JP4495215B2 - 熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへのインターフェース - Google Patents

熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへのインターフェース Download PDF

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Description

本出願人は、米国特許法第119条第e項に基づき、2004年6月29日付けで出願された特許文献1の優先権を主張する。この文献の記載内容は、参考のため、その全体がここに組み込まれる。
本発明は、熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへと分析対象物を搬送するためのシステムおよび方法に関するものである。より詳細には、本発明は、カラム内へと流入す流体を制御するに際してのインターフェースデバイスの使用に関するものである。
ガスクロマトグラフィーは、実質的に物理的な分離方法であり、この方法においては、キャリアガス内において蒸気サンプルをなす構成要素が、吸着されまたは吸収され、その後、カラム内の固定相材料によって脱離される。サンプルのパルスは、安定したキャリアガス流内へと導入され、このキャリアガス流が、サンプルをクロマトグラフィーカラム内へと搬送する。カラムの内部は、液体によってライニングされており、液体と、構成要素の分散係数に応じて様々に変化し得るようなサンプル内の様々な構成要素と、の間の相互作用が、サンプルを、様々な構成要素へと分離させる。カラムの端部のところにおいては、個々の構成要素が、時間経過とともに分離される。ガスの検出は、典型的にはクロマトグラムと称されるような、時間スケールパターンを提供する。この時間スケールパターンは、校正によりあるいは既知サンプルとの比較により、試験サンプル内の構成要素を示す。このようなプロセスの一例は、Hinshaw 氏による特許文献2に開示されている。
クロマトグラフィー分析の1つの一般的な応用は、特定の環境の構成要素を決定するに際しての熱脱離ユニットの使用である。例えば、多くの場合、ある種のエアサンプル内に存在する揮発性有機化合物(VOC)の量を検出することが要望される。これを行うための1つの方法においては、まず最初に、吸着性材料を収容しているチューブを、試験対象をなす環境内へと移し、典型的には『拡散性サンプリング』または『受動的サンプリング』と称されるような自然的な拡散によって、エア中のVOCをチューブ内へと導入する。これに代えて、通常は『ポンピングによるサンプリング』と称されるように、小さな真空ポンプを使用してそのようなチューブ内へとガスサンプル(典型的には、雰囲気エア)を吸引することによって、VOCを収集することができる。いずれの場合においても、測定対象をなす分析対象物(すなわち、VOC)は、チューブ内をエアが通過する際に、吸着剤によって保持されるとともに吸着剤上において濃縮される。
VOCをこのようにして収集した後に、チューブを、熱脱離ユニットへと移す。熱脱離ユニットにおいては、例えばヘリウムや窒素といったような不活性ガスの流通経路内へと、チューブを配置する。その後、チューブを加熱する。これにより、分析対象物を脱離させ、キャリアガスを使用してVOCをチューブから追い出す。場合によって、サンプルをクロマトグラフィーカラム内へと導入する前に、分析対象物をさらに予濃縮する目的で、にプレ濃縮されるして、サンプルチューブの下流側に『トラップ』を配置する。また、場合によっては、そこから湿気を除去することもある。1つの例は、吸着性のトラップである。このトラップは、通常、周囲温度以下にまで冷却される。あるいは、吸着性のトラップは、単に、適切な吸着性材料を収容した吸着性チューブとされる。吸着性チューブは、まず最初に、サンプルガスがチューブ内を通過する際に、分析対象物を吸着し、その後、通常は加熱によって、クロマトグラフィーカラム内へと分析対象物を脱離する。その後、分析対象物が分離され、分析される。
典型的には、カラムが、熱脱離ユニット内の吸着性チューブに対して直接的に連結されるか、あるいは、熱脱離ユニットが、例えば所定長さの溶融シリカチューブを介してといったようにして搬送ラインを介してカラムに対して直接的に連結されるか、のいずれかである。しかしながら、このような構成は、様々な欠点を有している。1つの欠点は、いくつかの場合においては、クロマトグラフィーカラムの中を流通するキャリアガスの流量または速度をプログラミングする必要があることである。例えば、これは、特に、例えば質量分析計といったような、流量に敏感な検出器を使用している用途である。この制御は、典型的には、熱脱離ユニット自体において、利用することができない。さらに、たとえそれが可能であったとしても、熱脱離ユニットは、そのような制御を行うためには、カラムの温度を同時的に認識しなければならない。
