JP4498162B2 - 自動販売機および商品販売システム - Google Patents

自動販売機および商品販売システム Download PDF

Info

Publication number
JP4498162B2
JP4498162B2 JP2005031044A JP2005031044A JP4498162B2 JP 4498162 B2 JP4498162 B2 JP 4498162B2 JP 2005031044 A JP2005031044 A JP 2005031044A JP 2005031044 A JP2005031044 A JP 2005031044A JP 4498162 B2 JP4498162 B2 JP 4498162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
vending machine
management device
sales
switching request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005031044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006215990A (ja
Inventor
外志久 宮岸
潔 田中
道雄 今中
紳也 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2005031044A priority Critical patent/JP4498162B2/ja
Publication of JP2006215990A publication Critical patent/JP2006215990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498162B2 publication Critical patent/JP4498162B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、自動販売機および商品販売システムに関するものである。
自動販売機には、地震等の災害が発生した場合に本体キャビネットの内部に収納した飲料や食品等の商品を自由に払い出すことができるように構成されたものがある。この種の自動販売機(以下、「非常用自動販売機」という)は、予め設定した販売価格に相当する入金操作を条件として商品の払い出しが可能となる第1動作モードと、予め設定した販売価格に相当する入金操作を要することなく商品の払い出しが可能となる第2動作モードとを備えており、通常状態においては第1動作モードに保持されている。すなわち、平時においては、本体キャビネットの開口を閉塞する外扉が閉位置に施錠されており、例えば販売価格以上の貨幣が投入された場合に選択された商品の払い出しが可能となる。
一方、災害が発生した場合には、外扉の施錠状態が解除され、本体キャビネットの内部に収納した商品を自由に取り出すことが可能な第2動作モードとなる。従って、例えば貨幣を持たずに避難した被災者に対しても飲料や食品等の商品を提供することが可能となり、災害対策の一端を担うことができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−123228号公報
ところで、上述した特許文献1の自動販売機では、商用電源の有無に基づいて一義的に災害発生の有無を判断するようにしている。つまり、商用電源が供給されている間は平時であると判断する一方、商用電源が断たれた場合に災害が発生したと見なしている。
このような非常用自動販売機にあっては、例えば悪意のあるものが故意に商用電源の供給を絶った場合、災害が発生していないにも関わらず外扉の施錠状態が解除されることになり、商品が盗み取られる事態が発生する虞れがある。
逆に、実際に災害が発生している場合でも商用電源が供給されている限りは商品の払い出しに入金操作が必須となるため、貨幣を持たずに避難した被災者に対して飲料や食品等の商品を提供することが不可能となる。
また、仮に災害の発生時に本体キャビネットに収納した商品が被災者に対して提供されたとしても、その費用のすべてを商品販売者の善意に任せたのでは、設置するための条件も厳しいものとならざるを得ず、非常用自動販売機を広範に普及できない要因の一つとなっている。
非常用自動販売機を広範に普及させるための方法としては、被災者に提供された費用の一部、もしくはすべてを管轄区域の地域団体、例えば地方公共団体、あるいは商業施設、学校、病院等の小規模地域団体が負担することが考えられる。つまり、商品販売者としては、災害発生時に本体キャビネットに収納されていた商品の費用を管轄区域の地域団体が負担してくれるのであれば設置するための条件も緩和でき、広範な区域に非常用自動販売機を普及させることができるようになる。しかしながら、地域団体としては、上述した災害発生に関する判断の曖昧さもあり、商品販売者側の一方的な請求に対して費用負担を全面的に保証することは難しい。
