JP4497737B2 - Manufacturing method of semiconductor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、半導体素子を含む集積回路が作り込まれた半導体ウエハを薄仕上げ加工する技術および薄仕上げ加工した半導体ウエハの裏面に金属膜を形成する技術に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造方法として、第一の主面(以下、半導体素子形成面という。)に半導体素子を含む集積回路が形成された半導体ウエハを製造する前工程と、半導体ウエハの半導体素子形成面と反対側の第二の主面(以下、裏面という。)を薄仕上げ処理する裏面処理工程と、この裏面に金属膜を形成する金属膜形成工程と、半導体ウエハを半導体チップに分断するダイシング工程とを備えている半導体装置の製造方法がある。
【0003】
最近、ICカードに代表されるように、薄型パッケージに半導体装置(半導体チップ)を実装することが要求されており、裏面メタル膜(裏面電極)付き半導体装置においても、厚さが100μm以下の薄型の半導体チップが要求されている。薄型の半導体装置を製造するための半導体装置の製造技術を述べている文献として、例えば、特開2000−260740号公報(以下、文献1という。)、特開平5−82492号公報(以下、文献2という。)や特開平10−92778号公報(以下、文献3という。)がある。
【0004】
文献1は半導体ウエハ裏面研削加工時に付着した研削屑等のウエハ付着異物を除去する洗浄装置に関するものである。具体的には、研削薄仕上げされた半導体ウエハを半導体ウエハ径より大きい第一のブラシ手段と第二のブラシ手段とによって挟み込んだ状態で、半導体ウエハ表裏面と半導体ウエハ外周側面をブラシ洗浄し、半導体ウエハ表裏面と半導体ウエハ外周側面に付着した研削屑等のウエハ付着異物の除去を狙ったものである。
【0005】
文献2は半導体ウエハ薄仕上げ裏面研削加工時に半導体素子形成面を保護する研削表面保護用粘着テープの剥離性と、粘着テープ剥離時に半導体ウエハに付着する付着異物数の低減方法とに関するものである。具体的には、研削表面保護用粘着テープに用いる粘着剤の粘着力を100〜 300(g/25mm)に抑え、半導体ウエハ裏面研削加工後に剥離する研削表面保護用粘着テープの剥離性を容易にし、半導体ウエハへのテープ粘着剤残り等のウエハ付着異物数低減を狙ったものである。
【0006】
文献3は半導体ウエハ裏面薄仕上げ加工後に半導体基板裏面から電極を引き出す必要のある半導体装置の製造方法に関するものであり、特に、半導体ウエハ径が大口径化し半導体ウエハ仕上げ厚さが100μm以下に薄型化した際に発生するウエハ割れや欠け発生を防止する方法に関するものである。具体的には、半導体ウエハ裏面に金属電極膜を蒸着後、その裏面電極膜に電気伝導性粘着テープを貼り付け、この電気伝導性テープを貼り付けた状態で半導体ウエハを半導体チップサイズにダイシングし、さらに、ダイボンディング(半導体チップの組立)を実行することを特徴とするものである。この電気伝導性粘着テープを貼り付けた状態で、100μm以下に薄型化した半導体ウエハをハンドリングし、半導体ウエハの割れ欠けを防止することを狙ったものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記の文献1に記載された半導体ウエハ裏面研削方法は、研削表面保護用粘着テープを半導体ウエハ主面に貼り付け状態で、薄仕上げ研削加工した半導体ウエハをブラシ洗浄する方法であり、半導体ウエハ裏面研削時に研削表面保護用粘着テープに食込み付着した異物は除去できないことを発明者は見出した。
【0008】
前記の文献2は半導体ウエハ主面から研削表面保護用粘着テープを剥離する際に粘着テープから半導体ウエハに転写付着するテープ粘着剤等の付着異物を低減する方法であるが、100μm厚以下に薄仕上げ研削された剛性の小さい半導体ウエハから研削表面保護用粘着テープを機械的に剥離(強粘着テープを研削表面保護用粘着テープに貼り付け引っ張り剥離)すると、半導体ウエハの機械的強度が耐えられなくなり、局所的なウエハクラックやウエハ割れが生じることを発明者は見出した。
【0009】
前記の文献3の半導体装置製造方法は薄型化された半導体ウエハ裏面に金属電極膜を蒸着する処理工程から、ダイシングする工程の間のみは、電気伝導性粘着テープを貼り付けた状態で、薄型化された半導体ウエハをハンドリングすることができる。しかし、半導体ウエハ裏面薄仕上げ研削加工(研削表面保護粘着テープ剥離)後から半導体ウエハ裏面電極形成処理工程までは、薄仕上げされた半導体ウエハに保護テープを貼り付けない状態で、半導体ウエハをハンドリング必要がある。この結果、半導体ウエハが100μm以下に薄型化されると、半導体ウエハをハンドリングする際に、半導体ウエハに作用する局所的な力により、半導体ウエハに局所クラックや割れが生じることを発明者は確認した。
【0010】
本発明の目的は、半導体ウエハに割れや欠けを発生させることなく、かつ、半導体ウエハ付着異物の少ないクリーンな状態で半導体ウエハを薄仕上げ加工することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、薄型化された半導体ウエハに割れや欠けを発生させることなく、クリーンな状態で薄型化された半導体ウエハ裏面に金属膜を形成することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0012】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通りである。
【0014】
すなわち、第一の主面に半導体素子を含む集積回路が形成された半導体ウエハを製造する前工程と、半導体ウエハの前記第一の主面に各層毎に剥離可能な二層構造以上の保護部材を貼り付ける保護部材貼付工程と、半導体ウエハの前記第一の主面と反対側の第二の主面を処理する裏面処理工程と、少なくとも一層を残した状態で前記保護部材を除去する保護部材除去工程とを備えていることを特徴とする。
【0015】
