JP4488438B2 - コネクタハウジングブロック、インターフェイス部材および電子部品試験装置 - Google Patents

コネクタハウジングブロック、インターフェイス部材および電子部品試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品試験装置においてテストヘッド本体とソケットとを電気的に接続するためのインターフェイスに使用されるコネクタハウジングブロック、ならびにそのコネクタハウジングブロックを備えたインターフェイス部材および電子部品試験装置に関するものである。
従来、ICデバイス等の電子部品の性能や機能を試験するための電子部品試験装置として、信号を処理する信号モジュールが収容されたテストヘッド本体と、電子部品が着脱可能に装着されるソケットが設けられたパフォーマンスボードと、テストヘッドの信号モジュールとパフォーマンスボードとを電気的に接続するために、両者の間に設けられたインターフェイス部材とを備えたものが知られている。
上記電子部品試験装置において、周波数や電力等が互いに異なる試験信号をそれぞれ処理する複数種類の信号モジュールが用いられることがある。この場合に、インターフェイス部材に設けられるコネクタピンは、それぞれの試験信号に対応したものを使用する必要がある。そのため、インターフェイス部材には複数種類のコネクタピンを設ける必要がある。コネクタピンとしては、例えば、数十GHzでも所望の伝送品質が要求される超高周波用の同軸タイプのものが多数本必要となる場合がある。
一方で、被試験電子部品のICリードの配置・本数、必要とされる信号の種類等は、被試験電子部品の品種毎に異なる。従って、インターフェース部材にどのような種類のコネクタピンをどこに何本配置するかは、被試験電子部品の品種毎に異なる。そのため、上記電子部品試験装置においては、被試験電子部品が異なる毎に、所定の種類・本数のコネクタピンをインターフェース部材の所定の位置へ配設する必要があるが、その配設作業は煩雑であった。
かかる問題を解決する方法として、複数のコネクタピンを備えた種類の異なるコネクタハウジングを複数のブロックベースにそれぞれ複数個保持させ、種類の異なる被試験電子部品に応じて、コネクタハウジングまたはコネクタハウジングがブロックベースに保持されたコネクタハウジングブロックを適宜交換することが考えられる。この方法によれば、コネクタピンを一括して取り替えることが可能である。
ところで、インターフェース部材に設けられたコネクタピンには、パフォーマンスボードのコネクタピンが接続されるが、パフォーマンスボードをインターフェース部材に取り付ける場合、インターフェース部材のコネクタとパフォーマンスボードのコネクタとを嵌合させるときに両コネクタ間に位置誤差が生じることがある。この位置誤差を吸収してインターフェース部材のコネクタピンとパフォーマンスボードのコネクタピンとを確実に接続させるために、従来は、インターフェース部材の各コネクタピンをコイルスプリングによって支持してフローティング状態にし、各コネクタピンをそれぞれ独立してX軸・Y軸・Z軸方向に可動にさせていた。
図8および図9に、コネクタハウジング240Pにて各コネクタピン242Pをコイルスプリング246Pによって支持し、そのコネクタハウジング240Pをブロックベース230Pにネジ245Pで固定する構造の一例を示す。
しかしながら、上記のように各コネクタピン242Pをコイルスプリング246Pによるフローティング構造で独立可動にすると、部品点数が多くなり、製造コストがかさむという問題がある。また、近年は電子部品の多ピン化が進んでいるため、それに伴ってインターフェース部材に設けるコネクタピン242Pの数も増加しているが、各コネクタピン242Pにコイルスプリング246Pを設けると、各コネクタピン242Pを相互に近づけることができず、高密度に実装することが困難である。また、コネクタピン242Pの実装密度を制限することになるため、インターフェース部材が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、高密度にコネクタピンを配設可能で、かつ簡易な構造でコネクタハウジングの位置誤差の吸収が可能なコネクタハウジングブロック、インターフェイス部材および電子部品試験装置置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、電子部品試験装置においてテストヘッド本体とソケットとを電気的に接続するためのインターフェイスに使用されるコネクタハウジングブロックであって、コネクタハウジングと、ブロックベースとを備えており、前記コネクタハウジングには、複数のコネクタピンが非フローティング状態で設けられており、前記コネクタハウジングは、前記ブロックベースにフローティング状態で取り付けられていることを特徴とするコネクタハウジングブロックを提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、コネクタハウジングと当該コネクタハウジングに嵌合されるコネクタとの間に位置誤差が生じたとしても、フローティング状態にあるコネクタハウジングが適宜動いて、その位置誤差が吸収され、両者が位置決めされた状態で嵌合される。かかるコネクタハウジングブロックでは、各コネクタピンは、従来のようなスプリング等を使用して個々にフローティング状態にする必要性がないため、コネクタハウジングの部品点数は少なくなり、簡易な構造でコネクタハウジングを製造することが可能となる。さらに、各コネクタピンに従来のようなスプリングとその配設空間が不要になる結果、複数のコネクタピンを近接して配置することが可能となり、高密度に実装することができる。
上記発明(発明1)において、前記コネクタハウジングと前記ブロックベースとの間には、弾性体が介在していることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)において、前記弾性体は、コイルスプリングであることが好ましい(発明3)。
上記発明(発明1)において、前記コネクタハウジングには、当該コネクタハウジングと当該コネクタハウジングに接続される部材との位置決めが可能なガイド部が設けられていることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明4)によれば、コネクタハウジングと当該コネクタハウジングに嵌合されるコネクタとの嵌合時に、両者がガイド部によって案内され得るため、両者の嵌合をより的確に行うことができる。
上記発明(発明4)において、前記ガイド部は、前記コネクタハウジングに接続される部材に形成されたガイド孔又はガイドピンに嵌合可能なガイドピン又はガイド孔であることが好ましい(発明5)。
上記発明(発明4)において、前記コネクタハウジングに接続される部材は、パフォーマンスボードであることが好ましい(発明6)。
上記発明(発明1)において、前記コネクタピンは、高周波用の同軸構造を有するものであってもよい(発明7)。
上記発明(発明1)において、前記ブロックベースは、平面視略円弧状の形状を有することが好ましい(発明8)。かかるブロックベースを備えたコネクタハウジングブロックを複数組み合わせて環状に配置し、その中心に対応する位置にソケットを配置することにより、コネクタハウジングブロックの各コネクタピンとソケットとの間の信号路の長さを略同じにすることができ、試験に悪影響を及ぼし難い良好な信号路を構成することができる。
第2に本発明は、上記コネクタハウジングブロック(発明1〜8)を備えたことを特徴とするインターフェイス部材を提供する(発明9)。
上記発明(発明9)においては、前記コネクタハウジングブロックが環状に配置されていることが好ましい(発明10)。
第3に本発明は、上記インターフェイス部材(発明9)を備えたことを特徴とする電子部品試験装置を提供する(発明11)。
第4に本発明は、被試験電子部品を装着するソケットを有する第1の基板と、テストヘッド本体に接続されて前記第1の基板と電気的に接続する第2の基板とを備えたコネクタ嵌合装置であって、前記第1の基板は、複数のコネクタピンを有する第1のコネクタを備えており、前記第1のコネクタは、嵌合を規定する第1のガイド孔または第1のガイドピンを備えており、前記第2の基板は、前記第1の基板の第1のコネクタに対応する位置に、複数のコネクタピンを有する第2のコネクタを備えており、前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタの第1のガイド孔または第1のガイドピンに嵌合して両コネクタを位置決めする第2のガイドピンまたは第2のガイド孔を備えるとともに、前記第2の基板に対して揺動可能に設けられていることを特徴とするコネクタ嵌合装置を提供する(発明12)。
上記発明(発明12)において、前記第1の基板はパフォーマンスボードであり、前記第2の基板はインターフェイス部材であることが好ましい(発明13)。
第5に本発明は、上記コネクタ嵌合装置(発明12)を備えたことを特徴とする電子部品試験装置を提供する(発明14)。
本発明によれば、コネクタハウジングの部品点数を少なくすることができるとともに、コネクタピンの実装密度を向上させること、すなわちコネクタピンを高密度に配設することができる。また、コネクタハウジングをフローティング状態で取り付けることにより、コネクタハウジングを嵌合する時の位置誤差の吸収が可能である。
本発明の一実施形態に係る電子部品試験装置におけるテストヘッドの断面図である。 図1において二点鎖線で囲まれた領域を拡大した図である。 同実施形態におけるパフォーマンスボードの側面図である。 同実施形態におけるインターフェイス部材の分解斜視図である。 同実施形態におけるインターフェイス部材の平面図である。 同実施形態におけるコネクタハウジングの斜視図である。 同実施形態におけるコネクタハウジングの断面図である。 背景技術におけるコネクタハウジングの斜視図である。 背景技術におけるコネクタハウジングの断面図である。
符号の説明
1…テストヘッド
10…ICデバイス(電子部品)
100…テストヘッド本体
200…インターフェイス部材
230…ブロックベース
240…コネクタハウジング
241…ハウジング本体
242…コネクタピン
243…ガイドピン(ガイド部)
250…コイルスプリング(弾性体)
260…コネクタハウジングブロック
300…パフォーマンスボード
340…コネクタ
341…コネクタピン
342…ガイド孔
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態における電子部品試験装置は、図1に示すテストヘッド1と、図示しないハンドラおよびテスタとを備えている。ハンドラは、ICデバイス10(電子部品の一例)を取り廻してテストヘッド1に装着させるものであり、テスタは試験用の電気信号を生成してテストヘッド1との間で電気信号を送受信するものである。
テストヘッド1は、図1に示すように、試験信号を入出力するテストヘッド本体100と、ICデバイス10が着脱可能に装着されるパフォーマンスボード300と、テストヘッド本体100およびパフォーマンスボード300を電気的に接続するインターフェイス部材200とを備えている。なお、パフォーマンスボード300は、他に例えばロードボード、回路ボードとも呼ばれ、また、インターフェイス部材200は、他に例えばハイフィックス、試験ヘッドシャーシ、テストフィクスチャ、トッププレートとも呼ばれる。
図1に示すように、テストヘッド本体100は、試験信号を処理する信号モジュール110(信号モジュール112,114)を収容している。信号モジュール112,114には、信号モジュールの種類に応じてそれぞれコネクタ142,146が設けられており、コネクタ142,146には、テストヘッド本体100の上面部に設けられたコネクタ129,144がそれぞれ嵌合し、互いに電気的に接続されている。そして、コネクタ129にはケーブル126、コネクタ144には同軸ケーブル122が電気的に接続されている。なお、図1および図2では、説明のために、コネクタ142とコネクタ129、コネクタ146とコネクタ144は離れた状態で描かれているが、実際の使用時にはそれらコネクタ対は嵌合されている。
図2および図3に示すように、パフォーマンスボード300は、ボード本体310と、ボード本体310の略中央に配置されてICデバイス10が着脱可能に装着されるソケット320と、ソケット320から延伸している信号線330,331と、信号線330,331にそれぞれ電気的に接続されてボード本体310を貫通するビア332,333と、ビア332にケーブル336を介して電気的に接続されたコネクタ338と、ビア333に電気的に接続されたコネクタ340とを備えている。なお、図3では、信号線330,331はそれぞれ1本ずつ描かれているが、実際にはICデバイス10の外部端子の数およびソケット320の数に応じて、信号線330,331は多数設けられる。
図3および図7に示すように、コネクタ340には、後述するコネクタハウジング240のコネクタピン242と嵌合し得るコネクタピン341が設けられているとともに、コネクタハウジング240のガイドピン243と嵌合し得るガイド孔342が形成されている。
図4および図5に示すように、インターフェイス部材200は、中央部に窪みを有し全体的に略皿状になっている本体プレート210を備えている。本体プレート210の窪みには、パフォーマンスボード300のコネクタ338と嵌合する平面視円弧状のインナーコネクタ220が4つ環状に設けられている。各インナーコネクタ220は、例えば一列に並んだコネクタピン222を備えており、各コネクタピン222には、図2に示すように、テストヘッド本体100の信号モジュール112に繋がっているケーブル126が電気的に接続されている。
図4および図5に示すように、本体プレート210におけるインナーコネクタ220の外側には、パフォーマンスボード300のコネクタ340と嵌合するコネクタハウジング240を備えたコネクタハウジングブロック260が4つ環状に設けられている。本体プレート210の各コネクタハウジングブロック260の取り付け位置には、コネクタハウジング240のコネクタピン242に繋がっている同軸ケーブル122が貫通するための穴212が形成されている。
各コネクタハウジングブロック260は、ブロックベース230と、複数(本実施形態では3個)のコネクタハウジング240と、コネクタハウジング240およびブロックベース230の間に設けられた2つのコイルスプリング250とを備えて構成される。
ブロックベース230は、円弧板状の形状を有しており、その円弧に沿って3個のコネクタハウジング240が取り付けられるようになっている。各コネクタハウジング240の取り付け位置には、コネクタハウジング240のコネクタピン242に繋がっている同軸ケーブル122が貫通するための穴232が形成されている。また、ブロックベース230の両端部には、貫通孔229が形成されており、ネジ227がこの貫通孔229を通って本体プレート210のネジ穴212に螺合されることにより、ブロックベース230(コネクタハウジングブロック260)が本体プレート210に固定される。
図4および図6に示すように、本実施形態におけるコネクタハウジング240は、略四角柱状の形状を有している。このコネクタハウジング240のハウジング本体241には、図6および図7に示すように、複数(本実施形態では12本)のコネクタピン242が設けられている。本実施形態のコネクタピン242は、高周波用の同軸タイプのコネクタピンであり、パフォーマンスボード300のコネクタ340に設けられているコネクタピン341と嵌合して互いに電気的に接続されるようになっている。
コネクタピン242は、ハウジング本体241に形成されている孔に挿入された後、支持プレート244がハウジング本体241に取り付けられることによって、ハウジング本体241に非フローティング状態で固定されている。各コネクタピン242には、図1および図7に示すように、テストヘッド本体100の信号モジュール114に繋がっている同軸ケーブル122が電気的に接続されている。
ハウジング本体241の上面の両端部には、パフォーマンスボード300のコネクタ340に形成されているガイド孔342に嵌合し得るガイドピン243が設けられている。
コネクタハウジング240は、2つのコイルスプリング250を介してブロックベース230に取り付けられている。すなわち、コイルスプリング250は、各コネクタハウジング240の下側の両端部に設けられており、コイルスプリング250の上端がコネクタハウジング240の底面に固定され、コイルスプリング250の下端がブロックベース230に固定されている。
このようにコネクタハウジング240とブロックベース230との間にコイルスプリング250が設けられることにより、コネクタハウジング240がブロックベース230に対してフローティング状態となる。このようなフローティング構造により、パフォーマンスボード300をインターフェース部材200に取り付けるときに、パフォーマンスボード300のコネクタ340とインターフェース部材200のコネクタハウジング240との間に位置誤差が生じたとしても、ガイド孔342にガイドピン243が挿入されるに従って、フローティング状態にあるコネクタハウジング240がX軸・Y軸・Z軸方向に動いて、その位置誤差が吸収され、パフォーマンスボード300のコネクタ340とインターフェース部材200のコネクタハウジング240とが位置決めされた状態で嵌合される。すなわち、パフォーマンスボード300のコネクタ340にはガイド孔342、インターフェース部材200のコネクタハウジング240にはガイドピン243が設けられているため、コネクタハウジング240のガイドピン243がコネクタ340のガイド孔342に案内されることにより、コネクタハウジング240とコネクタ340との嵌合をより的確に行うことが可能となっている。上記の結果、パフォーマンスボード300のコネクタ340のコネクタピン341とインターフェース部材200のコネクタハウジング240のコネクタピン242とが確実に接続される。
したがって、コネクタハウジング240の各コネクタピン242は、従来のようなスプリング等を使用して個々にフローティング状態にする必要性がなくなる。この結果、コネクタハウジング240の部品点数は少なくなり、低コストでコネクタハウジング240を製造することが可能となる。さらに、各コネクタピン242に従来のようなスプリングとその配設空間が不要になる結果、複数のコネクタピン242を近接して配置することが可能となり、高密度に実装することができる。これにより、コネクタハウジング240、ひいてはインターフェース部材200を小型化することができる。
ここで、1個のコネクタハウジング240におけるコネクタピン242の数は、実装密度や製造ばらつき等を考慮すると、例えば8〜24本程度が好ましい。
上記コネクタハウジングブロック260を備えたインターフェース部材200にパフォーマンスボード300を取り付けて、パフォーマンスボード300のコネクタ340およびコネクタ338をそれぞれインターフェース部材200のコネクタハウジング240およびインナーコネクタ220と嵌合させ、パフォーマンスボード300上のソケット320をテストヘッド本体100の信号モジュール110と電気的に接続した上で、ソケット320にICデバイス10を装着することにより、ICデバイス10の試験が可能となる。
なお、前述したように、コネクタハウジングブロック260およびインナーコネクタ220は、インターフェイス部材200において環状に配置されているが、かかる構造により、コネクタハウジングブロック260およびインナーコネクタ220の各コネクタピン242,222とソケット320(ICデバイス10)との間の信号路の長さを略同じにすることができ、試験に悪影響を及ぼし難い良好な信号路を構成することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、コネクタハウジング240をフローティング状態にするために、コイルスプリング250の替わりに、ゴムや熱可塑性エラストマー等の材料からなる弾性体や、空気圧または油圧を利用したデバイスなどを使用することもできる。また、コイルスプリング250の数は特に限定されるものではなく、例えば、コネクタハウジング240の各角部に合計4個設けられてもよい。また、上記実施形態では、ブロックベース230として、円弧状のものを例示したが、例えば長方形状のものであってもよい。
本発明は、コネクタハウジングブロック、ひいてはインターフェイス部材およびテストヘッドの低コスト化および小型化に有用である。

Claims (14)

  1. 電子部品試験装置においてテストヘッド本体とソケットとを電気的に接続するためのインターフェイスに使用されるコネクタハウジングブロックであって、
    コネクタハウジングと、ブロックベースとを備えており、
    前記コネクタハウジングには、複数のコネクタピンが非フローティング状態で設けられており、
    前記コネクタハウジングは、前記ブロックベースにフローティング状態で取り付けられている
    ことを特徴とするコネクタハウジングブロック。
  2. 前記コネクタハウジングと前記ブロックベースとの間には、弾性体が介在していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジングブロック。
  3. 前記弾性体は、コイルスプリングであることを特徴とする請求項2に記載のコネクタハウジングブロック。
  4. 前記コネクタハウジングには、当該コネクタハウジングと当該コネクタハウジングに接続される部材との位置決めが可能なガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジングブロック。
  5. 前記ガイド部は、前記コネクタハウジングに接続される部材に形成されたガイド孔又はガイドピンに嵌合可能なガイドピン又はガイド孔であることを特徴とする請求項4に記載のコネクタハウジングブロック。
  6. 前記コネクタハウジングに接続される部材は、パフォーマンスボードであることを特徴とする請求項4に記載のコネクタハウジングブロック。
  7. 前記コネクタピンは、高周波用の同軸構造を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジングブロック。
  8. 前記ブロックベースは、平面視略円弧状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジングブロック。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のコネクタハウジングブロックを備えたことを特徴とするインターフェイス部材。
  10. 前記コネクタハウジングブロックが環状に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のインターフェイス部材。
  11. 請求項9に記載のインターフェイス部材を備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
  12. 被試験電子部品を装着するソケットを有する第1の基板と、テストヘッド本体に接続されて前記第1の基板と電気的に接続する第2の基板とを備えたコネクタ嵌合装置であって、
    前記第1の基板は、複数のコネクタピンを有する第1のコネクタを備えており、
    前記第1のコネクタは、嵌合を規定する第1のガイド孔または第1のガイドピンを備えており、
    前記第2の基板は、前記第1の基板の第1のコネクタに対応する位置に、複数のコネクタピンを有する第2のコネクタを備えており、
    前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタの第1のガイド孔または第1のガイドピンに嵌合して両コネクタを位置決めする第2のガイドピンまたは第2のガイド孔を備えるとともに、前記第2の基板に対して揺動可能に設けられている
    ことを特徴とするコネクタ嵌合装置。
  13. 前記第1の基板はパフォーマンスボードであり、
    前記第2の基板はインターフェイス部材である、ことを特徴とする請求項12に記載のコネクタ嵌合装置。
  14. 請求項12に記載のコネクタ嵌合装置を備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
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