本発明は、上記実情に鑑みて、災害発生時に被災者に対して的確に商品を提供することができ、広範な普及を具現化することのできる自動販売機および商品販売システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、所定の地域団体が管轄する区域に設置され、予め設定した販売価格に相当する入金操作を条件として商品の払い出しが可能となる第1動作モードと、前記入金操作を要することなく商品の払い出しが可能となる第2動作モードとを備えた自動販売機であって、通常状態においては第1動作モードを保持する一方、前記地域団体の管理下にある地域管理装置からの動作モード切換要求および商品販売者の管理下にある販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合には第2動作モードに移行することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合、第2動作モードに移行する以前に現在の商品在庫数を取得することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項1において、外部からの電源供給が停止した場合にも商品の払い出しを継続するための非常用電源を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る商品販売システムは、所定の地域団体が管轄する区域に設置した自動販売機を通じて商品の販売を行う商品販売システムにおいて、前記地域団体の管理下にあり、自己の管轄区域に設置された任意の自動販売機に対して動作モード切換要求を出力可能な地域管理装置と、商品販売者の管理下にあり、自己の商品を取り扱う任意の自動販売機に対して動作モード切換要求を出力可能な販売管理装置とを備え、前記自動販売機は、予め設定した販売価格に相当する入金操作を条件として商品の払い出しが可能となる第1動作モードと、前記入金操作を要することなく商品の払い出しが可能となる第2動作モードとを備え、かつ通常状態においては第1動作モードを保持する一方、前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合には第2動作モードに移行することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る商品販売システムは、上述した請求項4において、前記地域管理装置は、災害発生情報を取得した場合、この災害発生情報に基づいて自己の管轄区域から予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定し、この被災区域に設置された自動販売機に対して動作モード切換要求を出力する一方、前記販売管理装置は、災害発生情報を取得した場合、この災害発生情報に基づいて予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定し、この被災区域において自己の商品を取り扱う自動販売機に対して動作モード切換要求を出力するものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る商品販売システムは、上述した請求項5において、前記地域管理装置および前記販売管理装置は、それぞれ第三者機関から与えられた災害発生情報に基づいて被災区域を特定することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る商品販売システムは、上述した請求項4において、前記自動販売機は、前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合、第2動作モードに移行する以前に現在の商品在庫数を取得し、取得した商品在庫数を示す情報を少なくとも前記地域管理装置および前記販売管理装置の一方に送信することを特徴とする。
本発明によれば、地域団体の管理下にある地域管理装置からの動作モード切換要求および商品販売者の管理下にある販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合に第2動作モードに移行するため、悪意のあるものに商品を盗み取られることなく被災者に対して的確に商品を提供することが可能となる。しかも、商品販売者と地域団体との双方が要求した自動販売機のみが第2動作モードに移行するのであるから、被災者に対して提供された商品の費用も明確となる。これらの結果、地域団体が費用負担を全面的に保証することも容易となり、広範な普及を具現化することができるようになる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機および商品販売システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である商品販売システムの概略を示したものである。ここで例示する商品販売システムは、自動販売機を通じて商品の販売を行う商品販売者と、自動販売機の設置区域を管轄する地方自治体(地域団体)との間の契約に基づいて実現するもので、地方自治体の管轄区域に設置した自動販売機10と、商品販売者の管理下にある販売管理装置30と、地方自治体の管理下にある自治管理装置(地域管理装置)50とを備えて構成してある。
自動販売機10は、主に飲料や食品等の飲食物を商品として販売するもので、図2のブロック図に示すように、自販機主制御部11および販売制御部12を備えている。
自販機主制御部11は、予めメモリ13に格納したプログラムやデータに従って自動販売機10の動作を統括的に制御するものである。
