JP4497709B2 - 放送受信装置及びその制御方法 - Google Patents

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  • Television Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送受信装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送衛星(BS:Broadcast Satelite)を用いたBSデジタルTV放送では、映像、音声データ等と共に、主に番組選択のための基本情報であるPSI(Program Specific Information)情報、主に番組に関する付属情報であるSI(Service Information)情報が送信される。また、BSデジタル放送では、PSI、SI情報を用いて様々な視聴者サービスが想定されており、番組の途中でその続きを別のサービス(チャンネル)で継続して放送する「イベントリレー」もその1つである。
【0003】
図22はイベントリレーを概念的に示す図である。この図は、20時まで100chで放送される番組「プロ野球中継3」が、20時に102chでの放送に切り替わり(リレーされ)、100chでは、新たな番組「ニュース8」が開始し、21時になると、再び番組「プロ野球中継3」が100chでの放送に切り替わり(リレーされ)、102chでは、新たな番組「サッカー11」が開始することを示している。ここで、イベントリレーされるイベント(番組)への切り替えは、例えば、番組が継続することを認知した視聴者のリモコン操作等によって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、番組切り替えの選択時、視聴者が番組「プロ野球中継3」も見たいし、番組「ニュース8」も見たいが、どちらが本当に見たい番組であるか分からず、迷ってしまうという状況が多々、起こると考えられる。
【0005】
このような状況では、複数の番組の映像や情報を複数同時表示可能なマルチウィンドウ機能は1つの解決策であるが、従来のマルチウィンドウ制御装置では、画面のレイアウト、表示映像(番組)および情報を、視聴者がその都度変更する必要があり、視聴者の好む画面レイアウトに設定するためには、多くの時間と手間を要してしていた。
【0006】
また、音声についても同様に、マルチ画面表示時にどちらの番組の音声をどのように出力するかを決定するために、時間および手間を要していた。
【0007】
さらに、上記イベントリレーを行う場合、複数の番組・情報・音声に関し、視聴者の迷いや操作にかかる負荷・時間を軽減し、かつ視聴者の好む番組・情報・音声を最適に提示・表示することが重要となる。
【0008】
そこで、本発明は、イベントリレーを行う際、視聴者の迷いや操作にかかる負荷・時間を軽減することができる放送受信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の放送受信装置は、第1のチャンネルにおいて放送中の番組を、前記第1のチャンネルから第2のチャンネルでの放送に変更するイベントリレー放送を受信可能な放送受信装置であって、放送波を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した放送波から、イベントリレーに関する情報と番組の属性情報とを少なくとも含むデータを取得する取得手段と、視聴者の視聴履歴に関するデータを管理する視聴履歴管理手段と、視聴中の第1のチャンネルにおいて、イベントリレー放送が発生するか否かを、前記取得手段で取得したイベントリレーに関する情報から判定する判定手段と、放送中の2つのチャンネルを主画面と副画面にそれぞれ割り当て、前記主画面と前記副画面とを共に表示部に表示する画面制御手段と、前記判定手段によってイベントリレー放送が発生すると判定された場合に、前記第1のチャンネルにおいて視聴中の番組の次に放送される次番組及び第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組の夫々の属性情報と、前記視聴履歴に関するデータとに基づいて、前記次番組及び前記第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組に対する視聴者の嗜好度を判定し、前記嗜好度に応じて、前記次番組と前記視聴中の番組のうち、嗜好度が高い方の番組を放送するチャンネルを前記主画面に割り当てるとともに嗜好度が低い方の番組を放送するチャンネルを前記副画面に割り当てるように前記画面制御手段に指示することで、前記次番組の放送が開始された場合に当該次番組と前記視聴中の番組とを共に表示する制御を実行する制御手段と、 を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の放送受信装置の制御方法は、第1のチャンネルにおいて放送中の番組を、前記第1のチャンネルから第2のチャンネルでの放送に変更するイベントリレー放送を受信可能な放送受信装置の制御方法であって、放送波を受信する受信工程と、前記受信工程で受信した放送波から、イベントリレーに関する情報と番組の属性情報とを少なくとも含むデータを取得する取得工程と、視聴者の過去の視聴履歴に関するデータを管理する視聴履歴管理工程と、視聴中の第1のチャンネルにおいて、イベントリレー放送が発生するか否かを、前記取得工程で取得したイベントリレーに関する情報から判定する判定工程と、放送中の2つのチャンネルを主画面と副画面にそれぞれ割り当て、前記主画面と前記副画面とを共に表示部に表示する画面制御工程と、前記判定工程によってイベントリレー放送が発生すると判定された場合に、前記第1のチャンネルにおいて視聴中の番組の次に放送される次番組及び第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組の夫々の属性情報と、前記視聴履歴管理工程で管理された視聴履歴に関するデータとに基づいて、前記次番組及び前記第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組に対する視聴者の嗜好度を判定し、前記嗜好度に応じて、前記次番組と前記視聴中の番組のうち、嗜好度が高い方の番組を放送するチャンネルを前記主画面に割り当てるとともに嗜好度が低い方の番組を放送するチャンネルを前記副画面に割り当てるように前記画面制御工程に指示することで、前記次番組の放送が開始された場合に当該次番組と前記視聴中の番組とを共に表示する制御を実行する制御工程と、を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の放送受信装置及びその制御法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の放送受信装置は、マルチウィンドウ制御機能を実現するデジタルTV放送受信機に適用される。
