降は無条件で入力画像データ(注目画素)を選択するように画素置換部13に通知する。
13は画素置換部であり、第1プレーンの画像データに関しては、第3の閾値Th3未満の差分絶対値が存在した時のみ、上記条件を満たす平均値で入力画素データを置換する。また、第2プレーン以降の画像データは、第3の閾値Th3未満の差分絶対値が存在し、第1プレーンの差分絶対値が閾値Th4未満であった時のみ、上記条件を満たす平均値で入力画素データを置換する。
次に、上述した構成による画像処理装置の処理動作について説明する。図2は、本実施の形態による画像処理装置の動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、不図示のCPU等により各処理に必要なパラメータ設定が行われる(ステップS21)。ここで、パラメータとは、画像を縮小率、ウインドウサイズ、閾値であり、入力画像及び除去すべきノイズの性質により決定される。
これらのパラメータは、入力画像を解析することによって決定してもよいし、入力画像の属性(プロパティ)や出力条件によって予め決められた値に設定してもよい。なお、常に一定値とする場合には、パラメータ設定は省略される。
次に、入力画像は所定の縮小率で縮小される(ステップS22)。本実施の形態では、この縮小処理を行なうことにより、孤立点ノイズ(インパルスノイズ)や高周波ノイズを除去すると共に、後述する低周波ノイズ除去のための画素数(ウインドウサイズ)の削減を行なう。
なお、縮小率を小さくする(出力サイズを小さくする)と、後段のウインドウサイズを小さくできるが、画像の高周波成分も除去されるため、入力画素との差分が大きくなり、置換される画素が減少するだけでなく、エッジ部では置換のオン・オフによるジャギー状の妨害が現れてしまう。また、縮小率を大きくする(出力サイズを大きくする)と、後段のウインドウサイズが大きくなり、処理量が増加してしまう。以下では、縮小率を1/4として説明する。
画像の縮小が終わると、次に、ステップS23において上記操作を入力画像の終端まで行なったか否かを判定する。この判定の結果、上記操作を入力画像の終端まで繰り返した場合には処理が終了する。
ステップS23の判定の結果、画像終端まで行っていない場合には、ステップS24に進み、入力画素(注目画素)位置を中心に所定形状内の縮小画素データが抽出される。これは2次元FIRフィルタのタップ(ウインドウ)に相当し、入力画素(注目画素)位置の移動によりシフトする。なお、上記のように縮小率を1/4としているので、入力画素が水平方向に4画素移動するとウインドウが1画素水平方向にシフトする。また、入力画素が垂直方向に4ライン移動するとウインドウが1ライン垂直方向にシフトする。
ここで、ウインドウサイズを4×4、縮小率を1/4とすると、元の入力画像上では16×16のウインドウに相当し、8×8の大きさまでの斑状ノイズの削減が可能である。以下ではウインドウサイズを4×4として説明する。抽出されたウインドウ内の画素より、置換画素データを生成する(ステップS25)。
図3は、置換画素データ生成(ステップS25)の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ウインドウ内の画素を第1の領域0と第2の領域1の2つに分割する。具体的には、ウインドウ内の画素平均を求め、各ウインドウ内の画素を該ウインドウ平均値と比較し、ウインドウ平均値以下なら第1の領域0とし、それ以外では第2の領域1とする(ステップS30)。分割された画素は各々の領域毎に平均値A0、A1を求める(ステップS31、S32)。
次に、各領域の平均値と入力画素データとの差分絶対値を求める(ステップS33、S34)。求めた各領域の平均値と入力画素データとの差分絶対値D0、D1と、上記ウインドウ平均値と入力画素データとの差分絶対値Dwとを各々比較し(ステップS35、S36、S37)、入力画素データとの差分絶対値が最小となる平均値を置換データとする(ステップS38、S39、S40)。
所定の条件が成立すると、生成された置換データが入力画素データに置き換わって出力され、所定の条件が不成立のときは入力画素データがそのまま出力される(ステップS26)。
図4及び図5は、置換処理(ステップS26)の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。このうち、図4は、画素の第1プレーンの置換処理(ステップS26)の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートであり、図5は、画素の第2プレーン以降の置換処理(ステップS26)の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、図4の第1プレーンの置換処理については、入力された置換データと入力画素データとの差分絶対値Dを求める(ステップS41)。次に、上記差分絶対値Dと閾値Th3とを比較し(ステップS42)、差分絶対値Dが閾値Th3未満であれば置換データを出力する(ステップS43)。差分絶対値Dが閾値Th3以上であれば入力画素データを出力する(ステップS44)。
また、図5の第2のプレーン以降の置換処理については、入力された置換データと入力画素データとの差分絶対値Dを求める(ステップS51)。次に、第1プレーンの差分絶対値と閾値Th4とを比較する(ステップ52)。この比較の結果、差分絶対値が閾値Th4以上であれば入力画素データを出力する(ステップS55)。また、差分絶対値が閾値Th4未満であれば、上記差分絶対値Dと閾値Th3とを比較し(ステップS53)、差分絶対値Dが閾値Th3未満であれば置換データを出力する(ステップS54)。また、差分絶対値Dが閾値Th3以上であれば入力画素データを出力する(ステップS55)。
上記操作を入力画像の終端まで繰り返すことにより処理が終了する(ステップS23)。
上記一連の動作により、差分が閾値以下の平均値が存在する場合は、入力画素はこの差分が閾値以下の平均値に置換されてノイズが除去される。
上述したように、例えば8×8の大きさまでの斑状ノイズの削減する場合、縮小画像を用いない場合は16×16のウインドウが必要になり、水平方向の画素数をWとすると、必要なラインメモリの容量は15Wとなる。それに対して、本実施の形態では1/4縮小画像を用いることで必要なラインメモリの容量は3ライン×(1/4)W=(3/4)Wとなり1/20に削減される。
このように、本願発明の第1の実施の形態によれば、平均化したデータと入力画素データとを比較することでノイズと有意信号との分離を図り、縮小画像より置換データを生成することにより、より低い周波数成分までノイズ除去効果を有効にし、領域別平均値を用いることによって、エッジ付近における置換画素を増加させ、ノイズ除去効果が有効となる範囲を拡大させることができ、簡単な操作で弊害も少なく、より効果的なノイズ除去効果が得られる。
なお、上記説明では領域の分割にウインドウ内の画素平均を用いたが、これに限らず、例えばウインドウ内の画素を大きい順に並べた時の中央に位置する画素の値やウインドウ内の画素レンジの中央値としてもよい。また、置換画素候補も各領域の平均値の代わりに最大値の次に大きい数及び最小値の次に小さい数としてもよい。
上記処理について、第1プレーンは画素を構成する成分のうち視感度の最も高い色成分を用いることにより、他のプレーンの画素を置換するかしないかの判断の精度を向上させることが可能となる。第1プレーンは、RGB空間の画像のノイズリダクションを行なう場合はG(グリーン)を選択し、Ycc空間の画像のノイズリダクションを行なう場合はY(輝度)を選択し、CMYK空間の画像のノイズリダクションを行なう場合はM(マゼンタ)を選択するのが適当である。
第1プレーンの置換処理は、閾値Th3と第1プレーンの差分絶対値との比較のみで行ない、第2プレーン以降の置換処理は閾値Th4と第1プレーンの差分絶対値との比較と、閾値2と現在のプレーンの差分絶対値との比較を行ない、2つの条件が満足した場合のみ置換処理を行なう。上記閾値Th3は、プレーンごとに独立した値を設定しても、すべてのプレーンで同じ値を設定してもよい。第1プレーンの閾値Th3と閾値Th4との大小関係については、閾値Th4が第1プレーンの閾値Th3以下の場合は、第1プレーンの画素の置換が行われた画素のみ、第2プレーン以降の画素の置換が行われることになるが、閾値Th4が第1プレーンの閾値Th3より大きい値を設定した倍は、それぞれのプレーン独立に画素の置換が行われる。
(他の実施の形態)
前述した実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本願発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本願発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
なお、本願発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムを、パソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
図1は、第1の実施の形態に係る例示的な画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の動作手順を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態に係る置換画素データ生成部の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態に係る置換処理部の第1プレーン処理時の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態に係る置換処理部の第2プレーン以降処理時の詳細な動作手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像縮小部
2 画素抽出部
3 ウインドウ平均演算部
4 領域分割部
5 第1の領域0の平均演算部
6 第2の領域1の平均演算部
7 第1の領域0の差分値生成部
8 第2の領域1の差分値生成部
9 ウインドウ内差分値生成部
10 タイミング調整部
11 第1の比較部
12 第2の比較部
13 画素置換部

Claims (10)

  1. 入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小手段と、
    上記データ縮小手段によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出手段と、
    上記画素抽出手段により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成手段と、
    上記置換データ生成手段によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算手段と、
    上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較手段と、
    上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換手段とを備え
    上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記ウインドウ内の平均値を求める平均値演算手段と、
    上記求めた平均値と上記ウインドウ内の画素との大小関係の比較により上記ウインドウ内の画素を2つの領域に分割する領域分割手段と、
    上記領域分割手段によって分割された領域毎に平均値を求める平均値演算手段と、上記ウインドウ内の平均値及び上記2つの平均値と上記入力画素データとの差分絶対値を各々求める差分絶対値演算手段と、
    上記3つの差分絶対値の内、差分絶対値が最小となる平均値を選択して置換データとする置換データ選択手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記色のプレーンのうち、第1のプレーンは、各色のプレーンの中で最も視感度の高い色を配置することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 上記第1のプレーンのデータを入力画素データから置換データに置換するかどうかの判定は、上記第1のプレーンの入力画素データと第1のプレーンの置換データとの差分絶対値である第1の絶対差分値と上記第3の閾値との大小比較で判定し、第2のプレーン以降を入力画素データから置換データに置換するかどうかの判定は、上記第1の差分絶対値と第4の閾値との大小比較と、現在のプレーンの入力画素データと現在のプレーンの置換データとの差分絶対値と第3の閾値との大小比較とで判定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小工程と、
    上記データ縮小工程によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出工程と、
    上記画素抽出工程により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成工程と、
    上記置換データ生成工程によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算工程と、
    上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較工程と、
    上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換工程とを有し
    上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とする画像処理方法。
  6. 上記ウインドウ内の平均値を求める平均値演算工程と、
    上記求めた平均値と上記ウインドウ内の画素との大小関係の比較により上記ウインドウ内の画素を2つの領域に分割する領域分割工程と、
    上記領域分割工程によって分割された領域毎に平均値を求める平均値演算工程と、上記ウインドウ内の平均値及び上記2つの平均値と上記入力画素データとの差分絶対値を各々求める差分絶対値演算工程と、
    上記3つの差分絶対値の内、差分絶対値が最小となる平均値を選択して置換データとする置換データ選択工程とを有することを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  7. 上記色のプレーンのうち、第1のプレーンは、各色のプレーンの中で最も視感度の高い色を配置することを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  8. 上記第1のプレーンのデータを入力画素データから置換データに置換するかどうかの判定は、上記第1のプレーンの入力画素データと第1のプレーンの置換データとの差分絶対値である第1の絶対差分値と上記第3の閾値との大小比較で判定し、第2プレーン以降を入力画素データから置換データに置換するかどうかの判定は、上記第1の差分絶対値と第4の閾値との大小比較と、現在のプレーンの入力画素データと現在のプレーンの置換データとの差分絶対値と第3の閾値との大小比較とで判定することを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  9. 入力画像データを所定の倍率にて縮小するデータ縮小工程と、
    上記データ縮小工程によって縮小された画像より入力画素データの位置に対応する所定サイズのウインドウ内の画素を抽出する画素抽出工程と、
    上記画素抽出工程により抽出したウインドウ内の画素の平均値より置換データを生成する置換データ生成工程と、
    上記置換データ生成工程によって生成された置換データと上記入力画素データとの差分絶対値を求める差分絶対値演算工程と、
    上記入力画素データとの差分絶対値と第3の閾値とを比較する比較工程と、
    上記入力画素データとの差分絶対値が上記第3の閾値未満と判定された時に入力画素データを上記置換データで置換するデータ置換工程とをコンピュータに実行させ
    上記第3の閾値は、画素を構成する色のプレーンごとに、同じ値あるいは違う値を設定可能であり、各プレーンの入力画素データを置換データで置換するかしないかの判断は、1つまたは複数の閾値を用いて行なうことを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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