販売制御部12は、自販機主制御部11から与えられた動作モード指令に従って商品の販売に関わる制御を行うもので、その制御下に入金処理部14、操作部15、表示部16および商品収納部17を有している。入金処理部14は、利用者からの入金を受け付けた場合に、その入金額情報を販売制御部12に与えるものである。入金処理部14への入金は、必ずしも貨幣である必要はなく、例えばプリペイドカードによる入金であっても良い。操作部15は、利用者が商品を選択する際に操作するもので、例えば商品のそれぞれに対応して設けた複数の押ボタンスイッチによって構成してある。この操作部15が押圧操作された場合には、対応する商品の選択情報が販売制御部12に与えられることになる。表示部16は、商品を販売する際に必要となる情報を利用者に対して報知するためのもので、例えば液晶表示器によって構成してある。商品収納部17は、商品を種類毎に複数ずつ収納する一方、販売制御部12から払出指令が与えられた場合に対応する商品の払い出しを行うものである。またこの商品収納部17は、商品の在庫数を種類毎に常時カウントしており、販売制御部12からの要求に応じて在庫数を示す情報を出力することが可能である。
また、上記自動販売機10には、動作モード設定部18および電源管理部19が設けてある。
動作モード設定部18は、自販機主制御部11を通じて与えられる動作モード切換要求に基づいて自動販売機10の動作モードを決定し、決定した動作モードを動作モード指令として自販機主制御部11に与えるものである。動作モード切換要求とは、後述する販売管理装置30および自治管理装置50から与えられる要求指令である。
電源管理部19は、自動販売機10に供給される電源を制御するものである。具体的に説明すると電源管理部19は、通常状態にある場合、商用電源によって自動販売機10が動作するように機能する一方、商用電源の供給が絶たれた場合に自動販売機10に対する電源供給を非常用電源20に切り換えるものである。
尚、図には明示していないが、上述した自販機主制御部11、販売制御部12、商品収納部17、動作モード設定部18、電源管理部19および非常用電源20は、本体キャビネットの内部に収容してある一方、操作部15および表示部16は本体キャビネットの外部に露出する位置に設けてある。尚、入金処理部14に関しては、貨幣を取り扱うものの場合、利用者が入金操作を行う部分が本体キャビネットの外部に露出し、かつ入金された貨幣を収容する部分が本体キャビネットの内部に収容してある。
上記のような構成を有する自動販売機10は、地方自治体との契約の下、当該地方自治体の管轄区域に設置し、さらに送受信処理部21を介して商品販売ネットワークに接続してある。本実施の形態では、図1に示すように、F県およびD市と商品販売者A社、商品販売者B社との契約により、F県D市に商品販売者A社の自動販売機10A1,10A2,10A3、商品販売者B社の自動販売機10B1,10B2を設置するとともに、F県およびE市と商品販売者A社、商品販売者B社、商品販売者C社との契約により、F県E市に商品販売者A社の自動販売機10A4,10A5、商品販売者B社の自動販売機10B3,10B4、商品販売者C社の自動販売機10C1,10C2,10C3を設置した例を示している。尚、商品販売ネットワークと自動販売機10との間は必ずしも有線で接続されている必要はなく、例えば商品販売ネットワークに無線基地局を設置し、この無線基地局と自動販売機との間を無線で接続しても構わない。
販売管理装置30は、商品販売者が自己の商品を取り扱う自動販売機10を制御するためのもので、図3のブロック図に示すように、販売管理主制御部31、データベース32、災害情報収集部33、被災区域特定部34および切換要求生成部35を備えている。
販売管理主制御部31は、予めメモリ36に格納したプログラムやデータに従って販売管理装置30の動作を統括的に制御するものである。
データベース32は、自動販売機10を設置した区域の地図情報および自動販売機情報を格納するものである。自動販売機情報とは、地方自治体の管轄区域を問わず、自己の商品を取り扱う自動販売機10に関する情報であり、個々の識別情報、設置した位置の情報、さらには自動販売機10の商品在庫数を互いに関連付けたものである。
災害情報収集部33は、第三者機関から災害発生の情報を収集するものである。第三者機関からの災害発生情報とは、例えばエレベータ管理会社から専用回線を通じて与えられる地震検知情報(震源地、マグニチュード等の地震発生に関する情報)である。その他、指定行政機関や各種研究所、鉄道会社や道路管理団体等の機関からインターネットや専用の防災ネットワークを介して災害発生情報を収集するようにしても良い。災害情報収集部33が収集した災害発生情報は、販売管理主制御部31に与えられることになる。
被災区域特定部34は、販売管理主制御部31から災害発生情報が与えられた場合、この災害発生情報に基づいて予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定するものである。例えば、上述した震源地およびマグニチュード等の情報を含む地震発生情報が与えられた場合、被災区域特定部34は、予め設定した震度を超える区域を被災区域として特定し、特定した被災区域の情報を販売管理主制御部31に与える処理を行う。