前記した手段によれば、半導体ウエハの第一の主面に各層毎に剥離可能な二層構造以上の保護部材を貼り付けた状態で、半導体ウエハの第二の主面を薄仕上げ加工することができる。保護部材を貼り付けた状態で、半導体ウエハを薄仕上げ加工できることから、常に、保護部材により補強しながら、半導体ウエハを薄仕上げ加工やハンドリングすることができる。この結果、半導体ウエハ薄仕上げ加工時やハンドリング時に、半導体ウエハの反りや撓み変形量を低減することができ、かつ、半導体ウエハの剛性向上が図れることから、半導体ウエハに割れや欠けを発生させることなく、半導体ウエハを薄仕上げ加工することができる。さらに、半導体ウエハ薄仕上げ加工後に、半導体ウエハ主面に貼り付けられた、二層構造以上の保護部材の上層部保護部材を剥離することから、半導体ウエハ薄仕上げ加工処理時に、保護部材に付着した異物(研削加工屑、研磨加工屑、ウエットエッチング付着異物等)を上層部保護部材ごと除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法においては、説明を理解し易くするために、直径200mmの半導体ウエハを80μm厚に薄仕上げし、半導体ウエハの裏面に金(Au)膜を約1000nm厚さに成膜する場合を具体例として説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法を示す工程図であり、図2以降は各工程を説明する各説明図である。以下、図1に示されている工程図に沿って本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。
【0019】
図1に示された前工程1においては、図2(a)に示されているように、シリコン等の半導体からなるブランクウエハWの一主面に半導体素子を含む集積回路が作り込まれる。すなわち、半導体素子を含む集積回路が作り込まれた半導体素子形成面21を有する半導体ウエハ20が製造される。
【0020】
図1に示された耐熱性保護テープ貼付工程2においては、図2(b)に示されているように、以降の各処理工程の処理温度に耐える耐熱性保護テープ22が半導体ウエハ20の半導体素子形成面21の上に貼り付けられる。
【0021】
図1に示された熱収縮性保護テープ貼付工程3においては、図2(c)に示されているように、80℃以上の温度の水が作用すると熱収縮する熱収縮性保護テープ23が耐熱性保護テープ22の上に貼り付けられる。
【0022】
図1に示された半導体ウエハ裏面研削工程4においては、図3に示されているように、半導体ウエハ20の半導体素子形成面21と反対側の主面である裏面24が半導体ウエハ裏面研削装置30によって研削される。
【0023】
図3に示されているように、半導体ウエハ裏面研削装置30は半導体ウエハ20を真空吸着保持して回転する真空吸着テーブル31と、真空吸着テーブル31に対向して水平移動しながら回転される研削砥石32とを備えている。半導体ウエハ20の裏面24の研削に際して、半導体ウエハ20の半導体素子形成面21に貼り付けられた熱収縮性保護テープ23が真空吸着テーブル31に真空吸着される。真空吸着テーブル31は毎分50〜200回転で回転される。研削砥石32としてはメッシュが#400〜#2000の砥石が使用され、研削砥石32は毎分4000〜6000回転で回転される。
【0024】
図1に示された半導体ウエハ裏面ウエットエッチング処理工程5においては、図4に示されているように、薄仕上げ加工された半導体ウエハ(以下、薄仕上げウエハという。)25の研削面26がスピンエッチング装置40によってウエットエッチング処理される。このウエットエッチング処理により、半導体ウエハ裏面研削工程4によって薄仕上げウエハ25の研削面26に形成された研削加工歪層(図示せず)が除去される。
【0025】
図4に示されているように、スピンエッチング装置40は薄仕上げウエハ25を真空吸着保持して回転するスピンヘッド41と、スピンヘッド41に対向して水平移動しながらエッチング液43を供給するエッチング液供給ノズル42とを備えている。薄仕上げウエハ25の研削面26のウエットエッチング処理に際して、研削面26側が上向きにされて薄仕上げウエハ25の半導体素子形成面21に貼り付けられた熱収縮性保護テープ23がスピンヘッド41に真空吸着保持される。スピンヘッド41は毎分300〜1500回転で回転される。例えば、エッチング液43としては、シリコンウエハの場合には弗酸と硝酸との混酸が使用される。エッチング液43は回転する薄仕上げウエハ25に対して水平移動するノズル42から薄仕上げウエハ25の研削面26の上に供給される。このようにして薄仕上げウエハ25の研削面26に回転させながら供給されるエッチング液43によって薄仕上げウエハ25の研削面26がウエットエッチング処理されることにより、薄仕上げウエハ25の研削面26の研削加工歪層が除去され、エッチング処理面27(図5参照)が形成される。
【0026】
図1に示された熱収縮性保護テープ除去工程6においては、図5に示されているように、熱収縮性保護テープ23が熱収縮性保護テープ除去装置50によって除去される。
【0027】
図5に示されているように、熱収縮性保護テープ除去装置50は薄仕上げウエハ25を真空吸着保持して回転するスピンチャック51と、スピンチャック51に対向して水平移動しながら温水53を供給するノズル52とを備えている。熱収縮性保護テープ23の除去に際して、熱収縮性保護テープ23が上に向けられた状態で、薄仕上げウエハ25のエッチング処理面27がスピンチャック51に真空吸着保持される。スピンチャック51は毎分100〜1500回転で回転される。温水53としては80〜90℃の純水が使用される。温水53は回転する薄仕上げウエハ25に対して水平移動するノズル52から熱収縮性保護テープ23の上に供給される。このようにして温水53が供給されると、図5に示されているように、熱収縮性保護テープ23は回転中心に向かって熱収縮するため、熱収縮性保護テープ23の周辺部が耐熱性保護テープ22の上から剥離する。図示しないが、周辺部が剥離した熱収縮性保護テープ23はクランパによって機械的に把持されて、耐熱性保護テープ22の上から剥離される。
【0028】
