JP4498292B2 - 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法 - Google Patents

半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4498292B2
JP4498292B2 JP2006061419A JP2006061419A JP4498292B2 JP 4498292 B2 JP4498292 B2 JP 4498292B2 JP 2006061419 A JP2006061419 A JP 2006061419A JP 2006061419 A JP2006061419 A JP 2006061419A JP 4498292 B2 JP4498292 B2 JP 4498292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
semiconductor module
solder
antenna
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006061419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007243448A (ja
Inventor
裕二 井関
恵一 山口
秀一 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006061419A priority Critical patent/JP4498292B2/ja
Publication of JP2007243448A publication Critical patent/JP2007243448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498292B2 publication Critical patent/JP4498292B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法に関し、特にマイクロ波周波数帯域やミリ波周波数帯域において使用され、マイクロ波回路及びマイクロストリップアンテナを内蔵する半導体モジュール及びその製造方法に関する。
近年、情報社会の進展に伴い、高速無線LAN(local area network)、パーソナル衛星通信等の無線回線の需要が増大している。このような需要に応えるために、例えば下記非特許文献1に記載されているように、通信周波数帯域が広く、通信チャンネル数を多く取ることができるマイクロ波周波数帯域やミリ波周波数帯域を利用する通信技術の研究開発が盛んに行われている。
マイクロ波やミリ波のような高い周波数帯域を使用するに従い、配線の伝送損失が大きくなる。例えば、周波数が60GHzに達すると、金(Au)配線は0.3μm程度の厚膜になる。このため、ミリ波無線用の送受信機においては、送受信回路とアンテナとの間を結ぶ給電線の伝送損失をいかに低く抑えるかということが重要な技術的課題になる。
下記特許文献1には、アンテナ一体化高周波半導体モジュールが開示されている。このアンテナ一体化高周波半導体モジュールは、外側にアンテナ電極、内側に結合用スロットが形成された蓋と、マイクロストリップ給電線を有するIC(integrated circuit)と、内側の底面及び側面と蓋に接触する部分にメタライズを行ったパッケージとを備えている。マイクロストリップ給電線から結合用スロットを通して短経路においてアンテナ電極を励振させることができるので、アンテナ一体型高周波半導体モジュールの伝送損失を減少することができる。
特開平10−270586号公報 電子情報通信学会マイクロ波研究会資料MW94−128、「ミリ波応用システムの開発・実用化動向」
しかしながら、上記特許文献1に開示されたアンテナ一体化高周波半導体モジュールにおいては、蓋の外側にアンテナ電極が形成され、アンテナ電極が外部環境に対してオープン又はそれに近い状態になっているので、外部環境の影響を大きく受けてアンテナ特性が劣化し易い点について、配慮がなされていなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、励振経路の伝送損失を減少することができ、かつ外部環境に対するアンテナ特性を向上することができるアンテナ及びその製造方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、半導体モジュールにおいて、第1の表面にマイクロ波回路を配設した第1の基板と、第1の表面に離間しかつ向かい合う第2の表面を有し、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有する第2の基板と、第2の表面にマイクロ波回路に向かい合わせて配設され、マイクロ波回路によって励振されるアンテナ部とを備え、第2の基板の第2の表面に対向する第3の表面に凹部を備え、アンテナ部が第2の表面に接する