切換要求生成部35は、販売管理主制御部31から被災区域を示す情報が与えられた場合、この被災区域を示す情報と、データベース32の地図情報および自動販売機10の設置位置情報とに基づいて被災区域に設置された自動販売機10を特定し、特定した自動販売機宛の動作モード切換要求、例えば自動販売機10の識別情報を含んだ動作モード切換要求を生成するものである。生成した動作モード切換要求は、販売管理主制御部31に与えられることになる。
自治管理装置50は、地方自治体が自己の管轄区域に設置された自動販売機10を制御するためのもので、図4のブロック図に示すように、自治管理主制御部51、データベース52、災害情報収集部53、被災区域特定部54および切換要求生成部55を備えている。
自治管理主制御部51は、予めメモリ56に格納したプログラムやデータに従って自治管理装置50の動作を統括的に制御するものである。
データベース52は、上述した販売管理装置30のデータベース32と同様、自動販売機10を設置した区域の地図情報および自動販売機情報を格納するものである。但し、自動販売機情報としては、商品販売者を問わず、自己の管轄区域に設置された自動販売機10に関するものが格納してある。
災害情報収集部53は、第三者機関から災害発生の情報を収集するものである。本実施の形態では、販売管理装置30の災害情報収集部33と同様、特にエレベータ管理会社から専用回線を通じて与えられる震源地およびマグニチュード等、地震発生に関する情報を収集するようにしている。災害情報収集部53が収集した災害発生情報は、自治管理主制御部51に与えられることになる。
被災区域特定部54は、自治管理主制御部51から災害発生情報が与えられた場合、この災害発生情報に基づいて予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定し、特定した被災区域の情報を自治管理主制御部51に与えるものである。
切換要求生成部55は、自治管理主制御部51から被災区域を示す情報が与えられた場合、この被災区域を示す情報と、データベース52の地図情報および自動販売機10の設置位置情報とに基づいて被災区域に設置された自動販売機10を特定し、特定した自動販売機10の識別情報を含んだ動作モード切換要求を生成するものである。生成した動作モード切換要求は、自治管理主制御部51に与えられることになる。
上記の構成を有する販売管理装置30および自治管理装置50は、それぞれが送受信処理部37,57を介して商品販売ネットワークに接続してあり、上述した自動販売機10に対して各種情報を送受信することができる。本実施の形態では、図1に示すように、商品販売者A社の販売管理装置30A、商品販売者B社の販売管理装置30B、商品販売者C社の販売管理装置30Cがそれぞれ商品販売ネットワークに接続してあるとともに、F県の自治管理装置50F、D市の自治管理装置50D、E市の自治管理装置50Eがそれぞれ商品販売ネットワークに接続した例を示している。尚、商品販売ネットワークと販売管理装置30および自治管理装置50との間に関しても、自動販売機10の場合と同様、必ずしも有線で接続されている必要はなく、例えば商品販売ネットワークに設置した無線基地局との間を無線で接続しても構わない。
図5は、上述した販売管理装置30の販売管理主制御部31および自治管理装置50の自治管理主制御部51のそれぞれが実行するモード切換要求処理の手順を示したものである。
まず、販売管理装置30の販売管理主制御部31および自治管理装置50の自治管理主制御部51は、災害情報収集部33,53を通じて災害発生情報の有無を常時監視している(ステップS101)。災害発生情報を受信しない場合、販売管理主制御部31および自治管理主制御部51は、後述処理を実施することなく手順をリターンさせる。
これに対して災害発生情報を受信した場合には、被災区域特定部34,54を通じて被災区域を特定し(ステップS102)、さらに特定した被災区域を切換要求生成部35,55に与えることにより、被災区域に自己の制御対象となる自動販売機10が存在するか否かを判断する(ステップS103)。この場合、販売管理装置30で特定される被災区域と、自治管理装置50で特定される被災区域とは必ずしも一致する必要はなく、それぞれの基準に基づいて特定すれば良い。尚、自己の制御対象となる自動販売機10とは、販売管理装置30の場合、自己の商品を取り扱う自動販売機10であり、自治管理装置50の場合、自己の管轄区域に設置した自動販売機10である。
特定した被災区域に自己の制御対象となる自動販売機10が存在しない場合、販売管理主制御部31および自治管理主制御部51は、後述するステップS104の処理を経ることなくそれぞれの手順をリターンさせる。この結果、販売管理装置30および自治管理装置50からは自動販売機10に対して何等の指令も与えられることはない。
これに対して特定した被災区域に自己の制御対象となる自動販売機10が存在した場合、販売管理主制御部31および自治管理主制御部51は、切換要求生成部35,55を通じて当該自動販売機10の識別情報を含んだ動作モード切換要求を生成し、さらにこの動作モード切換要求をそれぞれの自動販売機10に対して送信する処理を行う(ステップS104)。これらの結果、販売管理装置30および自治管理装置50のそれぞれから被災区域として特定された区域に設置された自動販売機10には、販売管理装置30の販売管理主制御部31および自治管理装置50の自治管理主制御部51のそれぞれから動作モード切換要求が与えられることになる。