以上のようにして熱収縮性保護テープ23が耐熱性保護テープ22の上から除去された後に、スピンチャック51が毎分100〜1500回転で回転され、ノズル52が水平方向に往復移動されながら温水53が供給される。この作業により、耐熱性保護テープ22の表面および薄仕上げウエハ25の外周面が温水53によって洗浄される。
【0029】
薄仕上げウエハ25の耐熱性保護テープ22および外周面が洗浄されると、スピンチャック51に保持された薄仕上げウエハ25はウエハ反転機構(図示せず)によって反転され、エッチング処理面27側を上向きにした状態でスピンチャック51に真空吸着保持される。続いて、前述した耐熱性保護テープ22側に対する洗浄作業と同様にして、薄仕上げウエハ25のエッチング処理面27が温水53によって洗浄される。
【0030】
図1に示されたウエハ裏面金被膜形成工程7においては、図6(a)に示されているように、薄仕上げウエハ25のクリーンなエッチング処理面27に金属膜としての金(Au)被膜28が図6(b)に示されたスパッタリング装置60によって被着される。
【0031】
図6(b)に示されているように、スパッタリング装置60はスパッタ室62を形成するチャンバ61と、スパッタ室62に上下で対向するように設置された一対のアノード電極63およびカソード電極64と、両電極63、64間に高電圧を印加する直流電源65と、アノード電極63に薄仕上げウエハ25を保持させるための押さえ具66と、アノード電極63を冷却するための冷却水路67と、カソード電極64に保持されるターゲット68と、スパッタ室62を真空排気するための排気路69と、スパッタ室62にアルゴン(Ar)ガスを供給するガス供給路70とを備えている。
【0032】
スパッタリングに際して、薄仕上げウエハ25は耐熱性保護テープ22を接触面としてアノード電極63に当接され、押さえ具66によって保持される。他方、負電位が印加されるカソード電極64には薄仕上げウエハ25のエッチング処理面27に金被膜28を被着するために金から成るターゲット68が当接されて保持される。その後、アノード電極63とカソード電極64間には高電圧が直流電源65によって印加される。耐熱性保護テープ22の耐熱温度が150℃である場合には、アノード電極63が冷却水路67によって冷却され、150℃以下に維持される。スパッタ室62は排気路69を通じて真空ポンプ(図示せず)によって真空排気され、10-5〜10-6Pa の高真空状態に保たれる。また、スパッタ室62にはアルゴンガス71がガス供給路70によって供給される。
【0033】
直流電源65の高電圧の印加によりアノード電極63とカソード電極64とが放電しプラズマ73が形成される。正イオン化したアルゴンガス72が負電位のターゲット68に衝突し、金原子74がスパッタリングされ、正電位に帯電した薄仕上げウエハ25のエッチング処理面27に金原子74が吸着され、エッチング処理面27に金被膜28が被着される。本実施の形態においては、厚さ1000nmの金被膜28が薄仕上げウエハ25のエッチング処理面27の上にターゲット68のスパッタリングによって被着される。薄仕上げウエハ25の冷却手段は前述の方法に限定されることなく、アルゴン(Ar)ガス等を吹き付けることによって薄仕上げウエハ25をダイレクトに冷却してもよい。
【0034】
図1に示されたダイシングテープ貼付工程8においては、図7(a)に示されているように、ダイシングテープ81が金被膜28に貼り付けられる。すなわち、ダイシングテープ81は薄仕上げウエハ25よりも大径のリング形状に形成されたダイシングフレーム82の裏面に貼り付けられており、ダイシングテープ81のダイシングフレーム82側の貼付面に薄仕上げウエハ25が同心的に配置されて、金被膜28が貼り付けられる。例えば、ダイシングテープ81としては、紫外線硬化性ダイシングテープが使用される。
【0035】
図1に示された耐熱性保護テープ剥離工程9においては、図7(b)に示されているように、ダイシングテープ82を真空吸着テーブル83によって真空吸着した状態で、耐熱性保護テープ22に強粘着テープ84を粘着させて耐熱性保護テープ22を引っ張って半導体素子形成面21から剥離する。
【0036】
その後、図1に示された半導体ウエハダイシング工程10において、図7(c)に示されているように、ダイシングテープ81に貼付された薄仕上げウエハ25は半導体チップ29にダイシングされる。
【0037】
図8は本発明の実施の形態2である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【0038】
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程のうち前記実施の形態と異なる工程は、熱収縮性保護テープの代わりに紫外線硬化性保護テープが耐熱性保護テープの上に貼付される紫外線硬化性保護テープ貼付工程3Aと、紫外線硬化性保護テープが剥離される工程6Aと、半導体ウエハの裏面がウエットエッチングの代わりにドライエッチングによって処理される半導体ウエハ裏面ドライエッチング処理工程5Aと、金被膜の代わりにTi/Ni/Au被膜が半導体ウエハの裏面に形成される半導体ウエハ裏面Ti/Ni/Au被膜形成工程7Aとである。
【0039】
なお、図8に示された耐熱性保護テープ貼付工程2においては、半導体ウエハ裏面ドライエッチング処理工程5Aおよび半導体ウエハ裏面Ti/Ni/Au被膜形成工程7Aにおいて半導体ウエハ20に作用する温度に耐え得る耐熱性保護テープ22が半導体素子形成面21に貼り付けられる。
【0040】
図8に示された紫外線硬化性保護テープ貼付工程3Aにおいては、耐熱性保護テープ22の上に紫外線硬化性保護テープ(図示せず)が貼り付けられる。
【0041】
図8に示された半導体ウエハ裏面研削工程4においては、図3で参照されるように、半導体素子形成面21に耐熱性保護テープ22および紫外線硬化性保護テープが貼付された半導体ウエハの裏面が半導体ウエハ裏面研削装置30によって研削され、半導体ウエハの厚さが100μm以下に薄仕上げされる。
【0042】
図8に示された紫外線硬化性保護テープ剥離工程6Aにおいては、紫外線硬化性保護テープに紫外線(例えば、照度が220mW/cm2 、光量が440mJ/cm2 の紫外線)が照射される。この照射により、紫外線硬化性保護テープの粘着力は約800g/25mmから約30g/25mm以下に低下される。