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、第1の表面にマイクロ波回路を形成し、この第1の表面のマイクロ波回路の周囲に第1の半田接合層を形成した第1の基板を作製する工程と、第2の表面に接してアンテナ部を形成し、第2の表面と対向する第3の表面に凹部を形成し、この第2の表面のアンテナ部の周囲に第2の半田接合層を形成した、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有する第2の基板を作製する工程と、第1の基板の第1の表面に離間して第2の基板の第2の表面を向かい合わせて配置し、第1の半田接合層と第2の半田接合層との間に半田を形成する工程と、半田リフローを行い、半田を一旦溶融した後凝固させ、第1の半田接合層と第2の半田接合層との間を半田を介して接合する工程とを備える。
本発明によれば、励振経路の伝送損失を減少することができ、かつ外部環境に対するアンテナ特性を向上することができる半導体モジュール及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
[半導体モジュールの第1の構造]
図1に示すように、第1の実施の形態に係る半導体モジュール1は、第1の表面(図1中、上側表面)201にアンテナ給電用パターンを有するマイクロ波回路(MMIC)21を配設した第1の基板2と、第1の表面201に離間しかつ向かい合う第2の表面(図1中、下側表面)401を有し、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有する第2の基板4と、第2の表面401にマイクロ波回路21に向かい合わせて配設され、マイクロ波回路21によって励振されるパッチアンテナ(アンテナ部)41とを備えている。更に、第1の基板2と第2の基板4との間において、マイクロ波回路21及びパッチアンテナ41の周囲にはスペーサ3が配設されている。この半導体モジュール1は、第1の基板2上に第2の基板4をスペーサ3を介して重ね合わせ、マイクロ波回路21とパッチアンテナ41とを一体的に製作したモノリシックアンテナである。第1の実施の形態に係る半導体モジュール1は、必ずしもこの周波数帯域に限定されるものではないが、60GHzのミリ波周波数帯域用として製作されたものであり、例えば高速無線LANに使用される。
第1の基板2にはGaAs基板、Si基板等の半導体基板を実用的に使用することができる。第1の基板2は、例えば縦4mm、横4mmのサイズを有する平面正方形状のチップであり、例えば200μm〜300μmの厚さを有する。
第2の基板4は、第1の実施の形態において、基板自体が誘電体である誘電体基板である。この第2の基板4にはテフロン(登録商標)基板、ポリイミド基板等の樹脂基板、又はアルミナ基板、石英基板等のセラミックス基板、又は高絶縁性を有するSi基板等の半導体基板のいずれかを実用的に使用することができる。例えば、テフロン(登録商標)基板を使用する場合、テフロン(登録商標)基板の比誘電率は空気の比誘電率に対して高い2.5であり、テフロン(登録商標)基板の最大厚さはλ/4程度で比誘電率を考慮すると400μm〜600μmに設定される。第1の実施の形態においては、100μm〜300μmの範囲内の厚さを有するテフロン(登録商標)基板が使用されている。第2の基板4の平面サイズは、第1の基板2の平面サイズに比べて小さく、パッチアンテナ41の平面サイズに比べて大きい。
パッチアンテナ41の平面サイズは、マイクロ波回路21の平面サイズに比べて大きく、λ/2程度において構成されている。第1の実施の形態において、パッチアンテナ41は1.5mm程度の直径寸法を有する平面円形状により構成されている。なお、パッチアンテナ41の平面形状は、必ずしも平面円形状に限定されるものではなく、方形形状を有していてもよい。パッチアンテナ41は例えば3μm〜18μmの膜厚を有するCu薄膜、Au薄膜等の導体、又はこの導体の表面にめっき被膜を有する導体により構成されている。
第1の基板2のマイクロ波回路21と第2の基板4のパッチアンテナ41との間には微小の空隙dが設定されており、マイクロ波回路21とアンテナ41との間は電磁的に結合されている。空隙dの最大値はλ/20であり、第1の実施の形態において、空隙dは250μm以下に設定されている。
スペーサ3は、第1の基板2と第2の基板4との間を機械的に結合するとともに、マイクロ波回路21とパッチアンテナ41との間の空隙dを確保する。スペーサ3は、マイクロ波回路21及びパッチアンテナ41の周囲の全域又は周囲の一部に配設されている。第1の実施の形態において、スペーサ3には例えばポリイミド樹脂を使用することができる。このポリイミド樹脂により形成されたスペーサ3は、第1の基板2の第1の表面201、第2の基板4の第2の表面401のそれぞれにエポキシ樹脂等の接着材を介して接合することができる。
[半導体モジュールの特徴]
第1の実施の形態に係る半導体モジュール1においては、マイクロ波回路21(アンテナ給電用パターン)とパッチアンテナ41との間を微小な空隙dを介して電磁的に結合するようにしたので、伝送損失を減少することができ、アンテナ特性を向上することができる。更に、半導体モジュール1においては、マイクロ波回路21に向かい合う第2の基板4の第2の表面401にパッチアンテナ41を配設し、パッチアンテナ41を第2の基板4により覆い外部環境に対して保護するようにしたので、外部環境の変化に誘発されるアンテナ特性の劣化を減少することができる。そして更に、空気の誘電率よりも誘電率が高い第2の基板4によりパッチアンテナ41を覆うようにしたので、パッチアンテナ41から第2の基板4を通して電磁波が放射し易くなり、アンテナ特性を向上することができる。特に、第1の実施の形態に係る半導体モジュール1は第2の基板4を通して電波の指向性を広げることができるので、広い電波の指向性が要求される高速無線LANへの応用が有効である。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1において、電波の指向性を更に広げた例を説明するものである。なお、第2の実施の形態並びにこれ以降の実施の形態において、前述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一符号を付け、その同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
[半導体モジュールの第2の構造]
第2の実施の形態に係る半導体モジュール1は、図2に示すように、第2の基板4の第2の表面401に対向する第3の表面(図2中、上側表面)402に、パッチアンテナ41から第2の基板4を通過して放射される電波の指向性を広げる凹部42を更に備えている。第2の実施の形態において、第2の基板4は前述の第1の実施の形態の第2の基板4と同様に誘電体基板であり、凹部42はこの誘電体基板の表面部分すなわち第3の表面402からその厚さ方向に向かって掘り下げて形成されている。例えば、凹部42は半導体製造プロセスのエッチング技術を利用して形成する。
凹部42の側壁はパッチアンテナ41側から見て末広がりになるようにテーパ面になっており、凹部42の底面の平面サイズwはパッチアンテナ41の平面サイズに比べて大きく設定されている。底面の平面サイズwは、例えばパッチアンテナ41の平面サイズに、凹部42の底面からパッチアンテナ41までの間の、第2の基板4の厚さtの2倍の寸法を加えた寸法以上(w≧パッチアンテナ41の平面寸法+2t)に設定されている。
図3及び図4は、それぞれ第1、第2の実施の形態に係るアンテナの電波の指向性を示す図である。図4に示す前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1つまり第2の基板4に凹部42を配設しない半導体モジュール1の電波の指向性に対して、図3に示す第2の実施の形態に係る半導体モジュール1つまり第2の基板4に凹部42を配設した半導体モジュール1の電波の指向性は広くなる。凹部42が配設された部分は第2の基板4の厚さが薄く、パッチアンテナ41から放射された電波の通過速度が速くなり、これに対して凹部42が配設されていない部分は第2の基板4の厚さが厚く、電波の通過速度が遅くなり、パッチアンテナ41から第2の基板4を通過した電波が扇状に広がるので、電波の指向性が広がる。
[半導体モジュールの特徴]
第2の実施の形態に係る半導体モジュール1においては、前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1により得られる効果に加えて、第2の基板4に凹部42を備えたので、電波の指向性をより一層広げることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、前述の第2の実施の形態に係る半導体モジュール1において、第2の基板4の構造を代えた例を説明するものである。
[半導体モジュールの第3の構造]
第3の実施の形態に係る半導体モジュール1は、図5に示すように、樹脂基板45及びその表面上に積層した誘電体膜46により第2の基板4を構成し、誘電体膜46の表面部分すなわち第3の表面403からその膜厚方向に掘り下げて形成された凹部42を備えている。樹脂基板45には前述の第1の実施の形態において第2の基板4として例示したテフロン(登録商標)基板、ポリイミド基板等を使用することができる。誘電体膜46には、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有するポリイミド樹脂膜、エポキシ樹脂膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等の薄膜を使用することができる。樹脂基板45の誘電率と誘電体膜46との誘電率の差があまり無い方が、第2の実施の形態に係る半導体モジュール1においては好ましい。
凹部42は基本的には前述の第2の実施の形態に係る凹部42と同様の形状、寸法、製造方法に形成することができる。また、誘電体膜46は、第2の実施の形態において単層膜であるが、凹部42の底面を表面により形成する下層の誘電体膜と凹部42の側壁を形成する上層の誘電体膜の少なくとも2層により構成してもよい。
[半導体モジュールの特徴]
第3の実施の形態に係る半導体モジュール1においては、前述の第2の実施の形態に係る半導体モジュール1により得られる効果と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、前述の第3の実施の形態に係る半導体モジュール1において、第2の基板4の構造を代えた例を説明するものである。
[半導体モジュールの第4の構造]
第4の実施の形態に係る半導体モジュール1は、図6に示すように、前述の第3の実施の形態に係る半導体モジュール1の第2の基板4の誘電体膜46に配設された凹部42に、誘電体膜46の誘電率に比べて低い誘電率を有する誘電体43を埋設している。この誘電体43は、パッチアンテナ41から放射される電波の指向性をより一層広げることができる。
誘電体43は、例えばポッティング法によりエポキシ樹脂を凹部に埋め込み、樹脂硬化後にメカニカルポリッシング技術により平坦化することにより形成することができる。