尚、災害発生直後にあっては、種々のインフラストラクチャーが混乱状態であることが想定される。従って、動作モード切換要求としては、該当自動販売機10を特定した時点から予め設定した時間の経過後、しかも連続信号として送信することが好ましい。
以降、販売管理装置30の販売管理主制御部31および自治管理装置50の自治管理主制御部51は、上述した処理を繰り返し実行し、第三者機関から災害発生情報が与えられた場合、都度自己の制御対象となる自動販売機10に動作モード切換要求を与えるか否かを判断している。
図6〜図8は、上述した商品販売システムにおいて自動販売機10の自販機主制御部11が実行する処理の手順を示したものである。以下、これらのフローチャートを適宜参照しながら本実施の形態の商品販売システムについて説明する。
自動販売機10が稼働状態にある場合、自販機主制御部11は、電源管理部19を通じて商用電源が供給されているか否かを判断している(ステップS201)。商用電源が供給されている場合には平時であると判断し、商用電源での運転を継続する(ステップS202)。
これに対して商用電源の供給が停止している場合、自販機主制御部11は、電源管理部19を通じて電源の供給先を非常用電源20に切り換える処理を実施する(ステップS203)。この結果、商用電源の供給が絶たれた場合にも、自動販売機10の運転が非常用電源20によって継続されることになる。尚、商用電源の供給が再開された場合には、ステップS201の判断において手順がステップS202に移行し、再び自動販売機10が商用電源で運転されることになる。
次いで、自販機主制御部11は、販売管理装置30および自治管理装置50の双方からそれぞれ動作モード切換要求を受信したか否かの判断を行う(ステップS204およびステップS205)。販売管理装置30からの動作モード切換要求および自治管理装置50からの動作モード切換要求のいずれか一方を受信しない場合、自販機主制御部11は、動作モード設定部18を通じて動作モードを決定し、自動販売機10を第1動作モードで運転すべく販売制御部12に対して第1動作モードで運転する旨の動作モード指令を与える(ステップS300)。
この第1動作モードで運転されている場合、自動販売機10の自販機主制御部11は、図7に示すように販売制御部12を通じて入金処理部14への入金および操作部15による商品選択を監視し(ステップS301)、入金処理部14への入金が予め設定した商品の販売価格以上となり、かつ操作部15による商品選択を確認した場合にのみ商品収納部17を動作させて選択商品の払い出しを行う(ステップS302)。この結果、商品販売者は、自動販売機10を通じた商品の販売によって利益を得ることができるようになる。
一方、図6のステップS204およびステップS205において、販売管理装置30からの動作モード切換要求および自治管理装置50からの動作モード切換要求の双方を受信した場合、つまり商品販売者および地方自治体の双方によって被災区域に設置された自動販売機10であると判断された場合、自販機主制御部11は、販売制御部12および商品収納部17を通じて商品の在庫数を取得するとともにこれを販売管理装置30および自治管理装置50の双方に送信する処理を実施し(ステップS206)、その後、自動販売機10を第2動作モードで運転すべく販売制御部12に対して第2動作モードで運転する旨の動作モード指令を与える(ステップS400)。尚、動作モード切換要求を受信した場合には、自動販売機10が運転状態にあることを通知する目的で、送信先に対して受信確認信号を返送することが好ましい。また、販売制御部12に対して第2動作モードで運転する旨の動作モード指令を与える場合には、現在の運転状況を報知する目的で販売管理装置30および自治管理装置50の双方に対しても同様の動作モード指令を送信することが好ましい。
この第2動作モードで運転されている場合、自動販売機10の自販機主制御部11は、図8に示すように、操作部15による商品選択のみを監視し(ステップS401)、操作部15による商品選択を確認した場合に入金処理部14への入金を要することなく商品収納部17を動作させて選択商品の払い出しを行う(ステップS402)。この結果、例えば貨幣を持たずに避難した被災者に対しても飲料や食品等の商品を提供することが可能となり、災害対策の一端を担うことができるようになる。尚、自動販売機10から送信された商品在庫数を示す情報は、販売管理装置30および自治管理装置50双方のデータベース32,52において対応する自動販売機10の識別情報に関連付けて格納されることになる。
図9および図10は、上述した商品販売システムにおいて被災区域と第2動作モードとなる自動販売機10との関係を例示したものである。
例えば、図9に示すように、D市の西部を震源とした地震が発生し、商品販売者AおよびBの販売管理装置30A,30BおよびD市の自治管理装置50Dで特定された被災区域が斜線で示す領域であった場合、この領域に含まれる自動販売機10A1,10B1,10B2に対して販売管理装置30A,30Bおよび自治管理装置50Dの双方から動作モード切換要求が送信され、それぞれ第2動作モードで動作することになる。尚、仮に商品販売者Aの販売管理装置30Aが独自に被災区域を拡大し、自動販売機10A3に動作モード切換要求を与えたとしても、当該自動販売機10A3に対しては自治管理装置50Dから動作モード切換要求が送信されないため、第1動作モードでの動作を継続することになる。
