JP4498755B2 - 文書管理装置、文書管理方法、文書管理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

文書管理装置、文書管理方法、文書管理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、文書管理装置、文書管理方法、文書管理プログラム及び記録媒体に関する。
サーバなど、文書を格納するフォルダを有する装置では、一般的に、ユーザごとに所定のフォルダを利用する権限を設定することが出来る。
例えば、サーバは、ユーザAに対しては、フォルダCに文書を格納することを許可する格納権限及びフォルダCに格納してある文書を更新したり、文書を削除したりすることを許可する更新・削除権限を設定し、ユーザBに対しては、フォルダCに文書を格納することを許可する格納権限のみを設定したりすることができる。
ユーザAは、サーバとネットワークを介して接続された装置Aを用いて、ユーザ名とパスワードとをサーバに送信し、装置Aとサーバとの接続を許可されると、装置Aが保持している文書をサーバに送信し、該文書をフォルダCに格納したり、フォルダCに格納されている文書を更新及び/又は削除したりする。
特許第3218017号
しかしながら上記従来例において、文書が、装置Aではなく装置Aとネットワークを介して接続された他の装置Bに格納されていた場合、同一ユーザが操作する処理であったとしても、セキュリティを保ちながら、装置Bから直接サーバのフォルダに文書を格納することができない問題があった。
装置Bに格納されている文書をサーバに格納する場合は、装置Aが、一度文書を装置Bからネットワークを介して取得した後、前記サーバにネットワークを介して格納しなくてはならなく、ネットワークに負荷を掛ける問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、セキュリティを保ちながら、ネットワークに負荷を掛けることなく、利用を許可したフォルダを利用させることを目的とする。
そこで、上記問題を解決するため、発明は、文書を格納する文書格納手段を有する文書管理装置であって、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信手段と、前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成手段と、前記利用許可情報を、前記クライアントに送信する利用許可情報送信手段とを有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信手段と、前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成手段と、前記利用許可情報を、前記クライアントに送信する利用許可情報送信手段とを有することによって、セキュリティを保ちながら、ネットワークに負荷を掛けることなく、利用を許可したフォルダを利用させることができる。
また、発明は、前記利用許可情報作成手段は、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の内容及び識別情報を作成し、前記利用許可情報の内容を保持することを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報作成手段は、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の内容及び識別情報を作成し、前記利用許可情報の内容を保持することによって、利用許可情報を管理することができる。
また、発明は、前記利用許可情報送信手段は、前記利用許可情報の識別情報を利用許可情報として前記クライアントに送信することを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報送信手段は、前記利用許可情報の識別情報を利用許可情報として前記クライアントに送信することによって、利用許可情報の識別情報を利用許可情報としてクライアントに提供することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記利用許可情報の権限に係る情報とを含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記利用許可情報の権限に係る情報とを含むことによって、権限の異なる利用許可情報をクライアントに提供することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記利用許可情報の有効時間に係る情報とを含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記利用許可情報の有効時間に係る情報とを含むことによって、利用許可情報に利用許可情報の有効時間を設定することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、当該文書管理装置への有効接続回数に係る情報とを含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、当該文書管理装置への有効接続回数に係る情報とを含むことによって、利用許可情報に文書管理装置への有効接続回数を設定することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記文書格納手段への文書の有効格納回数に係る情報とを含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記文書格納手段への文書の有効格納回数に係る情報とを含むことによって、利用許可情報に文書格納手段への文書の有効格納回数を設定することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記文書格納手段への文書の有効格納容量に係る情報とを含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、前記文書格納手段への文書の有効格納容量に係る情報とを含むことによって、利用許可情報に文書格納手段への文書の有効格納容量を設定することができる。
また、発明は、前記利用許可情報の内容は、複数の前記文書格納手段の識別情報を含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用許可情報の内容は、複数の前記文書格納手段の識別情報を含むことによって、複数の文書格納手段の利用を許可することができる。
また、発明は、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントから前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信手段と、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段の利用を行う利用手段とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントから前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信手段と、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段の利用を行う利用手段とを更に有することによって、利用許可情報を利用するクライアントに対して文書格納手段を利用させることができる。
また、発明は、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントは、前記利用許可情報送信手段において前記利用許可情報を送信した送信先のクライアントとは異なることを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントは、前記利用許可情報送信手段において前記利用許可情報を送信した送信先のクライアントとは異なることによって、フォルダチケットを送信した送信先以外のクライアントからの要求を受け取って処理することができる。
また、発明は、前記利用要求には、前記文書に係る情報と前記文書格納手段に係る情報とが含まれることを特徴とする。
発明によれば、前記利用要求には、前記文書に係る情報と前記文書格納手段に係る情報とが含まれることによって、指定された文書を利用が許可された文書格納手段に格納したり、利用が許可された文書に格納されている文書を変更及び/又は削除したりすることができる。
また、文書格納手段が階層構造の作成を許可している場合は、指定された文書格納手段に、階層構造を作成し、文書を格納することもできる。
また、発明は、前記利用手段は、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段に文書を格納することを特徴とする。
発明によれば、前記利用手段は、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段に文書を格納することによって、指定された文書を利用が許可された文書格納手段に格納することができる。
また、発明は、前記格納した文書を識別する文書識別情報を、編集可能な文書の文書識別情報として前記利用許可情報の内容に追加する文書識別情報追加手段を更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記格納した文書を識別する文書識別情報を、編集可能な文書の文書識別情報として前記利用許可情報の内容に追加する文書識別情報追加手段を更に有することによって、文書格納手段に文書を格納したクライアントは、該格納した文書を編修することができる。
また、発明は、前記格納した文書を識別する文書識別情報を、前記クライアントに送信する文書識別情報送信手段を更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記格納した文書を識別する文書識別情報を、前記クライアントに送信する文書識別情報送信手段を更に有することによって、文書格納手段に文書を格納したクライアントは、該文書を識別することができる。
また、発明は、前記格納した文書の利用を許可する文書利用許可情報を前記クライアントに送信する文書利用許可情報送信手段を更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記格納した文書の利用を許可する文書利用許可情報を前記クライアントに送信する文書利用許可情報送信手段を更に有することによって、文書格納手段に文書を格納したクライアントは、該格納した文書を利用することができる。
また、発明は、前記利用手段は、前記利用要求で利用が要求された文書格納手段が、前記利用許可情報作成手段において作成された利用許可情報において利用が許可された文書格納手段の下位の階層の文書格納手段かどうかを判定する階層判定手段を含むことを特徴とする。
発明によれば、前記利用手段は、前記利用要求で利用が要求された文書格納手段が、前記利用許可情報作成手段において作成された利用許可情報において利用が許可された文書格納手段の下位の階層の文書格納手段かどうかを判定する階層判定手段を含むことによって、クライアントから指定された文書格納手段が、利用が許可された文書格納手段の下位の階層であっても該文書格納手段の利用を許可することができる。
また、発明は、前記文書格納手段に格納されている文書の一覧情報の取得を要求するクライアントから、前記文書の一覧情報の取得要求を受信する文書一覧情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書の一覧情報の取得要求に応じて、文書一覧情報を、前記クライアントに送信する文書一覧情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段に格納されている文書の一覧情報の取得を要求するクライアントから、前記文書の一覧情報の取得要求を受信する文書一覧情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書の一覧情報の取得要求に応じて、文書一覧情報を、前記クライアントに送信する文書一覧情報送信手段とを更に有することによって、要求に応じてクライアントに文書一覧を提供することができる。