[半導体モジュールの特徴]
第3の実施の形態に係る半導体モジュール1においては、前述の第2の実施の形態に係る半導体モジュール1により得られる効果と同様の効果を得ることができ、更に第2の基板4の凹部42に誘電率が低い誘電体43を埋設したので、より一層電波の指向性を広げることができる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態は、前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1において、第1の基板2と第2の基板4との間の接合構造を代えた例、並びにその接合方法を説明するものである。
[半導体モジュールの第5の構造]
第5の実施の形態に係る半導体モジュール1は、図7に示すように、前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1のスペーサ3に代えて、第1の基板2と第2の基板4との間の機械的な接合を半田5で行っている。半田5は、第1の基板2の第1の表面201に配設された第1の半田接合層210に接合されるとともに、第2の基板4の第2の表面401に配設された第2の半田接合層410に接合されている。
半田5には例えば錫鉛共晶半田を実用的に使用することができるが、半田材料はこれに限定されるものではなく鉛フリー半田を使用してもよい。第1の半田接合層210、第2の半田接合層410には、半田との濡れ性が高い、アンダーバンプメタル層を実用的に使用することができる。
[半導体モジュールの製造方法]
次に、前述の半導体モジュール1の製造方法を図8乃至図10を用いて説明する。まず最初に、図8に示すように、第1の表面201にマイクロ波回路21を形成し、この第1の表面201のマイクロ波回路21の周囲に第1の半田接合層210を形成した第1の基板2を形成する。
次に、図9に示すように、第2の表面401にパッチアンテナ41を形成し、この第2の表面401のパッチアンテナ41の周囲に第2の半田接合層410を形成した第2の基板4を形成する。第2の基板4は、第1の基板2を形成した後、若しくは形成の前、若しくは同時に形成することができる。
第1の半田接合層210の表面上又は第2の半田接合層410の表面上にめっき技術により半田51形成する。半田5は、例えば直径200μm、高さ50μmの寸法において形成する。引き続き、図10に示すように、第1の半田接合層210と第2の半田接合層410との間に半田51を介在し、第1の基板2の第1の表面201に第2の基板4の第2の表面401を離間して向かい合わせる。
フリップチップマウンタを用いて第1の基板2と第2の基板4とを仮止めした後、図示しないリフロー炉に通し、半田リフローを行い、半田51を一旦溶融した後凝固させ、第1の半田接合層210と第2の半田接合層410との間を半田5を介して接合する。半田リフロー前、第1の基板2と第2の基板4との間の位置合わせずれは約50μmであったが、半田リフロー時の半田51の溶融に伴う表面張力により位置合わせずれが自己整合的に修復され、半田リフロー後の位置合わせずれは2μm〜3μmにまで減少することができた。
[半導体モジュールの特徴]
第5の実施の形態に係る半導体モジュール1及びその製造方法においては、前述の第1の実施の形態に係る半導体モジュール1により得られる効果と同様の効果を得ることができるとともに、第1の基板2と第2の基板4との位置合わせずれを半田リフローにより修復することができる。この結果、マイクロ波回路21とパッチアンテナ41との位置合わせずれに起因する入力インピーダンスの変化を防止することができ、給電経路における不整合を減少し、反射特性を向上することができるので、アンテナ特性を向上することができる。
(その他の実施の形態)
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、変更可能である。例えば、前述の実施の形態に係る半導体モジュール1は第2の基板4にパッチアンテナ41を配設したが、本発明は、使用周波数帯域に合わせたスロットサイズを有するスロットアンテナ(アンテナ部)を第2の基板4の第2の表面401上に配設することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体モジュールの断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体モジュールの断面図である。 第2の実施の形態に係る半導体モジュールの電波の指向性を示す図である。 第1の実施の形態に係る半導体モジュールの電波の指向性(比較例)を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体モジュールの断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体モジュールの断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る半導体モジュールの断面図である。 第5の実施の形態に係る半導体モジュールの製造方法を説明する第1の工程断面図である。 第2の工程断面図である。 第3の工程断面図である。
符号の説明
1 半導体モジュール
2 第1の基板
21 マイクロ波回路
201 第1の表面
210 第1の半田接合層
3 スペーサ
4 第2の基板
41 パッチアンテナ
42 凹部
43 誘電体
45 樹脂基板
46 誘電体膜