一方、図10に示すように、D市の南部においてE市との境界付近を震源とした地震が発生し、商品販売者AおよびBの販売管理装置30A,30BおよびD市およびE市の自治管理装置50D,50Eで特定された被災区域が斜線で示す領域であった場合、この領域に含まれる自動販売機10A3,10B2,10B3,10B4に対して販売管理装置30A,30Bおよび自治管理装置50D,50Eの双方から動作モード切換要求が送信され、それぞれ第2動作モードで動作することになる。
尚、図9および図10に例示したいずれの状況にあっても、必ずしもD市およびE市の自治管理装置50D,50Eから動作モード切換要求を送信する必要はなく、これらD市およびE市の上位自治団体となるF県の自治管理装置50Fから動作モード切換要求を送信するようにしても良い。特に、図10に例示した状況では、被災区域が2市に跨るため、F県の自治管理装置50Fから動作モード切換要求を送信することが好ましい。
以上説明したように、上記商品販売システムによれば、地方自治体の管理下にある自治管理装置50からの動作モード切換要求および商品販売者の管理下にある販売管理装置30からの動作モード切換要求が与えられた場合に自動販売機10が第2動作モードに移行するため、悪意のあるものに商品を盗み取られることなく被災者に対して的確に商品を提供することが可能となる。しかも、商品販売者と地方自治体との双方が要求した自動販売機10のみが商品在庫情報を取得した上で第2動作モードに移行するのであるから、被災者に対して提供された商品の費用も明確となる。この結果、商品販売者と地方自治体との間において地方自治体が被災者に提供した商品費用の一部、もしくは全部を負担するといった契約を行うことが可能となり、商品販売者の負担も軽減されるため、上述した自動販売機10の広範な普及を具現化することができるようになる。
尚、上述した実施の形態では、第2動作モードにおいても商品収納部17の動作により商品の払い出しを行うようにしているが、必ずしもこれに限らない。例えば、第1動作モードにおいて商品収納部17を収容する本体キャビネットの開口を外扉によって施錠する一方、第2動作モードにおいて外扉の施錠を解除するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、販売管理装置30の動作モード切換要求および自治管理装置50の動作モード切換要求の双方を受信した場合に自動販売機10を第2動作モードで動作させるようにしているが、例えば販売管理装置30の動作モード切換要求と自治管理装置50の動作モード切換要求とを含んだ動作モード切換要求を生成・送信することができれば、いずれか一方の管理装置30,50からこれが送信された場合に自動販売機10を第2動作モードで動作させるようにしても良い。
さらに、上述した実施の形態では、自動販売機10の商品在庫数を取得した場合にこれを販売管理装置30および自治管理装置50の双方に送信するようにしているため、商品販売者および地方自治体の双方で被災者に提供された商品の数を正確に把握することができるが、販売管理装置30および自治管理装置50の少なくとも一方に送信するようにしても良いし、自動販売機10が備える不揮発性メモリに対して読取可能に格納するようにしても良い。
またさらに、上述した実施の形態では、災害発生情報を受信した場合に販売管理主制御部31および自治管理主制御部51のそれぞれが自動的に動作モード切換要求を生成するようにしているが、必ずしもこれに限定されず、例えば災害発生情報を受信した場合にオペレータが動作モード切換要求を生成し、これを送信するようにしても構わない。
さらにまた、上述した実施の形態では、地域団体として県および市等の地方自治体を例示しているが、必ずしもこれらに限らない。例えば商業施設、学校、病院、企業、マンション等、より小規模の地域団体を適用対象として商品販売システムを構築しても良い。
また、上述した実施の形態では、自動販売機10の自販機主制御部11が商用電源から非常用電源20への切り換えを行うようにしているが、つまり、商用電源の供給が絶たれた場合にも自動販売機10の自販機主制御部11が動作していることを条件に非常用電源20への切り換えを行うようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、商用電源の供給が絶たれたことを検知した場合に電源の供給先を非常用電源に切り換える電気回路等の切換手段を自動販売機10もしくは非常用電源が備えるようにしても良い。この場合には、自動販売機の制御系が動作しているか否かに関わらず、自動販売機の運転を継続することができるようになる。