また、発明は、前記文書格納手段に格納されている文書の内容情報の取得を要求するクライアントから、前記文書の内容情報の取得要求を受信する文書内容情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書の内容情報の取得要求に応じて、文書内容情報を、前記クライアントに送信する文書内容情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段に格納されている文書の内容情報の取得を要求するクライアントから、前記文書の内容情報の取得要求を受信する文書内容情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書の内容情報の取得要求に応じて、文書内容情報を、前記クライアントに送信する文書内容情報送信手段とを更に有することによって、要求に応じてクライアントに文書の内容を提供することができる。
また、発明は、当該文書管理装置との接続を許可する接続許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報を含む、前記接続許可情報の取得要求を受信する接続許可情報取得要求受信手段と、前記受信した、前記接続許可情報の取得要求に応じて、接続許可情報を作成する接続許可情報作成手段と、前記接続許可情報を、前記クライアントに送信する接続許可情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、当該文書管理装置との接続を許可する接続許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報を含む、前記接続許可情報の取得要求を受信する接続許可情報取得要求受信手段と、前記受信した、前記接続許可情報の取得要求に応じて、接続許可情報を作成する接続許可情報作成手段と、前記接続許可情報を、前記クライアントに送信する接続許可情報送信手段とを更に有することによって、利用許可情報を含む、接続許可情報の取得要求を行ったクライアントに対して接続許可情報を提供することができる。
また、発明は、前記クライアントから、前記接続許可情報と前記利用許可情報とを含む、前記文書格納手段の識別情報の取得要求を受信する識別情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書格納手段の識別情報の取得要求に応じて、前記文書格納手段の識別情報を前記クライアントに送信する識別情報送信手段とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記クライアントから、前記接続許可情報と前記利用許可情報とを含む、前記文書格納手段の識別情報の取得要求を受信する識別情報取得要求受信手段と、前記受信した前記文書格納手段の識別情報の取得要求に応じて、前記文書格納手段の識別情報を前記クライアントに送信する識別情報送信手段とを更に有することによって、接続許可情報と利用許可情報とを含む、文書格納手段の識別情報の取得要求を行ったクライアントに対して、利用を許可した文書格納手段の識別情報を提供することができる。
また、発明は、文書を格納する文書格納手段を有する文書管理装置における文書管理方法であって、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信段階と、前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成段階と、前記利用許可情報を、前記クライアントに送信する利用許可情報送信段階とを有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段の利用を許可する利用許可情報の取得を要求するクライアントから、前記利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信段階と、前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成段階と、前記利用許可情報を、前記クライアントに送信する利用許可情報送信段階とを有することによって、セキュリティを保ちながら、ネットワークに負荷を掛けることなく、利用を許可したフォルダを利用させることができる。
また、発明は、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントから前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信段階と、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段の利用を行う利用段階とを更に有することを特徴とする。
発明によれば、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントから前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信段階と、前記利用許可情報に基づいて、前記文書格納手段の利用を行う利用段階とを更に有することによって、利用許可情報を有するクライアントに対して文書格納手段を利用させることができる。
また、発明は、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントは、前記利用許可情報送信段階において前記利用許可情報を送信した送信先のクライアントとは異なることを特徴とする。
発明にれば、前記文書格納手段の利用を要求するクライアントは、前記利用許可情報送信段階において前記利用許可情報を送信した送信先のクライアントとは異なることによって、フォルダチケットを送信した送信先以外のクライアントからの要求を受け取って処理することができる。
また、上記課題を解決するための手段として、文書管理プログラム及び記録媒体としてもよい。
本発明によれば、セキュリティを保ちながら、ネットワークに負荷を掛けることなく、利用を許可したフォルダを利用させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による文書管理サーバの一例のハードウェア構成図である。図1では説明に必要な構成を表し、説明に必要の無い構成を省略してある。以下の図においても同様である。
図1に示されるハードウェア構成は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、CPU(Central Processing Unit)24と、インターフェース装置25と、HD(Hard Disk)26と、記録媒体27とから構成されている。
インターフェース装置25は、文書管理サーバ10をネットワークに接続するインターフェースである。
文書管理サーバ10のプログラムは、例えば、CD−ROMなどの記録媒体27によって文書管理サーバ10に提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。記録媒体27は、ドライブ装置21にセットされ、データや文書管理サーバ10のプログラムが記録媒体27からドライブ装置21を介してROM22にインストールされる。
ROM22は、データや文書管理サーバ10のプログラムを格納する。RAM23は、文書管理サーバ10の起動時にROM22から文書管理サーバ10のプログラムを読み出して格納する。CPU24は、RAM23に読み出され格納された文書管理サーバ10のプログラムに従って処理を実行する。
HD26は、データやファイル、後述する文書などを格納する。
以下、本発明による文書管理方法及び文書管理サーバ10における処理の一例を文書の格納を例にとって図2を用いて説明する。図2は、文書管理方法及び文書管理サーバにおける処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
シーケンスS10では、文書管理サーバ10とネットワークを介して接続されたクライアントAが、クライアントAと文書管理サーバ10との接続を許可するセッションチケットの取得を要求するセッションチケット取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
セッションチケット取得リクエストの一例は、後述する図6を用いて説明する
シーケンスS10に続いてシーケンスS11に進み、文書管理サーバ10は、セッションチケット取得リクエストに応じたセッションチケットの内容及びセッションチケットIDを作成し、該セッションチケットIDをセッションチケットとして、該セッションチケットを含んだセッションチケット取得レスポンスをクライアントAに送信する。
セッションチケット取得レスポンスの一例は、後述する図7を用いて説明する。
シーケンスS11に続いてシーケンスS12に進み、クライアントAは、シーケンスS11において取得したセッションチケットを含む、文書管理サーバ10のフォルダを利用する利用許可情報であるフォルダチケットの取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
フォルダチケット取得リクエストの一例は、後述する図8を用いて説明する。
シーケンスS12に続いてシーケンスS13に進み、文書管理サーバ10は、フォルダチケット取得リクエストに応じたフォルダチケットの内容及びフォルダチケットIDを作成し、該フォルダチケットIDをフォルダチケットとして、該フォルダチケットを含んだフォルダチケット取得レスポンスをクライアントAに送信する。
また、文書管理サーバ10は、作成したフォルダチケットの内容を保持する。
フォルダチケット取得レスポンスの一例は、後述する図9を用いて説明する。また、フォルダチケットの内容の一例は、後述する図4を用いて説明する。
シーケンスS13に続いてシーケンスS14に進み、クライアントAは、文書管理サーバ10のフォルダ及び該フォルダに格納する文書を指示する、フォルダチケットを含んだ文書格納指示リクエストをクライアントBに送信する。
文書格納指示リクエストの一例は、後述する図10を用いて説明する。
シーケンスS14に続いてシーケンスS15に進み、クライアントBは、シーケンスS14において取得した文書格納指示リクエストに対応する文書格納指示レスポンスをクライアントAに送信する。
文書格納指示レスポンスの一例は、後述する図11を用いて説明する。
シーケンスS15に続いてシーケンスS16に進み、クライアントBは、フォルダチケットを含む、文書管理サーバ10とクライアントBとの接続を許可するセッションチケットの取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストの一例は、後述する図12を用いて説明する。
シーケンスS16に続いてシーケンスS17に進み、文書管理サーバ10は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに応じた、フォルダチケットによるセッションチケットの内容及びセッションチケットIDを作成し、該セッションチケットIDをフォルダチケットによるセッションチケットとして、該セッションチケットを含んだセッションチケットの取得レスポンスをクライアントBに送信する。
また、文書管理サーバ10は、作成したフォルダチケットによるセッションチケットの内容を保持する。
フォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスの一例は、後述する図13を用いて説明する。また、フォルダチケットによるセッションチケットの内容の一例は、後述する図5を用いて説明する。
シーケンスS17に続いてシーケンスS18に進み、クライアントBは、シーケンスS14において取得したフォルダチケットとシーケンスS17において取得したセッションチケットとを含む、文書管理サーバ10が利用を許可したフォルダのフォルダID取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストの一例は、後述する図14を用いて説明する。
シーケンスS18に続いてシーケンスS19に進み、文書管理サーバ10は、シーケンスS18において取得したフォルダチケットによるフォルダID取得リクエストに対応する、フォルダIDを含む、フォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスをクライアントBに送信する。
フォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスの一例は、後述する図15を用いて説明する。
シーケンスS19に続いてシーケンスS20に進み、クライアントBは、シーケンスS17において取得したセッションチケット、シーケンスS19において取得したフォルダID及び格納する文書の内容などを含む文書格納リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
文書格納リクエストの一例は、後述する図16を用いて説明する。
シーケンスS20に続いてシーケンスS21に進み、文書管理サーバ10は、シーケンスS20において取得した文書格納リクエストに応じて、指定された文書を指定されたフォルダに格納し、格納した文書を識別する文書IDを含む文書格納レスポンスをクライアントBに送信する。
文書格納レスポンスの一例は、後述する図17を用いて説明する。
シーケンスS22では、クライアントAが、文書管理サーバ10のフォルダに格納されている文書の一覧の取得を要求する文書一覧取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
文書一覧取得リクエストの一例は、後述する図18を用いて説明する。
シーケンスS22に続いてシーケンスS23に進み、文書管理サーバ10は、シーケンスS22において取得した文書一覧取得リクエストに対応する文書一覧を含む文書一覧取得レスポンスをクライアントBに送信する。
文書一覧取得レスポンスの一例は、後述する図19を用いて説明する。
シーケンスS23に続いてシーケンスS24に進み、クライアントAは、文書管理サーバ10のフォルダに格納されている文書の内容の取得を要求する文書内容取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
文書内容取得リクエストの一例は、後述する図20を用いて説明する。
シーケンスS24に続いてシーケンスS25に進み、文書管理サーバ10は、シーケンスS24において取得した文書内容取得リクエストに対応する文書内容を含む文書内容取得レスポンスをクライアントAに送信する。
文書内容取得レスポンスの一例は、後述する図21を用いて説明する。
図2に示した方法によると、ユーザは、クライアントAからクライアントBにフォルダチケットを渡すことによって、クライアントBから直接文書管理サーバ10に文書を格納することができる。
したがって、クライアントAは、一度クライアントBから文書を取得した後、文書管理サーバ10に文書を送信して、該文書を格納する必要がなく、ネットワークに負荷を掛けることがない。
なお、もちろんクライアントAは、フォルダチケットを用いて、当該自身が保持等している文書を文書管理サーバ10に格納してもよい。
以下、文書管理サーバ10の機能構成の一例を、図3を用いて説明する。図3は、文書管理サーバの機能構成の一例を説明するための図である。
図3に示されるように、文書管理サーバ10は、利用許可情報取得要求受信部101と、利用許可情報作成部102と、利用許可情報送信部103と、利用要求受信部104と、利用部105と、該利用部105に含まれる階層判定部106と、文書識別情報追加部107と、文書識別情報送信部108と、文書利用許可情報送信部109と、文書一覧情報取得要求受信部110と、文書一覧情報取得部111と、文書一覧情報送信部112と、文書内容情報取得要求受信部113と、文書内容情報取得部114と、文書内容情報送信部115と、接続許可情報取得要求受信部116と、接続許可情報作成部117と、接続許可情報送信部118と、識別情報取得要求受信部119と、識別情報取得部120と、識別情報作成部121と、を含む。
利用許可情報取得要求受信部101は、クライアントよりフォルダチケット取得リクエストを受信する。
利用許可情報作成部102は、利用許可情報取得要求受信部101において受信したフォルダチケット取得リクエストに応じて、後述するフォルダチケットを作成する。また、利用許可情報作成部102は、作成したフォルダチケットを保持、管理するようにしてもよい。
利用許可情報送信部103は、利用許可情報作成部102において作成したフォルダチケットを識別するフォルダチケットIDをクライアントに送信する。なお、フォルダチケットIDを暗号化してクライアントに送信するようにしてもよい。
利用要求受信部104は、フォルダの利用要求を受信する受信部であって、例えば文書格納リクエスト等をクライアントより受信する。
利用部105は、利用要求受信部104において受信した要求に応じて、フォルダを利用する利用部であって、例えば要求に応じて、指定されたフォルダに指定された文書を格納する。
階層判定部106は、利用要求受信部104において受信したフォルダの利用要求で指定されるフォルダが、フォルダチケット等で利用が許可されたフォルダの下位の階層のフォルダかどうかを判定する。
文書識別情報追加部107は、格納した文書を識別する文書ID等を、編集可能な文書の文書識別情報としてフォルダチケットに追加する。
文書識別情報送信部108は、格納した文書を識別する文書ID等を、文書の格納を要求した要求元のクライアントに送信する。
文書利用許可情報送信部109は、格納した文書の利用を許可する文書チケット等を、文書の格納を要求した要求元のクライアントに送信する。
文書一覧情報取得要求受信部110は、フォルダに格納されている文書の一覧情報の取得を要求するクライアントから、文書一覧取得リクエストを受信する。
文書一覧情報取得部111は、文書一覧情報取得要求受信部110において受信した文書一覧取得リクエストに応じて、対応するフォルダに格納されている文書の一覧を取得する。
文書一覧情報送信部112は、文書一覧情報取得部111において取得した文書の一覧を含む文書一覧取得レスポンスを、クライアントに送信する。
文書内容情報取得要求受信部113は、フォルダに格納されている文書の内容の取得を要求するクライアントから、文書内容取得リクエストを受信する。
文書内容情報取得部114は、文書内容情報取得要求受信部113において受信した文書内容取得リクエストに応じて、対応するフォルダに格納されている文書の内容を取得する。
文書内容情報送信部115は、文書内容情報取得部114において取得した文書の内容を含む文書内容取得レスポンスを、クライアントに送信する。
接続許可情報取得要求受信部116は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストをクライアントより受信する。
接続許可情報作成部117は、接続許可情報取得要求受信部116において受信したフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに応じて、後述するようなフォルダチケットによるセッションチケットを作成する。
接続許可情報送信部118は、接続許可情報作成部117において作成したフォルダチケットによるセッションチケットを識別するセッションチケットIDを含むフォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスを、クライアントに送信する。
識別情報取得要求受信部119は、フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストをクライアントより受信する。
識別情報取得部120は、識別情報取得要求受信部119において受信したフォルダチケットによるフォルダID取得リクエストに応じて、フォルダIDを取得する。
識別情報作成部121は、識別情報取得部120において取得したフォルダIDを含むフォルダID取得レスポンスを、クライアントに送信する。
図4は、フォルダチケットの内容の一例を説明するための図である。
図4に示すように、フォルダチケットの内容には、該フォルダチケットによって利用可能なフォルダを識別するフォルダIDが含まれている。
文書管理サーバ10は、フォルダチケット取得リクエストを取得すると、該フォルダチケット取得リクエストに応じたフォルダチケットの内容を作成し、保持する。
また、図4に示されるフォルダID以外に、フォルダチケットの権限に係る情報をフォルダチケットの内容に含めてもよい。
例えば、該フォルダチケットがフォルダに文書を格納する権限のみを有するフォルダチケットか、または文書を格納するとともに、格納した文書を書き替えたり、格納した文書を削除したりする権限を有するチケットかを図4に示すフォルダチケットの内容に含めてもよい。
権限に係る情報をフォルダチケットの内容に含めることによって、文書管理サーバ10は、クライアントからの要求に応じて、権限の異なるフォルダチケットをクライアントに提供することができる。
図5は、フォルダチケットによるセッションチケットの内容の一例を説明するための図である。
図5に示すように、フォルダチケットによるセッションチケットの内容には、セッションチケットIDとフォルダチケットIDとが含まれている。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを取得すると、該フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに応じたフォルダチケットによるセッションチケットの内容を作成し、保持する。
図6は、セッションチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。
図6に示すように、セッションチケット取得リクエストに含まれる<userid></userid>のタグにはユーザIDが、<password></password>のタグにはパスワードが、<timeLimit></timeLimit>のタグには、セッションチケットの有効時間が秒数を単位に格納されている。
クライアントAは、図6に示されるセッションチケット取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図7は、セッションチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図7に示すように、セッションチケット取得レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、セッションチケットが格納されている。
上述したように、文書管理サーバ10は、セッションチケット取得リクエストに応じたセッションチケットの内容及びセッションチケットIDを作成し、該セッションチケットIDをセッションチケットとして、該セッションチケットを含んだセッションチケット取得レスポンスをクライアントAに送信する。
図8は、フォルダチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。
図8に示すように、フォルダチケット取得リクエストに含まれる<sessionId></sessionId>のタグには、セッションチケットが、<folderId></folderId>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダIDが格納されている。
クライアントAは、図7のセッションチケット取得レスポンスで取得したセッションチケットと利用を許可して欲しいフォルダIDとを含むフォルダチケット取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図9は、フォルダチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図9に示すように、フォルダチケット取得レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、フォルダチケットが格納されている。
上述したように、文書管理サーバ10は、フォルダチケット取得リクエストに応じたフォルダチケットの内容及びフォルダチケットIDを作成し、該フォルダチケットIDをフォルダチケットとして、該フォルダチケットを含んだフォルダチケット取得レスポンスをクライアントAに送信する。
文書管理サーバ10は、クライアントからのフォルダチケット取得リクエストに応じて、フォルダの利用を許可するフォルダチケットを、要求を行ったクライアントに送信することができる。
図10は、文書格納指示リクエストの一例を説明するための図である。
図10に示すように、文書格納指示リクエストに含まれる<ticket></ticket>のタグには、図9のフォルダチケット取得レスポンスでクライアントAが取得したフォルダチケットが格納されている。
また、文書格納指示リクエストに含まれる<targetUrl></targetUrl>には、文書管理サーバ10のURLが格納されている。
クライアントAは、図10に示される文書格納指示リクエストをクライアントBに送信する。なお、図10のリクエストでは、クライアントBをスキャナであると想定している。
なお、図10に示される文書格納指示リクエストに文書管理サーバ10のフォルダの階層情報を含めてもよい。
図11は、文書格納指示レスポンスの一例を説明するための図である。
クライアントBは、クライアントAより図10に示される文書格納指示リクエストを取得すると、図11に示される文書格納指示レスポンスをクライアントAに送信する。
図12は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。
図12に示すように、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれる<ticket></ticket>のタグには、クライアントAより取得したフォルダチケットが格納されている。
また、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれる<timeLimit></timeLimit>のタグには、フォルダチケットによるセッションチケットの有効時間が格納されている。
クライアントBは、図12に示されるフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図13は、フォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図13に示されるように、フォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、フォルダチケットによるセッションチケットが格納されている。
上述したように、文書管理サーバ10は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに応じたセッションチケットの内容及びセッションチケットIDを作成し、該セッションチケットIDをセッションチケットとして、該セッションチケットを含んだフォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスをクライアントBに送信する。
図14は、フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストの一例を説明するための図である。
図14に示すように、フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストに含まれる<sessionId></sessionId>のタグには、フォルダチケットによるセッションチケットが格納されている。
また、フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストに含まれる<ticket></ticket>のタグには、クライアントBが、クライアントAより取得したフォルダチケットが格納されている。
クライアントBは、図14に示されるフォルダチケットによるフォルダID取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図15は、フォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図15に示すように、フォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、フォルダIDが格納されている。
文書管理サーバ10は、図14に示すフォルダチケットによるフォルダID取得リクエストに応じたフォルダIDを図4に示したフォルダチケットの内容より取得し、該フォルダIDを含んだフォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスをクライアントBに送信する。
図16は、文書格納リクエストの一例を説明するための図である。
図16に示すように、文書格納リクエストに含まれる<sessionId></sessionId>のタグには、図13において取得したフォルダチケットによるセッションチケットが格納されている。
また、文書格納リクエストに含まれる<title></title>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダに格納する文書のタイトルが格納されている。
また、文書格納リクエストに含まれる<content></content>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダに格納する文書の内容が格納されている。
また、文書格納リクエストに含まれる<creator></creator>のタグには、文書を作成したユーザの名前が格納されている。
クライアントBは、図16に示される文書格納リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
なお、図16に示される文書格納リクエストに文書管理サーバ10のフォルダの階層情報を含めてもよい。図16に示される文書格納リクエストに文書管理サーバ10のフォルダの階層情報を含めることによって、例えば、文書管理サーバ10は、指定されたフォルダの配下にサブフォルダを作成し、文書を格納することもできる。
図17は、文書格納レスポンスの一例を説明するための図である。
図17に示すように、文書格納レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、格納した文書を識別する文書IDが格納されている。
文書管理サーバ10は、図16に示される文書格納リクエストに応じて、指定された文書を指定されたフォルダに格納した後、格納した文書を識別する文書IDを含む文書格納レスポンスをクライアントBに送信する。
図18は、文書一覧取得リクエストの一例を説明するための図である。
図18に示すように、文書一覧取得リクエストに含まれる<sessionId></sessionId>のタグには、図13においてクライアントBが取得したフォルダチケットによるセッションチケットが格納されている。
クライアントAは、図2のシーケンスS16及びシーケンスS17と同様のシーケンスにより、文書管理サーバ10よりフォルダチケットによるセッションチケットを取得することができる。
また、文書一覧取得リクエストに含まれる<folderId></folderId>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダを識別するフォルダIDが格納されている。
クライアントAは、図18に示される文書一覧取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図19は、文書一覧取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図19に示すように、文書一覧取得レスポンスに含まれる<identifier></identifier>のタグには、文書を識別する文書IDが格納されている。
また、文書一覧取得レスポンスに含まれる<tile></tile>には、文書のタイトルが格納されている。
また、文書一覧取得レスポンスに含まれる<creator></creator>のタグには、文書を作成したユーザの名前が格納されている。
文書管理サーバ10は、図18に示される文書一覧取得リクエストに応じて、指定されたフォルダに格納されている文書の一覧情報を含む文書一覧取得レスポンスをクライアントAに送信する。
文書管理サーバ10は、クライアントからの要求に応じて、文書の一覧情報をクライアントに提供することができる。
図20は、文書内容取得リクエストの一例を説明するための図である。
図20に示すように、文書内容取得リクエストに含まれる<sessionId></sessionId>のタグには、図13においてクライアントBが取得したフォルダチケットによるセッションチケットが格納されている。
図18において説明したように、クライアントAは、図2のシーケンスS16及びシーケンスS17と同様のシーケンスにより、文書管理サーバ10よりフォルダチケットによるセッションチケットを取得することができる。
また、文書内容取得リクエストに含まれる<docId></docId>のタグには、文書を識別する文書IDが格納されている。
クライアントAは、図20に示される文書内容取得リクエストを文書管理サーバ10に送信する。
図21は、文書内容取得レスポンスの一例を説明するための図である。
図21に示すように、文書内容取得レスポンスに含まれる<returnValue></returnValue>のタグには、文書の内容が格納されている。
文書管理サーバ10は、図20に示される文書内容取得リクエストに応じて、指定された文書の内容をフォルダに格納されている文書より取得し、該文書の内容を含む文書内容取得レスポンスをクライアントAに送信する。
文書管理サーバ10は、クライアントからの要求に応じて、文書の内容情報をクライアントに提供することができる。
以下、文書管理サーバ10における文書格納処理の一例を、フローチャートを用いて図22に示す。
図22は、文書格納処理の一例のフローチャートである。
ステップS30において文書管理サーバ10は、クライアントから図16に示される文書格納リクエストを受信する。
ステップS30に続いてステップS31に進み、文書管理サーバ10は、ステップS30において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットが有効なセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効なセッションチケットであると判定すると(ステップS31においてYES)、処理をステップS32に進め、有効なセッションチケットでないと判定すると(ステップS31においてNO)処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書管理サーバ10内に保持しているセッションチケットの内容とステップS30において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットとを比較し、有効なセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS32では、文書管理サーバ10は、ステップS30において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットがフォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットであると判定すると(ステップS32においてYES)、処理をステップS33に進め、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットでないと判定すると(ステップS32においてNO)、処理をステップS34に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS30において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図5に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDが含まれているかどうかを検査し、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS33では、文書管理サーバ10は、ステップS30において受信した文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダであると判定すると(ステップS33においてYES)、処理をステップS34に進め、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダでないと判定すると(ステップS33においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDと、図5に示されるセッションチケットの内容に含まれるフォルダチケットIDに対応する図4に示されるフォルダチケットの内容とを比較して、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
ステップS34では、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストによって指定された文書を指定されたフォルダに格納する。
ステップS34に続いてステップS35に進み、文書管理サーバ10は、前記フォルダに格納した文書を識別する文書IDを含む図17に示される文書格納レスポンスを、前記文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
(有効期限)
以下、フォルダチケットに有効期限を付加した一例を図23から図25を用いて説明する。
図23は、フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。
図23のフォルダチケット取得リクエストは、図8のフォルダチケット取得リクエストに比べて、<timeLimit></timeLimit>のタグが新たに含まれている。
図23に示すように、<timeLimit></timeLimit>のタグには、フォルダチケットの有効期限が格納されている。
図24は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図24のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、フォルダチケットの有効期限が新たに含まれている。
図24に示すように、フォルダチケットの内容に有効期限を含めることによって、フォルダチケットにフォルダチケットの有効期限を設定することができる。
また、フォルダチケットに有効期限を設定することによって、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
図25は、フォルダチケットによるセッション開始時の有効期限検査処理の一例のフローチャートである。
ステップS40において文書管理サーバ10は、クライアントから図12に示されるフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを受信する。
ステップS40に続いてステップS41に進み、文書管理サーバ10は、ステップS40において受信したフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットが、有効期限内のフォルダチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットが、有効期限内のフォルダチケットであると判定すると(ステップS41においてYES)、処理をステップS42に進め、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットが、有効期限内のフォルダチケットでないと判定すると(ステップS41においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットを基に、図24に示されるフォルダチケットの内容を参照し、該フォルダチケットが有効期限内のフォルダチケットかどうかを判定する。
ステップS42では、文書管理サーバ10は、図5に示されるセッションチケットの内容及び識別情報を作成し、セッションチケットの内容を保持する。
ステップS42に続いてステップS43に進み、文書管理サーバ10は、ステップS42において作成したセッションチケットの識別情報をセッションチケットとして、該セッションチケットを含む図13に示されるフォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスを、前記フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを行ったクライアントに送信する。
フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを文書管理サーバ10が取得した際に、フォルダチケットの有効期限を検査することによって、有効期限の切れたフォルダチケットの利用を排除し、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
なお、文書管理サーバ10は、図25に示したように、フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを取得した際に、フォルダチケットの有効期限を検査するのではなく、有効期限の切れたフォルダチケットがないか常に監視して検査し、フォルダチケットの有効期限が切れたフォルダチケットを排除する構成としてもよい。
このような構成を取ることによって、有効期限の切れたフォルダチケットを管理する必要がなくなる。
(有効接続回数)
以下、フォルダチケットに有効接続回数を付加した一例を図26から図28を用いて説明する。
図26は、フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。
図26のフォルダチケット取得リクエストは、図8のフォルダチケット取得リクエストに比べて、<entryCount></entryCount>のタグが新たに含まれている。
図26に示すように、<entryCount></entryCount>のタグには、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数が格納されている。
図27は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図27のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数が新たに含まれている。
図27に示すように、フォルダチケットの内容にフォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数を含めることによって、フォルダチケットに、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数を設定することができる。
また、フォルダチケットに有効接続回数を設定することによって、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
図28は、フォルダチケットによるセッション開始時の有効接続回数検査処理の一例のフローチャートである。
ステップS50において文書管理サーバ10は、クライアントから図12に示されるフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを受信する。
ステップS50に続いてステップS51に進み、文書管理サーバ10は、ステップS50において受信したフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれる、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数が1以上かどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、セッションチケット取得リクエストに含まれる、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数が1以上であると判定すると、処理をステップS52に進め、セッションチケット取得リクエストに含まれる、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数が1より小さいと判定すると、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS50において受信したフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットに応じた、図27に示されるフォルダチケットの内容を参照し、有効接続回数が1以上かどうかを判定する。
ステップS52では、文書管理サーバ10は、ステップS50において受信したフォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストに含まれるフォルダチケットに応じた、図27に示されるフォルダチケットの内容を参照し、有効接続回数から1を引く。
ステップS52に続いてステップS53に進み、文書管理サーバ10は、図5に示されるセッションチケットの内容及び識別情報を作成し、セッションチケットの内容を保持する。
ステップS53に続いてステップS54に進み、文書管理サーバ10は、ステップS53において作成したセッションチケットの識別情報をセッションチケットとして、該セッションチケットを含む図13に示されるフォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスを、前記フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを行ったクライアントに送信する。
フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストを文書管理サーバ10が取得した際に、フォルダチケットによるクライアントと文書管理サーバ10との有効接続回数を検査することによって、有効接続回数の切れたフォルダチケットの利用を排除し、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
(有効格納回数)
以下、フォルダチケットに有効格納回数を付加した一例を図29から図32を用いて説明する。
図29は、フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。
図29のフォルダチケット取得リクエストは、図8のフォルダチケット取得リクエストに比べて、<putDocCount></putDocCount>のタグが新たに含まれている。
図29に示すように、<putDocCount></putDocCount>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数が格納されている。
図30は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図30のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数が新たに含まれている。
図30に示すように、フォルダチケットの内容に文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数を含めることによって、フォルダチケットに文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数を設定することができる。
また、フォルダチケットに文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数を設定することによって、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
図31は、フォルダチケットによるセッションチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図31のフォルダチケットによるセッションチケットの内容は、図5のフォルダチケットによるセッションチケットの内容と同様に、セッションチケットIDとフォルダチケットIDとが含まれる。ただし、図31に示されるフォルダチケットIDに対応するフォルダチケットの内容は、図30に示されるように、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数が含まれている。
図32は、文書格納時の有効格納回数検査処理の一例のフローチャートである。
ステップS60において文書管理サーバ10は、クライアントから図16に示される文書格納リクエストを受信する。
ステップS60に続いてステップS61に進み、文書管理サーバ10は、ステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットが有効なセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効なセッションチケットであると判定すると(ステップS61においてYES)、処理をステップS62に進め、有効なセッションチケットでないと判定すると(ステップS61においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書管理サーバ10内に保持しているセッションチケットの内容とステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットとを比較することにより有効なセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS62では、文書管理サーバ10は、ステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットがフォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットであると判定すると(ステップS62においてYES)、処理をステップS63に進め、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットでないと判定すると(ステップS62においてNO)、処理をステップS66に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図31に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDが含まれているかどうかを検査し、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS63では、文書管理サーバ10は、ステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダであると判定すると(ステップS63においてYES)、処理をステップS64に進め、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダでないと判定すると(ステップS63においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDと、図31に示されるセッションチケットの内容に含まれるフォルダチケットIDに対応する図30に示されるフォルダチケットの内容とを比較して、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
ステップS64では、文書管理サーバ10は、図30に示すフォルダチケットの内容に含まれる有効格納回数が1以上かどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効格納回数が1以上であると判定すると(ステップS64においてYES)、処理をステップS65に進み、有効回数が1より小さいと判定すると(ステップS64においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS60において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図31に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDを取得し、該フォルダチケットIDを用いて、図30に示されるフォルダチケットの内容を参照して、有効格納回数が1以上かどうかを判定する。
ステップS65では、文書管理サーバ10は、前述した方法により、図30に示されるフォルダチケットの内容に含まれる有効格納回数から1を引く。
ステップS65に続いてステップS66に進み、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストによって指定された文書を指定されたフォルダに格納する。
ステップS66に続いてステップS67に進み、文書管理サーバ10は、フォルダに格納した文書を識別する文書IDを含む図17に示される文書格納レスポンスを、前記文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
文書格納リクエストを文書管理サーバ10が取得した際に、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納回数を検査することによって、有効格納回数を消費したフォルダチケットの利用を排除し、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
なお、図32は、フォルダに文書を格納する処理における有効格納回数の検査について説明を行ったが、フォルダチケットがフォルダに格納されている文書の書き替えや削除をも許可するフォルダチケットで、文書管理サーバ10が、クライアントから文書の書き換えリクエスト(図示せず)を受信した場合は、図32と同様の処理を行うが、ステップS65に対応する処理は行わない。
(有効格納容量)
以下、フォルダチケットに有効格納容量を付加した一例を図33から図36を用いて説明する。
図33は、フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。
図33のフォルダチケット取得リクエストは、図8のフォルダチケット取得リクエストに比べて、<putDocCapacity></putDocCapacity>のタグが新たに含まれている。
図33に示すように、<putDocCapacity></putDocCapacity>のタグには、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量が格納されている。
図34は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図34のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量が、MB(Megabyte)を単位に新たに含まれている。
図33に示すように、フォルダチケットの内容に文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量を含めることによって、フォルダチケットに文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量を設定することができる。
また、フォルダチケットに文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量を設定することによって、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
図35は、フォルダチケットによるセッションチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図35のフォルダチケットの内容は、図5のフォルダチケットの内容と同様に、フォルダチケットによるセッションチケットIDとフォルダチケットIDとが含まれる。ただし、図35に示されるフォルダチケットIDに対応するフォルダチケットの内容は、図34に示されるように、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量が含まれている。
図36は、文書格納時の有効格納容量検査処理の一例のフローチャートである。
ステップS70において文書管理サーバ10は、クライアントから図16に示される文書格納リクエストを受信する。
ステップS70に続いてステップS71に進み、文書管理サーバ10は、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットが有効なセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効なセッションチケットであると判定すると(ステップS71においてYES)、処理をステップS72に進め、有効なセッションチケットでないと判定すると(ステップS71においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書管理サーバ10内に保持しているセッションチケットの内容とステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットとを比較することにより有効なセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS72では、文書管理サーバ10は、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットがフォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットであると判定すると(ステップS72においてYES)、処理をステップS73に進め、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットでないと判定すると(ステップS72においてNO)、処理をステップS76に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図35に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDが含まれているかどうかを検査し、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS73では、文書管理サーバ10は、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダであると判定すると(ステップS73においてYES)、処理をステップS74に進め、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダでないと判定すると(ステップS73においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDと、図35に示されるセッションチケットの内容に含まれるフォルダチケットIDに対応する図34に示されるフォルダチケットの内容とを比較して、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
ステップS74では、文書管理サーバ10は、図34に示すフォルダチケットの内容に含まれる有効格納容量から、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれる(図示せず)格納要求容量を引いた値が0以上かどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、0以上であると判定すると(ステップS74においてYES)、処理をステップS75に進み、0より小さいと判定すると(ステップS74においてNO)、処理を終了する。
ステップS75では、文書管理サーバ10は、図34に示すフォルダチケットの内容に含まれる有効格納容量から、ステップS70において受信した文書格納リクエストに含まれる(図示せず)格納要求容量を引く。
ステップS75に続いてステップS76に進み、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストによって指定された文書を指定されたフォルダに格納する。
ステップS76に続いてステップS77に進み、文書管理サーバ10は、前記フォルダに格納した文書を識別する文書IDを含む図17に示される文書格納レスポンスを、前記文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
文書格納リクエストを文書管理サーバ10が取得した際に、文書管理サーバ10のフォルダへの文書の有効格納容量を検査することによって、有効格納容量を消費したフォルダチケットの利用を排除し、文書管理方法及び文書管理サーバ10のセキュリティを向上させることができる。
(複数フォルダ)
以下、フォルダチケットに複数フォルダのフォルダIDを付加した一例を図37及び図38を用いて説明する。
図37は、フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。
図37のフォルダチケット取得リクエストは、図8のフォルダチケット取得リクエストのgetFolderTicketの引数が、文字列から文字列の配列になっている。
図37に示すように、<folderId></folderId>のタグの中に<item></item>のタグが複数含まれ、各<item></item>のタグに、当該フォルダチケットによって利用可能なフォルダを識別するフォルダIDが格納されている。
図38は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図38のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、フォルダチケットによって利用可能なフォルダを識別するフォルダIDが複数含まれている。
図38に示すように、フォルダチケットの内容にフォルダチケットによって利用可能なフォルダを識別するフォルダIDを複数含めることによって、フォルダチケットに複数のフォルダIDを設定することができる。
また、フォルダチケットに複数のフォルダIDを設定することによって、文書管理サーバ10は、1つのフォルダチケットで複数のフォルダの利用を許可することができる。
(サブフォルダの利用許可)
上述したように、文書管理サーバ10は、フォルダチケットを作成し、利用を許可したフォルダへの文書の格納及び/又は格納された文書の編集などを許可するが、以下では、文書管理サーバ10が、利用を許可したフォルダのサブフォルダの利用をも許可する一例について、図39及び図40を用いて説明する。
図39は、フォルダの階層を説明するための概念図である。
図39に示すように、ルートフォルダAは、1つ下位の階層のサブフォルダとしてフォルダBとフォルダCとフォルダDとを有する。
また、フォルダBは、1つ下位の階層のサブフォルダとしてフォルダEとフォルダFとを有する。
また、フォルダCは、1つ下位の階層のサブフォルダとしてフォルダGを有し、フォルダGは、1つ下位の階層のサブフォルダとしてフォルダHを有している。
後述するように、文書管理サーバ10は、フォルダチケットを作成して、フォルダBの利用をクライアントに許可すると、該フォルダチケットが有効な間、フォルダBのみならずその下位の階層のサブフォルダであるフォルダE及びフォルダFの利用も許可することができる。
図40は、文書格納処理の他の例を説明するための図である。
ステップS80において文書管理サーバ10は、クライアントから図16に示される文書格納リクエストを受信する。
ステップS80に続いてステップS81に進み、文書管理サーバ10は、ステップS80において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットが有効なセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効なセッションチケットであると判定すると(ステップS81においてYES)、処理をステップS82に進め、有効なセッションチケットでないと判定すると(ステップS81においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書管理サーバ10内に保持しているセッションチケットの内容とステップS80において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットとを比較することにより有効なセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS82では、文書管理サーバ10は、ステップS80において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットがフォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットであると判定すると(ステップS82においてYES)、処理をステップS83に進め、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットでないと判定すると(ステップS82においてNO)、処理をステップS86に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS80において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図5に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDが含まれているかどうかを検査し、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS83では、文書管理サーバ10は、フォルダIDで指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が可能なフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、指定されるフォルダIDが、フォルダチケットで文書の格納が可能なフォルダであると判定すると(ステップS83においてYES)、処理をステップS86に進め、指定されるフォルダIDが、フォルダチケットで文書の格納が可能なフォルダでないと判定すると(ステップS83においてNO)、処理をステップS84に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、指定されるフォルダIDと、図5に示されるセッションチケットの内容に含まれるフォルダチケットIDに対応する図4に示されるフォルダチケットの内容とを比較して、指定されるフォルダIDが、フォルダチケットで文書の格納が可能なフォルダかどうかを判定する。
ステップS84では、文書管理サーバ10は、指定されるフォルダIDがルートフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、指定されるフォルダIDがルートフォルダであると判定すると(ステップS84においてYES)、処理を終了し、指定されるフォルダIDがルートフォルダでないと判定すると(ステップS84においてNO)、処理をステップS85に進める。
ステップS85では、文書管理サーバ10は、指定されるフォルダIDの親フォルダのIDを取得し、ステップS83からの処理を繰り返す。
ステップS86では、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストによって指定された文書を指定されたフォルダに格納する。
ステップS86に続いてステップS87に進み、文書管理サーバ10は、前記フォルダに格納した文書を識別する文書IDを含む図17に示される文書格納レスポンスを、前記文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
図40に示した処理を行うことによって、フォルダチケットを作成し、利用を許可したフォルダとともにそのサブフォルダへの文書の格納及び/又は格納された文書の編集などを許可することができる。
(文書チケット)
図17に示すように、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに対して格納した文書を識別する文書IDを含む文書格納レスポンスを作成して、クライアントに送信する。しかしながら、以下では、文書IDとともに文書の利用を許可する文書チケットを含む文書格納レスポンスを、要求を行ったクライアントに送信する文書管理サーバ10の一例について図41及び図42を用いて説明する。
図41は、文書格納処理の他の例のフローチャートを説明するための図である。
図41のステップS90からステップS94の処理は、図22のステップS30からステップS34の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS95では、文書管理サーバ10は、フォルダに格納した文書の利用を許可する文書チケットを作成し、フォルダに格納した文書を識別する文書IDと前記作成した文書チケットとを含む後述する図42に示す文書格納レスポンスを、文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
文書管理サーバ10が、文書IDとともに文書チケットを含んだ文書格納レスポンスをクライアントに送信することによって、文書チケットを用いて文書を格納したクライアントは、前記文書の利用を許可する文書チケットを取得することができる。
前記クライアントは、取得した文書チケットを用いて、前記格納した文書を利用することが出来る。
図42は、文書格納レスポンスの他の例を説明するための図である。
図42の文書格納レスポンスは、図17の文書格納レスポンスに比べて、<docTicket></docTicket>のタグが新たに含まれている。
図42に示すように、<docTicket></docTicket>のタグには、格納した文書の利用を許可する文書チケットが格納されている。
(編集可能)
以下、フォルダに文書を格納する権限のみを有するフォルダチケットに対して、文書をフォルダに格納した後、該文書を書き替えたり、削除したりするなどの文書の編集権限を付加する一例を図43及び図44を用いて説明する。
図43は、文書格納処理の他の例のフローチャートである。
ステップS100において文書管理サーバ10は、クライアントから図16に示される文書格納リクエストを受信する。
ステップS100に続いてステップS101に進み、文書管理サーバ10は、ステップS100において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットが有効なセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、有効なセッションチケットであると判定すると(ステップS101においてYES)、処理をステップS102に進め、有効なセッションチケットでないと判定すると(ステップS101においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書管理サーバ10内に保持しているセッションチケットの内容とステップS100において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットとを比較することにより有効なセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS102では、文書管理サーバ10は、ステップS100において受信した文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダであると判定すると(ステップS102においてYES)、処理をステップS103に進め、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダでないと判定すると(ステップS102においてNO)、処理を終了する。
例えば、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDと、図5に示されるセッションチケットの内容に含まれるフォルダチケットIDに対応する図4に示されるフォルダチケットの内容とを比較して、文書格納リクエストに含まれるフォルダIDによって指定されるフォルダが、フォルダチケットで文書の格納が許可されたフォルダかどうかを判定する。
ステップS103では、文書管理サーバ10は、文書格納リクエストによって指定された文書を指定されたフォルダに格納する。
ステップS103に続いてステップS104に進み、文書管理サーバ10は、ステップS100において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットがフォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
文書管理サーバ10は、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットであると判定すると(ステップS104においてYES)、処理をステップS105に進め、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットでないと判定すると(ステップS104においてNO)、処理をステップS106に進める。
例えば、文書管理サーバ10は、ステップS100において受信した文書格納リクエストに含まれるセッションチケットを基に、図5に示されるセッションチケットの内容を参照し、フォルダチケットIDが含まれているかどうかを検査し、フォルダチケットにより取得されたセッションチケットかどうかを判定する。
ステップS105では、文書管理サーバ10が、ステップS103においてフォルダに格納した文書を識別する文書IDを、編集可能な文書として後述する図44に示すように、フォルダチケットの内容に追加する。
ステップS106では、文書管理サーバ10が、ステップS103においてフォルダに格納した文書を識別する文書IDを含む図17に示される文書格納レスポンスを、前記文書格納リクエストを行ったクライアントに送信する。
文書管理サーバ10が、編集可能な文書として、フォルダに格納した文書を識別する文書IDをフォルダチケットの内容に追加することによって、該フォルダチケットを有するクライアントは、前記文書IDに対応する文書を編集することができる。
図44は、フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
図44のフォルダチケットの内容は、図4のフォルダチケットの内容に比べて、編集可能な文書として、登録した文書の文書IDが含まれている。
なお、上述したフォルダは、UNIX(登録商標)やMS−DOSのディレクトリと同様である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明による文書管理サーバの一例のハードウェア構成図である。 文書管理方法及び文書管理サーバにおける処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 文書管理サーバの機能構成の一例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の一例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッションチケットの内容の一例を説明するための図である。 セッションチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。 セッションチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。 フォルダチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。 フォルダチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。 文書格納指示リクエストの一例を説明するための図である。 文書格納指示レスポンスの一例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッションチケット取得リクエストの一例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッションチケット取得レスポンスの一例を説明するための図である。 フォルダチケットによるフォルダID取得リクエストの一例を説明するための図である。 フォルダチケットによるフォルダID取得レスポンスの一例を説明するための図である。 文書格納リクエストの一例を説明するための図である。 文書格納レスポンスの一例を説明するための図である。 文書一覧取得リクエストの一例を説明するための図である。 文書一覧取得レスポンスの一例を説明するための図である。 文書内容取得リクエストの一例を説明するための図である。 文書内容取得レスポンスの一例を説明するための図である。 文書格納処理の一例のフローチャートである。 フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッション開始時の有効期限検査処理の一例のフローチャートである。 フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッション開始時の有効接続回数検査処理の一例のフローチャートである。 フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッションチケットの内容の他の例を説明するための図である。 文書格納時の有効格納回数検査処理の一例のフローチャートである。 フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。 フォルダチケットによるセッションチケットの内容の他の例を説明するための図である。 文書格納時の有効格納容量検査処理の一例のフローチャートである。 フォルダチケット取得リクエストの他の例を説明するための図である。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。 フォルダの階層を説明するための概念図である。 文書格納処理の他の例を説明するための図である。 文書格納処理の他の例のフローチャートを説明するための図である。 文書格納レスポンスの他の例を説明するための図である。 文書格納処理の他の例のフローチャートである。 フォルダチケットの内容の他の例を説明するための図である。
符号の説明
10 文書管理サーバ
21 ドライブ装置
22 ROM(Read Only Memory)
23 RAM(Random Access Memory)
24 CPU(Central Processing Unit)
25 インターフェース装置
26 HD(Hard Disk)
27 記録媒体

Claims (14)

  1. 第一のクライアント及び第二のクライアントとネットワークを介して接続され、前記クライアントからの要求に応じて文書を格納する文書格納手段を有する文書管理装置であって、
    前記文書格納手段の利用が許可されている前記第一のクライアントから、前記文書格納手段を利用して文書の格納を許可する情報である利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信手段と、
    前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成手段と、
    前記利用許可情報を、前記第一のクライアントに送信する利用許可情報送信手段と、
    前記第二のクライアントから、前記利用許可情報を含む前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信手段と、を有し、
    前記文書格納手段は、前記利用要求に含まれる利用許可情報が、前記利用許可情報送信手段により前記第一のクライアントに送信された利用許可情報であるかを判定することにより、当該利用許可情報の有効性を確認して、前記第二のクライアントからの文書を格納すること、
    を特徴とする文書管理装置。
  2. 前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、当該文書格納手段において文書を格納可能な上限記憶容量である有効格納容量に係る情報とを含むことを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
    前記有効格納容量は、前記第二のクライアントからの前記文書格納手段の利用要求に際し、当該文書格納手段に格納可能な記憶容量
  3. 前記文書格納手段により格納された文書を識別する文書識別情報を、編集可能な文書の文書識別情報として前記利用許可情報の内容に追加する文書識別情報追加手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
  4. 前記文書格納手段により格納された文書を識別する文書識別情報を、前記第一のクライアントに送信する文書識別情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
  5. 前記文書格納手段により格納された文書の利用を許可する文書利用許可情報を前記第一のクライアントに送信する文書利用許可情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
  6. 前記文書格納手段による文書格納先は、ファイル構造として、フォルダ及び当該フォルダ内のサブフォルダからなる階層構造を有し、
    前記利用許可情報は、前記文書格納手段により文書の格納を許可する文書格納先の情報を含み、
    前記文書格納手段により格納される文書を格納するフォルダが、前記利用許可情報作成手段において作成された利用許可情報において利用が許可されたフォルダの、下位の階層のサブフォルダかどうかを判定する階層判定手段を有し、
    前記文書格納手段は、前記下位の階層のサブフォルダであると判定されたとき、当該フォルダ及び当該サブフォルダに文書を格納可能であることを特徴とする請求項3乃至5何れか一項記載の文書管理装置。
  7. 第一のクライアント及び第二のクライアントとネットワークを介して接続され、前記クライアントからの要求に応じて文書を格納する文書格納手段を有する文書管理装置における文書管理方法であって、
    前記文書管理装置が、
    前記文書格納手段の利用が許可されている前記第一のクライアントから、前記文書格納手段を利用して文書の格納を許可する情報である利用許可情報の取得要求を受信する利用許可情報取得要求受信段階と、
    前記受信した前記利用許可情報の取得要求に応じて、利用許可情報を作成する利用許可情報作成段階と、
    前記利用許可情報を、前記第一のクライアントに送信する利用許可情報送信段階と、
    前記第二のクライアントから、前記利用許可情報を含む前記文書格納手段の利用要求を受信する利用要求受信段階と、
    前記文書格納手段により、前記利用要求に含まれる利用許可情報が、前記利用許可情報送信段階により前記第一のクライアントに送信された利用許可情報であるかを判定することにより、当該前記利用許可情報の有効性を確認して、前記第二のクライアントからの文書を格納する文書格納段階と、
    を有することを特徴とする文書管理方法。
  8. 前記利用許可情報の内容は、前記文書格納手段の識別情報と、当該文書格納手段において文書を格納可能な上限記憶容量である有効格納容量に係る情報とを含むことを特徴とする請求項7記載の文書管理方法。
  9. 前記文書格納段階により格納された文書を識別する文書識別情報を、編集可能な文書の文書識別情報として前記利用許可情報の内容に追加する文書識別情報追加段階を更に有することを特徴とする請求項7記載の文書管理方法。
  10. 前記文書格納段階により格納された文書を識別する文書識別情報を、前記第一のクライアントに送信する文書識別情報送信手段を更に有することを特徴とする請求項7記載の文書管理方法。
  11. 前記文書格納段階により格納された文書の利用を許可する文書利用許可情報を前記第一のクライアントに送信する文書利用許可情報送信段階を更に有することを特徴とする請求項7記載の文書管理方法。
  12. 前記文書格納段階において、前記文書格納手段による文書格納先は、ファイル構造として、フォルダ及び当該フォルダ内のサブフォルダからなる階層構造を有し、
    前記利用許可情報は、前記文書格納手段により文書の格納を許可する文書格納先の情報を含み、
    前記文書格納手段により格納される文書を格納するフォルダが、前記利用許可情報作成手段において作成された利用許可情報において利用が許可されたフォルダの、下位の階層のサブフォルダかどうかを判定する階層判定段階を有し、
    前記文書格納段階において、前記文書格納手段は、前記下位の階層のサブフォルダであると判定されたとき、当該フォルダ及び当該サブフォルダに文書を格納可能であることを特徴とする請求項7乃至9何れか一項記載の文書管理方法。
  13. 請求項7乃至12何れか一項記載の文書管理方法をコンピュータに実行させるための文書管理プログラム。
  14. 請求項13記載の文書管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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