JP4494680B2 - 白シェーディングデータ作成装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、白シェーディングデータ作成装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフラットベッドタイプに代表される画像読取部移動型の画像読取装置では、有効読取範囲までキャリッジが増速しながら移動していく間に配置された基準白板の濃度を読み取ることで、白シェーディングデータの生成を行っている。また、シートスルータイプに代表される画像読取部固定型の画像読取装置においては、固定された読取り部の対向面に配置された基準白板または白色ローラの濃度を読み取ることで、白シェーディングデータを生成している。
【0003】
しかしながら、従来の白シェーディングデータの生成技術では、経時により基準白板や白色ローラの表面に汚れが付着し、基準とすべき濃度が基準白板や白色ローラの読取位置によって変ってしまうため、白シェーディングデータを生成するのに必要な濃度均一性が保てなくなってしまう。特に、シートスルータイプの場合、基準白板または白色ローラの表面を原稿が搬送されるため、使用頻度が増すにつれて基準白板または白色ローラは著しく汚れてしまう。
【0004】
そこで、シートスルータイプの画像読取装置において、原稿の先端の余白部(画像がのっていない部分)の白データや、原稿が通過しない(汚れが付着し難い)主走査方向端部の数画素のデータを元に白シェーディングデータを生成する従来技術が存在する。
【0005】
また、特開平5−319613号公報に開示の技術では、読取ローラの周面の一部に溝を形成して、その溝の底面部に白シェーディングデータ生成のための基準白色部を設け、原稿の搬送によっても基準白色部が汚れないようにする技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、原稿先端の余白部の白データや、原稿が通過しない主走査方向端部の数画素のデータを元に白シェーディングデータを生成する前記従来技術では、前者の場合は原稿の端部に必ず余白があるとは限らず、後者の場合も主走査方向の画素間でのばらつきが大きいと、一部の画素の白データを元に生成したシェーディングデータでは十分な補正効果が得られないという不具合がある。
【0007】
また、特開平5−319613号公報に開示の前記技術では、原稿の搬送量が増えるにつれて発生する紙粉やトナーの削れカスや埃が溝の中に溜まってしまうため清掃性が悪く、また読取部の光源からの光の照射によってローラ周面に形成した溝の影ができ、読み取った画像品質を低下させるという新たな不具合が発生する。
【0008】
この発明の目的は、白シェーディングデータの濃度均一性を維持し、高品質の画像読取を行うことである。
【0009】
この発明の目的は、読取ローラが原稿との接触で汚れにくくして、白シェーディングデータの濃度均一性を高レベルに維持し、より高品質の画像読取を行うことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、白基準を読み取った画像データを副走査方向に複数のブロックに分割し、このブロックごとに当該ブロック内の複数ラインにおいて主走査方向において同一位置に存在する各画素について、当該各画素値の平均値を求める平均化手段と、この各ブロックの平均値を記憶装置に記憶する記憶手段と、前記ブロックごとに前記各平均値の主走査方向のピーク値を求める第1のピーク値算出手段と、この求めた各ピーク値の中のピーク値を求める第2のピーク値算出手段と、この求めたピーク値が属する前記ブロックについて求め前記記憶手段により記憶されている前記平均値を白シェーディングデータとする決定手段と、を備え、前記白基準は、原稿が搬送される原稿搬送経路上で前記原稿の画像を読み取る光電変換素子に対向配置されたローラ状の部材で、回転して前記原稿の画像面と前記光電変換素子との距離を一定に維持し、表面は白シェーディング補正の白基準となるものであり、その軸心と直交する直線上に曲率中心を有し、かつ、その最大外周面軌跡の内側に位置している曲面で形成された基準白色読取面が表面に形成されている読取ローラである白シェーディングデータ作成装置である。
【0011】
したがって、白基準の読取画像データを各ブロックに分けてブロックごとに平均化し、そのブロックごとのピーク値、そのピーク値の中のピーク値をとるので、白基準のある一部分が汚れてもいても、他の汚れていない部分で補えるように白シェーディングデータを生成できるので、安定した白シェーディング補正が行える。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記原稿が搬送される原稿搬送経路上で前記原稿の画像を読み取る前記光電変換素子と、画像データの白シェーディング補正用の白基準と、前記光電変換素子により前記白基準を読み取った画像データから前記白シェーディングデータを作成して出力する請求項1に記載の白シェーディングデータ作成装置と、この白シェーディングデータを用いて前記光電変換装置で読み取った原稿の画像データを白シェーディング補正するシェーディング演算装置と、を備えている画像読取装置である。
【0013】
したがって、白基準のある一部分が汚れてもいても、他の汚れていない部分で補えるように白シェーディングデータを生成できるので、安定した白シェーディング補正が行える画像読取装置を提供することができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記各ブロックの副走査方向の幅は前記基準白色読取面の副走査方向の幅より小さいものである。