本発明の実施の形態である商品販売システムを示した概念図である。 図1に示した商品販売システムで適用する自動販売機の構成を示すブロック図である。 図1に示した商品販売システムで適用する販売管理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した商品販売システムで適用する自治管理装置の構成を示すブロック図である。 図3に示した販売管理装置の販売管理主制御部および図4に示した自治管理装置の自治管理主制御部のそれぞれが実行するモード切換要求処理の手順を示すフローチャートである。 図2に示した自動販売機の自販機主制御部が実行するモード選択処理の手順を示すフローチャートである。 図6に示した第1動作モードの詳細を示すフローチャートである。 図6に示した第2動作モードの詳細を示すフローチャートである。 図1に示した商品販売システムにおいて被災区域と第2動作モードとなる自動販売機との関係を例示する概念図である。 図1に示した商品販売システムにおいて被災区域と第2動作モードとなる自動販売機との関係を例示する概念図である。
符号の説明
10 自動販売機
11 自販機主制御部
12 販売制御部
13 メモリ
14 入金処理部
15 操作部
16 表示部
17 商品収納部
18 動作モード設定部
19 電源管理部
20 非常用電源
21 送受信処理部
30 販売管理装置
31 販売管理主制御部
32,52 データベース
33,53 災害情報収集部
34,54 被災区域特定部
35,55 切換要求生成部
36,56 メモリ
37,57 送受信処理部
50 自治管理装置
51 自治管理主制御部

Claims (7)

  1. 所定の地域団体が管轄する区域に設置され、予め設定した販売価格に相当する入金操作を条件として商品の払い出しが可能となる第1動作モードと、前記入金操作を要することなく商品の払い出しが可能となる第2動作モードとを備えた自動販売機であって、
    通常状態においては第1動作モードを保持する一方、前記地域団体の管理下にある地域管理装置からの動作モード切換要求および商品販売者の管理下にある販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合には第2動作モードに移行することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合、第2動作モードに移行する以前に現在の商品在庫数を取得することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 外部からの電源供給が停止した場合にも商品の払い出しを継続するための非常用電源を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 所定の地域団体が管轄する区域に設置した自動販売機を通じて商品の販売を行う商品販売システムにおいて、
    前記地域団体の管理下にあり、自己の管轄区域に設置された任意の自動販売機に対して動作モード切換要求を出力可能な地域管理装置と、
    商品販売者の管理下にあり、自己の商品を取り扱う任意の自動販売機に対して動作モード切換要求を出力可能な販売管理装置と
    を備え、前記自動販売機は、予め設定した販売価格に相当する入金操作を条件として商品の払い出しが可能となる第1動作モードと、前記入金操作を要することなく商品の払い出しが可能となる第2動作モードとを備え、かつ通常状態においては第1動作モードを保持する一方、前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合には第2動作モードに移行することを特徴とする商品販売システム。
  5. 前記地域管理装置は、災害発生情報を取得した場合、この災害発生情報に基づいて自己の管轄区域から予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定し、この被災区域に設置された自動販売機に対して動作モード切換要求を出力する一方、
    前記販売管理装置は、災害発生情報を取得した場合、この災害発生情報に基づいて予め設定した閾値を超える規模の災害が発生した被災区域を特定し、この被災区域において自己の商品を取り扱う自動販売機に対して動作モード切換要求を出力するものであることを特徴とする請求項4に記載の商品販売システム。
  6. 前記地域管理装置および前記販売管理装置は、それぞれ第三者機関から与えられた災害発生情報に基づいて被災区域を特定することを特徴とする請求項5に記載の商品販売システム。
  7. 前記自動販売機は、前記地域管理装置からの動作モード切換要求および前記販売管理装置からの動作モード切換要求が与えられた場合、第2動作モードに移行する以前に現在の商品在庫数を取得し、取得した商品在庫数を示す情報を少なくとも前記地域管理装置および前記販売管理装置の一方に送信することを特徴とする請求項4に記載の商品販売システム。
JP2005031044A 2005-02-07 2005-02-07 自動販売機および商品販売システム Expired - Fee Related JP4498162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031044A JP4498162B2 (ja) 2005-02-07 2005-02-07 自動販売機および商品販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031044A JP4498162B2 (ja) 2005-02-07 2005-02-07 自動販売機および商品販売システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006215990A JP2006215990A (ja) 2006-08-17