【0043】
次いで、図7(b)で参照されるように、紫外線硬化性保護テープに強粘着テープ84が貼り付けられて、強粘着テープ84により紫外線硬化性保護テープが耐熱性保護テープ22の上から剥離される。
【0044】
図8に示された半導体ウエハ裏面ドライエッチング処理工程5Aにおいては、耐熱性保護テープ22が半導体素子形成面21に貼付された状態で、耐熱性保護テープ22の温度を150℃以下に保ちながら、ウエハ裏面研削面がCF4 ガスを使用したドライエッチング装置(図示せず)によってドライエッチングされる。このドライエッチング処理により、薄仕上げウエハ25の研削面26の研削加工歪層が除去される。
【0045】
図8に示された半導体ウエハ裏面Ti/Ni/Au被膜形成工程7Aにおいては、図6で参照されるように、耐熱性保護テープ22が半導体素子形成面21に貼付された状態で、耐熱性保護テープ22の温度を150℃以下に保ちながら、薄仕上げウエハ25のクリーンなエッチング処理面27にTi/Ni/Au被膜が500nm厚さにスパッタリング装置によって被着される。
【0046】
図8に示されたダイシングテープ貼付工程8においては、図7(a)で参照されるように、ダイシングテープ81が半導体ウエハ裏面のTi/Ni/Au被膜形成面に貼り付けられる。
【0047】
図8に示された耐熱性保護テープ剥離工程9においては、図7(b)で参照されるように、耐熱性保護テープ22が半導体素子形成面21から剥離される。
【0048】
図8に示された半導体ウエハダイシング工程10においては、図7(c)で参照されるように、Ti/Ni/Au被膜形成面にダイシングテープ81が貼り付けられた状態で薄仕上げウエハ25が半導体チップ29にダイシングされる。
【0049】
図9は本発明の実施の形態3である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【0050】
本実施の形態が前記実施の形態1と異なる点は、半導体ウエハ裏面研削工程4の代わりに半導体ウエハ裏面研磨(ラップ)工程4Bを備えており、半導体ウエハ裏面ウエットエッチング処理工程5が省略されている点である。
【0051】
図10は本発明の実施の形態4である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【0052】
本実施の形態が前記実施の形態1と異なる点は、耐熱性保護テープ貼付工程2の代わりに紫外線硬化性保護テープ貼付工程2Cを備えているとともに、耐熱性保護テープ剥離工程9の代わりに紫外線硬化性保護テープ剥離工程9Cを備えており、また、半導体ウエハ裏面金被膜形成工程7が省略されている点である。ちなみに、紫外線硬化性保護テープ剥離工程9Cは前記実施の形態2の紫外線硬化性保護テープ剥離工程6Aと同様である。
【0053】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0054】
例えば、半導体ウエハ裏面金属膜形成工程の実施方法としては、スパッタリング方法を使用するに限らず、真空蒸着法やCVD(Chemical Vapor Deposition )法等を使用してもよいし、低温処理を狙った真空蒸着法の一種であるイオンプレーティング法や、メッキ法等を使用することができる。
【0055】
また、熱収縮性保護テープとしては、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体のフッ素樹脂を、伸延温度150〜200℃のロール伸延方法等で10%以上伸延し、室温にて厚さ80μm程度の熱収縮フィルムに仕上げたものを用いてもよい。ちなみに、伸延した温度に再加熱することにより熱収縮するフィルムを熱収縮させる熱源としては、赤外線ランプ加熱や窒素ガスブロー加熱でもよい。
【0056】
前記実施の形態においては、各層毎に剥離可能な二層以上の保護部材を貼り付ける方法として、複数回に分けて保護部材を貼り付けたが、これに限定されることなく、例えば、剥離可能な二層以上の保護部材として構成した保護部材を半導体形成素子面に一回で貼付けてもよい。
【0057】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りである。
【0058】
(1)各層毎に分離可能な二層以上の保護部材を半導体ウエハの半導体素子形成面に貼付し、半導体ウエハの裏面を薄仕上げ処理した後に、二層以上の保護部材の少なくとも表層部の保護部材を剥離することにより、半導体ウエハ裏面の薄仕上げ処理時に表層部の保護部材に付着した研削加工屑や研磨加工屑、エッチング処理時の付着異物およびスピンチャックマーク付着異物等の半導体ウエハへの付着異物を除去することができるため、半導体ウエハを付着異物数が少ない清浄(クリーン)な状態でダイシングすることができる。
【0059】
(2)前記(1)により、半導体ウエハ薄仕上げ処理後の半導体ウエハ裏面化学的エッチング処理(薬液によるウエットエッチング処理等)工程、半導体ウエハ裏面物理化学的エッチング処理(反応ガスによるドライエッチング処理等)工程、半導体ウエハ裏面金属膜形成処理(真空蒸着方法、スパッタリング方法、CVD方法、メッキ処理等)工程およびダイシング工程への薄仕上げ半導体ウエハからの持ち込み異物を減少させて清浄な状態で処理することができるため、半導体ウエハ付着異物に起因する半導体素子欠陥不良を低減させることができる。
【0060】
(3)半導体ウエハを保護部材によって常に補強しながら、半導体ウエハ薄仕上げ処理することにより、半導体ウエハ薄仕上げ処理工程で、半導体ウエハの剛性を保つことができるとともに、半導体ウエハの反り量や撓み量を減少させることができるため、半導体ウエハハンドリング時に、半導体ウエハの剛性低下や反り、撓みに起因する半導体ウエハのチッピングや割れを低減することができる。
【0061】