401 第2の表面
402 第3の表面
410 第2の半田接合層
5 半田
d 空隙

Claims (7)

  1. 第1の表面にマイクロ波回路を配設した第1の基板と、
    前記第1の表面に離間しかつ向かい合う第2の表面を有し、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有する第2の基板と、
    前記第2の表面に前記マイクロ波回路に向かい合わせて配設され、前記マイクロ波回路によって励振されるアンテナ部と、
    を備え
    前記第2の基板の前記第2の表面に対向する第3の表面に凹部を備え、前記アンテナ部が前記第2の表面に接することを特徴とする半導体モジュール。
  2. 前記マイクロ波回路と前記アンテナ部との間は電磁的に結合されることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
  3. 前記凹部の側壁が、前記アンテナ部側から見て末広がりになるようにテーパ面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記凹部は前記アンテナ部に対応する位置に配設され、前記凹部の底面サイズは前記アンテナ部の平面サイズに対して大きいことを特徴とする請求項3に記載の半導体モジュール。
  5. 前記第2の基板は誘電体基板又は表面に誘電体膜を有する樹脂基板であり、前記凹部は前記誘電体基板の表面部分又は前記誘電体膜の表面部分に配設されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の半導体モジュール。
  6. 前記凹部に前記誘電体基板又は前記誘電体膜の誘電率に比べて低い誘電率を有する誘電体を埋設したことを特徴とする請求項5に記載の半導体モジュール。
  7. 第1の表面にマイクロ波回路を形成し、前記第1の表面の前記マイクロ波回路の周囲に第1の半田接合層を形成した第1の基板を作製する工程と、
    第2の表面に接してアンテナ部を形成し、前記第2の表面と対向する第3の表面に凹部を形成し、前記第2の表面の前記アンテナ部の周囲に第2の半田接合層を形成した、空気の誘電率に比べて高い誘電率を有する第2の基板を作製する工程と、
    前記第1の基板の前記第1の表面に離間して前記第2の基板の前記第2の表面を向かい合わせて配置し、前記第1の半田接合層と前記第2の半田接合層との間に半田を形成する工程と、
    半田リフローを行い、前記半田を一旦溶融した後凝固させ、前記第1の半田接合層と前記第2の半田接合層との間を前記半田を介して接合する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
JP2006061419A 2006-03-07 2006-03-07 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法 Expired - Fee Related JP4498292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061419A JP4498292B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061419A JP4498292B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007243448A JP2007243448A (ja) 2007-09-20
JP4498292B2 true JP4498292B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=38588557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006061419A Expired - Fee Related JP4498292B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4498292B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102185196B1 (ko) * 2014-07-04 2020-12-01 삼성전자주식회사 무선 통신 기기에서 안테나 장치
CN105530791B (zh) * 2014-12-26 2016-10-12 比亚迪股份有限公司 一种形成有天线槽的电子产品金属壳体及其制备方法
WO2019064430A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 三菱電機株式会社 アレーアンテナ装置
KR102669379B1 (ko) * 2019-10-11 2024-05-24 삼성전기주식회사 칩 안테나
JP2022071718A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 株式会社デンソー 通信機
CN115036669A (zh) * 2022-06-22 2022-09-09 江苏长电科技股份有限公司 天线封装结构及其制作方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0157810U (ja) * 1987-10-07 1989-04-11
