JP4490769B2 - 呼制御サーバ及び呼制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、呼制御サーバ及び迷惑着信防止方法に関し、特に、セルラ無線インタフェースと無線LAN(Local Area Network)インタフェースとを有する移動端末の呼制御を行う呼制御サーバ及び迷惑着信防止方法に関する。
一般に、移動通信システムにおいては、音声や映像を含むデータ送信を行う前に、移動端末を呼び出すページングが行われる。ページングは、呼び出し対象とする移動端末が在圏すると思われる基地局の集合に上位装置から通信リクエストを送信し、通信リクエストを受信した基地局がページング要求信号を同報的に通知することにより行われる。
ところで、近年、セルラ無線インタフェースと無線LANインタフェースとを併せ持つ移動通信端末が実用化を迎えている。このような移動端末においても、ページングを行う必要があるが、無線LANを用いたページングを考えた場合、無線LANインタフェースを待ち受け状態のように、長時間起動すると消費電力が大きくなってしまう。このため、無線LANインタフェースへの通電を停止した休止状態とすることにより、消費電力を抑えつつ、セルラ無線インタフェースを介して無線LANインタフェースを起動する方法が検討されている(例えば、特許文献1参照)。以下、この方法について図を用いて説明する。
まず、一般的なネットワーク構成を概念的に図10に示す。この図において、セルラ無線ネットワーク、無線LANネットワーク及びインターネットがそれぞれ接続されており、セルラ無線ネットワークには、基地局の通信エリアに在圏する移動端末の位置を管理すると共に、移動端末のセルラ無線インタフェースに対するページング機能を有するセルラ位置管理サーバが配置されている。また、無線LANネットワークには、ホットスポットの通信エリアに在圏する移動端末のIPレイヤでのモビリティをサポートするMobile IPエージェント(位置管理サーバ)と、この移動端末の無線LANインタフェースに対する着信及び発信を制御する呼制御サーバが配置されている。
次に、セルラ無線インタフェースを介して無線LANインタフェースを起動する方法を図11に示す。この図において、ステップ(以下、「ST」と省略する)11では、移動端末が無線LANインタフェースを起動し、ST12では、起動した無線LANインタフェースを介してMobile IPエージェントに位置情報を含むBinding Update(例えば、自端末のホームアドレスと現在の気付けアドレスとを対応付けた情報)を定期的に送信する。なお、Binding UpdateはIETFのRFCにおいて標準化されているMobile IP(IP Mobility Support)プロトコルに準ずるものである。
移動端末は、無線LANインタフェースを介した通信を行わない場合、ST13において、無線LANインタフェースを休止させ、移動端末の消費電力を低減する。
ここで、ST14において、移動端末に向けた発呼が発信元から呼制御サーバに生じたとすると、呼制御サーバはST15でMobile IPエージェントに移動端末の無線LANインタフェースの起動状況を確認する。この確認は、Mobile IPエージェントに移動端末のIPアドレスが登録されているか否かによって行われる。
ここでは、Mobile IPエージェントに移動端末のIPアドレスが登録されていないので、その旨(休止中)をMobile IPエージェントがST16で呼制御サーバに応答する。Mobile IPエージェントからの応答を受けた呼制御サーバは、移動端末の無線LANインタフェースが休止中であると判断し、ST17において、移動端末へのページング指示をセルラ位置管理サーバに行う。
呼制御サーバから移動端末へのページング指示を受けたセルラ位置管理サーバは、ST18において、移動端末のセルラ無線インタフェースに対してページングを行う。移動端末は、ページングを受信すると、ST19において、無線LANインタフェースを起動し、ST20でMobile IPエージェントにBinding Updateを送信することにより、無線LANインタフェースのIPアドレスを登録する。また、移動端末は、ST21でセルラ位置管理サーバにページングに対する応答を送信し、セルラ位置管理サーバは、ST22で呼制御サーバにページングが成功したことを通知する。
ページングが成功したことを通知された呼制御サーバは、ST23において、Mobile IPエージェントに対して、再度、移動端末の無線LANインタフェースの起動状況を問い合わせ、ST24で移動端末のIPアドレスが登録されている応答を受け、移動端末の無線LANインタフェースが起動していると判断する。なお、呼制御サーバはST23の確認を行わなくてもよい。
呼制御サーバは、ST25において、移動端末の無線LANインタフェースへ発呼し、移動端末はST26で発信元からの呼を着信する。
このような方法により、無線LANインタフェースを休止中とすることにより消費電力を抑えつつ、セルラ無線インタフェースを介して休止中の無線LANインタフェースを起動することができる。
特開2003−229800号公報 特開2002−368819号公報 特開2003−134168号公報
しかしながら、上述した方法では、移動端末への迷惑メールや迷惑着信(迷惑電話及びOne切りなど)を防止することまでは考慮されておらず、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メールや迷惑着信によって起動してしまい、無駄に電力を消費してしまうことがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、移動端末の電力消費を考慮しながら、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メール又は迷惑着信によって起動することを回避すると共に、ユーザが有益な情報を取得する可能性を向上させる呼制御サーバ及び呼制御方法を提供することを目的とする。
本発明の呼制御サーバは、第1無線ネットワークに接続する第1インタフェースと、前記第1無線ネットワークとは異なる第2無線ネットワークに接続する第2インタフェースとを有する移動端末への発呼に対して呼制御を行う呼制御サーバであって、前記移動端末が充電中であるか否か、及び、前記移動端末の第1インタフェースが起動しているか休止しているかを確認する起動確認手段と、前記起動確認手段による確認結果に基づいて、前記第2無線ネットワークを介して前記移動端末の休止している第1インタフェースの起動を指示する起動指示手段と、前記移動端末への着信を許可又は拒否する発信元の情報に基づいて、着信を許可するか拒否するかを判定する着信判定手段と、前記着信判定手段が着信を許可すると判定した場合、前記移動端末の起動している第1インタフェースへの着信処理を行う呼制御手段と、を具備し、前記起動確認手段によって前記移動端末が充電中であり、かつ、前記移動端末の第1インタフェースが休止していることが確認された場合、前記着信判定手段は、前記移動端末への着信を拒否する発信元からの着信であっても前記着信を許可し、前記起動指示手段は、前記移動端末の第1インタフェースの起動を指示する構成を採る。
本発明の呼制御方法は、第1無線ネットワークに接続する第1インタフェースと、前記第1無線ネットワークとは異なる第2無線ネットワークに接続する第2インタフェースとを有する移動端末への発呼に対して呼制御を行う呼制御方法であって、前記移動端末が充電中であるか否か、及び、前記移動端末の第1インタフェースが起動しているか休止しているかを確認する起動確認工程と、前記起動確認工程での確認結果に基づいて、前記第2無線ネットワークを介して前記移動端末の休止している第1インタフェースの起動を指示する起動指示工程と、前記移動端末への着信を許可又は拒否する発信元の情報に基づいて、着信を許可するか拒否するかを判定する着信判定工程と、前記着信判定工程にて着信を許可すると判定した場合、前記移動端末の起動している第1インタフェースへの着信処理を行う呼制御工程と、を具備し、前記起動確認工程において前記移動端末が充電中であり、かつ、前記移動端末の第1インタフェースが休止していることが確認された場合、前記着信工程では、前記移動端末への着信を拒否する発信元からの着信であっても前記着信を許可し、前記起動指示工程では、前記移動端末の第1インタフェースの起動を指示するようにした。
本発明によれば、移動端末の電力消費を考慮しながら、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メール又は迷惑着信によって起動することを回避すると共に、ユーザが有益な情報を取得する可能性を向上させる呼制御サーバ及び呼制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る呼制御サーバ100は、図1に示すように、呼制御部101が、発信元から移動端末への着信要求(発呼)を受けると、DB検索部103に検索を要求し、着信拒否判定部104の判定結果を得る。着信拒否判定結果が着信拒否をしない、すなわち、着信を許可する場合には、WLAN I/F起動確認部105に着信要求の対象となる移動端末の無線LANインタフェースが起動しているか確認要求を行い、この確認結果に基づいてセルラページング指示部106を制御して、移動端末に発呼を行う。
一方、呼制御部101は、着信拒否判定結果が着信拒否をする場合、着信拒絶通知を発信元に通知する。
記憶手段としてのデータベース102には、図2に示すように、移動端末の電話番号、SIP−URI、IP電話番号、E-mailアドレス等の移動端末情報と対応させて、移動端末が着信を拒否した発信元の電話番号、SIP−URI、IP電話番号、E-mailアドレス等の発信元情報とが保持される。
DB(データベース)検索部103は、呼制御部101からデータベース検索要求を受けると、発信元情報を検索キーとして、検索キーと一致する発信元情報と、この発信元情報に対応する移動端末情報とを着信拒否判定部104に出力する。
着信拒否判定部104は、着信要求の対象となる移動端末情報を呼制御部101から取得し、取得した移動端末情報がDB検索部103から出力された移動端末情報と一致するか否かが判定される。一致する場合には、着信を拒否する旨を呼制御部101に通知し、一致しない場合には、着信を許可する旨を呼制御部101に通知する。
WLAN I/F起動確認部105は、呼制御部101から無線LANインタフェースの起動確認要求を受けて、移動端末の無線LANインタフェースが起動しているか否かをMobile IPエージェントに問い合わせる。具体的には、Mobile IPエージェントに移動端末のIPアドレスが登録されているか否かを確認し、登録されていれば無線LANインタフェースが起動しているとし、登録されていなければ無線LANインタフェースが休止しているとする。確認結果は呼制御部101に通知される。
セルラページング指示部106は、WLAN I/F起動確認部105での確認結果が休止である場合、セルラ位置管理サーバにページングを指示し、ページングが成功した場合には、セルラ位置管理サーバからその旨の応答を受ける。この応答は呼制御部101に通知される。
次に、上述した構成を有する呼制御サーバ100の動作について図3を用いて説明する。図3は、図1に示す呼制御サーバ100の動作手順を示すフロー図である。この図において、ST111では、呼制御部101が発信元から着信要求(発呼)を受信し、ST112では、着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信を拒否するか否か(許可する)かを判定する。着信を拒否する(YES)と判定されるとST113に移行し、着信を拒否しない(NO)と判定されるとST114に移行する。
ST113では、ST112において着信を拒否すると判定されたので、呼制御部101は発信元に着信が拒否されたことを通知する。
ST114では、ST112において着信を拒否しないと判定されたので、WLAN I/F起動確認部105がMobile IPエージェントに無線LANインタフェースが起動しているか否かを確認し、起動している(YES)と判定されるとST116に移行し、起動していない(NO)と判定されるとST115に移行する。
ST115では、セルラページング指示部106がセルラ位置管理サーバにページングを指示することにより、セルラ無線ネットワークを介して、休止中の無線LANインタフェースが起動される。
ST116では、無線LANインタフェースが起動しているので、移動端末の起動した無線LANインタフェースに対して発呼を行う。
これにより、迷惑メール又は迷惑着信の発信元情報を呼制御サーバ100のデータベース102に保持しておけば、呼制御サーバ100は発信元からの着信要求を拒否するため、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メール又は迷惑着信によって起動することを回避し、移動端末の消費電力を抑制することができる。
ここで、ネットワーク上の各装置(セルラ位置管理サーバ、移動端末、Mobile IPエージェント、呼制御サーバ100、発信元)間の処理手順について図を用いて説明する。以下、無線LANインタフェースが休止中に着信拒否を行わない場合と行う場合、また、無線LANインタフェースが起動中に着信拒否を行わない場合と行う場合の4つの場合に分けて説明する。
まず、無線LANインタフェースが休止中に着信拒否を行わない場合について図4を用いて説明する。ST121では、移動端末の無線LANインタフェースが休止となり、ST122では、発信元から呼制御サーバ100に移動端末への発呼が行われる。
ST123では、呼制御サーバ100のDB検索部103がデータベース102を検索し、ST124で着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信拒否を行うか否かを判定する。ここでは、データベース102に発信元情報が保持されていないものとし、着信拒否を行わないものとしているので、ST125で呼制御サーバ100のWLAN I/F起動確認部105がMobile IPエージェントに対して着信要求の対象となる移動端末の無線LANインタフェースを起動しているか否かを確認する。また、ここでは、無線LANインタフェースが休止しているものとしているので、ST126において、Mobile IPエージェントは休止を示す応答を呼制御サーバ100に行う。
ST127では、呼制御サーバ100のセルラページング指示部106がセルラ位置管理サーバに対して、移動端末へのページング指示を行い、ページング指示を受けたセルラ位置管理サーバがST128でセルラ無線ネットワークを介して移動端末に対してページングを行う。
ST129では、ページングを受けた移動端末が無線LANインタフェースを起動し、ST130でBinding UpdateをMobile IPエージェントに送信する一方、ST131でセルラ位置管理サーバへページングに対する応答を行う。
ST132では、ページングが成功したことをセルラ位置管理サーバから呼制御サーバ100に通知し、ST133では、呼制御サーバ100のWLAN I/F起動確認部105が再度、Mobile IPエージェントに移動端末の無線LANインタフェースが起動しているか否かを確認する。
無線LANインタフェースはST129において起動しており、ST130でBinding UpdateをMobile IPエージェントに送信しているので、ST134では、Mobile IPエージェントから起動している旨を示す応答が行われる。
ST135では、呼制御サーバ100の呼制御部101が移動端末へ発呼を行い、ST136で移動端末に着信する。
次に、無線LANインタフェースが休止中に着信拒否を行う場合について図5を用いて説明する。ST141では、移動端末の無線LANインタフェースが休止となり、ST142では、発信元から呼制御サーバ100に移動端末への発呼が行われる。
ST143では、呼制御サーバ100がデータベースを検索し、ST144で着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信拒否を行うか否かを判定する。ここでは、データベース102に発信元情報が保持されているものとし、着信拒否を行うものとしているので、ST145において呼制御サーバ100の呼制御部101は発信元に対して着信を拒否したことを通知する。
次に、無線LANインタフェースが起動中に着信拒否を行わない場合について図6を用いて説明する。ST151では、移動端末が無線LANインタフェースを起動し、ST152では、起動した無線LANインタフェースを介してMobile IPエージェントにBinding Updateを定期的に送信する。
ST153では、発信元から呼制御サーバ100に移動端末への発呼が行われ、ST154では、呼制御サーバ100がデータベースを検索し、ST155で着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信拒否を行うか否かを判定する。ここでは、データベース102に発信元情報が保持されていないものとし、着信拒否を行わないものとしているので、ST156で呼制御サーバ100のWLAN I/F起動確認部105がMobile IPエージェントに対して着信要求の対象となる移動端末の無線LANインタフェースを起動しているか否かを確認する。また、ここでは、無線LANインタフェースが起動しているものとしているので、ST157において、Mobile IPエージェントは起動を示す応答を呼制御サーバ100に行う。
ST158では、呼制御サーバ100の呼制御部101が移動端末へ発呼を行い、ST159で移動端末に着信する。
次に、無線LANインタフェースが起動中に着信拒否を行う場合について図7を用いて説明する。ST161では、移動端末が無線LANインタフェースを起動し、ST162では、起動した無線LANインタフェースを介してMobile IPエージェントにBinding Updateを定期的に送信する。
ST163では、発信元から呼制御サーバ100に移動端末への発呼が行われ、ST164では、呼制御サーバ100がデータベースを検索し、ST165で着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信拒否を行うか否かを判定する。ここでは、データベース102に発信元情報が保持されているものとし、着信拒否を行うものとしているので、ST166において呼制御サーバ100の呼制御部101は発信元に対して着信を拒否したことを通知する。
このように実施の形態1によれば、迷惑メール又は迷惑着信の発信元情報を呼制御サーバのデータベースに保持しておけば、呼制御サーバは発信元からの着信要求を拒否し、セルラ無線ネットワークを介した移動端末へのページングを行わないため、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メール又は迷惑着信によって起動することを回避し、移動端末の消費電力を抑制することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、移動端末の無線LANインタフェースが起動中であるか休止中であるかにかかわらず、着信拒否判定を行う場合について説明したが、本発明の実施の形態2では、呼制御サーバが移動端末の無線LANインタフェースが休止中であるときに、着信拒否を行うか否かを判定する場合について説明する。なお、本発明の実施の形態2に係る呼制御サーバの構成は図1と共通するので、図1を援用して説明する。
本発明の実施の形態2に係る呼制御サーバ100においては、データベース102に着信拒否を示す発信元情報が登録されていても、無線LANインタフェースが起動していれば、移動端末への着信を許可するユーザ設定情報(無線LANインタフェース起動時の着信OK)が図8に示すようにデータベース102に保持されている。
図9は、図1に示す呼制御サーバ100の動作手順を示すフロー図である。この図において、ST171では、呼制御部101が発信元から着信要求(発呼)を受信し、ST172では、WLAN I/F起動確認部105がMobile IPエージェントに無線LANインタフェースが起動しているか否かを確認し、起動している(YES)と判定されるとST174に移行し、起動していない(NO)と判定されるとST173に移行する。
ST173では、着信拒否判定部104がデータベース検索結果に基づいて着信を拒否するか否か(許可する)かを判定する。着信を拒否する(YES)と判定されるとST175に移行し、着信を拒否しない(NO)と判定されるとST174に移行する。
ST174では、ST173において着信を拒否しないと判定された場合は、セルラページング指示部106がセルラ位置管理サーバにページングを指示することにより、セルラ無線ネットワークを介して、休止中の無線LANインタフェースが起動し、移動端末の起動した無線LANインタフェースに対して呼制御部101が発呼を行う。また、ST172において無線LANインタフェースが起動していると判定された場合は、データベースに着信拒否を示す発信元情報が登録されていても、無線LANインタフェースが起動していれば、移動端末への着信を許可するユーザ設定になっているので、着信を拒否するか否かを判定することなく、移動端末の起動した無線LANインタフェースに対して呼制御部101が発呼を行う。
ST175では、ST173において着信を拒否すると判定されたので、呼制御部101が発信元に着信が拒否されたことを通知する。
このように本実施の形態2によれば、無線LANインタフェースが起動中であれば、着信拒否に登録した発信元からの発呼を受け付けても移動端末の消費電力を増大させることにはならない上、ユーザが有益な情報を取得する可能性を向上させることができる。
(他の実施の形態)
実施の形態2では、無線LANインタフェースが起動中であれば、着信拒否に登録した発信元からの発呼を受け付ける場合について説明したが、無線LANインタフェースが休止中に充電していれば、着信拒否に登録した発信元からの発呼を受け付ける場合について説明する。
移動端末は、セルラ無線インタフェースを用いてセルラ位置管理サーバに無線LANインタフェースが休止しており、かつ、移動端末が充電中であることを通知する。セルラ位置管理サーバは移動端末から通知された内容を呼制御サーバに通知し、呼制御サーバはMobile IPエージェントに通知する。
呼制御サーバが着信拒否に登録された発信元からの発呼を受け、Mobile IPエージェントに問い合わせを行い、移動端末の無線LANインタフェースが休止中であり、かつ、移動端末が充電中であるとの応答を受けると、セルラ位置管理サーバに移動端末へのページング指示を行う。これにより、移動端末は無線LANインタフェースを起動し、着信する。移動端末が充電中であれば、消費電力を抑制する必要性がほとんどないからである。
なお、上述した各実施の形態において、移動端末が呼制御サーバに着信拒否を行う発信元情報を登録しておく必要があることは言うまでもなく、移動端末は、無線LANインタフェースが起動しているとき、呼制御サーバに対して着信を拒否する発信元情報を登録するものである。
また、呼制御サーバに着信拒否を示す発信元情報が登録されていても、無線LANインタフェースが起動していれば、移動端末への着信を許可するユーザ設定情報も同様に登録するものである。これらの登録を行うとき、移動端末は無線LANインタフェースを用いて無線LANネットワークを介して行ってもよいし、セルラ無線インタフェースを用いてセルラネットワークを介して行ってもよい。
上述した各実施の形態では、基本的に、呼制御サーバに登録された発信元情報に基づいて、着信の可否を決定しているが、本発明はこれに限らず、アプリケーションに基づいて着信の可否を決定してもよい。例えば、電話(VoIP: Voice over IP)アプリケーションによる着信は許可するが、それ以外のメッセンジャ、メールなどのアプリケーションからの着信は拒否する。
同様に、受信サイズに基づいて着信の可否を決定してもよい。例えば、ある一定サイズ以上の添付ファイルを有したメールや、メール単体などの着信は拒否する。また、コンピュータウィルス(移動端末を破壊するようなプログラム)を含んでいるか否かにより、着信の可否を決定してもよい。さらに、上記組合せにより着信の可否を決定してもよい。例えば、電話(VoIP)アプリケーションは着信を許可するが、動画を含む電話(VoIP)は受信サイズの制限により着信を拒否する。
本発明にかかる呼制御サーバ及び呼制御方法は、移動端末の電力消費を考慮しながら、休止中の無線LANインタフェースが迷惑メール又は迷惑着信によって起動することを回避すると共に、ユーザが有益な情報を取得する可能性を向上させるといった効果を有し、例えば、無線LANネットワークにおけるサーバに適用できる。
本発明の実施の形態1に係る呼制御サーバの構成を示すブロック図 図1に示すデータベースが管理するテーブルを示す図 図1に示す呼制御サーバの動作手順を示すフロー図 ネットワーク上の各装置間の処理手順を示すシーケンス図 ネットワーク上の各装置間の処理手順を示すシーケンス図 ネットワーク上の各装置間の処理手順を示すシーケンス図 ネットワーク上の各装置間の処理手順を示すシーケンス図 ユーザ設定情報の説明に供する図 図1に示す呼制御サーバの動作手順を示すフロー図 一般的なネットワーク構成を示す概念図 セルラ無線インタフェースを介して無線LANインタフェースを起動する方法の説明に供する図
符号の説明
101 呼制御部
102 データベース
103 DB検索部
104 着信拒否判定部
105 WLAN I/F判定部
106 セルラページング指示部

Claims (4)

  1. 第1無線ネットワークに接続する第1インタフェースと、前記第1無線ネットワークとは異なる第2無線ネットワークに接続する第2インタフェースとを有する移動端末への発呼に対して呼制御を行う呼制御サーバであって、
    前記移動端末が充電中であるか否か、及び、前記移動端末の第1インタフェースが起動しているか休止しているかを確認する起動確認手段と、
    前記起動確認手段による確認結果に基づいて、前記第2無線ネットワークを介して前記移動端末の休止している第1インタフェースの起動を指示する起動指示手段と、
    前記移動端末への着信を許可又は拒否する発信元の情報に基づいて、着信を許可するか拒否するかを判定する着信判定手段と、
    前記着信判定手段が着信を許可すると判定した場合、前記移動端末の起動している第1インタフェースへの着信処理を行う呼制御手段と、
    を具備し、
    前記起動確認手段によって前記移動端末が充電中であり、かつ、前記移動端末の第1インタフェースが休止していることが確認された場合、前記着信判定手段は、前記移動端末への着信を拒否する発信元からの着信であっても前記着信を許可し、前記起動指示手段は、前記移動端末の第1インタフェースの起動を指示することを特徴とする呼制御サーバ。
  2. 前記起動指示手段は、前記着信判定手段が着信を許可すると判定し、かつ、前記起動確認手段によって前記移動端末の第1インタフェースが休止していることが確認された場合、前記移動端末の休止している第1インタフェースの起動を指示することを特徴とする請求項1に記載の呼制御サーバ。
  3. 前記着信判定手段は、前記起動確認手段によって前記移動端末の第1インタフェースが起動していることが確認された場合前記移動端末への着信を拒否する発信元からの着信であっても前記着信を許可することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の呼制御サーバ。
  4. 第1無線ネットワークに接続する第1インタフェースと、前記第1無線ネットワークとは異なる第2無線ネットワークに接続する第2インタフェースとを有する移動端末への発呼に対して呼制御を行う呼制御方法であって、
    前記移動端末が充電中であるか否か、及び、前記移動端末の第1インタフェースが起動しているか休止しているかを確認する起動確認工程と、
    前記起動確認工程での確認結果に基づいて、前記第2無線ネットワークを介して前記移動端末の休止している第1インタフェースの起動を指示する起動指示工程と、
    前記移動端末への着信を許可又は拒否する発信元の情報に基づいて、着信を許可するか拒否するかを判定する着信判定工程と、
    前記着信判定工程にて着信を許可すると判定した場合、前記移動端末の起動している第1インタフェースへの着信処理を行う呼制御工程と、
    を具備し、
    前記起動確認工程において前記移動端末が充電中であり、かつ、前記移動端末の第1インタフェースが休止していることが確認された場合、前記着信工程では、前記移動端末への着信を拒否する発信元からの着信であっても前記着信を許可し、前記起動指示工程では、前記移動端末の第1インタフェースの起動を指示することを特徴とする呼制御方法。
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