(4)薄仕上げ加工した半導体ウエハを保護部材によって補強しながら、薄仕上げ加工された半導体ウエハ裏面に裏面電極膜を形成することができるため、裏面電極膜残留内部応力に伴う半導体ウエハの反りの発生を防止することができる。また、裏面電極膜形成前後の半導体ウエハのハンドリング時も半導体ウエハを保護部材によって補強しながら、ハンドリングすることができるため、半導体ウエハにチッピングや割れを生じさせることなく、高品質な薄形の半導体ウエハの裏面電極を形成することができる。
【0062】
(5)薄仕上げ加工した半導体ウエハおよび薄仕上げ加工し裏面電極を形成した半導体ウエハを保護部材によって補強しながら、フレーム付きダイシングテープに貼付けることにより、薄仕上げ加工した半導体ウエハおよび薄仕上げ加工し裏面電極を形成した半導体ウエハにチッピングや割れを生じさせることなく、フレーム付きダイシングテープに貼付することができる。また、半導体ウエハをフレーム付きダイシングテープに貼付した後に、ダイシングテープによって半導体ウエハを補強しながら、半導体ウエハから保護部材を剥離することができるため、半導体ウエハにチッピングや割れを生じさせることなく、半導体ウエハから保護部材を剥離することができる。さらに、ダイシングテープに貼付した状態で、半導体チップにダイシングすることができるため、薄形化した半導体チップを割れ欠けなく高品質に製造することができる。
【0063】
(6)素子形成面に貼付する保護部材として熱収縮性保護テープを使用することにより、薄仕上げ加工した半導体ウエハおよび薄仕上げ加工し裏面電極を形成した半導体ウエハから熱収縮性保護テープを剥離するに際して、温水によって熱収縮性保護テープを熱収縮させて剥離することができるため、剥離時に局所的な力が半導体ウエハに作用するのを防止することができ、保護部材の剥離に際して半導体ウエハの割れ欠けが発生するのを防止することができる。また、熱収縮性保護テープ剥離後に半導体ウエハの表裏面を面を温水や純水等で水洗浄することができるため、半導体ウエハに粘着剤や異物を残すことなく清浄度の高い薄仕上げ半導体ウエハおよび裏面電極付き薄仕上げ半導体ウエハを提供することができる。さらに、清浄度が高く割れ欠けの少ない高品質な薄仕上げ半導体チップおよび裏面電極付き薄仕上げ半導体チップを提供することができる。
【0064】
(7)薄仕上げ加工した半導体ウエハからの保護部材を剥離する手段と、剥離後の半導体ウエハ洗浄手段が温水や常温水を用いた水洗浄方法によって達成することができるため、保護部材剥離手段と剥離後の半導体ウエハ洗浄手段を装置化する際に、コンパクト化および低価格化を図ることができ、また、処理プロセスの一体化を図ることができるため、半導体ウエハの製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図2】(a)は前工程後の半導体ウエハを示す縦断面図、(b)は耐熱性保護テープ貼付工程後の半導体ウエハを示す縦断面図、(c)は熱収縮性保護テープ貼付工程後の半導体ウエハを示す縦断面図である。
【図3】半導体ウエハ裏面研削工程を示す縦断面図である。
【図4】半導体ウエハ裏面ウエットエッチング処理工程を示す縦断面図である。
【図5】熱収縮性保護テープ除去工程を示す縦断面図である。
【図6】(a)はウエハ裏面金被膜形成工程後を示す縦断面図、(b)はその工程を示す縦断面図である。
【図7】(a)はダイシングテープ貼付工程後を示す縦断面図、(b)は耐熱性保護テープ剥離工程後を示す縦断面図、(c)は半導体ウエハダイシング工程後を示す縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図9】本発明の実施の形態3である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図10】本発明の実施の形態4である半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1…前工程、2…耐熱性保護テープ貼付工程、3…熱収縮性保護テープ貼付工程、4…ウエハ裏面研削工程、5…半導体ウエハ裏面ウエットエッチング処理工程、6…熱収縮性保護テープ除去工程、7…半導体ウエハ裏面金被膜形成工程、8…ダイシングテープ貼付工程、9…耐熱性保護テープ剥離工程、10…半導体ウエハダイシング工程、20…半導体ウエハ、21…半導体素子形成面、22…耐熱性保護テープ、23…熱収縮性保護テープ、24…裏面、25…薄仕上げウエハ、26…研削面、27…エッチング処理面、28…金被膜(金属膜)、29…半導体チップ、30…半導体ウエハ裏面研削装置、31…真空吸着テーブル、32…研削砥石、40…スピンエッチング装置、41…スピンヘッド、42…エッチング液供給ノズル、43…エッチング液、50…熱収縮性保護テープ除去装置、51…スピンチャック、52…ノズル、53…温水、60…スパッタリング装置、61…チャンバ、62…スパッタ室、63…アノード電極、64…カソード電極、65…直流電源、66…押さえ具、67…冷却水路、68…ターゲット、69…排気路、70…ガス供給路、71…アルゴンガス、72…正イオン化したアルゴンガス、73…プラズマ、74…金原子、81…ダイシングテープ、82…ダイシングフレーム、83…真空吸着テーブル、84…強粘着テープ、2C…紫外線硬化性保護テープ貼付工程、3A…紫外線硬化性保護テープ貼付工程、4B…半導体ウエハ裏面研磨(ラップ)工程、5A…半導体ウエハ裏面ドライエッチング処理工程、6A…紫外線硬化性保護テープ剥離工程、7A…半導体ウエハ裏面Ti/Ni/Au被膜形成工程、9C…紫外線硬化性保護テープ剥離工程。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor device manufacturing technique, and in particular, to a technique for thin-finishing a semiconductor wafer on which an integrated circuit including a semiconductor element is fabricated and a technique for forming a metal film on the back surface of a thin-finished semiconductor wafer. And effective technology.
[0002]
[Prior art]
As a method for manufacturing a semiconductor device, a pre-process for manufacturing a semiconductor wafer in which an integrated circuit including a semiconductor element is formed on a first main surface (hereinafter referred to as a semiconductor element forming surface), a semiconductor element forming surface of the semiconductor wafer, A back surface processing step for thinly processing a second main surface on the opposite side (hereinafter referred to as a back surface), a metal film forming step for forming a metal film on the back surface, and a dicing step for dividing the semiconductor wafer into semiconductor chips; There is a method for manufacturing a semiconductor device comprising:
[0003]
Recently, as represented by an IC card, it has been required to mount a semiconductor device (semiconductor chip) on a thin package, and even a semiconductor device with a back metal film (back electrode) has a thickness of 100 μm or less. The semiconductor chip is required. As documents describing the manufacturing technology of a semiconductor device for manufacturing a thin semiconductor device, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-260740 (hereinafter referred to as Document 1) and Japanese Patent Laid-Open No. 5-82492 (hereinafter referred to as Document). 2) and Japanese Patent Laid-Open No. 10-92778 (hereinafter referred to as Document 3).
[0004]
Document 1 relates to a cleaning apparatus that removes foreign substances adhering to a wafer such as grinding dust adhering during semiconductor wafer back surface grinding. Specifically, with the first and second brush means larger than the semiconductor wafer diameter sandwiched between the ground and thinly finished semiconductor wafer, the front and back surfaces of the semiconductor wafer and the outer peripheral side surface of the semiconductor wafer are brush cleaned. It is intended to remove foreign matters adhering to the wafer such as grinding dust adhering to the front and back surfaces of the semiconductor wafer and the outer peripheral side surface of the semiconductor wafer.
[0005]
[0006]
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The semiconductor wafer back surface grinding method described in the above-mentioned document 1 is a method for brush-cleaning a semiconductor wafer that has been subjected to thin finish grinding in a state where an adhesive tape for protecting a grinding surface is attached to the main surface of the semiconductor wafer. The inventor has found that foreign matter that bites and adheres to the adhesive tape for protecting the grinding surface during grinding cannot be removed.
[0008]
The
[0009]
The semiconductor device manufacturing method of
[0010]
An object of the present invention is to provide a method of manufacturing a semiconductor device capable of thin-finishing a semiconductor wafer without causing cracks or chipping in the semiconductor wafer and in a clean state with less foreign matter adhering to the semiconductor wafer. is there.
[0011]
Another object of the present invention is to provide a method of manufacturing a semiconductor device that can form a metal film on the back surface of a thinned semiconductor wafer in a clean state without causing cracks or chipping in the thinned semiconductor wafer. It is to provide.
[0012]
The above and other objects and novel features of the present invention will be apparent from the description of this specification and the accompanying drawings.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
An outline of typical inventions among inventions disclosed in the present application will be described as follows.
[0014]
That is, a pre-process for manufacturing a semiconductor wafer in which an integrated circuit including a semiconductor element is formed on the first main surface, and a protective member having a two-layer structure or more that can be peeled off for each layer on the first main surface of the semiconductor wafer A protective member affixing step, a backside treatment step for treating the second main surface opposite to the first main surface of the semiconductor wafer, and a protective member for removing the protective member with at least one layer remaining And a removal step.
[0015]
According to the above-mentioned means, the second main surface of the semiconductor wafer is thin-finished with a protective member having a two-layer structure or more that can be peeled off for each layer on the first main surface of the semiconductor wafer. Can do. Since the semiconductor wafer can be thin-finished with the protective member attached, the semiconductor wafer can always be thin-finished and handled while being reinforced by the protective member. As a result, it is possible to reduce the amount of warping and bending deformation of the semiconductor wafer during thin processing and handling of the semiconductor wafer and to improve the rigidity of the semiconductor wafer, so that the semiconductor wafer is cracked and chipped. The semiconductor wafer can be thin-finished. Furthermore, after the semiconductor wafer thin finishing process, the upper layer protection member of the protective member having a two-layer structure or more attached to the main surface of the semiconductor wafer is peeled off, and thus adhered to the protection member during the semiconductor wafer thin finishing process. Foreign matter (grinding waste, polishing waste, wet etching adhered foreign matter, etc.) can be removed together with the upper layer protection member.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Note that components having the same function are denoted by the same reference symbols throughout the drawings for describing the embodiments, and the repetitive description thereof is omitted.
[0017]
In the method of manufacturing a semiconductor device according to the present embodiment, for easy understanding, a semiconductor wafer having a diameter of 200 mm is thinly finished to a thickness of 80 μm, and a gold (Au) film is formed on the back surface of the semiconductor wafer to a thickness of about 1000 nm. A case where a film is formed will be described as a specific example.
[0018]
FIG. 1 is a process diagram showing a method of manufacturing a semiconductor device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 and subsequent figures are explanatory diagrams for explaining each process. Hereinafter, the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment will be described with reference to the process chart shown in FIG.
[0019]
In the pre-process 1 shown in FIG. 1, as shown in FIG. 2A, an integrated circuit including a semiconductor element is formed on one main surface of a blank wafer W made of a semiconductor such as silicon. That is, a
[0020]
In the heat resistant protective
[0021]
In the heat-shrinkable protective
[0022]
In the semiconductor wafer back
[0023]
As shown in FIG. 3, the semiconductor wafer back
[0024]
In the semiconductor wafer back surface wet
[0025]
As shown in FIG. 4, the
[0026]
In the heat-shrinkable protective
[0027]
As shown in FIG. 5, the heat-shrinkable protective
[0028]
After the heat-shrinkable
[0029]
When the heat-resistant
[0030]
In the wafer back surface gold
[0031]
As shown in FIG. 6B, the
[0032]
At the time of sputtering, the
[0033]
By applying a high voltage from the
[0034]
In the dicing
[0035]
In the heat-resistant protective
[0036]
Thereafter, in the semiconductor wafer dicing step 10 shown in FIG. 1, the
[0037]
FIG. 8 is a process diagram showing a method for manufacturing a semiconductor device according to the second embodiment of the present invention.
