JP4489849B2 - 画像表示制御装置および記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示制御装置および記録媒体に関し、例えば、電子カメラから転送されてきた画像データと線画データを所定の比率で重ね合わせて表示するようにした画像表示制御装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フィルムを使用したカメラに代わって、CCD等を用いて被写体の画像を撮影し、それをディジタルのデータに変換して内蔵するメモリや、着脱可能なメモリカード等に記録する電子カメラが用いられるようになってきている。この電子カメラを用いて撮影した画像は、従来のカメラのように現像、焼き付けを経ることなく、即座に再生し、LCD等の画面に表示することができる。
【0003】
また、撮影した画像をパーソナルコンピュータに転送し、パーソナルコンピュータの画面に表示させたり、ハードディスク等に記憶させたりすることができるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような電子カメラに、CCDに結像した画像を表示したり、所定の情報を表示するためのLCDと、文字や図形等の線画情報を入力するための透明な部材からなるタッチタブレットを、タッチタブレットがLCDの上に重なるようにして設けることが考えられる。LCD上に表示された画像は、タッチタブレットを介して観察することができ、タッチタブレットにより入力された線画情報は、LCD上に表示されるので、LCDとタッチタブレットを、電子ビューファインダとして用いたり、線画情報を入力するための入力装置として用いることが可能となる。
【0005】
そして、入力した線画情報を画像とともにパーソナルコンピュータに転送し、パーソナルコンピュータ上の画面に、それらを合成した画像を表示することができるようにすることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像と線画情報とを合成した合成画像において、画像と線画情報の合成比率を変えることができないため、利用目的に合った合成画像を表示させたり、記録することができない課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電子カメラに記録された画像および関連する線画情報を合成して表示するとき、その合成比率を変えることができるようにし、様々な利用目的に合った合成画像を表示することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の画像表示制御装置は、外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、表示制御手段により表示装置に表示された縮小画像を選択する選択手段と、表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンであって、選択手段により選択された縮小画像に対応する実画像データに対する所定の処理の実行を指示する指示手段と、指示手段により実行が指示された所定の処理の実行を命令する命令手段と、命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データを受信する第1の受信手段と、命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データに関連する関連画像データを受信する第2の受信手段と、実画像データと関連画像データを合成する合成手段と、実画像データと関連画像データの透過率を設定する設定手段とを備え、所定の処理は、外部の装置から実画像データと関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、外部の装置からの取り込みの対象として実画像データと関連画像データとが指定された場合、取り込み処理において設定手段は実画像データと関連画像データの透過率を設定し、合成手段は、設定手段によって設定された透過率に基づいて、実画像データと関連画像データを合成することを特徴とする。
外部の装置は、電子カメラであるようにすることができる。
【0009】
命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データを受信する第1の受信手段と、命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データに関連する関連画像データを受信する第2の受信手段と、実画像データと関連画像データを合成する合成手段と、合成手段による実画像データと関連画像データの合成方法を設定する設定手段とを設け、所定の処理は、外部の装置から実画像データと関連データを取り込んで合成する合成処理であり、設定手段は、実画像データと関連画像データの透過率を設定し、合成手段は、設定手段によって設定された透過率に基づいて、実画像データと関連画像データを合成するようにすることができる。
【0010】
また、設定手段は、実画像データおよび関連画像データのうちのいずれか一方の透過率を所定の値に固定したまま、他方の透過率だけを変化させるようにして実画像データおよび関連画像データの透過率を設定するようにすることができる。
【0012】
また、実画像データは電子カメラによる撮影の結果得られた画像データであり、関連画像データは実画像データに関連する線画の画像データであるようにすることができる。
【0013】
また、合成手段より合成された合成画像を記憶する記憶手段(例えば、図1のハードディスク4)をさらに設けるようにすることができる。
【0014】
また、表示制御手段は、さらに、合成手段より合成された合成画像を表示装置に表示させるようにすることができる。
【0015】
請求項7に記載の記録媒体は、外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させ、表示装置に表示された縮小画像を選択し、表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンに対する操作に応じて、選択された縮小画像に対応する実画像データに対する所定の処理の実行を指示し、実行が指示された所定の処理の実行を命令し、命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データを受信し、命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データに関連する関連画像データを受信し、実画像データと関連画像データの透過率を設定し、透過率で実画像データと関連画像データを合成するように制御するプログラムを記録し、所定の処理は、外部の装置から実画像データと関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、外部の装置からの取り込みの対象として実画像データと関連画像データとが指定された場合、取り込み処理において実画像データと関連画像データの透過率が設定されることを特徴とする。
【0016】
請求項1に記載の画像表示制御装置においては、表示制御手段が、外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させ、選択手段が、表示制御手段により表示装置に表示された縮小画像を選択し、表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンである指示手段が、選択手段により選択された縮小画像に対応する実画像データに対する所定の処理の実行を指示し、命令手段が、指示手段により実行が指示された所定の処理の実行を命令し、第1の受信手段が、命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データを受信し、第2の受信手段が、命令手段による命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データに関連する関連画像データを受信し、合成手段が、実画像データと関連画像データを合成し、設定手段が、実画像データと関連画像データの透過率を設定し、所定の処理は、外部の装置から実画像データと関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、外部の装置からの取り込みの対象として実画像データと関連画像データとが指定された場合、取り込み処理において設定手段は実画像データと関連画像データの透過率を設定し、合成手段は、設定手段によって設定された透過率に基づいて、実画像データと関連画像データを合成する。
【0017】
請求項7に記載の記録媒体においては、外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させ、表示装置に表示された縮小画像を選択し、表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンに対する操作に応じて、選択された縮小画像に対応する実画像データに対する所定の処理の実行を指示し、実行が指示された所定の処理の実行を命令し、命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データを受信し、命令に応じて、外部の装置から送信されてくる実画像データに関連する関連画像データを受信し、実画像データと関連画像データの透過率を設定し、透過率で実画像データと関連画像データを合成するように制御するプログラムが記録され、所定の処理は、外部の装置から実画像データと関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、外部の装置からの取り込みの対象として実画像データと関連画像データとが指定された場合、取り込み処理において実画像データと関連画像データの透過率が設定される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像表示制御装置を応用したホストコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。ホストコンピュータ1において、制御部2は、CPU(central processing unit)やメインメモリ等により構成され、CPUは、メインメモリにロードされた転送用ソフトウェア3に従って動作するようになされている。
【0019】
転送用ソフトウェア3を構成する実画像入力部3aは、インタフェース6を介して、電子カメラ11より転送されてきた実画像データを入力するようになされている。オーバレイ画像入力部3bは、インタフェース6を介して、電子カメラ11より転送されてきたメモデータ等の線画情報(オーバレイ画像データ)を入力するようになされている。合成部3cは、実画像入力部3aより供給された実画像データ、およびオーバレイ画像入力部3bより供給されたメモデータを後述するようにしてユーザによって設定された合成比率で合成するようになされている。
【0020】
調整用GUI(graphical user interface)制御部3dは、合成部3cにおいて、実画像とオーバレイ画像を合成するときの合成比率を設定するための環境設定ダイアログを表示し、ユーザにより設定された合成比率に対応するパラメータを合成部3cに供給するようになされている。そして、合成画像出力部3eは、合成部3cによって合成された実画像データとオーバレイ画像データの合成画像を出力するようになされている。
【0021】
ハードディスク4は、合成画像出力部3eより出力された合成画像を記憶するようになされている。
【0022】
VRAM(ビデオRAM)5は、合成画像出力部3eより出力された合成画像に対応するビットマップデータを記憶し、それに対応する制御信号を出力するようになされている。表示装置7は、VRAM5より供給される制御信号に従って動作し、VRAM5に記憶されているビットマップデータに対応する画像を表示するようになされている。
【0023】
次に、図2のフローチャートを参照してその動作について説明する。最初に、ステップS1において、制御部2は、図3に示したようなブラウザウインドウに対応するデータをVRAM5に供給し、表示装置7に表示させる。ブラウザウインドウには、複数のサムネイル画像(縮小画像)が表示され、サムネイル画像が表示されている領域の上部には、情報ボタン28、サウンドボタン29、およびオーバレイボタン30が表示される。また、サムネイル画像が表示されている領域の下部には、予め入力しておいたその画像名が表示される。これらのボタン、サムネイル画像、および画像名が表示される領域をサムネイルエリアと呼ぶ。
【0024】
情報ボタン28は、画像に対応する情報を表示するとき操作される。サウンドボタン29は、この画像がサウンドデータを持つとき表示され、このサウンドボタンを操作することにより、サウンドデータを保存したり、再生することができる。オーバレイボタン30は、画像がオーバレイデータ、即ち、メモデータ等の線画情報を持つとき表示され、このオーバレイボタン30を操作することにより、メモデータを画像に重ね合わせて表示することができる。
【0025】
シャッターボタン21は、電子カメラ11の図示せぬシャッタを切るとき操作される。取り込みボタン22は、電子カメラ11に記憶されている画像を取り込むとき操作される。このとき、画像はオリジナルの画素数(例えば、640×480画素)で取り込まれる。消去ボタン23は、画像を電子カメラ11から消去するとき操作される。保存ボタン24は、画像を保存するとき操作される。名前順チェックボックス25はチェックボックスであり、このチェックボックスがチェックされると、サムネイル画像は画像名の文字列を用いてアルファベット順にソートされ、ソートされた順番に表示されるようになされている。
【0026】
順序コントロールボタンは、「正順」と「逆順」の2つのボタンからなり、名前順チェックボックス25がチェックされているときだけアクティブになる。そして、サムネイル画像を画像名の正順または逆順のいずれの順に表示するかを指定するとき操作される。
【0027】
サムネイルオン・オフボタン27は、サムネイル画像をオンまたはオフするとき操作される。オフが選択されると、サムネイル画像が消去され、その代わりに、画像名のリストが表示される。
【0028】
ユーザが、図示せぬマウス等のポインティングデバイスを操作して、所望のサムネイル画像上にカーソルを移動させ、マウスのボタンをクリックすることにより、そのサムネイル画像を指定する。そして、オーバレイデータも指定するときは、さらにその上部に表示されているオーバレイボタンを押すことにより、そのサムネイル画像に関連するオーバレイデータであるメモデータを指定する。
【0029】
次に、ステップS2に進み、取り込みボタン22にカーソルを移動させ、マウスのボタンをクリックすることにより、ステップS1で指定した画像のみ、または画像とメモデータの取り込みを指示する。
【0030】
ステップS3においては、画像のみの出力が指定されたか否かが判定される。画像のみの出力が指定されたと判定された場合、ステップS4に進み、制御部2は、ステップS1で指定されたサムネイル画像に対応する実画像データを出力するように指示するコマンドを、インタフェース6を介して、電子カメラ11に供給する。電子カメラ11は、ホストコンピュータ1の制御部2からのコマンドを受信すると、コマンドで指定された実画像データをホストコンピュータ1に送信する。
【0031】
ステップS5においては、ホストコンピュータ1のインタフェース6は、電子カメラ11より送信されてきた実画像データを受信し、実画像入力部3aに供給する。実画像入力部3aに供給された実画像データは合成部3cを介して合成画像出力部3eに供給される。この場合、オーバレイ画像が入力されないので、合成部3cによる合成処理は行われず、実画像データが合成画像出力部3eより出力され、ハードディスク4に供給されて記憶される。あるいは、VRAM5に供給され、対応する画像が表示装置7に表示される。これにより、処理が終了する。
【0032】
一方、ステップS3において、ステップS1において実画像とオーバレイ画像の出力が指定されたと判定された場合、ステップS7に進み、実画像とオーバレイ画像の合成処理、および合成画像の出力処理が行われる。次に、図4乃至図6のフローチャートを参照して、図2のステップS7における処理の詳細について説明する。
【0033】
最初に、ステップS11において、調整用GUI制御部3dは、図7に示すような環境設定ダイアログに対応するビットマップデータをVRAM5に供給し、表示装置7に表示させる。
【0034】
環境設定ダイアログの「取り込み後ブラウザを閉じる(Close browser after acquisition)」チェックボックスは、ブラウザウインドウの取り込みボタン22を押し、1つまたは複数の画像が取り込まれた後、そのウインドウを閉じるように設定するとき、チェックされる。「取り込み後画像を削除(Delete images after acquisition)」チェックボックスは、画像が取り込まれた後、電子カメラ11からその画像を削除するように設定するとき、チェックされる。
【0035】
圧縮モードポップアップは、電子カメラの圧縮モード(Compression Mode)を指定するとき操作される。選択肢には、例えば「高画質」と「高圧縮率」がある。スピードライトモードポップアップは、電子カメラ11のスピードライトモードを設定するとき操作される。選択肢には、例えば「赤目防止自動」、「赤目防止強制発光」、「自動」、「強制発光」、および「オフ」がある。
【0036】
オーバレイ混在スライダ(以下、適宜単にスライダバーという)は、実画像とオーバレイ画像の混合割合(合成比率)を設定するとき操作される。スライダバーの右には「画像のみ」と表示され、スライダバーの左には「オーバレイのみ」と表示される。そして、中央には「両方」と表示される。その下方には、いま設定されている混合割合で実画像とオーバレイ画像とを合成した合成画像のサンプルが表示される。
【0037】
次に、ステップS12に進み、ユーザは、環境設定ダイアログに設けられたスライダバーをマウスを用いて操作し、実画像とオーバレイ画像の合成比率を設定する。即ち、実画像とオーバレイ画像のそれぞれの透過率を設定する。この設定値に対応するパラメータは、合成部3cに供給され、合成画像生成時に用いられる。
【0038】
ステップS13においては、調整用GUI制御部3dにより、スライダバーの位置が検出され、スライダバーが左端に設定されていると判定されたとき、ステップS14に進み、オーバレイ画像の受信処理が行われる。図6は、オーバレイ画像の受信処理の手順を説明するフローチャートである。まず、ステップS41において、制御部2は、電子カメラ11に対して、オーバレイ画像を出力するよう指示するコマンドをインタフェース6を介して送信する。電子カメラ11は、ホストコンピュータ1より送信されてきたコマンドに従って、指示されたオーバレイ画像を出力する。
【0039】
次に、ステップS42において、ホストコンピュータ1のインタフェース6は、電子カメラ11より送信されてきたオーバレイ画像を受信し、それをオーバレイ画像入力部3bに供給する。その後、リターンし、図4のステップS18に進む。
【0040】
また、図4のステップS13において、スライダバーが右端に設定されていると判定されたとき、ステップS17に進み、実画像受信処理が行われる。図5は、実画像の受信処理の手順を説明するフローチャートである。まず、ステップS31において、制御部2は、電子カメラ11に対して、実画像を出力するよう指示するコマンドをインタフェース6を介して送信する。電子カメラ11は、ホストコンピュータ1より送信されてきたコマンドに従って、指示された実画像をホストコンピュータ1に送信する。
【0041】
次に、ステップS32において、ホストコンピュータ1のインタフェース6は、電子カメラ11より送信されてきた実画像を受信し、それを実画像入力部3aに供給する。その後、リターンし、図4のステップS18に進む。
【0042】
また、図4のステップS13において、スライダバーがそれ以外の位置にあると判定されたとき、ステップS15に進む。ステップS15においては、実画像の受信処理が行われる。この処理手順は、図5を参照して上述した場合と同様であるので、ここではその説明は省略する。次に、ステップS16において、オーバレイ画像の受信処理が行われる。この処理手順は、図6を参照して上述した場合と同様であるので、ここではその説明は省略する。
【0043】
ステップS14、S16、およびS17の処理が終了すると、ステップS18に進み、合成部3cにより、環境設定ダイアログのスライダバーの設定位置に対応した透過率で、実画像とオーバレイ画像の合成処理が行われる。例えば、スライダバーが中央に設定されたとき、実画像とオーバレイ画像は、同一の透過率0で合成される。即ち、実画像とオーバレイ画像がそれぞれ100パーセントの割合で混合される。
【0044】
スライダバーが中央から左よりに設定されると、オーバレイ画像の混合の割合は100パーセントのままで固定され、実画像の混合の割合がスライダバーの設定位置に応じて例えば左に移動するのに伴って小さくされる。また、スライダバーが中央から右よりに設定されると、今度は、実画像の混合の割合が100パーセントのままで固定され、オーバレイ画像の混合の割合がスライダバーの設定位置に応じて例えば右に移動するのに伴って小さくされる。
【0045】
このようにして合成された合成画像は、合成画像出力部3eに供給される。
【0046】
次に、ステップS19において、合成画像出力部3eにより、合成画像が出力され、例えば、ハードディスク4に供給され、記憶される。あるいは、VRAM5に供給され、表示装置7に表示される。
【0047】
図8は、実画像データとオーバレイ画像データの合成比率を変化させたときの表示例を示している。図8(A)は、スライダバーを左端に設定した場合の合成画像を表しており、オーバレイ画像の混合割合が100パーセントとされ、実画像の混合割合が0パーセントとされ、オーバレイ画像だけが表示されている。図8(B)は、スライダバーが中央に設定された場合の合成画像を表しており、実画像とオーバレイ画像の混合割合がともに100パーセントとされ、実画像の上にオーバレイ画像が重ね合わされた画像が表示されている。また、図8(C)は、スライダバーを右端に設定した場合の合成画像を表しており、オーバレイ画像の混合割合が0パーセントとされ、実画像の混合割合が100パーセントとされ、実画像だけが表示されている。
【0048】
また、図8(D)は、スライダバーが中央から左よりに設定された場合の合成画像を表しており、オーバレイ画像の混合割合が100パーセントとされ、実画像の混合割合が0パーセントより大きく、かつ100パーセント未満の所定の値とされ、オーバレイ画像の背景の実画像が混合割合に応じた濃度で表示されている。
【0049】
さらに、図8(E)は、スライダバーが中央から右よりに設定された場合の合成画像を表しており、オーバレイ画像の混合割合が0パーセントより大きく、かつ100パーセント未満の所定の値とされ、実画像の混合割合が100パーセントとされ、オーバレイ画像が混合割合に応じた透過率で表示されている。
【0050】
例えば、実画像の混合割合が50パーセントであり、オーバレイ画像の混合割合が100パーセントであるような場合、実画像を構成する各画素の値の50パーセントに対応する値と、オーバレイ画像を構成する各画素の値の100パーセントに対応する値との間で、対応する画素毎に所定の演算が施され、合成画像の画素の値とされる。例えば、対応する画素毎に、大きい方の画素の値を合成画像の画素の値とするような演算が施される。これにより、例えば、図8(D)に示した合成画像のように、オーバレイ画像がはっきりと表示され、その背景の実画像が薄く表示されたような画像となる。
【0051】
その逆に、例えば、オーバレイ画像の混合割合が50パーセントであり、実画像の混合割合が100パーセントであるような場合、オーバレイ画像を構成する各画素の値の50パーセントに対応する値と、実画像を構成する各画素の値の100パーセントに対応する値との間で、対応する画素毎に平均値が演算され、合成画像の画素の値とされる。これにより、例えば、図8(E)に示した合成画像のように、オーバレイ画像が半透明の状態で表示され、オーバレイ画像の背景の実画像が透けて見えるような画像となる。
【0052】
次に、図9のフローチャートを参照して、実画像とオーバレイ画像を合成する他の方法について説明する。ここでは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分がそれぞれ8ビットのカラー画像データ(実画像)と、同一画素数のRGB各色成分が8ビットの手書きメモデータ(オーバレイ画像)を合成するものとする。
【0053】
最初に、ステップS51において、画像と手書きメモの混合比を表すパラメータxが、0以上であるか否かが判定される。このパラメータxは、−100乃至100の値を取り、スライダバーをマウスを用いて操作することにより所定の値に設定することができる。スライダバーが中央に設定されたとき、パラメータxの値は0に設定され、スライダバーが右端に設定されたとき、パラメータxの値は100に設定される。また、スライダバーが左端に設定されたとき、パラメータxの値は−100に設定される。
【0054】
ステップS51において、パラメータxの値が0以上であると判定された場合、ステップS52に進み、メモデータが存在するか否かが判定される。メモデータが存在すると判定された場合、ステップS53に進み、次のような式に従って、画像データを構成するR成分の画素値ImgR、G成分の画素値ImgG、およびB成分の画素値ImgBがそれぞれ演算される。
【0055】
ImgR=MemoR×(100−x)/100+ImgR×x/100
ImgG=MemoG×(100−x)/100+ImgG×x/100
ImgB=MemoB×(100−x)/100+ImgB×x/100
【0056】
上記式において、MemoR、MemoG、およびMemoBは、メモデータのRGB各色成分の画素値を表している。
【0057】
一方、ステップS52において、メモデータが存在しないと判定された場合、ステップS54に進み、次のような式に従って、画像データを構成するR成分の画素値ImgR、G成分の画素値ImgG、およびB成分の画素値ImgBがそれぞれ演算される。
【0058】
ImgR=ImgR
ImgG=ImgG
ImgB=ImgB
【0059】
また、ステップS51において、パラメータxの値が0より小さいと判定された場合、ステップS55に進み、メモデータが存在するか否かが判定される。メモデータが存在すると判定された場合、ステップS56に進み、次のような式に従って、画像データを構成するR成分の画素値ImgR、G成分の画素値ImgG、およびB成分の画素値ImgBが演算される。
【0060】
ImgR=MemoR
ImgG=MemoG
ImgB=MemoB
【0061】
一方、ステップS55において、メモデータが存在しないと判定された場合、ステップS57に進み、次のような式に従って、画像データを構成するR成分の画素値ImgR、G成分の画素値ImgG、およびB成分の画素値ImgBが演算される。
【0062】
ImgR=ImgR+(255−ImgR)×(−x)/100
ImgG=ImgG+(255−ImgG)×(−x)/100
ImgB=ImgB+(255−ImgB)×(−x)/100
【0063】
ステップS53、S54、S56、およびS57の処理が終了すると、全ての処理を終了する。
【0064】
このように、パラメータxの値が0以上(0≦x≦100)の場合は、手書きメモの不透明度を徐々に下げ、その間、画像の明るさは変化しないようにする。また、パラメータxの値がマイナス(−100≦x<0)の場合、手書きメモの不透明度を100パーセントのまま保持し、パラメータxの値が小さくなるに従って、画像の明るさを上げていく。
【0065】
以上のように、実画像とオーバレイ画像を重ね合わせて表示する場合、オーバレイ画像の透過率を変化させることにより、オーバレイ画像の直下にある背景となる画像が透けて見えるようにしたり、あるいは逆に、背景の画像を薄く表示させ、オーバレイ画像を強調したりすることができる。これにより、利用目的に合った合成画像を自在に得ることができる。
【0066】
また、図2、図4、図5、図6、および図9のフローチャートで示した処理を制御部2に行わせるプログラムは、ホストコンピュータ1内のハードディスク4に記憶されている。なお、本プログラムは、予めハードディスク4に記憶された状態で使用者に供給されるようにしてもよいし、ハードディスク4にコピー可能なように、CD−ROM(compact disc-read only memory)等に記憶された状態で使用者に供給されるようにしてもよい。
【0067】
そして、プログラムがCD−ROM等に記憶された状態で使用者に供給された場合は、それを一旦ハードディスク4にコピーし、そこから制御部2の内蔵するメインメモリにロードする。あるいは、CD−ROMから直接メインメモリにロードするようにしてもよい。
【0068】
なお、上記実施の形態においては、ハードディスク4に合成画像を記憶させるようにしたが、光ディスクや光磁気ディスク等のその他の記録媒体に記憶させるようにすることも可能である。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、利用目的に合った合成画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示制御装置を応用したホストコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のホストコンピュータ1の動作を説明するフローチャートである。
【図3】ブラウザウインドウの表示例を示す図である。
【図4】合成画像出力処理を説明するフローチャートである。
【図5】実画像受信処理を説明するフローチャートである。
【図6】オーバレイ画像受信処理を説明するフローチャートである。
【図7】環境設定ダイアログの表示例を示す図である。
【図8】実画像とオーバレイ画像の合成比率を変化させたときの表示例を示す図である。
【図9】実画像とオーバレイ画像を合成する方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 制御部
3 転送用ソフトウェア
3a 実画像入力部
3b オーバレイ画像入力部
3c 合成部
3d 調整用GUI制御部
3e 合成画像出力部
4 ハードディスク
5 VRAM
6 インタフェース
7 表示装置
11 電子カメラ
Claims (7)
- 外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示装置に表示された縮小画像を選択する選択手段と、
前記表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンであって、前記選択手段により選択された縮小画像に対応する実画像データに対する前記所定の処理の実行を指示する指示手段と、
前記指示手段により実行が指示された所定の処理の実行を命令する命令手段と、
前記命令手段による命令に応じて、前記外部の装置から送信されてくる実画像データを受信する第1の受信手段と、
前記命令手段による命令に応じて、前記外部の装置から送信されてくる前記実画像データに関連する関連画像データを受信する第2の受信手段と、
前記実画像データと前記関連画像データを合成する合成手段と、
前記実画像データと前記関連画像データの透過率を設定する設定手段と
を備え、
前記所定の処理は、前記外部の装置から前記実画像データと前記関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、前記外部の装置からの取り込みの対象として前記実画像データと前記関連画像データとが指定された場合、前記取り込み処理において前記設定手段は前記実画像データと前記関連画像データの前記透過率を設定し、
前記合成手段は、前記設定手段によって設定された前記透過率に基づいて、前記実画像データと前記関連画像データを合成する
ことを特徴とする画像表示制御装置。 - 前記外部の装置は、電子カメラである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。 - 前記設定手段は、前記実画像データおよび前記関連画像データのうちのいずれか一方の透過率を所定の値に固定したまま、他方の透過率だけを変化させるようにして前記実画像データおよび前記関連画像データの透過率を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。 - 前記実画像データは電子カメラによる撮影の結果得られた画像データであり、前記関連画像データは前記実画像データに関連する線画の画像データである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。 - 前記合成手段より合成された合成画像を記憶する記憶手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、さらに、前記合成手段より合成された合成画像を前記表示装置に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。 - 外部の装置に記憶された複数の実画像データに対応する複数の縮小画像を表示装置に表示させ、
前記表示装置に表示された縮小画像を選択し、
前記表示装置に表示される所定の処理ごとに設けられたボタンに対する操作に応じて、選択された前記縮小画像に対応する実画像データに対する前記所定の処理の実行を指示し、
実行が指示された前記所定の処理の実行を命令し、
前記命令に応じて、前記外部の装置から送信されてくる実画像データを受信し、
前記命令に応じて、前記外部の装置から送信されてくる前記実画像データに関連する関連画像データを受信し、
前記実画像データと前記関連画像データの透過率を設定し、
前記透過率で前記実画像データと前記関連画像データを合成するように制御するプログラムを記録し、
前記所定の処理は、前記外部の装置から前記実画像データと前記関連画像データを取り込む取り込み処理を含み、前記外部の装置からの取り込みの対象として前記実画像データと前記関連画像データとが指定された場合、前記取り込み処理において前記実画像データと前記関連画像データの前記透過率が設定される
ことを特徴とする記録媒体。
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