同様に、カラムに対するキャリアガスの供給は、カラムが高温であるときには、あるいは、例えば質量分析計といったようなエアに敏感な検出器が使用されているときには、中断することができない。したがって、熱脱離ユニットがクロマトグラフィーカラムのための唯一のキャリアガス供給源である場合には、熱脱離ユニットに関するメンテナンスが必要とされた際には常に、カラムおよび検出器を、完全に停止させる必要がある。このことは、実際には、実質的に時間の浪費である。
このようなシステムにおいて存在する他の問題点は、場合によっては、手動によってあるいはオートサンプラーによって、校正や診断という目的のために、液体サンプルを注入することが要望されることである。しかしながら、上記のシステムを使用した場合には、シリンジから液体をそのように注入し得るような単純な方法がない。
このようなシステムにおいて存在するさらに他の問題点は、最適の性能を保証するためには、かなりの手入れが必要であるということである。多くの場合、熟練した操作者を必要とする。そのような手入れは、カラムを設置したりあるいは交換したりするたびごとに、必要とされる。
米国特許予備出願シリアル番号第60/521,749号明細書 米国特許第5,545,252号明細書
本発明は、熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへと分析対象物を搬送するためのシステムおよび方法に関するものであって、熱脱離ユニットとは独立に、カラムを通して流れるガスの制御および供給を容易なものとする。さらに、本発明によるシステムおよび方法は、熱脱離ユニットを使用したクロマトグラフィー分析において、シリンジ注入を可能とする。また、本発明によるシステムおよび方法は、熱脱離応用において、クロマトグラフィーカラムの接続を容易なものとする。
上述した少なくともいくつかの目的を達成し得るよう、本発明は、分析対象物を測定するためのクロマトグラフィーシステムに関するものであって、測定対象をなす分析対象物を含有しているキャリアガスを供給するための熱脱離ユニットと;この熱脱離ユニットから分析対象物を受領し得るよう熱脱離ユニットに対して流体連通しているインターフェースデバイスと;このインターフェースデバイスから分析対象物を受領し得るようインターフェースデバイスに対して流体連通しているクロマトグラフィーカラムと;を具備し、インターフェースデバイスが、クロマトグラフィーカラム内へと流入する流体を制御し得るよう(流体の流量および/または流速を制御し得るよう)構成されている。
一実施形態においては、本発明は、サンプル内の分析対象物をクロマトグラフィー的に測定するための方法に関するものであって、この方法においては、熱脱離ユニットをインターフェースデバイスに対して接続し、クロマトグラフィーカラムをインターフェースデバイスに対して接続し、熱脱離ユニットからインターフェースデバイスへと、分析対象物を含有している流体を供給し、インターフェースデバイスを使用してカラム内へと流入する流体を制御する。
インターフェースデバイスは、いくつかの方法によって、カラム内へと流入する流体を制御することができる。これにより、熱脱離ユニットに対して、このような制御手段を設ける必要性を除去することができる。いくつかの実施形態においては、インターフェースデバイスは、キャリアガス導入口を通して追加的なキャリアガスを供給する。これにより、ガスの流量または流速を実質的に一定に維持することができる。ある種の実施形態においては、インターフェースデバイスは、温度プログラム可能な加熱デバイスによって、温度上昇を制御する。いくつかの実施形態においては、インターフェースデバイスは、熱脱離ユニットから受領したガスの一部を案内して、分離用ベント穴を通してシステムからそれを排気する。
いくつかの実施形態においては、インターフェースデバイスは、クロマトグラフィー注入器である。ある種の実施形態においては、熱脱離ユニットからの搬送ラインと、カラムと、の双方が、同じポートに対して接続される。いくつかの実施形態においては、カラムの導入口とポートとの間の距離が、搬送ラインの導出口とポートとの間の距離よりも短いものとされる。これにより、搬送ラインは、インターフェースデバイスの内部において、カラムよりも上にまで延在している。
ある種の実施形態においては、搬送ラインおよびカラムの双方とポートとの間の接続は、アダプタを使用して行われている。アダプタは、いくつかの実施形態においては、搬送ラインが挿入された第1フェルールと;カラムが挿入された第2フェルールと;カラムポートに対して接続された第3フェルールと;を備え、第3フェルールが、第1フェルールから搬送ラインを受領しているとともに、第2フェルールからカラムを受領しており、第3フェルールを通して、搬送ラインおよびカラムが、インターフェースデバイス内へと進入している。このような実施形態のいくつかにおいては、第3フェルールは、第1フェルールおよび第2フェルールとは個別的に回転し得るよう構成されている。
ある種の実施形態においては、インターフェースデバイスは、流体サンプルを導入するためのシリンジを受領し得るよう構成された隔壁を備えている。いくつかの実施形態においては、熱脱離ユニットが、試験対象をなす環境からサンプルを得るための着脱可能なサンプルベッセルを備え、さらに、サンプルベッセルを受領してキャリアガスの流通経路内へと配置させるためのサンプルステーションを備え、さらに、サンプルベッセルの内部から分析対象物を脱離させ得るよう、サンプルステーション内のサンプルベッセルを加熱するための加熱デバイスを備えている。
図1は、熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへのインターフェースをなす本発明によるシステムを概略的に示す図である。
図2Aは、図1のシステムにおける細部を示す図である。
図2Bは、チューブパージステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す図である。
図2Cは、トラップ脱離ステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す図である。
図3は、図1のシステムにおける細部を示す断面図である。
図4は、トラップ脱離ステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す部分的な断面図である。
本発明による分析対象物を測定するためのクロマトグラフィーシステム10の一実施形態における基本的な構成部材が、図1に示されている。本明細書においては、『頂』、『底』、『上』、『下』、『上方』、『下方』、『上に』、『下に』、『上へ』、『下へ』、『上側』、『下側』、『前面』、『背面』、『前向き』、『後向き』といったような用語は、図面に図示された向きを示している。このような向きは、本発明においては、必須ではない。
システム10は、熱脱離ユニット20と、ガスクロマトグラフ22と、を具備している。ガスクロマトグラフ22は、検出器26に対して接続されたクロマトグラフィーカラム24を備えている。インターフェースデバイス60が、クロマトグラフ22に対して取り付けられており、カラム24が、インターフェースデバイス60に対して、接続されている。これにより、カラム24は、インターフェースデバイス60に対して流体連通状態とされている。同様に、熱脱離ユニット20は、搬送ライン28を介して、インターフェースデバイス60に対して接続されている。搬送ライン28を通すことにより、サンプル混合物は、インターフェースデバイス60に対して伝達される(矢印Aによって示されている)。インターフェースデバイス60は、例えば、所定長さの溶融シリカ製制限チューブを備えることができる。
図2Aに示すように、熱脱離ユニット20は、一般に、サンプルステーション30を備えている。サンプルステーション30には、例えば吸着剤チューブといったようなサンプルベッセル32が配置されている。いくつかの実施形態においては、例えば他の吸着剤チューブといったようなトラップ34が、分析対象物の予濃縮を行い得るよう、サンプルチューブ32の下流側に配置されている。チューブ32と、吸着性トラップ34と、搬送ライン28とは、ロータリーバルブ50を介して、互いに選択的に連通する。キャリアガス導入口36は、バルブ40を介して、サンプルチューブ32に対して選択的に流体連通する。他のキャリアガス導入口38は、バルブ42を介して、吸着性トラップ34に対して選択的に流体連通する。脱離ベント穴ニードルバルブ54と、導出口スプリットニードルバルブ56と、導入口スプリットニードルバルブ58とは、それぞれソレノイドバルブ44,46,48によって制御される。それぞれの前段には、チャコールトラップ52が設けられている。
インターフェースデバイス60は、内部を流れるガスの温度を制御し得るようなデバイスと、ガスクロマトグラフ22に対してキャリアガスを供給し得るようなデバイスと、の一方または双方とすることができる。ある種の実施形態においては、インターフェースデバイス60は、例えば PerkinElmer Instruments LLC 社により製造された“Programmed-Temperature Split/Splitless Inlet System (PSS) Injector”といったような、クロマトグラフィー注入器を備えている。
図3および図4に図示された注入器60は、一般に、チャンバ64を形成する金属スリーブ62を備えている。チャンバ64内には、注入器60の『ライナー』として機能する着脱可能チューブ66が挿入されている。スリーブ62は、ヒーターブロック68の内部に配置されている。ヒーターブロック68は、ライナー66も含めてチャンバ64を加熱し得るよう、加熱部材70によって制御される。ヒーターブロック68は、温度をプログラムすることができ、これにより、制御しつつ温度を上昇させることができる。ヒーターブロック68には、冷却フィン72とファン74とが設けられている。これら冷却フィン72とファン74とは、その後にチャンバ64およびライナー66を冷却し得るよう、注入器のハウジング76に対して取り付けられている。ライナー66は、典型的にはガラス製の細い円筒穴を有したチューブであって、頂部のところに配置された導入口82と、底部のところに配置された導出口80と、を有している。いくつかの実施形態においては、導出口80は、制限されている。これにより、ライナー66の底部は、頂部よりも小さな内径を有している。これにより、熱脱離ユニット20からキャリアガスと一緒に搬送されてきた廃水が注入器60の内部において混合したり分散したりすることを最小化し得るとともに、より大きな頂部面積上を、より大きな拡張液体サンプルが占めることができる。
ネジ山付きカラー84が、金属スリーブ62の先端のところにおいて、隔壁アセンブリ86をハウジング76に対して固定している。隔壁キャップ88は、隔壁アセンブリ86の先端に対して、隔壁90を固定している。したがって、マイクロシリンジ89を使用することにより、手動によってあるいはオートサンプラーによって、隔壁90を通して、液体サンプルを注入することができる。このことは、校正や診断という目的のために望ましいものとすることができる。後述するように、搬送ライン28自体が、カラム24と同様に、カラムポート18を介して注入器60の底部に接続されている。これにより、搬送ライン28からの廃水が高温に維持されることが、保証される。このことは、多くの場合、気相において熱脱離応用においてしばしば含まれる大きな分子を維持するに際して、必要とされる。したがって、注入器のより冷却された端部に位置している隔壁90は、上述したように、典型的には、液体サンプルの導入のために貯蔵される。
図示した隔壁アセンブリ86は、キャリアガス導入用のメイン導入口92を備えている。その圧力は制御することができる。メイン導入口92の下方において、メイン導入口92から離間して、チャンバ64には、例えばO−リングといったような内部シール部材94が配置されている。加えて、隔壁アセンブリ86は、隔壁パージ用の導出口96を備えている。隔壁アセンブリは、隔壁パージ流のための流通経路を機械的に形成している。これにより、サンプル流通経路に対しての相互汚染を防止することができる。
上述したように、搬送ライン28とカラム24との双方は、カラムポート18に対して接続されている。これにより、高温を確実に維持することができる。通常、これは、2穴フェルールによって達成される。しかしながら、通常、いくつかの問題点が、このような構成に起因して発生する。第1に、そのようなフェルールにおいては、良好なシールを得ることが、多くの場合に困難である。第2に、フェルールを注入器内において回転させた際に、搬送ラインとカラムとが互いに捻れてしまう。これにより、破損というリスクが大きい。たとえ良好な接続が行われた場合であってさえも、搬送ラインまたはカラムのいずれかを取り外すことは、多くの場合、困難である。
システム10は、格別のY字形状アダプタ100を使用している。このアダプタ100は、フェルール102,104,106を備えている。搬送ライン28は、フェルール102を介して、フェルール106内へと、さらには、チャンバ64内へと、そしてさらには、ライナー66の下端80内へと、挿入されている。同様に、カラム24は、フェルール104内へと、さらには、フェルール106内へと、さらには、チャンバ64内へと、そしてさらには、ライナー66の下端80内へと、挿入されている。フェルール106は、アダプタ100の残部を所定位置に維持しつつ、ポート18内において回転することができる。したがって、この構成においては、搬送ライン28およびカラムポート24は、他方に影響されることなく、個別的に挿入したりあるいは取り外したりすることができる。搬送ライン28の端部は、カラム24の端部とはオフセットされており(位置がずらされており)、カラム24の端部と比較して、ライナー66内においてより上方にまで延在している。これにより、後述するように、サンプル蒸気の流れを促進することができる。
ある種の実施形態においては、ガス混合物を分離させるための『分離用』ベント穴98が、内部シール部材94の下方に配置されており、チャンバ64に対して流体連通している。より大きな流量のためにトラップ脱離効率が改良されることにより、搬送ライン28の形状は、典型的には、搬送ライン28を通しての与えられた圧力低下に対して所望の流速をもたらし得るように、選択される。しかしながら、これは、典型的には、カラム自体を通しての流速を以上のものとなる。したがって、過剰な流れは、分離用ベント穴98へと案内される。これにより、検出器の応答性が低減される。分離用ベント穴98を制御することにより、システム10の操作者は、トラップ脱離効率(ピーク形状)と感度(ピークサイズ)との間において適切な妥協点を見出すことができる。
システム10の動作は、図1、図2A〜図2C、図4に示されている。図2Aに示すように、試験対象をなす環境から得られた分析対象物を含有しているサンプルチューブ32を、熱脱離ユニット20のサンプルステーション30に配置する。図2Bに示すように、ロータリーバルブ50を、サンプルチューブ32とトラップ34とが流体連通している状態として、バルブ40,44を開く。チューブ32を加熱し、これにより、チューブ32から分析対象物を脱離させる。そして、キャリアガスを、導入口36から導入し、チューブ32内を通過させて、トラップ34内へと分析対象物を搬送する。トラップ34内に配置された吸着剤が、分析対象物を吸着し、キャリアガスは、バルブ54を通して排気される(矢印Bによって示されている)。その後、図2Cに示すように、ロータリーバルブ50を回転させて、トラップ34が搬送ライン28に対して流体連通しているものとする。そして、バルブ40,44を閉じ、バルブ42の方向を、ガス導入口38がトラップ34に対して連通しているように、スイッチングする。トラップ34を加熱し、これにより、トラップ34から分析対象物を脱離させる。そして、キャリアガスを、導入口38から導入し、トラップ34を通過させる(矢印Dによって示されている)。これにより、分析対象物を、トラップ34から搬送ライン28内へと搬送する(矢印Aによって示されている)。
図1および図4に示すように、サンプル蒸気は、搬送ライン28を通して流れ、注入器60へと到達する。注入器60は、高温に維持されており、これにより、サンプルを損失させないことを保証し得るとともに、脱離した分析対象物の凝縮に起因するピークの歪曲を引き起こさないことを保証することができる。注入器60のキャリアガス導入口92から、キャリアガスを供給する。このキャリアガスは、ライナー66内へと進入し、カラム24に向けて下方へと流れる(矢印Eによって示されている)。このようにして、注入器60は、熱脱離ユニット20の状態に関係なく、カラム24を通してのキャリアガスの流量および流速を実質的に一定に維持することができる。加えて、注入器60は、分析時に、温度をプログラムすることができる。これにより、流速を上げることができ、これにより、分析に要する時間を低減し得るとともに、ピークの広がりをもたらしかねないような拡散を低減することができる。カラム24の導入口82のところにおける圧力は、温度の上昇につれて増大する。よって、熱脱離ユニット20の圧力は、注入器60よりも大きな設定値に維持されなければならない。これにより、搬送ライン28を通しての順方向の流れを確保することができる。
サンプル蒸気は、搬送ライン28の頂部から流出して(矢印A)ライナー66内へと進入し、導入口92からのキャリアガス流(矢印E)に遭遇し、カラム24の頂部内へと案内される(矢印G)。上述したように、ある種の実施形態においては、流れの一部は、分離用ベント穴98から排出される(矢印Fによって示されている)。これにより、トラップ脱離効率と感度との間において最適の妥協を得ることができる。
上記説明が例示に過ぎないものであって本発明を何ら限定するものでないことは、理解されるであろう。また、当業者であれば、本発明の精神を逸脱することなく、自明な修正を行い得ることは、理解されるであろう。したがって、本発明の範囲を決定するに際しては、上記説明ではなく、特許請求の範囲を参照するべきである。
熱脱離ユニットからクロマトグラフィーカラムへのインターフェースをなす本発明によるシステムを概略的に示す図である。 図1のシステムにおける細部を示す図である。 チューブパージステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す図である。 トラップ脱離ステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す図である。 図1のシステムにおける細部を示す断面図である。 トラップ脱離ステージにおいて図1のシステムにおける細部を示す部分的な断面図である。
符号の説明
10 システム
20 熱脱離ユニット
22 ガスクロマトグラフ
24 クロマトグラフィーカラム
28 搬送ライン
30 サンプルステーション
32 サンプルベッセル
34 吸着性トラップ
60 インターフェースデバイス、注入器

Claims (12)

  1. 分析対象物を測定するためのクロマトグラフィーシステムであって、
    測定対象をなす分析対象物を含有しているキャリアガスを供給するための熱脱離ユニットと;
    この熱脱離ユニットから前記分析対象物を受領し得るよう前記熱脱離ユニットに対して流体連通しているインターフェースデバイスと;
    このインターフェースデバイスから前記分析対象物を受領し得るよう前記インターフェースデバイスに対して流体連通しているクロマトグラフィーカラムと;
    を具備し、
    前記インターフェースデバイスが、前記クロマトグラフィーカラム内へと流入する流体を制御し得るよう構成され
    前記インターフェースデバイスが、前記クロマトグラフィーカラム内におけるキャリアガスの流量または流速を実質的に一定とし得るよう、前記クロマトグラフィーカラム内へとキャリアガスを導入するためのキャリアガス導入口を備えていることを特徴とするシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記インターフェースデバイスが、クロマトグラフィー注入器を構成していることを特徴とするシステム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、
    さらに、搬送ラインを具備し、
    この搬送ラインを通して、前記分析対象物を含有している前記キャリアガスが、前記熱脱離ユニットから前記インターフェースデバイスへと搬送されるようになっていることを特徴とするシステム。
  4. 請求項3記載のシステムにおいて、
    前記インターフェースデバイスが、カラムポートを備え、
    前記搬送ラインが、前記インターフェースデバイスに対して前記分析対象物を供給し得るよう前記カラムポートに対して接続された導出口を有し、
    前記カラムが、前記インターフェースデバイスから前記分析対象物を受領し得るよう前記カラムポートに対して接続された導入口を有していることを特徴とするシステム。
  5. 請求項4記載のシステムにおいて、
    前記カラムの前記導入口と前記カラムポートとの間の距離が、前記搬送ラインの前記導出口と前記カラムポートとの間の距離よりも小さいことを特徴とするシステム。
  6. 請求項4記載のシステムにおいて、
    さらに、アダプタを具備し、
    このアダプタが、前記搬送ラインの前記導出口と前記カラムの前記導入口とを前記カラムポートに対して接続していることを特徴とするシステム。
  7. 請求項6記載のシステムにおいて、
    前記アダプタが、
    前記搬送ラインが挿入された第1フェルールと;
    前記カラムが挿入された第2フェルールと;
    前記カラムポートに対して接続された第3フェルールと;
    を備え、
    前記第3フェルールが、前記第1フェルールから前記搬送ラインを受領しているとともに、前記第2フェルールから前記カラムを受領しており、
    前記第3フェルールを通して、前記搬送ラインおよび前記カラムが、前記インターフェースデバイス内へと進入していることを特徴とするシステム。
  8. 請求項7記載のシステムにおいて、
    前記第3フェルールが、前記第1フェルールおよび前記第2フェルールとは個別的に回転し得るよう構成されていることを特徴とするシステム。
  9. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記インターフェースデバイスが、制御しつつ温度を上昇させ得るよう、温度プログラム可能な加熱デバイスを備えていることを特徴とするシステム。
  10. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記インターフェースデバイスが、前記熱脱離ユニットから受領したキャリアガスの一部を排出するための分離用ベント穴を備えていることを特徴とするシステム。
  11. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記インターフェースデバイスが、隔壁を備え、
    この隔壁が、前記インターフェースデバイス内へと流体サンプルを導入するためのシリンジを受領し得るよう構成されていることを特徴とするシステム。
  12. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記熱脱離ユニットが、試験対象をなす環境からサンプルを得るための着脱可能なサンプルベッセルを備え、
    前記熱脱離ユニットが、前記サンプルベッセルを受領してキャリアガスの流通経路内へと配置させるためのサンプルステーションを備え、
    前記熱脱離ユニットが、前記サンプルベッセルの内部から前記分析対象物を脱離させ得るよう、前記サンプルステーション内の前記サンプルベッセルを加熱するための加熱デバイスを備えていることを特徴とするシステム。
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