[0038]
Of the steps of the method for manufacturing a semiconductor device according to the present embodiment, the steps different from the above embodiment are ultraviolet curing in which an ultraviolet curable protective tape is applied on the heat resistant protective tape instead of the heat shrinkable protective tape. A protective tape applying step 3A, an ultraviolet curable protective tape peeling step 6A, a semiconductor wafer backside dry etching treatment step 5A in which the backside of the semiconductor wafer is processed by dry etching instead of wet etching, and a gold coating Instead, a Ti / Ni / Au coating film forming step 7A in which a Ti / Ni / Au coating film is formed on the back surface of the semiconductor wafer.
[0039]
8 can withstand the temperature acting on the
[0040]
In the ultraviolet curable protective tape attaching step 3A shown in FIG. 8, an ultraviolet curable protective tape (not shown) is attached on the heat resistant
[0041]
In the semiconductor wafer back
[0042]
In the ultraviolet curable protective tape peeling step 6A shown in FIG. 2 , The amount of light is 440mJ / cm 2 Of UV). By this irradiation, the adhesive strength of the ultraviolet curable protective tape is reduced from about 800 g / 25 mm to about 30 g / 25 mm or less.
[0043]
Next, as shown in FIG. 7B, the strong
[0044]
In the semiconductor wafer back surface dry etching treatment step 5A shown in FIG. 8, while keeping the temperature of the heat-resistant
[0045]
In the semiconductor wafer back surface Ti / Ni / Au coating forming step 7A shown in FIG. 8, as shown in FIG. 6, the heat resistant
[0046]
In the dicing
[0047]
In the heat-resistant protective
[0048]
In the semiconductor wafer dicing step 10 shown in FIG. 8, as shown in FIG. 7C, the thin-
[0049]
FIG. 9 is a process diagram showing a method of manufacturing a semiconductor device according to the third embodiment of the present invention.
[0050]
The present embodiment is different from the first embodiment in that a semiconductor wafer back surface polishing (lapping) step 4B is provided instead of the semiconductor wafer back
[0051]
FIG. 10 is a process diagram showing a method of manufacturing a semiconductor device according to the fourth embodiment of the present invention.
[0052]
The present embodiment is different from the first embodiment in that an ultraviolet curable protective tape applying step 2C is provided instead of the heat resistant protective
[0053]
Although the invention made by the present inventor has been specifically described based on the embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. Nor.
[0054]
For example, the implementation method of the semiconductor wafer backside metal film formation process is not limited to the sputtering method, but may be a vacuum deposition method, a CVD (Chemical Vapor Deposition) method, or a vacuum aimed at low temperature processing. An ion plating method which is a kind of vapor deposition method, a plating method, or the like can be used.
[0055]
Further, as a heat-shrinkable protective tape, a fluororesin of a tetrafluoroethylene / perfluoroalkyl vinyl ether copolymer is stretched by 10% or more by a roll stretching method with a stretching temperature of 150 to 200 ° C., and a thickness of 80 μm at room temperature. You may use what was finished in the heat shrink film of the grade. Incidentally, an infrared lamp heating or a nitrogen gas blow heating may be used as a heat source for heat-shrinking a film that heat-shrinks by reheating to the extended temperature.
[0056]
In the above-described embodiment, the protective member is attached in a plurality of times as a method of attaching the two or more protective members that can be peeled off for each layer. A protective member configured as a protective member having two or more layers may be attached to the surface of the semiconductor forming element at a time.
[0057]
【The invention's effect】
The effects obtained by the representative ones of the inventions disclosed in the present application will be briefly described as follows.
[0058]
(1) Two or more layers of protective members that can be separated for each layer are affixed to the semiconductor element forming surface of the semiconductor wafer, and after the back surface of the semiconductor wafer is thin-finished, at least the surface layer portion of the two or more layers of protective members is protected. By peeling the member, adherence to the semiconductor wafer such as grinding and polishing debris adhering to the protective member on the surface layer during thin finish processing of the backside of the semiconductor wafer, foreign matter adhering to the etching process and foreign matter adhering to the spin chuck mark Since foreign matters can be removed, the semiconductor wafer can be diced in a clean state with a small number of attached foreign matters.
[0059]
(2) According to the above (1), the semiconductor wafer backside chemical etching process (wet etching process using a chemical solution) after the semiconductor wafer thin finishing process, the semiconductor wafer backside physicochemical etching process (dry etching process using a reactive gas, etc.) It can be processed in a clean state with reduced foreign matter from thin-finished semiconductor wafers to the process, semiconductor wafer backside metal film formation process (vacuum deposition method, sputtering method, CVD method, plating process, etc.) process and dicing process Therefore, it is possible to reduce defects in the semiconductor element due to the foreign matter adhering to the semiconductor wafer.
[0060]
(3) The semiconductor wafer thin finishing process while always reinforcing the semiconductor wafer with the protective member can maintain the rigidity of the semiconductor wafer in the semiconductor wafer thin finishing process, and the amount of warpage and deflection of the semiconductor wafer. Therefore, it is possible to reduce chipping or cracking of the semiconductor wafer due to a decrease in rigidity, warpage, or deflection of the semiconductor wafer during semiconductor wafer handling.
[0061]
(4) Since the back electrode film can be formed on the back surface of the thin-finished semiconductor wafer while reinforcing the thin-finished semiconductor wafer with a protective member, the warpage of the semiconductor wafer due to the back surface electrode film residual internal stress Occurrence can be prevented. In addition, since the semiconductor wafer can be handled while it is reinforced with a protective member during handling of the semiconductor wafer before and after the formation of the back electrode film, a high-quality thin semiconductor is produced without causing chipping or cracking of the semiconductor wafer. A back electrode of the wafer can be formed.