US6281845B1 (en) * 1999-01-12 2001-08-28 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of Industry Dielectric loaded microstrip patch antenna
US6285326B1 (en) * 1998-10-12 2001-09-04 Amphenol Socapex Patch antenna
US20040239571A1 (en) * 2003-04-17 2004-12-02 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Slot-coupled radar antennae with radiative surfaces
JP2005019649A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Kyocera Corp アンテナ一体型高周波素子収納用パッケージおよびアンテナ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0157810U (ja) * 1987-10-07 1989-04-11
US6285326B1 (en) * 1998-10-12 2001-09-04 Amphenol Socapex Patch antenna
US6281845B1 (en) * 1999-01-12 2001-08-28 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of Industry Dielectric loaded microstrip patch antenna
US20040239571A1 (en) * 2003-04-17 2004-12-02 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Slot-coupled radar antennae with radiative surfaces
JP2005019649A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Kyocera Corp アンテナ一体型高周波素子収納用パッケージおよびアンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007243448A (ja) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108231750B (zh) 射频器件封装体及其形成方法
US11532575B2 (en) Integrated antenna package structure and manufacturing method thereof
TWI520304B (zh) 包含天線層的半導體封裝件及其製造方法
US8592959B2 (en) Semiconductor device mounted on a wiring board having a cap
KR100891763B1 (ko) 반도체 장치
US8373997B2 (en) Semiconductor device
US7436683B2 (en) Wafer level packaging structure with inductors and manufacture method thereof
JP3629399B2 (ja) アンテナ一体化マイクロ波・ミリ波モジュール
JP6146313B2 (ja) 無線モジュール
US10403587B2 (en) Radio frequency circuit, wireless communication device, and method of manufacturing radio frequency circuit
US10910705B2 (en) Antenna in package device having substrate stack
JP4498292B2 (ja) 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法
JP5493801B2 (ja) 信号変換器及び高周波回路モジュール
US11532895B2 (en) Radio frequency module and communication device
JP4628469B2 (ja) マイクロ波及びミリ波システム強化用インダクタンス低減接続構造
US9007146B2 (en) Duplexer
JP6567475B2 (ja) 無線装置
JP7166226B2 (ja) アンテナ装置および製造方法
JP4448461B2 (ja) 半導体パッケージの作製方法
JP3631667B2 (ja) 配線基板およびその導波管との接続構造
JP5725886B2 (ja) 素子収納用パッケージおよび実装構造体
JP2005340713A (ja) マルチチップモジュール
JP2001237263A (ja) 高周波回路装置及びその製造方法
JP2001267487A (ja) 高周波モジュール
TW202435393A (zh) 天線封裝和製造天線封裝的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees