JP4500341B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

この発明は、ネットワークに接続された複数のノードが、互いに同期した通信サイクルのうち、ノード毎に所定の送受信領域(スロット)を持つ、船舶などのネットワークシステムに関するものである。
高度な制御の実現を目的として、複数のノードで制御対象の一部、乃至全体の制御を行うようなシステムがある。このようなシステムにおいては、システム全体の連携や、協調した動作を実現するために、各ノード内に通信装置を組み込み、これらを通信線で互いに接続したネットワークを用いることで、各ノードの持つ制御対象の状態やノードの実行機能等の情報(以下、情報)が共有される。
ネットワークでは、ノード間で共通の通信規格を基に情報の送受信が行われる。この通信規格の1つに、全ノードがネットワークの共通時間へ同期し、ネットワークで共通の通信サイクルを所定数に分割した領域のうち、各ノードがあらかじめ割り当てられた送受信領域で情報の送受信を行う時分割多重方式がある。
例えば、通信規格FlexRay(参照www.flexray.com)では、1つの通信サイクルが複数のスロットで構成されており、情報を送信するノード毎に、情報が衝突しないよう異なるスロットが割り当てられていなければならない。また、情報の受信を行う場合にも、スロットの番号を指定しなければならない。
このような通信規格においては、1つのネットワークに対して同一種別のノードが複数接続される場合、なんらかの方法によってこれらのノードに異なるスロットを割り当てる必要がある。
1つのネットワークに同一種別のノードが複数接続されるシステムとして、船舶のネットワークシステムがある。図14は、従来の船舶のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図14のネットワークシステムにおいては、2つの船外機11X、11Y用に夫々設けられたエンジンノード1X、1Yと、ユーザによる前後進用のレバー12X、12Yの操作情報を入力とし、エンジンノード1X、1Yへ送信するリモコンノード2X、2Yとが接続されている。
このように、船舶のネットワークシステムでは、エンジンノード、及びリモコンノードを1つのグループとして、このグループを1つ以上設けている。なお、図14の例では、グループ数を2つとしているが、3つ以上であってもよい。このようなネットワークシステムの構成によって、1つのグループがなんらかの故障により停止した場合でも、他のグループによって操船することが可能となっている。
図14に示す例では、異なるグループのノード間で通信を行い、情報を共有し、高度な制御を可能にするために、グループXのエンジンノード1Xと、グループYのエンジンノード1Yのように、同一種別のノードを共通の通信線Bに接続している。ネットワークに時分割多重方式の通信規格を用いる場合、各グループの設置位置に応じて、これらの同一種別のノードに対して異なる情報送信用のスロットを割り当てなければならない。
異なる情報送信用のスロットの割り当て方法として、これまで、全てのノードに対して、製品出荷時やユーザが手動でスロットを割り当てる方法や、グループ間をハブで接続し、同一スロットで複数のノードが情報を送信し、情報の衝突が発生した場合、ハブに備えられた衝突検出手段により、衝突した情報の送信元となるノードに対して、異なる識別子を設定して送信スロットを変更し、再度通信を試みる、といったネットワークシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−14015号公報
しかしながら、上記の衝突検出手段を備えたネットワークシステムでは、通信開始時に同一種別のノードが同じスロットで情報を送信し、衝突することが前提となっているため、衝突後に情報を送信するスロットを変更し、全ノードが異なるスロットで正常な通信を開始するまでに時間がかかるという問題点があった。
また、グループ数が増加し、同一種別ノード数が増加すると、情報を送信するスロットの変更回数も増加するため、正常な通信を開始するまでの時間が増加するという問題点があった。
さらに、衝突検出手段を備えたハブを用いるため、コストが増大するという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、同一種別のノードに対するスロットの割り当てにかかる時間を減らし、システムの起動から短時間で、各ノードが異なるスロットで情報を送信できるネットワークシステムを得るものである。
この発明に係るネットワークシステムは、グループを識別するための第1の識別子を持つ第1のノード、及び前記第1の識別子を持たない第2のノードが第1のグループ内通信線を介して接続される第1のグループと、グループを識別するための第2の識別子を持つ第3のノード、及び前記第2の識別子を持たない第4のノードが第2のグループ内通信線を介して接続される第2のグループとを備え、前記第1、第2、第3、及び第4のノードがグループ間通信線を介して接続されるネットワークシステムであって、前記第1のノードは、共通の通信サイクルを所定数に分割した送受信領域のうち、前記第1の識別子に基づいて割り当てられた第1の送受信領域において、前記第1のグループ内通信線及び前記グループ間通信線を介して同期取得用の情報を送信し、前記第3のノードは、共通の通信サイクルを所定数に分割した送受信領域のうち、前記第2の識別子に基づいて割り当てられた第2の送受信領域において、前記第2のグループ内通信線及び前記グループ間通信線を介して同期取得用の情報を送信し、前記第1及び第3のノードは、前記グループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて互いに通信サイクルを同期させた後、前記第1のノードは、前記第1のグループ内通信線を介して、前記第1の識別子を含む同期取得用の情報を送信し、前記第3のノードは、前記第2のグループ内通信線を介して、前記第2の識別子を含む同期取得用の情報を送信し、前記第2及び第4のノードは、前記第1及び第2のグループ内通信線、並びにグループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて、前記第1及び第3のノードで共通の通信サイクルに同期し、前記第2のノードは、前記第1のグループ内通信線を介して前記第1の識別子を受信すると、受信した前記第1の識別子に予め関連付けられている自身用の第3の送受信領域を設定し、前記第4のノードは、前記第2のグループ内通信線を介して前記第2の識別子を受信すると、受信した前記第2の識別子に予め関連付けられている自身用の第4の送受信領域を設定するものである。
この発明に係るネットワークシステムは、2つのグループに夫々属する同一種別のノードが、同じスロットで情報を送信することがないため、全ノードが通信を開始するまでの時間を短縮することができるという効果を奏する。また、グループ数が増加し、同一種別のノードが増加した場合であっても、通信を開始するまでの時間は2つのグループで通信を開始するまでの時間と変わらない。さらに、衝突検出手段が必要ないという従来にない顕著な効果を奏するものである。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムについて図1から図8までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る船舶に搭載されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、船舶は、船体の船尾に、船舶のエンジンである船外機11X、11Yと、船首側に、ユーザが前後進用に操作するレバー12X、12Yとが設けられている。
また、図1において、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステム10は、船外機11X、11Yの制御をそれぞれ行うエンジンノード1X、1Y(第1、第3のノード)と、レバー12X、12Yの操作情報をそれぞれ入力とするリモコンノード2X、2Y(第2、第4のノード)とが設けられている。
エンジンノード1Xとリモコンノード2Xは、通信線AX(第1のグループ内通信線)により接続され、グループX(第1のグループ)を構成している。また、エンジンノード1Yとリモコンノード2Yは、通信線AY(第2のグループ内通信線)により接続され、グループY(第2のグループ)を構成している。さらに、全ノードは、通信線AX、AYとは異なる通信線B(グループ間通信線)で接続されている。
つぎに、この実施の形態1に係るネットワークシステムの動作について図面を参照しながら説明する。
エンジンノード1X、1Yとリモコンノード2X、2Yは、FlexRay通信規格に準拠した通信を行う機能を備える。リモコンノード2X、2Yは、入力されたレバーの操作情報を、夫々通信線AX、AY及び通信線Bを介してエンジンノード1X、1Yに対して送信する。また、エンジンノード1X、1Yは、夫々船外機11X、11Yから入力されたエンジンの情報をリモコンノード2X、2Yに対して送信する。
さらに、通信線Bを介してエンジンノード1X、1Y間は直接情報を送受信することができ、船外機11Xと船外機11Yのエンジン回転数を一致させるなど、高度な制御を行うことができる。
FlexRay通信規格により、通信線AX、AYと通信線Bの3本の通信線は、同時に情報の送受信を行うことが可能である。すなわち、グループXにおいては、リモコンノード2Xからエンジンノード1Xに対して通信線AXと通信線Bで同じ情報を同時に送信し、グループYにおいては、リモコンノード2Yからエンジンノード1Yに対して通信線AYと通信線Bで同じ情報を同時に送信することによって、情報を多重化し、通信の信頼性を高めることが可能になっている。また、異なる情報を送信することも可能であり、この場合は伝送効率を上げることができる。
また、エンジンノード1X、1Yには、夫々が属するグループの識別子X、Yが設定されている。この設定はスイッチなどの機械的な方法や、ノードのプログラムに予め格納しておく方法などにより行われる。ただし、本実施の形態1では、エンジンノード1X、1Yがグループの識別子X、Yを持つとしているが、エンジンノード1Xが識別子X、リモコンノード2Yが識別子Y、というように、各グループ内で1つ以上のノードがグループの識別子を持っていればよい。
図2は、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの通信サイクルの構成を示す図である。
FlexRay通信規格に準拠した通信を行う場合、全ノードが共通の時間を持ち、図2に示すような予め定められた構成の通信サイクルを持つ。通信サイクルは、スロットN個と、ネットワークアイドルタイム(NIT)を含む。この「スロット」とは、ノードが情報を送受信する時間領域であり、1つのスロットでは1つのノードのみが情報を送信することができる。1つのスロットにおいて、2つ以上のノードが情報の送信を行った場合には、情報の衝突が起こり、ノードはこれらの情報を受信できなくなる。また、「ネットワークアイドルタイム」とは、各ノードが同期をとるための調整を行う時間である。通信中は、この通信サイクルが繰り返され、通信が行われる。
このような通信サイクルにおいて、エンジンノード1Xには、自身が持つ識別子Xに応じて、エンジンの情報送信用にスロット1が割り当てられ、エンジンノード1Yには、自身が持つ識別子Yに応じて、エンジンの情報送信用にスロット2が割り当てられる。一方、リモコンノード2X、2Yには、ノード起動時には情報送受信用のスロットは割り当てられていないが、予め設定された、識別子と情報送受信用のスロットの対応関係を示すテーブルを保持している。
図3は、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムのリモコンノードが保持するテーブルの構成を示す図である。
受信した識別子と情報送受信用スロットの対応関係を示すテーブルは、図3に示すように、例えば、リモコンノード2X、2Yが受信した識別子がXの場合は、自身の属するグループがXであり、情報送信用のスロットを5、情報受信用のスロットを1と2とし、スロット1で受信した情報は自身の属するグループXのエンジンノード1Xからの情報であり、スロット2で受信した情報はグループYのエンジンノード1Yからの情報であることを示す。
次に、FlexRay通信規格におけるノードの共通時間への同期方法について説明する。FlexRay通信規格では、全ノードが通信サイクル及びスロットの開始時間を一致させるため、共通時間を持つ方法が定められている。この方法では、1つのネットワークシステムに2つ以上のノード(sync(同期)ノード)が存在し、各syncノードが同期取得用の情報(syncフレーム)を夫々1つのスロットで送信する必要がある。syncフレームは、毎通信サイクル送信されなければならない。
2つ以上のsyncノードがsyncフレームの送信を開始すると、syncフレームを受信したsyncノードは時間の調整を行い、全syncノードが共通時間を持つ。syncノードでない他のノードは、共通時間を持ったsyncノードから送信されるsyncフレームを受信し、syncノードの共通時間に同期する。これにより、通信サイクル及びスロットの開始時間を全ノードで一致させることができる。
syncフレームは、同期取得用の情報であると同時に、制御に必要な情報を含むことができる。本実施の形態1では、syncノードを、予め識別子を持つエンジンノード1X、1Yとする。したがって、エンジンノード1X、1Yが夫々スロット1、スロット2で送信する情報はsyncフレームであり、かつ識別子X、Yやエンジンの情報となる。
図4は、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。
続いて、本実施の形態1における、リモコンノード2X、2Yに対するスロットの割り当てと通信方法を図4のフローチャートに沿って説明する。
ステップ101において、全ノードの起動後、初期化が行われる。ここで、エンジンノード1X、1Yは、syncノードである。
ステップ102において、エンジンノード1X、1Yの持つ識別子の判定が行われる。識別子がXの場合は、ステップ103へ進む。識別子がYの場合には、ステップ104へ進む。
ステップ103において、エンジンノード1Xは、スロット1において、通信線AX、通信線Bを介してsyncフレームの送信を開始する。次に、ステップ105へ進む。
ステップ104において、エンジンノード1Yは、スロット2において、通信線AY、通信線Bを介してsyncフレームの送信を開始する。次に、ステップ105へ進む。
ステップ105において、エンジンノード1Xは、通信線Bを介してスロット2においてエンジンノード1Yからsyncフレームを受信し、エンジンノード1Yは、通信線Bを介してスロット1においてエンジンノード1Xからsyncフレームを受信することにより、互いに共通時間を取得して、同期した通信サイクルを開始する。
ステップ106において、エンジンノード1X、1Yの持つ識別子の判定が行われる。識別子がXの場合は、ステップ107へ進む。識別子がYの場合には、ステップ108へ進む。
ステップ107において、エンジンノード1Xは、スロット1において、通信線AXを介して識別子Xを含むsyncフレームを送信するとともに、通信線Bを介して識別子を含まないsyncフレームの送信を続ける。次に、ステップ109へ進む。
ステップ108において、エンジンノード1Yは、スロット2において、通信線AYを介して識別子Yを含むsyncフレームを送信するとともに、通信線Bを介して識別子を含まないsyncフレームの送信を続ける。次に、ステップ109へ進む。
ステップ109において、リモコンノード2Xは、通信線AXを介して、スロット1においてエンジンノード1Xから受信した、識別子Xを含むsyncフレームと、通信線Bを介して、スロット1においてエンジンノード1Xから受信した、識別子を含まないsyncフレームと、通信線Bを介して、スロット2においてエンジンノード1Yから受信した、識別子を含まないsyncフレームとを用いてエンジンノード1X、1Yで共通の時間に同期する。
一方、リモコンノード2Yは、通信線AYを介して、スロット2においてエンジンノード1Yから受信した、識別子Yを含むsyncフレームと、通信線Bを介して、スロット1においてエンジンノード1Xから受信した、識別子を含まないsyncフレームと、通信線Bを介して、スロット2においてエンジンノード1Yから受信した、識別子を含まないsyncフレームとを用いてエンジンノード1X、1Yで共通の時間に同期する。これにより、全ノードが共通の時間を持つ。このとき各通信線AX、AY、Bでエンジンノード1X、1Yから送信されている情報の通信サイクルの構成を図5に示す。
図5は、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの全ノード間で共通時間を取得した後の各通信線AX、AY、Bの通信サイクルの構成を示す図である。
図5に示すように、エンジンノード1Xが送信するsyncフレームは、通信線AXでのみ、識別子Xを含み、エンジンノード1Yが送信するsyncフレームは、通信線AYでのみ、識別子Yを含む。
ステップ110において、リモコンノード2X、2Yが受信した識別子の判定が行われる。受信した識別子がXの場合は、ステップ111へ進む。また、受信した識別子がYの場合には、ステップ112へ進む。
ステップ111において、リモコンノード2Xは、エンジンノード1Xから受信した識別子Xをもとに、図3に示すテーブルに従って、自身の送信スロットを5に、受信スロットを1と2に決定する。次に、ステップ113へ進む。
ステップ112において、リモコンノード2Yは、エンジンノード1Yから受信した識別子Yをもとに、図3に示すテーブルに従って、自身の送信スロットを6に、受信スロットを2と1に決定する。次に、ステップ113へ進む。
ステップ113において、全ノードが、接続している全通信線を介して情報を送受信する通常の通信状態となる。このときの通信線Bの通信サイクルの構成を図6に示す。
図6は、この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの通常の通信状態の通信線Bの通信サイクルの構成を示す図である。
本実施の形態1によれば、グループの識別子を持たないリモコンノード2X、2Yが、通信線AX、AYを介してグループの識別子を受信し、送受信スロットを決定することにより、情報の衝突を起こすことなく通信が可能となる。これにより、全ノードが通信を開始するまでの時間を短くできる。また、グループの識別子を受信することにより、自身の属するグループを認識することができるため、図3に示すように、受信した情報がどのノードから送信されたものであるかをスロットの番号から判断することができる。
また、本実施の形態1によれば、情報の衝突が起こらないため、衝突検出手段を備えたハブのような装置を追加する必要がなく、追加に伴うコストがかからない。
さらに、本実施の形態1においては、各グループに属するノード数を2つとしたが、図7のネットワークシステム10Aに示すように、操船席の増加によってレバー13X、13Yが増加し、このレバー13X、13Yからの操作情報を入力とするサブリモコンノード3X、3YをグループX、グループYにそれぞれ追加する場合がある。このとき、各グループのノード数が増加するが、サブリモコンノード3X、3Yも、図8に示すような識別子と情報送受信用のスロットの対応関係を示すテーブルを保持していれば、図4のフローチャートと同様の手順、時間で全ノードが識別子を受信し、送受信スロットを決定することができる。従って、全ノードが正常な通信が開始するまでの時間はグループに属するノード数が2つの場合と同じにすることができる。
本実施の形態1においては、各ノードは情報の送信用に夫々1つのスロットを割り当てる設定となっているが、他のノードと重複しなければ、複数のスロットを情報の送信に用いるよう、設定してもよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るネットワークシステムについて図9から図11までを参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態2に係る船舶に搭載されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
この実施の形態2のネットワークシステム20は、上記の実施の形態1のネットワークシステム10に対して、グループZ(第3のグループ)を増設したものである。図9に示すように、グループZは、エンジンノード1Z(第5のノード)、リモコンノード2Z(第6のノード)、船外機11Z、レバー12Z、及び通信線AZ(第3のグループ内通信線)からなる。また、エンジンノード1Z、及びリモコンノード2Zは、通信線Bにも接続されている。
つぎに、この実施の形態2に係るネットワークシステムの動作について図面を参照しながら説明する。
エンジンノード1Zは、識別子Zを持ち、かつsyncノードとする。また、情報送信用にスロット3が割り当てられている。各リモコンノード2X、2Y、2Zは、識別子と情報送受信用のスロットの対応関係を示すテーブルを保持している。
図10は、この発明の実施の形態2に係るネットワークシステムのリモコンノードが保持するテーブルの構成を示す図である。
図11は、この発明の実施の形態2に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。
続いて、本実施の形態2における、リモコンノード2X、2Y、2Zに対するスロットの割り当てと通信方法を図11のフローチャートに沿って説明する。ただし、図4のフローチャートと同じ処理のステップは、説明を省略する。
ステップ205において、エンジンノード1Zは、スロット3において、通信線AZ、通信線Bを介してsyncフレームの送信を開始する。次に、ステップ206へ進む。
ステップ210において、エンジンノード1Zは、スロット3において、通信線AZを介して識別子Zを含むsyncフレームを送信するとともに、通信線Bを介して識別子を含まないsyncフレームを送信する。次に、ステップ211へ進む。
ステップ213において、リモコンノード2Xは、エンジンノード1Xから受信した識別子Xをもとに、図10に示すテーブルに従って、自身の送信スロットを5に、受信スロットを1と2と3に決定する。次に、ステップ216へ進む。
ステップ214において、リモコンノード2Yは、エンジンノード1Yから受信した識別子Yをもとに、図10に示すテーブルに従って、自身の送信スロットを6に、受信スロットを1と2と3に決定する。次に、ステップ216へ進む。
ステップ215において、リモコンノード2Zは、エンジンノード1Zから受信した識別子Zをもとに、図10に示すテーブルに従って、自身の送信スロットを7に、受信スロットを1と2と3に決定する。次に、ステップ216へ進む。
本実施の形態2によれば、グループを増設した場合であっても、2つのグループの場合と同じ手順、処理数で識別子を受信し、送受信スロットを決定することができるため、全ノードが通常の通信を開始するまでの時間は2つグループの場合と同じにすることができる。また、グループの識別子を受信することにより、自身の属するグループを認識することができるため、グループを増設しても、図10に示すように、受信した情報がどのノードから送信されたものであるかをスロットの番号から判断することができる。
また、本実施の形態2では、増設した結果、ネットワークシステム内のグループ数を3つとしたが、4つ以上であっても同じことがいえる。
さらに、本実施の形態2においても、衝突検出手段を備えたハブのような装置を追加する必要がなく、追加に伴うコストがかからない。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムについて図12及び図13を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムの構成は、上記の実施の形態1と同じである。
エンジンノード1X、1Yは、夫々識別子X、Yを持ち、エンジンの情報送信用に夫々スロット1、スロット2が割り当てられている。また、これらのノードは、syncノードとする。
本実施の形態3におけるリモコンノード2X、2Yは、スロットが割り当てられていない状態では上記の実施の形態1と同様、syncノードではない。しかし、エンジンノード1X、1Yからグループの識別子を受信し、送受信スロットを確定した後で、syncノードとして設定される。
図12は、この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。
このような構成を持つ船舶ネットワークシステムの本実施の形態3における通常時のリモコンノード2X、2Yに対するスロットの割り当てと通信方法を図12のフローチャートに沿って説明する。ただし、ステップ301からステップ312までの処理は、図4のステップ101からステップ112までの処理と同じであるため説明を省略する。
ステップ313において、リモコンノード2X、2Yがsyncノードに設定される。
ステップ314において、全ノードが、接続している全通信線を介して情報を送受信する通常の通信状態となる。
図13は、この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムの構成で断線状態を示すブロック図である。
続いて、通常の通信状態となった後に、図13に示すように、通信線Bに断線が発生し、通信線Bを介したグループ間通信が実施できなくなった場合の通信状態を図12のフローチャートのステップ315から316に沿って説明する。
ステップ315において、通信線Bが断線し、グループ間の通信が実施できない状態となる。
ステップ316において、グループXにはエンジンノード1Xとリモコンノード2Xの、2つのsyncノードが存在するため、エンジンノード1Xとリモコンノード2X間では通信線AXを介して通信を継続する。グループYにも、またエンジンノード1Yとリモコンノード2Yの、2つ以上のsyncノードが存在するため、エンジンノード1Yとリモコンノード2Y間では通信線AYを介して通信を継続する。
本実施の形態3によれば、図13に示すように通信線Bの断線により、グループ間通信が実施できなくなった場合であっても、各グループ内に2つ以上のsyncノードが存在するため、断線時も各グループ内の通信は停止することなく、各グループで夫々独立した共通時間を持って通信を行い、船舶の操作を継続することが可能になる。
この発明の実施の形態1に係る船舶に搭載されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの通信サイクルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムのリモコンノードが保持するテーブルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの全ノード間で共通時間を取得した後の各通信線AX、AY、Bの通信サイクルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムの通常の通信状態の通信線Bの通信サイクルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るネットワークシステムのノードが増加した別の構成を示すブロック図である。 図7のネットワークシステムのリモコンノードが保持するテーブルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る船舶に搭載されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るネットワークシステムのリモコンノードが保持するテーブルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るネットワークシステムの構成で断線状態を示すブロック図である。 従来の船舶のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1X、1Y、1Z エンジンノード、2X、2Y、2Z リモコンノード、3X、3Y サブリモコンノード、10、10A、20 ネットワークシステム、11X、11Y、11Z 船外機、12X、12Z、13X レバー、AX、AY、AZ、B 通信線。

Claims (3)

  1. グループを識別するための第1の識別子を持つ第1のノード、及び前記第1の識別子を持たない第2のノードが第1のグループ内通信線を介して接続される第1のグループと、
    グループを識別するための第2の識別子を持つ第3のノード、及び前記第2の識別子を持たない第4のノードが第2のグループ内通信線を介して接続される第2のグループとを備え、
    前記第1、第2、第3、及び第4のノードがグループ間通信線を介して接続されるネットワークシステムであって、
    前記第1のノードは、共通の通信サイクルを所定数に分割した送受信領域のうち、前記第1の識別子に基づいて割り当てられた第1の送受信領域において、前記第1のグループ内通信線及び前記グループ間通信線を介して同期取得用の情報を送信し、
    前記第3のノードは、共通の通信サイクルを所定数に分割した送受信領域のうち、前記第2の識別子に基づいて割り当てられた第2の送受信領域において、前記第2のグループ内通信線及び前記グループ間通信線を介して同期取得用の情報を送信し、
    前記第1及び第3のノードは、前記グループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて互いに通信サイクルを同期させた後、
    前記第1のノードは、前記第1のグループ内通信線を介して、前記第1の識別子を含む同期取得用の情報を送信し、
    前記第3のノードは、前記第2のグループ内通信線を介して、前記第2の識別子を含む同期取得用の情報を送信し、
    前記第2及び第4のノードは、前記第1及び第2のグループ内通信線、並びにグループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて、前記第1及び第3のノードで共通の通信サイクルに同期し、
    前記第2のノードは、前記第1のグループ内通信線を介して前記第1の識別子を受信すると、受信した前記第1の識別子に予め関連付けられている自身用の第3の送受信領域を設定し、
    前記第4のノードは、前記第2のグループ内通信線を介して前記第2の識別子を受信すると、受信した前記第2の識別子に予め関連付けられている自身用の第4の送受信領域を設定する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. グループを識別するための第3の識別子を持つ第5のノード、及び前記第3の識別子を持たない第6のノードが第3のグループ内通信線を介して接続される第3のグループをさらに備え、
    前記第5及び第6のノードが前記グループ間通信線を介して接続されるネットワークシステムであって、
    前記第5のノードは、共通の通信サイクルを所定数に分割した送受信領域のうち、前記第3の識別子に基づいて割り当てられた第5の送受信領域において、前記第3のグループ内通信線を介して前記第3の識別子を含む同期取得用の情報を送信するとともに、前記グループ間通信線を介して前記第3の識別子を含まない同期取得用の情報を送信し、
    前記第1、第3及び第5のノードは、前記グループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて互いに通信サイクルを同期させ、
    前記第2、第4及び第6のノードは、前記第1、第2及び第3のグループ内通信線、並びにグループ間通信線を介して受信した前記同期取得用の情報を用いて、前記第1、第3及び第5のノードで共通の通信サイクルに同期し、
    前記第6のノードは、前記第3のグループ内通信線を介して前記第3の識別子を受信すると、受信した前記第3の識別子に予め関連付けられている自身用の第6の送受信領域を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記第2のノードが、前記第1のグループ内通信線を介して受信した前記第1の識別子に予め関連付けられている自身用の第3の送受信領域を設定し、
    前記第4のノードが、前記第2のグループ内通信線を介して受信した前記第2の識別子に予め関連付けられている自身用の第4の送受信領域を設定した後、
    前記第2及び第4のノードが、前記同期取得用の情報を送受信する機能を獲得した場合、
    前記グループ間通信線に障害が発生し、前記グループ間通信線を介した通信が不能となったときに、前記第1のグループを構成するノード間では同期がとれ、通信可能であるとともに、前記第2のグループを構成するノード間では同期がとれ、通信可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。
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