【0015】
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態におけるデジタルTV放送受信機の主要な部分の構成を示すブロック図である。図において、101はアンテナである。102はチューナ1である。103はチューナ2である。104は復調部1である。105は復調部2である。106はTSデコーダ1である。107はTSデコーダ2である。108はビデオデコーダである。
【0016】
109はオーディオデコーダである。110はセクションデコーダである。111は画面制御部である。112は音声制御部である。113はDACである。114は表示画面である。115はスピーカである。116はヘッドホンである。117は外部出力端子である。118はメモリである。119は履歴データ記憶部である。120はCPUである。121は属性検出部である。122はUI画面構成部である。123は操作部である。124は受光部である。125はリモコンである。
【0017】
チューナ102、103は、それぞれケーブルを介してアンテナ101に接続され、アンテナ101が受信したデジタルTV放送の中から所定の周波数の電波を選択的に受信する。(ここで、アンテナ101、チューナ102及び103は請求項1に記載の受信手段に相当する。)復調部104、105はそれぞれに接続されているチューナ102、103からの信号を入力し、復調、エラー訂正等の処理を行い、トランスポートストリーム(以下、TSという)を生成し、TSデコーダ106、107に送出する。
【0018】
TSデコーダ106、107は、主に映像ストリーム、音声ストリーム、セクションデータに分離・再構成し、それぞれ後段のビデオデコーダ108、オーディオデコーダ109およびセクションデコーダ110に送出する。
【0019】
通常、1つのTSには、複数の番組の映像、音声、その他のデータが多重化されており、そのTSから1つのチャンネルを選択するために、TSデコーダ106、107によって分離、再構成されるセクションデータPSI(Program Specific Information)のうち、NIT(Network Information Table)、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)を用いて、基本的なチャンネル選局動作を行う。
【0020】
ビデオデコーダ108は、2つの映像ストリームの入力インタフェースを有し、2チャンネル分以上の映像ストリームのデコード機能を有する。ビデオデコーダ108は、TSデコーダ106、107から送出される映像ストリームのデコードを行う。ここでデコードされたデータは画面制御部111に送出される。
【0021】
オーディオデコーダ109は、2つの音声ストリームの入力インタフェースを有し、2チャンネル分以上の音声ストリームのデコード機能を有する。オーディオデコーダ109は、TSデコーダ106、107から送出される音声ストリームのデコードを行う。ここでデコードされたデータは音声制御部112に送出される。
【0022】
セクションデコーダ110は、TSデコーダ106、107から送出されるセクションデータのデコードを行う。ここでデコードされる主なデータは、前述したPSIの他、社団法人 日本電波産業会ARIB STD−B10「デジタル放送に使用する番組配列情報」で規定されるセクションデータ(それに含まれる記述子等も含む)、同じくARIB TR−B15「BSデジタル放送運用規定」中に記述されるセクションデータ(それに含まれる記述子等も含む)である。ここでデコードされたデータは、CPU120に送出される。
【0023】
以下、上記セクションデータのうち、本実施形態において最も重要なセクションデータであるEIT(Event Information Table)について説明する。EITは各サービス(チャンネル)に含まれるイベント(番組)に関する時系列情報であり、つぎの4クラスに大別される。
・自TSの現在と次のイベント情報(以下、EITa_pf情報という)
・他TSの現在と次のイベント情報(以下、EITo_pf情報という)
・自TSのイベントスケジュール情報(以下、EITa_sch情報という)
・他TSのイベントスケジュール情報(以下、EITo_sch情報という)
各EITには、主に番組が放送されているチャンネル番号(service_id)、番組の識別番号(event_id)、番組の開始時間、番組の継続時間が記述されている。また、EITに挿入される記述子の情報として、番組名称(番組タイトルや番組サブタイトル)、番組のジャンル情報、番組の内容情報(出演者や番組の内容紹介)、番組を構成する映像や音声のコンポーネントストリームに関する情報が存在する。
【0024】
ここで、番組名称は短形式イベント記述子(Short event descriptor)、番組のジャンル情報はコンテント記述子(Content descriptor)、番組の内容情報は拡張形式イベント記述子(Extended event descriptor)、映像のコンポーネントストリームに関する情報はコンポーネント記述子(Component descriptor)、音声のコンポーネントストリームに関する情報は音声コンポーネント記述子(Audio component descriptor)として、EITにそれぞれ挿入される。
【0025】
つぎに、属性検出部121および履歴データ記憶部119について示す。TSデコーダ106、107は、視聴者がある一番組を視聴中、CPU120の制御にしたがって、受信中のTSからEITのうち、EITa_pf情報を分離して再構成を行い、セクションデコーダ110に送出する。
【0026】
セクションデコーダ110は、EITa_pf情報に記述される記述子情報をデコードし、CPU120に送出する。CPU120内の属性検出部121は、記述子のデコード内容から各番組の属性データである番組名称、番組のジャンル情報、番組の出演者名称情報を抽出し、視聴履歴管理テーブルを作成する。(ここで、属性データは請求項1に記載の属性情報に相当し、視聴履歴管理テーブルは請求項1に記載の視聴履歴に関するデータに相当する。)
図2および図3は視聴履歴管理テーブルを示す図である。視聴履歴管理テーブルにはインデックスが付けられており、INDEX1、INDEX2、INDEX3(各々0〜255)はそれぞれ番組名称(event_name)、番組ジャンル(event_genre)、番組出演者名称(event_performer)に対するインデックスである。視聴履歴管理テーブルでは、番組名称(event_name)、番組ジャンル(event_genre)、番組出演者名称(event_performer)の他、カウント数(count_value)、日付情報(last_count_date)を登録することが可能である。
【0027】
図4は視聴履歴管理テーブルの作成処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ118に格納されており、CPU120によって実行される。
【0028】
視聴者による操作部123あるいは受光部124を介したリモコン125の操作によって、所望のチャンネルの選局動作が行われると、この処理プログラムが起動する。このとき、受信機では、映像、音声ストリームの選択、番組の提示が完了する。
【0029】
CPU120はTSデコーダ106、107のいずれかを制御することにより、現在視聴しているチャンネルのEITa_pf情報を取得する(ステップS1)。CPU120に内蔵されたタイマのカウントにより、3分以上同一のチャンネルを視聴したか否かを判別する(ステップS2)。3分以上同一のチャンネルが視聴されていない場合、別のチャンネルに変えられていることになるので、ステップS1の処理に戻り、該当するチャンネルのEITa_pf情報の取得動作を行う。
【0030】
一方、3分以上視聴されている場合、TSデコーダ106、107のいずれかより現在の時刻情報(年月日、時分)が記述されているTOT(Time Offset Table)あるいはTDT(Time Date Table)を取得する(ステップS3)。
【0031】
セクションデコーダ110は、取得したセクション情報と記述子情報を解析してデコードし、CPU120内の属性検出部121に送出する(ステップS4)。属性検出部121は、デコードされたセクション情報、記述子情報から、必要とする属性情報である番組名称、番組ジャンル、番組出演者名称情報を抽出し、同一の属性情報が登録されているか否かを判別し(ステップS5)、判別結果に応じた視聴履歴管理テーブルの更新動作に移行する。
【0032】
すなわち、抽出された各属性情報が既に登録されている場合、カウント値count_valueをインクリメントする(ステップS6)。このカウント値count_valueには、例えば、番組名称インデックスでは、同一の番組名称を有する番組を視聴した回数が記述され、新たに視聴する毎に+1づつインクリメントされる。
【0033】
図2および図3の日付情報(last_count_date)には、例えば番組名称インデックスにおいて、同一の番組名称を有する番組を視聴した最後の日付が記述される(ステップS7)。この後、処理を終了する。
【0034】
例えば、INDEX1‐1に示される番組名称「プロ野球中継3」は、現在までに48回視聴されており、最後に視聴された日付は、2000年4月13日という視聴履歴が登録されていることになる。同様に、INDEX2‐5に示される番組ジャンル「国内ドラマ」は、現在までに156回視聴されており、最後に視聴された日付は、2000年4月20日である。さらに、INDEX3‐4に示される番組出演者名称「坂上 三郎」が出演した番組は現在までに56回視聴されており、最後に視聴された日付は、2000年4月18日という視聴履歴が登録されることになる。
【0035】
一方、ステップS5で抽出された各属性情報が既に登録されているものでない場合、視聴履歴管理テーブルに新規に登録可能であるか否かを判別する(ステップS8)。INDEXに余裕があり、抽出された各属性情報が視聴履歴管理テーブルに新規に登録可能である場合、空のINDEX部分に登録を行う(ステップS9)。この後、処理を終了する。
【0036】
一方、ステップS8でINDEXに余裕が無く、新規の登録が不可能である場合、INDEXに登録されている属性情報のlast_count_date情報を読み出し、取得した現在時刻情報と比較し、最終更新(登録)日時を調査する。すなわち、例えば1ヶ月間更新されていない属性情報があるか否かを判別する(ステップS10)。1ヶ月間(30日間)更新されていない場合、視聴者にとって嗜好性の低い番組属性情報であると判断し、その属性情報を、新規に抽出した属性情報で上書きを行う(ステップS11)。この後、処理を終了する。
【0037】
一方、いずれの属性情報も1ヶ月以内に更新(登録)されたものである場合、最も古いlast_count_date情報が登録されている属性情報を有するINDEX部分に対して上書きを行う(ステップS12)。この後、処理を終了する。
【0038】
以上示したように構成される視聴履歴管理テーブルは、メモリ118内の履歴データ記憶部119に記憶される。
尚、上記実施形態では、視聴履歴管理テーブルは、視聴者が3分以上視聴した番組に含まれる属性情報だけを登録し、1ヶ月間(30日間)、カウント値count_valueのカウントアップが行われなかったインデックスに登録されているevent_name、event_genre、event_performer情報は削除(上書き)される構成となっているが、3分、1ヶ月間(30日間)の各パラメータはこの値に限られるものではなく、1分、5分、1週間あるいは3ヶ月間であってもよい。
【0039】
つぎに、イベントリレーが行われる場合の受信機の制御動作を示す。図5はイベントリレーが行われる場合のイベントリレー実施後の画面レイアウト及び音声出力モードの決定を行うための受信機の制御処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ118に格納されており、CPU120によって実行される。
ここで、図5に示すフローチャートの動作は、電源ON時、チャンネル切換え時、及び放送番組変更時(放送番組終了後、次番組の放送が開始される時)に実行され、後述の如く決定された画面レイアウト情報及び音声出力モード情報はメモリ118に記憶される。
【0040】
図5のフローチャートに示す制御動作を説明する。始めに、視聴者による操作部123あるいは受光部124を介したリモコン125の操作によって、所望のチャンネルの選局動作が行われ、所望の番組が視聴されているとする。
【0041】
CPU120の制御にしたがって、TSデコーダ106、107のいずれかを介して、現在、選局・視聴中のチャンネルのEITa_pf情報を取得(更新)し、セクションデコーダ110に送出する(ステップS21)。
【0042】
セクションデコーダ110は、取得したEITa_pf情報の番組情報セクションに含まれる記述子の解析を行う(ステップS22)。セクションデコーダ110は、セクション中にイベントリレーを行う場合のリンク情報が記述されているARIB TR−B15記載のイベントグループ記述子(event_group_descriptor)の有無を検出する(ステップS23)。
【0043】
図6はイベントグループ記述子の構造を示す図である。このイベントグループ記述子中、4ビットのgroup_typeフィールドが”0x2”である場合、各16ビットのフィールドに、イベントリレー先のservice_id、event_id情報が記述されていることになる。
【0044】
ステップS23において、イベントリレー記述子が存在しない場合、イベントリレー実施の予定が無いと判断し、ステップS21の処理に戻り、同様のEITa_pf情報の取得(更新)動作を繰り返す。
【0045】
一方、ステップS23において、イベントリレー記述子が存在した場合、この記述子中、group_typeフィールドが”0x2”である場合、イベントリレーが実施されると判断し、CPU120に記述子のデコード結果を送出する。
【0046】
CPU120はセクションデコーダ110から送出されたデコード情報の1つであるイベントリレー先のservice_id(チャンネル番号)のEITの取得動作を実行する(ステップS24)。
【0047】
ここで、イベントリレー元のチャンネルとイベントリレー先のチャンネルが同一のTSに多重されている場合、先のステップS21でEITa_pf情報を取得した場合と同一のTSデコーダ106、107により、イベントリレー先のチャンネルのEITa_pf情報を取得する。
【0048】
また、イベントリレー元のチャンネルとイベントリレー先のチャンネルが異なるTSに多重されている場合、先のステップS21でEITa_pf情報を取得した場合と同一のTSデコーダ106、107により、イベントリレー先のチャンネルのEITo_pf情報を取得し、あるいは先のステップS21でEITa_pf情報を取得した場合とは異なるTSデコーダ106、107により、イベントリレー先のチャンネルのEITa_pf情報を取得する。
【0049】
このとき、取得に使用するTSデコーダの前段に接続されるチューナは、所望のTSが受信可能であるように、CPU120によって制御される必要がある。取得したEIT*_pf(EITa_pfあるいはEITo_pf)情報の次の番組情報セクションに含まれる記述子の解析およびデコードを行い、CPU120の属性検出部121に送出する(ステップS25)。
【0050】
CPU120は、履歴データ記憶部119から前述したように作成・記憶された視聴履歴管理テーブルを読み込む(ステップS26)。CPU120は属性情報を検出する(ステップS27)。図7はステップS27における属性情報の検出処理手順を示すフローチャートである。
【0051】
前述したように取得、解析およびデコードされたイベントリレー元のEITa_pf情報に含まれている現在と次のうち”次”の番組情報における番組名称、番組ジャンル、番組出演者名称の各情報が、読み込まれた視聴者管理テーブルに既に登録されているか否かを検索する(ステップS41、S42)。
【0052】
検索の結果、既に登録されている属性情報である場合、その属性情報に関するカウンタ値(count_value)および日付情報(last_count_date)をそれぞれメモリ118に保存する(ステップS43)。この後、ステップS44の処理に移行する。
【0053】
一方、ステップS42において、ステップS41の検索の結果、既に登録されている属性情報がない場合、そのままステップS44の処理に移行する。
【0054】
前述したように取得、解析、デコードされたイベントリレー先のEIT*_pf(EITa_pf、又はEITo_pf)に含まれている現在と次のうち”次”の番組情報における番組名称、番組ジャンル、番組出演者名称の各情報が、読み込まれた視聴者管理テーブルに既に登録されているか否かを検索する(ステップS44)。
【0055】
ステップS44の検索の結果、既に登録されている属性情報であるか否かを判別し(ステップS45)、既に登録されている属性情報である場合、その属性情報に関するカウンタ値(count_value)および日付情報(last_count_date)をそれぞれメモリ118に保存し(ステップS46)、処理を終了する。一方、ステップS45において、ステップS44の判別の結果、既に登録されている属性情報がない場合、そのまま処理を終了する。
【0056】
図7の属性情報の検出処理を行った後、この検索処理により保存されたイベントリレー元、イベントリレー先の属性情報に関するカウンタ値および日付情報を用い、視聴者にとって、どちらの番組の嗜好性が高いか否かを判断する(ステップS28)。
【0057】
この嗜好性の判断結果、各EITセクション情報中に含まれていたコンポーネント記述子情報、及び音声コンポーネント記述子情報に基づいて画面のレイアウトおよび音声出力モードを決定し(ステップS29)、決定した画面レイアウトおよび音声出力モードの情報をメモリ118に記憶し、処理を終了する。
図8はステップS28における嗜好性判断処理手順を示すフローチャートである。前述したステップS43、S46の処理におけるカウンタ値および日付情報が保存されていないか否かを判別する(ステップS51)。
【0058】
カウンタ値および日付情報が全く保存されていなかった場合、嗜好性が同等であったと判断し(ステップS52)、ステップS29(図5)に進む。
【0059】
一方、ステップS51において、前述したステップS43、S46の処理におけるカウンタ値および日付情報が保存されていた場合、保存されていたリレー元の各属性におけるカウンタ値を加算する(ステップS53)。
【0060】
この後、保存されていたリレー先の各属性におけるカウンタ値を加算する(ステップS54)。ステップS53、S54の加算処理では、保存されていなかった属性情報のカウンタ値は「0」であるとして、加算を行う。
【0061】
ステップS53、S54において加算された各カウンタ加算値を比較する(ステップS55)。比較の結果、カウンタ加算値が同じであるか否かを判別する(ステップS56)。
【0062】
カウンタ加算値が同一でない場合、カウンタ加算値の大きい方の番組が視聴者にとって嗜好性の高い番組であると判断し(ステップS57)、ステップS29(図5)に進む。
【0063】
一方、ステップS56において、カウンタ加算値が同一である場合、各属性情報の日付情報(last_count_date)を参照する(ステップS58)。最新の更新日が同じであるか否かを判別する(ステップS59)。
【0064】
最新の更新日が同じでない場合、最新の更新日情報を有する方の番組が視聴者にとって嗜好性の高い番組であると判断し(ステップS60)、ステップS29(図5)に進む。一方、ステップS59において、最新の更新日が同じである場合、嗜好性が同等であったと判断し(ステップS61)、ステップS29(図5)に進む。
【0065】
このように、CPU120はイベントリレー実施後の画面レイアウト情報及び音声出力モード情報を決定してメモリ118に出力する。更に、CPU120は、イベントリレーの実施に応じてメモリ118より画面レイアウト情報及び音声出力モード情報を読み出し、夫々画面制御部111及び音声制御部112に出力する。(画面制御部111は、入力された画面レイアウト情報に従って各番組(若しくは嗜好性の高い番組)の映像データ及びUI画面を図9〜14に示すように表示画面114に出力し、音声制御部112は、入力された音声出力モードに従って各番組(若しくは嗜好性の高い番組)の音声データをDACを介してスピーカ115若しくはヘッドホン116に出力する。ここで、CPU120及び画面制御部111は請求項1に記載の制御手段に相当する。)
ここで、図9乃至図13に、前述の如く決定された画面レイアウトの例を示す。
【0066】
図9は視聴者の嗜好性が高いと判断された番組だけが表示画面114に表示された全画面表示を示す図である。映像のアスペクト比はコンポーネント記述子の情報通りに表示される。この表示例では、音声出力は、音声制御部112に送られた音声コンポーネント記述子にしたがった出力フォーマットにより、DAC113を介してスピーカ115から行われる。
【0067】
図10は視聴者の嗜好性が高いと判断された番組を主画面とし、嗜好性が低いと判断された番組を副(子)画面として表示画面114に表示されたマルチウィンドウ画面を示す図である。尚、各画面のレイアウトは、コンポーネント記述子の情報通りのアスペクト比で各画面が重ならないように、最適な大きさに調整されて表示される。図10の場合、番組画面は、両画面ともアスペクト比16:9で表示されている。また、アスペクト比が4:3であった場合、例えば、図11に示すように、各画面の表示面積を大きくして表示することも可能である。図11は各画面のアスペクト比が4:3である場合のマルチウィンドウ画面を示す図である。
【0068】
図10、11の表示例では、主画面に表示されている番組の音声出力は音声コンポーネント記述子にしたがった出力フォーマットにより、DAC113を介してスピーカ115から行われる。副画面に表示されている番組の音声出力は、DAC113を介してヘッドホン116または外部出力端子117から行われる。
【0069】
図10のUI画面1001、図11のUI画面1101は、主画面だけを全画面表示させるための操作、あるいは主画面と副画面の切り替えを行わせるための操作を視聴者に促すUI画面である。このUI画面1001、1101は、UI画面構成部122で作成され、コンポーネント記述子に記載されたアスペクト比に従って表示される各番組の映像の妨げにならないように表示される。なお、このUI画面はイベントリレー実施から所定時間後に画面上より消去されるようにしてもよい。
【0070】
このUI画面に表示されるメッセージに従う場合、例えば、図15に示す受信機に備わるリモコン125に設けられた”決定”ボタンを押すことにより、視聴者にとって嗜好性の高い主画面が表示画面114上に全画面表示され、”戻る”ボタンを押すことにより、視聴者にとって嗜好性の高い番組表示を副画面、嗜好性の低い番組表示を主画面と入替えることが可能である。図15はリモコン125の外観を示す正面図である。
【0071】
図12は視聴者の嗜好性が高いと判断された番組を主画面として全画面表示を行い、嗜好性が低いと判断された番組を副(子)画面として主画面上に副画面を重ね合わせて表示画面114に表示されたマルチウィンドウ画面を示す図である。各映像のアスペクト比は、各コンポーネント記述子の情報通りに表示される。この表示例では、主画面に表示されている番組の音声出力は、音声コンポーネント記述子にしたがった出力フォーマットにより、DAC113を介してスピーカ115から行われる。
【0072】
副画面に表示されている番組の音声出力は、DAC113を介してヘッドホン116または外部出力端子117から行われる。UI画面1201は、前述と同様、主画面だけを全画面表示させるための操作、あるいは主画面と副画面の切替えを行わせるための操作を視聴者に促すUI画面である。このUI画面1201は、UI画面構成部122で作成され、イベントリレー実施から所定時間、副画面と同様、主画面に重ね合わされたマルチウィンドウ画面として表示される。
【0073】
このUI画面に表示されるメッセージに従うと、例えば、図15のリモコン125に設けられた”決定”ボタンを押すことにより、視聴者にとって嗜好性の高い主画面が表示画面114上に全画面表示され、”戻る”ボタンを押すことにより、視聴者にとって嗜好性の高い番組表示を副画面、嗜好性の低い番組表示を主画面と入替えることが可能である。
【0074】
図13は表示画面114に視聴者の嗜好性が高いと判断された番組を主画面とし、嗜好性が低いと判断された番組を副(子)画面として、副画面上に主画面を重ね合わせて表示されたマルチウィンドウ画面を示す図である。各映像のアスペクト比は、各コンポーネント記述子の情報通りに表示される。この表示例では、主画面に表示されている番組の音声出力は、音声制御部112に送られた音声コンポーネント記述子にしたがった出力フォーマットにより、DAC113を介してスピーカ115から行われ、副画面に表示されている番組の音声出力は、DAC113を介してヘッドホン116または外部出力端子117から行われる。
【0075】
UI画面1301は、前述と同様、主画面だけを全画面表示させるための操作、あるいは主画面と副画面の切替えを行わせるための操作を視聴者に促すUI画面である。このUI画面1301は、UI画面構成部122で作成され、イベントリレー実施から所定時間、副画面上に重ね合わされたマルチウィンドウ画面として表示される。このUI画面に表示されるメッセージに従うと、例えば、リモコン125に設けられた”決定”ボタンを押すことにより、視聴者にとって嗜好性の高い主画面が表示画面114上に全画面表示され、”戻る”ボタンを押すことにより、嗜好性の高い番組表示を副画面、嗜好性の低い番組表示を主画面と入替えることが可能である。
【0076】
図14は前述した図8のステップS52、S61において両番組の嗜好性が同等であると判断された場合に表示されるマルチウィンドウ画面を示す図である。映像のアスペクト比はコンポーネント記述子の通りに表示される。図14では、リレー先のチャンネルで継続して放送される番組の画面を主画面とし、リレー元のチャンネルで新規に開始される番組の画面を副画面として表示される。
【0077】
この表示例では、主画面に表示されている番組の音声出力は、音声制御部112に送られた音声コンポーネント記述子にしたがった出力フォーマットにより、DAC113を介してスピーカ115から行われる。また、副画面に表示されている番組の音声出力は、DAC113を介してヘッドホン116または外部出力端子117から行われる。副画面上には、イベントリレー直後に同様のUI画面1401が重ね合わされてマルチウィンドウ画面として表示される。このUI画面に表示されるメッセージに従うと、例えば、リモコン125に設けられた”決定”ボタンを押すことにより、リレー先のチャンネルで継続して放送される番組の主画面が表示画面114上に全画面表示され、”戻る”ボタンを押すことにより、リレー先のチャンネルで継続して放送される番組を副画面、リレー元のチャンネルで新規に開始される番組の画面表示を主画面と入替えることが可能である。
【0078】
以上示したように、第1の実施形態では、イベントリレー実行時にリレー先のチャンネルにおいてリレー元のチャンネルから引き続き放送される番組と、イベントリレー元のチャンネルにおいて新規に開始する番組とを選択・表示する際、各番組の属性情報及び視聴者の視聴履歴管理データに基づき、チャンネルの選択・画面レイアウトを制御することにより、より迅速に、かつ視聴者の迷いや操作の負荷を低減し、視聴者の嗜好に合致した画面レイアウト(提示、表示形態)を提供することが可能となる。
【0079】
なお、前述の如く示した画面レイアウトは、図9〜図13に示す表示例に限ることはなく、また、イベントリレー実行時の画面レイアウトのパターンを視聴者により設定可能としてもよい。例えば、嗜好性の高い番組のみの映像を画面全体に表示(図9)、嗜好性の高い番組の画面を大きく表示して嗜好性の低い番組を小さく表示し、夫々重ならない様に表示(図10及び図11)等の複数の画面レイアウトのパターン(図9〜図13に示す如くレイアウトパターン)の中から、予め視聴者により所望のレイアウトパターンを設定する。そして、イベントリレーの実施予定の検知に応じて各番組の嗜好性を判断し、嗜好性の高低に応じた画面レイアウトを決定する。例えば、予め図9に示す如くレイアウトパターンを設定していた場合、イベントリレー実行時には、嗜好性の高い番組のみの映像を表示する画面レイアウトが自動的に表示される。
【0080】
更に、予め設定する画面レイアウトのパターンとして、嗜好性の高低の判断にかかわらず、イベントリレー先のチャンネルでリレー元のチャンネルより引き続き放送される番組の映像を自動的に表示するレイアウトパターンとしてもよい。
【0081】
[第2の実施形態]
第2の実施形態において、前記第1の実施形態のデジタルTV放送受信機と同様の構成及び動作は説明を省略する。ここで、第1の実施形態と異なるのは、番組視聴中にイベントリレーの実施予定があると検知された場合に、イベントリレー実施後の画面レイアウト及び音声出力モードについて、視聴者の嗜好に合致したおすすめのパターンを含めて複数のパターンを提示し、視聴者の操作により好みのパターンを事前に選択可能とする点であり、以下に説明する。
【0082】
前述の如くイベントリレー実施後の画面レイアウト及び音声出力モードを決定する為の受信機の制御動作において、図5に示すステップS29の動作について説明する。
【0083】
前述の如くS28においてイベントリレー元の番組とイベントリレー先の番組との嗜好性の高低を判断し(図8参照)、その結果、各番組のEITセクション情報に含まれるコンポーネント記述子、及び音声コンポーネント記述子に基づいて後述の「画面レイアウト・音声出力モード候補選択画面」(以下、レイアウト選択画面と呼ぶ。)をUI画面構成部122において作成し、画面制御部111に出力する。
【0084】
画面制御部111は、視聴中の番組の映像にレイアウト選択画面を多重して図16に示す如く画面を表示画面114に表示するべく制御する。
【0085】
CPU120は、視聴者の操作により後述の如く選択された画面レイアウト及び音声出力モードをイベントリレー実施後の画面レイアウト及び音声出力モードとして決定し、メモリ118に記憶し、処理を終了する(ステップS29)。
【0086】
図16は視聴中番組に多重されたレイアウト選択画面の表示例を示す図である。図中、1601は、イベントリレー実施前に視聴者が視聴している番組の画面であり、1602はレイアウ選択画面である。図17および図18はレイアウト選択画面1602を示す図である。
【0087】
図17に示す画面では、視聴者の嗜好性が高いと判断された番組(表示中の102chの番組)が全画面表示の選択候補1として、視聴者にお勧めである旨と共に表示される。視聴者はこの画面に促され、リモコン125の数字キー”1”を押すことにより、「102ch”プロ野球中継3”」を選択して視聴することが可能となる。同様に”2”を押すことにより、属性検出部121により、視聴者の嗜好性が低いと判断された番組(表示中の100chの番組)を選択・視聴することも可能である。
【0088】
図18に示す画面では、視聴者の嗜好性が高いと判断された番組(表示中の102chの番組)を主画面とし、嗜好性の低い番組を副画面として表示することが、マルチ画面表示の選択候補1として、視聴者にとってお勧めである旨と共に表示される。視聴者は、この画面に促され、リモコン125の数字キー”1”を押すことにより、「102ch”プロ野球中継3”」を主画面表示、音声をスピーカ出力とし、「100ch”ニュース8”」を副画面表示、音声をヘッドホン出力として選択・視聴することが可能となる。
【0089】
同様に”2”を押すことにより、「100ch”ニュース8”」を主画面表示、音声をスピーカ出力とし、「102ch”プロ野球中継3”」を副画面表示、音声をヘッドホン出力として選択・視聴することが可能となる。
【0090】
このように、第2の実施形態では、イベントリレー実行時にリレー先のチャンネルにおいてリレー元のチャンネルから引き続き放送される番組と、リレー元のチャンネルにおいて新規に開始する番組とを選択・表示する際、各番組の属性情報及び視聴者の視聴履歴管理データに基づき、視聴者の嗜好に合致したチャンネルの選択・画面レイアウトをおすすめとして提示すると共に、複数のチャンネルの選択・画面レイアウトのパターンより所望のパターンをイベントリレー実行前に選択可能とすることにより、より迅速に、かつ視聴者の迷いや操作の負荷を低減し、イベントリレー実行時に視聴者の嗜好に合致した画面レイアウト(提示、表示形態)を提供することが可能となる。
【0091】
なお、画面レイアウト・音声出力モード候補のパターンは、図17及び図18に示すパターンに限らなくてもよい。
【0092】
[第3の実施形態]
前述の実施形態では、番組視聴中にイベントリレーの実施予定があると検知された場合に、イベントリレー実施後の画面レイアウト及び音声出力モードのパターンを事前に選択可能としたが、本実施形態では更に、番組の記録予約も含めて視聴者の嗜好に合致したパターンを選択可能とした。第2の実施形態と同様の構成及び動作については説明を省略する。
【0093】
図19は第3の実施形態におけるデジタルTV放送受信機の主要な部分の構成を示すブロック図である。前記第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
【0094】
図において、1901は蓄積制御部である。1902はストリーム蓄積部である。この受信機は、チューナ102、103、復調部104、105、TSデコーダ106、107により、それぞれ受信・復調を行って取得した所望のTSを、蓄積制御部1901を介してストリーム蓄積部1902に記録することが可能である。
【0095】
この場合、イベントリレーの存在を受信機側で検出し、視聴者の嗜好性を判断した後、「番組表示・記録候補選択画面」を視聴中の番組と共に表示画面114に表示する。また、後述の如く選択された番組表示及び番組記録のパターン情報をメモリ118に記憶し、イベントリレー実施に応じてメモリ118よりパターン情報を読み出し、該パターン情報に従って番組の表示及び記録を行う。
【0096】
図20は視聴中の番組に「番組表示・記録候補選択画面」を多重した画面の表示例を示す図である。
【0097】
図中、2001はイベントリレー実施前に視聴者が視聴している番組の画面である。2002は番組表示・記録候補選択画面である。この画面はUI画面構成部122で作成される。図21は番組表示・記録候補選択画面2002としてのUI画面を示す図である。
【0098】
図21に示す画面では、視聴者の嗜好性が高いと判断された番組(表示中の102chの番組)を画面に表示し、嗜好性の低い番組をストリーム蓄積部1902に記録することが視聴者選択候補1として、視聴者にとってお勧めである旨と共に表示される。視聴者は、この画面に促され、リモコン125の数字キー”1”を押すことにより、「102ch”プロ野球中継3”」を画面表示、音声をスピーカ出力とし、「100ch”ニュース8”」を記録することが可能である。同様に、”2”を押すことにより、「100ch”ニュース8”」を画面表示、音声をスピーカ出力とし、「102ch”プロ野球中継3”」を記録することが可能である。
【0099】
このように、第3の実施形態では、イベントリレー実行時にリレー先のチャンネルにおいてリレー元のチャンネルから引き続き放送される番組と、リレー元のチャンネルにおいて新規に開始する番組を選択・表示する際、各番組の属性情報及び視聴者の視聴履歴管理データに基づき、チャンネルの選択、画面レイアウト、記録ストリームを制御することにより、より迅速に、かつ視聴者の迷いや操作の負荷を低減し、視聴者の嗜好に合致した表示画面、番組記録を行うことが可能である。
【0100】
なお、番組表示・記録候補のパターンは、図21に示すパターンに限らなくてもよい。
【0101】
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0102】
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記録媒体を、装置に供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0103】
上記実施形態では、図4、図5、図7、図8のフローチャートに示すプログラムコードは記憶媒体であるROMに格納されている。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0104】
【発明の効果】
本発明によれば、イベントリレーを行う際、視聴者の迷いや操作にかかる負荷・時間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるデジタルTV放送受信機の主要な部分の構成を示すブロック図である。
【図2】視聴履歴管理テーブルを示す図である。
【図3】図2につづく視聴履歴管理テーブルを示す図である。
【図4】視聴履歴管理テーブルの作成処理手順を示すフローチャートである。
【図5】イベントリレーが行われる場合に画面レイアウト及び音声出力モードを決定する為の受信機の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図6】イベントグループ記述子の構造を示す図である。
【図7】ステップS27における属性情報の検出処理手順を示すフローチャートである。
【図8】ステップS28における嗜好性判断処理手順を示すフローチャートである。
【図9】画面レイアウトを示す図である。
【図10】画面レイアウトを示す図である。
【図11】画面レイアウトを示す図である。
【図12】画面レイアウトを示す図である。
【図13】画面レイアウトを示す図である。
【図14】前述した図8のステップS52、S61において両番組の嗜好性が同等であると判断された場合に表示されるマルチウィンドウ画面を示す図である。
【図15】リモコン125の外観を示す正面図である。
【図16】第2の実施形態におけるレイアウト選択画面が視聴中番組の映像に多重される際の表示例を示す図である。
【図17】画面レイアウト・音声出力モード候補選択画面1602を示す図である。
【図18】画面レイアウト・音声出力モード候補選択画面1602を示す図である。
【図19】第3の実施形態におけるデジタルTV放送受信機の主要な部分の構成を示すブロック図である。
【図20】第3の実施形態における番組表示・記録候補選択画面が視聴中番組の映像に多重される際の表示例を示す図である。
【図21】番組表示・記録候補選択画面2002としてのUI画面を示す図である。
【図22】イベントリレーを概念的に示す図である。
【符号の説明】
106、107 TSデコーダ
110 セクションデコーダ
111 画面制御部
112 音声制御部
114 表示画面
115 スピーカ
119 履歴データ記憶部
120 CPU
121 属性検出部
122 UI画面構成部
125 リモコン

Claims (4)

  1. 第1のチャンネルにおいて放送中の番組を、前記第1のチャンネルから第2のチャンネルでの放送に変更するイベントリレー放送を受信可能な放送受信装置であって、
    放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した放送波から、イベントリレーに関する情報と番組の属性情報とを少なくとも含むデータを取得する取得手段と、
    視聴者の視聴履歴に関するデータを管理する視聴履歴管理手段と、
    視聴中の第1のチャンネルにおいて、イベントリレー放送が発生するか否かを、前記取得手段で取得したイベントリレーに関する情報から判定する判定手段と、
    放送中の2つのチャンネルを主画面と副画面にそれぞれ割り当て、前記主画面と前記副画面とを共に表示部に表示する画面制御手段と、
    前記判定手段によってイベントリレー放送が発生すると判定された場合に、前記第1のチャンネルにおいて視聴中の番組の次に放送される次番組及び第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組の夫々の属性情報と、前記視聴履歴に関するデータとに基づいて、前記次番組及び前記第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組に対する視聴者の嗜好度を判定し、前記嗜好度に応じて、前記次番組と前記視聴中の番組のうち、嗜好度が高い方の番組を放送するチャンネルを前記主画面に割り当てるとともに嗜好度が低い方の番組を放送するチャンネルを前記副画面に割り当てるように前記画面制御手段に指示することで、前記次番組の放送が開始された場合に当該次番組と前記視聴中の番組とを共に表示する制御を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示部に前記主画面及び前記副画面と共に、前記副画面の映像を非表示とするための指示及び前記主画面に表示されている番組を前記副画面に表示し、かつ前記副画面に表示されている番組を前記主画面に表示するための操作方法を、視聴者に示すためのUI画面も表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 第1のチャンネルにおいて放送中の番組を、前記第1のチャンネルから第2のチャンネルでの放送に変更するイベントリレー放送を受信可能な放送受信装置の制御方法であって、
    放送波を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した放送波から、イベントリレーに関する情報と番組の属性情報とを少なくとも含むデータを取得する取得工程と、
    視聴者の過去の視聴履歴に関するデータを管理する視聴履歴管理工程と、
    視聴中の第1のチャンネルにおいて、イベントリレー放送が発生するか否かを、前記取得工程で取得したイベントリレーに関する情報から判定する判定工程と、
    放送中の2つのチャンネルを主画面と副画面にそれぞれ割り当て、前記主画面と前記副画面とを共に表示部に表示する画面制御工程と、
    前記判定工程によってイベントリレー放送が発生すると判定された場合に、前記第1のチャンネルにおいて視聴中の番組の次に放送される次番組及び第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組の夫々の属性情報と、前記視聴履歴管理工程で管理された視聴履歴に関するデータとに基づいて、前記次番組及び前記第2のチャンネルでの放送に変更される前記視聴中の番組に対する視聴者の嗜好度を判定し、前記嗜好度に応じて、前記次番組と前記視聴中の番組のうち、嗜好度が高い方の番組を放送するチャンネルを前記主画面に割り当てるとともに嗜好度が低い方の番組を放送するチャンネルを前記副画面に割り当てるように前記画面制御工程に指示することで、前記次番組の放送が開始された場合に当該次番組と前記視聴中の番組とを共に表示する制御を実行する制御工程と、
    を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
  4. 前記制御工程では、前記表示部に前記主画面及び前記副画面と共に、前記副画面の映像を非表示とするための指示及び前記主画面に表示されている番組を前記副画面に表示し、かつ前記副画面に表示されている番組を前記主画面に表示するための操作方法を、視聴者に示すためのUI画面も表示するように制御することを特徴とする請求項に記載の放送受信装置の制御方法。
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