[0062]
(5) The thinned semiconductor wafer and the thinned semiconductor wafer on which the back electrode has been formed are reinforced with a protective member and pasted on a dicing tape with a frame, so that the thinned semiconductor wafer and the thinned finish are processed. The semiconductor wafer on which the back electrode is formed can be attached to a dicing tape with a frame without causing chipping or cracking. In addition, since the protective member can be peeled off from the semiconductor wafer while the semiconductor wafer is reinforced with the dicing tape after the semiconductor wafer is affixed to the dicing tape with a frame, the semiconductor wafer is not chipped or cracked. The protective member can be peeled from the wafer. Furthermore, since the semiconductor chip can be diced in a state of being attached to the dicing tape, the thinned semiconductor chip can be manufactured with high quality without cracking.
[0063]
(6) By using a heat-shrinkable protective tape as a protective member to be affixed to the element forming surface, the heat-shrinkable protective tape is peeled from the semiconductor wafer that has been thin-finished and the semiconductor wafer that has been thin-finished to form the back electrode. At this time, since the heat-shrinkable protective tape can be heat-shrinked with hot water and peeled off, local force can be prevented from acting on the semiconductor wafer during peeling, and the semiconductor wafer is cracked when peeling off the protective member. It is possible to prevent chipping. In addition, since the front and back surfaces of the semiconductor wafer can be washed with warm water or pure water after the heat-shrinkable protective tape is peeled off, the thin-finished semiconductor wafer has a high degree of cleanliness without leaving any adhesive or foreign matter on the semiconductor wafer. And a thin-finished semiconductor wafer with a back electrode can be provided. Furthermore, it is possible to provide a high-quality thin-finished semiconductor chip and a thin-finished semiconductor chip with a back electrode with high cleanliness and few cracks.
[0064]
(7) Since the means for peeling the protective member from the thin-finished semiconductor wafer and the semiconductor wafer cleaning means after peeling can be achieved by a water washing method using warm water or room temperature water, the protective member peeling means When the semiconductor wafer cleaning means after peeling is made into an apparatus, it is possible to reduce the size and price, and to integrate the processing process, so that the manufacturing cost of the semiconductor wafer can be reduced. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a process diagram showing a method of manufacturing a semiconductor device according to an embodiment of the present invention.
2A is a longitudinal sectional view showing a semiconductor wafer after the previous process, FIG. 2B is a longitudinal sectional view showing the semiconductor wafer after a heat resistant protective tape attaching process, and FIG. 2C is a heat shrinkable protective tape attached. It is a longitudinal cross-sectional view which shows the semiconductor wafer after a process.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a semiconductor wafer back surface grinding step.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a semiconductor wafer back surface wet etching process;
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a heat shrinkable protective tape removing step.
FIG. 6A is a longitudinal sectional view showing a step after the wafer back surface gold film forming step, and FIG. 6B is a longitudinal sectional view showing the step.
7A is a longitudinal sectional view after the dicing tape attaching process, FIG. 7B is a longitudinal sectional view after the heat-resistant protective tape peeling process, and FIG. 7C is a longitudinal sectional view after the semiconductor wafer dicing process. It is.
FIG. 8 is a process diagram showing a method for manufacturing a semiconductor device according to a second embodiment of the present invention;
FIG. 9 is a process diagram showing a method for manufacturing a semiconductor device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a process diagram showing a method for manufacturing a semiconductor device according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Pre-process, 2 ... Heat-resistant protective tape sticking process, 3 ... Heat shrinkable protective tape sticking process, 4 ... Wafer back surface grinding process, 5 ... Semiconductor wafer back surface wet etching process, 6 ... Heat shrinkable protective
Claims (7)
(a)第一の主面に半導体素子を含む集積回路が形成された半導体ウエハの前記第一の主面に第一の保護テープを貼り付ける工程;
(b)前記(a)工程の後、前記第一の保護テープ上に第二の保護テープを貼り付ける工程;
(c)前記(b)工程の後、前記半導体ウエハの前記第一の主面と反対側の第二の主面を研削する工程;
(d)前記(c)工程の後、前記第二の保護テープを除去する工程;
(e)前記(d)工程の後、前記第一の保護テープが貼り付けられた前記半導体ウエハを次工程に搬送し、前記半導体ウエハの前記第二の主面にダイシングテープを貼り付ける工程;
(f)前記(e)工程の後、前記第一の保護テープを前記半導体ウエハから除去する工程。 A method for manufacturing a semiconductor device comprising the following steps:
(A) step pasting a first protective tape to the first major surface of the semiconductor upper blade on which an integrated circuit is formed including a semiconductor element on the first major surface;
(B) After the step (a), a step of attaching a second protective tape on the first protective tape;
(C) After the step (b), a step of grinding a second main surface opposite to the first main surface of the semiconductor wafer ;
(D) The step of removing the second protective tape after the step (c) ;
(E) After the step (d), transporting the semiconductor wafer to which the first protective tape is attached to the next step, and attaching a dicing tape to the second main surface of the semiconductor wafer;
(F) A step of removing the first protective tape from the semiconductor wafer after the step (e).
前記(e)工程では、前記第二の保護テープに温水を供給することで、前記第二の保護テープを前記半導体ウエハから除去することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 The second protective tape is made of a heat-shrinkable material,
Wherein in the step (e), by supplying the hot water to the second protective tape, manufacturing of the semiconductor device according to the second protective tape to claim 1, characterized that you removed from the semiconductor wafer Method.
前記(e)工程では、前記第二の保護テープに紫外線を照射することで、前記第二の保護テープを前記半導体ウエハから除去することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 The second protective tape is made of an ultraviolet curable material,
Wherein in the step (e), by irradiating ultraviolet rays to the second protective tape, manufacturing of the semiconductor device according to the second protective tape to claim 1, characterized that you removed from the semiconductor wafer Method.
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