【0017】
したがって、必ず基準白色読取面だけで1ブロック内の演算が行えるようにすることで、正確な白シェーディングデータの生成ができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3のいずれかの一に記載の画像読取装置において、前記平均化手段は、前記各ブロック内の1または複数ラインおきの各画素値の平均値を求めるものである。
【0019】
したがって、白基準に小さなキズや汚れがあった場合でも、白シェーディングデータの演算に与えるその影響を減らし、正確な白シェーディングデータの生成ができる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかの一に記載の画像読取装置と、前記光電変換素子で読み取った原稿の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置である。
【0021】
したがって、請求項2〜4のいずれかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0022】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態について説明する。
【0023】
図1は、この発明の実施の形態である複写機の概略構造を示す縦断正面図である。この複写機は、この発明の画像形成装置を実施するもので、図1に示すように、画像読取装置であるイメージスキャナ1と、イメージスキャナ1で読み取った画像データに基づいて電子写真方式で用紙上に画像形成を行うプリンタエンジンを実現するプリンタ2とを備えている。
【0024】
イメージスキャナ1は、第1画像読取部3、第2画像読取部4、原稿セット部5、原稿排紙部6、原稿搬送経路7、多数の搬送ローラ8、第1コンタクトガラス9、第2コンタクトガラス10、第1読取ローラ11、第2読取ローラ12等により構成されている。
【0025】
原稿セット部5には、読取対象となる原稿D(図3参照)がセットされ、原稿排紙部6には画像の読み取りが行われた原稿Dが排紙される。原稿搬送経路7は、原稿セット部5と原稿排紙部6との間に設けられた経路であって、画像の読み取りが行われる原稿Dが一枚ずつ搬送される。原稿Dの読取の際には、モードを切り替えることにより、原稿Dが片面原稿の場合には第1画像読取部3においてのみ画像の読み取りが行われ、原稿Dが両面原稿の場合には第1画像読取部3と第2画像読取部4とにおいて画像の読み取りが行われる。
【0026】
第1画像読取部3は、第1コンタクトガラス9上に位置固定で載置された原稿Dの画像を光電変換素子であるCCD3aで読み取ることができ、また、第2コンタクトガラス10と第1読取ローラ11との間(即ち、原稿搬送経路7上)を搬送される原稿Dの画像(表面画像)を読み取ることができる。原稿搬送経路7上を搬送される原稿Dの読取りが行われる場合、第1読取ローラ11は駆動用のステッピングモータ(図示せず)により搬送ローラ8と同速で回転駆動され、搬送される原稿Dを第2コンタクトガラス10に押し付けるように作用する。
【0027】
第2画像読取部4は、原稿搬送経路7上を搬送される原稿Dの画像(裏面画像)を光電変換素子であるCCD25(図4参照)で読み取ることができる。第2読取ローラ12は原稿搬送経路7を挟んで第2画像読取部4に対向配置され、第2画像読取部4による原稿Dの読取りが行われる場合、第2読取ローラ12はステッピングモータ(図示せず)により搬送ローラ8と同速で回転駆動され、原稿Dの画像面と第2画像読取部4との距離を一定に維持するように作用する。
【0028】
プリンタ2は、感光体14、レーザーユニット15、現像器16、転写器17、定着部18等により構成されている。感光体14の表面は帯電器(図示せず)により一様に帯電され、その感光体14の表面に第1画像読取部3または第2画像読取部4で読み取られた画像がレーザーユニット15により書き込まれ、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器16からトナーが供給されることによりトナー像として顕像化され、顕像化されたトナー像は転写器17の働きにより給紙カセット19から給紙された用紙20に転写される。トナー像が転写された用紙20は、定着部18で定着処理が行われた後、排紙トレイ21に排紙される。
【0029】
図2は、この複写機で使用される第2読取ローラ12及びその前後の原稿搬送経路の縦断正面図である。図3は、第2読取ローラ12の拡大正面図である。図2、図3に示すように、第2読取ローラ12は、第2画像読取部4のCCDに対向配置されて、断面形状が略円形となる形状に形成され、ゴムや樹脂等を材料として白色に形成されている。第2読取ローラ12の外周部の一部には、この第2読取ローラ12の軸心方向に沿って延出した基準白色読取面13が形成されている。基準白色読取面13は、第2読取ローラ12の軸心Aと直交する直線a上に曲率中心Bを有するとともに第2読取ローラ12の最大外周面軌跡(基準白色面13を設けない状態の第2読取ローラ12のほぼ真円形状の外周面であって実線と破線とで示した部分)Cの内側に位置する凸状の曲面で形成されている。
【0030】
図4は、この複写機の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。図4に示すように、本体制御部22はCPUを備えていて、複写機全体を制御する。また、コントローラ23はCPUを備えていて、搬送ローラ8を駆動するモータ等のイメージスキャナ1の各種アクチュエータ、センサが接続され、コントローラ23はこれらを制御する。操作部32には、この複写機の種々の操作を行うための各種キーやLCDディスプレイが設けられている。
【0031】
第2画像読取部4はコントローラ23からの点灯制御信号によって光源24にて原稿Dに照射される光によって、CCD25に原稿画像が図示しないレンズを介して集光され、コントローラ23からのゲート信号XSFGATE(後述)により、原稿Dが第2画像読取部4に到達したタイミングで原稿Dの画像を読み取り、その読み取った画像データはAMP回路26、A/D変換回路27、画処理回路28を介してフレームメモリ29に一時蓄積される。その後出力制御回路30、I/F回路31を介して本体制御部22に画像データの転送が行われ、原稿Dの裏面を読み取った画像データが画像処理回路33へと転送される。
【0032】
このような構成において、この複写機では、両面コピーモードを選択した場合には、表面を上向きにして原稿セット部5にセットされた原稿Dが、一枚ずつ原稿搬送経路7を搬送され、第1画像読取部3で表面側の画像が読み取られ、第2画像読取部4で裏面側の画像が読み取られる。そして、これらの第1、第2画像読取部3,4で読み取られた画像が同一の用紙20の表面と裏面とにコピーされ、両面コピーが行われる。
【0033】
この複写機では、画像処理回路33において、原稿Dの画像データに対して、黒シェーディング補正、白シェーディング補正、γ補正などの画像処理を行う。この場合の白シェーディング補正に用いる白シェーディングデータの作成は、第2画像読取部4ではCCD25に対向配置された第2読取ローラ12の表面を読み取ることにより行われる。以下では、白シェーディングデータの作成について説明する。
【0034】
図5のタイミングチャートに示すように、原稿Dの読取期間を示すゲート信号XSFGATEがアクティブ(原稿領域)でない期間に、すなわち、原稿Dが第2画像読取部4にかかっていない間に、白シェーディングデータの生成期間を示すゲート信号XSHGATEが、第2読取ローラ12の周方向の一定範囲、例えば、1周分の範囲だけアクティブ(白シェーディング領域)となり、白シェーディングデータを取得する。
【0035】
図6は、画像処理回路33において、白シェーディング補正を行う白シェーディング補正回路41の回路構成例を示すブロック図である。図6に示すように、この白シェーディング補正回路41は、白シェーディングデータ作成装置である白シェーディングデータ作成回路42と、白シェーディング演算装置である白シェーディング演算回路43とからなる。白シェーディングデータ作成回路42は、平均値回路44、ピークホールド回路45,46、レジスタ47とからなり、白シェーディングデータを作成する。
【0036】
すなわち、コントローラ23からゲート信号XSHGATEを出力して、予め定められている第2読取ローラ12の一定範囲をCCD25で読み取る。
【0037】
図7に示すように、この読み取った画像データは、平均値回路44に入力される。平均値回路44では、Lラインごとにmブロックに分割して各ブロック内のLラインの単純平均が求められる。すなわち、各ブロック内の各ラインにおける各画素の値の単純平均値を求める。これにより平均化手段を実現している。この求めた単純平均値は記憶装置であるレジスタ47に記憶される。これにより記憶手段を実現している。そして、この求めた各画素の単純平均値のピーク値をブロックごとにピークホールド回路45で求める。すなわち、各画素の単純平均値の主走査方向のピーク値をとる。これにより第1のピーク値算出手段を実現している。そして、ピークホールド回路46により、ブロックごとにピークホールド回路45で求めたピーク値の中のピーク値を求める。これにより第2のピーク値算出手段を実現している。そして、そのピーク値が存在するブロックについて平均値回路44で求めた単純平均値を白シェーディングデータとしてレジスタ47からシェーディング演算回路43に出力する。これにより決定手段を実現している。
【0038】
Figure 0004494680
【0039】
なお、シェーディング演算回路43で行うシェーディング補正演算は、
Dsh=(D(n)/Dp(n))×255
Dp(n) : シェーディングデータ
となる。
【0040】
なお、図8に示すように、各ブロックの副走査方向の幅(ライン数L)を基準白色読取面13の副走査方向の幅より小さく(すなわち、基準白色読取面13の読取ライン数よりライン数Lを少なく)している。
【0041】
これにより、mブロックにブロック分けしたときに、必ず第2読取ローラ12の原稿と当たらない部分だけで1ブロック内の演算が行えるようにすることで、正確なピーク値(白シェーディングデータ)の生成が可能である。
【0042】
また、第2読取ローラ12の1周分のデータを読み取って、それをmブロックに分割して計算するので、第2読取ローラ12が汚れた場合でも、原稿と接触しない面で安定した白シェーディングデータを生成できる(最初のうちは第2読取ローラ12が綺麗なため、どこの部分(ブロック)で白シェーディングデータを作成してもよいが、原稿のこすれ等で第2読取ローラ12が汚れてくると、前記の演算で最終的に求められるピーク値(白シェーディングデータ)は原稿のあたらない面のデータから得られる)。
【0043】
また、ゲート信号XSHGATEのアサート期間をブロック数mに分割するときのライン数Lは、ゲート信号XSHGATEのアサート期間のライン数をライン数Lで割り切れない値とする(あまりのラインがでる)ようにしてもよい。このようにすることで、第2読取ローラ12を数周分読み取れば、より正確にピーク値を検出することが可能になる。
【0044】
さらに、1ブロック内のLライン分のデータを使用して平均値回路44で平均値の演算を行う場合、1ラインおきや複数ラインおきのデータを用いて演算するようにしてもよい。このようにすることで、第2読取ローラ12上の小さなキズや汚れがあった場合でも、白シェーディングデータの演算に与える影響を減らすことも可能である。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、白基準の読取画像データを各ブロックに分けてブロックごとに平均化し、そのブロックごとのピーク値、そのピーク値の中のピーク値をとるので、白基準のある一部分が汚れてもいても、他の汚れていない部分で補えるように白シェーディングデータを生成できるので、安定した白シェーディング補正が行える。
【0046】
請求項2に記載の発明は、白基準のある一部分が汚れてもいても、他の汚れていない部分で補えるように白シェーディングデータを生成できるので、安定した白シェーディング補正が行える画像読取装置を提供することができる。
【0048】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、必ず基準白色読取面だけで1ブロック内の演算が行えるようにすることで、正確な白シェーディングデータの生成ができる。
【0049】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3のいずれかの一に記載の画像読取装置において、白基準に小さなキズや汚れがあった場合でも、白シェーディングデータの演算に与えるその影響を減らし、正確な白シェーディングデータの生成ができる。
【0050】
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である複写機の概略構造を示す縦断正面図である。
【図2】前記複写機で使用される第2読取ローラ及びその前後の原稿搬送経路の縦断正面図である。
【図3】前記第2読取ローラの拡大縦断面図である。
【図4】前記複写機の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。
【図5】前記複写機の白シェーディングデータの作成を説明するタイミングチャートである。
【図6】前記複写機の白シェーディング補正回路の回路構成を説明するブロック図である。
【図7】前記白シェーディングデータの作成を説明する説明図である。
【図8】前記第2読取ローラ及びその前後の原稿搬送経路の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置
2 プリンタエンジン
3a 光電変換素子
12 白基準、読取ローラ
25 光電変換素子

Claims (5)

  1. 白基準を読み取った画像データを副走査方向に複数のブロックに分割し、このブロックごとに当該ブロック内の複数ラインにおいて主走査方向において同一位置に存在する各画素について、当該各画素値の平均値を求める平均化手段と、
    この各ブロックの平均値を記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記ブロックごとに前記各平均値の主走査方向のピーク値を求める第1のピーク値算出手段と、
    この求めた各ピーク値の中のピーク値を求める第2のピーク値算出手段と、
    この求めたピーク値が属する前記ブロックについて求め前記記憶手段により記憶されている前記平均値を白シェーディングデータとする決定手段と、を備え
    前記白基準は、原稿が搬送される原稿搬送経路上で前記原稿の画像を読み取る光電変換素子に対向配置されたローラ状の部材で、回転して前記原稿の画像面と前記光電変換素子との距離を一定に維持し、表面は白シェーディング補正の白基準となるものであり、その軸心と直交する直線上に曲率中心を有し、かつ、その最大外周面軌跡の内側に位置している曲面で形成された基準白色読取面が表面に形成されている読取ローラである白シェーディングデータ作成装置。
  2. 前記原稿が搬送される原稿搬送経路上で前記原稿の画像を読み取る前記光電変換素子と、
    画像データの白シェーディング補正用の白基準と、
    前記光電変換素子により前記白基準を読み取った画像データから前記白シェーディングデータを作成して出力する請求項1に記載の白シェーディングデータ作成装置と、
    この白シェーディングデータを用いて前記光電変換装置で読み取った原稿の画像データを白シェーディング補正するシェーディング演算装置と、を備えている画像読取装置。
  3. 前記各ブロックの副走査方向の幅は前記基準白色読取面の副走査方向の幅より小さいものである請求項に記載の画像読取装置。
  4. 前記平均化手段は、前記各ブロック内の1または複数ラインおきの各画素値の平均値を求めるものである請求項2または3のいずれかの一に記載の画像読取装置。
  5. 請求項2〜のいずれかの一に記載の画像読取装置と、前記光電変換素子で読み取った原稿の画像データに基づいて用紙上に画像の形成を行うプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置。
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