JP4488747B2 - 往復動及びロータリー併用型内燃機関、圧縮機、及びポンプ - Google Patents

往復動及びロータリー併用型内燃機関、圧縮機、及びポンプ Download PDF

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Description

本発明は広くは自動車を含む種々用途に用いられる内燃機関、ポンプ、及び/又は圧縮機に関する。より詳細には、本発明は往復動ピストンの他に回転運動機構も含む内燃機関、ポンプ、及び/又は圧縮機に関する。
長年に亘ってエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機の支配的形式は往復動型であった。ロータリー型のエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機を用いれば利点が得られる一方において、従来試みられてきたロータリー型概念の特定用途への利用には種々の問題があった。
たとえ本発明の明細書全体に亘ってエンジンについて、またエンジンへの利用について記載されていても、本発明がエンジンのみならずポンプ及び圧縮機への用途をもち及び実施態様を提供できることは当業者によって認識されるところである。
従って、本発明は、往復動ピストン及び回転運動機構を持つ改良型エンジン、ポンプ、あるいは圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の好ましい実施態様について添付図面を参照しながら以下に説明する。
本発明において用いられる多くの固定、連結、製作、及び他の手段及び構成部品の多くは本発明が属する技術分野において広く公知であり、かつ使用されているものである。従ってこれら手段等の正確な種類及び形式について記載することは当業者が本発明を理解し及び利用するためには不要であるので、これら手段等については詳述しない。さらに、本発明の特定の用途に関してここで示され及び記載されている種々構成部品を本発明において変形あるいは変更することも可能であるが、いずれかの要素の特定用途への応用あるいは実施態様は当該分野においてあるいは当業者にとって周知であるので、ここでは個々の構成部品に関しては詳述しない。
本願クレームにおいて用いられている用語「a」、「an」及び「the」は、長文クレーム作成の実務に適合させるために用いられており、限定する趣旨で用いられているのではない。特に本願中に明記されていない限り、用語「a」、「an」及び「the」はこれら要素のいずれかには限定されない代わりに「少なくとも一つ」を意味する。
図1はロータリー及び往復動併用型内燃機関102を備えた自動車100を示す図である。本願に記載の実施態様においては一貫して用語「エンジン」が用いられているが、本発明はポンプ及び圧縮機へも等しく適用される。
図2は本発明に係るエンジンの4シリンダ構成の一実施態様の断面図である。図2において、第一シリンダセット113には第一シリンダ及び対向する第二シリンダが備えられ、各シリンダはその対向するシリンダに向かって開口した近位端部(第二シリンダに関しては143)及び移送ポート132及び142を備える終端部を有して構成され、各移送ポート132及び142は端板110または111中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置されている、本発明の一実施態様について説明する図である。
前記第一シリンダセット113及び第二シリンダセット114はエンジンの中心軸115を中心に回転する。後部端板110及び前部端板111は、図示された実施態様におけるハウジングへ吸気ポート、排気ポート、及びスパークプラグ133を与えている。前記前部端板111及び後部端板110は、前記第一シリンダセット113及び第二シリンダセット114が上記端板に対して中心軸115を中心に回転している間は静止している。
前記シリンダセット113及び114の中心軸115を中心とする回転は、図示されているピストンセット、シリンダセット、及びクランクセットあるいはシステムによって駆動される。
前記第一シリンダセット113には、内部空間131をもつ第一シリンダ130、及び後部端板110中の吸気ポート、排気ポート、及びスパークプラグとともに通路を形成するように配置された移送ポート132を伴う終端部134が含まれている。
第二シリンダ140は第一シリンダ130と対向関係にあり、図2には第二シリンダ140、開口可能な近位端部143、及び第二シリンダ140の終端部にある移送ポート142へ通ずる内部空間141が示されている。図2には排気マニホルド149を通して排気ガス148を排気することを可能とする前部端板111中の排気ポートと整合した移送ポート142が示されている。
図2において第一ピストンセットは第一シリンダセット内に示されおり、図中ピストン面136及びピストンロッド137をもつ第一ピストンヘッド135及びピストンロッド137の第一端部がピストンヘッド135へ取り付けられている状態が示されている。第二ピストンはシリンダ140内に取り付けられていて、ピストン面152及びピストンロッド147をもつピストンヘッド151が示されている。ピストンロッド147の第一端部はピストンヘッド151へ取り付けられている。
図示した好ましい実施態様の前記第一ピストンセットにおいて、第一ピストン及び第二ピストンは、図示したエンジンの実施態様の作動期間中一緒に移動するように、連結あるいは一体化されている。
第一シリンダセット113及び第一ピストンセットが作動して本実施態様において図示されたクランクセットあるいはクランクシステムを駆動する。前記ピストンセットは、他の図面ではさらに詳細に図示されているが、第一ピストンと第二ピストンの間の部位にピストン形状をした円形基部孔を有し、前記円形基部孔は、図2中に符号117で示された横型クランクセット軸の周りを回転可能に取り付けられた前記円形基部孔内の円形基部を受け入れるように配置されている。前記円形基部160中あるいはその上には偏心的に取り付けられたクランクピン161が設けられている。クランクピンギア163、好ましくは平歯車、がクランクピン161へ、それらが固定された状態で一緒に作動するように、取り付け固定されている。
内側ギア162(または第二ギア)は、クランクピンギア163が以下においてより詳細に図示される内側ギアセット162内で回転するように、クランクピンギア163の外側ギア歯と噛み合うように形状化された内歯をもっている。
クランクピン161は第一外側クランクモジュール165内と第一内側クランクモジュール167内にそれぞれ偏心的に取り付けられる。ピストンセットからの駆動力あるいはクランク力によってクランクピン161の横方向クランク軸117を中心とする回転がひき起こされ、それによって第一外側クランクモジュール165及び第一内側クランクモジュール167が回転される。第一外側クランクモジュール165へ取り付けられているのは、第一外側クランクモジュール165とともに回転する外側クランクモジュールギア166である。第一外側クランクモジュール165及び外側クランクモジュールギア166が回転すると、外側クランクモジュールギア166上の外側ギア歯が、リングギア245(以下においてより詳細に図示される)のギア歯と噛み合い相互作用して第一シリンダセット113及び第二シリンダセット114の中心軸115を中心とする回転をひき起こす。リングギア245は、以下の図面においてより詳細に示されるが、固定型ギアである。
クランクピン161回転すると、それは第一内側クランクモジュール167の回転もひき起こし、第一内側クランクモジュール167はその上に(一体あるいは連結状態に構成されていてもよい)第一内側クランクモジュールギア171を有する。同様に第一内側クランクモジュール167のクランクセット軸117を中心とする回転もひき起こされる。内側クランクモジュールギア171はブロック174上でギア169と噛み合って、同様に第一シリンダセット113及び第二シリンダセット114の、中心軸115を中心とする回転をひき起こす。ブロック174は中心軸115を中心に回転する。これによって第一シリンダセットへ2点での接触あるいはギア相互作用が与えられて中心軸115を中心とする回転が与えられ、同じく2点でのギア相互作用あるいは接触によって第二シリンダセット114の中心軸115を中心とする回転が駆動される。
図示した本発明の実施態様においては内側及び外側クランクモジュールが見出され、使用され、好ましいとされているが、これらのモジュールは本発明の実施には必要とされないことに注意すべきである。図示された組合せ動作を可能とするために、クランクピン161をピストンセット上の一点に対して、及び外側クランクモジュールギア166及び223に対して偏心的かつ回転可能に取り付けるには他の方法もある。
駆動シャフト116には、第一内側クランクモジュール167及びギア171と相互作用してクランクセットに駆動シャフト116の回転を起こさせる、ギア歯168を備える駆動シャフトギアセット172が備えられている。
第一シリンダセット113内の2つのシリンダ及びその構成部分は、第二シリンダセット114内の2つのシリンダと同様に作動し、すべてが組み合わさって両シリンダセットの中心軸を中心とする回転を駆動し、駆動シャフト116を駆動回転させることが理解されるべきである。さらに、図2の断面図には4つのシリンダのみ示されているが、これは単なる一例であり、同様の方式を用いて既存の4つのシリンダに対し90度片寄らせてさらに4つのシリンダを加えることも可能であることが理解されるべきである。
図2の下側には、第二シリンダセット114の構成部分が示されている。図2には、内部空間204を有する第三シリンダ200、移送ポート203、及び吸気マニホルド202からの吸気ポート201が示されている。第三ピストヘッドであるピストンヘッド205は第四ピストンヘッド211と同様に構成され、両ピストンヘッドについては第一シリンダセット113に関する記載と同様である。第四シリンダ206には内部空間207及び移送ポート210が含まれている。
図2にはさらに、第一シリンダセット113のための安定スタブシャフト170及び第二シリンダセット114のための安定スタブシャフト224が示されている。第二シリンダセット114は図示された構成部品で示されるクランクセットと相互作用し、第二内側クランクモジュール221は第二内側クランクモジュールギア250と相互作用する。
図2にはさらに、第二外側クランクモジュール222が、該モジュール中に偏心的にかつ円形基部212上へ偏心的に取り付けられた第二クランクピン213とともに示されている。クランクピン213は、本発明の実施には必須なことではないが、円形基部212と一体であるか、あるいは単一構造とされることが好ましい。
図2にはさらに、第二外側クランクモジュール222が該第二外側クランクモジュール222と一緒に回転する第二外側ギア223とともに示されている。リングギア245と噛み合う第一外側ギア166と同様に、第二外側ギア223も同様にリングギア245上のギア歯と噛み合って中心軸115を中心とするシリンダセットの回転をひき起こす。図2にはさらに、第一シリンダセット113及び第二シリンダセット114の周囲にある中央ブロック230が示されている。図2には面板209も示されているが、以下の図面においてより詳細に図示される。本発明の一実施態様においては、面板209へバネを用いて負荷を与えるか、あるいは強制的に片寄らせて、シリンダの移送ポートと相互作用するポートの密閉を補助させることも可能である。
図2には、図4ないし図11にも示されているポート板219あるいはバルブ板とともに、前記端板内の面板209が示されている。この面板209は図22により詳細に示されている。必要ではない一方において、ポート板219及び面板209は好ましくは特に製造及び/又は密閉上の理由から用いられる。ポート板219はポート機能をもつ孔のみを伴って面板209とほぼ同様に形成及び形状化することができる。バイアス力をポート、面板及び端板の間に働かせることにより、いずれか特定の実施態様に関して所望の密閉状態を得ることが可能である。
図2において、本発明は特定の適用例に限定されるものではないが、駆動軸台240を後部端板110へ固定でき、及び前部ベアリング台241を前部端板111へ固定状態で取り付けられることが理解されるはずである。
本発明に係るエンジン、ポンプあるいは圧縮機の基本的構成部分を、ガソリン等の燃料の他、ディーゼル燃料を用いて使用できるように適合させることが可能であることは当業者の認識するところである。
本発明に係る他の実施態様においては、枠組、従って端板は固定型であり、そしてポート板219がこれら枠組、端板、及びブロック230に対して回転することにも注意すべきである。本実施態様においては、好ましくは端板中の吸気ポート及び排気ポートがポート板219中のポート孔と組み合わせて用いられて本発明の吸気及び排気機能が果たされる。本実施態様においては、ブロック230を回転させることは不要であり、またブロック230の回転に関与する構成部分も不要である。バルブ調節の一部として果たされる吸気及び排気機能は、ここで説明したポート板219等の他の部材を回転させることによって、あるいは以下において説明する枠組あるいは端板の回転によって果たされる。ポート板219、枠組、あるいは(以下において説明する)端板の回転は、当該技術分野において公知な多数の機械的方法のいずれかによって達成可能である。
さらに本発明の他の実施態様として、図示された実施態様においては、端板中のポート板219とともに端板を含む枠組を回転させることができ、またブロックは固定状態のまま保持される。
図3は、図2に示した本発明の実施態様において使用可能な、後部端板110及び前部端板111の実施態様の略前部正面図である。一実施態様においては、スペーサダボ280を用いて前部端板111及び後部端板110の相対位置が固定され、またボルト281を用いて前記端板双方がスペーサダボへ取り付けられている。本実施態様ではスペーサダボが好ましく用いられているが、本発明の予測範囲内において、前記端板の間隔を設け及び保持するために、端板後方へ枠組支持体を与える等の方法あるいは他の方法があることは当業者の認識するところである。図3にはさらに、シリンダセット及び駆動軸がその周りを回転する中心軸115が示されている。
図4は前部端板111の前方位置から見た第一端部の図であり、前部端板111、3つの吸気ポート285、及び3つの排気ポート286が図示されている。図4にはさらに、以下の図において示す中心軸の周りを回転する前部ベアリング台移送ポートを受け入れるように構成された前部ベアリング台孔287が示されている。
図5は後部端板110の第二端部を示す図であり、駆動シャフト台孔290に沿った3つの吸気ポート288及び3つの排気ポート289が図示されている。図示及び記載の実施態様においては、後部端板ポートは前部端板ポートから前方位置から見て反時計方向にほぼ30度だけずれて位置する。後部端板ポートを前部端板ポートからずらして配置することにより、両側のピストンが内径中を往復動して吸気、圧縮、燃焼、及び排気の4つのサイクルを行う際に規則正しい間隔でシリンダの点火を起こすことが可能となる。燃焼はスパークプラグによって周知の標準型往復動エンジンと同様のタイミングで開始される。
図4を再度見ると、シリンダセット一回転当たり3点火サイクルがあり、ここではシリンダセットはシリンダ、ピストン、及びそれらを取り付けるための組立て部品である。例として、クランクシャフトをほぼ6回転させることによってシリンダはエンジン中心線の周りを一回転する。この比率では、シリンダ1個は一回転中に3回点火する。クランクセットの2回転により4回の燃焼サイクルが起こるので、これは標準の8気筒エンジンの場合と同様である。
図4及び図5に示したように、排気ポート及び吸気ポートは、移送ポートがエンジンの中心軸の周りを回転する際にシリンダポートあるいは移送ポートと連携するように放射状に配置されている。前部端板111中の吸気ポート及び排気ポートは、各群においてまず排気ポートがシリンダポートと連携するように時計回り順に配置されている。図4及び図5に示されたレイアウトにおいて、図4及び図5に示した端板のレイアウトは本発明の実施態様に従った8気筒型エンジンについての図である。4気筒のみが使用される実施態様においては、燃焼サイクルは半分となる。
図3、4、及び5に示した端板もまた、ポート板、吸気ポート及び排気ポート系の枠組部材及び固定台、及びエンジン冷却液のクーリングタワーとしての機能を果たすことができる。冷却液の流路は取り付けられた部材すべてを取り囲む端板内部中へ機械加工あるいは鋳造によって形成することが可能である。
図6ないし図11は、シリンダセットがエンジンの中心軸の周りをほぼ60度の間隔で回転する際の後部端板110の略回転末端図を示している。
図6は、例えば、シリンダセットの後部端板110に対する理論的出発点あるいは0度位置を示した図である。図示された第一シリンダ300及び第二シリンダ301において、第一シリンダ300には第一シリンダ移送ポート303が含まれ、第二シリンダ301には第二シリンダ移送ポート304が含まれている。吸気ポート289及び排気ポート288が互いにほぼ60度の角度でずれて示され、及びスパークプラグ302がそれらの相対的位置に示されている。
図7は、図及び符号とも図6と同様であり、第一シリンダ300と第二シリンダ301のそれぞれが図6に示した位置に対してほぼ60度回転しただけの状態を示している。
図8は、図及び符号とも図6と同様であり、第一シリンダ300と第二シリンダ301のそれぞれが図6に示した位置に対してほぼ120度回転しただけの状態を示している。
図9は、図及び符号とも図6と同様であり、第一シリンダ300と第二シリンダ301のそれぞれが図6に示した位置に対してほぼ180度回転しただけの状態を示している。
図10は、図及び符号とも図6と同様であり、第一シリンダ300と第二シリンダ301のそれぞれが図6に示した位置に対してほぼ240度回転しただけの状態を示している。
図11は、図及び符号とも図6と同様であり、第一シリンダ300と第二シリンダ301のそれぞれが図6に示した位置に対してほぼ300度回転しただけの状態を示している。
図12は、図14に示すシリンダ等のシリンダの概略を示す略末端図であり、端板と相互作用する、移送ポート311及び終端部312を有する例示的シリンダ310が図示されている。図12に示されたシリンダは単に図示する目的の例示的シリンダである。
図13は、ピストンロッド323及び325とともに第一ピストンヘッド322及び第二ピストンヘッド324がほぼ直線的な動きあるいは方向へ移動あるいは往復動するような、ピストンセット321の直線的な動きを示す図である。図13には、後部端板315、前部端板316、ボルト317、スペーサダボ318、第一シリンダ内部空間331あるいは燃焼室を備える第一シリンダ319、内部空間334を備える第二シリンダ320が示されている。第一シリンダには移送ポート332、及び第二シリンダには移送ポート333が備えられている。
図13から分かるように、ピストンロッドは一体あるいは単一であり、及び円形基部328が中に回転可能に取り付けられあるいは配置されている円形基部孔327を有している。クランクピン329が円形基部328上に偏心的に取り付けられている。点線は、ピストンロッド及びピストンヘッドのほぼ直線的動きを保持している間の、サイクルを通したクランクピン329の相対的動き、さらに円形基部328の相対的動きを示している。
図14はシリンダセット内のピストンセットの略模式正面図であり、終端部351及び近位端部352をもつ第一シリンダ350が図示されている。第二シリンダ353は近位端部354及び終端部355とともに図示されている。第一燃焼室356及び第二燃焼室357も第一移送ポート358及び第二移送ポート359とともに図示されている。ヘッドボルト360がシリンダの構成部分をいっしょに取り付ける一手段として図示されている。
図14にはさらに、ピストンセット362が第一ピストンヘッド363、第二ピストンヘッド364、第一ピストンロッド365、第二ピストンロッド366とともに図示されている。シリンダはその外側に形成された熱伝導フィンとともに図示されている。
ピストンセット362は好ましくは全体として一体あるいは単一に構成され、円形基部孔370及びロックピン372(図16においてより詳細に図示する)を備えるピストンボルト371を含む。
図14に示すように、第一シリンダ面380及び第二シリンダ面381はシリンダ350の終端部351の形状に概してあるいは実質的に適合するように形状化されていることは当業者の理解するところである。移送ポート358の中へあるいはそれに向かって突き出ているピストン面部分で示されるような適合によってより効率的な形状及び当業者には周知なより良い「スクィシュ(押しつぶし)」が与えられる。本発明の実施には必要とされない一方において、ピストン面の輪郭形状及びシリンダの終端部はガスや燃料が効率的に流れるような外形を呈して滑らかであるのに対して、典型的なシリンダにおいては、シリンダはバルブのより良い調節等のエンジンの他の性状に適応し及び/又は制御するように形状化されている。
図15は図14に示したピストンセット362の上面図であり、第一ピストンヘッド363、第一ピストン面380、第一ピストンロッド365、ピストンボルト371、及びロックピン372を示している。図15にはさらに、第二ピストンヘッド364がピストン面381、ピストンロッド366、及び円形基部孔370とともに図示されている。
図16はピストンボルト371及びロックピン372を相対的に配置して示した展開図である。ピストンボルト及びロックピンの配置を用いて図15により詳細に図示されたような一体のあるいは単一のピストンセット362が造られる。ピストンボルトをピストンロッド366あるいはピストンロッド365中のねじ受け孔へ回転させあるいはねじで取り付けて中に固定でき、次いでロックピン372をピストンボルト371中へ装入してピストンセット362の中央部分をピストンヘッド363及び364のそれぞれへ固定できる。
図17は本発明に係るピストンセット362の実施態様の上面図であり、ピストンセットと内側ギア400及びクランクピンギア401との相互作用を示している。尚、前記クランクピンギアは平歯車であってもよい。
図17には第一ピストンヘッド363及び第二ピストンヘッド364が示されている。ピストンセット362構造内には円形基部孔370が該円形基部孔370中に取り付けられた円形基部403とともに図示されている。矢印404は円形基部403が円形基部孔370内で回転する方向を示し、クランクピン軸127はクランクピン402がその周りを円形基部403に対して回転する軸である。クランクピン402は同時にクランクセット軸117の周りを移動する。
主シャフト、駆動ピン、あるいはいずれか別の名称で呼ぶこともきるクランクピン402は好ましくは円形基部403と一体にあるいは単一構造に造られ該基部と一緒に回転する。クランクピンギア401はクランクピン402自体へあるいはその周囲に固定され、及び該クランクピンには内側ギア400上の内歯に対応して噛み合い相互作用する図示された外歯が備えられている。円形基部403が図示されたように時計回り方向へ回転するのと同時に、クランクピンギア401は内側ギア400内において反時計回りに回転する。円形基部403の相対的サイズ、クランクピン402の円形基部403に対する偏心的取り付け関係、クランクピンギア401のサイズ及び外形、及び内側ギア400のサイズ及び外形のすべては、ピストンセットの全体的動きが直線的になるように、あるいは該動きがシリンダセット内で起こる場合は往復動になるように、互いに横方向へ片寄って組み合わされている。より小型の旋回性ギアであるクランクピンギア401は、それ自体の軸を中心に反時計回りに旋回され、それによってその軌道は内側ギア400内で時計回り方向になり、順にクランクピン402及び円形基部403を時計回り方向へ回転させる。円形基部孔中の円形基部を用いる必要はなく、その代わりにクランクピン402を別の方法でピストンセットに対して偏心的に取り付けてクランクピン軸の周り及びクランクセット軸の周りを回転させてもよいことは当業者が認識するところである。
図18は内側ギア400、クランクピンギア401、及び回転方向の矢印407を示した図であり、内側ギア400内においてクランクピンギア401が時計回り方向の軌道を描くことを可能とする、クランクピンギア401のそれ自体の軸を中心とする反時計回り方向の回転を示している。内側ギア400の中心は、図2に示されたエンジンの中心軸115を横切るクランクセット軸117とも呼ばれるクランクセットの回転の中心であってもよい。
内側ギア400は好ましくは固定型であり、クランクピンギア401は通常内側ギア400内の各軌道に対しておよそ2対1の比で回転する。クランクピン402を円形基部403上へ取り付けることにより(図17及び18に図示)、該クランクピンがピストンセットに対して偏心的に取り付けられている状態も図示されている。
図19は内側ギア400と相互作用するピストンセットの別の略模式図である。このピストンセットは符号362で示され、図17に示したものに類似していて、このピストンセットが内側ギア400内を時計回り方向へクランクピンギア401とともに動く際のクランクピン402の種々位置が破線で図示されている。破線はクランクピン402の元の位置からほぼ90度動いた第一クランクピン位置402aを示している。クランクピン402bはクランクピン402の出発点から180度動いた破線で描いた第二クランクピン位置を示し、クランクピン402cはクランクピン402の出発点から270度動いた破線で描いた第三クランクピン402位置を示している。
図19にはさらに、クランクピンが位置402bにある時の円形基部403aの相対的位置が、破線で示された円形基部403aとともに示されている。この円形基部403aの描写はクランクピン402が図示された出発点から180度動いたクランクピン位置402bにある時のものである。
図20は本発明の実施態様において利用可能なクランクセット配置の断面図である。図20には通常中心軸115を中心とする駆動シャフト116を備えたエンジンの中心軸115が図示されている。駆動シャフトベアリング174が配置され、該ベアリングによって駆動シャフト116は中心軸115及びエンジン、ポンプあるいは圧縮機の他の構成部分に対して適当な位置に配置される。前図においてより詳細に図示及び説明したように、上側クランクセット側の内側ギア162及びクランクピンギア163が示されている。円形基部160及びクランクピン161は一体にあるいは単一構造に造られている。円形基部160が通常中に回転可能に取り付けられ及び駆動される円形基部孔は図示されていない。第一外側クランクモジュール165はその内部に偏心的かつ回転可能に取り付けられたクランクピン161を備え、ピストンセットが円形基部160及びクランクピン161を回転させると同時に、第一外側クランクモジュール165が同様に回転され、該モジュールへ取り付けられている外側ギアを矢印で示す方向へ駆動する。前記第一外側クランクモジュール165は通常、中心軸115を横切りかつ垂直なクランク軸117をほぼ中心として回転する。第一外側クランクモジュール165はベアリング248によって定置され、それ自体の回転が可能となっている。
クランクピン161の対向側または反対側は、クランクピン161がそれを受け入れる孔内で回転できるように、第一内側クランクモジュール167内へ偏心的に取り付けられている。円形基部160及びクランクピン161の回転を強要することによって、第一内側クランクモジュール167のクランクセット軸117を中心とする回転もひき起こされる。
第一内側クランクモジュール167は駆動シャフト駆動装置172と相互作用して駆動シャフト116の回転をひき起こす。前記回転伝達装置として当該技術分野において公知な多数の異なる形式のギアあるいは手段のいずれかを用いることが可能である。
回転をさらに安定させて定置させるための安定ミニシャフト170が第一クランクモジュール167に固定されている。このシャフトは通常クランクセット軸117を中心として配置される。前記安定ミニシャフト170は図示されたようにピンベアリングを用いて支持され設置される。
図20の下側は上側と総じて同様に構成されていて、ベアリング246内に取り付けられた第二外側クランクモジュール222が図示されている。図示されたように、クランクピン213が円形基部212上に偏心的に、第二外側クランクモジュール222内に回転可能かつ偏心的に、また第二内側クランクモジュール221内に偏心的かつ回転可能に取り付けられている。第二内側クランクモジュール221には、駆動シャフトギア172と相互作用して駆動シャフト116へ駆動回転を与える第二内側クランクモジュール250が含まれている。安定ミニシャフト224は図示されたようにピンベアリング内に取り付けられ、また図示されたようにクランクセット上部の同様な位置には安定ミニシャフト170が同じ機能のために取り付けられている。
図20にはさらに、第二内側クランクモジュールベアリング222及び内側ギア220が図示されている。第一内側クランクモジュールギア171は通常外形及び駆動シャフトギア172との相互作用に関して第二内側クランクモジュールギア250に対応するものである。偏心的に取り付けられたクランクピン161及び213は好ましくは円形基部160及び212とそれぞれ一体に構成される。
また、前記内側及び外側クランクモジュールはクランク軸117を中心として回転して、円形基部160及び212を偏心的に取り付けられたクランクピン161及び213とともに回転に逆らうように働かせる。通常、本発明の本実施態様においては、各ピストンセットについて一組の内側及び外側クランクモジュール、内側ギアセット、及び偏心的に取り付けられたクランクピンが必要とされる。このエンジン設計は柔軟に変形可能であるので、所望の用途において、中心軸115を中心に90度回転させた角度で同様なシリンダセット及びクランクセットをたやすくかつ同様に取り付けてシリンダの数を4から8へと増加させることが可能である。
図21は、本発明の本実施態様におけるクランクセット配置の展開図であり、第一外側クランクモジュール165、上部に偏心的に取り付けられたクランクピン161をもつ円形基部160、クランクピンギア(好ましくは平歯車)163、内側ギア162、第一内側クランクモジュール167、第一内側クランクモジュールギア171、第一内側クランクモジュール167のための安定ミニシャフト170、駆動シャフトギア172を備える駆動シャフト116、ベアリング246内に取り付けられ位置している第二外側クランクモジュール222、及び第二円形基部212へ偏心的に取り付けられた第二クランクピン213を備える第二円形基部212が図示されている。図21にはさらに、内側ギア220、上部に第二内側クランクモジュールギア250を有する第二内側クランクモジュール221、及び安定ミニシャフト224が図示されている。クランクセットはクランクセット軸117を中心として回転する。
第一内側クランクモジュールギア171は好ましくは45度の斜角ギアであり、主駆動シャフトギア172周囲においてクランクセットを収容できる大きさに構成される。第二内側クランクモジュールギア250は好ましくは第一内側クランクモジュールギア171と同一あるいはほぼ同一であり、同様な様式で駆動シャフトギア172と相互作用する。
図22は、第一面板孔209a、第二面板孔209b、及び中央孔209cをもつ面板209の端部正面図である。前記孔209a及び209bは通常シリンダのネック部分の周囲へ動いて面板209をシリンダとともに回転させる。前記面板は好ましくはバネで負荷を受けて、吸気ポート及び排気ポートが各シリンダセットにおいて移送ポートと連通していない時、吸気ポート及び排気ポートの密閉を補助する。ポート板上をスライドする面板表面は、使用される特定用途及び材料によるが、好ましくは高度に磨かれ、また潤滑油で処理される。さらに、前記面板はシリンダとともに回転し、端板上へ固定状態で取り付けられたポート板におけるポートの密閉状態は解かれる。前記面板には好ましくは、密閉及び潤滑目的で、オイル供給源及び過剰オイルのスクレーパーが備えられる。
図23は面板209の正面図である。図示された面板は摺動動作に際して表面及びポートの潤滑及び相互作用を得る好ましい方法であるが、多数の異なる方法のいずれかの方法を用いて、すべて本発明の予測範囲内で、後部端板、前部端板、あるいは他の部位においてかかる潤滑及び相互作用を得ることが可能である。
図24は、図2にも符号245で図示されているように、エンジンの回転外辺に通常位置しているリングギアの端部正面図である。リングギアはその片面または両面上に駆動装置を備え、図2にも示されたような外側クランクモジュールギア166及び223はリングギア245と相互作用してエンジンの中心軸を中心とするエンジン回転の一部または全部を駆動する。外側クランクモジュールギア166及び223の相互作用によって、およそ1対6のギア比で、エンジンあるいは駆動シャフトの最終出力シャフトと考えられるエンジンの中心軸を中心としてシリンダセット及びピストンセットを回転させる駆動力が与えられる。リングギア245の近似中心はエンジンの近似中心軸でもある。リングギアは固定されていて、エンジンと一緒には回転しないが、その代わりに2つの外側クランクモジュールギア166及び223がリングギア245との相互作用を介してエンジンの回転をひき起こす。リングギアにはさらに、リングギアを外部ハウジングへ配置し及び締め付けるためのボルト穴が設けられている。
本発明の4シリンダ構成の実施態様においては、好ましくは180度離して取り付けられた2つの外側クランクモジュールギア166及び223を用いる。しかしながら、本発明の8シリンダ構成の実施態様においては、上述の外側クランクモジュールギアは4つあるので、各ギアは好ましくは相互に90度離して連続的に取り付けられる。前記2つの外側クランクモジュールギア166及び223は通常互いに反対方向へ回転することによってシリンダセットをエンジンの中心軸を中心に回転させている。
図25は、図24に示したリングギア245、第一外側クランクモジュールギア166、及び第二外側クランクモジュールギア223の前部正面図である。
図26は本発明の実施態様において利用可能なシリンダブロック400の一実施態様の前部正面図である。図26には隠れたくぼみ孔401、貫通孔を示す矢印403で示された第一シリンダ貫通孔402、及びシリンダブロック400を貫通する第二シリンダ貫通孔404が図示されている。クランクセット405も図の上半分に図示され、また対応するクランクボアホール406も図26に示されたシリンダブロック400の下半分に図示されている。第一シリンダ孔402はクランクセット孔405を横切り、また第二シリンダ孔404は第二クランクセット孔406を横切ることが理解される。
図27は図26に図示したシリンダブロック400の右端図であり、第一シリンダ孔402、第二シリンダ孔404、及び金属あるいは材料を切り離してシリンダブロックの全重量を減少させるための部分にすぎない切断部408が図示されている。図27は、本発明の4シリンダ構成の実施態様では使用されない2つのシリンダ孔410及び411がさらに付加されているので、より汎用なシリンダブロック400を示すものである。その代わり、第三シリンダ孔410及び第四シリンダ孔411は本発明の8シリンダ構成の実施態様においては使用される。シリンダブロック400がエンジンの中心軸を中心に回転することにも注意すべきである。さらに、8シリンダ構成であって、かつ好ましい汎用シリンダブロックにおいては、例えば性質上クランクセット孔405及び406に類似する横方向のクランクセット孔412が前記付加された2つのシリンダへ設けられてもよい。
図27にはさらに、前図において図示及び説明された内側ギアが配置あるいは取り付けられるショールダー422が図示されている。
図28は図26に図示したシリンダブロック400の実施態様の左端図であり、隠れたくぼみ孔401、第一シリンダ孔402、第二シリンダ孔404、第三シリンダ孔410、及び第四シリンダ孔411が、貫通切断部分として図示されている切断部分408とともに図示されている。
本発明のこの実施態様に関して前記シリンダブロック部分の実施が必要とされる特定のシリンダあるいは切断部分の形状はなく、多数の形状及び材料のいずれか一つを用いることができることはすべて予測可能なこととして当業者の認識するところである。
図29は、前記駆動シャフトあいは他の構成部分に利用可能な端板とベアリング台との相互作用を示す正面図である。図29には後部端板450、前部端板451、スペーサダボ452、フレームボルト453、駆動シャフト台454、前部ベアリング台455、及びエンジンがそれを中心として回転する中心軸456が図示されている。
図30ないし図35は、本発明に係るピストンセットの実施態様における循環作動を、シリンダセットの実施態様及び本実施態様において説明される内側ギア形状とともに説明する図である。図30ないし図35の各図は、第一シリンダ空間(燃焼室)502を有する第一シリンダ500、移送ポート503、第一シリンダ終端部501、第一シリンダ近位端部499、第二シリンダ内部空間505を有する第二シリンダ504、第二シリンダ近位端部513、第二シリンダ終端部514、及び第二シリンダ移送ポート506を含むシリンダセットを説明あるいは示している図である。
図30ないし図35の各図にはさらに、第一ピストン507、第二ピストン508、及び円形基部509等のクランク関連装置、ピストンセット中の円形孔内の円形基部509上へ偏心的に取り付けられたクランクピン510、偏心ピン510へ固定されたクランクピンギア511、及び内側ギア512を含むピストンセットが示されている。
図30ないし図35においては同様の部分には同一符号を用いているので、本明細書ではそれら部分についての説明は繰り返さない。
図30は、シリンダセット内におけるピストンセットの循環作動の理論的出発点として示された図である。図31は、クランクピン510が内側ギア512内で90度回転した時点でのシリンダ及びピストンの形状を描いた図である。図32はクランクピン510が180度回転した時点での形状、図33はクランクピン510が270度回転して時点での形状、図34はクランクピン510がほぼ315度回転あるいは動いた時点での形状、及び図35は内側ギア512内でクランクピン510が360度回転した時点での形状をそれぞれ図示している。したがって、図30ないし図35はクランクピン510の完全な回転と、円形基部509の相対位置、及びクランクピン511の第一ピストン507及び第二ピストン508に対する相対位置を示した図である。
図36は、8シリンダまたは4シリンダセットを使用する本発明の実施態様の透視図である。図36には、好ましくは固定型のリングギア621、駆動シャフト台622、及びシリンダセット623上の外側クランクモジュールギア628が図示されている。符号623で示されているシリンダセットには、第一シリンダ624、第二シリンダ625、外側クランクモジュール629、ピストンロッド632、円形基部641、内側ギア631、第一シリンダ624の終端部627、第一シリンダ624用の移送ポート626、上にギア634を有する内側クランクモジュール630が含まれている。
図36に図示されたエンジン620の実施態様において、シリンダ650内を示す切断図にピストンヘッド642、ピストンロッド640、及び円形基部641が示されている。
図37は本発明によって利用可能なギアクラスタの実施態様の透視図であり、8シリンダ構成のエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機用のギア群の実施態様が示されている。前記ギアクラスタ600は、内側クランクモジュール601、603、605及び606とともに示されており、前記各モジュールにはギア609、610、607及び608がそれぞれ設けられている。内側クランクモジュールには偏心的に位置する孔602及び604(内側クランクモジュール605及び606についてはこの孔は図示なし)がそれぞれ設けられ、及び駆動シャフト611が備えられている。内側クランクモジュールに対する駆動シャフト611の好ましい回転比は6対5である。前記比は、本発明の実施のために特定の比は必要されないが、相対的大きさ及び相互作用から好ましくは1以上であることに注意すべきである。
図38は本発明に係るエンジンの別の実施態様の断面図であり、この実施態様においてはエンジンの回転は図示された外部駆動装置を介して為される。図38は多くの箇所において図2と同一であるので、図38に関しては同様な構成部分については別個に明記及び説明することは省略する。しかしながら、図38にはさらに、回転ギア701、あるいはこの実施態様中の端板へ回転可能に取り付けられた回転ギアシャフト702上にあるいは該シャフトへ取り付けられたスプロケットを用いるエンジン回転システムが図示されている。前記回転ギア701は、ギア、チェーンを受けるためのスプロケット、あるいは本発明の予測範囲内で利用可能な駆動シャフトからの回転を伝達/受取るためのいずれか他の機械的構成であってもよい。
前記回転ギア701はチェーン704を介して駆動シャフトギア703へ作動可能に取り付けられ、あるいは回転可能に連結されて図示されているが、本発明の予測範囲内において多数の異なる方法のいずれかを用いて作動可能にあるいは回転可能に取り付けることも可能である。駆動シャフト、従って駆動シャフトギア703の回転によって回転ギア701及び回転ギアシャフト702の回転がひき起こされ、次いでブロック駆動ギア705の回転もまたひき起こされる。ブロック駆動ギア705はブロックギア706へ作動可能に取り付けられて該ブロックギア706を駆動し、ブロック駆動ギア705の回転によってエンジンブロック、シリンダセット等の駆動シャフト軸を中心とする回転がひき起こされる。図示された実施態様においては、駆動シャフトギア703と回転ギア間のギア比あるいはスポロケット比は好ましくは6:1である。かかる実施態様においては、この比により、前記ブロック及びシリンダセットは駆動シャフトの6回転毎に1回中心軸を中心として回転することになる。本実施態様においては、外側クランクギア及び図2に関連して図示及び説明されたリングギアが、図示された構成に置き換えられていることについても注意すべきである。
図39は本発明に係るエンジンの別の実施態様の断面図であり、本実施態様ではエンジンの回転は図示された外部駆動装置を介して行われる。図39に示した態様は図2の態様と同一あるいは類似であるので、図39の同様な多くの箇所については図2と別個に明示及び説明することは省略する。図38と同様に、図39にはさらに、本実施態様における端板へ回転可能に取り付けられた回転ギアシャフト702上あるいは該シャフトへ取り付けられた回転ギア701またはスポロケットを用いるエンジン回転システムが図示されている。
図39は、ギアクラスタ中の付加的ギア、クラスタ回転ギア712、及びクラスタ回転ギア712の回転における差動装置、及びブロック回転ギアを、駆動シャフトの回転に対して6:5の比で用いてブロックの回転を得るように構成された本発明の実施態様を示した図である。図39の構成は、エンジンブロックを回転させる別の方法を示す実施態様の一例であり、クラスタ回転ギアシャフト710及びクラスタ回転ギア712が回転ギアシャフト702の反対あるいは逆方向へ回転するように、第二回転ギア708またはスポロケットがギアまたはスポロケット709を介してクラスタ回転ギアシャフト710へ作動可能に連結されている構成が図示されている。
装置711は、回転ギアシャフト702とクラスタ回転ギアシャフト710間の回転を反転させるために使用できるいずれかの装置を示している。この装置はギアであっても、いずれか他の既知の手段であってもよい。
また図2に関して述べたように、ポート板及び/又は端板中の吸気ポート及び排気ポートに対するシリンダ中のシリンダ及び移送ポートの相対的回転はバルブ調節機能として用いられ、かかる利用はブロック及びシリンダを回転させ、ポート板を回転させ、あるいは枠組または端板、あるいはそれらのいずれかを組み合わせて回転させることによって本発明の予測範囲内において実施可能である。
当業者によって認識されるように、本発明は、その発明範囲内において、多数の実施態様及び使用可能な素子及び構成部分の変形を構成することが可能である。
例えば、本発明の一実施態様において、
枠組の第一側面にある第一ポート板、及び前記枠組の第二側面にありかつ前記第一ポート板に対して固定された第二ポート板を備える固定型枠組であって、前記ポート板のそれぞれにはそれらポート板を貫通する吸気ポート及び排気ポートが設けられている、前記固定型枠組と、
前記固定型枠組に対してかつ中心軸の周りを回転可能に取り付けられたブロックと、
前記ブロック中に互いに対向関係に取り付けられた第一シリンダセット及び第二シリンダセットであって、前記シリンダセットのそれぞれには、それぞれ近位端部と、前記ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置された移送ポートを有する終端部をもつ第一シリンダ及び第二シリンダが含まれている、前記第一及び第二シリンダセットと、
前記第一シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第一ピストンセット及び前記第二シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第二ピストンセットであって、前記ピストンセットのそれぞれには、ピストン面及びピストンヘッドへ取り付けられた第一端部をもちかつ互いに作動可能に連結されたピストンロッドを備えるピストンヘッドがそれぞれ含まれる前記第一シリンダ中の第一ピストン及び前記第二シリンダ中の第二ピストンを含む前記第一及び第二ピストンセットと、
前記第一ピストンヘッドによって駆動される第一クランクセット及び前記第二ピストンセットによって駆動される第二クランクセットであって、前記クランクセットのそれぞれには、前記クランクセットへ偏心的に取り付けられてクランクピン軸の周りを回転するクランクピンと、前記クランクピンへ固定されたクランクピンギアと、前記第一シリンダセットに対して固定されかつクランクピンギアが内側ギア内で回転すると、クランクピンギアと噛み合うように形状化された内側ギアをもつ内側ギアが含まれ、前記第一及び第二シリンダ内におけるピストンヘッドのほぼ直線的な運動を与えるように及びクランクピンもまたクランクセット軸の周りを回転するようにクランクピンの偏心的回転が前記内側ギア内でのクランクピンの回転をオフセットし、クランクピンの回転によって内側クランクギアもまたクランクセット軸の周りを回転するようにクランクピンの内側側面が内側クランクギアへ偏心的に取り付けられている、前記第一及び第二クランクセット、から構成されるロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機であって、
前記ピストンセットの前記円形基部孔の総じて直線的な動きが前記クランクピンギアを駆動して前記内側ギア内の周囲を回転させ、それによってクランクピンが駆動されてクランクピン軸の周りを回転し、及び
内側クランクギアの回転によって駆動シャフトが回転されるように前記内側クランクギアが駆動シャフトギアと噛み合うように構成された前記ロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機が提供される。
上記開示の他の実施態様においては、さらに固定型枠組に対して回転可能に取り付けられ、駆動シャフトへ作動可能に連結され駆動される回転ギアを含み、前記回転ギアを配置してブロックを回転駆動するように構成されたロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機が提供されている。上記態様に加えた本発明の他の態様においては、ブロック駆動ギアを供して回転ギアによって駆動し、ブロック駆動ギアはブロックと作動可能に相互作用して該ブロックを回転駆動し、あるいはブロック駆動ギアがブロックと作動可能に相互作用して、ブロック駆動ギアに相当し及びブロック駆動ギアによって駆動されるブロックと一体になったブロックギアを介してブロックを回転駆動するように構成することも可能である。またさらに、前記回転ギアとブロック駆動ギアを一体に構成することも可能である。
前記回転ギアと駆動シャフト間の回転比には複数の可能性がある一方において、本発明の一実施態様において回転比は6:5である。本発明のさらに他の実施態様にはさらに、前記移送ポートの中心軸周囲の回転によって移送ポートが点火装置とともに通路を形成するように前記第一ポート板及び第二ポート板のそれぞれへ取り付けられる点火装置が含まれ、さらに前記点火装置はスパークプラグである。さらに、この態様には、各シリンダの終端部に配置された移送ポートがポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに交互に通路を形成する構成が含まれていてもよい。
本発明の別の実施態様においては、例えば、
枠組の第一側面にある第一ポート板、及び前記枠組の第二側面にありかつ前記第一ポート板に対して固定された第二ポート板を備える固定型枠組であって、前記ポート板のそれぞれにはそれらポート板を貫通する吸気ポート及び排気ポートが設けられている、前記固定型枠組と、
前記固定型枠組に対してかつ中心軸の周りを回転可能に取り付けられたブロックと、
前記ブロック中に互いに対向関係に取り付けられた第一シリンダセット及び第二シリンダセットであって、前記シリンダセットのそれぞれには、それぞれ近位端部と、前記ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置された移送ポートを有する終端部をもつ第一シリンダ及び第二シリンダが含まれている、前記第一及び第二シリンダセットと、
前記第一シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第一ピストンセット及び前記第二シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第二ピストンセットであって、前記ピストンセットのそれぞれには、ピストン面及びピストンヘッドへ取り付けられた第一端部をもちかつ互いに作動可能に連結されたピストンロッドを備えるピストンヘッドがそれぞれ含まれる前記第一シリンダ中の第一ピストン及び前記第二シリンダ中の第二ピストンを含む前記第一及び第二ピストンセットと、
前記第一ピストンヘッドによって駆動される第一クランクセット及び前記第二ピストンセットによって駆動される第二クランクセットであって、前記クランクセットのそれぞれには、前記クランクセットへ偏心的に取り付けられてクランクピン軸の周りを回転するクランクピンと、前記クランクピンへ固定されたクランクピンギアと、前記第一シリンダセットに対して固定されかつクランクピンギアが内側ギア内で回転すると、クランクピンギアと噛み合うように形状化された内側ギアをもつ内側ギアが含まれ、前記第一及び第二シリンダ内におけるピストンヘッドのほぼ直線的な運動を与えるように及びクランクピンもまたクランクセット軸の周りを回転するようにクランクピンの偏心的回転が前記内側ギア内でのクランクピンの回転をオフセットし、クランクピンの回転によって外側クランクギアもクランクセット軸の周りを回転するようにクランクピンの外側側面が外側クランクセットへ偏心的に取り付けられ、クランクピンの回転によって内側クランクギアもまたクランクセット軸の周りを回転するようにクランクピンの内側側面が内側クランクギアへ偏心的に取り付けられている、前記第一及び第二クランクセット、から構成されるロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機であって、
前記ピストンセットの前記円形基部孔の総じて直線的な動きが前記クランクピンギアを駆動して前記内側ギア内の周囲を回転させ、それによってクランクピンが駆動されてクランクピン軸の周りを回転し、
内側クランクギアの回転によって駆動シャフトが回転されるように前記内側クランクギアが駆動シャフトギアと噛み合い、
外側クランクギアがリングギアに対して回転することによって前記第一及び第二シリンダセットが前記中心軸の周りを回転するように前記第一及び第二シリンダセットの周囲で前記外側クランクギアが固定型リングギアと噛み合うように構成された前記ロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機が提供される。
上記実施態様に加えてさらに別の実施態様においては、
ロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機には、移送ポートが中心軸を中心に回転することによって該移送ポートが点火装置とともに通路を形成するように第一ポート板及び第二ポート板のそれぞれに取り付けられた点火装置がさらに含まれ、
ここで、前記点火装置はスパークプラグであり、また、各シリンダの終端部にある前記移送ポートはポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに交互に通路を形成するように配置されていて、
前記点火装置は第一及び第二ピストンロッド間に円形基部孔を含み、
第一クランクセット及び第二クランクセットのそれぞれは前記円形基部孔内に取り付けられた円形基部へ偏心的に取り付けられたクランクピンを含み、前記円形基部はクランクピン軸を中心に回転するように配置され、前記クランクピンはクランクピン軸及びクランクセット双方の周りを回転し、さらに、前記円形基部孔は前記第一及び第二ピストンセットと一体であり、クランクピンギアはそれをクランクピンへ取り付けることにより該クランクピンと固定状態にあり、前記クランクピンギアはそれをクランクピンの周囲へ取り付けることによって該クランクピンと固定状態にあり、クランクピンの回転によって外側クランクモジュール及び外側クランクギアがクランクセット軸を中心に回転するようにクランクピンの外側側面が外側クランクギアへ作動可能に取り付けられた外側クランクモジュール中に偏心的かつ回転可能に取り付けられ、クランクピンの回転によって前記内側クランクモジュール及び内側クランクギアがクランクセット軸を中心に回転するようにクランクピンの内側が内側クランクギアへ作動可能に取り付けられた内側クランクモジュール中に偏心的かつ回転可能に取り付けられており、及び/又は第一クランクセット及び第二クランクセットはブロック中の孔によって境界を定められている。
本発明の一実施態様に従ったハウジングを説明するための自動車の透視図である。 本発明の一実施態様に従ったエンジンの断面図である。 本発明の一実施態様に従った端板及び端板の相互連結を示す側部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能な前部端板の端部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能な後部端板の後端部正面図である。 図5に示した後部端板上に示されたシリンダポートに対するシリンダの0度における可能な第一シリンダ位置を示す図である。 図6に示した位置からおよそ45度にある第二シリンダ位置を示す図である。 図6に示した位置から120度の位置におけるシリンダの配置を示す図である。 図6に示した位置から180度の位置におけるシリンダの配置を示す図である。 図6に示した位置から240度の位置におけるシリンダの配置を示す図である。 図6に示した位置から300度の位置におけるシリンダの配置を示す図である。 本発明の一実施態様において利用可能であり、及び図6ないし11において相対的に配置して示したシリンダ及びシリンダ移送ポートの末端図である。 本発明の一実施態様によるクランクセットの構成部分の二者択一的位置の例を示す、本発明の一実施態様において利用可能なシリンダセットの略上面図である。 本発明の一実施態様において利用可能なピストンセット及びシリンダセットを示す略正面図である。 図14に示したピストン配置の上面図である。 図15に示した本発明の一実施態様において利用可能なピストンボルトの詳細形状の展開図である。 クランクセットのギアの詳細や必須的に取り付けられたクランクピンを示す、本発明の一実施態様において利用可能な内側クランクギア形状の略説明図である。 図17に示した本発明の一実施態様において利用可能なクランクピンギア及び内側ギア配置、及びそれらの回転の動きの説明図である。 ピストンの往復動中の円形基体及びクランクピンに対するクランクピンギア及び内側ギアの相対位置を概略的に示す図である。 本発明の一実施態様において利用可能なクランクの一実施態様の断面図である。 本発明の一実施態様において利用可能なクランクシステムの一実施態様の展開図である。 本発明の一実施態様において端板と組み合わせて利用可能な面板の端部正面図である。 図22に示した面板の前部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能なリングギア及び前記リングと相互作用可能な外側ギアを示す端部正面図である。 図24に示したリングギア及び外側ギアの前部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能なブロックを概略的に示す前部正面図である。 図26に示したブロックを概略的に示す第一端部正面図である。 図26に示したブロックを概略的に示す第二端部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能な端板枠組配置の一実施態様を、前部ベアリング及び駆動軸台とともに、概略的に示す前部正面図である。 本発明の一実施態様において利用可能な、シリンダセット内におけるピストンセット及びクランクセットの任意な開始点の例を示す図である。 図30に示した位置から90度回転された状態におけるシリンダセット内のピストンセット及びクランクセットを示す図である。 図30に示した位置から180度回転された状態におけるシリンダセット内のピストンセット及びクランクセットを示す図である。 図30に示した位置から270度回転された状態におけるシリンダセット内のピストンセット及びクランクセットを示す図である。 図30に示した位置から315度回転された状態におけるシリンダセット内のピストンセット及びクランクセットを示す図である。 図30に示した位置から360度回転された状態におけるシリンダセット内のピストンセット及びクランクセットを示す図である。 外部ハウジングを取り除いた状態にある本発明の一実施態様の透視図である。 本発明において利用可能なギアクラスタの一実施態様の透視図である。 エンジンの回転が図に示された外部駆動装置を介して行われる、本発明に係るエンジンの他の実施態様の断面図である。 エンジンの回転が図に示された外部駆動装置を介して行われる、本発明に係るエンジンの他の実施態様の断面図である。

Claims (31)

  1. それぞれのポート板がポート板を貫通する吸気ポート及び排気ポートを有し、機枠の第一側に第一ポート板を、また前記機枠の第二側に第二ポート板を前記第一ポート板に相対して有する固定型枠組みと、前記固定型枠組みに対して中心軸を中心に回転可能に取り付けられたブロックと、前記中心軸を挟んで対称的に前記ブロック中に互いに対向状態に取り付けられた第一シリンダセット及び第二シリンダセットとを含むロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機であって、
    前記シリンダセットのそれぞれは
    それぞれのシリンダが、近位端部と、ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置された移送ポートを有する終端部を備え、前記中心軸に沿う方向に対向する第一シリンダ第二シリンダと、
    前記第一シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第一ピストンセット及び前記第二シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第二ピストンセットと、
    ここで、前記第一及び第二ピストンセットのそれぞれは
    ピストン面を有するピストンヘッドと該ピストンヘッドにその一端部が取り付けられたピストンロッドとを有し、前記第一シリンダ中に設けられた第一ピストンと、前記第一ピストンと同様に構成され、前記第二シリンダ中に設けられた第二ピストンとからなり、前記第一及び第二ピストンの各ピストンロッドの第二端部同士が円形基部孔を介して作動的に連結されており、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔に対して偏心的に取り付けられクランクピン軸を中心に回転するクランクピンと、前記クランクピンに固定されたクランクピンギアと、前記クランクピンギアがその中を回転するとき前記クランクピンギアと噛み合うように構成され、前記シリンダセットに対して固定的に設けられた内側ギアとを有し、前記第一ピストンセットによって駆動される第一クランクセットと、該第一クランクセットと同様に構成され、前記第二ピストンセットによって駆動される第二クランクセットと、を具備し、
    前記クランクピンの偏心的回転は、前記内側ギア内での前記クランクピンギアの回転をオフセットし、前記第一及び第二シリンダ内での前記ピストンヘッドの直線的な動作を提供し、且つ前記クランクピンもクランクセット軸の周りを回転し、
    前記クランクピンの前記中心軸に近い側は内側クランクギアに偏心的に取り付けられており、その結果、前記クランクピンの回転はまた前記内側クランクギアをクランクセット軸を中心に回転させ、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔の直線的動きは、前記クランクピンギアを前記内側ギア内で回転するように駆動し、それによって前記クランクピンをクランクピン軸を中心に回転するように駆動し、
    前記内側クランクギアが駆動シャフトギアと噛み合っていることにより、前記内側クランクギアの回転が駆動シャフトを回転させる、
    ことを特徴とするロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  2. 前記固定型枠組に対して回転可能に取り付けられ、かつ前記駆動シャフトへ作動可能に連結されて駆動される回転ギアがさらに含まれ、前記回転ギアを配置して前記ブロックを回転駆動することを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  3. 前記回転ギアによって駆動され、かつブロックと作動可能に相互作用して前記ブロックを回転駆動するブロック駆動ギアをさらに含むことを特徴とする請求項項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  4. 前記ブロック駆動ギアがブロックと作動可能に相互作用して、前記ブロックと一体かつ前記ブロック駆動ギアに相当し及び前記ブロック駆動ギアによって駆動されるブロックギアを介して前記ブロックを回転駆動することを特徴とする請求項項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  5. 前記回転ギアと前記ブロック駆動ギアが一体であることを特徴とする請求項4項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  6. 前記回転ギアが6:5の回転比で前記駆動シャフトによって駆動されることを特徴とする請求項2項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  7. 前記移送ポートの前記中心軸を中心とする回転によって移送ポートが点火装置とともに通路を形成するように第一ポート板及び第二ポート板のそれぞれへ取り付けられた点火装置をさらに含むことを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  8. 前記点火装置がスパークプラグであることを特徴とする請求項7項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  9. 各シリンダの終端部へ移送ポートを配置して前記ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成することを特徴とする請求項2項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  10. 前記第一クランクセット及び第二クランクセットのそれぞれが前記円形基部孔内に取り付けられた円形基部へ偏心的に取り付けられたクランクピンを含み、前記円形基部がクランクピン軸の周りを回転し、前記クランクピンが前記クランクピン軸及びクランクセット双方の周りを回転することを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  11. 前記円形基部孔が前記第一及び第二ピストンセットと一体であることを特徴とする請求項10項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  12. クランクピンギアがそれをクランクピンへ取り付けることによって前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  13. 前記クランクピンギアがそれをクランクピンの周囲へ取り付けることにより前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  14. 前記クランクピンの前記中心軸に近い側は、前記内側クランクギアに作動的に連結されている内側クランクモジュールに偏心的かつ回転可能に取り付けられており、前記クランクピンの回転によって前記内側クランクモジュール及び前記内側クランクギアがクランクセット軸を中心として回転することを特徴とする請求項1項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  15. それぞれのポート板がポート板を貫通する吸気ポート及び排気ポートを有し、機枠の第一側に第一ポート板を、また前記機枠の第二側に第二ポート板を前記第一ポート板に相対して有する固定型枠組みと、前記固定型枠組みに対して中心軸を中心に回転可能に取り付けられたブロックと、前記中心軸を挟んで対称的に前記ブロック中に互いに対向状態に取り付けられた第一シリンダセット及び第二シリンダセットとを含むロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機であって、
    前記シリンダセットのそれぞれは
    それぞれのシリンダが、近位端部と、ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置された移送ポートを有する終端部を備え、前記中心軸に沿う方向に対向する第一シリンダ第二シリンダと、
    前記第一シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第一ピストンセット及び前記第二シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第二ピストンセットと、
    ここで、前記第一及び第二ピストンセットのそれぞれは
    ピストン面を有するピストンヘッドと該ピストンヘッドにその一端部が取り付けられたピストンロッドとを有し、前記第一シリンダ中に設けられた第一ピストンと、前記第一ピストンと同様に構成され、前記第二シリンダ中に設けられた第二ピストンとからなり、前記第一及び第二ピストンの各ピストンロッドの第二端部同士が円形基部孔を介して作動的に連結されており、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔に対して偏心的に取り付けられクランクピン軸を中心に回転するクランクピンと、前記クランクピンに固定されたクランクピンギアと、前記クランクピンギアがその中を回転するとき前記クランクピンギアと噛み合うように構成され、前記シリンダセットに対して固定的に設けられた内側ギアとを有し、前記第一ピストンセットによって駆動される第一クランクセットと、該第一クランクセットと同様に構成され、前記第二ピストンセットによって駆動される第二クランクセットと、を具備し、
    前記クランクピンの偏心的回転は、前記内側ギア内での前記クランクピンギアの回転をオフセットし、前記第一及び第二シリンダ内での前記ピストンヘッドの直線的な動作を提供し、且つ前記クランクピンもクランクセット軸の周りを回転し、
    前記クランクピンの前記中心軸から遠い側は外側クランクギアに偏心的に取り付けられており、その結果、前記クランクピンの回転はまた前記外側クランクギアをクランクセット軸を中心に回転させ、
    前記クランクピンの前記中心軸に近い側は内側クランクギアに偏心的に取り付けられており、その結果、前記クランクピンの回転はまた前記内側クランクギアをクランクセット軸を中心に回転させ、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔の直線的動きは、前記クランクピンギアを前記内側ギア内で回転するように駆動し、それによって前記クランクピンをクランクピン軸を中心に回転するように駆動し、
    前記内側クランクギアが駆動シャフトギアと噛み合っていることにより、前記内側クランクギアの回転が駆動シャフトを回転させ、
    前記外側クランクギアが、前記第一及び第二シリンダセットの周囲に設けられた固定型リングギアと噛み合うことにより、前記リングギアに対する前記外側クランクギアの回転は前記第一及び第二シリンダセットを前記中心軸を中心に回転駆動する、
    ことを特徴とするロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  16. 前記移送ポートの前記中心軸を中心とする回転によって前記移相ポートが点火装置とともに通路を形成するように前記第一ポート板及び第二ポート板のそれぞれへ取り付けられた点火装置をさらに含むことを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  17. 前記点火装置がスパークプラグであることを特徴とする請求項16項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  18. 前記移相ポートを各シリンダの終端部へ配置して前記ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成することを特徴とする請求項16項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  19. 前記第一及び第二クランクセットが、前記第一及び第二ピストンロッド間に設けられた前記円形基部孔内に取り付けられた円形基部へ偏心的に取り付けられたクランクピン、クランクピン軸を中心に回転するように配置された前記円形基部、前記クランクピン軸及びクランクセット双方を中心に回転するクランクピンをそれぞれ含むことを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  20. 前記円形基部孔が前記第一及び第二ピストンセットと一体であることを特徴とする請求項19項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  21. 前記クランクピンギアがそれをクランクピンへ取り付けることによって前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  22. 前記クランクピンギアがそれをクランクピンの周囲へ取り付けることによって前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  23. 前記クランクピンの前記中心軸から遠い側は、前記外側クランクギアに作動的に連結されている外側クランクモジュールに偏心的かつ回転可能に取り付けられており、前記クランクピンの回転によって前記外側クランクモジュール及び前記外側クランクギアがクランクセット軸を中心として回転することを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  24. 前記クランクピンの前記中心軸に近い側は、前記内側クランクギアに作動的に連結されている内側クランクモジュールに偏心的かつ回転可能に取り付けられており、前記クランクピンの回転によって前記内側クランクモジュール及び前記内側クランクギアがクランクセット軸を中心として回転することを特徴とする請求項15項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  25. それぞれのポート板がポート板を貫通する吸気ポート及び排気ポートを有し、機枠に対して回転可能であり、機枠の第一側に第一ポート板をまた前記機枠の第二側に第二ポート板を有する枠組みと、前記枠組みに対して中心軸を中心に取り付けられたブロックと、前記中心軸を挟んで対称的に前記ブロック中に互いに対向状態に取り付けられた第一シリンダセット及び第二シリンダセットとを含むロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機であって、
    前記シリンダセットのそれぞれは
    それぞれのシリンダが、近位端部と、ポート板中の吸気ポート及び排気ポートとともに通路を交互に形成するように配置された移送ポートを有する終端部を備え、前記中心軸に沿う方向に対向する第一シリンダ第二シリンダと、
    前記第一シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第一ピストンセット及び前記第二シリンダセット内に移動可能に取り付けられた第二ピストンセットと、
    ここで、前記第一及び第二ピストンセットのそれぞれは
    ピストン面を有するピストンヘッドと該ピストンヘッドにその一端部が取り付けられたピストンロッドとを有し、前記第一シリンダ中に設けられた第一ピストンと、前記第一ピストンと同様に構成され、前記第二シリンダ中に設けられた第二ピストンとからなり、前記第一及び第二ピストンの各ピストンロッドの第二端部同士が円形基部孔を介して作動的に連結されており、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔に対して偏心的に取り付けられクランクピン軸を中心に回転するクランクピンと、前記クランクピンに固定されたクランクピンギアと、前記クランクピンギアがその中を回転するとき前記クランクピンギアと噛み合うように構成され、前記シリンダセットに対して固定的に設けられた内側ギアとを有し、前記第一ピストンセットによって駆動される第一クランクセットと、該第一クランクセットと同様に構成され、前記第二ピストンセットによって駆動される第二クランクセットと、を具備し、
    前記クランクピンの偏心的回転は、前記内側ギア内での前記クランクピンギアの回転をオフセットし、前記第一及び第二シリンダ内での前記ピストンヘッドの直線的な動作を提供し、且つ前記クランクピンもクランクセット軸の周りを回転し、
    前記クランクピンの前記中心軸に近い側は内側クランクギアに偏心的に取り付けられており、その結果、前記クランクピンの回転はまた前記内側クランクギアをクランクセット軸を中心に回転させ、
    前記ピストンセットの前記円形基部孔の直線的動きは、前記クランクピンギアを前記内側ギア内で回転するように駆動し、それによって前記クランクピンをクランクピン軸を中心に回転するように駆動し、
    前記内側クランクギアが駆動シャフトギアと噛み合っていることにより、前記内側クランクギアの回転が駆動シャフトを回転させる、
    ことを特徴とするロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  26. 前記枠組に対して回転可能に取り付けられかつ前記駆動シャフトへ作動可能に連結され及び駆動される回転ギアをさらに含み、該回転ギアが前記第一ポート板及び第二ポート板を前記枠組に対して回転駆動することを特徴とする請求項25項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  27. 前記第一クランクセット及び第二クランクセットのそれぞれが前記円形基部孔内に取り付けられた円形基部へ偏心的に取り付けられたクランクピンを含み、前記円形基部がクランクピン軸の周りを回転し、前記クランクピンが前記クランクピン軸及びクランクセット双方の周りを回転することを特徴とする請求項25項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  28. 前記円形基部孔が前記第一及び第二ピストンセットと一体であることを特徴とする請求項27項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  29. 前記クランクピンギアがそれをクランクピンへ取り付けることによって前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項25項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  30. 前記クランクピンギアがそれをクランクピンの周囲へ取り付けることによって前記クランクピンと固定関係にあることを特徴とする請求項25項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
  31. 前記クランクピンの前記中心軸に近い側は、前記内側クランクギアに作動的に連結されている内側クランクモジュールに偏心的かつ回転可能に取り付けられており、前記クランクピンの回転によって前記内側クランクモジュール及び前記内側クランクギアがクランクセット軸を中心として回転することを特徴とする請求項25項記載のロータリーエンジン、ポンプ、あるいは圧縮機。
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