JP4488383B1 - 橋梁用支承装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】橋梁用支承装置の小型化、コンパクト化および低コスト化を達成し、地震時の上部構造の圧縮荷重及び回転変位に対応可能な橋梁用支承装置を提供する。
【解決手段】上部構造2又は下部構造3との間に積層ゴム支承9又は鉛プラグ入り積層ゴム支承と、該積層ゴム支承9の下面に接する下部連結鋼板12とその下位の下部鋼板14との間に設置したゴム層16とを配置し、該連結鋼板12と該下部鋼板14との少なくとも一方の前記ゴム層16と接する面に貫通穴15又は凹部を形成し、地震時の応力による前記ゴム層16の弾性変形を前記ゴム層16の側面部の膨出及び前記ゴム層16の平面部の前記貫通穴15又は前記凹部への膨出により吸収するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、橋梁の上部構造である橋桁と下部構造である橋脚との間に設置される橋梁用支承装置に関する。
橋梁の上部構造である橋桁と下部構造である橋脚との間に、上部構造の荷重を支持しつつその伸縮を吸収する支承装置が設けられる。兵庫県南部地震以降、高減衰性ゴムを用いた積層ゴム系の免震支承や鉛プラグ入り積層ゴム支承を用いて建築物や橋梁等の構造物の長周期化と高減衰化により地震力の低減と耐震性の向上を図る免震構造が一般的に採用されるようになってきている。
特開2002−38418号公報
しかしながら、高減衰性ゴムを用いた積層ゴム系の免震支承や鉛プラグ入り積層ゴム支承は、一般に割高であることから、免震支承としての適用が限定的であった。また、高減衰性ゴムを用いた積層ゴム支承や鉛プラグ入り積層ゴム支承は、免震性能を上げるためにはその厚さを大きくしなければならず、その結果、支承装置の高さが高くなり、支承装置の小型化、コンパクト化が困難であるという問題を有するものであった。さらに、水平方向の変位による積層ゴム支承のせん断弾性変形を制限するためのせん断拘束部材を配置する必要がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、橋梁用支承装置の小型化、コンパクト化および低コスト化を達成し、地震時の上部構造の圧縮荷重及び回転変位に対応可能な橋梁用支承装置を提供することを目的とする。
本発明の橋梁用支承装置は、前記課題を解決するために、上部構造又は下部構造との間に積層ゴム支承又は鉛プラグ入り積層ゴム支承と、上下鋼板の間に前記上下鋼板の面と接触する平面部と、外側への膨張が可能な側面部を有するゴム層を配置し、前記上下鋼板の少なくとも一方に前記ゴム層と接する面に貫通穴又は凹部を形成し、地震時の応力による前記ゴム層の弾性変形を前記ゴム層の側面部の膨出及び前記ゴム層の平面部の前記貫通穴又は前記凹部への膨出により吸収することを特徴とする。
また、本発明の橋梁用支承装置は、前記貫通穴又は前記凹部の前記ゴム層の平面部と接する縁部を円弧状に形成することを特徴とする。
また、本発明の橋梁用支承装置は、前記貫通穴又は前記凹部を1つの面に複数形成することを特徴とする
また、本発明の橋梁用支承装置は、上下鋼板の間に設置された前記ゴム層の外側にせん断変形を抑制するせん断拘束部材を配置することを特徴とする。
また、本発明の橋梁用支承装置は、一端を前記上部構造側又は前記下部構造側に固定したせん断キーを前記ゴム層の中央部で貫通させ、前記せん断キーの他端に大径部材を固定し、前記大径部を部材に形成した係合段部に位置させることを特徴とする。
上部構造又は下部構造との間に積層ゴム支承又は鉛プラグ入り積層ゴム支承と、上下鋼板の間に前記上下鋼板の面と接触する平面部と、外側への膨張が可能な側面部を有するゴム層を配置し、前記上下鋼板の少なくとも一方に前記ゴム層と接する面に貫通穴又は凹部を形成し、地震時の応力による前記ゴム層の弾性変形を前記ゴム層の側面部の膨出及び前記ゴム層の平面部の前記貫通穴又は前記凹部への膨出により吸収する構成により、地震時の応力によりゴム層の平面部が貫通穴又は凹部に弾性変形して膨出することで、ゴム層の側面部にのみ弾性変形する場合に比較し、大きな圧縮ひずみを得ることができ、その圧縮ひずみ分、ゴム層で地震時の回転変位を吸収することが可能となる。また、ゴム層の圧縮ひずむによるエネルギ吸収が大きいので、積層ゴム支承又は鉛プラグ入り積層ゴム支承の負担を軽減しその厚みを薄くすることができ、その結果、橋梁用支承装置の設置高さを低くすることができ、施工の容易性とコストの低減化を実現することが可能となる。
貫通穴又は凹部のゴム層の平面部と接する縁部を円弧状に形成する構成により、ゴム層の平面部が貫通穴又は凹部へ膨出する際、ゴム層に傷をつけることを防止し、ゴム層の長寿命化を実現することが可能となる。
複数の貫通穴又は凹部の形成により、ゴム層の圧縮ひずみを複数の貫通穴又は凹部で分担することができ、貫通穴又は凹部の深さを小さくすることができ、貫通穴又は凹部を形成する上下鋼板の厚さを薄くすることが可能となる。
上下鋼板の間に設置されたゴム層の外側にせん断変形を抑制するせん断拘束部材を配置する構成により、ゴム層への水平力の負荷を軽減することが可能となる。
一端を前記上部構造側又は前記下部構造側に固定したせん断キーを前記ゴム層の中央部で貫通させ、前記せん断キーの他端に大径部材を固定し、前記大径部を部材に形成した係合段部に位置させる構成により、ゴム層への水平力の負荷を軽減することが可能となり、せん断キーの大径部材と係合段部の係合が上揚力止めの機能を果たすことが可能となる。
以上
本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。
本発明の実施の形態を図により説明する。図1は、本発明の第1実施形態の橋梁用支承装置を示す図であり、
橋梁用支承装置1は、橋梁の桁等の上部構造2と橋脚等の下部構造3との間に設置される。第1実施形態の橋梁用支承装置1は、下部構造3にアンカーボルト5で固定されるベースプレート4を備えている。上部構造2にはソールプレート6が固定されている。
ベースプレート4上には、下部鋼板14とゴム層16が設置される。ゴム層16の上に上下連結鋼板11、12の間に複数の補強鋼板10とゴムを積層した積層ゴム支承9が配置される。
積層ゴム支承9の上部連結鋼板11と上沓7はせん断キーと凹部が係合し、セットボルト8により上部構造2に固定される。
下部鋼板14と積層ゴム支承9の下部連結鋼板12の間に設置されたゴム層16は、ベースプレート4に形成した凹部から挿入される固定ボルト17が下部鋼板14、ゴム層16を貫通して積層ゴム支承9の下部連結鋼板12に螺着される。固定ボルト17をベースプレート4に形成された凹部から挿入されることで、ゴム層16の圧縮による上下動に対応可能とする。また、固定ボルト17がゴム層16を貫通して固定されることにより上揚力止めの機能を果たす。上下連結鋼板11、12、補強鋼板10、ゴム層16及び下部鋼板14を加硫一体成形により一体に成形する。中間鋼板が多いので、熱伝導が均一化され、均一加硫が可能となる。
この実施形態では、下部鋼板14、ゴム層16及び積層ゴム支承9の下部連結鋼板12の積層体の外側に、せん断拘束部材18が連結ボルト19によりベースプレート4に固定される。せん断拘束部材18は、地震時の水平変位によるゴム層16に負荷されるせん断力を抑制する。下部鋼板14に貫通穴15が形成される。また、貫通穴15に代えて、凹部を形成しても良い。貫通穴15の作用については後述する。
図2は、本発明の橋梁用支承装置1の第2実施形態を示す図である。この実施形態では、ゴム層16上に位置する積層ゴム支承の下部連結鋼板12のゴム層16の平面部と接する面に凹部20を形成する。他の構成は図1の第1実施形態と同様であるので説明を省略する。凹部20の作用については後述する。
図3、図4は、下部鋼板14に形成される貫通穴15の形成状態を示す図である。図3は、1つの貫通穴15が形成された状態を示し、図4は複数の貫通穴15が形成された状態を示す。
図5は、下部鋼板14に貫通穴15を形成し、積層ゴム支承9の下部連結鋼板14のゴム層16の平面部と接する面に凹部20を形成した実施形態で、ゴム層16に圧縮力が負荷されていない状態を示す図である。貫通穴15のゴム層16の平面部と接する縁部15Rを円弧状に形成する。また、凹部20のゴム層16の平面部と接する縁部20Rを円弧状に形成する。
図6は、下部鋼板14に貫通穴15を形成し、下部連結鋼板14のゴム層16の平面部と接する面に凹部20を形成した実施形態で、ゴム層16に圧縮力が負荷された状態を示す図である。ゴム層16に負荷される圧縮力により、ゴム層16の側面部が側方に膨出すると共に、ゴム層16の平面部は貫通穴15及び凹部20に膨出16Rする。ゴム層16の平面部が圧縮力の負荷により貫通穴15及び凹部20への膨出16Rにより、ゴム層16の側面部が側方にのみ弾性変形する場合に比較し、大きな弾性変形量を得ることができ、ゴム層16の圧縮ひずみにより大きなエネルギを吸収することが可能となる。
ゴム層16の平面部が貫通穴15及び凹部20に膨出する際、貫通穴15及び凹部20のゴム層16の平面部と接する縁部15R及び20Rが円弧状に形成されているためゴム層16に傷をつけることがなく、ゴム層16の長寿命化を図ることが可能となる。
下部鋼板14及び下部連結鋼板12に形成される貫通穴15、凹部20の平面形状は、円形又は楕円形が望ましい。貫通穴15、凹部20の平面形状を角形にすると、ゴム層16の平面部が膨出する際、その角部で傷付く可能性がある。貫通穴15、凹部20の大きさ、深さは、ゴム層16が負担する圧縮力、回転変位等のエネルギ吸収性能により決定する。下部鋼板14及び下部連結鋼板12の両方にゴム層16の平面部の膨出空間である貫通穴15及び凹部20を形成することにより、いずれか1方にのみゴム層16の平面部の膨出空間を形成する場合と比較し、貫通穴15及び凹部20の深さを小さくすることができ、その結果、下部鋼板14、下部連結鋼板12の厚みを薄くすることが可能になる。
図4に示されるように、1つの面に複数の貫通穴15又は凹部20を形成することにより、ゴム層16の平面部の膨出空間を増加することができ、下部鋼板14又は下部連結鋼板12の厚みを薄くすることが可能になる。
ゴム層16の平面部が貫通穴15、凹部20に膨出することによる大きな圧縮ひずみは、上部構造2の地震時の回転変位を吸収する機能を果たすことが可能になる。
地震時のゴム層16の大きな圧縮力、回転変位の吸収性能により、積層ゴム支承9の地震時のエネルギ吸収性能の負担が軽減し、その結果、積層ゴム支承9のゴムの品質、積層高さを抑えることが可能となり、橋梁用支承1の設置高さ、コストを抑えることが可能となる。
図7は、本発明の橋梁用支承装置の第3実施形態を示す。この実施形態では、積層ゴム支承9を下部構造3側に配置し、ゴム層16を上部構造2側に配置する。ベースプレート4上に、上下連結鋼板11、12の間に複数の補強鋼板10とゴムを積層した積層ゴム支承9が配置され、下部連結鋼板12が固定ボルト17を介してベースプレート4に固定される。上下連結鋼板11、12、補強鋼板10、ゴム層16及び上部鋼板13は加硫一体成形により一体に成形される。
積層ゴム支承9の上部連結鋼板11上にゴム層16が設置され、ゴム層16の上に上部鋼板13が設置される。上部鋼板13と上沓7はせん断キーを介して係合する。セットボルト8が上沓7、上部鋼板13及びゴム層16を貫通して積層ゴム支承9の上部連結鋼板11に螺着される。セットボルト8がゴム層16を貫通して固定されることにより、上揚力止めの機能を果たす。
積層ゴム支承9の上部連結鋼板11のゴム層16の平面部と接する面に凹部20が形成される。凹部20は、図2に示される実施形態と同様に上部鋼板13のゴム層16と接する面に形成しても良い。また、凹部20の形成個数、ゴム層16の平面部と接する縁部の形状は、図4、図5に示される実施形態と同様にする。地震時の水平変位によるゴム層16に負荷されるせん断力を抑制するために、せん断拘束部材18を連結ボルト19により上部構造2に固定する。凹部20が形成された上下鋼板の間に設置されたゴム層16の作用は、第1、第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
図8は、本発明の橋梁用支承装置の第4実施形態を示す。この実施形態は、図1に示される実施形態のゴム層16の外側に配置したせん断拘束部材18に代えて、ゴム層16の中央部を貫通するせん断キー22を配置する。せん断キー22の一端は、ベースプレート4に螺着により固定される。
せん断キー22は、下部鋼板14、ゴム層16の中央部を貫通して伸びる。積層ゴム支承9の下部連結鋼板12には係合段部24を備えた空所が形成される。せん断キー22の他端には大径部材23が螺着又は溶接等の手段により固定される。大径部材23は、積層ゴム支承9の下部連結鋼板12に形成した係合段部24と係合する大きさを備えている。通常時、大径部材23の下面と係合段部24の上面との間、大径部材23の外側と空所の内壁の間には一定の隙間が形成され、地震時の回転変位を許容する。
せん断キー22は、地震時の水平変位によるゴム層16に負荷されるせん断力を抑制するせん断拘束部材としての機能と、大径部材23と係合段部24との係合により上揚力止めの機能を果たす。
一端を前記上部構造側又は前記下部構造側に固定したせん断キーを前記ゴム層の中央部で貫通させ、前記せん断キーの他端に大径部材を固定し、前記大径部を前記上部構造側又は前記下部構造側の部材に形成した係合段部に位置させることを特徴とする。
図9に示される実施形態では、ベースプレート4に一端を固定されたせん断キー22が、下部鋼板14、ゴム層16、下部連結鋼板12、積層ゴム支承9及び上部連結鋼板11を貫通し、上沓7に形成した係合段部24を備えた空所まで伸びている。せん断キー22の他端には大径部材23を固定する。大径部材23は、上沓7に形成した係合段部24と係合する大きさを備えている。通常時、大径部材23の下面と係合段部24の上面との間、大径部材23の外側と空所の内壁の間には一定の隙間が形成され、地震時の回転変位を許容する。
せん断キー22は、地震時の水平変位によるゴム層16及び積層ゴム支承9に負荷されるせん断力を抑制するせん断拘束部材としての機能と、大径部材23と係合段部24との係合により上揚力止めの機能を果たす。
図10は、本発明の橋梁用支承装置の第5実施形態を示す。この実施形態は、図1に示される実施形態の積層ゴム支承9に代えて、積層ゴム支承9に鉛プラグ21を挿入した鉛プラグ入り免震支承とする。その他の構成は、第1〜第3実施形態と同様であるので説明を省略する。この実施形態においても、地震時のゴム層16の大きな圧縮力、回転変位の吸収性能により、鉛プラグ21入り積層ゴム支承9の地震時のエネルギ吸収性能の負担が軽減し、積層ゴム支承9の積層高さを抑えることが可能となり、橋梁用支承1の設置高さ、コストを抑えることが可能となる。
図11は、本発明の橋梁用支承装置の第5実施形態を示す。この実施形態は、図2に示される実施形態の積層ゴム支承9に代えて、積層ゴム支承9に鉛プラグ21を挿入した鉛プラグ入り免震支承とする。そそ他の構成は、第1〜第3実施形態と同様であるので説明を省略する。この実施形態においても、地震時のゴム層16の大きな圧縮力、回転変位の吸収性能により、鉛プラグ21入り積層ゴム支承9の地震時のエネルギ吸収性能の負担が軽減し、その結果、積層ゴム支承9の積層高さを抑えることが可能となり、橋梁用支承1の設置高さ、コストを抑えることが可能となる。
以上のように本発明の橋梁用支承装置によれば、地震時の応力によりゴム層の側面部の膨出に加えて、ゴム層の平面部が貫通穴又は凹部に弾性変形して膨出することで、ゴム層が側面部のみ弾性変形する場合に比較し、大きな圧縮ひずみを得ることができ、その圧縮ひずみ分、ゴム層で地震時の回転変位を吸収することが可能となる。また、ゴム層の圧縮ひずむによるエネルギ吸収が大きいので、積層ゴム支承又は鉛プラグ入り積層ゴム支承の負担を軽減しその厚みを薄くすることができ、その結果、橋梁用支承装置の設置高さを低くすることができ、施工の容易性とコストの低減化を実現することが可能となる。
1:橋梁用支承装置、2:上部構造、3:下部構造、4:ベースプレート、5:アンカーボルト、6:ソールプレート、7:上沓、8:セットボルト、9:積層ゴム支承、10:補強鋼板、11:上部連結鋼板、12:下部連結鋼板、13:上部鋼板、14:下部鋼板、15:貫通穴、15R:貫通穴縁部、16:ゴム層、17:固定ボルト 18:せん断拘束部材、19:連結ボルト、20: 凹部、20R:凹部縁部、21:鉛プラグ、22:せん断キー、23:大径部材、24:係合段部

Claims (5)

  1. 上部構造又は下部構造との間に積層ゴム支承又は鉛プラグ入り積層ゴム支承と、
    上下鋼板の間に前記上下鋼板の面と接触する平面部と、外側への膨張が可能な側面部を有するゴム層を配置し、
    前記上下鋼板の少なくとも一方に前記ゴム層と接する面に貫通穴又は凹部を形成し、地震時の応力による前記ゴム層の弾性変形を前記ゴム層の側面部の膨出及び前記ゴム層の平面部の前記貫通穴又は前記凹部への膨出により吸収することを特徴とする橋梁用支承装置。
  2. 前記貫通穴又は前記凹部の前記ゴム層の平面部と接する縁部を円弧状に形成することを特徴とする請求項1に記載の橋梁用支承装置。
  3. 前記貫通穴又は前記凹部を1つの面に複数形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の橋梁用支承装置。
  4. 上下鋼板の間に設置された前記ゴム層の外側にせん断変形を抑制するせん断拘束部材を配置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の橋梁用支承装置。
  5. 一端を前記上部構造側又は前記下部構造側に固定したせん断キーを前記ゴム層の中央部で貫通させ、前記せん断キーの他端に大径部材を固定し、前記大径部を部材に形成した係合段部に位置させることを特徴とする。請求項1ないし3のいずれか1項に記載の橋梁用支承装置。
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