JP4498162B2 true JP4498162B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=36979162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005031044A Expired - Fee Related JP4498162B2 (ja) 2005-02-07 2005-02-07 自動販売機および商品販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4498162B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4687618B2 (ja) * 2006-09-05 2011-05-25 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システム、およびプログラム
JP2019101527A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 株式会社荏原エージェンシー 自動販売システム及び自動販売方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000132737A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000132737A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006215990A (ja) 2006-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6974627B2 (ja) 出荷される物品を輸送するためのモジュール式自律ボット装置アセンブリ
JP6660999B2 (ja) 無線ノードネットワークを使用する品物の出荷を管理する方法およびシステム
US20220207505A1 (en) Sensor-based tracking of vehicle content
US20160283898A1 (en) Inventory management system
Wang et al. A radio frequency identification and sensor-based system for the transportation of food
US10127758B2 (en) Automatic retail selling device and method of operation therefore
JPH10503606A (ja) ネットワークに接続された複数の遠隔ローカルユニットを監視してそれらからメッセージを発生させる方式と、上記ローカルユニットに使用される装置
CA3014596A1 (en) Cargo delivery apparatus and method
US20190139174A1 (en) Systems and methods for automating delivery prioritization at a distribution center
US20220180689A1 (en) Intergrated management system for first aid kit vending machines and method thereof
JP7297364B2 (ja) 配送状態管理方法およびこれを行う電子装置
JP4498162B2 (ja) 自動販売機および商品販売システム
US20200062505A1 (en) Automatic Retail Selling Device and Method Of Operation Therefore
KR101044251B1 (ko) 재난현장 대응자원 관리 시스템 및 그 동작 방법
JP2001134707A (ja) 消費財保管庫と消費財保管庫管理システムおよび消費財保管庫における消費財管理方法とその処理プログラムを記録した記録媒体
KR20210040631A (ko) 할인 판매 시스템
JP2007011510A (ja) 無人フリーマーケットシステム
JP2006004443A (ja) 車輌運送システム並びにそれを実行するためのプログラム
AU2021104362A4 (en) System & method for intelligent virtual stock trading and management using machine learning approach
KR20050109213A (ko) 알에프 아이디를 이용한 배송관리 시스템 및 방법
JP6834813B2 (ja) 情報処理装置、プログラム
KR101907445B1 (ko) 원격 자산 관리시스템
JP2008204168A (ja) 商品流通管理システム
JP2007039156A (ja) 消耗品管理システム、そのサーバ、消耗品管理用媒体、およびその方法
JP6906723B1 (ja) 配達管理システム及び配達管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees