JP4486908B2 - 自動車の室外灯の点灯制御装置及びそれを用いた点灯制御方法 - Google Patents

自動車の室外灯の点灯制御装置及びそれを用いた点灯制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車の室外灯の点灯制御装置及びそれを用いた点灯制御方法に関する。
近年の自動車には、キーレスリモコン(携帯機)からのドアロック信号又はドアアンロック信号を利用して車幅灯や前照灯などの室外灯を点灯させることにより、夜間に車両までのアプローチを照らすように室外灯を点灯制御するための点灯制御装置が搭載されたものがある。
例えば、特許文献1には、自動車のサイドステップの足下用照明装置が開示されている。そして、この照明装置は、ドアロックリモートコントロール装置からのドアロックをドアアンロックする信号が受信されると、所定時間、足元用照明ランプを点灯させる照明ランプ点灯回路を有する。これにより、夜間や暗い場所でも、サイドステップ位置及びドア位置を容易に確認することができる、と記載されている。
また、特許文献2には、自動車の室外を照射する室外灯と、自動車に搭載され、少なくとも室外灯の点灯制御を行う車載制御手段と、を備えた自動車用室外灯の制御装置が開示されている。そして、この車載制御手段は、少なくとも携帯機からの信号を受けて、携帯機を所持する者の乗車の意図を検知する乗車意図検知部と、乗車意図検知部により所持者の乗車意図が検知されたとき、室外灯を点灯させる乗車時点灯制御部と、を有する。これにより、乗車前にユーザーに足下等の確認を容易かつ十分に行わせて、暗い場所であっても安心して乗車させることができる、と記載されている。
特開平10−157511号公報 特開2002−120643号公報
本出願の目的は、車両が節電モードであるか否かを判別して、それに準拠することができる自動車の室外灯の点灯制御装置及びそれを用いた点灯制御方法を提供することである。
本発明の点灯制御装置は、自動車の室外灯の点灯制御を行うものであって、
車両が節電モードであるか否かを判断するモード判断手段と、
前記モード判断手段が車両が節電モードでないと判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいて前記室外灯を点灯させる室外灯点灯手段と、
前記モード判断手段が車両が節電モードであると判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいた前記室外灯の点灯を阻止する室外灯点灯阻止手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の点灯制御方法は、自動車の室外灯の点灯制御を行うものであって、
車両が節電モードであるか否かを判断し、
節電モードでないと判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいて前記室外灯を点灯させる一方、節電モードであると判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいた前記室外灯の点灯を阻止することを特徴とする。
本発明によれば、車両が節電モードの場合には、携帯機の操作による室外灯の点灯が行われないので、バッテリーに対して優しく、車両の節電モードに準拠することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1乃至図5を用いて、車幅灯(室外灯)7及び前照灯(室外灯)9それぞれを点灯制御する照明システムAの構成、並びに、そのうち車幅灯7及び前照灯9を点灯させて車両へのアプローチを照らすようにそれらの点灯制御を行う点灯制御装置(ECU;electronic control unit)11の動作についてそれぞれ説明する。
<照明システムAの構成>
まず、照明システムAについて説明する。
図1は、照明システムAを示す。
この照明システムAは、車幅灯7や前照灯9を点灯及び消灯させるものであり、点灯スイッチ(点灯SW)1、車体制御装置3、消点灯装置5、車幅灯7、前照灯9、及び、ECU11によって構成されている。
点灯スイッチ1は、図示しないステアリングコラムに設けられており、車幅灯用配線15及び前照灯用配線17のそれぞれにより車体制御装置3に接続されている。
車体制御装置3は、各種スイッチ入力処理やLAN通信の認証処理などを集中的に行う演算素子を備えたプロセッサで構成されており、また、車外に携帯されたキーレスリモコン(携帯機)2からのドアロック信号又はドアアンロック信号を受信するキーレスレシーバーが内蔵されている。車体制御装置3は、消点灯通信線19により消点灯装置5に接続されている。また、車体制御装置3は、ドアロック用配線21及びドアロックドアアンロック用配線23のそれぞれによりドアロック用のドアロックモーター13に接続されている。
消点灯装置5は、車幅灯用リレー及び前照灯用リレー(いずれも不図示)が内蔵されている。消点灯装置5は、車幅灯消点配線25により並列に設けられた一対の車幅灯7のそれぞれの一端の結線部に接続されていると共に、前照灯消点配線27により並列に設けられた一対の前照灯9のそれぞれの一端の結線部に接続されている。なお、車幅灯7及び前照灯9のそれぞれの他端は接地されている。
車幅灯7及び前照灯9は、いずれも自動車用電球及び反射鏡で構成されており、前者が相対的に光度が低い光を発する一方、後者が相対的に光度が高い光を発する。
ECU11は、所定のソフトウェアがインストールされた演算素子を備えたプロセッサで構成されており、前照灯用配線17から分岐した前照灯用配線分岐線31、車幅灯用配線15から分岐した車幅灯用配線分岐線29、ドアロック用配線21から分岐したドアロック用配線分岐線33、ドアアンロック用配線23から分岐したドアアンロック用配線分岐線35、及び、車幅灯消点配線25から分岐した車幅灯消点配線分岐線37のそれぞれが接続されている。また、ECU11には、キーが挿されているか否かの情報、キースイッチ(KEYSW)及びアクセサリースイッチ(ACCSW)のオン/オフ情報、並びに、ドア開閉情報がそれぞれ入力されるように構成されている。
この照明システムAでは、通常は、乗員がステアリングコラムに設けられた点灯スイッチ1を1段回すことにより、車幅灯点灯スイッチがオン状態となり、車体制御装置3は、その状態を車幅灯用配線15を介して検知する。そして、車体制御装置3は、消点灯通信線19を介して消点灯装置5に車幅灯点灯信号を送る。消点灯装置5では、車幅灯用リレーが導電状態となって車幅灯消点配線25に通電がなされ、それによって車幅灯7が点灯される。
また、乗員がステアリングコラムに設けられた点灯スイッチ1をさらに1段回すことにより、つまり、合わせて2段回すことにより、前照灯点灯スイッチもオン状態となり、車体制御装置3は、その状態を前照灯用配線17を介して検知する。そして、車体制御装置3は、消点灯通信線19を介して消点灯装置5に前照灯点灯指示信号を送る。消点灯装置5では、前照灯用リレーが導電状態となって前照灯消点配線27に通電がなされ、それによって前照灯9が点灯される。
逆に、乗員がステアリングコラムに設けられた点灯スイッチ1を2段回された状態から1段戻すように回すと、車幅灯7が点灯されつつ前照灯9が消灯され、さらにもう1段戻すように回すと、車幅灯7も消灯される。
そして、キーレスリモコン2によるドアロック及びドアアンロックについて説明すると、キーレスリモコン2は、ドアアンロックボタン及びドアロックボタン(いずれも不図示)が設けられており、車外でドアロックボタンが押されるとドアロック信号を発信し、ドアアンロックボタンが押されるとドアアンロック信号を発信する。そして、車体制御装置3のキーレスレシーバー3aは、その発信されたドアロック信号又はドアアンロック信号を受信し、前者の場合には、ドアロック用配線21を介してドアロックモーター13に信号を送る一方、後者の場合には、ドアアンロック用配線23を介してドアロックモーター13に信号を送る。ドアロックモーター13は、ドアロック用配線21から信号を受信したときには車両ドアをドアロックする方向に回転する一方、ドアアンロック用配線23から信号を受信したときには車両ドアをドアアンロックする方向に回転する。このドアロック用配線21の信号はドアロック用配線分岐線33を介してECU11でも受信され、また、ドアアンロック用配線23の信号はドアアンロック用配線分岐線35を介してECU11でも受信される。つまり、ECU11は、キーレスリモコン2に設けられたドアロックボタン或いはドアアンロックボタンが押されたこと、すなわち、キーレス操作を検知する。
<ECU11の動作>
次に、ECU11の処理動作について説明する。
このECU11による処理動作は、利用者のキーレスリモコン2の操作によって車幅灯7及び/又は前照灯9を点灯させて車両へのアプローチを照らすようにするものであり、インストールされたソフトウェアに基づいて実施される。
図2〜5は、ECU11における処理フローを示す。
この処理フローは、処理開始のステップS1からスタートして各処理を行った後に再びステップS1に戻るループを構成している。
ステップS1に続くステップS2では、車両の状態が状態0であるか否か、つまり、車幅灯7及び前照灯9がいずれも消灯されている状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS100に進み、NOの場合にはステップS3に進む。
状態0の場合、キーレス操作が所定時間A(例えば、3秒)内に所定回数a(第1の所定回数、例えば、2回)行われると、車幅灯7が点灯され且つ前照灯9が消灯された状態(以下の状態1)となる。以下、その制御を図3に基づいて説明する。
ステップS100に続くステップS101では、後述の第1タイマが作動中であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS102に進み、NOの場合にはステップS103に進む。
ステップS103では、キーレス操作が行われたか否かを判断し、YESの場合にはステップS104に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS104では、キーレス操作回数カウンタで操作回数をカウントし、それが1回であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS107に進み、NOの場合にはS105に進む。
ステップS107では、第1タイマをスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS102では、第1タイマが所定時間A経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS106に進み、NOの場合にはS103に進む。
ステップS106では、キーレス操作回数カウンタをクリアし、つまり、キーレス操作回数を0回にすると共に第1タイマを停止させ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS105では、キーレス操作回数が所定回数aであるか否かを判断し、YESの場合にはステップS108に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS108では、車幅灯点灯スイッチがオン状態となるように車幅灯用配線分岐線29を介して車体制御装置3に信号を送ることにより車幅灯7を点灯させると共に、第2タイマをスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS3では、車両の状態が状態1であるか否か、つまり、車幅灯7が点灯され且つ前照灯9が消灯されている状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS200に進み、NOの場合にはステップS4に進む。
状態1の場合、車幅灯7が点灯されてからキーレス操作が所定時間B(例えば、5秒)内に所定回数b(第2の所定回数、例えば、1回)行われると、エンジンがかけられている場合、及び、いずれかのドアが開いている場合を除いて、車幅灯7が点灯され且つ前照灯9も点灯された状態(以下の状態2)となる。一方、車幅灯7が点灯されてからキーレス操作が所定時間B内に無い場合、エンジンがかけられている場合及びドアが開いている場合のいずれの場合も、車幅灯7が消灯され且つ前照灯9も消灯された状態(以下の状態0)となる。以下、その制御を図4に基づいて説明する。
ステップS200に続くステップS201では、第2タイマが所定時間B経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS205に進み、NOの場合にはS202に進む。
ステップS202では、キースイッチ及びアクセサリースイッチがオン状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS205に進み、NOの場合にはS203に進む。
ステップS203では、いずれかのドアが開いている状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS205に進み、NOの場合にはS204に進む。
ステップS204では、キーレス操作が所定回数b行われたか否かを判断し、YESの場合にはステップS206に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS206では、前照灯点灯スイッチがオン状態となるように前照灯用配線分岐線31を介して車体制御装置3に信号を送ることにより前照灯9を点灯させると共に、第3タイマ及びキーレスマスクタイマをそれぞれスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS205では、車幅灯点灯スイッチがオフ状態となるように車幅灯用配線分岐線29を介して車体制御装置3に信号を送ることにより車幅灯7を消灯させ、その後、ステップS1に戻る。
この制御では、最初の所定回数aのキーレス操作によって、まず、車幅灯7を点灯させ、その後の所定回数bのキーレス操作によって前照灯9を点灯させて段階的に明るくするので、最初から前照灯9を点灯させる場合のように光度の高い光が急激に利用者の目に入ることがなく、利用者の目にとって優しい。
また、最初の所定回数aのキーレス操作により車幅灯7を点灯させることが予備操作となるので、車幅灯7の点灯を確認することで利用者が操作回数を認識しやすく、それによって操作ミスの防止を図ることができる。
所定の場合に車幅灯7を消灯させるのは、車幅灯7が点灯されてからキーレス操作が所定時間B内に無い場合、それ以前の操作が利用者による携帯機の操作ミスによるもの等であって、車幅灯7及び前照灯9を点灯させる必要がないと見込まれるからであり、また、エンジンがかけられている場合及びドアが開いている場合、もはや車両へのアプローチを照らす必要がないと考えられるからである。これらによって無用なバッテリーの消費を回避することができる。
ステップS4では、車両の状態が状態2であるか否か、つまり、車幅灯7が点灯され且つ前照灯9が点灯されている状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS300に進み、NOの場合にはステップS1に戻る。
状態2の場合、前照灯9が点灯されてから所定時間C(例えば、37秒)経過した場合、エンジンがかけられている場合、いずれかのドアが開いている場合、及び、所定時間D(例えば、5秒)内にキーレス操作が所定回数c(例えば、2回)行われた場合のいずれかの場合には、車幅灯7が消灯され且つ前照灯9も消灯された状態(以下の状態0)となる。以下、その制御を図5に基づいて説明する。
ステップS300に続くステップS301では、第3タイマが所定時間C経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS312に進み、NOの場合にはS302に進む。
ステップS302では、キースイッチ及びアクセサリースイッチがオン状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS312に進み、NOの場合にはS303に進む。
ステップS303では、いずれかのドアが開いている状態であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS312に進み、NOの場合にはS304に進む。
ステップS304では、キーレスマスクタイマが所定のキーレスマスク時間(例えば1秒)経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS305に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS305では、第4タイマが作動中であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS306に進み、NOの場合にはステップS307に進む。
ステップS307では、キーレス操作が行われたか否かを判断し、YESの場合にはステップS308に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS308では、キーレス操作回数カウンタで操作回数をカウントし、それが1回であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS311に進み、NOの場合にはS309に進む。
ステップS311では、第4タイマをスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS306では、第4タイマが所定時間D経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS310に進み、NOの場合にはS307に進む。
ステップS310では、キーレス操作回数カウンタをクリアし、つまり、キーレス操作回数を0回にすると共に第4タイマを停止させ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS309では、キーレス操作回数が所定回数cであるか否かを判断し、YESの場合にはステップS312に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS312では、車幅灯点灯スイッチがオフ状態となるように車幅灯用配線分岐線29を介して車体制御装置3に信号を送ることにより車幅灯7を消灯させると共に、前照灯点灯スイッチがオフ状態となるように前照灯用配線分岐線31を介して車体制御装置3に信号を送ることにより前照灯9を消灯させ、その後、ステップS1に戻る。
この制御では、キーレスリモコン2の操作回数が所定回数bに達した後、操作回数の計測を一定のキーレスマスク時間だけ停止するので、利用者の操作ミスにより所定回数bを越えて連続してキーレスリモコン2を操作した場合でも、それによって車幅灯7及び前照灯9が消灯されることを回避することができる。
所定の場合に車幅灯7及び前照灯9を消灯させるのは、前照灯9が点灯されてから所定時間C経過した場合、車両へのアプローチを照らす字管として充分な時間であると見込まれるからであり、また、エンジンがかけられている場合及びドアが開いている場合、もはや車両へのアプローチを照らす必要がないと考えられるからであり、さらに、所定時間D内にキーレス操作が2回行われた場合、利用者の意志に基づくものだからである。これらによって無用なバッテリーの消費を回避することができる。
(実施形態2)
実施形態2の照明システムAは、実質的な構成は実施形態1のものと同一であるが、バッテリーセーブモード、つまり、点灯スイッチ1を操作して車幅灯7や前照灯9を点灯させたままキーレス操作によりドアロックしたときに車幅灯7や前照灯9への通電を遮断するモードの切替が可能に構成されている。そして、ECU11は、そのモード状態情報を判断できるように構成されている。
ECU11の処理動作について説明する。
状態0の場合、照明システムAがバッテリーセーブモード(節電モード)のときにはキーレス操作を行っても車幅灯7及び前照灯9を点灯させることができず、バッテリーセーブモードでなく且つ車幅灯7が点灯されていないときにのみキーレス操作が所定時間A(例えば、3秒)内に所定回数a(例えば、2回)行われると車幅灯7が点灯され且つ前照灯9が消灯された状態(以下の状態1)となる。以下、その制御を図6に基づいて説明する。
ステップS100に続くステップS151では、バッテリーセーブモードか否かを判断し、YESの場合にはステップS152に進み、NOの場合にはS101に進む。
ステップS152では、いずれかのドアが開いているか否かを判断し、YESの場合にはステップS1に戻り、NOの場合にはS153に進む。
ステップS153では、キーが挿されているか否かを判断し、YESの場合にはステップS1に戻り、NOの場合にはS154進む。
ステップS154では、バッテリーセーブモードを解除した後、ステップS101に進む。
ステップS101では、第1タイマが作動中であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS102に進み、NOの場合にはステップS103に進む。
ステップS103では、キーレス操作が行われたか否かを判断し、YESの場合にはステップS104に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS104では、キーレス操作回数カウンタで操作回数をカウントし、それが1回であるか否かを判断し、YESの場合にはステップS155に進み、NOの場合にはS105に進む。
ステップS155では、キーレス操作より以前の一定時間(例えば、、150msec)以降で前照灯9が点灯されているか否かを判断し、YESの場合にはステップS156に進み、NOの場合にはステップS107に進む。
ステップS156では、バッテリーセーブモードと判定した後、ステップS1に戻る。
ステップS107では、第1タイマをスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS102では、第1タイマが所定時間A経過しているか否かを判断し、YESの場合にはステップS106に進み、NOの場合にはS103に進む。
ステップS106では、キーレス操作回数カウンタをクリアし、つまり、キーレス操作回数を0回にすると共に第1タイマを停止させ、その後、ステップS1に戻る。
ステップS105では、キーレス操作回数が所定回数aであるか否かを判断し、YESの場合にはステップS108に進み、NOの場合にはS1に戻る。
ステップS108では、車幅灯点灯スイッチがオン状態となるように車幅灯用配線分岐線29を介して車体制御装置3に信号を送ることにより車幅灯7を点灯させると共に、第2タイマをスタートさせ、その後、ステップS1に戻る。
状態1及び状態2の場合の制御は実施形態1と同一である。
以上において、ステップS151でバッテリーセーブモードか否かの判断を行っているが、この操作を行うECU11がモード判断手段を構成する。また、ステップS108で車幅灯7を点灯させ、ステップS206で前照灯9を点灯させるが、この操作を行うECU11が室外灯点灯手段を構成する。さらに、ステップS151で車両がバッテリーセーブモードであると判断された場合に車幅灯7等が点灯されないが、この操作を行うECU11が室外灯点灯阻止手段を構成する。つまり、各手段は、インストールされたソフトウェアに従った処理を行うECU11により構成される。
この制御では、車両がバッテリーセーブモードの場合には、キーレス操作による車幅灯7及び前照灯9の点灯操作が行われないので、バッテリーに対して優しく、車両のバッテリーセーブモードに準拠することができる。また、キーレス操作による車幅灯7及び前照灯9の点灯操作が行われないことにより、利用者が車両がバッテリーセーブモードとなっていることを確認することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態1及び2では、キーレスリモコン2がドアロックボタン及びドアアンロックボタンの2つのボタンを有しているとしたが、特にこれに限定されるものではなく、押す度にドアロック信号とドアアンロック信号とを交互に発信する単一のボタンを有するものであってもよい。そして、この場合、所定回数aと所定回数bとの和を奇数回数とすることが好ましい。車幅灯7及び前照灯9にアプローチを照射させる制御は、通常、ドアロック状態で開始されるので、所定回数aと所定回数bとの和を奇数回数としておけば、前照灯9の点灯と共にドアアンロックを行うことができる。
また、ECU11に車外の明るさを検知するフォトセンサを接続又は内蔵し、車外が所定の明るさよりも明るい場合には、キーレスリモコン2の操作による車幅灯7及び前照灯9の点灯制御を行わないようにしてもよい。
本発明は、自動車の室外灯の点灯制御装置及びそれを用いた制御方法に有用である。
実施形態1の照明システムの構成を示す図である。 実施形態1のECUによる処理動作を示すフローチャートである。 実施形態1の車幅灯を点灯させる際のECUによる処理動作を詳細に示すフローチャートである。 実施形態1の前照灯を点灯させる際のECUによる処理動作を詳細に示すフローチャートである。 実施形態1の車幅灯及び前照灯を消灯させる際のECUによる処理動作を詳細に示すフローチャートである。 実施形態2の車幅灯を点灯させる際のECUによる処理動作を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
2 キーレスリモコン(携帯機)
7 前照灯(室外灯)
9 車幅灯(室外灯)
11 ECU(点灯制御装置)

Claims (2)

  1. 自動車の室外灯の点灯制御を行う点灯制御装置であって、
    車両が節電モードであるか否かを判断するモード判断手段と、
    前記モード判断手段が節電モードでないと判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいて前記室外灯を点灯させる室外灯点灯手段と、
    前記モード判断手段が節電モードであると判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいた前記室外灯の点灯を阻止する室外灯点灯阻止手段と、
    を備えたことを特徴とする点灯制御装置。
  2. 自動車の室外灯の点灯制御を行う方法であって、
    車両が節電モードであるか否かを判断し、
    節電モードでないと判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいて前記室外灯を点灯させる一方、節電モードであると判断したときに、車外の携帯機から送信される信号に基づいた前記室外灯の点灯を阻止することを特徴とする点灯制御装置。
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